JPH02290119A - ゴム・プラスチック電力ケーブル用終端接続部の事故検出方法 - Google Patents
ゴム・プラスチック電力ケーブル用終端接続部の事故検出方法Info
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- JPH02290119A JPH02290119A JP10979689A JP10979689A JPH02290119A JP H02290119 A JPH02290119 A JP H02290119A JP 10979689 A JP10979689 A JP 10979689A JP 10979689 A JP10979689 A JP 10979689A JP H02290119 A JPH02290119 A JP H02290119A
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- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は地中送配電線用の例えば架橋ポリエチレン絶縁
電力ケーブル（以下Ｃｖケーブルと呼ぶ）の如きゴム・
プラスチック電力ケーブルの終端接続部の事故検出方法
に関するものである。
電力ケーブル（以下Ｃｖケーブルと呼ぶ）の如きゴム・
プラスチック電力ケーブルの終端接続部の事故検出方法
に関するものである。
（従来の技術）
従来から地中送配電線用電力ケーブルとして用いられて
いたＯＦケーブル、ＰＯＦケーブル（パイプタイプＯＦ
ケーブル）等の圧力型油浸絶縁電力ケーブルでは常時油
圧監視が実施されており、油圧低下により事故を検出す
る方法がとられている。即ち、これらのケーブルは線路
の終端接続．部等に設置された油量、油圧補償用の給油
檜の圧力低下を監視するものであって、主にケーブルの
外傷等による漏油の有無を監視し、事故の早期発見に寄
与していた。
いたＯＦケーブル、ＰＯＦケーブル（パイプタイプＯＦ
ケーブル）等の圧力型油浸絶縁電力ケーブルでは常時油
圧監視が実施されており、油圧低下により事故を検出す
る方法がとられている。即ち、これらのケーブルは線路
の終端接続．部等に設置された油量、油圧補償用の給油
檜の圧力低下を監視するものであって、主にケーブルの
外傷等による漏油の有無を監視し、事故の早期発見に寄
与していた。
これに対して、Ｃｖケーブル等のいわゆるソリッド型の
ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブル線〜 路では、ケーブル本体は勿論、終端接続部、中間接続部
等に圧力媒体を用いていないため、前述のＯＦケーブル
やＰＯＦケーブルのように圧力を監視するという技術思
想は全くなかった。
ゴム・プラスチック絶縁電力ケーブル線〜 路では、ケーブル本体は勿論、終端接続部、中間接続部
等に圧力媒体を用いていないため、前述のＯＦケーブル
やＰＯＦケーブルのように圧力を監視するという技術思
想は全くなかった。
又一般にケーブル部分の事故については、事故の際に流
れる地絡、短絡電流を電気的にとらえ、この電流変化で
事故を検出する方法がある。
れる地絡、短絡電流を電気的にとらえ、この電流変化で
事故を検出する方法がある。
（解決しようとする諌題）
上述したようにＯＦケーブルやＰＯＦケープには油圧監
視方法が適用されているが、この方法では電力ケーブル
と終端及び中間接続部を含めた電力ケーブル線路として
の事故検出は出来るが、終端接続部あるいは中間接続部
に限定した事故の検出は出来なかった。
視方法が適用されているが、この方法では電力ケーブル
と終端及び中間接続部を含めた電力ケーブル線路として
の事故検出は出来るが、終端接続部あるいは中間接続部
に限定した事故の検出は出来なかった。
一方、Ｃｖケーブル線路で電気事故が発生した場合、外
観からは判別し難いケースが多く、事故点調査に多大の
時間を要していた。又電気的事故標定にしても数１０ｍ
〜数１００ｍの誤差が伴なうことが多かった。しかも、
事故点調査の結果、仮に終喘接続部近傍と推定しても、
終端接続部なのか、ケーブル部なのかは終端接続部を解
体して調査しないと確認が出，来ないという問題点があ
った。
観からは判別し難いケースが多く、事故点調査に多大の
時間を要していた。又電気的事故標定にしても数１０ｍ
〜数１００ｍの誤差が伴なうことが多かった。しかも、
事故点調査の結果、仮に終喘接続部近傍と推定しても、
終端接続部なのか、ケーブル部なのかは終端接続部を解
体して調査しないと確認が出，来ないという問題点があ
った。
（課題を解決するための手段）
本発明はＣｖケーブルのようなゴム・プラスチック電力
ケーブル線路の事故検出の問題点を解消した新規なゴム
・プラスチック電力ケーブル用終端接続部の事故検出方
法を提出するもので、その特徴は、接続部を構成する金
属又は絶縁物で形成された箱体の内部に圧力センサーを
設置し、その圧力上昇により事故を検出することにある
。
ケーブル線路の事故検出の問題点を解消した新規なゴム
・プラスチック電力ケーブル用終端接続部の事故検出方
法を提出するもので、その特徴は、接続部を構成する金
属又は絶縁物で形成された箱体の内部に圧力センサーを
設置し、その圧力上昇により事故を検出することにある
。
（作用）
終端接続部で絶縁破壊事故が生じた場合、必ず絶縁体の
熱分解が生じる。一般にゴム・プラスチック電力ケーブ
ルの終端接続部の場合、有機絶縁物で措成されており、
これが高温で熱分解すると、炭化水素、二酸化炭素、水
蒸気その他の分解生成ガスが発生し、密閉容器内でガス
化すると０．０１〜２秒程度の時間内に急激な圧力上昇
が発生する。
熱分解が生じる。一般にゴム・プラスチック電力ケーブ
ルの終端接続部の場合、有機絶縁物で措成されており、
これが高温で熱分解すると、炭化水素、二酸化炭素、水
蒸気その他の分解生成ガスが発生し、密閉容器内でガス
化すると０．０１〜２秒程度の時間内に急激な圧力上昇
が発生する。
本願発明者等はゴム・プラスチック電力ケーブル用終喘
接続部でのこの現象に着眼し、終端接続郎の箱体内に圧
力センサーを設置し、圧力の時間変化を感知することに
よって終嬬接続部の事故検出を行なうことを見出した。
接続部でのこの現象に着眼し、終端接続郎の箱体内に圧
力センサーを設置し、圧力の時間変化を感知することに
よって終嬬接続部の事故検出を行なうことを見出した。
（実施例）
第１図は本発明の事故検出方法におけるゴム・プラスチ
ック電力ケーブル用終端接続部の具体例の要部の断面を
あらわした構成図である。
ック電力ケーブル用終端接続部の具体例の要部の断面を
あらわした構成図である。
図面において、（１０）はＣｖケーブル等のゴム・プラ
スチック電力ケーブルで、（■）はケーブル導体％ （
１２）は架橋ポリエチレン絶縁体等のケーブル絶縁体、
（１３）はポリ塩化ビニル、ポリエチレン等のプラスチ
ックシースである。上記ケーブル導体（１１）の先端部
には導体引出棒（２ｌ）が接続されている。ケーブル絶
縁体（重３）の外周上にはゴム・プラスチックより成る
プレモールド絶縁体（２３）が形成されており、その外
側にはエポキシ套管（２２）が位置している。上記プレ
モールド絶縁体《２３》はスプリングの押圧力により押
しパイプ（２４）を介してケーブル絶縁体（＋２）上に
押圧されている。エポキシ套管（２２）に続いて絶縁筒
（２５）、−ケーブル保護金具（２Ｂ）があり、ケーブ
ル保護金具《２Ｂ》の下部はケーブルのプラスチックシ
ース（ｌ３）上に位置し、その上に防水テープ《２７》
が施されて端末部の防水を保持している。しかして、エ
ポキシ套菅（２２），絶縁筒（２５）及びケーブル保護
金具（２Ｂ）で覆われた内部は密閉吠態にあり、ケーブ
ル保護金具《２８》内の密閉空間に圧力センサー（２８
）を設置してある。
スチック電力ケーブルで、（■）はケーブル導体％ （
１２）は架橋ポリエチレン絶縁体等のケーブル絶縁体、
（１３）はポリ塩化ビニル、ポリエチレン等のプラスチ
ックシースである。上記ケーブル導体（１１）の先端部
には導体引出棒（２ｌ）が接続されている。ケーブル絶
縁体（重３）の外周上にはゴム・プラスチックより成る
プレモールド絶縁体（２３）が形成されており、その外
側にはエポキシ套管（２２）が位置している。上記プレ
モールド絶縁体《２３》はスプリングの押圧力により押
しパイプ（２４）を介してケーブル絶縁体（＋２）上に
押圧されている。エポキシ套管（２２）に続いて絶縁筒
（２５）、−ケーブル保護金具（２Ｂ）があり、ケーブ
ル保護金具《２Ｂ》の下部はケーブルのプラスチックシ
ース（ｌ３）上に位置し、その上に防水テープ《２７》
が施されて端末部の防水を保持している。しかして、エ
ポキシ套菅（２２），絶縁筒（２５）及びケーブル保護
金具（２Ｂ）で覆われた内部は密閉吠態にあり、ケーブ
ル保護金具《２８》内の密閉空間に圧力センサー（２８
）を設置してある。
このように構成した終端接続部において、図に矢印で示
すプレモールド絶縁体（２３）の界面で強制的に絶縁破
壊を起こさせて、保護金具（２Ｂ）内部の圧力上昇を圧
力センサー（２８）で測定した結果は第２図の通りであ
った。
すプレモールド絶縁体（２３）の界面で強制的に絶縁破
壊を起こさせて、保護金具（２Ｂ）内部の圧力上昇を圧
力センサー（２８）で測定した結果は第２図の通りであ
った。
第２図よりわかるように、０．０１〜２秒程度の時間内
に大きな圧力上昇があり、この結果より、０．０１〜２
秒程度の時間内に０．２ｋｇ／ｃＪ以上の圧力上昇が生
じた場合に事故と判別し得ることがわかった。
に大きな圧力上昇があり、この結果より、０．０１〜２
秒程度の時間内に０．２ｋｇ／ｃＪ以上の圧力上昇が生
じた場合に事故と判別し得ることがわかった。
（発明の効果）
以上説明したように本発明の事故検出方法によれば、ゴ
ム・プラスチック電力ケーブル用終喘接続部の密閉空間
内に圧力センサーを設置するという簡単な構成で終端接
続部の事故を容易に検出することができるので、ゴム・
プラスチック電力ケーブル線路の事故の早期発見に極め
て効果的である。
ム・プラスチック電力ケーブル用終喘接続部の密閉空間
内に圧力センサーを設置するという簡単な構成で終端接
続部の事故を容易に検出することができるので、ゴム・
プラスチック電力ケーブル線路の事故の早期発見に極め
て効果的である。
第１図は本発明の事故検出方法におけるゴム・プラスチ
ック電力ケーブル用終端接続部の具体例の要部の断面を
あらわした構成図である。 第２図は本発明の実施例における時間（秒）と圧力上昇
の関係図である。 ！０・・・ケーブル、■・・・ケーブル導体、１２・・
・ケーブル絶縁体、１３・・・シース、２２・・・エボ
キシ套菅、２３・・・プレモールド絶縁体、２５・・・
絶縁筒、２［ｉ・・・ケーブル保護金具、２８・・・圧
力センサー
ック電力ケーブル用終端接続部の具体例の要部の断面を
あらわした構成図である。 第２図は本発明の実施例における時間（秒）と圧力上昇
の関係図である。 ！０・・・ケーブル、■・・・ケーブル導体、１２・・
・ケーブル絶縁体、１３・・・シース、２２・・・エボ
キシ套菅、２３・・・プレモールド絶縁体、２５・・・
絶縁筒、２［ｉ・・・ケーブル保護金具、２８・・・圧
力センサー
Claims (1)
- （１）ゴム・プラスチック電力ケーブル用終端接続部を
構成する金属又は絶縁物で形成された箱体の内部に圧力
センサーを設置し、その圧力上昇により事故を検出する
ことを特徴とするゴム・プラスチック電力ケーブル用終
端接続部の事故検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10979689A JPH02290119A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ゴム・プラスチック電力ケーブル用終端接続部の事故検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10979689A JPH02290119A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ゴム・プラスチック電力ケーブル用終端接続部の事故検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02290119A true JPH02290119A (ja) | 1990-11-30 |
Family
ID=14519438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10979689A Pending JPH02290119A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ゴム・プラスチック電力ケーブル用終端接続部の事故検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02290119A (ja) |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP10979689A patent/JPH02290119A/ja active Pending
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