JPH02289301A - 泥漿鋳込成形方法と成形型及びその乾燥方法 - Google Patents

泥漿鋳込成形方法と成形型及びその乾燥方法

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JPH02289301A
JPH02289301A JP3657690A JP3657690A JPH02289301A JP H02289301 A JPH02289301 A JP H02289301A JP 3657690 A JP3657690 A JP 3657690A JP 3657690 A JP3657690 A JP 3657690A JP H02289301 A JPH02289301 A JP H02289301A
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JP
Japan
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molding
molds
hole
slurry
mold
Prior art date
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Pending
Application number
JP3657690A
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English (en)
Inventor
Katsunori Tsujino
辻野 勝則
Katsutomo Takeuchi
竹内 勝友
Tadashi Arishiro
有代 匡
Koichi Shinba
榛葉 晃一
Koyo Ito
幸洋 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は衛生陶器等の陶磁器製品の鋳込成形方法と成
形型及びその乾燥方法に関する。
(従来の技術) 衛生陶器5例えば陶磁器製品としての洗面器の成形方法
としては、従来一般に泥漿鋳込成形方法が用いられてい
る。第4図はその具体的な一例を示したものである1図
において100は互いに密着状態で連続的に並べられた
石膏型であって、第5図に示しているように内部に成形
凹所102を有している。
104は泥漿供給管であって石膏型100の並び方向に
延び、ここから多数の分岐ホース106が延び出してい
る。
この成形方法では1分岐ホース106の先端を各石膏型
100の底板108に形成した注入口に接続し、モして
泥漿供給管104を通じて泥漿を供給するとともに、そ
の泥漿を分岐ホース106及び各石膏型100内部に形
成した通路を通じてそれらの各成形凹所102内に供給
するようにしている。このようにして成形凹所102内
に供給・注入された泥漿は、成形凹所102の内面に接
する部分が脱水されて固化し、そこで残余の泥漿を再び
分岐ホース106を通じて石−f型100より排出して
乾燥後石膏型100を分解すると、泥漿の固化成形体が
得られる。
ところでこの成形作業に用いられた石膏型100は、成
形時に泥漿中の水分を吸収しているために1次の成形操
作に先立って予め吸収した水分を除去会乾燥しておくこ
とが必要である。而して従来この石膏型100の乾燥は
次のようにして行っていた。
即ち成形体を取り除いた後、先ず石膏型lOOを清掃し
、その後石膏型100の上側及び下側から熱風を噴出さ
せて石膏型100の周囲に熱風雰囲気を造り出し、以て
石膏型100を約−晩かけてその外側から乾燥していた
(発明が解決しようとする課題) 上記成形方法の場合、泥漿供給管104及び分岐ホース
106を必要とするのみならず、−成形サイクル毎に分
岐ホース10Bの先端を石膏型100に着脱する作業が
必要であり、しかもこの作業は作業者が人手で行わざる
を得ないために同作業のために多くの手間と時間とがか
かっていた。
また石膏型100が吸収した水分を除去するための従来
の乾燥方法では、石膏型100を外側からしか乾燥でき
ないために乾燥効率が悪く、乾燥に長時間を要する問題
があった0石膏型10Gの乾燥は、通常各石膏型Zoo
を型組みした状態、即ち各石膏型を重ねた状態のままで
行うため、かかる石膏型100を熟X雰囲気中で乾燥し
た場合、熱風が成形凹所内に入り込み難く、乾燥効率が
悪いのである。
尤もこのとき、各石膏型100を離して熱風の通りを良
くしておけば、乾燥効率は向上する。しかしながら乾燥
に際して石膏型100を離間させると、次に成形操作の
際に再び各石膏!1i100を移動させて密着状態に型
組みしなければならず。
そのために多くの手間が必要となる。
以上のように、従来の成形方法及び乾燥方法何れも多大
な手間1時間を必要とし、これが省力化、生産能率の向
上を阻害する要因となっていた。
(課題を解決するための手段) (第一解決手段) 本願の第一解決手段に係る成形方法はこのような問題点
を解決することを目的として案出されたものであり、そ
の要旨は、互いに密着状態で連続して並べられる成形型
の各々に、該成形型を並び方向に貫通する貫通穴を同一
個所に設けるとともに、該貫通穴と成形凹所とを連通さ
せる連通孔を設け、それら成形型を並べた時に各貫通穴
によって連続する主管路を構成せしめ、該主管路を通じ
て泥漿を供給すると共に各連通孔により該主管路の泥漿
を各成形型の成形凹所内に導入して鋳込成形することに
ある。
(第一解決手段の作用及び効果) 未発り1の方法は、成形型を並べたときに各成形型の貫
通穴によって連続した主管路を構成させ、その主管路及
び各成形型の連通孔を通じて成形凹所内に泥漿を鋳込む
ようにしているので、従来の成形方法のように泥漿供給
管や分岐ホース等を別途に必要としない、従ってこれら
泥漿供給管や分岐ホース配設のためのスペースを確保す
る必要がない。
また分岐ホースが不要となるのに伴なって、かかる分岐
ホースを各成形型の注入口に脱着する操作も必要でなく
なり、同作業に要していた人手作又が不安化する。
更に本発明によれば2分岐ホース接続のために必要であ
った成形型の底板が、分岐ホースの省略とともに不安と
なり、型構成も簡単となる効果が生ずる。
(第二解決手段) 本願の第二解決手段は成形型の乾燥方法に係るものであ
って、その要旨は、互いに密着状態で連続して並べられ
る成形型の各々に、該成形型を並び方向に貫通する貫通
穴を同一個所に設けるとともに、該貫通穴と成形凹所と
を連通させる連通孔を設け、それら成形型を並べた時に
各貫通穴によって連続する主管路を構成せしめ、該主管
路を通じて乾燥用空気を供給するとともに、連通孔によ
り該主管路内の乾燥用空気を各成形凹所内に導いて各成
形型を乾燥することにある。
(第二解決手段の作用及び効果) 本発明の乾燥方法は、各成形型の貫通穴にて構成される
主管路及び連通孔を通じて熱風等の乾燥用空気を成形凹
所内に送り込んで各成形型を乾燥するものである。この
ようにすると、各成形型を外側からのみならず内側から
も乾燥することが可能となり、これにより成形型の乾燥
効率が飛躍的に向上し、所要乾燥時間も短縮される。
尤も従来の泥漿供給管1分岐ホースを通じて熱風等乾燥
用空気を送り込むようにすれば、成形型を内側からも乾
燥することがfir fllRである。
しかしながらこの場合、泥漿供給管2分岐ホース内部の
泥漿が固化して残ってしまうため、実際にはそのような
方法を用いることはできない。
これに対し本発明の乾燥力法の場合、主管路及び連通孔
が何れも各成形型自身に且つ成形凹所と連通ずる状態で
設けられているため、それら主管路及び連通孔を通じて
泥漿を成形凹所内に送り込んだ場合であっても、J&形
体を成形型から脱型・分離する際、主管路及び連通孔内
面に着肉・固化した層が成形体と一体となって除去され
るため、かかる主管路及び連通孔を乾燥用空気の供給用
通路として利用することが可能となる。そしてこれによ
り成形型を効率的に乾燥することができるようになる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
141図乃至第3図において、10はローラコンベヤで
あって、支柱12と多数のローラ14とを有している。
16は洗面器成形用の石膏型であって2つの分割型16
a、16bから成り、内部に成形凹所18(第3図)を
有している。この石膏型16は、互いに密着状態で並べ
られた上搬送台20を介してローラ14上に載置され、
それらローラ14の回転によって前方に搬送されるよう
になっている。
これら石膏型16の夫々には、同一個所において側方に
延び出す延出部22が一体に形成されており、同延出部
22にこれを石膏型16の並び方向に貫通する貫通穴2
4が形成されている。またこの貫通穴24と上記成形凹
所18とは、連通孔23によって互いに連通させられて
いる。
本例においては、複数の石膏型16を互いに密着状態に
並べると、各石膏型16に形成した貫通穴24が並び方
向に連続してそこに主管路25(第2図)が構成される
。従ってこの主管路25内に泥漿を供給すれば、かかる
泥漿が各石膏、!216の連通孔23を通じて夫々の成
形凹所18内に流れ込み、そこで所定形状に成形される
。従って本例では、泥漿供給用の配管を別途に設けるこ
とは必要でなく、また併せてその配管からの泥漿を各成
形凹所18に導くための分岐ホースも必要でない。
ざて成形凹所18内に流れ込んだ泥漿は、成形凹所18
内面に接する部分が石膏型16の吸水作用により脱水さ
れて一様の厚みに固化する。そこで残余の泥漿が同じ連
通孔23及び主管路25を通じて外部に排出され、これ
と同時に或いはその後成形凹所18内にエアが噴き込ま
れて成形体が乾燥される。その後石膏5!16が分解さ
れて、内部の成形体が外部に取り出される。このとき、
主管路25内面及び連通孔23内面での水分吸収により
成形体と一体に固化・着肉した部分が、成形体の脱型と
同時に取り除かれる。即ち主管路25内面及び連通孔2
3内面は、再び出初の奇麗な状態となる。
成形体が増り出された後1石膏型16は次の成形操作の
ために清掃され且つ吸水した水分除去のために乾燥処理
される。この乾燥工程は次のようにして行われる。
即ち各石膏型16は、成形時の重なり状態のまま熱風雰
囲気中に置かれ、更に成形凹所18内に主管路25及び
連通孔23を通じて熱風が導かれる。これにより石膏型
16がその外側からもまた内側からも乾燥され、短時間
で効率的に乾燥される。
本例の成形方法によれば1分岐ホースを着脱するための
注入口を設ける必要がないので、そのための底板を石膏
型16に設ける必要がなく1石膏型16の構成が簡略化
する利点が生ずる。
また上記乾燥方法を用いれば1石膏型16の乾燥効率が
飛躍的に向上する。そしてかかる成形方法及び乾燥方法
によって、従来必要としていた手間2時間が大幅に節減
され、生産能率が著しく向上する。
以上本発明の実施例を詳述したが、これはあくまで−例
であり、未発’JJは上記洗面器を成形する場合のみな
らず、他の衛生陶器或いはその他の陶磁器製品を成形す
るに際しても適用可能であるなど、その主旨を逸脱しな
い範囲において、当業者の知識に基づき種々変更を加え
た形態で構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本発明の一実施例である成
形方法及び乾燥方法の実施状態を示す説明図であり、第
4図及び第5図は夫々従来の泥漿鋳込成形方法の実施状
態の説明図である。 16:石膏型   18:成形凹所 23:連通孔   24:貫通穴 25:主管路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに密着状態で連続して並べられる成形型の各
    々に、該成形型を並び方向に貫通する貫通穴を同一個所
    に設けるとともに、該貫通穴と成形凹所とを連通させる
    連通孔を設け、それら成形型を並べた時に各貫通穴によ
    って連続する主管路を構成せしめ、該主管路を通じて泥
    漿を供給すると共に各連通孔により該主管路の泥漿を各
    成形型の成形凹所内に導入して鋳込成形することを特徴
    とする泥漿鋳込成形方法。
  2. (2)互いに密着状態で連続して並べられる成形型であ
    って、その並び状態において連続する主管路を構成する
    ための貫通穴が設けられるとともに、該貫通穴と成形凹
    所とを連通させる連通孔が設けられたことを特徴とする
    泥漿鋳込成形型。
  3. (3)互いに密着状態で連続して並べられる成形型の各
    々に、該成形型を並び方向に貫通する貫通穴を同一個所
    に設けるとともに、該貫通穴と成形凹所とを連通させる
    連通孔を設け、それら成形型を並べた時に各貫通穴によ
    って連続する主管路を構成せしめ、該主管路を通じて乾
    燥用空気を供給するとともに、連通孔により該主管路内
    の乾燥用空気を各成形凹所内に導いて各成形型を乾燥す
    ることを特徴とする乾燥方法。
JP3657690A 1989-02-17 1990-02-17 泥漿鋳込成形方法と成形型及びその乾燥方法 Pending JPH02289301A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105108886A (zh) * 2015-07-29 2015-12-02 孝感市奇思妙想文化传媒有限公司 一种烟道管的制作方法及其使用的模具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01222901A (ja) * 1988-03-02 1989-09-06 Toto Ltd 陶器の加圧成形装置

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