JP2565743B2 - パケット伝送装置及びパケット伝送システム網 - Google Patents
パケット伝送装置及びパケット伝送システム網Info
- Publication number
- JP2565743B2 JP2565743B2 JP63178877A JP17887788A JP2565743B2 JP 2565743 B2 JP2565743 B2 JP 2565743B2 JP 63178877 A JP63178877 A JP 63178877A JP 17887788 A JP17887788 A JP 17887788A JP 2565743 B2 JP2565743 B2 JP 2565743B2
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- Japan
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- buffer
- packet
- token
- transmission
- ring
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、リング状に接続され、端末同士のデータ
の送受信を中継・制御するパケット伝送装置及びこの伝
送装置がリング状に接続されたパケット伝送システム網
に関するものである。
の送受信を中継・制御するパケット伝送装置及びこの伝
送装置がリング状に接続されたパケット伝送システム網
に関するものである。
［従来の技術］ 近年、ローカルエリア・ネットワークの構築が盛んに
行われている。ローカルエリア・ネットワークにおいて
は、パケット伝送技術を用いたリング状網が一つの主流
になっており、リング状網におけるチャネルアクセルの
一方式にトークン方式がある。トークン方式に関しては
シングルトークン方式（トークンリング）とマルチトー
クン方式（FDDI）が標準化されている。シングルトーク
ン方式は１個のフリートークンかビジートークンの存在
を許す方式であり、フリートークンを獲得した１つのノ
ードにパケット１個の送信を許す方式である。FDDIはト
ークンリング方式をアーリートークンリリース方式に改
良し複数のビジートークンの存在を許すことにより、伝
送効率を改善した。
行われている。ローカルエリア・ネットワークにおいて
は、パケット伝送技術を用いたリング状網が一つの主流
になっており、リング状網におけるチャネルアクセルの
一方式にトークン方式がある。トークン方式に関しては
シングルトークン方式（トークンリング）とマルチトー
クン方式（FDDI）が標準化されている。シングルトーク
ン方式は１個のフリートークンかビジートークンの存在
を許す方式であり、フリートークンを獲得した１つのノ
ードにパケット１個の送信を許す方式である。FDDIはト
ークンリング方式をアーリートークンリリース方式に改
良し複数のビジートークンの存在を許すことにより、伝
送効率を改善した。
［発明が解決しようとする問題］ しかしながら、EDDIにおいてもフリートークンは１個
であり、複数のノードが同時にパケットを送信すること
はできない。
であり、複数のノードが同時にパケットを送信すること
はできない。
本発明は、各ノードがフリートークンを共有する従来
の方式とは異なり、各ノードに固有のフリートークンを
配し、複数のフリートークンと複数のビジートークンの
存在を許すことにより、複数ノードの同時、並列パケッ
ト送信を可能とし、自律的で効率の高いしかも公平なチ
ャンネルアクセル権を与える伝送システム網を提供す
る。
の方式とは異なり、各ノードに固有のフリートークンを
配し、複数のフリートークンと複数のビジートークンの
存在を許すことにより、複数ノードの同時、並列パケッ
ト送信を可能とし、自律的で効率の高いしかも公平なチ
ャンネルアクセル権を与える伝送システム網を提供す
る。
［課題を解決するための手段］ 本発明に係るパケット伝送装置は、リング状に接続さ
れ、端末同士のデータの送受信を中継・制御するパケッ
ト伝送装置であって、前記パケット伝送装置は、該装置
の受信側リングに入力端が接続され、出力端の一部が端
末に接続され、かつ最大パケット長に等しい長さを持つ
受信バッファと、前記受信バッファの出力端に、入力端
が接続され固有のトークンを１個格納する自己トークン
バッファと、端末からの送信データを格納する送信バッ
ファと、前記受信側リング、前記受信バッファの出力
端、前記自己トークンバッファの出力端、前記送信バッ
ファの出力端のいずれかを切り換えて、前記装置の送信
側リングに接続するスイッチ手段と、前記スイッチ手段
を切り換え制御し、前記送信バッファに格納されている
データを送信する場合に、自己トークンバッファ内に固
有のトークンの存在を確認して、存在すれば送信データ
に固有のトークンを付して送信側リングに送出し、送出
中に他のパケット伝送装置から伝送されたパケットが到
着すると受信バッファ内に格納し、送信パケット送出後
に受信バッファ内のパケットを送信側リングに送出する
とともに、送出した自己のパケットがリングを一巡して
戻ると固有のトークンを自己トークンバッファ内に格納
するようにした制御手段と、を備えたことを特徴として
いる。
れ、端末同士のデータの送受信を中継・制御するパケッ
ト伝送装置であって、前記パケット伝送装置は、該装置
の受信側リングに入力端が接続され、出力端の一部が端
末に接続され、かつ最大パケット長に等しい長さを持つ
受信バッファと、前記受信バッファの出力端に、入力端
が接続され固有のトークンを１個格納する自己トークン
バッファと、端末からの送信データを格納する送信バッ
ファと、前記受信側リング、前記受信バッファの出力
端、前記自己トークンバッファの出力端、前記送信バッ
ファの出力端のいずれかを切り換えて、前記装置の送信
側リングに接続するスイッチ手段と、前記スイッチ手段
を切り換え制御し、前記送信バッファに格納されている
データを送信する場合に、自己トークンバッファ内に固
有のトークンの存在を確認して、存在すれば送信データ
に固有のトークンを付して送信側リングに送出し、送出
中に他のパケット伝送装置から伝送されたパケットが到
着すると受信バッファ内に格納し、送信パケット送出後
に受信バッファ内のパケットを送信側リングに送出する
とともに、送出した自己のパケットがリングを一巡して
戻ると固有のトークンを自己トークンバッファ内に格納
するようにした制御手段と、を備えたことを特徴として
いる。
本発明は、このように構成されているので、各パケッ
ト伝送装置は、送信バッファに格納されているデータを
送信する場合に、自己トークンバッファ内に固有のトー
クンの存在を確認して、存在すれば送信データに固有の
トークンを付して送信側リングに送出し、送出中に他の
パケット伝送装置から伝送されたパケットが到着すると
受信バッファ内に格納し、送信パケット送出後に受信バ
ッファ内のパケットを受信側リングに送出する。
ト伝送装置は、送信バッファに格納されているデータを
送信する場合に、自己トークンバッファ内に固有のトー
クンの存在を確認して、存在すれば送信データに固有の
トークンを付して送信側リングに送出し、送出中に他の
パケット伝送装置から伝送されたパケットが到着すると
受信バッファ内に格納し、送信パケット送出後に受信バ
ッファ内のパケットを受信側リングに送出する。
一方、自己トークンバッファ内に固有のトークンが存
在しなければ、前に送出した自己のパケットがリング中
を現在流れているので、戻るまで待機する。送出した自
己のパケットがリングを一巡して戻ると固有のトークン
は自己トークンバッファ内に格納され、このトークンの
存在によってデータの送出が行われる。
在しなければ、前に送出した自己のパケットがリング中
を現在流れているので、戻るまで待機する。送出した自
己のパケットがリングを一巡して戻ると固有のトークン
は自己トークンバッファ内に格納され、このトークンの
存在によってデータの送出が行われる。
これにより、自律的なトークン管理とパケットの衝突
の防止を実現することができる。
の防止を実現することができる。
また、本発明に係るパケット伝送システム網は、上記
のパケット伝送装置がリング状に接続されて構成された
ことを特徴としている。
のパケット伝送装置がリング状に接続されて構成された
ことを特徴としている。
この構成により、効率のよいパケット伝送制御と各パ
ケッロ伝送装置に公平なチャネルアクセス権を与えるこ
とができる。
ケッロ伝送装置に公平なチャネルアクセス権を与えるこ
とができる。
［実施例］ 第１図は本発明の１実施例を示すパケット伝送システ
ム網の構成図で、パケット伝送装置１はリング状に接続
され、パケット伝送装置（以下、ノードという。）１間
のデータ伝送を実現する。端末３からのデータはパケッ
ト伝送装置を介してリング２上に送出され、また、他の
ノードから送られてきたパケットはパケット伝送装置か
ら端末に届けられる。第２図は第１図に示したパケット
伝送システム網内に使用されるパケット伝送装置の構成
と動作を説明するための概念図であり、次のように動作
する。通常スイッチ９はの状態にあり、パケット伝送
装置の受信側リングと送信側リングは接続されていて、
リング４上をパケットが流れている。なお、図示のよう
にリング上を流れているパケットは受信側リングを介し
て常に受信バッファ６に格納される。端末に送信データ
が発生するとそのデータは送信バッファ８に格納され
る。リング４上をパケットが流れていなければすぐに、
もし流れていればノード５がパケットの切れ目を検出し
たとき、スイッチ９はに切り換えられ自己トークンが
送出された後、ただちにスイッチ９はに切り換えられ
送信バッファ８内のデータが送信側リング上に送出され
る。このトークンとデータの組がパケットを構成する。
トークンには送信、受信端末のアドレスが書き込まれて
おり、受信ノードでデータがコピーされ、目的の端末に
データが届けられる。スイッチ９がとの状態にある
間リング４上を流れているデータは受信バッファ６に格
納されているので、送信バッファ８のデータ送出後スイ
ッチ９はただちにに切り換えられ、受信バッファ６が
リング４の一部に組み込まれることになる。この状態は
送出したパケットがリング４を一周して受信バッファ６
に戻るまで継続される。送出したパケットが受信バッフ
ァ６に戻るとスイッチ９はの状態に戻され受信バッフ
ァ８がリング４から切り離されることになる。
ム網の構成図で、パケット伝送装置１はリング状に接続
され、パケット伝送装置（以下、ノードという。）１間
のデータ伝送を実現する。端末３からのデータはパケッ
ト伝送装置を介してリング２上に送出され、また、他の
ノードから送られてきたパケットはパケット伝送装置か
ら端末に届けられる。第２図は第１図に示したパケット
伝送システム網内に使用されるパケット伝送装置の構成
と動作を説明するための概念図であり、次のように動作
する。通常スイッチ９はの状態にあり、パケット伝送
装置の受信側リングと送信側リングは接続されていて、
リング４上をパケットが流れている。なお、図示のよう
にリング上を流れているパケットは受信側リングを介し
て常に受信バッファ６に格納される。端末に送信データ
が発生するとそのデータは送信バッファ８に格納され
る。リング４上をパケットが流れていなければすぐに、
もし流れていればノード５がパケットの切れ目を検出し
たとき、スイッチ９はに切り換えられ自己トークンが
送出された後、ただちにスイッチ９はに切り換えられ
送信バッファ８内のデータが送信側リング上に送出され
る。このトークンとデータの組がパケットを構成する。
トークンには送信、受信端末のアドレスが書き込まれて
おり、受信ノードでデータがコピーされ、目的の端末に
データが届けられる。スイッチ９がとの状態にある
間リング４上を流れているデータは受信バッファ６に格
納されているので、送信バッファ８のデータ送出後スイ
ッチ９はただちにに切り換えられ、受信バッファ６が
リング４の一部に組み込まれることになる。この状態は
送出したパケットがリング４を一周して受信バッファ６
に戻るまで継続される。送出したパケットが受信バッフ
ァ６に戻るとスイッチ９はの状態に戻され受信バッフ
ァ８がリング４から切り離されることになる。
同時に受信バッファ８内の自己トークンは自己トーク
ンバッファ７に格納され、次のデータの送出に備えるこ
ととなる。以上の動作は各ノード５の図示を省略した制
御手段によって自律的に同時、並列に行われるので、複
数のパケットが適切にリング４上に送出されることにな
り、トークンリングやEDDI方式に比べ、リングの使用効
率が改善され効率的なパケット伝送が実現される。ま
た、あるノードR5がパケットを送出後、端末から送信バ
ッファ８にパケットが到着しても送出されたパケットが
リングを一周して戻るまでは自己トークンバッファ７内
に自己トークンがない（ビジートークンとなっている）
状態なので、そのパケットはトークンが戻るまで送信バ
ッファ８内で送出されるのを待つ。従って、各ノード５
はすべて自己トークンで制御された同等なチャネルアク
セス権を持つこと、すなわち公平なチャネルアクセルの
下でパケット伝送が保証される。
ンバッファ７に格納され、次のデータの送出に備えるこ
ととなる。以上の動作は各ノード５の図示を省略した制
御手段によって自律的に同時、並列に行われるので、複
数のパケットが適切にリング４上に送出されることにな
り、トークンリングやEDDI方式に比べ、リングの使用効
率が改善され効率的なパケット伝送が実現される。ま
た、あるノードR5がパケットを送出後、端末から送信バ
ッファ８にパケットが到着しても送出されたパケットが
リングを一周して戻るまでは自己トークンバッファ７内
に自己トークンがない（ビジートークンとなっている）
状態なので、そのパケットはトークンが戻るまで送信バ
ッファ８内で送出されるのを待つ。従って、各ノード５
はすべて自己トークンで制御された同等なチャネルアク
セス権を持つこと、すなわち公平なチャネルアクセルの
下でパケット伝送が保証される。
パケットの受信は次のように行われる。リング４上の
パケットは図示のように常に受信バッファ６に入ってい
るので、各ノード５はパケットの受信アドレスを調べて
もし自ノード宛のときはそのデータを受信バッファ６か
らコピーして端末に送ることで受信が行われる。
パケットは図示のように常に受信バッファ６に入ってい
るので、各ノード５はパケットの受信アドレスを調べて
もし自ノード宛のときはそのデータを受信バッファ６か
らコピーして端末に送ることで受信が行われる。
［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、システム内の
パケットの流れを各ノードが自律的に制御しながら、し
かもマルチトークンの効率の良いパケット伝送システム
網の構築が可能となる。
パケットの流れを各ノードが自律的に制御しながら、し
かもマルチトークンの効率の良いパケット伝送システム
網の構築が可能となる。
第１図は本発明に係るパケット伝送システム網の一構成
例、第２図は本発明に係るパケット伝送装置の一例を示
す概念図である。
例、第２図は本発明に係るパケット伝送装置の一例を示
す概念図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−90850（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−88456（ＪＰ，Ａ) ＩＥＥＥ Ｔｒａｎｓａｃｔｉｏｎｓ ｏｎ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ ＶｏＬ．ＣＯＭ−22 Ｎｏ．６ Ｊｕ ｎｅ 1974 Ｅ．Ｒ．Ｈａｆｎｅｒ, Ｚ．Ｎｅｎ ａ ｄａｌ，ＡＮＤ Ｍ, Ｔｓｃｈａｎｚ“Ａ Ｄｉｇｉｔａｌ Ｌｏｏｐ Ｃｏｍｍ ｕｎｉｃａｔｉｏ ｎ Ｓｙｓｔｅｍ”Ｐ．877−881
Claims (2)
- 【請求項１】リング状に接続され、端末同士のデータの
送受信を中継・制御するパケット伝送装置であって、 前記パケット伝送装置は、 該装置の受信側リングに入力端が接続され、出力端の一
部が端末に接続され、かつ最大パケット長に等しい長さ
を持つ受信バッファと、 前記受信バッファの出力端に、入力端が接続され固有の
トークンを１個格納する自己トークンバッファと、 端末からの送信データを格納する送信バッファと、 前記受信側リング、前記受信バッファの出力端、前記自
己トークンバッファの出力端、前記送信バッファの出力
端のいずれかを切り換えて、前記装置の送信側リングに
接続するスイッチ手段と、 前記スイッチ手段を切り換え制御し、前記送信バッファ
に格納されているデータを送信する場合に、自己トーク
ンバッファ内に固有のトークンの存在を確認して、存在
すれば送信データに固有のトークンを付して送信側リン
グに送出し、送出中に他のパケット伝送装置から伝送さ
れたパケットが到着すると受信バッファ内に格納し、送
信パケット送出後に受信バッファ内のパケットを送信側
リングに送出するとともに、送出した自己のパケットが
リングを一巡して戻ると固有のトークンを自己トークン
バッファ内に格納するようにした制御手段と、 を備えたパケット伝送装置。 - 【請求項２】請求項１に記載のパケット伝送装置がリン
グ状に接続されて構成されたパケット伝送システム網。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63178877A JP2565743B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | パケット伝送装置及びパケット伝送システム網 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63178877A JP2565743B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | パケット伝送装置及びパケット伝送システム網 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0229047A JPH0229047A (ja) | 1990-01-31 |
| JP2565743B2 true JP2565743B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=16056260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63178877A Expired - Lifetime JP2565743B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | パケット伝送装置及びパケット伝送システム網 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565743B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05284168A (ja) * | 1992-03-30 | 1993-10-29 | Takaoka Electric Mfg Co Ltd | ループ形データ通信システム |
| JPH09214684A (ja) * | 1995-12-01 | 1997-08-15 | Oki Data:Kk | 複写装置と画像読取機と画像記録機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3144277C2 (de) * | 1981-11-07 | 1995-06-01 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzpumpe für Brennkraftmaschinen |
-
1988
- 1988-07-18 JP JP63178877A patent/JP2565743B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| ＩＥＥＥ Ｔｒａｎｓａｃｔｉｏｎｓ ｏｎ Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ ＶｏＬ．ＣＯＭ−２２ Ｎｏ．６ Ｊｕｎｅ １９７４ Ｅ．Ｒ．Ｈａｆｎｅｒ，Ｚ．Ｎｅｎ ａ ｄａｌ，ＡＮＤ Ｍ，Ｔｓｃｈａｎｚ"Ａ Ｄｉｇｉｔａｌ Ｌｏｏｐ Ｃｏｍｍ ｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｓｙｓｔｅｍ"Ｐ．８７７−８８１ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0229047A (ja) | 1990-01-31 |
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