JPH02289549A - アゾール―1―アルカンアミド及びその製造方法 - Google Patents

アゾール―1―アルカンアミド及びその製造方法

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JPH02289549A
JPH02289549A JP2066759A JP6675990A JPH02289549A JP H02289549 A JPH02289549 A JP H02289549A JP 2066759 A JP2066759 A JP 2066759A JP 6675990 A JP6675990 A JP 6675990A JP H02289549 A JPH02289549 A JP H02289549A
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JP2066759A
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Denis M Bailey
デニス・マーロン・ベイリー
Virendra Kumar
ヴィレンドラ・クマー
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    • C07D231/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ホ乳動物の心臓不整脈の治療に有用な新規な
IH−ピラゾール−1−アセトアミド類及びそれらの製
造に関する。
ハイネマン(Hei nemann)氏等に対する米国
特許第4.695.566号明細書は、不整脈治療剤と
して一般式 のIH−ピラゾール−3−イル(及びIH−ビラゾール
ー5−イル)オキシアセトアミド類を開示している。
特定的には(1)N−(2−ジエチルアミノ)エチル)
−2−((5−フエニルーIH−ビラゾールー3−イル
)オキシ〕アセトアミド(実施例5)、及び(2)N 
−  (3 −  (ジエチルアミノ)プロビル)−2
−((5−フ二二ルーIH−ビラゾールー3−イル)オ
キシ〕アセトアミド(実施例24)を開示している。
ベイレイ( Bat Iey)氏に対する米国特許第4
.182.895号明細書は第8欄の第63行〜第64
行に、1−アミノー低級アルキルー3.4−ジフエニル
−IH−ビラゾールの合成における中間体として( 1
 − (3.4−ジフエニル−IH−ピラゾリル))−
N.N−ジメチルプ口ビオンアミド”を開示している。
ボンダバリ (Bondaval 11)氏等〔ファル
マコ(Farmaco)編,サイエンス(Sci)第4
3巻,725頁〜743頁(1988年)〕は抗高血圧
剤、抗不整脈薬、鎮痛薬、抗炎症薬、及び血糖低下薬と
して1− (2−ヒドロキシエチル)−3.5−ジフエ
ニル−IH−ピラゾールのN−アルキルカーバメート類
を開示している。特定的には、エチル、イソプロビル、
フエニル及び1−ナフチルカルバメートを開示している
ドイツの公開された出願第3.620,825号〔ケミ
カル・アブストラクツ(Chemical Abstr
acts)第108巻二112467 (1987年)
〕は螢光増白剤の合成中間体として3−フエニルーIH
−ビラゾールー1−アセトアミドを開示しているようで
ある。
ムーン(Moon)氏及びコーニス(Kornis)氏
に対する米国特許第4.072,498号明細書は、除
草剤として一連のα−メチル−3−フエニル及び5フェ
ニルーIH−ビラゾールー1−アセトアミド類並びに3
−フェニルーIH−ビラゾールー1プロパンアミド類を
開示している。特定的には0−クロロ、m−”ロロ、及
びm−ニトロ並ヒニ未置換3一及び5−フェニルN,N
,α一トリメチル−IH−ピラゾールー1−アセトアミ
ド(各々実施例15, 21. 16. 25及び2)
が開示されている。
実施例124は、N.N−ジメチル−3−フェニルビラ
ゾールー1−プロピオンアミドを開示する。
実施例142は、N,Nα一トリメチル−3−(Oフル
オロフェニル)ビラゾール1−アセトアミド並びにその
相当する0−ブロモ及び0−エチル類似体を開示してい
る。
エスリン(Ezrin)氏等[FASEBジャーナル(
Journal)第2巻, A1557頁(1’188
年)〕は、N−[3−(ジエチルアミノ)プロピル]−
4.5−ジフエニル−1H−ビラゾールー1−アセl・
アミドフマレートの抗不整脈活性を述べている。
1989年1月18口に公表された欧州特許出願第29
9,407号明細書は抗不整脈薬として広範囲にわたる
一連の4,5−ジアリール−1H−ピラゾールー1−ア
ルカンアミド類を開示している。
本発明は式エ (式中R1は水素又は低級アルキルであり;R2は水素
、ヒドロキシ、低級アルキル、低級アルコキシ、低級ア
ルキルアミノ、低級アルキル“アミド、低級アルキルス
ルホンアミド、ニトロ、アミノ、シアノ、又はハロゲン
であり;R3及びR4は独立して水素、低級アルキル、
又はヒドロキシ低級アルキル、或はR 及びR4が一緒
になって4乃至6個の炭素からなる直鎖状又は分技鎖状
のアルキレン鎖を形成し;そしてnは2乃至8の整数で
ある。)の化合物又はその酸付加塩に関する。
本明細書中に使用される低級アルキルは4又はそれ以下
の炭素原子の直鎖又は分枝鎖状の炭化水素を示し;本明
細書中に使用される低級アルコキシは4又はそれ以下の
炭素原子を含む線状又は分枝鎖状のアルコキシ置換基を
示し;ハロゲンは臭素、塩素又はフッ素を示す。
心臓不整脈の治療用組成物は、必要に応じて薬学上許容
しうる賦形剤又は希釈剤と共に式■の化合物からなる。
不整脈治療に有効な量の式Iの化合物をホ乳動物に投与
することによって、前記ホ乳動物の心臓不整脈を治療す
ることができる。
式■の化合物の製造方法はビラゾール−1−アセテート
又はピラゾール−1−酢酸とアミンとを反応させること
からなる。
更に、式工の化合物の製造方法は、4一若しくは5−二
置換ビラゾール−1−アセテート又は4一若しくは5−
二置換ピラゾール−1−酢酸と、ω−アミノ線状アルカ
ノールとを反応させ、得られたアルコール体を求核置換
に良い基質である基に変換させ、そしてアミンで前記基
を置換することからなる。
本発明の化合物の合成は機構A(式中R5は水素又は低
級アルキルである。)に示されるように略述することが
できる。
機  構 A 反応させる。
アミンが高価である時、エステル■を、不活性溶媒中で
三級アミン、好ましくはジイソプ口ピルエチルアミンの
存在下で約1当量のアミン■と反応させることが好まし
い。
あるいは、Aが(CH2)nである場合の本発明の化合
物は機構Bに略述するように合成できる。
適当に置換されている3−,4−,又は5一フエニルピ
ラゾール−1−アルカン酸の低級アルキルエステル、好
ましくはメチル若しくはエチルエステルを(II)を2
0乃至150℃、好ましくは90乃至150°Cで過剰
の式■の一級又は二級アミンと機  構 B ■ ↓ O 適当に置換されている3−,4−,又は5−フエニル−
IH−ピラゾールー1−アルカン酸(If)の低級アル
キルエステル、好ましくはメチルエステル又はエチルエ
ステルと、20乃至150℃、好ましくは90乃至10
0℃で場合により外部からの塩基の存在下過剰の一級又
は二級アミノアルカノール(IV)とを反応させ、式■
のN−  [ヒドロキシアルキル〕ピラゾール−1・ア
ルカンアミドを生成させる。ヒドロキシアルキルアルカ
ンアミ■ ド(V)は、好ましくは、ピリジン等の塩基性/溶媒の
存在下、−20°乃至20℃、好ましくは0゜Cで、好
ましくはメタンスルホニルクロリドでスルホニル化する
ことにより活性化し、式■(式中Xはメタンスルホネー
ト等の求核置換に付されている基である)のアルキルア
ルカンアミドを生成する。
あるいは、ヒドロキシアルキルアルカンアミド(V)を
、三ハロゲン化燐、五ハロゲン化燐、ハロゲン化チオニ
ル又は四ハロゲン化メタンとトリアルキルホスフィンと
によって対応するハロゲン化物(Vl,X=CΩ,B「
,又は■)に変換する。
次いで、前記基Xを、20°乃至100゜Cで溶媒の存
在下又は不存在下の反応により、適切な一級又は二級ア
ミン(■)と置換する。
エステル■は、不活性溶媒、好ましくはDMF中、20
乃至100°Cでα−ハロ酢酸エステル又はβ−ハロプ
ロパン酸エステル、好ましくはブロモ酢酸エチル又は3
−プロモーブロビオン酸エチルでそのナトリウム塩のア
ルキル化により、適当に置換されているピラゾールから
合成することができる。
適当に置換されている3−フェニル−IH−ピラゾール
類は文献中で周知である。4−フエニルIH−ピラゾー
ル類は不活性溶媒中、好ましくはエタノール中で、0°
乃至100°C、好ましくは約25゜Cで適当に置換さ
れている2−アリールー3(ジメチルアミノ)アク口レ
インとヒドラジン水和物との縮合によって製造できる。
アク口レイン類はコッポラ(Coppo l a)氏等
の方法〔ジエイ・ヘット・ケム(J. flat. C
hc+n.) ,第11巻,51〜56頁.  (19
74年)〕により得られる。
エステル■の3−又は5−アリール異性体は、又、適当
に置換されているβ−ケトエノー1I ルエーテル(R2−C6H4−C−CH=CH−0−A
Ωk)及びヒドラジノアセテートからも合成することが
できる。
あるいは、本発明の化合物は、遊離酸から合成すること
が可能であり、該遊離酸は対応するエステルの加水分解
によって得ることができる。従って、適切に置換されて
いる3−フエニルーIH−ピラゾールー1一酢酸、4−
フエニルーIH−ビラゾールー1一酢酸又は5−フエニ
ルーIH−ビラゾールー1−酢酸[n (式中R5は水
素である。)〕は、酸塩化物との反応で混合酸無水物を
形成する、カルボジイミドとの反応で0−アシルイソウ
レアを形成する、又はカルボニルジイミダゾールとの反
応でイミダゾリドを形成する等の当業界で周知の方法に
よって活性化される。次いで、不活性溶媒中の活性化さ
れた酸を、−20゜乃至75℃で化学世論量又はわずか
に過量の式■の一級又は二級アミンと化合させる。
式Iの化合物は、遊離塩基体及び酸付加塩体のいずれも
有用であり、両形態とも本発明の範囲内である。酸付加
塩は多くの場合使用のため一層便利な形態であり、実際
上、本質的には、このような塩の形態の使用は塩基の形
態の使用と同等である。酸付加塩の製造に使用すること
ができる酸には、好ましくは、遊離塩基と合わせた陛に
、医学的に許容できる塩を生成するようなもの、即ち塩
のア二オンが塩の医学用量で動物生体に対し比較的無毒
であり、従って遊離塩基の固有の有益な特性をアニオン
に山来する副作用によって損なうことがないような塩を
生成するようなものがある。
本発明を実施する場合、塩酸塩、フマル酸塩、トルエン
スルホン酸塩、メタンスルホン酸塩又はマレイン酸塩を
形成することが都合がよい。しかし、本発明の範囲内に
含まれるその他の適切な医薬上許容できる塩は、他の鉱
酸及び有機酸から誘導されるものである。塩基化合物の
酸付加塩は、適切な酸を含有する水性アルコール溶媒中
に遊離塩基を溶解し、溶液を蒸発させることによって塩
を単離するか又はa機溶媒中で遊離塩基と酸を反応させ
ることによって製造され、後者の場合、塩は直接分離す
るか、第二有機溶媒で沈殿させるか、又は、溶液の濃縮
によって得ることができる。塩基化合物の医学−l−許
容できる塩が好ましいが、得られる化合物の溶媒化物、
例えば水和物と同様すべての酸付加塩は、本発明の範囲
内に含まれる。
たとえ特定の酸付加塩自体が単なる中間生成物としての
み所望される場合例えば塩を精製若しくは同定の口的の
ためにのみ形成する場合、或はイオン交換法によって医
学ヒ許容しうる塩を製造する際の中間体として使用する
場合であっても、すべての酸付加塩は遊離塩基形成源と
して有用である。
本発明の化合物の構造を、合成方法によって、元素分析
によって、並びに赤外分光法、紫外分先法、核磁気共鳴
分光法、及び貢量分光法によって確立した。反応過程並
びに生成物の同定及び均質性は、薄層クロマトグラフィ
ー(TLC)又はガスー液体クロマトグラフィ−(GL
’C)によって評価した。出発物質は商業上人手可能で
あるか又は周知の方法によって製造することができる。
以下の方法では、融点は、摂氏で示し、補正していない
。略語THFはテトラヒド口フランを示し、DMFはN
.N−ジメチルホルムアミドを示し、Acはアセチル残
基、CH3COを示す。
〔実施例1〕 4−フェニル−1H−ピラゾール ピルスマイヤー(Vi 1smcicr)試薬を、84
ml(0.9モル)のオキシ塩化燐を81g (1.1
モル) (7)DMFに冷却しながら加えることにより
製造した。この試薬を5分間撹拌し、そしてDMF 1
50ml中の40.8g (0.3モル)のフエニル酢
酸を滴加した。得られた混合物を70°Cで18時間加
熱し、氷」一に注ぎ、35%NaOH水溶液で塩基性に
し、固体の副産物を冫戸過して取り除き、そして塩化メ
チレンで抽出した。塩化メチレン抽出溶液を硫酸マグネ
シウム上で乾燥させ、溶媒を放散させた。2−フエニル
ー3− (ジメチルアミノ)アク口レインの残留物を約
350mlのエタノールに溶解し、そして0.75モル
のヒドラジン水和物を添加した。得られた混合物を室温
で18時間撹拌し、そして固体生成物を?戸別した。エ
タノールから再結晶して、35gの4−フエニルーIH
−ピラゾールを得た。実質的に同様の方法によって、対
応するアク口レイン及びヒドラジンから4− (4−夕
ロロフエニル)1H−ピラゾール、4− (4−メトキ
シフエニル)−1H−ビラゾール、4− (3−メチル
フエニル)−1H−ピラゾール、及び4− (2−ニト
ロフェニル)−1H−ピラゾールが製造できる。
〔実施例2〕 酸エチル A.室温でloOmlのDMF中8 z (0.2モル
)の水素化ナトリウムのスラリーに、23g (0.1
6モル)の3−フエニルピラゾールを添加した。得られ
た混合物を1時間撹拌しそして17.’8ml (0.
16モル)のブロモ酢酸エチルを添加した。反応混合物
を約100℃で2時間加熱し、冷却し、水中に注ぎ、塩
化メチレンで抽出し、硫酸マグネシウム上で乾燥し溶媒
を放散した。得られた油状物を、25%の酢酸エチル含
有ヘキサンを使用してシリカゲルのHPLCに付した。
第一番口の、かつ、主に溶出した成分は3一異性体であ
った。エーテルーヘキサンから再結晶すると6.0gの
3−フエニル−1H−ピラゾール−1一酢酸エチルを得
た。このものの1=1のエチル酢酸−ヘキサン中シリカ
ゲルのRf値は0、66であった。HPLC分離から溶
出した第三番目の成分は5一異性体を含む少世の両分だ
った。溶媒を放散すると、1.0gの57二二ルーIH
−ビラゾールー1−酢酸エチルを油状物として得た。こ
のものの1:1のエチル酢酸−ヘキサン中のシリカゲル
のRf値は0.51であった。
B.あるいは、l.18g (0.01モル)のエチル
ヒドラジノ酢酸エステル塩酸塩及び1.76g (0.
01モル)の3−エトキシ−1−フエニルー2−ブロペ
ン−1−オンを過剰のトリエチルアミンと合わせ、20
分間100°Cに加熱して反応させた。反応混合物を冷
却し、水中に注ぎ、エーテルで抽出した。
1:1の酢酸エチルーヘキサンを展開溶媒とし、得られ
たエーテル溶液のシリカゲルTLCは、実施例2Aで見
られた3−フェニル−IH−ビラゾールー1一酢酸エチ
ル及び5−フエニルーIH−ビラゾールー1一酢酸エチ
ルと同様の分布を示した。
〔実施例3〕 4−フエニル−IH−ピラゾールー1=酢酸エチル 室温で30mlのDMF中の3.0g (0.075モ
ル)の水素化ナトリウムのスラリーに実施例1の10g
(0.069モル)の4−フエニル−IH−ピラゾール
を添加した。得られた混合物を1時間撹拌し、そして7
.8ml (0.07モル)のブロモ酢酸エチルを冷却
しながら添加した。反応を撹拌しながら室温で3時間、
短時間100゜Cで行い、氷」二に注いだ。生成物を}
戸過し、水ですすぎ、乾燥し、そしてヘキサンで洗浄す
ると14.0gの4−フエニルーIHビラゾールー1一
酢酸エチルを得た。
〔実施例4〕 アミド 130mlのDMFに溶解させた実施例3の4−フエニ
ル−1H−ピラゾールー1−酢酸エチル13.5g (
0.059モル)と12.6ml (0.08モル)の
3−(ジエチルアミノ)プロパンアミンとの溶液を10
0゜Cで4時間撹拌した。反応混合物を水に注ぎ、塩化
メチレンで抽出し、溶媒を放散した。残留物をエーテル
中で粉末化し、そして得られた固体をエーテルーへキサ
ンから再結晶して3.70gの生成物を得た。m.p.
55乃至57゜C0〔実施例5〕 アミド塩酸塩 DMF溶媒を除いた以外は実施例4の方法と同様にして
、l.Og (4.3ミリモル)の5−フェニル−IH
−ビラゾールー1一酢酸エチル及び3− (ジエチルア
ミノ)ブロバンアミンからN〔3− (ジエチルアミノ
)プロビル〕 −5−フェニルーIH−ビラゾールー1
−アセトアミド塩酸塩の遊離塩基を製造した。塩酸塩は
、エタノール中で遊離塩基(浦状物)を溶解し、無水エ
ーテルの塩化水素溶液を添加し、そして得られた固体を
エタノールエーテルから再結晶することにより製造した
。乾燥すると、白色の結晶質の生成物はやや褐色を帯び
た非結晶質の固体にくずれた。
〔実施例6〕 1一酢酸エチル及び1− (2−アミノエチル)ビペリ
ジンより4− (4−メトキシフエニル)N−  (2
−  (1−ピペリジニル)エチル〕IH−ビラゾール
ー1−アセトアミドが合成できる。
〔実施例8〕 実施例4と実質的に同様の方法により3一(3−クロロ
フエニル−IH−ビラゾールー1−酢酸エチル及び6−
 (ジメチルアミノ)ヘキサンアミンより3− (3−
夕ロロフエニル)一N−〔6− (ジメチルアミノ)ヘ
キシル〕 −IH−ビラゾールー1−アセトアミドを合
成することができる。
〔実施例7〕 実施例4と実質的に同様の方法により、4一(4−メト
キシフエニル)一1H−ピラゾール実施例4と実質的に
同様の方法により5(3−ニトロフエニル)−1H−ビ
ラゾールー1−酢酸エチル及び3− (ジエチルアミノ
)N−メチルプロパンアミン(N,N−ジエチルーN′
メチルプロピレンジアミン)よりN−  C3−  (
ジェチルアミノ)プロビル]  −5−  (3−ニト
ロフエニル)−1H−ビラゾールー1−アセトアミドが
合成できる。
本発明の他の実施態様の化合物は、デニス エム(Dc
nis M.)氏の米国特許出願D.N. 7398C
号明細書に開示されている別の方法によって適当なフエ
ニルピラゾールより合成することかできる(該出願を明
細書に含める。)。
本発明の化合物の抗不整脈活性は以下の方法により示さ
れた。
ダンカン ハートレイ(Duncan Hartlcy
)モルモット(600〜900g)の雌雄をウレタン(
1.4g/kg、腹腔内)で麻酔し、必要により補充し
た。頚静脈に挿入した微小径の管を使用して、薬物投与
のための静脈内径路を確立した。アコニチン塩酸塩(3
4g/kg)による不整脈の誘発は、アコニチン処理の
前10分に静脈内投与剤としてIceの食塩液を投与し
た対照モルモットにおいて評価した。
被験化合物を、アコニチンの処理前IO分に30mg/
kgの初期用量で静脈内に投与した。最初の被験モルモ
ットに注射後2分以ヒ著しい心臓脈拍障害が持続した場
合、後続の動物にはこの用量を減量した。すべての薬物
を最大耐容世(アコニチン処理前にEKGにおいて不整
脈の欠如により確認)で試験した。化合物をiceの注
射剤として食塩水に含有させて投与した(n=5〜9)
アコニチンの注射と不整脈の出現との間の間隔を測定し
た。(1)最初の心室期外収縮(PVC);(ii)1
0回又はそれ以上の心室拍動からなる心室性頻拍の最初
の持続(VTACH);及び(ili)15秒以上長く
続く心室細動(VFIB)の出現までの時間を特に注目
した。これらの不整脈の出現までの平均時間及び平均標
準偏差を、各々の処理群について計算し、一方向分散解
析を使用して同時に実施した対照と比較した。対照値と
比較してPVC,VTACH及びVFIB時間経過の出
現において統計学的に有意な遅延として活性が定義され
た。
以下の表は本発明の典型的な化合物の試験から得られた
結果を要約している。
実施例      開始時間 (分) 対照1.8〜1.9  2.4〜2.5  4.2〜7
.04      8.0     13.4    
  43.25     6.0     8J*14
.8*統計学上有意でない。
本発明の化合物は医薬上の常法により、製剤化し使用す
ることができる:即ち、非経口又は経口投与のために本
発明化合物又はそれらの薬学的に許容できる塩類を薬剤
学的に許容できるビヒクル例えば水、水性アルコール、
グリコール、油性溶液若しくは油一水懸濁液を溶解又は
懸濁させることによって製造し;又は経口投与のために
それらを単独で、又は通常の補佐剤若しくは賦形剤、例
えば炭酸カルシウム、澱粉、ラクトース、タルク、ステ
アリン酸マグネシウム、アラビアゴム等と共に、カプセ
ル剤若しくは錠剤のような単位用量剤型に均質混合する
ことによって製造することができる。
組成物中の活性成分の割合及び不整脈を治療又は予防す
るための方法は、適当な用曾を得るために変動できる。
個々の患者に対する投与量は臨床医の判断に応じ、規準
として投与経路、治療期間、患者の体格及び症状、活性
成分の効力、並びにそれに対する患者の反応を使用して
変動できる。
従って、活性成分の効果的な用量は、臨床医が患者の利
益に基づいてすべての判断規準を考慮し、かつ臨床医の
最高の判断を採用して決定することができる。
(外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、R^1は水素又は低級アルキルであり;R^2
    は水素、ヒドロキシ、低級アルキル、低級アルコキシ、
    低級アルキルアミノ、低級アルキルアミド、低級アルキ
    ルスルホンアミド、ニトロ、アミノ、シアノ、又はハロ
    ゲンであり;R^3及びR^4は独立して水素、低級ア
    ルキル、又はヒドロキシ低級アルキル、或はR^3及び
    R^4が一緒になって炭素原子4乃至6個の直鎖状若し
    くは分枝鎖状のアルキレン鎖を形成し;そしてnは2乃
    至8の整数である。)の化合物又はその酸付加塩。 2、R^1が水素である請求項1記載の化合物。 3、nが2又は3である請求項2記載の化合物。 4、R^3及びR^4がエチルである請求項3記載の化
    合物。 5、請求項4記載のN−〔3−(ジエチルアミノ)プロ
    ピル〕−4−フェニル−1H−ピラゾール−1−アセト
    アミド。 6、請求項1記載の化合物の製法であって、式II ▲数式、化学式、表等があります▼II (式中、R^2は上記の定義の通りであり、R^5は低
    級アルキル又は水素である。)の化合物と:(a)式I
    II ▲数式、化学式、表等があります▼III (R^1、R^3及びR^4は上記の定義の通りである
    。)の化合物とを反応させて式 I の化合物を製造する
    か;又は (b)式IV ▲数式、化学式、表等があります▼IV (R^1は上記の定義の通りである。)の化合物とを反
    応させて式V ▲数式、化学式、表等があります▼V (式中、R^1及びR^2は上記の定義の通りである。 )の化合物を製造し、得られた式Vの化合物と;該化合
    物のアルコール性官能基を求核攻撃に適した基に変換し
    うる試薬と;を反応させて式VI▲数式、化学式、表等が
    あります▼VI (式中、R^1及びR^2は上記定義の通りであり、X
    は求核置換を受け易い基である。)の化合物を製造し、
    式VIの化合物と式VII ▲数式、化学式、表等があります▼VII (式中R^4及びR^5は上記定義の通りである。)の
    化合物とを反応させ、それにより式 I の化合物を得る
    ことからなり、ここでAは(CH_2)_nであり、R
    ^5が水素のとき前記式IIの遊離酸は式III又は式IVと
    の反応前に活性化されており、そして所望の場合、得ら
    れた式 I の遊離塩基を、その酸付加塩に変換する前記
    方法。 7、一種又はそれ以上の薬学上許容しうる賦形剤又は希
    釈剤と心臓不整脈を治療するのに有効な量の請求項1乃
    至5のいずれかに記載の化合物とからなる心臓不整脈治
    療用組成物。
JP2066759A 1989-03-22 1990-03-16 アゾール―1―アルカンアミド及びその製造方法 Pending JPH02289549A (ja)

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US07/327,212 US4888352A (en) 1989-03-22 1989-03-22 3,4, or 5-aryl-1H-pyrazole-1-alkanamides as antiarrhythmic agents, compositions and use
US327212 1989-03-22

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AU (1) AU5006690A (ja)
CA (1) CA2005864A1 (ja)
FI (1) FI900974A0 (ja)
IL (1) IL93492A0 (ja)
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NZ (1) NZ232610A (ja)
PH (1) PH26466A (ja)
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US4888352A (en) 1989-12-19
AU5006690A (en) 1990-09-27
NZ232610A (en) 1991-05-28
IL93492A0 (en) 1990-11-29
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PT93512A (pt) 1990-11-07
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NO901052L (no) 1990-09-24
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PH26466A (en) 1992-07-27
CA2005864A1 (en) 1990-09-22

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