JPH0229035A - 無線選択呼出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無線選択呼出における選択呼出信号の構成に
関し、特に呼出しのみでなくメツセージの伝送も行うこ
とのできる無線選択呼出方式に関する。本発明はいわゆ
る「表示付きポケットベル」方式に利用するに適する。

〔従来の技術〕

従来の無線選択呼出方式では、被呼出受信機を呼出すた
めの呼出信号は、同期信号と、個々の受信機を識別する
ためのアドレス信号と、この各アドレス信号に対応する
情報伝達信号とから構成されている。

このため、各受信機は、各々のもつアドレスコードと受
信した呼出信号のアドレス信号のコードとが一致したな
ら、当該受信機に対する呼出しがあったと判断し、アド
レス信号に続く情報伝達信号を解読して、鳴音動作を行
うとともに表示装置に伝達された情報を数字や文字等で
表示する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この従来の呼出信号の構成では、情報伝達信号中にある
文字や数字を構成するコードは、あらかじめ１種類に定
められており、複数の種類のコードから選択して使用す
ることはできなかった。

表　４ビツトコード例 すわなち、上記の表の例に示すような４ビツトコードを
用いた場合には、単に数字と数少ない記号のみを伝達で
きるだけであり、豊富な情報を送ることができる８ビツ
トＡＳＣＩＩコードやＪＩＳ１６ビツト漢字コードなど
は、使用できない問題があった。また、ＪＩＳ１６ビツ
ト漢字コードを用いている場合には、４ビツトや８ビツ
トコードの文字を包括しているが、数字やアルファベッ
ト文字のみの情報伝達に使用する場合には、余分のコー
ド長となり、情報伝達の効率が低下してしまう。

このように、従来の呼出信号の方式では、情報伝達のた
めのコードは、一種類のみなので、情報の内容によって
コードを選択することができず、また、情報の伝達効率
を上げることができなかった。

本発明は、上述の欠点を解消するもので、伝達情報を構
成する文字や数字のコードを利用者の利用形態に応じて
柔軟に設定でき、その結果情報の伝達効率を上げること
のできる無線選択呼出方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、被呼出受信機に対する呼出信号が、個々の被
呼出受信機を指定するアドレス信号と、このアドレス信
号に対応する情報伝達信号とを含む信号から構成された
無線選択呼出方式において、上記呼出信号には、上記情
報伝達信号を構成するコードの種別を指定する情報信号
部分が含まれることを特徴とする。

〔作用〕

本発明では、被呼出受信機を呼出すための呼出信号の中
に、アドレス信号に対応する情報伝達信号を構成してい
るコードの種別を識別判別するために情報伝達信号の前
にそのコード種別を示すサービス情報コードが配置され
ている。

送信側では伝達情報の内容より適切なコードを選択して
、伝達情報内容を符号化して情報伝達信号にし、コード
種別を指定するサービス情報コードを付加した呼出信号
を送出する。

被呼出受信機では、このサービス情報コードを検出して
解読し、情報伝達信号のコード種別を判別して、コード
種別に基づいて情報伝達信号の内容を解読して表示を行
う。

このため、送出する伝達情報内容によっては短いコード
で情報を伝達することができ、情報送出に必要な最長コ
ード一種類を使用する場合と比較して呼当りの占有時開
が短縮される。

〔実施例〕

次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明一実施例の呼出信号の構成を示す信号
フォーマット図である。

本実施例の呼出信号は、その呼出信号の先頭位置に同期
信号１があり、それに続いて各被呼出受信機を識別する
信号であるアドレス信号２と、そのアドレス信号２で指
定される被呼出受信機に対する加入者からのメツセージ
を伝達する情報伝達信号３とを備え、さらに情報伝達信
号３の前にこの情報伝達信号を構成するコードの種別（
４ビツト、８ビツト、１６ビツト）を指定するサービス
情報コード４が設けられている。本発明の特徴とすると
ころは、この情報伝達信号３のコード種別を指定するサ
ービス情報コード４が設けられたところにある。

次に、第２図は、本実施例のサービス情報コードを含む
呼出信号を送信する送信部の構成の一部を示すブロック
図である。

加入者からのメツセージである伝達情報が人力されるメ
ツセージバッファメモリ１１と、伝達情報に基づいて対
応する４ビツトコードのコードテープル１３．８ビツト
コードのコードテーブル１４．１６ビツトコードのコー
ドテーブル１５から最適なコード表を選択する最適コー
ド表選択部１２と、この最適コード表選択部１２で選択
されたコードに従って入力されたメッセー・ジである伝
達情報を情報伝達信号に符号化するメツセージ符号化部
１６と、この選択されたコード種別を符号化するサービ
ス情報符号化部１７と、呼出すべき受信機のアドレスを
符号化するアドレス信号符号化部１８と、このメツセー
ジ符号化部１６、サービス情報符号化部１７、アドレス
信号符号化部１８から人力される信号をクロック信号に
基づいて呼出信号を構成する順序のシリアル信号に変換
して送信するパラレル／シリアル変換部１９とを備える
。

第３図は、本実施例の呼出信号のサービス情報コード４
から、情報伝達信号３を解読するための受信機側の受信
部の構成の一部を示すブロック図である。

この情報伝達信号を解読する受信部は、受信し復調され
た信号が人力されフレームタイミング信号供給部２２か
ら供給されるタイミング信号が入力されてフレーム同期
をとるシフトレジスタ２１と、このシフトレジスタ２１
でフレーム同期がとられた信号が人力され、受信機個別
のアドレス符号を記憶するＩＤ−ＲＯＭ２４からのアド
レス符号との一致をとるアンド回路２３と、このアンド
回路２３の出力が人力され、サービス情報コード部分の
符号により、４ビツトコード、８ビツトコード、１６ビ
ツトコードの各コードテーブル２６．２７．２８のコー
ド表を選択する選択部２５と、この選択部２５で選択さ
れたコード表に基づいて、人力された情報伝達信号を解
読するメツセージ解読部２９と、その解読結果を表示す
る表示部３０とを備える。

次に本実施例の動作を説明する。

送信部のメツセージバッファメモリ１１に蓄積されたメ
ツセージである伝達情報は、その内容から適切なコード
表を最適コード表選択部１２により、コードテーブル１
３．１４．１５から選択する。このコード選択アルゴリ
ズムを示すフローチャートの例を第４図に示す。すなわ
ち、例えば人力されたメツセージである伝達情報が数字
のみである場合には、４ビツトコードのコードテーブル
１３を選択し、アルファベットを含む場合には８ビツト
コードのコードテーブル１４を選択し、漢字を含む場合
には、１６ビツトコードのコードテーブル１５を選択す
る。

この選択されたコード表に基づいて伝達情報をメツセー
ジ符号化部１６で情報伝達信号に符号化する。このとき
選択されたコード表のコード種別もサービス情報符号化
部１７で符号化される。そうしてアドレス信号符号化部
１８で符号化されたアドレス信号とともに、パラレル／
シリアル変換部１９で、第１図に示すフォーマットのア
ドレス信号２、サービス情報コード４、情報伝達信号３
の順序のシリアル信号に変換され、クロック信号に同期
して、順次送信される。

受信側では、受信信号が復調された後、シフトレジスタ
２１で、フレームタイミング信号と同期をとり、ＩＤ−
ＲＯＭ２４に記憶された当該受信機個別のアドレス符号
とアンド回路２３で受信信号のアドレス信号との−・致
を判別する。アドレス信号が一致すると、呼出を受けた
ものと判断し、アドレス信号に続くサービス情報コード
を解読して後続する情報伝達信号のコード種別を解読す
る。このサービス情報コードの解読は、選択部２５で人
力されたサービス情報コードの符号を解読して行う。

選択部２５は、この解読により得られたコード種別によ
り、コードテーブル２６．２７．２８から解読されたコ
ード種別のコード表を選択する。そして、メツセージ解
読部２９は、この選択されたコード表にしたがって、情
報伝達信号を解読して、解読されたメツセージを表示部
３０に表示する。

このように、メツセージを伝達するのに最適なコードを
その都度選択して呼出することか可能となるため、−呼
あたりの占有時間を短縮することができ、その結果時間
使用効率が向上する。

次の本発明による時間使用効率の向上結果を説明する。

仮に、１６ビツトコード、８ビツトコード、４ビツトコ
ードが準備されているとして、すべての呼がメツセージ
付きであり、かつ１２個の数字または文字を送信すると
する。

このとき、メツセージの内容が４ビツトコードで表現で
きるものをｍ、３ビツトコードで表現できるものをｎ１
１６ビツトコードで表現できるものを１−ｍ、−ｎとす
る。

第５図に示す従来例に示す信号フォーマットを使用した
場合に、その情報伝達信号のコードとして１６ビツト：
ｊ−ドを使用すると、１呼あたりの所要ビット数は、次
のようになる。ただし、同期信号をＳビット、アドレス
信号をＡピットドスル。

Ｓ＋Ａ＋１６Ｘ１２＝Ｓ＋Δ→１９２　　　　　０次に
本実施例において、４ビツトコード、８ピントコード、
１６ビツトコードを選択し、コード種別識別用のサービ
ス情報コードとして２ビツトをとった場合、 Ｓ＋Ａ＋２＋１２ｘ　（４ｍ＋８ｎ＋１６（１−ｍ−ｎ
））＝Ｓ＋Ａ＋２＋１２Ｘ　（１６−１２ｍ−８ｎ）＝
Ｓ＋Ａ＋１９４−１４４−９６ｎ　　　　　　　　■と
なり、５＝１６、Ａ＝１６とすると、従来例では、２２
４ビツト必要となり、本発明では、２２６−１４４−９
６ｎビツト必要となる。すなわぢ、従来例の信号フォー
マット方式に比べて、１呼当りに必要なビット数が減少
する。

第５図に、ｍＳｎの値を変えた場合の使用効率を１６ビ
ツトコードのみのときを基準として表示する。この第５
図に示されるように、８ビツトコード文字や４ビツトコ
ードを使用する割合が多い程使用効率が向上することが
分かる。

なお、上記第１図では、同期信号１に、一つのアドレス
信号２、サービス情報コード４および情報伝達信号３が
付与されて呼出信号が構成されろように表示したが、無
線選択呼出方式の場合１、通常、その呼出信号は複数の
グループの信号で構成され、各グループの呼出信号は、
同期信号に複数のアドレス信号およびそれに対応する情
報伝達信号等が付与された信号フォーマットで構成され
でいるものであり、第１図では同期信号１に付与される
他の複数のアドレス信号等は説明上不要なので省略しで
ある。

〔発明の効果〕

以上説明したように、各受信機に対応する情報伝達信号
のコード種別を指定する情報を選択呼出信号中に設けて
、情報伝達信号のコードを選択できるようにすることに
より、任意のコードによって、伝達情報を構成すること
ができ、利用者の利用形態に応じた情報伝達のコードを
柔軟に設定することができる。

このため、伝達情報の内容によって最適なコードを選択
でき、送出する情報の冗長部分を除くことができ、情報
の伝達効率を向上することができるので、電波の有効利
用が可能となり、加入者容量を増加することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明一実施例の信号フォーマットを示す図
。 第２図は本実施例送信部の一部を示すブロック図。 第３図は本実施例受信部の一部を示すブロック図。 第４図はコード選択のアルゴリズムを示すフローチャー
ト。 第５図は本実施例による使用効率を示す図。 第６図は従来例の信号フォーマットを示す図。 １・・・同期信号、２・・・アドレス信号、３・・・情
報伝達信号、４−・・サービス情報コード、１１・・・
メツセージバッファメモリ、１２・・・最適コード表選
択部、１３．１４．１５．２６．２７．２８・・・コー
ドテーブル、１６・・・メツセージ符号化部、１７・・
・サービス情報符号化部、１，８・・・アドレス信号符
号化部、１９・・・パラレル／シリアル変換部、２１・
・・シフトレジスタ、２２・・・フレームタイミング信
号供給部、２３・・・アンド回路、２４・・・ＩＤ−Ｒ
ＯＭ、２５・・・選択部、２９・・・メツセージ解読部
、３０・・・表示部。 特許出願人　日本電信電話株式会社 代理人　弁理士　井　出　直　孝 スレ以例 コード忍択フロー＋ｖ−ト 藁　４　図 ｎ＝ ０．４ ０．２ 時間便用効早 肩 罎

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、被呼出受信機に対する呼出信号が、個々の被呼出受
   信機を指定するアドレス信号と、このアドレス信号に対
   応する情報伝達信号とを含む信号から構成された無線選
   択呼出方式において、 上記呼出信号には、上記情報伝達信号を構成するコード
   の種別を指定する情報信号部分が含まれる ことを特徴とする無線選択呼出方式。