JPH0228814A - メッセネージ表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計算機システムにおけるメツセージの表示に
利用される。

本発明は、計算機システムのメツセージ表示方式に関す
る。

〔概要〕

本発明は、システム内で発生したメツセージをその表示
手段に表示する計算機システムにおけるメツセージ表示
方式において、 同−のメツセージが一定時間内に多数発生した場合、最
初に発生したメツセージはその時点で、２回目以降のメ
ツセージは一定時間経過後その発生回数とともに表示す
ることにより、 重複して発生したメツセージの無駄な表示を抑止し、効
率的に表示を行うようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、計算機システムでは、発生したメツセージを発生
順に表示しており、メモリ等の資源が足りなくなった場
合は発生したメツセージを廃棄するか、資源が取れるま
で待ち合わせていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前述した従来の計算機システムのメツセージ表示方式で
は、以下に示す問題点があった。

回線機器の障害のように、障害発生後はメツセージが多
発することが多いメツセージを発生順に表示していると
、同一のメツセージにより資源を大量に消費してしまい
、重要なメツセージの表示が遅れてしまったり、重要な
メツセージが多発するメツセージの間に挟まって見にく
くなったり、メツセージ表示用のメモリが不足して、重
要なメツセージが廃棄されてしまったり、メツセージ表
示用の資源を確保するための待ち合わせでシステム全体
の動作が滞ってしまったりしていた。

本発明の目的は、前記の問題点を解消することにより、
同一メツセージを重複して表示することなく、効率的に
メツセージ表示ができるメツセージ表示方式を提供する
ことにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、システム内で発生したメツセージの表示要求
を受け付けるメツセージ要求受付手段と、メツセージを
表示手段に表示するメツセージ表示手段とを備えた計算
機システムにおけるメツセージ表示方式において、要求
されたメツセージの一定時間内の発生回数を含むメツセ
ージ情報が記憶されたメツセージ発生回数管理表を格納
する管理表部と、メツセージ表示判定手段と、メツセー
ジ刈取り手段とを備え、前記メツセージ表示判定手段は
、前記メツセージ発生回数管理表を管理する手段、前記
メツセージ表示手段に対して発生回数が最初の１回のと
きは表示を依頼し２回以上のときは表示を依頼しない制
御を行う手段および一定時間後に前記メツセージ刈取り
手段を起動する手段を含み、前記メツセージ刈取り手段
は、前記メツセージ発生回数管理表を参照し発生回数が
１回のときはその発生回数を０にし発生回数が２回以上
のときは前記メツセージ表示手段にメツセージをその発
生回数とともに表示することを依頼した後でその発生回
数を０にする手段を含むことを特徴とする。

〔作用〕

メツセージ発生回数管理表は、例えば、メツセージ番号
、・メツセージ発生回数および第二メツセージ発生時刻
などのメツセージ情報を記憶する。

メツセージ表示判定手段は、メツセージの表示要求があ
るたびに、前記メツセージ発生回数管理表の当該メツセ
ージの発生回数を１加算する。そして、発生回数が１回
のときはメツセージ表示手段に表示を依頼し、２回以上
のときは表示を依頼しないで一定時間経過後にメツセー
ジ刈取り手段を起動する。そしてメツセージ刈取り手段
は、前記メンセージ発生回数管理表を参照し、発生回数
が１回のときは発生回数をそのまま０にクリアし、発生
回数が２回以上のときはその発生回数とともにメツセー
ジの表示を行うよう前記メツセージ表示手段に依頼した
後でその発生回数を０にクリアする。

従って、同一のメツセージが一定時間内に多数発生した
場合は最初に発生したメツセージはそのまま表示され、
２回目以降に発生したメツセージは一定時間経過後にそ
の発生回数とともに表示されることになり、同一メツセ
ージを重複して何回も表示することが抑止され、表示の
効率化を図ることが可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図および
第２図はその管理表部の一例を示す説明図である。

第１図によると、本実施例は、システム内で発生したメ
ツセージの表示要求７を受け付けるメツセージ要求受付
手段１およびメツセージを表示手段としての操作卓６に
表示するメツセージ表示手段３を備えた計算機システム
におけるメツセージ表示方式において、 要求されたメツセージの一定時間内の発生回数を含むメ
ツセージ情報が記憶されたメツセージ発生回数管理表５
を格納する管理表部５ａと、メツセージ表示判定手段２
と、メツセージ刈取り手段４とを備え、メツセージ表示
判定手段２は、メツセージ発生回数管理表５を管理する
手段、メツセージ表示手段３に対して発生回数が最初の
１回目のときは表示を依頼し２回目以上のときは表示を
依頼しない制御を行う手段および一定時間後にメツセー
ジ刈取り手段４を起動する手段を含み、メツセージ刈取
り手段４は、前記メツセージ発生回数管理表を参照し発
生回数が１回のときはその発生回数を０にし発生回数が
２回以上のときはメツセージ表示手段３にメツセージを
その発生回数とともに表示することを依頼した後でその
発生回数をＯにする手段を含んでいる。

そして、第２図に示すように、管理表部５ａは、メツセ
ージ番号ごとにエントリを持ち、メツセージ番号フィー
ルド５１、メツセージ発生回数フィールド５２および第
二メツセージ発生時刻フィールド５３を含む構成である
メツセージ発生回数管理表５を格納している。

本発明の特徴は、第１図において、メツセージ表示判定
手段２、メツセージ刈取り手段４およびメツセージ発生
回数管理表５が格納された管理表部５ａを設けたことに
ある。

次に、本実施例の動作について第３図および第４図に示
す流れ図を参照して説明する。ここで、第３図および第
４図はそれぞれメツセージ表示判定手段およびメツセー
ジ刈取り手段の動作を示す流れ図である。

計算機システム内で操作者に通知しなければならない事
象が発生すると、メツセージ番号を指定したメツセージ
表示要求７が、メツセージ表示要求受付手段１に通知さ
れる。

メツセージ要求受付手段１では、受け付けたメツセージ
番号に現在時刻をメツセージ発生時刻として付与し、メ
ツセージ表示判定手段２に渡す。

メツセージ表示判定手段２では、例えば第３図に示すよ
うに、受け付けたメツセージ番号に対応するメツセージ
発生回数管理表５のなかのエントリを捜す（ステップＳ
ｌ）。もし、該当するエントリに対応するメツセージ番
号がない場合にはくステップＳ２）、メツセージを直ち
に送信するため、メツセージ表示手段３にメツセージの
表示を依頼する（ステップ５１０）。該当するエントリ
に対応するメツセージ番号がみつかった場合には、該当
するエントリのメツセージ発生回数フィールド５２に１
を加算しくステップＳ３）、メツセージ発生回数フィー
ルド５２を判定する（ステップＳ４）。

メツセージ発生回数が１の場合には、始めて発生したメ
ツセージなので、直ちにメツセージの表示をメツセージ
表示手段３に依頼する（ステップＳ５）。メツセージ発
生回数が２の場合には、メツセージ発生時刻を第二メツ
セージ発生時刻フィールド５３に記憶する（ステップＳ
６）。メツセージ発生回数が３回以上の場合には、特別
な動作は行わない。

その後、メツセージ刈取り手段４の動作状態を調べ（ス
テップＳ７）、メツセージ刈取り手段４が非動作中なら
、一定時間後に起動されるようにしくステップＳ８）、
メツセージ刈取り手段４を動作中に設定する（ステップ
Ｓ９）。

メツセージ表示手段３では、メツセージ番号とメツセー
ジ発生時刻とメツセージ発生回数とから、要求されたメ
ツセージを組み立て、表示するために必要な制御コード
などの情報を付与して、操作卓６に表示する。

メツセージ刈取り手段４は、メツセージ表示要求を受け
付けてから一定時間後に起動され、例えば、第４図に示
すように、メツセージ発生回数管理表５の全てのエント
リに対して（ステップ５１１）、メツセージ発生回数フ
ィールド５２を調べる（ステップ５１２）。

メツセージ発生回数が２回以上なら、メツセージ番号フ
ィールド５１の内容と、メツセージ発生回数フィールド
５２の内容から１引いた値と、第二メツセージ発生時刻
フィールド５３の内容と、現在時刻とをメツセージ表示
手段３に通知してメツセージの表示を依頼する（ステッ
プ５１３）。その後、メツセージ発生回数フィールド５
２を０にする（ステップ５１４）。

メツセージ発生回数が１回以下なら表示依頼を行うこと
なくメツセージ発生回数を０回にする（ステップ５１４
）。

全エントリに対する処理を終了した後、メツセージ刈取
り手段４非動作中状態に設定する（ステップ５１５）。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、同一のメツセージが一
定時間内に多数発生した場合、最初に発生したメツセー
ジはその時点で、２回目以降のメツセージは一定時間経
過後、発生したメツセージの回数とともに表示する方式
なので、同一のメツセージで資源を大量に消費すること
がない。

従って、重要なメツセージが多発するメツセージの間に
挟まって見にくくなったり、メツセージ表示用のメモリ
が不足して、重要なメツセージが廃棄されてしまったり
、メツセージ表示用の資源を確保するための待ち合わせ
でシステム全体の動作が滞ってしまったりする問題がな
くなり、表示の効率化を図ることができる効果がある。

また、１回目のメツセージは発生した時点で表示される
ので、通常の発生頻度のメツセージの表示が遅れてしま
うこともない利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図。 第２図はその管理表部の一例を示す説明図。 第３図はメツセージ表示判定手段の動作を示す流れ図。 第４図はメツセージ刈取り手段の動作を示す流れ図。 ■・・・メツセージ表示要求受付手段、２・・・メツセ
ージ表示判定手段、３・・・メツセージ表示手段、４・
・・メツセージ刈取り手段、訃・・メツセージ発生回数
管理表、５ａ・・・管理表部、６・・・操作車、５１・
・・メツセージ番号フィールド、５２・・・メツセージ
発生回数フィールド、５３・・・第二メツセージ発生時
刻フィールド、Ｓ１〜Ｓ１０、Ｓ１〜Ｓ１０・・・ステ
ップ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、システム内で発生したメッセージの表示要求（７）
   を受け付けるメッセージ要求受付手段（１）と、メッセ
   ージを表示手段（６）に表示するメッセージ表示手段（
   ３）とを備えた計算機システムにおけるメッセージ表示
   方式において、 要求されたメッセージの一定時間内の発生回数を含むメ
   ッセージ情報が記憶されたメッセージ発生回数管理表（
   ５）を格納する管理表部（５ａ）と、メッセージ表示判
   定手段（２）と、メッセージ刈取り手段（４）とを備え
   、 前記メッセージ表示判定手段は、前記メッセージ発生回
   数管理表を管理する手段、前記メッセージ表示手段に対
   して発生回数が最初の１回のときは表示を依頼し２回以
   上のときは表示を依頼しない制御を行う手段および一定
   時間後に前記メッセージ刈取り手段を起動する手段を含
   み、 前記メッセージ刈取り手段は、前記メッセージ発生回数
   管理表を参照し発生回数が１回のときはその発生回数を
   ０にし発生回数が２回以上のときは前記メッセージ表示
   手段にメッセージをその発生回数とともに表示すること
   を依頼した後でその発生回数を０にする手段を含む ことを特徴とするメッセージ表示方式。