JPH0229193B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0229193B2
JPH0229193B2 JP58132834A JP13283483A JPH0229193B2 JP H0229193 B2 JPH0229193 B2 JP H0229193B2 JP 58132834 A JP58132834 A JP 58132834A JP 13283483 A JP13283483 A JP 13283483A JP H0229193 B2 JPH0229193 B2 JP H0229193B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
output
hall
hall elements
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58132834A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6025472A (ja
Inventor
Masahiro Tarui
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP58132834A priority Critical patent/JPS6025472A/ja
Publication of JPS6025472A publication Critical patent/JPS6025472A/ja
Publication of JPH0229193B2 publication Critical patent/JPH0229193B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V3/00Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation
    • G01V3/08Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with magnetic or electric fields produced or modified by objects or geological structures or by detecting devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Geology (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Geophysics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、コンベア等で搬送されている被検
査体(特に食品)中に金属が混入されているか否
かを検出する金属検出器に関するものである。
まず、従来から使用されている金属検出器の概
要について第1図で説明する。
この図において、1は発振器、2は前記発振器
1に接続されている送信コイル、3a,3bは前
記送信コイル2に対向して配置されている受信コ
イルで、この受信コイル3a,3bには、送信コ
イル2で生成された交流磁界が等量交わるように
構成されている。そのため、受信コイル3a,3
bに誘起される誘起電圧e1,e2は等しくなつてい
るが、図示したように送信コイル2と受信コイル
3a,3b間を金属を含んだ被検査体W(食品)
が通過すると、受信コイル3a,3bに鎖交して
いる磁力線が被検査体Wの移動とともに変化し、
誘起電圧e1,e2が異なつた値になるものである。
4は前記被検査体Wが通過していない時、誘起電
圧e1,e2の合成出力が零になるように設定するた
めの可変抵抗器、5は演算増幅器、6は検波器、
7はフイルタ、8は判別回路を示す。
かゝる構成からなる金属検出器は、鉄等を含ん
だ被検査体Wが第2図aに示すように通過する
と、磁力線はまず受信コイル3a側と鎖交する数
が増加し、次に受信コイル3b側と鎖交する数が
増加するので、この時、受信コイル3a,3bに
誘起される電圧は異なつた値になる。そのため演
算増幅器5によつて減算された誘起電圧e1〜e2
信号を検波器6によつて検波し、フイルタ7で検
波信号を取り出すと第2図bに示すような検出波
形が得られる。
したがつて、比較回路等からなる判別回路8よ
り被検査体Wに鉄が含まれていることを示す信号
が出力される。
ところで、被検査体Wが例えば食品等であり、
包装がアルミホイル等で形成されていると、送信
コイル2から発生している交流磁界によつてアル
ミホイル内に過電流が流れ、そのため交流磁界が
乱れて厳密には第2図bに示した検波信号とは異
なるがあたかも鉄を検出したような検波信号が出
力され、誤動作の原因となる。
そこで、送信コイル2に供給する電流を直流と
し、受信コイル3a,3bに直流磁界が及ぶよう
に構成したものが知られている。
(特開昭51−141655号公報) 上記したような発明の金属検出器はアルミホイ
ルを包装材としている被検査体Wでも渦電流の影
響をうけることが少なく鉄を含んだものを検出で
きるようになるが、この場合は演算増幅器5とし
て直流に近い低い信号を増幅できるものが必要に
なるため、特に、現場における環境ノイズとして
電源ノイズ(ハム)や、モータ等のノイズの影響
をうけ易くなる。又、直流領域で動作させるため
熱雑音やドリフトが大きく、S/Nが悪化するた
め検出感度が低下するという問題がある。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる実状にかんがみてなされた
もので、還境雑音を拾い易い受信コイルを除去し
交流信号で検出信号の変調が可能なホール素子
と、同期検波器を採用することによつて直流磁界
中を移動している非検査体に含まれている鉄を高
感度で検出できるようにした金属検出器を提供す
るものである。
〔実施例〕
以下、この発明による金属検出器一実施例を図
面に基づいて説明する。
第3図はこの発明の概要を示すブロツク図で、
10は永久磁石、又は電磁コイル等で形成した直
流磁界を発生する磁界発生器、11a,11bは
前記被検査体Wの進行方向に配置され、磁界発生
器10の直流磁界を等量受けるような位置に設け
られている2個のホール素子、12は前記ホール
素子11a,11bにバイアス電流を供給する交
流源、13,14は前記ホール素子11a,11
bで検出されたホール電圧を増幅するアンプ、1
5は前記アンプ13,14の出力信号を差動的に
演算する演算増幅器である。
又、16は前記演算増幅器15の出力を前記交
流源12を用いて同期検波する同期検波器、17
は同期検波された出力からキヤリア成分を除去し
て、信号成分を通過させるフイルタで、このフイ
ルタ17としてはバンドパス,又はローパスフイ
ルタ等が使用できる。
さらに、18は基準電源20の電圧とフイルタ
17の出力を比較する比較回路、19は制御信号
を出力する制御回路である。
つづいて、第4図の波形図を参照して金属の検
出動作を説明する。
ホール素子11a,11bには第4図に示すよ
うな一定の周波数をもつた交番電圧Cが交流源1
2から供給されている(交番電圧Cは正弦波でも
よい)。ホール素子11a,11bは第5図に示
すように電流Iが流れている時、磁界Bが印加さ
れると、その両側端にホール電圧が発生し、この
ホール電圧は、ホール係数をRH、ホール素子の
厚みをdとすると、 VH=RH・I・B/d で示される。
したがつて、ホール素子11a,11bに等量
の磁界Bが印加され、交流源12から交番電流i
が供給されているとすると、各ホール素子11
a,11bには第4図の波形A,Bに示す同一の
ホール電圧が発生する。
この状態で被検査体Wが磁界発生器10とホー
ル素子11a,11bの間を通過しても、鉄分が
含まれていない時は磁界Bの変動はなく、区間
T1で示すように同一のホール電圧が演算増幅器
15に印加され、その演算出力はA−Bは0とな
る。
ここで、前述したように鉄を含んだ被検査体W
がホール素子11a,11bと磁界発生器10の
間を通過すると、まず、直流磁界がホール素子1
1a側に集中し、ホール素子11aが受ける磁界
Bが増加するとともに、他方のホール素子11b
の受ける磁界Bが減少するので、各々のホール電
圧は区間T2で示すように、一方の出力電圧(波
形A)は増大し、他方の出力電圧(波形B)は減
少する。そして、演算増幅器15からは減算出力
A−Bに示す交番信号が出力される。したがつ
て、この信号と交流源12の交番電圧Cによつて
同期検波器16で検波すると正の信号成分のみ出
力された波形Dが得られ、これをフイルタ17に
よつてろ波すると正の検出信号Eが出力される。
被検査体Wが進行し、ホール素子11aよりホ
ール素子11b側に磁界Bが集中するようになる
と、区間T3で示すようにホール素子11a側の
ホール電圧の波形Aの振幅が減少し、ホール素子
11b側のホール電圧の波形Bの振幅が増大す
る。すると、演算増幅器15からは区間T2で示
した減算出力A−Bと逆位相の信号が出力される
ので、同期検波器16からは負の信号成分のみ出
力された波形Dが得られ、これをフイルタ17に
よつてろ波すると負の検出信号Eが出力される。
すなわち、鉄を含んだ被検査体Wが通過すると
フイルタ17から正負に反転する信号が出力され
ることになり、この信号を比較回路18において
検出すれば鉄を含んだ被検査体Wのみを検出する
ことができる。そして、制御回路19の制御信号
によつて被検査体Wを処理(除去)することがで
きる。
上記の実施例ではホール素子11a,11bに
同相の交番電圧Cを印加した場合について説明し
たが、ホール素子11a,11bに逆相の交番信
号Cを供給し、演算増幅器15で加算処理しても
同様な動作となる。
ホール素子11a,11bは2個に限ることな
く、被検査体Wの大きさ、及び検出感度を考慮し
て複数個のホール素子を使用してもよいことはい
うまでもない。
又、複数個のホール素子を使用する際、集積技
術を利用することができるので、検出部の構成及
び配線が容易になる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の金属検出器は、
被検査体の中に含まれる鉄片を検出する検出素子
として、交番信号が供給されている少なくとも2
個以上のホール素子を配置し、このホール素子の
検出差信号を同期検波するように構成しているた
め、直流磁界を印加してアルミホイール等で包装
されている被検査体から鉄を検出するときも、検
出信号が交番信号で変調されたものになり、演算
増幅器を、例えば20〜30KHzの周波数の交流信号
に対してゲインを有する交流増幅回路で構成する
ことができるようになる。
そのため演算増幅器として高利得のものを使用
しても、ドリフトによる増幅器の飽和が起きず、
外部から混入する低周波の商用電源ノイズや、低
域の振動ノイズによつて影響をうけることがなく
なり、高い検出感度を得ることができるという効
果がある。
又、同期検波方式が採用できるための検出信号
のS/Nが向上し、検出精度が向上するという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の金属検出器の構成概要図、第2
図は従来装置の動作説明図、第3図はこの発明に
よる金属検出器のブロツク図、第4図はこの発明
装置の動作説明図、第5図はホール素子の動作説
明図である。 図中、10は磁界発生器、11a,11bはホ
ール素子、12は交流源、15は演算増幅器、1
6は同期検波器、17はフイルタ、18は比較回
路を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流磁界を用いて被検査体に混入している金
    属を検出する金属検出器において:直流磁界を発
    生する磁界発生器と;該磁界発生器の発生する磁
    界内であつて前記被検査体の進行方向に配置され
    た複数のホール素子と;該複数のホール素子に交
    番信号を供給する交流原と;前記複数のホール素
    子で検出された信号を差動的に出力する演算増幅
    器と;該演算増幅器の出力を前記ホール素子に供
    給されている前記交番信号によつて同期検波する
    検波回路と;該検波回路の出力からノイズ成分を
    除去するフイルタと;該フイルタの出力と設定さ
    れた基準値とを比較する比較回路とを備えている
    ことを特徴とする金属検出器。
JP58132834A 1983-07-22 1983-07-22 金属検出器 Granted JPS6025472A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58132834A JPS6025472A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 金属検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58132834A JPS6025472A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 金属検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6025472A JPS6025472A (ja) 1985-02-08
JPH0229193B2 true JPH0229193B2 (ja) 1990-06-28

Family

ID=15090613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58132834A Granted JPS6025472A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 金属検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6025472A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6025472A (ja) 1985-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4283643A (en) Hall sensing apparatus
JP2587412B2 (ja) 磁気検知器
JP2005030872A (ja) 磁性体量検出装置
JPS5940287A (ja) 金属検出装置
JP3971895B2 (ja) 差動式磁気センサー装置
JPH0229193B2 (ja)
JPH0933204A (ja) 導電性リアクションレールとそれに対して相対的に動く機能面との間隔を確実に測定する測定方法及びこの方法に適したセンサ
JPH0821880A (ja) 磁性体検出機
CN111670388B (zh) 检查装置
JPH0676809B2 (ja) 磁気軸受装置
JPH06313426A (ja) 磁気軸受装置
JP3205623B2 (ja) 磁気浮上搬送装置
RU2159946C2 (ru) Конвейерный металлоискатель
JP3096788B2 (ja) 金属検出装置
JP3608701B2 (ja) 金属検出装置
JP2590578B2 (ja) 磁気検知器
JP2001027676A (ja) 電磁誘導式検出装置
JPH063381B2 (ja) 電磁流量計
JPH0229996B2 (ja)
JP2590581B2 (ja) 無人搬送車の走路判定器
JPS6097411A (ja) 無人搬送車用操舵信号検出装置
JP3115077B2 (ja) 金属検出装置
JPH0854475A (ja) 金属検出装置
JP2002230617A (ja) 紙葉類の磁気式検出装置
KR950007188B1 (ko) 무인운반차의자기 유도장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees