JPH0229047A - パケット伝送装置及びパケット伝送システム網 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はリング状パケット伝送システム網において、
リング状に接続された各伝送装置が、自律的にパケット
の伝送を制御するパケット伝送装置及び伝送システム網
に間する。

［従来の技術］ 近年、ローカルエリア・ネットワークの構築が盛んに行
われている。ローカルエリア・ネットワークにおいては
、パケット伝送技術を用いたリング状網が一つの主流に
なっており、リング状網におけるチャネルアクセスの一
方式にトークン方式がある。トークン方式に関してはン
ングルト−クン方式とマルチトークン方式があり、シン
グルトークン方式はトークンの制御は容易であるが、効
率に間してはマルチトークン方式のほうが優れている。

一方、マルチトークン方式はトークンの制御が複雑であ
り、実用化に際しての問題点が指摘されている。いずれ
にしろ、従来のトークン方式は各ノードがトークンを共
有していることに特徴があった。

「発明が解決しようとする問題コ 本発明はトークン制御アルゴリズムを単純化した効率の
よいマルチトークンのパケット伝送システム網を提供す
る。この方式を導入することにより、各ノードにおいて
自律的なパケットの送出が可能であり、各ノードに公平
なチャネルアクセス権を与えることができ、またシステ
ムの分散制御も容易となる。

［課題を解決するための手段及び作用］本発明は各伝送
装置に固有のトークン（以下、自己トークンと呼ぶ）を
付与すること、　リング上でのパケット同志の衝突を避
けるために各ノードに最大パケット長に等しいバッファ
を準備することにより、自律的なトークンの自己管理と
パケットの衝突防止を実現し、効率のよいパケット伝送
制御を行う。送信中のノードに到着するパケットを一部
バッファに蓄え、送信終了の時点でバッファ内のパケッ
トを送出する方法をバッファインサージョン方式と呼ん
でいるが、本方式は各ノードのバッファ寸法及び自己ト
ークンを配することにより無制限なパケットの送受信を
制限するようなパケットの流れ制御を実現できる点で従
来の方式とは大いに異なる。なお、自己トークンを複数
個与えることも可能であるが、各ノードのバッファ数も
増やさなければならないことに留意する必要がある。以
下、本発明の詳細を実施例によって説明する。

［実施例］ 第１図は本発明の１実施例を示すパケット（伝送システ
ム網の構成図で、本伝送装置はリング状に接続され、ノ
ード間のデータ伝送を実現する６　端末からのデータは
パケット伝送装置を介してリング上に送出され、また、
池のノードから送られてきたパケットはノードから端末
に届けられろ。第２図は第１図に示した本装置の動作を
説明するための概念図であり、次のように動作する。通
常スイッチは■の状態にあり、リング上をデータが流れ
ている。端末に送信データが発生するとそのデータは送
信バッファに格納される。リング上をパケットが流れて
いなければすぐに、もし流れていればノードがパケット
の切れ目を検出した時スイッチは■に切り換えられ自己
トークンが送出された後、たちにスイッチは■に切り換
えられ送信バッファ内のデータがリング上に送出される
。このトークンとデータの組がパケットを構成する。　
トークンには送信、受信端末のアドレスが書き込まれて
おり、受信ノードでデータがコピーされ、目的の端末に
データが届けられる。スイッチが■と■の状態にある間
リング上を流れているデータは受信バッファに格納され
ているのて、送信バッファのデータ送出後スイ・ソチは
ただちに■に゛切り換えられ、バッファがリングの一部
に組み込まれることになる。この状態は送出したパケッ
トがリングを一周して受信バッファに戻るまで継続され
る。

送出したパケットが受信バッファに戻るとスイッチは■
の状態に戻されバッファがリングから切り離されること
になる。同時に受信バッファ内の自己トークンは自己ト
ークンバッファに格納され、次のデータの送出に備える
こととなる。

パケットの受１言は次のように行われる。リング上のパ
ケットは図示のように常に受信バッファに入っているの
で、各ノードはパケットの受信アドレスを調へてもし自
ノード宛の時はそのデータを受信バッファからコピーし
て端末に送ることで受信が行われる。

［発明の効果］ 以上説明【ノたように、本発明によれζよ、システム内
のパケットの流れを自律的に制御しながら、しかもマル
チトークンの効率のよいパケット１云送システム網の構
築が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した場合の一構成例で、第２図は
第１図の動作を説明するための概念図となっている。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）パケット伝送装置がリング状に接続されたパケッ
   ト伝送システム網において、各伝送装置（以下、ノード
   と呼ぶ）に装置固有のトークンを配することにより、各
   ノードに自律的なパケット伝送能力と公平なチャネルア
   クセス権を与えるパケット伝送装置。
2. （２）各ノードに固有なトークンを配することと各ノー
   ドからリング上に各ノード固有のトークンを持つパケッ
   トが送出されれたとき、互いに衝突を生じないように、
   各ノードには最大パケット長に等しいバッファを備えて
   パケットの衝突を防止することにより、リング状に接続
   された各ノード間のパケットの流れを制御するパケット
   伝送を実現するパケット伝送システム網。