JPH02293620A - 振動ジャイロ - Google Patents

振動ジャイロ

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JPH02293620A
JPH02293620A JP1115436A JP11543689A JPH02293620A JP H02293620 A JPH02293620 A JP H02293620A JP 1115436 A JP1115436 A JP 1115436A JP 11543689 A JP11543689 A JP 11543689A JP H02293620 A JPH02293620 A JP H02293620A
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piezoelectric
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武 中村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は振動ジャイロに関し、特にたとえば自動車な
どに搭載されるナビゲーションシステムに用いられる、
振動ジャイロに関する。
(従来技術) 第4図は従来の振動ジャイロの一例を示す図解図である
。この振動ジャイロ1は、正3角柱状の振動体2を含み
、振動体2の1つの側面に駆動用圧電素子3が形成され
、振動体2の他の2つの側面に検出用圧電素子4aおよ
び4bがそれぞれ形成されている。
そして、この振動ジャイロ1では、検出用圧電素子4a
および4bと駆動用圧電素子3との間に発振回路5が接
続され、検出用圧電素子4aおよび4bの出力が発振回
路5を介して駆動用圧電素子3に帰還される。したがっ
て、この振動ジャイロ1は自助i罵区動ずる。
さらに、この振動ジャイロlでは、検出用圧電素子4a
および4bからの出力電圧の差を差動増幅回路6で検出
することによって、その回転角速度が測定される。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述の振動ジャイロlでは、検出用圧電素子
4aおよび4bがらの出力電圧の差を検出するため、検
出用圧電素子に静電容量値のばらつきがあったり検出用
圧電素子に関与する共振周波数にわずかな違いがあった
りした場合、それらの検出用圧電素子間にインピーダン
ス差が生じ、その結果、それらの検出用圧電素子からの
出力電圧に位相差が生じ、回転角速度を正確に測定する
ことが困難であった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、圧電素子の静電
容量値のばらつきやそれらに関与する共振周波数に影響
されることなく、回転角速度を正確に測定することがで
きる、振動ジャイロを提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、横断面が多角形の振動体と、振動体の少な
くとも3つの側面にそれぞれ形成される圧電素子と、そ
の2つの固定端子が2つの圧電素子にそれぞれ接続され
、その可動端子が駆動用および帰還用の一方に用いられ
る可変抵抗器と、それらの2つの圧電素子にそれぞれ接
続される2つの検出用端子とを含む、振動ジャイロであ
る。
(作用) 可変抵抗器の可動端子に駆動信号を印加して、可変抵抗
器の2つの固定端子に接続された2つの圧電素子にその
駆動信号を印加するか、あるいは、それらの2つの圧電
素子からの出力信号を可変抵抗器の可動端子を通して他
の圧電素子に印加すれば、この振動ジャイロは駆動する
。そして、2つの検出用端子からは、回転角速度に応じ
た出力電圧が得られる。この場合、それらの2つの圧電
素子のうちの一方の圧電素子の静電容量値C,およびそ
の圧電素子に接続された一方の固定端子から可動端子ま
での抵抗値R,の積C.  ・R1と、他方の圧電素子
の静電容量値C2およびその圧電素子に接続された他方
の固定端子から可動端子までの抵抗値R2の積C2 ・
R!とが略等しくなるように、可変抵抗値を調整すれば
、2つの検出用端子から得られる出力電圧は同位相とな
る。
(発明の効果) この発明によれば、圧電素子の静電容量値のばらつきや
それらに関与する共振周波数のずれに影響されることな
く、2つの検出用端子からの出力電圧を同位相にするこ
とができるので、回転角速度を正確に測定することがで
きる. この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう. (実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す図解図である。この
振動ジャイロlOは、たとえば正3角柱状の振動体12
を含む。この振動体l2は、たとえばエリンバ,鉄一ニ
ッケル合金,石英,ガラス,水晶.セラミックなど、一
般的に機械的な振動を生じる材料で形成される. この振動体l2には、その3つの側面の中央部にそれぞ
れ圧電素子14a,14bおよび14cが形成される。
圧電素子14aは、たとえばセラミックからなる圧電層
16aを含み、圧電層l6aの両主面にはそれぞれ電極
18aおよび20aが形成される.なお、これらの電極
18aおよび20aは、たとえば金.S艮.アノレミニ
ウム,ニッケル.銅−ニッケル合金(モネルメタル)な
どの電極材料で、たとえばスパッタリング,蒸着等の薄
膜技術であるいはその材料によっては印刷技術で形成さ
れる.同様に、他の圧電素子14bおよび14cも、そ
れぞれ、たとえばセラミソクからなる圧電層16bおよ
び16cを含み、それらの圧電層16bと16cとの両
主面にも、電極18bおよび20cと18bおよび20
cとが、それぞれ形成されている.そして、これらの圧
電素子14a−14cの一方の電極18a−180は、
たとえば接着剤で振動体12に接着される。
なお、振動体l2をたとえばエリンバ,鉄−ニッケル合
金などの金属からなる振動材料で形成すれば、圧電素子
14a−14cの一方の電極l8a〜18cは形成され
なくてもよい.なぜなら、振動体l2がそれらの電極1
8a〜18cを兼ねるからである。この場合、圧電層1
6a=16cは、たとえばPZT(ジルコン・チタン酸
鉛),ZnO (酸化鉛)などの圧電材料でたとえばス
パッタリング,蒸着などの薄膜技術によって形成されて
もよい。
この振動ジャイロ10では、圧電素子14a〜14cの
うち任意の2つが駆動用に用いられ、他のものが帰還用
に用いられる。この実施例では、たとえば、圧電素子1
4aおよび14bが駆動用に用いられ、圧電素子14c
が帰還用に用いられる。
駆動用の2つの圧電素子14aおよび14bの電極20
aおよび20bには、可変抵抗器22の固定端子22a
および22bがそれぞれ接続される。また、この可変抵
抗器22の可動端子22cには、駆動用端子24が接続
される。したがって、駆動用端子24に駆動信号を印加
すれば、この振動ジャイロlOは駆動する. 一方、帰還用の圧電素子14cの電極20cには、そこ
に生じる出力を駆動用の圧電素子14aおよび14bに
帰還するための帰還用端子26が接続される。この帰還
用端子26は、この振動ジャイロlOを自動振駆動する
ための帰還ループとしての発振回路28の入力側に接続
される。また、この発振回路28の出力側は、駆動用端
子24に接続される.したがって、この振動ジャイロ1
0は、自動振駆動する. この振動ジャイロ10が駆動した場合、駆動用の圧電素
子14aおよび14bの電極20aおよび20bには、
回転角速度に応じた電圧が発生する。そのため、駆動用
の圧電素子14aおよび14bの電極20aおよび20
bには、検出用端子30aおよび30bがそれぞれ接続
される。したがって、検出用端子30aおよび30bか
らは、回転角速度に応じた出力電圧が得られる.この場
合、一方の駆動用の圧電素子14aの静電容量値C1お
よび可変抵抗器22の一方の固定端子22aから可動端
子22cまでの抵抗値R,の積C1・R1と、他方の駆
動用の圧電素子14bの静電容量値Czおよび可変抵抗
器22の他方の固定端子22bから可動端子22cまで
の抵抗値R2の積C8 ・R2とが略等しくなるように
、可変抵抗器22を調整すれば、駆動用の圧電素子14
aおよび14bの静電容量値のばらつきやそれらに関与
する共振周波数のずれに影響されることなく、検出用端
子30aおよび30bからは同相の出力電圧が得られる
一方、検出用端子30aおよび30bは、差動増幅回路
32の2つの入力端に、それぞれ接続される。この差動
増幅回路32では、検出用端子30aおよび30b間の
電位差が検出される。したがって、差動増幅回路32か
らの出力によって、振動ジャイロ10の回転角速度を測
定することができる。
この振動ジャイロ10では、圧電素子に静電容量値のば
らつきがあったりそれらの関与する共振周波数にずれが
あったりしても、それらに影響されることなく、検出用
端子30aおよび30bからの出力電圧の位相を同相に
することができる。
そのため、静止時(無回転時)において検出用端子30
aおよび30b間の電位差すなわち差動増幅回路32か
らの出力を0とすることができる。
また、回転時においては、検出用端子30aおよび30
b間の電位差を同期検波回路で検波することによって、
回転角速度に応じた正または負の信号を取り出すことが
できる.したがって、この振動ジャイロ10では、回転
角速度を正確に測定することができる。
第2図は第1図に示す実施例の変形例を示す図解図であ
る.この実施例では、第1図に示す実施例と比べて、特
に、振動体12,圧電素子14a〜14cおよび可変抵
抗器22の構造は同じであるが、2つの圧電素子14a
および14bが帰還用に用いられ、他の1つの圧電素子
14cが駆動用に用いられるところで相違する。
そのため、この実施例では、駆動用端子24が、駆動用
の圧電素子14cの電極20cに接続される.さらに、
帰還用端子26が、可変抵抗器22の可動端子22cに
接続される。
また、この実施例では、帰還用の圧電素子14aおよび
14bから回転角速度に応じた出力電圧が得られるため
、帰還用の圧電素子14aおよび14bの電極20aお
よび20bに、検出用端子3Qaおよび30bがそれぞ
れ接続されている。
そして、この実施例では、圧電素子14aの静電容量値
C1および可変抵抗器22の一方の固定端子22aから
可動端子22cまでの抵抗値R,の積C,−R.と、圧
電素子14bの静電容量値C2および可変抵抗器22の
他方の固定端子22bから可動端子22cまでの抵抗値
R2の積C2・R2とが略等しくなるように、可変抵抗
器22を調整すれば、それらの圧電素子14aおよびl
4bの静電容量値のばらつきやそれらに関与する共振周
波数のずれに影響されることなく、検出用端子30aお
よび30bから同相の出力電圧が得られる. 第3図はこの発明の他の実施例を示す図解図である。こ
の実施例では、特に、振動体12が正4角柱状に形成さ
れ、振動体12の4つの側面に、それぞれ圧電素子14
a,14b,14cおよび14dが形成される。そして
、たとえば、隣接する2つの圧電素子14aおよび14
bが駆動用に用いられ、他の2つの圧電素子14Cおよ
び14dが帰還用に用いられる。
そのため、可変抵抗器22の2つの固定端子22aおよ
び22bは、駆動用の圧電素子14aおよび14bにそ
れぞれ接続され、この可変抵抗器22の可動端子22c
には、駆動用端子24が接続される。さらに、帰還用の
圧電素子14cおよび14dには、別の可変抵抗器25
の52つの固定端子25aおよび25bがそれぞれ接続
され、この別の可変抵抗器25の可動端子25cには、
帰還用端子26が接続される。
なお、この実施例でも、上述の各実施例と同様に、帰還
用端子26と駆動用端子24とに発振回路28が接続さ
れる。したがって、この振動ジャイロ10も、自動振駆
動する。この場合、駆動用の圧電素子14aおよび14
bに回転各速度に応じた出力電圧が発生する。
そのため、この実施例では、検出用端子30aおよび3
0bは、駆動用の圧電素子14aおよび14bに接続さ
れる.なお、検出用端子30aおよび30bは、差動増
幅回路32の入力側に接続される. この実施例でも、第1図に示す実施例と同様に、駆動用
の圧電素子に接続された可変抵抗器22を調整すること
によって、検出用端子30aおよび30bから同相の出
力電圧が得られる.なお、この実施例においては、帰還
用の圧電素子14cおよび14dからも回転角速度に応
じた出力電圧が発生するため、検出用端子30aおよび
30bは、帰還用の圧電素子14cおよびl4dにそれ
ぞれ接続されてもよい。この場合、別の可変抵抗器25
を調整することによって、検出用端子30aおよび30
bから同相の出力電圧が得られる。
上述の各実施例では、振動体12が正3角柱状あるいは
正4角柱状に形成されているが、この発明では、振動体
l2は、正3角柱状.正4角柱状以外の多角柱状に形成
されてもよい。この場合、圧電素子を振動体の少なくと
も3つの側面にそれぞれ形成し、2つの圧電素子に可変
抵抗器の2つの固定端子をそれぞれ接続し、かつ、それ
らの2つの圧電素子に2つの検出用端子をそれぞれ接続
し、可変抵抗器の可動端子を駆動用および帰還用の一方
として用いればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す図解図である。 第2図は第1図実施例の変形例を示す図解図である。 第3図はこの発明の他の実施例を示す図解図である。 第4図は従来の振動ジャイロの一例を示す図解図である
。 図において、10は振動ジャイロ、l2は振動体、14
a.14bおよび14Cは圧電素子、22は可変抵抗器
、30aおよび30bは検出用端子を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 田  全 啓 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 横断面が多角形の振動体、 前記振動体の少なくとも3つの側面にそれぞれ形成され
    る圧電素子、 その2つの固定端子が2つの前記圧電素子にそれぞれ接
    続され、その可動端子が駆動用および帰還用の一方に用
    いられる可変抵抗器、および前記2つの圧電素子にそれ
    ぞれ接続される2つの検出用端子を含む、振動ジャイロ
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DE19893926504 DE3926504C2 (de) 1988-08-12 1989-08-10 Schwingkreisel
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