JPH02286760A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPH02286760A
JPH02286760A JP10758589A JP10758589A JPH02286760A JP H02286760 A JPH02286760 A JP H02286760A JP 10758589 A JP10758589 A JP 10758589A JP 10758589 A JP10758589 A JP 10758589A JP H02286760 A JPH02286760 A JP H02286760A
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和行 花田
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岩雄 美細津
Katsumi Kuriyama
栗山 勝美
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Ukima Chemicals and Color Mfg Co Ltd
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Ukima Chemicals and Color Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗料組成物に関し、更に詳しくは常温硬化可能
で、表面特性に優れた塗膜を形成する塗料組成物、特に
含弗素樹脂系塗料組成物に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、塗料は各種構造物、建築物、物品等の表面に塗膜
を付与し、これら被塗装物の腐蝕や劣化を防止するとと
もに、これら構造物や物品に優れた外観を付与する目的
で広汎に使用されている。
この様な保護及び美粧用塗料として各種の塗料が知られ
ているが、近年、特に耐候性や防汚性等の各種耐久性に
優れた塗料として、含弗素樹脂系塗料が広(使用される
様になっている。
しかしながら、含弗素樹脂は本来優れた耐候性、耐熱性
、撥水性、耐薬品性、電気特性等を有するが、−数的な
塗料溶剤には溶解性がなく、従って極めて特殊な用途に
のみ使用されてきた。
これらの欠点を解決する為に、最近では含弗素モノマー
に一般の七ツマ−を共重合させることによって、一般の
塗料用溶剤に可溶性である含弗素重合体が開発され、一
部塗料用として使用されているが、これらの樹脂は一般
の非含弗素モノマー部を有する結果、含弗素樹脂が本来
有する優れた耐汚染性、耐摩耗性、非粘着性、滑性等の
特性の低下はまぬがれ得なかった。
又、上記含弗素樹脂塗料には、各種の反応性を有する官
能基が導入されている為、硬化剤を使用することにより
、即ち二液型として更に高度の各種耐久性が付与できる
が、理性使用されている硬化剤としては、殆どの場合、
メラミンやイソシアネートである為、加熱硬化の場合、
加熱装置が必要であり、火災の危険があったり、硬化不
良等の問題が発生し、更に常温硬化の場合には可使時間
(ポットライフ)等の問題が残っている。
従って本発明の目的は、含弗素モノマーと非含弗素モノ
マーとの共重合体であり、従って一般塗料用溶剤に良好
な溶解性を有するにも拘らず、含弗素樹脂の本来有する
優れた各種性能を有する被膜を与え、更に一液硬化可能
な塗料組成物を提供することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、反応性有機官能基を有するシ変性剤は
、反応性有機官能基を有するシランカップリング剤及び
ポリシロキサン化合物と有機ポリイソシアネートとの反
応生成物であって、少なくとも1個の遊離のイソシアネ
ート基を有している。
本発明で使用する反応性有機官能基を有するシランカッ
プリング剤は、1個以上のアルコキシシリル基とともに
、各種の反応性基を有する化合物であり、これらの反応
性基としては、アミノ基、エポキシ基、水酸基、チオア
ルコール基、カルボキシル基、ビニル基等が挙げられ、
特に好ましい反応性基はアミノ基、水酸基及びチオアル
コール基である。
上記カップリング剤は、例えば、下記−数式(I)及び
(n)で表される。
ランカップリング剤及びポリシロキサン化合物と有機ポ
リイソシアネートとの反応生成物であって、少なくとも
1個の遊離のインシアネート基を有する変性剤によって
変性された含弗素樹脂を被膜形成成分として含有するこ
とを特徴とする塗料組成物である。
(作  用) 被膜形成性含弗素樹脂を、反応性有機官能基を有するシ
ランカップリング剤及びポリシロキサン化合物と有機ポ
リイソシアネートとの反応生成物であって、少なくとも
1個の遊離のイソシアネート基を有する変性剤で変性す
ることによって、−41塗料用溶剤に良好な溶解性を有
するにも拘らず、含弗素樹脂の本来有する優れた各種性
能を有する被膜を与える塗料組成物を提供することが出
来る。
(好ましい実施態様) 次に本発明を好ましい実施態様を挙げて更に詳しく説明
する。
本発明で使用し、主として本発明を特徴づける上記式中
のXは、前記の如き反応性基又は該反応基を有するアル
キル基を、Rは水素原子、低級アルキル基又は低級アル
コキシ基を、R゛は低級アルキル基を、Aは水素原子、
アミノエチル基、グリシジル基、(メタ)アクリロイル
基を、Bはアリル基、トリアルコキシシリルプロピル基
、ジアルコキシアルキルシリルプロビル基、グリシジル
基等を、m+n=3、n=2又は3を表す。
幾つかの好ましい具体例を示すと以下の如くである。
H2N (CH2) 2NHfcHi) 3s1 ((
lcH3) 2(CHalH2N fcH2) 2NH
(CH21sSi (OCJs) 2 fcHa)H2
N (CH2) 2NHfcH2) ssl (OCH
3) a)12N (CL) 2N)l LCH2) 
3Sl (OC2Hs) 5H2N +CH23si 
(OCH3) 3H2N[C)1233i 0C2H6
)300 CH2CH25l fOCl(a) 3H3
(C;H2+ 3SL (OCH3) 3H3(CH2
) 3Si (OC2H5)3H2N(CH,1,NH
CH,−pH−CH2CH2Si(CH,)。
以上の如きシランカップリング剤は、本発明において好
ましいシランカップリング剤の例示であって、本発明は
これらの例示に限定されるものではなく、上述の例示の
化合物及びその他のシランカップリング剤は、現在市販
されており、市場から容易に入手し得るものであり、い
ずれも本発明において使用出来るものである。
又、本発明で使用する反応性有機官能基を有するシロキ
サン化合物の好ましい例としては、例えば、下記の如き
化合物が挙げられる。
(1)アミノ変性シロキサンオイル (m=1乃至10、 n−2乃至10、 n=CH,又は0CH31 CHa CH3CH3 1l (n;1乃至200 、 R=低級アルキル基)(2)
エポキシ変性シロキサンオイル (n=1乃至200) (m=1乃至10、 n・2乃至10) (n=1乃至200) (分岐点・2乃至3、 R・低級アルキル基、 (m・1乃至10、 n−2乃至1O1 n=CH3又はOC:H3) (m−θ乃至200) (n・2乃至101 (分岐点・2乃至3.R・低級アルキル基、■=2乃至
200、m−2乃至200、n=2乃至200)1=2
乃至200、m:2乃至200、n=2乃至200) (n・1乃至10) (m4乃至1O1n=2乃至lol 上記のエポキシ化合物はポリオール、ポリアミン、ポリ
カルボン酸等と反応させ末端に活性水素を有する様にし
て使用出来る。
(3)アルコール変性シロキサンオイル(n=1乃至2
00) (m−1乃至10、 n=2乃至10) (n;0乃至200) (m=1乃至10、m□ID乃至200 、 n=1乃
至5)(R・低級アルキル基、 Ro・水素原子、キル
基、k=1乃至250.1−0乃至5、m=050、n
=2乃至3) (4)メルカプト変性シロキザンオイルアル 乃至 (n−1乃至20(1、R=低級アルキル)RRRR R3iO(St、) kSt (CH211(OCH2
1゜l m(OCH2CCH2] 。OHRRRCH2
0H (R・低級アルキル基、 Ro・水素原子、アルキル基
、K=1乃至250、m=0乃至5、m=0乃至50、
n=1乃至3) (m=1乃至10、 m=2乃至10) (n・2乃至10) (分岐点・2乃至3、R・低級アルキル基、1;2乃至
200 、 m= 2乃至200 、 n= 2乃至2
00)(n・1乃至200 、 R=低級アルキル基)
(5)カルボキシル変性シロキザンオイル(m=1乃至
10、 口・2乃至101 (n=1乃至200) (分岐点・2乃至3、R=低級アルキル基、1=2乃至
200 、 m= 2乃至200 、 n= 2乃至2
00)(n−1乃至200、 R=低級アルキル基) 以上の如き反応性有機官能基を有する2種の化合物は、
本発明において好ましい化合物の例示であって、本発明
はこれらの例示に限定されるものではなく、上述の例示
の化合物及びその他の化合物は、現在市販されており、
市場から容易に入手し得るものであり、いずれも本発明
において使用出来るものである。
上記シランカップリング剤及びポリシロキサン化合物と
反応させる有機ポリイソシアネートとしては、従来公知
のいずれのものも使用出来るが、例えば、好ましいもの
として、 トルエン−2,4−ジイソシアネート、4−メトキシ−
1,3−フェニレンジイソシアネート、 4−イソプロピル−1,3−フェニレンジイソシアネー
ト、 4−クロル−1,3−フェニレンジイソシアネート、 4−ブトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、 2.4−ジイソシアネート−ジフェニルエーテル、 メチレンジイソシアネート、 4.4−メチレンビス(フェニルイソシアネト)、 シュリレンジイソシアネート、 1.5−ナフタレンジイソシアネート、ベンジジンジイ
ソシアネート、 0−ニトロベンジジンジイソシアネート、4.4−ジイ
ソシアネートジベンジル、1.4−テトラメチレンジイ
ソシアネート、1.6−テトラメチレンジイソシアネー
ト、1.10−デカメチレンジイソシアネート、1.4
−シクロヘキシレンジイソシアネートキシリレンジイソ
シアネート 4.4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネ−1
−)、 1.5−テトラヒドロナフタレンジインシアネート等が
挙げられる。
更にこれらの有機ポリイソシアネ−1〜と他の化COC
H。
■ しU 或いはこれらの有機ポリイソシアネートと低分子量のポ
リオールやポリアミンとを末端インシアネートとなる様
に反応させて得られるウレタンプレポリマー等も当然使
用することが出来る。
合物との付加体、例えば、下記構造式のものが挙げられ
るが、これらに限定されない。
本発明で使用する変性剤は、前記の如き反応性有機官能
基を有するシランカップリング剤及びポリシロキサン化
合物と、上記の如き有機ポリイソシアネートとを、その
れらの有機官能基とイソシアネート基とが、1分子中で
イソシアネート基が1個以上、好ましくは1乃至2個過
剰になる官能基比で、有機溶剤及び触媒の存在下又は不
存在下で、約O乃至150℃、好ましくは20乃至80
℃の温度で約10分間乃至3時間反応させることによっ
て容易に得ることが出来る。
反応は、シランカップリング剤とポリイソシアネートと
の反応と、ポリシロキサン化合物とポリイソシアネート
との反応とを別々に行って、夫々得られる変性剤を塗料
の調製の前後に混合して使用してもよいし、シランカッ
プリング剤とポリシロキサン化合物とを同時にポリイソ
シアネートと反応させて変性剤を調製して使用してもよ
く特に限定されない。
変性剤は溶剤中で調製してもよいし、無溶剤で調製して
もよいが、工程的には、有機溶剤中で調製することによ
り、得られる溶液がそのまま含弗素樹脂の変性に利用出
来るので有利である。
この様な変性剤の製造において使用してもよい有機溶剤
は、夫々の反応原料及び生成物に対して不活性な有機溶
剤であればいずれも使用することが出来る。
この様な有機溶剤として好ましいものは、メチルエチル
ケトン、メチル−〇−プロピルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、ジエチルケトン、ギ酸メチル、ギ酸エチル、
ギ酸プロピル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等
であり、又、アセトン、シクロヘキサン、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、メタノール、エタノール、イソプ
ロピルアルコール、ブタノール、トルエン、キシレン、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、パーク
ロルエチレン、トリクロルエチレン、メチルセロソルブ
、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテート等も使用出
来る。
本発明で被膜形成樹脂として使用し、且つ上記変性剤で
変性される含弗素樹脂とは、イシアネい。
本発明において使用する塗料用溶剤としては、通常の塗
料に使用されている溶剤であり、例えば、前記例示の如
き溶剤が挙げられる。
本発明の塗料組成物は以上の成分を必須成分とし、それ
らの配合割合は、溶剤がその全固形分が5乃至50重量
%になる範囲であり、被膜形成性含弗素樹脂は塗料10
0重量部中で約5乃至30重置火を占める範囲であり、
前記変性剤は、含弗素樹脂100重量部当り1乃至10
0重量部の範囲が好ましい。尚、変性剤と含弗素樹脂と
の反応は塗料の調製前であっても、調製後であってもよ
く特に限定されない。
更に本発明の塗料組成物は、他の一般的塗料と同様に、
体質顔料、有機顔料、無機顔料、他の被膜形成性樹脂、
可塑剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、レベリング剤、硬
化剤、触媒等を夫々必要に応じて包含させることが出来
る。
併用してもよい他の一般的被膜形成樹脂としては、例え
ば、従来公知の各種の被膜形成樹脂であ1・基と反応す
る基を有し、且つ溶剤可溶性のものであり、これらの含
有弗素樹脂は種々のものが市販されており、本発明では
これら市販の含弗素樹脂はいずれも使用することが出来
る。
好適な含弗素樹脂の1例はとしては、テトラフルオエオ
エチレン、トリフルオロクロロエチレン等の含弗素オレ
フインモノマーと水酸基、カルボキシル基、アミン基、
酸無水物基、エポキシ基、チオアルコール基等の対イン
シアネート基反応性官能基を有するモノマーとの共重合
体であり、又、共重合後にこれらの反応性基を貝武与し
たものであってもよい。これらの共重合性モノマーの代
表例としては、酢酸ビニル、ビニルエステル、(メタ)
アクリル酸又はこれらの各種エステルが挙げられる。勿
論共重合に際しては反応性基を有さない第三のモノマー
を共重合させてもよい。含弗素モノマーと他のモノマー
との共重合比は得られる共重合体が一般的な塗料溶剤に
可溶性になる程度であり、例えば、共重合体の中の含弗
素モノマーのモル比は30乃至90%の範囲が好ましす
、これらのものはいずれも使用出来、例えば、塩化ビニ
ル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル/酢酸ビ
ニル/ビニルアルコール共重合系樹脂、アルキッド系樹
脂、エポキシ系樹脂、アクリロニトリル−ブタジェン系
樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリウレア系樹脂、ニトロ
セルロース系樹脂、ポリブチラール系樹脂、ポリエステ
ル系樹脂、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリアミド系樹脂等が挙げられ、特にその構造中に
、イソシアネート基と反応し得る反応性基を有する樹脂
が好ましく使用される。これらの樹脂は、いずれも単独
でも混合物としても使用出来、且つ有機溶剤中の溶液で
も分散液でもよい。
以上の如き本発明の塗料組成物は、塗膜形成後空気中の
水分、或いは水やスチームに接触させることにより、ア
ルコキシシリル基のアルコキシ基が水と反応してアルコ
ールが脱離することにより架橋して硬化する。この架橋
は常温でも十分性われ従って常温硬化可能である。
又、アルコキシシリル基の縮合を促進させる為に、例え
ば、アルキルチタン酸塩、オクチル酸錫、ジブチルチン
ジラウレート等の如きカルボン酸の金属塩、ジブチルア
ミン−2−エチルヘキソエート等のアミン塩、及び他の
酸性触媒や塩基性触媒等の一般的な触媒を、樹脂の0.
0001乃至5重量%の量で添加するのが好ましい。
本発明の塗料組成物の製造方法自体は従来技術と全く同
様でよ(、特に限定されない。
(効  果) 以上の如き本発明の塗料組成物は、塗膜形成後空気中の
水分、或いは水やスチームに接触させることにより容易
の硬化し、鋼板、アルミニウム板、アルミサツシ等に金
属構造体、ガラス、セメント、コンクリート等の無機構
造体、木材、FRP、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ナイロン、ポリエステル、塩化ビニル樹脂、エチレン酢
酸ビニル樹脂、アクリル樹脂等のプラスチック構造体等
の保護及び集糠塗装に有用であり、表面硬度、光沢、耐
溶剤性、耐汚染性、耐光性、非粘着性等に優れた塗膜を
与えることが出来る。
トリメチロールプロパン1モルと3モルのへキサメチレ
ンジイソシアネートとの付加体(コロネートHL、日本
ポリウレタン製、NC0%12.5、固形分75%)1
50部を室温で良く攪拌しながら、この中にN−フェニ
ル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン76部を徐
々に滴下して反応させ、無色透明で粘稠液状の変性剤(
II)185部が得られた。
上記変性剤は赤外吸収スペクトルによれば、2.270
に遊離のインシアネート基による吸収が認められ、又、
1,090cm弓に−81−昨基に基づく吸収帯を示し
ていた。又、この変性剤中のフリーのインシアネート基
を定量したところ、理論値が3.12%であるに対して
実測値は2.82%であった。
参考例3(変性剤の製造) ヘキサメチレンジイソシアネートの三量体(コロネート
EH1旭化成製、NCO%=21.3)150部を室温
で良く攪拌しながら、この中にγ−メルカプトプロピル
トリメトキシシラン99(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。尚、文中部又は%とあるのは特に断りの無い限
り重量基準である。
参考例1 (変性剤の製造) ヘキサメチレンジイソシアネートと水との付加体(ジラ
ウレート24A−100、脂化成製、NCO%=23.
5)150部を室温で良く攪拌しながら、この中に3−
アミノプロピルトリエトキシシラン124部を徐々に滴
下して反応させ、無色透明で粘稠液状の変性剤(I)2
74部が得られた。
上記変性剤は赤外吸収スペクトルによれば、2.270
cm−’に遊離のインシアネート基による吸収が認めら
れ、又、1,090cm−’に5i−0−基に基づく吸
収帯を示した。又、この変性剤中のフリーのイソシアネ
ート基を定量したところ、理論値が4.20%であるに
対して実測値は3.92%であった。
参考例2(変性剤の製造) 部を徐々に滴下して反応させ、無色透明で粘稠液状の変
性剤(11249部が得られた。
上記変性剤は赤外吸収スペクトルによれば、2.270
に遊離のイソシアネート基による吸収が認められ、又、
1,090cm”に−81−〇−基に基づ(吸収帯を示
していた。又、この変性剤中のフリーのインシアネート
基を定量したところ、理論値が4,0%であるに対して
実測値は3.72%であった。
参考例4(変性剤の製造) ヘキサメチレンジイソシアネート32.3部とジブチル
チンジラウレート0.01部を酢酸エチル155部に加
え80℃でよく攪拌しながら、この中に下記構造を有す
る末端アミノプロピルポリジメチルシロキサン〔分子量
1,560)300部を徐々に滴下して反応させた。
(nは分子量が1,560になる値) 反応終了後、酢酸エチルを蒸発除去し透明で液状の変性
剤(IV)328部が得られた。
上記変性剤は、赤外吸収スペクトルによれば、2.27
0cm”’に遊離のインシアネート基による吸収が認め
られ、又、1,090cm−’に5i−0−基に基づく
吸収帯を示していた。又、この変性剤中のフリーのイソ
シアネート基を定量したところ、理論値が2.43%で
あるに対して実測値は2.30%であった。
従って上記の変性剤の主たる構造は下記式と推定される
参考例5(変性剤の製造) イソホロンジイソシアネート15.1部とジブチルチン
ジラウレート0.005部を酢酸エチル70部に加え8
0℃でよく攪拌しながら、この中に下記構造を有する末
端水酸基のポリジメチルシロキサン(分子IL2,20
0)150部を徐々に参考例6(変性剤の製造) 水添加MDI21.4部とジブチルチンジラウレート0
.006部を酢酸エチル86部に加え80°Cでよく攪
拌しながら、この中に実施例2と同一の末端水酸基のポ
リジメチルシロキサン(分子量2,200)180部を
徐々に滴下して反応させた。
反応終了後、酢酸エチルを蒸発除去し透明で液状の変性
剤(Vl)194部が得られた。
上記変性剤は、赤外吸収スペクトルによれば、2.27
0cm−’に遊離のイソシアネート基による吸収が認め
られ、又、1,090cm−’に5i−0−基に基づく
吸収帯を示していた。又、この変性剤中のフリーのイソ
シアネート基を定量したところ、理論値が1.70%で
あるに対して実測値は1.58%であった。
従って上記の変性剤の主たる構造は下記式と推定される
滴下して反応させた。
(nは分子量が2,200になる値) 反応終了後、酢酸エチルを蒸発除去し透明で液状の変性
剤(V)162部が得られた。
上記変性剤は、赤外吸収スペクトルによれば、2 27
0cm−’に遊離のインシアネート基による吸収が認め
られ、又、1,090cm−’に5i−0−基に基づ(
吸収帯を示していた。又、この変性剤中のフリーのイソ
シアネート基を定量したところ、理論値が1.73%で
あるに対して実測値はl、61%であった。
従って上記の変性剤の主たる構造は下記式と推定される
参考例7(変性剤の製造) ヘキサメチレンジイソシアネートと水との付加体(ジュ
ラネート24A−100、地代成製、NCO%=23.
5%)100部とジブチルチンジラウレー1−0.01
部を酢酸エチル360部に加え80℃でよ(攪拌しなが
ら、この中に参考例5で使用したポリシロキサン103
部を徐々に滴下して反応させ、続いて同温度で3−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン72部を徐々に滴下して
反応させた。
反応終了後、酢酸エチルを蒸発除去し透明液状の変性剤
(■)265部が得られた。
上記変性剤は、赤外吸収スペクトルによれば、2.27
0cm−’に遊離のイソシアネート基による吸収が認め
られ、又、1,090cm−’に81−〇−基に基づく
吸収帯を示していた。
又、この変性剤中のフリーのインシアネート基を定量し
たところ、理論値が2.88%であるに対して実測値は
2,52%であった。
従って上記の変性剤の主たる構造は下記式と推定される
参考例8(樹脂の変性) フルオロオレフィン−ビニルエーテル共重合樹脂溶液(
固形分5o%、水酸基価24 mgKOH/ g、旭硝
子製)300部に変性剤(I)15部及び変性剤(IV
)6部を加え、80℃で7時間反応させ、変性剤で変性
された含弗素樹脂溶液を得た。
この変性樹脂は、赤外吸収スペクトルによりインシアネ
ート基は認められなかった。これは変性剤が樹脂にグラ
フト結合したものと推定される。
3す る。
参考例11(樹脂の変性) 参考例8の含弗素樹脂300部に変性剤(vn)20部
を加え、80’Cで7時間反応させ、変性剤で変性され
た含弗素樹脂溶液を得た。
この変性樹脂は、赤外吸収スペクトルによりイソシアネ
ート基は認められなかった。これは変性剤が樹脂にグラ
フト結合したものと推定される。
実施例1乃至4及び比較例1乃至3 参考例8乃至11の変性樹脂溶液を慣用の塗料化法に基
づき下記第1表の配合で塗料化し、亜鉛銅板(リン酸処
理)に乾燥時厚み25LLmの割合で塗布し、室温(2
3℃、36%RH)で10日間放置の条件で乾燥して夫
々の被膜を形成し、夫々の被膜の諸物性を測定して下記
第2表の結果を得た。
尚、比較例1乃至3は、参考例8乃至10で使用した変
性前の含弗素樹脂溶液に、硬化剤としてインシアネート
を添加して塗料化した。
参考例9(樹脂の変性) フルオロオレフィン−ビニルエーテル共重合樹脂溶液(
固形分60%、水酸基価32 mgKOH/ g、旭硝
子製)300部に変性剤(旧 16部及び変性剤(■)
7部を加え、80℃で7時間反応させ、変性剤で変性さ
れた含弗素樹脂溶液を得た。
この変性樹脂は、赤外吸収スペクトルによりイソシアネ
ート基は認められなかった。これは変性剤が樹脂にグラ
フト結合したものと推定される。
参考例10(樹脂の変性) 三弗化塩化エチレン共重合樹脂溶液(固形分50%、水
酸基価25mgにOH/ g、セントラル硝子製)30
0部に変性剤(III)16部及び変性剤(VI)6部
を加え、80℃で7時間反応させ、変性剤で変性された
含弗素樹脂溶液を得た。
この変性樹脂は、赤外吸収スペクトルによりインシアネ
−1・基はHEめられなかりた。これは変性剤が樹脂に
グラフト結合したものと推定され角I−」−−j顕 (塗料組成) 樹脂*1 樹脂$2: チタン: 硬化剤: 変性樹脂(固形分50%) 未変性樹脂(固形分50%) 酸化チタンCR−90 コロネートEH(日本ポリウレタン 触媒: 製) ジブチルチンジラウレート(変性剤 の製造時に添加した量を考慮して最 終的に同一量になる様に調整した) 〕1−≦ター遣く (塗膜物性) 1/1)混合溶剤で拭き取り 判定基準二〇=全く跡が付かない。
O=ごく僅かに跡が付く X=完全に跡が残る 表面性: 撥水性判定基準二〇=良く撞く ○=比較的良く撥く 転落角じ):塗膜資料を傾斜させた時、水滴が滑り始め
る角度(協和界面材 学■の接触角度計使用) セロテープ剥離: JIS C2107一定の圧力でセ
ロテープにチバン)を圧 着後25℃3日後の剥離力 (g/ゴ)を測定 出願人  大日精化工業株式会社 〔他1名〕 光沢−60°グロス 接着性:ゴバン目密着セロテープ剥離 耐汚染性: 口紅、クレヨン;乾いた布で拭き取り マジック:黒及び赤を使用した。
*1=乾いた布で拭き取り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応性有機官能基を有するシランカップリング剤
    及びポリシロキサン化合物と有機ポリイソシアネートと
    の反応生成物であって、少なくとも1個の遊離のイソシ
    アネート基を有する変性剤によって変性された含弗素樹
    脂を被膜形成成分として含有することを特徴とする塗料
    組成物。
  2. (2)更に硬化剤として水を使用する請求項1に記載の
    塗料組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0491357B1 (en) * 1990-12-17 2001-03-07 Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co. Ltd. Coating compositions
JP2013518980A (ja) * 2010-02-09 2013-05-23 エルベスト ジーエーティ エルティディ 有機・無機ハイブリッド型防食コーティング剤組成物及びその製造方法
CN112662312A (zh) * 2020-12-22 2021-04-16 苏州禾川化学技术服务有限公司 一种可用于耳机的防尘密封材料

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