JPH02286757A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPH02286757A
JPH02286757A JP10758189A JP10758189A JPH02286757A JP H02286757 A JPH02286757 A JP H02286757A JP 10758189 A JP10758189 A JP 10758189A JP 10758189 A JP10758189 A JP 10758189A JP H02286757 A JPH02286757 A JP H02286757A
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JP
Japan
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resin
modifier
solvent
organic
diisocyanate
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JP10758189A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Hanada
和行 花田
Iwao Misaizu
岩雄 美細津
Katsumi Kuriyama
栗山 勝美
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Ukima Chemicals and Color Mfg Co Ltd
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Ukima Chemicals and Color Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗料組成物に関し、更に詳しくは常温硬化可能
で、表面特性に優れた塗膜を形成する塗料組成物、特に
含弗素樹脂系塗料組成物に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、塗料は各種構造物、建築物、物品等の表面に塗膜
を付与し、これら被塗装物の腐蝕や劣化を防止するとと
もに、これら構造物や物品に優れた外観を付与する目的
で広汎に使用されている。
この様な保護及び美粧用塗料として各種の塗料が知られ
ているが、近年、特に耐候性や防汚性等の各種耐久性に
優れた塗料として、含弗素樹脂系塗料が広(使用される
様になっている。
しかしながら、含弗素樹脂は本来優れた耐候性、耐熱性
、撥水性、耐薬品性、電気特性等を有するが、−船釣な
塗料溶剤には溶解性がなく、従って極めて特殊な用途に
のみ使用されてきた。
これらの欠点を解決する為に、最近では含弗素モノマー
に一般のモノマーを共重合させることによって、一般の
塗料用溶剤に可溶性である含弗素重合体が開発され、一
部塗料用として使用されているが、これらの樹脂は一般
の非含弗素モノマー部を有する結果、含弗素樹脂が本来
有する優れた耐汚染性、耐摩耗性、非粘着性、滑性等の
特性の低下はまぬがれ得なかった。
従って本発明の目的は、含弗素モノマーと非含弗素モノ
マーとの共重合体であり、従って一般塗料用溶剤に良好
な溶解性を有するにも拘らず、含弗素樹脂の本来布する
優れた各種性能を有する被膜を与える塗料組成物を提供
することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、反応性有機官能基を有するポリシロキ
サン化合物と有機ポリイソシアネートとの反応生成物で
あって、少な(とも1個の遊離のイソシアネート基を有
する変性剤によって変性された含弗素樹脂を被膜形成成
分として含有することを特徴とする塗料組成物である。
(作  用) 被膜形成性含弗素樹脂を、反応性有機官能基を有するポ
リシロキサン化合物と有機ポリイソシアネートとの反応
生成物であって、少なくとも1個の遊離のインシアネー
ト基を有する変性剤で変性(m=1乃至10、n=2乃
至1O1R=CH3又はocHal(m=0乃至200
) (n・2乃至10) (分岐点・2乃至3、R・低級アルキル基、1:2乃至
200、m=2乃至200、n=2乃至200)するこ
とによって、一般塗料用溶剤に良好な溶解性を有するに
も拘らず、含弗素樹脂の本来布する優れた各種性能を有
する被膜を与える塗料組成物を提供することが出来る。
(好ましい実施態様) 次に本発明を好ましい実施態様を挙げて更に詳しく説明
する。
本発明で使用し、主として本発明を特徴づける変性剤は
、反応性有機官能基を有するポリシロキサン化合物と有
機ポリイソシアネートとの反応生成物であって、少なく
とも1個の遊離のイソシアネート基を有している。
本発明で使用する反応性有機官能基を有するシロキサン
化合物の好ましい例としては、例えば、下記の如き化合
物が挙げられる。
(1)アミノ変性シロキサンオイル (m=1乃至101口・2乃至10、R=CH,又は0
CH3)(n=1乃至200 、 R=低級アルキル基
)(2)エポキシ変性シロキサンオイル (n=1乃至200) (m=1乃至10、n=2乃至10) (n−1乃至200) (分岐点=2乃至3、R・低級アルキル基、1=2乃至
200、m=2乃至200、n=2乃至200)(n・
0乃至200) (n・1乃至10) (1=1乃至10、m:10乃至200、n・1乃至5
) (m=1乃至1O1 n=2乃至10) 上記のエポキシ化合物はポリオ ル、 ポリアミ ン、 ポリカルボン酸等と反応させ末端に活性水素(n−1乃
至200、 ト低級アルキル) を有する様にして使用出来る。
R31O(Sin)□81(CH2) RRR (QC:H2CO2)□(OCH2CCH,l)。OH
H20H (R・低級アルキル基、 水素原子、 アル (n=1乃至200) キル基、 K=1乃至250.1;0乃至5、m=o乃至50、n
=1乃至3) (m=1乃至10、 n=2乃至10) (R・低級アルキル基、 R゛ 水素原子、 アル カルボキシル変性シロキサンオイル キル基、 k=1乃至250.1=0乃至5、m=0乃至50、n
=2乃至3) メルカプト変性シロキサンオイル (m=1乃至10、 n=2乃至10) (m=1乃至10、 n=2乃至10) (n=1乃至200) (n=2乃至10) (分岐点 2乃至3、 R・低級アルキル基、 2乃至200、 m= 2乃至200、 n=2乃至200) (分岐点・2乃至3、 R・低級アルキル基、 1=2乃至200 、m 2乃至200、 n=2乃至200) (n=1乃至200、 R・低級アルキル基) 以上の如き活性水素を有するシロキサン化合物は、 本発明において好ましいシロキサン化合物の(n=1乃
至2(1(1、R=低級アルキル基)例示であって、 本発明はこれらの例示に限定され るものではなく、上述の例示の化合物及びその他のシロ
キサン化合物は、現在市販されており、市場から容易に
入手し得るものであり、いずれも本発明において使用出
来るものである。
上記ポリシロキサン化合物と反応させる有機ポリイソシ
アネートとしては、従来公知のいずれのものも使用出来
るが、例えば、好ましいものとして、 トルエン−2,4−ジイソシアネート、4−メトキシ−
1,3−フェニレンジイソシアネート、 4−イソプロピル−1,3−フェニレンジイソシアネー
ト、 4−クロル−1,3−フェニレンジイソシアネート、 4−ブトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、 2.4−ジイソシアネート−ジフェニルエーテル、 メチレンジイソシアネート、 COGH。
「 しN2υしUハtiL+lhL;tlL+thNL;U
4.4−メチレンビス(フェニルイソシアネート)、 シュリレンジイソシアネート、 1.5−ナフタレンジイソシアネート、ベンジジンジイ
ソシアネート、 0−ニトロベンジジンジイソシアネート、4.4−ジイ
ソシアネートジベンジル、1.4−テトラメチレンジイ
ソシアネート、1.6−テトラメチレンジイソシアネー
ト、1.10−デカメチレンジイソシアネート、1.4
−シクロヘキシレンジイソシアネートキシリレンジイソ
シアネート 4.4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート
)、 1.5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネート等が
挙げられる。
更にこれらの有機ポリイソシアネートと他の化合物との
付加体、例えば、下記構造式のものが挙げられるが、こ
れらに限定されない。
しU 或いはこれらの有機ポリイソシアネートと低分子量のポ
リオールやポリアミンとを末端イソシアネートとなる様
に反応させて得られるウレタンプレポリマー等も当然使
用することが出来る。
本発明で使用する変性剤は、前記の如き反応性有機官能
基を有するポリシロキサン化合物と、上記の如き有機ポ
リイソシアネートとを、それらの有機官能基とインシア
ネート基とが、1分子中でインシアネート基が1個以上
、好ましくは1乃至2個過剰になる官能基比で、有機溶
剤及び触媒の存在下又は不存在下で、約0乃至150’
C1好ましくは20乃至80℃の温度で約10分間乃至
3時間反応させることによって容易に得ることが出来る
変性剤は溶剤中で調製してもよいし、無溶剤で調製して
もよいが、工程的には、有機溶剤中で調製することによ
り、得られる溶液がそのまま含弗素樹脂の変性に利用出
来るので有利である。
この様な変性剤の製造において使用してもよい有機溶剤
は、夫々の反応原料及び生成物に対して不活性な有機溶
剤であればいずれも使用することが出来る。
この様な有機溶剤として好ましいものは、メチルエチル
ケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、ジエチルケトン、ギ酸メチル、ギ酸エチル、
ギ酸プロピル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等
であり、又、アセトン、シクロヘキサン、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、メタノール、エタノール、イソプ
ロピルアルコール、ブタノール、トルエン、キシレ挙げ
られる。勿論共重合に際しては反応性基を有さない第三
のモノマーを共重合させてもよい。含弗素モノマーと他
のモノマーとの共重合比は得られる共重合体が一般的な
塗料溶剤に可溶性になる程度であり、例えば、共重合体
の中の含弗素モノマーのモル比は30乃至90%の範囲
が好ましい。
本発明において使用する塗料用溶剤としては、通常の塗
料に使用されている溶剤であり、例えば、前記例示の如
き溶剤が挙げられる。
本発明の塗料組成物は以上の成分を必須成分とし、それ
らの配合割合は、溶剤がその全固形分が5乃至50重量
%になる範囲であり、被膜形成性含弗素樹脂は塗料10
0重量部中で約5乃至30重量%を占める範囲であり、
前記変性剤は、含弗素樹脂100重量部当り1乃至10
0重量部の範囲が好ましい。前記変性剤と含弗素樹脂と
の反応は塗料の調製前でもよいし、塗料の調製後であっ
てもよく、特に限定されない。
更に本発明の塗料組成物は、他の一般的塗料とン、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、パークロル
エチレン、トリクロルエチレン、メチルセロソルブ、ブ
チルセロソルブ、セロソルブアセテート等も使用出来る
本発明で被膜形成樹脂として使用し、且つ上記変性剤で
変性される含弗素樹脂とは、イシアネート基と反応する
基な有し、且つ溶剤可溶性のものであり、これらの含有
弗素樹脂は種々のものが市販されており、本発明ではこ
れら市販の含弗素樹脂はいずれも使用することが出来る
好適な含弗素樹脂の1例はとしては、テトラフルオエオ
エチレン、トリフルオロクロロエチレン等の含弗素オレ
フインモノマーと水酸基、カルボキシル基、アミン基、
酸無水物基、エポキシ基、チオアルコール基等の対イソ
シアネート基反応性官能基を有するモノマーとの共重合
体であり、又、共重合後にこれらの反応性基を賦与した
ものであってもよい。これらの共重合性モノマーの代表
例としては、酢酸ビニル、ビニルエステル、(メタ)ア
クリル酸又はこれらの各種エステルが同様に、体質顔料
、有機顔料、無機顔料、他の被膜形成性樹脂、可塑剤、
紫外線吸収剤、帯電防止剤、レベリング剤、硬化剤、触
媒等を夫々必要に応じて包含させることが出来る。
併用してもよい他の一般的被膜形成樹脂としては、例え
ば、従来公知の各種の被膜形成樹脂であり、これらのも
のはいずれも使用出来、例えば、塩化ビニル系樹脂、塩
化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニル
アルコール共重合系樹脂、アルキッド系樹脂、エポキシ
系樹脂、アクリロニトリル−ブタジェン系樹脂、ポリウ
レタン系樹脂、ポリウレア系樹脂、ニトロセルロース系
樹脂、ポリブチラール系樹脂、ポリエステル系樹脂、メ
ラミン系樹脂、尿素系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミ
ド系樹脂等が挙げられ、特にその構造中に、インシアネ
ート基と反応し得る反応性基を有する樹脂が好ましく使
用される。これらの樹脂は、いずれも単独でも混合物と
しても使用出来、且つ有機溶剤中の溶液でも分散液でも
よい。
又、架橋剤又は硬化剤としては、種々の物が使用出来る
が、好ましいものは前記の如きポリインシアネート化合
物であり、特にヘキサメチレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート等の無黄色変色ジイソシアネー
ト並びにそれらの(−1加体が有用である。
これらのポリイソシアネートを硬化剤として添加し、本
発明の塗料組成物を常温硬化型とする場合には、例えば
、アミン系や有機金属系等の触媒を塗料100重量部当
り約0.0001乃至1重量部の割合で添加混合するの
が好ましい。
本発明の塗料組成物の製造方法自体は従来技術と全く同
様でよく、特に限定されない。
〔効  果) 以上の如き本発明の塗料は、鋼板、アルミニウム板、ア
ルミサツシ等に金属構造体、ガラス、セメント、コンク
リート等の無機構造体、木材、FRP、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル、塩化ビニル
樹脂、エチレン酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂等のプラ
スチック構造体等の保護及び美粧塗装に有用であり、表
面硬(nは分子量が1,560になる値) 反応終了後、酢酸エチルを蒸発除去し透明で液状の変性
剤(I)328部が得られた。
上記変性剤は、赤外吸収スペクトルによれば、2.27
0cm−’に遊離のインシアネート基による吸収が認め
られ、又、1,090cm−’にSi−昨基に基づ(吸
収帯を示していた。又、この変性剤中のフリーのイソシ
アネート基を定量したところ、理論値が2.43%であ
るに対して実測値は2.30%であった。
従って上記の変性剤の主たる構造は下記式と推定される
参考例2(変性剤の製造) イソホロンジイソシアネート15.1部とジブチルチン
ジラウレー1−0.005部を酢酸エチル70部に加え
80℃でよく攪拌しながら、この中に下記構造を有する
末端水酸基のポリジメチルシ度、光沢、耐溶剤性、耐汚
染性、耐光性、非粘着性等に優れた塗膜を与えることが
出来る。
この様な効果は、他のモノマーの共重合による含弗素樹
脂の各種特性低下をポリシロキサン含有変性剤によって
変性することによって補償されることによる。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。尚、文中部又は%とあるのは特に断りの無い限
り重量基準である。
参考例1 (変性剤の製造) ヘキサメチレンジイソシアネート32.3部とジブチル
チンジラウレート0.01部を酢酸エチル155部に加
え80℃でよ(攪拌しながら、この中に下記構造を有す
る末端アミノプロピルポリジメチルシロキサン(分子量
1,560)300部を徐々に滴下して反応させた。
ロキサン(分子量2,200)150部を徐々に滴下し
て反応させた。
(nは分子量が2,200になる値) 反応終了後、酢酸エチルを蒸発除去し透明で液状の変性
剤(II)162部が得られた。
上記変性剤は、赤外吸収スペクトルによれば、2.27
0cm−’に遊離のインシアネート基による吸収が認め
られ、又、1,090cm−’に一8i−0−基に基づ
(吸収帯を示していた。又、この変性剤中のフリーのイ
ンシアネート基を定量したところ、理論値が1.73%
であるに対して実測値は1.61%であった。
従って上記の変性剤の主たる構造は下記式と推定される
参考例3(変性剤の製造) 水添加MDI21.4部とジブチルチンジラウレート0
.006部を酢酸エチル86部に加え80℃でよ(攪拌
しながら、この中に実施例2と同一の末端水酸基のポリ
ジメチルシロキサン(分子量2,200)180部を徐
々に滴下して反応させた。
反応終了後、酢酸エチルを蒸発除去し透明で液状の変性
剤(I旧 194部が得られた。
上記変性剤は、赤外吸収スペクトルによれば、2.27
0cm−’に遊離のインシアネート基による吸収が認め
られ、又、1,090cm−’に5i−0−基に基づく
吸収帯を示していた。又、この変性剤中のフリーのイン
シアネート基を定量したところ、理論値が1.70%で
あるに対して実測値は1.58%であった。
従って上記の変性剤の主たる構造は下記式と推定される
ものと推定される。
参考例6(樹脂の変性) フルオロオレフィン−ビニルエーテル共重合樹脂溶液(
固形分50%、水酸基価26mgKOH/g、旭硝子製
)300部に変性剤(III)11部を加え、80℃で
4時間反応させ、変性剤で変性された含弗素樹脂溶液を
得た。この変性樹脂は、赤外吸収スペクトルによりイソ
シアネート基は認められなかった。これは変性剤が樹脂
にグラフト結合したものと推定される。
実施例1乃至3及び比較例1乃至3 参考例4乃至6の変性樹脂溶液を慣用の塗料化法に基づ
き下記第1表の配合で塗料化し、亜鉛鋼板(リン酸処理
)に乾燥時厚み25μmの割合で塗布し、130℃/1
m1n、及び25℃/1日放置の条件で乾燥して夫々の
被膜を形成し、夫々の被膜の諸物性を測定して下記第2
表の結果を得た。
尚、比較例1乃至3は参考例4乃至6で使用し参考例4
(樹脂の変性) フルオロオレフィン−ビニルエーテル共重合樹脂溶液(
固形分50%、水酸基価24 mgKOH/ g、旭硝
子製)300部に変性剤(■)7部を加え、80℃で6
時間反応させ、変性剤で変性された含弗素樹脂溶液を得
た。この変性樹脂は、赤外吸収スペクトルによりイソシ
アネート基は認められなかった。これは変性剤が樹脂に
クラフト結合したものと推定される。
参考例5(樹脂の変性) フルオロオレフィン−ビニルエーテル共重合樹脂溶液(
固形分60%、水酸基価32 mgKOH/ g、旭硝
子製)300部に変性剤(■)9部を加え、80℃で5
時間反応させ、変性剤で変性された含弗素樹脂溶液を得
た。この変性樹脂は、赤外吸収スペクトルによりイソシ
アネート基は認められなかった。これは変性剤が樹脂に
グラフト結合したた変性前の含弗素樹脂溶液をそのまま
塗料化した場合である。
1表 (塗料組成) 樹脂01: 変性樹脂(固形分50%) 樹脂°2:  未変性樹脂(固形分50%)酸化チタン
:CR−90 硬化剤:  コロネートEH(日本ポリウレタン製) 触媒:   ジブチルチンジラウレート(変性剤の製造
時に添加した量を考慮して最 終的に同一量になる様に調整した) (以下余白) 光沢二60°グロス 接着性:ゴバン目密着セロテープ剥離 耐汚染性: 口紅、クレヨン:乾いた布で拭き取り マジック:黒及び赤を使用した。
*1=乾いた布で拭き取り *2=石油ベンジン/エタノール(重量比(塗膜物性) 1/1)混合溶剤で拭き取り 判定基準:o=全(跡が付かない。
○=ごく僅かに跡が付く ×=完全に跡が残る 表面性: 撥水性判定基準二〇=良く撥く ○=比比較的板撥く 転落角(°):塗膜資料を傾斜させた時、水滴が滑り始
める角度(協和界面材 学■の接触角度計使用) セロテープ剥離: JIS C2107一定の圧力でセ
ロテープにチバン)を圧 着後25℃3日後の剥離力 (g/rr1″)を測定 出願人  大日精化工業株式会社 (化1名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応性有機官能基を有するポリシロキサン化合物
    と有機ポリイソシアネートとの反応生成物であって、少
    なくとも1個の遊離のイソシアネート基を有する変性剤
    によって変性された含弗素樹脂を被膜形成成分として含
    有することを特徴とする塗料組成物。
  2. (2)更に硬化剤を含有する請求項1に記載の塗料組成
    物。
JP10758189A 1989-04-28 1989-04-28 塗料組成物 Pending JPH02286757A (ja)

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