JPH02290184A - 速度制御モータの安全装置 - Google Patents
速度制御モータの安全装置Info
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- JPH02290184A JPH02290184A JP1108533A JP10853389A JPH02290184A JP H02290184 A JPH02290184 A JP H02290184A JP 1108533 A JP1108533 A JP 1108533A JP 10853389 A JP10853389 A JP 10853389A JP H02290184 A JPH02290184 A JP H02290184A
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- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、モータから検出された速度検出信号を用い
て速度制御されるモータの安全装置、特に速度検出信号
線が断線したことにより、このモータにようて駆動され
る装置が周辺装置などと衝突することを防止し得るよう
にした速度制御モータの安全装置に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
て速度制御されるモータの安全装置、特に速度検出信号
線が断線したことにより、このモータにようて駆動され
る装置が周辺装置などと衝突することを防止し得るよう
にした速度制御モータの安全装置に関する。 なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部
分を示す。
まず第2図および第3図を用いて従来の技術を説明する
。 第2図はこの種の安全装置を備えたモータの速度制御回
路の構成例を示すブロック図、第3図はモータ制御の原
理図である。第2図においてlは速度制御装置、2はい
わゆるパワーデバイス(半導体スイッチング素子)など
からなるチョッパ、3は直流モータ(の電機子)、4は
このモータ3の速度ωを検出する速度検出器でタコジェ
ネレー夕などからなる。 速度制御装置1は速度制御回路6、電流制御回路7、パ
ルス発生回路8、速度検出器4の出力信号から速度検出
信号ωnを得る速度検出回路10、モータ3の電流値■
を検出する電流検出回路9、安全装M5などから構成さ
れている。 また前記の安全装置5は最大電圧指令値出力回路18、
故障診断回路12等から構成されている。 速度制御装置1は通常は速度検出回路10から出力され
た速度検出信号ωnが速度指令値ωn1に一致するよう
パルス発生回路8を介しチョッパ2(のバワーデバイス
)にパルス巾変調されたスイッチング信号を与える。こ
れによりチョッパ2はモータ3に制御された可変の直流
電圧を供給する。 また異常時には安全装置5を介しパルス発生回路日の出
力パルスをしゃ断させ、モータ3を停止させる。 さらに以上の動作の詳細を述べると、速度制御装置lで
は、まず減算器13が速度指令値ωn”と速度検出器4
および速度検出回路lOを介して出力される速度検出信
号ωnとの差をとり速度制御回路6に人力する。これに
より速度制御回路6は、前記の差をOとするように電流
指令値ビを出力する。次に減算器l4がこの電流指令値
I0と電流検出回路9より出力されるモータ電流値Iと
の差をとり、電流制御回路7に入力する。これにより電
流制御回路7は、該差をOとするように電圧指令値■1
を出力し、パルス発生回路8に入力する.そこでパルス
発生回路8は、人力した電圧指令値v1をパルス幅変調
方式(公知の技術である)によりチョッパ2を介し平均
電圧■の直流電圧に変換してモータ3に印加し、モータ
を回転させる。 ところで安全装置5は速度検出信号ωnがO rpmの
速度のときのみ動作する装置である。即ち安全装置5で
は、速度検出信号ωnがO rpmの速度のとき最大電
圧指令値出力回路18から出力される最大電圧指令値V
”saxと前記の電圧指令値v1とを減算器15を介し
て比較し、故障診断回路12に入力する。そこで故障診
断回路12は、最大電圧指令値V”saxより電圧指令
値■1が大きければ、パルス遮断信号16をパルス発生
回路8に対して出力し、パルス発生回路8のチコッパ2
への出力パルスをしゃ断させ、後述のようにモータ3を
停止させる。 なお、速度検出回路10は、速度検出器4または速度検
出回路10の信号線が断線したとき、O rpmの速度
検出信号ωnを出力する。 ここで最大指令電圧V”maxの設定方法を第3図を用
いて説明する。同図においてモータ3には電源電圧Ed
cをスイッチ20で入り切りすることにより電源電圧E
dcより小さい平均電圧Vがかかる。 そのときモータ3に流れる電流を1、モータ3の電機子
抵抗をRとし、モータの回転により発生する誘起電圧を
EMとすると、次に示す関係式が成り立つことが知られ
ている。 V = E M + R ・I−=−(1)ここでパル
ス幅変調方式では、平均電圧Vは電圧指令値■1にほぼ
比例することが知られているので、平均電圧■を電圧指
令値v0に置き換えると前記(1)式は次式(2)のよ
うになる。 ■“=EM+R・トー・−・一(2) また、誘起電圧EMは、 EM=K・Φ・ω− (3) 但し K:誘起電圧定数 Φ:界磁磁束 ω:モータの回転速度 となる。つまり式(1)(2)(3)よりモータの回転
速度ωは となる。次に(4)式よりモータの回転速度ωがOrp
曽の速度のときの電圧指令値v0を求めると次式(5)
が得られる。 V”=R・■−・・−・(5) 従って回転速度ωがOrpmの速度のときの最大の電圧
指令値V ”IIIaxは、速度制御装置lの最大の電
流1maxが流れた時である。そこで、最大電圧指令値
V ”maxは V ”wax = R − 1 ggax
−・=−{6)となる. 次に故障診断回路12の原理を説明する。まず、前記(
6)式より求まる最大電圧指令値V ”maxと電流制
御回路7から出力される電圧指令値v1とはモータの回
転速度ωが現実にO rpmの速度のとき通常V ”m
ax≧■1の関係がある。故障診断回路17は、速度検
出信号ωnが0のとき最大電圧指令値V”maxと電圧
指令値■1とを比較し、電圧指令値v1が大きい場合、
現実のモータ速度はQ rpmでなく速度信号線の断線
と判断し、パルス発生回路8に対してパルス遮断信号1
6を出力する。このようにして従来の安全装置5は速度
信号線の断線を診断し、断線と判断するとモータを停止
させる。
。 第2図はこの種の安全装置を備えたモータの速度制御回
路の構成例を示すブロック図、第3図はモータ制御の原
理図である。第2図においてlは速度制御装置、2はい
わゆるパワーデバイス(半導体スイッチング素子)など
からなるチョッパ、3は直流モータ(の電機子)、4は
このモータ3の速度ωを検出する速度検出器でタコジェ
ネレー夕などからなる。 速度制御装置1は速度制御回路6、電流制御回路7、パ
ルス発生回路8、速度検出器4の出力信号から速度検出
信号ωnを得る速度検出回路10、モータ3の電流値■
を検出する電流検出回路9、安全装M5などから構成さ
れている。 また前記の安全装置5は最大電圧指令値出力回路18、
故障診断回路12等から構成されている。 速度制御装置1は通常は速度検出回路10から出力され
た速度検出信号ωnが速度指令値ωn1に一致するよう
パルス発生回路8を介しチョッパ2(のバワーデバイス
)にパルス巾変調されたスイッチング信号を与える。こ
れによりチョッパ2はモータ3に制御された可変の直流
電圧を供給する。 また異常時には安全装置5を介しパルス発生回路日の出
力パルスをしゃ断させ、モータ3を停止させる。 さらに以上の動作の詳細を述べると、速度制御装置lで
は、まず減算器13が速度指令値ωn”と速度検出器4
および速度検出回路lOを介して出力される速度検出信
号ωnとの差をとり速度制御回路6に人力する。これに
より速度制御回路6は、前記の差をOとするように電流
指令値ビを出力する。次に減算器l4がこの電流指令値
I0と電流検出回路9より出力されるモータ電流値Iと
の差をとり、電流制御回路7に入力する。これにより電
流制御回路7は、該差をOとするように電圧指令値■1
を出力し、パルス発生回路8に入力する.そこでパルス
発生回路8は、人力した電圧指令値v1をパルス幅変調
方式(公知の技術である)によりチョッパ2を介し平均
電圧■の直流電圧に変換してモータ3に印加し、モータ
を回転させる。 ところで安全装置5は速度検出信号ωnがO rpmの
速度のときのみ動作する装置である。即ち安全装置5で
は、速度検出信号ωnがO rpmの速度のとき最大電
圧指令値出力回路18から出力される最大電圧指令値V
”saxと前記の電圧指令値v1とを減算器15を介し
て比較し、故障診断回路12に入力する。そこで故障診
断回路12は、最大電圧指令値V”saxより電圧指令
値■1が大きければ、パルス遮断信号16をパルス発生
回路8に対して出力し、パルス発生回路8のチコッパ2
への出力パルスをしゃ断させ、後述のようにモータ3を
停止させる。 なお、速度検出回路10は、速度検出器4または速度検
出回路10の信号線が断線したとき、O rpmの速度
検出信号ωnを出力する。 ここで最大指令電圧V”maxの設定方法を第3図を用
いて説明する。同図においてモータ3には電源電圧Ed
cをスイッチ20で入り切りすることにより電源電圧E
dcより小さい平均電圧Vがかかる。 そのときモータ3に流れる電流を1、モータ3の電機子
抵抗をRとし、モータの回転により発生する誘起電圧を
EMとすると、次に示す関係式が成り立つことが知られ
ている。 V = E M + R ・I−=−(1)ここでパル
ス幅変調方式では、平均電圧Vは電圧指令値■1にほぼ
比例することが知られているので、平均電圧■を電圧指
令値v0に置き換えると前記(1)式は次式(2)のよ
うになる。 ■“=EM+R・トー・−・一(2) また、誘起電圧EMは、 EM=K・Φ・ω− (3) 但し K:誘起電圧定数 Φ:界磁磁束 ω:モータの回転速度 となる。つまり式(1)(2)(3)よりモータの回転
速度ωは となる。次に(4)式よりモータの回転速度ωがOrp
曽の速度のときの電圧指令値v0を求めると次式(5)
が得られる。 V”=R・■−・・−・(5) 従って回転速度ωがOrpmの速度のときの最大の電圧
指令値V ”IIIaxは、速度制御装置lの最大の電
流1maxが流れた時である。そこで、最大電圧指令値
V ”maxは V ”wax = R − 1 ggax
−・=−{6)となる. 次に故障診断回路12の原理を説明する。まず、前記(
6)式より求まる最大電圧指令値V ”maxと電流制
御回路7から出力される電圧指令値v1とはモータの回
転速度ωが現実にO rpmの速度のとき通常V ”m
ax≧■1の関係がある。故障診断回路17は、速度検
出信号ωnが0のとき最大電圧指令値V”maxと電圧
指令値■1とを比較し、電圧指令値v1が大きい場合、
現実のモータ速度はQ rpmでなく速度信号線の断線
と判断し、パルス発生回路8に対してパルス遮断信号1
6を出力する。このようにして従来の安全装置5は速度
信号線の断線を診断し、断線と判断するとモータを停止
させる。
しかしながら上述のような安全装置5においては、電圧
指令値V1と比較するための値V ”maxを(6)式
のように電流f IIIaxを用いて設定していたので
、実際にモータに流れる電流が少なく、かつモータが低
速で回転している場合は、速度制御信号線が断線してい
ても断線と判断できずモータは回転し続けてしまう。し
かし、この速度制御モータを位置決め用などに使用する
場合は、回転し続けると周辺装置を破壊してしまうとい
う問題があった。 そこで本発明は、速度検出器の出力信号がOrpmの速
度のとき、モークの電流値を検出し、この検出された電
流を用いてモータ印加電圧としての電機子抵抗の電圧降
下を演算し、この電圧降下を電流制御回路から指令され
た電圧指令値と比較することにより、速度信号線の断線
を検出しモータを停止させる方式の速度制御モータの安
全装置を提供することにより前記の問題を解消すること
を課題とする。
指令値V1と比較するための値V ”maxを(6)式
のように電流f IIIaxを用いて設定していたので
、実際にモータに流れる電流が少なく、かつモータが低
速で回転している場合は、速度制御信号線が断線してい
ても断線と判断できずモータは回転し続けてしまう。し
かし、この速度制御モータを位置決め用などに使用する
場合は、回転し続けると周辺装置を破壊してしまうとい
う問題があった。 そこで本発明は、速度検出器の出力信号がOrpmの速
度のとき、モークの電流値を検出し、この検出された電
流を用いてモータ印加電圧としての電機子抵抗の電圧降
下を演算し、この電圧降下を電流制御回路から指令され
た電圧指令値と比較することにより、速度信号線の断線
を検出しモータを停止させる方式の速度制御モータの安
全装置を提供することにより前記の問題を解消すること
を課題とする。
前記の課題を解決するために本発明の装置は、『直流モ
ータ(3など)の速度を検出し速度検出信号(ωnなど
)として出力する速度検出手段(速度検出器4,速度検
出回路10など)、前記速度検出信号が与えられた速度
指令値ωn1など)に一致するように電圧指令値(■3
など)を出力する制御手段(速度制御回路6,電流制御
回路7など)、 前記電圧指令値に相当する直流電圧(平均電圧Vなど)
を前記直流モータの電機子へ供給する可変電圧供給手段
(パルス発生回路8,チョッパ2など)、を備えた速度
制御装置(1など)において、 前記電機子に供給される電流(1など)を検出する電流
検出手段(電流検出回路9など)と、この電機子電流に
基づき前記電機子の抵抗(Rなど)に生ずる電圧降下(
R−Iとしての指令電圧演算値■1”など)を演算出力
する電圧降下演算手段(指令電圧演算回路11など)と
、前記速度検出信号が0であって、かつ前記電圧指令値
が前記電圧降下を上回るときは、前記速度検出手段の異
常とみなして(パルスしゃ断信号l6をパルス発生回路
8に与えることなどにより)前記直流モータを停止させ
る手段(故障診断回路12など)と、 を備えたjものとする。
ータ(3など)の速度を検出し速度検出信号(ωnなど
)として出力する速度検出手段(速度検出器4,速度検
出回路10など)、前記速度検出信号が与えられた速度
指令値ωn1など)に一致するように電圧指令値(■3
など)を出力する制御手段(速度制御回路6,電流制御
回路7など)、 前記電圧指令値に相当する直流電圧(平均電圧Vなど)
を前記直流モータの電機子へ供給する可変電圧供給手段
(パルス発生回路8,チョッパ2など)、を備えた速度
制御装置(1など)において、 前記電機子に供給される電流(1など)を検出する電流
検出手段(電流検出回路9など)と、この電機子電流に
基づき前記電機子の抵抗(Rなど)に生ずる電圧降下(
R−Iとしての指令電圧演算値■1”など)を演算出力
する電圧降下演算手段(指令電圧演算回路11など)と
、前記速度検出信号が0であって、かつ前記電圧指令値
が前記電圧降下を上回るときは、前記速度検出手段の異
常とみなして(パルスしゃ断信号l6をパルス発生回路
8に与えることなどにより)前記直流モータを停止させ
る手段(故障診断回路12など)と、 を備えたjものとする。
モー夕の速度が現実に0であるときは電圧指令値■1
(ζ平均モータ電圧■)と、検出された電機子電流■お
よび予め判明している電機子抵抗Rから演算された電機
子抵抗の電圧降下演算値R・1 (=指令電圧演算値
■11)とはほぼ等しい。 しかしV”>Vl”である場合は電圧指令値v1(′.
平均モータ電圧■)中に、電機子抵抗の電圧降下R・
(ζ平均モータ電圧■)と、検出された電機子電流■お
よび予め判明している電機子抵抗Rから演算された電機
子抵抗の電圧降下演算値R・1 (=指令電圧演算値
■11)とはほぼ等しい。 しかしV”>Vl”である場合は電圧指令値v1(′.
平均モータ電圧■)中に、電機子抵抗の電圧降下R・
【
の他にモータの回転に基づく逆起電力が含まれている筈
であり、モータの現実の速度は0ではなく、速度検出手
段としての速度検出器4または速度検出回路10が異常
(断線)である筈である。よってモータを停止させて、
モータで駆動されている装置の衝突を防止するものであ
る。 【実施例】 次に第1図を用いて本発明の実施例を説明する。 同図は本発明の一実施例としての速度制御回路の構成を
示すブロック図で第2図に対応する。 第1図においては安全装置5八を除く構成は第2図と同
じである。また前記安全装置5Aの構成は指令電圧演算
回路11を除いて第2図と同じである。 前記指令電圧演算回路11は、モータ電流値Iを入力し
指令電圧演算値Vl”を出力する。次に減算器15はこ
の指令電圧演算値Vl”と電流制限回路7より出力され
た電圧指令値■0とを比較し故障診断回路l2に入力す
る。故障診断回路l2は、比較した結果が負であれば、
換言すれば電圧指令値V4が指令電圧演算値vt”より
大きければ速度信号線の断線と判断し、パルス発生回路
8に対してパルス遮断信号16を出力しモータを停止さ
せる。 ここで、指令電圧演算回路l1の動作原理を説明する。 モータ3の現実の回転速度ωがO rp+*の速度のと
きの電圧指令値v1は従来の技術で述べた式(5)のよ
うになる。ここで、モータの電機子抵抗Rは既知の値で
あり、また電流Iは電流検出回路9より検出することが
できる。つまり、電流制御回路7から出力されている電
圧指令値v1は一定時間ごとにモータの抵抗値Rと電流
■により演算して推定することができる。演算した指令
電圧演算値vi”は次式(7)となる. ■ビ =R−1 −・−・・(7)次に故障診断回
路12の動作原理について説明する。まず、速度検出回
路10では速度検出器4と速度検出回路10の信号線が
断線すると速度検出信号ωnはO rpn+の速度とな
る。また、(7)式より求まる指令電圧演算値v1°と
電流制御回路7から出力される電圧指令値V*とはモー
タの現実の回転速度ωがO rpamの速度のときはV
l“ζ■0の関係がある。そこで故障診断回路l2は、
指令電圧演算値Vl”と電圧指令値■0とを比較し、も
し電圧指令値■0が大きい場合、現実のモータ速度はO
rpmがなく速度検出器4または速度検出回路10の
速度信号線の断線と判断し、パルス発生回路8に対して
パルス遮断信号I6を出力し、パルス発生回路8のチョ
ッパ2へのパルス出力を停止させる。このようにして速
度信号線の断線を診断し、断線していると判断すればモ
ータ3を停止させる。
の他にモータの回転に基づく逆起電力が含まれている筈
であり、モータの現実の速度は0ではなく、速度検出手
段としての速度検出器4または速度検出回路10が異常
(断線)である筈である。よってモータを停止させて、
モータで駆動されている装置の衝突を防止するものであ
る。 【実施例】 次に第1図を用いて本発明の実施例を説明する。 同図は本発明の一実施例としての速度制御回路の構成を
示すブロック図で第2図に対応する。 第1図においては安全装置5八を除く構成は第2図と同
じである。また前記安全装置5Aの構成は指令電圧演算
回路11を除いて第2図と同じである。 前記指令電圧演算回路11は、モータ電流値Iを入力し
指令電圧演算値Vl”を出力する。次に減算器15はこ
の指令電圧演算値Vl”と電流制限回路7より出力され
た電圧指令値■0とを比較し故障診断回路l2に入力す
る。故障診断回路l2は、比較した結果が負であれば、
換言すれば電圧指令値V4が指令電圧演算値vt”より
大きければ速度信号線の断線と判断し、パルス発生回路
8に対してパルス遮断信号16を出力しモータを停止さ
せる。 ここで、指令電圧演算回路l1の動作原理を説明する。 モータ3の現実の回転速度ωがO rp+*の速度のと
きの電圧指令値v1は従来の技術で述べた式(5)のよ
うになる。ここで、モータの電機子抵抗Rは既知の値で
あり、また電流Iは電流検出回路9より検出することが
できる。つまり、電流制御回路7から出力されている電
圧指令値v1は一定時間ごとにモータの抵抗値Rと電流
■により演算して推定することができる。演算した指令
電圧演算値vi”は次式(7)となる. ■ビ =R−1 −・−・・(7)次に故障診断回
路12の動作原理について説明する。まず、速度検出回
路10では速度検出器4と速度検出回路10の信号線が
断線すると速度検出信号ωnはO rpn+の速度とな
る。また、(7)式より求まる指令電圧演算値v1°と
電流制御回路7から出力される電圧指令値V*とはモー
タの現実の回転速度ωがO rpamの速度のときはV
l“ζ■0の関係がある。そこで故障診断回路l2は、
指令電圧演算値Vl”と電圧指令値■0とを比較し、も
し電圧指令値■0が大きい場合、現実のモータ速度はO
rpmがなく速度検出器4または速度検出回路10の
速度信号線の断線と判断し、パルス発生回路8に対して
パルス遮断信号I6を出力し、パルス発生回路8のチョ
ッパ2へのパルス出力を停止させる。このようにして速
度信号線の断線を診断し、断線していると判断すればモ
ータ3を停止させる。
本発明によれば直流モータ3の速度を検出し速度検出信
号ωnとして出力する速度検出手段としての速度検出器
および速度検出回路lO、前記速度検出信号ωnが与え
られた速度指令値ωn1に一敗するように電圧指令値v
1を出力する速度制御回路6など、 前記電圧指令値v1に相当する直流電圧としての平均電
圧Vを前記直流モータ3の電機子へ供給する可変電圧供
給手段としてのパルス発生回路8およびチョッパ2、を
備えた速度制御WEIにおいて、 前記電機子に供給される電流■を検出する電流検出回路
9と、 この電機子電流■に基づき前記電機子の抵抗Rに生ずる
電圧降下R・■としての指令電圧演算値Vl”を演算出
力する指令電圧演算回路11と、前記速度検出信号ωn
がOであって、かつ前記電圧指令値V”が前記指令電圧
演算値v1°を上回るときは、前記速度検出手段4また
はlOの断線とみなしてパルスしゃ断信号16をパルス
発生回路8に与え前記直流モータ3を停止させる故障診
断回路12と、 を備えることとしたので、 モータに小さな電流しか流れていなくても速度信号線の
断線を検出でき、少い回転量で停止できるので、速度信
号線の断線による周辺装置への衝突を極力少なくするこ
とができる。
号ωnとして出力する速度検出手段としての速度検出器
および速度検出回路lO、前記速度検出信号ωnが与え
られた速度指令値ωn1に一敗するように電圧指令値v
1を出力する速度制御回路6など、 前記電圧指令値v1に相当する直流電圧としての平均電
圧Vを前記直流モータ3の電機子へ供給する可変電圧供
給手段としてのパルス発生回路8およびチョッパ2、を
備えた速度制御WEIにおいて、 前記電機子に供給される電流■を検出する電流検出回路
9と、 この電機子電流■に基づき前記電機子の抵抗Rに生ずる
電圧降下R・■としての指令電圧演算値Vl”を演算出
力する指令電圧演算回路11と、前記速度検出信号ωn
がOであって、かつ前記電圧指令値V”が前記指令電圧
演算値v1°を上回るときは、前記速度検出手段4また
はlOの断線とみなしてパルスしゃ断信号16をパルス
発生回路8に与え前記直流モータ3を停止させる故障診
断回路12と、 を備えることとしたので、 モータに小さな電流しか流れていなくても速度信号線の
断線を検出でき、少い回転量で停止できるので、速度信
号線の断線による周辺装置への衝突を極力少なくするこ
とができる。
第1図は本発明の一実施例としての速度制御回路の構成
を示すブロック図、 第2図は第1図に対応する従来のブロック図、第3図は
モータ制御の原理図である。 l:速度制御装置、2:チョッパ、3:モータ、4:速
度検出器、5^ :安全装置、6:速度制御回路、7:
電流制御回路、8バルス発生回路、9:電流検出回路、
10:速度検出回路、11:指令電圧演算回路、12:
故障診断回路。 オ 3図
を示すブロック図、 第2図は第1図に対応する従来のブロック図、第3図は
モータ制御の原理図である。 l:速度制御装置、2:チョッパ、3:モータ、4:速
度検出器、5^ :安全装置、6:速度制御回路、7:
電流制御回路、8バルス発生回路、9:電流検出回路、
10:速度検出回路、11:指令電圧演算回路、12:
故障診断回路。 オ 3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)直流モータの速度を検出し速度検出信号として出力
する速度検出手段、 前記速度検出信号が与えられた速度指令値に一致するよ
うに電圧指令値を出力する制御手段、前記電圧指令値に
相当する直流電圧を前記直流モータの電機子へ供給する
可変電圧供給手段、を備えた速度制御装置において、 前記電機子に供給される電流を検出する電流検出手段と
、 この電機子電流に基づき前記電機子の抵抗に生ずる電圧
降下を演算出力する電圧降下演算手段と、前記速度検出
信号が0であって、かつ前記電圧指令値が前記電圧降下
を上回るときは、前記速度検出手段の異常とみなして前
記直流モータを停止させる手段と、 を備えたことを特徴とする速度制御モータの安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1108533A JPH02290184A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 速度制御モータの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1108533A JPH02290184A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 速度制御モータの安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02290184A true JPH02290184A (ja) | 1990-11-30 |
Family
ID=14487222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1108533A Pending JPH02290184A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 速度制御モータの安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02290184A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9346695B2 (en) | 2012-04-12 | 2016-05-24 | Posco Engineering & Construction Co., Ltd. | Apparatus for purifying wastewater and method thereof |
-
1989
- 1989-04-27 JP JP1108533A patent/JPH02290184A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9346695B2 (en) | 2012-04-12 | 2016-05-24 | Posco Engineering & Construction Co., Ltd. | Apparatus for purifying wastewater and method thereof |
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