JPH02291837A - 温度測定装置 - Google Patents
温度測定装置Info
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- JPH02291837A JPH02291837A JP1110728A JP11072889A JPH02291837A JP H02291837 A JPH02291837 A JP H02291837A JP 1110728 A JP1110728 A JP 1110728A JP 11072889 A JP11072889 A JP 11072889A JP H02291837 A JPH02291837 A JP H02291837A
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、X線CT装置を用いた温度測定装置に関す
る。
る。
癌の治療のためのハイパーサーミアにおいては、患部の
みを所定の温度に加温し、他の健全な部分はなるべく加
温しないようにすることが、治療効果をあげる上で重要
である。そこで従来より、加温対象である患部が所定の
温度となっていることを確認するため、X線CT装置を
用いて所定の断面の温度分布を測定することが行われて
いる。この場合、通常、加温前後でCT画像を撮影し、
それら2つのCT画像の差分をとり、その差分像を平滑
化処理することにより、CT直変化量の2次元分布渫を
得ている。ここで平滑1ヒ処理を行うのは,1画素ごと
のCT値のばらつきが大きいため、単に2つのCT画像
の差分をとるだけでは2画渫閏の変化分がばらつきのな
かに埋もれてしまうからである(たとえば水の場合、温
度が1゜C上昇しなときCT値は0.4しか変化しない
のでCT値自体のばらつきと区別がつかなくなる)。
みを所定の温度に加温し、他の健全な部分はなるべく加
温しないようにすることが、治療効果をあげる上で重要
である。そこで従来より、加温対象である患部が所定の
温度となっていることを確認するため、X線CT装置を
用いて所定の断面の温度分布を測定することが行われて
いる。この場合、通常、加温前後でCT画像を撮影し、
それら2つのCT画像の差分をとり、その差分像を平滑
化処理することにより、CT直変化量の2次元分布渫を
得ている。ここで平滑1ヒ処理を行うのは,1画素ごと
のCT値のばらつきが大きいため、単に2つのCT画像
の差分をとるだけでは2画渫閏の変化分がばらつきのな
かに埋もれてしまうからである(たとえば水の場合、温
度が1゜C上昇しなときCT値は0.4しか変化しない
のでCT値自体のばらつきと区別がつかなくなる)。
しかしながら、従来のように2画像間の差分をとり、そ
の差分像を平滑fヒ処理すると、測温箇所の周囲の異常
値などの影響を受け、正確な温度変化呈を求めることが
できないという問題がある。 この発明は、温度変化量を正確に求めることができるよ
うに改善した温度測定装置を提供することを目的とする
。
の差分像を平滑fヒ処理すると、測温箇所の周囲の異常
値などの影響を受け、正確な温度変化呈を求めることが
できないという問題がある。 この発明は、温度変化量を正確に求めることができるよ
うに改善した温度測定装置を提供することを目的とする
。
上記目的を達成するため、この発明による温度測定装置
においては、加温前後のX線CT像の差分作を作成する
手段と、該差分像における異常値を除去する手段と、該
異常値除去後の差分渫を平滑]ヒ処理する手段と、もと
のX線C T e.がら輪郭1象を作成する手段と、こ
の差分像と異常値除去及び平滑1ヒ処理済みの差分像と
を重ねて温度上昇部位をかむ所定の領域を設定する手段
と、該領域に対応する変換関数を用いて該領域における
CT値の差分値から温度変fヒ量への変換を行う手段と
が備えられる。
においては、加温前後のX線CT像の差分作を作成する
手段と、該差分像における異常値を除去する手段と、該
異常値除去後の差分渫を平滑]ヒ処理する手段と、もと
のX線C T e.がら輪郭1象を作成する手段と、こ
の差分像と異常値除去及び平滑1ヒ処理済みの差分像と
を重ねて温度上昇部位をかむ所定の領域を設定する手段
と、該領域に対応する変換関数を用いて該領域における
CT値の差分値から温度変fヒ量への変換を行う手段と
が備えられる。
【作 用】
加温前後のX線CT像の差分像に対して異常値除去、平
滑化の処理をそれぞれ行うことにより、一応の温度変化
分布像が得られる。ただし、この温度変化分布像では、
平滑1ヒ処理が行われているため、温度変1ヒを正確に
は表すものとはならない。 この温度変化分布像を輪郭像に重ねることによりどの部
分で温度上昇が生じたかが分かる。そこで、温度上昇部
位を含む領域を設定して、その領域の組織における、C
T値の差分値から温度変化呈l\の変換関数を用い、そ
の領域のCT値の差分値から温度変{ヒ量への変換を行
えば、その領域における正確な温度変化量の分布が得ら
れることになる。
滑化の処理をそれぞれ行うことにより、一応の温度変化
分布像が得られる。ただし、この温度変化分布像では、
平滑1ヒ処理が行われているため、温度変1ヒを正確に
は表すものとはならない。 この温度変化分布像を輪郭像に重ねることによりどの部
分で温度上昇が生じたかが分かる。そこで、温度上昇部
位を含む領域を設定して、その領域の組織における、C
T値の差分値から温度変化呈l\の変換関数を用い、そ
の領域のCT値の差分値から温度変{ヒ量への変換を行
えば、その領域における正確な温度変化量の分布が得ら
れることになる。
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図において、X線CT装置1により患者
(図示しない)の加温の前と後のそれぞれの時点で、所
定の断面(加温対象たる患部を横切るよう設定された断
面)のCT像を撮影する。この2つのCT画像は、CT
画像制御装置2に取り込まれた後、画像差分処理装置3
に送られ、これらの間の差分像が作られる。この差分像
は画像異常値除去装置4に送られ、明らがに異常な値が
除去される。これにより呼吸や体動などに基づく2つの
画像間のずれによる異常な値などが除去できる。こうし
て得られたイメージ21(第2図)はCT画像メモリ7
に格納される。 ところで、CT値は温度変化によって大きく変わる乙の
ではなく、たとえば水の場合温度が1℃上昇したときC
T値は0.4だけしか変わらない。 そのため、上記のように差分をとってC.T値の変1ヒ
分を求めても、CT値白木のばらつきのなかに隠れて区
別がつかないこともある。そこで、この異常値の除去さ
れた差分像を画像平滑化処理装置5に送って平滑化処理
を行う。こうして得られたイメージ22(第2図)はC
T画像メモリ7に格納されるとともに画像表示装置8に
送られて表示される。 他方、X線CT装置1によって得られた2つのCT画像
の一方は輪郭抽出装霞6に送られ、その画像の中の輪郭
が抽出されることにより輪郭像が得られる。この輪郭を
表すイメージ23(第2図)はCT画像メモリ7に格納
されるとともに画像表示装18に送られ、上記のイメー
ジ22に重ねて表示される。 そこで、差分渫の異常値除去及び平滑化処理後の画像と
輪郭像とが重なって表示されることになり、温度変化が
生じた箇所が分かることになる。 温度上昇位置検出装置9は、この温度上昇した箇所の位
置を自動的に検出する。すると、ROI設定・処理装置
10がこの検出された温度上昇箇所を含むROIを自動
設定し、このROIに相当する領域のCT値の変化量を
、平滑化されていない差分m (CT画像メモリ7に格
納されている、異常値除去処理済みのイメージ21)が
ら読み出す.そして、CT値変化量/温度変化量変換装
置11が、このCT値変化量から温度変化量への変換を
行う。この変換関数は、生木の各組織によって異なるた
め、人体組織IDマップがら、そのRO工に相当する部
分の変換関数を読み出すことになる。この人体組織ID
マップは、上記の輪郭@.(イメージ23)上で、予め
各組織毎に変換関数(変換テーブル)の分布を定めたも
ので、予め作られていてイメージ24としてCT画渫メ
モリ7に格納されている。これにより、温度変fヒを生
じた箇所を含むROIにおける温度変1ヒ1の分布が正
確に求められることになる。 なお、上記では温度上昇箇所を含むROIを自動的に設
定するようにしているが、画像表示装置8により輪郭渫
に重ねて温度変化分布像(異常値除去及び平滑1ヒ処理
済みの差分像)が表示されるので、この画面上で、医師
等が1・ラックボールやライ1・ペンなどの座凛入力装
置12を用いてマニュアルで設定することら可能である
。
説明する。第1図において、X線CT装置1により患者
(図示しない)の加温の前と後のそれぞれの時点で、所
定の断面(加温対象たる患部を横切るよう設定された断
面)のCT像を撮影する。この2つのCT画像は、CT
画像制御装置2に取り込まれた後、画像差分処理装置3
に送られ、これらの間の差分像が作られる。この差分像
は画像異常値除去装置4に送られ、明らがに異常な値が
除去される。これにより呼吸や体動などに基づく2つの
画像間のずれによる異常な値などが除去できる。こうし
て得られたイメージ21(第2図)はCT画像メモリ7
に格納される。 ところで、CT値は温度変化によって大きく変わる乙の
ではなく、たとえば水の場合温度が1℃上昇したときC
T値は0.4だけしか変わらない。 そのため、上記のように差分をとってC.T値の変1ヒ
分を求めても、CT値白木のばらつきのなかに隠れて区
別がつかないこともある。そこで、この異常値の除去さ
れた差分像を画像平滑化処理装置5に送って平滑化処理
を行う。こうして得られたイメージ22(第2図)はC
T画像メモリ7に格納されるとともに画像表示装置8に
送られて表示される。 他方、X線CT装置1によって得られた2つのCT画像
の一方は輪郭抽出装霞6に送られ、その画像の中の輪郭
が抽出されることにより輪郭像が得られる。この輪郭を
表すイメージ23(第2図)はCT画像メモリ7に格納
されるとともに画像表示装18に送られ、上記のイメー
ジ22に重ねて表示される。 そこで、差分渫の異常値除去及び平滑化処理後の画像と
輪郭像とが重なって表示されることになり、温度変化が
生じた箇所が分かることになる。 温度上昇位置検出装置9は、この温度上昇した箇所の位
置を自動的に検出する。すると、ROI設定・処理装置
10がこの検出された温度上昇箇所を含むROIを自動
設定し、このROIに相当する領域のCT値の変化量を
、平滑化されていない差分m (CT画像メモリ7に格
納されている、異常値除去処理済みのイメージ21)が
ら読み出す.そして、CT値変化量/温度変化量変換装
置11が、このCT値変化量から温度変化量への変換を
行う。この変換関数は、生木の各組織によって異なるた
め、人体組織IDマップがら、そのRO工に相当する部
分の変換関数を読み出すことになる。この人体組織ID
マップは、上記の輪郭@.(イメージ23)上で、予め
各組織毎に変換関数(変換テーブル)の分布を定めたも
ので、予め作られていてイメージ24としてCT画渫メ
モリ7に格納されている。これにより、温度変fヒを生
じた箇所を含むROIにおける温度変1ヒ1の分布が正
確に求められることになる。 なお、上記では温度上昇箇所を含むROIを自動的に設
定するようにしているが、画像表示装置8により輪郭渫
に重ねて温度変化分布像(異常値除去及び平滑1ヒ処理
済みの差分像)が表示されるので、この画面上で、医師
等が1・ラックボールやライ1・ペンなどの座凛入力装
置12を用いてマニュアルで設定することら可能である
。
この発明の温度測定装でによれば、温度上昇部位付近の
正確な温度変fヒ1を表す分布像を求めることができる
。
正確な温度変fヒ1を表す分布像を求めることができる
。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は画
像メモリに格納される各イメージの概念図である. 1・・・X線CT装置、2・・・CT画渫制御装置、3
・・・画像差分処理装置、4・・・画像異常値除去装置
、5・・画像平滑化処理装置、6・・・輪郭抽出装置、
7・・・CT画渫メモリ、8・・・画(匁表示装置、9
・・・温度上昇位置検出装置、10・・・ROI設定・
処理装置、11・・・CT値変化量,/温度変1ヒ量変
換装置、12・・・座標入力装置、21〜24・・・イ
メーシ。
像メモリに格納される各イメージの概念図である. 1・・・X線CT装置、2・・・CT画渫制御装置、3
・・・画像差分処理装置、4・・・画像異常値除去装置
、5・・画像平滑化処理装置、6・・・輪郭抽出装置、
7・・・CT画渫メモリ、8・・・画(匁表示装置、9
・・・温度上昇位置検出装置、10・・・ROI設定・
処理装置、11・・・CT値変化量,/温度変1ヒ量変
換装置、12・・・座標入力装置、21〜24・・・イ
メーシ。
Claims (1)
- (1)加温前後のX線CT像の差分像を作成する手段と
、該差分像における異常値を除去する手段と、該異常値
除去後の差分像を平滑化処理する手段と、もとのX線C
T像から輪郭像を作成する手段と、この差分像と異常値
除去及び平滑化処理済みの差分像とを重ねて温度上昇部
位を含む所定の領域を設定する手段と、該領域に対応す
る変換関数を用いて該領域におけるCT値の差分値から
温度変化量への変換を行う手段とを備えることを特徴と
する温度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110728A JP2712542B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 温度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110728A JP2712542B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 温度測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02291837A true JPH02291837A (ja) | 1990-12-03 |
JP2712542B2 JP2712542B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=14542996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1110728A Expired - Lifetime JP2712542B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 温度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2712542B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016156736A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 学校法人北里研究所 | 温度分布情報取得装置、温度分布情報取得方法およびプログラム |
JP2021083969A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 医用画像処理装置、医用画像処理方法及び医用画像処理プログラム |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1110728A patent/JP2712542B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016156736A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 学校法人北里研究所 | 温度分布情報取得装置、温度分布情報取得方法およびプログラム |
JP2021083969A (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 医用画像処理装置、医用画像処理方法及び医用画像処理プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2712542B2 (ja) | 1998-02-16 |
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