JPH02293180A - リボンカセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 プリンタで使用するリボンカセットに関し、長さの短か
い用紙を使用できるようにすることを目的とし、 リボン力セソトケース内にインクリボンを収納して成り
、該インクリボンを、前記リボンカセットケースの一端
から他端に向け繰り出して使用するリボンカセットにお
いて、前記インクリボンの幅方向形状を弧状となるよう
に整形するためのガイド部を前記リボンカセントケース
の一端及び他端にそれぞれ設けた構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明はプリンタで使用するリボンカセントに関するも
のである。

リボンカセットを使用するプリンタにおいては、使用媒
体のマルチ化に対応するために、長さの短かい用紙を使
用できるようにすることが望まれる。

また、近年、ディスプレー表示のカラー化の普及により
、カラー印刷が要求されているが、このため、リボンカ
セットにおいてもカラ一対応可能なものが必要である。

〔従来の技術〕

第５図は従来のリボンカセット１の構造概要を示す平面
図、第６図は同側面図で、リボンカセット１は、リボン
カセットケース２内にエンドレスのインクリボン３を繰
り出し可能に収納して成る。

インクリボン３は、リボンカセットケース２に設けられ
た駆動ローラ４により駆動されて走行し、リボンカセッ
トケース２の繰り出し側の一端２ａから外部に印字位置
を通り繰り出されて、リボン力セソトケース２の引き込
み側の他端２ｂからリボンカセットケース２内に引き込
まれる。５は駆動ローラ４にインクリボン３を介し圧接
するピンチローラである。駆動ローラ４は、リボンカセ
ット１が装着されるキャリア（図示せず）側の駆動系と
係合し、印字動作時のキャリアの移動と同期して駆動さ
れるようになっている。

この従来構造の場合、リボンカセットケース２の一端２
ａと他端２ｂの間で外部に繰り出されるインクリボン３
は、全域にわたり幅方向でフラソトな形状となっている
。

〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、上述のようにインクリボン３の外部での形状
がフラットになっているため、印字部の両側に設けられ
る紙送りローラ等の実装部品は、インクリボン３の幅方
向を逃げるための領域を広くとって配置する必要があっ
た。特にカラーリボンを用いる方式の場合は、インクリ
ボン幅がより広くなる（通常カラーリボンの場合、黒．
赤，青黄の４色が必要となる）こ七と、印字部における
色切り替えのためにインクリボンをリボン幅方向にシフ
トさせる必要があることから、上記紙送りローラ等の実
装部品がインクリボン幅方向を逃げる領域を一層広くす
る必要が生じる。従って、長さの短かい用紙を使用する
ことはできなかった。

本発明は、長さの短かい用紙を使用することのできるリ
ボン力セントを提供することを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理説明図（第１図（ａｌはリボンカ
セットの平面図、第１図（ｂｌは同側面図）で、図中、
１１はリボンカセントである。なお、従来と同様の部材
には従来と同様の符号を用いている。

リボンカセット１１は、リボン力セソトケース１２内に
インクリボン３を収納して成り、インクリボン３は、駆
動ローラ４により駆動されて走行する。

本発明では、リボンカセットケースｌ２の一端１２ａと
他端１２ｂに、ガイド部ｌ３を設けている。ガイド部１
３は、一端１２ａ及び他端１２ｂを通過するインクリボ
ン３の幅方向形状を弧状となるように整形するためのも
ので、例えば円弧状スリソトを有している。

〔作　用〕

リボンカセットケースｌ２の繰り出し側及び引き込み側
の各端１２ａ及び１２ｂにはガイド部１３がそれぞれ設
けられており、該ガイド部１３を通過するインクリボン
３は幅方向で弧状となるように整形される。従って各端
１２ａ，１２ｂの間で外部に繰り出されているインクリ
ポン３の幅方向形状は弧状に保たれる。

〔実施例〕

以下、第２図乃至第４図に関連して本発明の実施例を説
明する。

第２図は本発明が適用されるプリンタの要部構造を示す
平面図で、図中、ｌ４はキャリア、１５は印字ヘッド、
１６はプラテンである。なお、第１図と同様の部材には
同符号を付している。

キャリア１４は、ガイドバ−１７．１８に案内され、プ
ラテン１６に添って第２図の左右方向に移動可能である
。このキャリア１４上には、リボンカセット１１及び印
字一・ソド１５が搭載されている。

リボンカセット１ｌのリボンカセットケースｌ２の一端
１２ａ及び他端１２ｂにはガイド部１３がそれぞれ設け
られている。ガイド部１３は、第３図に示すように、弧
状のスリソト１９を備えており、一端１２ａを通過する
インクリボン３は幅方向で弧状となるように整形される
。また、他端１２ｂを通過するインクリボン３も同形状
に整形される。従って、各端１２ａ，１２ｂの間で外部
に繰り出されているインクリボン３の幅方向形状は弧状
に保たれ、該インクリボン３の両側部は印字面（印字部
を通過する用紙の面）から垂直方向に逃げる。その結果
、インクリボン３の幅方向？対する紙送りローラ等の部
品の実装距離を短かくすることができる。

第４図は、この効果を、カラー印刷用のカラーリボンカ
セット２１を使用する場合について説明したもので、２
２，，２２■は紙送りローラ、２３はリボンシフトユニ
ットである。各紙送りローラ２２．，２２ｔは、紙送り
モータ２４によりヘルト２５を介し駆動され回転して用
紙を矢印Ａ方向または矢印Ｂ方向に移送する。カラーリ
ボンカセット２１は、カラーリボン力セソトケース２６
内にカラーインクリボン２７を収納して成り、カセット
回転中心Ｏの回りに回転して印字部における色切り替え
を行うようになっている。このカラーリボンカセット２
１のシフト動作は、リボンシフトユニソト２３の作動に
より行われる。カラーインクリボン２７は、前述した黒
，赤．青．黄の４色を幅方向に並設したもので、そのカ
ラーリボンカセットケース２６から外部に繰り出されて
いる部分は、上述のガイド部ｌ３による整形作用によっ
て、幅方向で弧状になっている．そのため、？４図に鎖
線で示すようにカラーリボンカセット２１がシフトする
際に、カラーインクリボン２７の表面は円弧上を移動す
る。従って、紙送りローラ２２，．２２■の配置間隔を
、インクリボンのカセントケースから繰り出されている
部分が平板状である従来の場合より小さくすることがで
き、長さの短かい用紙の使用が可能になる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば、リボンカセットケ
ース外を走行するインクリボンの形状が幅方向で弧状に
なっているため、インクリボンの両側部が印字面から垂
直方向に逃げることになり、インクリボンの両側の部分
での部品の実装距離を小さくすることが可能になる。

従って、実装部品が実施例のように紙送りローラの場合
、プラテンを挟む紙送りローラ間のピッチを小さくする
ことができ、長さの短かい用紙を使用することが可能に
なる。すなわち、プリンタ使用媒体のマルチ化に寄与す
るところ大である。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）．　（ｂ）は本発明の原理説明図、第２図
は本発明の実施例のプリンタの要部構造を示す平面図、 第３図は第２図のｍ−ｍ断面図、 第４図は本発明の効果説明図、 第５図は従来のリボンカセットの構造概要を示す平面図
、 第６図は同側面図で、 図中、 ３はインクリボン、 Ｉ１はリボンカセント、 ｌ２はリボン力セソトケース、 １２ａは一端、 １２ｂは他端、 ｌ３はガイド部、 ２１はカラーリボンカセット、 ２２．．２２■は紙送りローラ（実装部品）、２６はカ
ラーリボンカセットケース、 ２７はカラーインクリボンである。 １１リボンカセット （ａ） （ｂ） 本究明の原理説明図 第ｌ図 第２図 第３図 第５図 本発明の効果説明図 第４図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 リボンカセットケース（１２）内にインクリボン（３）
   を収納して成り、該インクリボン（３）を、前記リボン
   カセットケース（１２）の一端（１２ａ）から他端（１
   ２ｂ）に向け繰り出して使用するリボンカセットにおい
   て、 繰り出された前記インクリボン（３）の幅方向形状を弧
   状となるように整形するためのガイド部（１３）を前記
   リボンカセットケース（１２）の一端（１２ａ）及び他
   端（１２ｂ）にそれぞれ設けたことを特徴とするリボン
   カセット。