JPH02284656A - デカンタ及びその洗浄方法 - Google Patents
デカンタ及びその洗浄方法Info
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- JPH02284656A JPH02284656A JP10349389A JP10349389A JPH02284656A JP H02284656 A JPH02284656 A JP H02284656A JP 10349389 A JP10349389 A JP 10349389A JP 10349389 A JP10349389 A JP 10349389A JP H02284656 A JPH02284656 A JP H02284656A
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Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はデカンタ及びその洗浄方法に関する。
（従来技術）
デカンタは高濃度の固形分を含むスラリーを処理して固
液分離するのに適するため、化学工業、食品工業、下廃
水処理等多くの分野で使用されている。しかしながら従
来のデカンタでは次の様な問題があるため食品工業、医
薬品工業等の様に不純物による汚染をきらう分野ではか
なりその使用が制限されている。第１図のデカンタの縦
断面図に基づき従来のデカンタの洗浄方法を説明する。
液分離するのに適するため、化学工業、食品工業、下廃
水処理等多くの分野で使用されている。しかしながら従
来のデカンタでは次の様な問題があるため食品工業、医
薬品工業等の様に不純物による汚染をきらう分野ではか
なりその使用が制限されている。第１図のデカンタの縦
断面図に基づき従来のデカンタの洗浄方法を説明する。
通常の原液処理の運転を終了後、原液供給口１より清水
等の洗浄液を導入しながらデカンタを回転するが、洗浄
液は遠心力の作用を受けて固形物排出口２及び分離液排
出口３より機外に排出されるため回転体内で外径側に移
動し図示の二点鎖線の液面■−が形成される。このため
スクリュウコンベヤ軸の外面やコンベヤの中央部には洗
浄液が十分に接触することができずこの部分の洗浄が不
充分であり、前工程の原液が残留して次工程の製品に混
入し汚染の原因になっている。
等の洗浄液を導入しながらデカンタを回転するが、洗浄
液は遠心力の作用を受けて固形物排出口２及び分離液排
出口３より機外に排出されるため回転体内で外径側に移
動し図示の二点鎖線の液面■−が形成される。このため
スクリュウコンベヤ軸の外面やコンベヤの中央部には洗
浄液が十分に接触することができずこの部分の洗浄が不
充分であり、前工程の原液が残留して次工程の製品に混
入し汚染の原因になっている。
〈発明が解決しようとする課Ｍ）
本発明は以上の従来技術の問題点に鑑みてなされたもの
であって、従来のデカンタの構造を改良して非常に簡単
な部材を付設するのみでデカンタ内を完全に洗浄できる
方法を提供することを課題とするものである。
であって、従来のデカンタの構造を改良して非常に簡単
な部材を付設するのみでデカンタ内を完全に洗浄できる
方法を提供することを課題とするものである。
〈課題を解決するための手段）
本発明の要旨とするところは第１には回転ボウル（４）
と同軸的に若干の差速をもって回転するスクリュウコン
ベヤ（５）と回転ボウルの端板（８）の挿管孔（９）か
ら挿着される原液供給管（６）とからなるデカンタに於
いて、回転ボウル（４）の端板（８）の最外径部にドレ
ン孔（ｌＯ）を穿孔し、挿管孔（９）と原液供給管（６
）の間に洗浄液流路（１３）を形成し、原液供給管（６
）の端部には洗浄液流路（１３）と連通ずる洗浄液抜出
し室（１１）を付設したことを特徴とするデカンタであ
り、第２には固形物排出口（２）と分離液排出口（３）
をプラギングし、回転ボウル（４）及びスクリュウ：１
ンベヤ（５）を回転しながら、原液供給管（６）から洗
浄液を供給し洗浄液抜出し室（＋１）から洗浄液を抜出
すことを特徴とするデカンタの洗浄方法である。
と同軸的に若干の差速をもって回転するスクリュウコン
ベヤ（５）と回転ボウルの端板（８）の挿管孔（９）か
ら挿着される原液供給管（６）とからなるデカンタに於
いて、回転ボウル（４）の端板（８）の最外径部にドレ
ン孔（ｌＯ）を穿孔し、挿管孔（９）と原液供給管（６
）の間に洗浄液流路（１３）を形成し、原液供給管（６
）の端部には洗浄液流路（１３）と連通ずる洗浄液抜出
し室（１１）を付設したことを特徴とするデカンタであ
り、第２には固形物排出口（２）と分離液排出口（３）
をプラギングし、回転ボウル（４）及びスクリュウ：１
ンベヤ（５）を回転しながら、原液供給管（６）から洗
浄液を供給し洗浄液抜出し室（＋１）から洗浄液を抜出
すことを特徴とするデカンタの洗浄方法である。
すなわち本発明者は回転ボウル（４）の端板（８）の挿
管孔（９）と原液供給管（６）の間の間隙に着目し、洗
浄液が十分に流通できる様挿管孔を大きくするか或いは
原液供給管（６）の管径を小さくして洗浄液流路（１３
）を形成している。そしてこの形成された洗浄液流路（
１３）と原液供給管（６）の端部の間には洗浄液流路（
１３）と連通ずる洗浄液抜出し室（１１）を付設置〜で
いる。以上の構成のデカンタにおいて、固形物排出口（
２）及び分離液排出口（３）をそれぞれプラグ（２’
、 ３’ ）で閉塞して緩速回転しながら原液供給管（
６）から洗浄液を供給すれば、洗浄液は回転ボウル内に
充滴しやがては洗浄液流路迄達っして洗浄液抜出し室（
１１）から流出する。この状態でデカンタを回転ずれば
洗浄液は渦巻状態でデカンタ内の全ての部分によく接触
するので効率よく洗浄される。洗浄が終了すれば回転ボ
ウルの端板（８）の最外径部に穿孔されるドレン孔（ｉ
ｏ）のプラグ（１０’）を外ぜば回転ボウ？し内の洗浄
液を抜き出すことができる。
管孔（９）と原液供給管（６）の間の間隙に着目し、洗
浄液が十分に流通できる様挿管孔を大きくするか或いは
原液供給管（６）の管径を小さくして洗浄液流路（１３
）を形成している。そしてこの形成された洗浄液流路（
１３）と原液供給管（６）の端部の間には洗浄液流路（
１３）と連通ずる洗浄液抜出し室（１１）を付設置〜で
いる。以上の構成のデカンタにおいて、固形物排出口（
２）及び分離液排出口（３）をそれぞれプラグ（２’
、 ３’ ）で閉塞して緩速回転しながら原液供給管（
６）から洗浄液を供給すれば、洗浄液は回転ボウル内に
充滴しやがては洗浄液流路迄達っして洗浄液抜出し室（
１１）から流出する。この状態でデカンタを回転ずれば
洗浄液は渦巻状態でデカンタ内の全ての部分によく接触
するので効率よく洗浄される。洗浄が終了すれば回転ボ
ウルの端板（８）の最外径部に穿孔されるドレン孔（ｉ
ｏ）のプラグ（１０’）を外ぜば回転ボウ？し内の洗浄
液を抜き出すことができる。
（実 施 例）
以下実施例に基づき本発明の内容をさらに説明する。第
１図は本発明を実施したデカンタの縦断面図である。図
において２°は固形物排出口２のプラグ、３′は分離液
排出口３のプラグ、４は回転ボウル、５は回転ボウルと
若干の差速をもって回転するスクリュウコンベヤである
。６は原液をスクリュウ軸５の中央部に設けられる複数
個の分配ロア迄導入する原液供給管であり、回転ボウル
の端板８に設けられる挿管孔９がら挿着される。
１図は本発明を実施したデカンタの縦断面図である。図
において２°は固形物排出口２のプラグ、３′は分離液
排出口３のプラグ、４は回転ボウル、５は回転ボウルと
若干の差速をもって回転するスクリュウコンベヤである
。６は原液をスクリュウ軸５の中央部に設けられる複数
個の分配ロア迄導入する原液供給管であり、回転ボウル
の端板８に設けられる挿管孔９がら挿着される。
ｌ０１ｌＯ′は端板８の最外径部に穿孔されるドレン孔
及びそのプラグである。１３は挿管孔９と原液供給管６
の間に形成される洗浄液流路であり、１１は原液供給管
６の端部に付設され洗浄液流路１３と連通ずる洗浄液抜
出し室であり、１２は洗浄液抜出し口である。
及びそのプラグである。１３は挿管孔９と原液供給管６
の間に形成される洗浄液流路であり、１１は原液供給管
６の端部に付設され洗浄液流路１３と連通ずる洗浄液抜
出し室であり、１２は洗浄液抜出し口である。
以上の構成からなるデカンタの洗浄方法は次の手順で行
なわれる。
なわれる。
（イ）通常の原液処理が終了すればドレンプラグｌＯ′
を外し回転ボウル４内部の残液を全て排出する。
を外し回転ボウル４内部の残液を全て排出する。
（ロ）固形物排出口のプラグ２′、分雛液排出［１のプ
ラグ３′及びドレンプラグｌＯ″を螺着し、それぞれ閉
塞する。
ラグ３′及びドレンプラグｌＯ″を螺着し、それぞれ閉
塞する。
（ハ）回転ボウル４及びスクリュウ軸５を低速回転しな
がら原液供給口１から洗浄液を供給する。
がら原液供給口１から洗浄液を供給する。
洗浄液は原液供給管６から分配ロアを経由して回転ボウ
ル４内に入るが固形物排出口２及び分離液排出口３が閉
塞されているので洗浄液は回転ボウル４内に充滴しやが
ては挿着孔９と原液供給管６の間の洗浄液流路１３から
溢流し、洗浄液抜出し室１１に流出しそして洗浄液抜出
し口１２から機外へ排出される。以上の様に機内に導入
された洗浄液は回転ボウル及びスクリュウ軸の回転によ
りデカンタ内を渦巻状に満遍なく流れるので洗浄効果は
非常に高い。なおデカンタとポンプ等からなる循環装置
１４と管路１５により循環ループを形成し、洗浄液を循
環しながら行えば、洗浄は一層効果的であるとともに洗
浄液の節減も可能である。
ル４内に入るが固形物排出口２及び分離液排出口３が閉
塞されているので洗浄液は回転ボウル４内に充滴しやが
ては挿着孔９と原液供給管６の間の洗浄液流路１３から
溢流し、洗浄液抜出し室１１に流出しそして洗浄液抜出
し口１２から機外へ排出される。以上の様に機内に導入
された洗浄液は回転ボウル及びスクリュウ軸の回転によ
りデカンタ内を渦巻状に満遍なく流れるので洗浄効果は
非常に高い。なおデカンタとポンプ等からなる循環装置
１４と管路１５により循環ループを形成し、洗浄液を循
環しながら行えば、洗浄は一層効果的であるとともに洗
浄液の節減も可能である。
（ニ）洗浄が終了すれば洗浄液の供給を停止しそしてデ
カンタの回転も停止する。次いでドレンプラグ１０’を
外し機内の洗浄液を抜出す。洗浄後長時間運転しない場
合には、原液供給口１より殺菌液を機内に充滴し封液保
管ずれば一層安全である。
カンタの回転も停止する。次いでドレンプラグ１０’を
外し機内の洗浄液を抜出す。洗浄後長時間運転しない場
合には、原液供給口１より殺菌液を機内に充滴し封液保
管ずれば一層安全である。
（発明の効果）
以上説明した構成と作用を有する本発明によれば、デカ
ンタ内の全ての部分を効率よく洗浄できるのでデカンタ
を食品工業、医薬品工業等の分野にも広く適用できるの
で、本発明は産業−ト極めて有益である。
ンタ内の全ての部分を効率よく洗浄できるのでデカンタ
を食品工業、医薬品工業等の分野にも広く適用できるの
で、本発明は産業−ト極めて有益である。
第１図は本発明を実施したデカンタの縦断面図である。
挿管孔、ＩＯ；ドレン孔、１１；洗浄液抜出し室、１２
；洗浄液抜出し口、１３；洗浄液流路、１４；循環装置
、Ｉ５；管路。 特許出願人；三菱化工機株式会社
；洗浄液抜出し口、１３；洗浄液流路、１４；循環装置
、Ｉ５；管路。 特許出願人；三菱化工機株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）回転ボウル（４）と同軸的に若干の差速をもって回
転するスクリュウコンベヤ（５）と回転ボウルの端板（
８）の挿管孔（９）から挿着される原液供給管（６）と
からなるデカンタに於いて、回転ボウル（４）の端板（
８）の最外径部にドレン孔（１０）を穿孔し、挿管孔（
９）と原液供給管（６）の間に洗浄液流路（１３）を形
成し、原液供給管（６）の端部には洗浄液流路（１３）
と連通する洗浄液抜出し室（１１）を付設したことを特
徴とするデカンタ。 ２）固形物排出口（２）と分離液排出口（３）をプラギ
ングし、回転ボウル（４）及びスクリュウコンベヤ（５
）を回転しながら、原液供給管（６）から洗浄液を供給
し洗浄液抜出し室（１１）から洗浄液を抜出すことを特
徴とする請求項第１項記載のデカンタの洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1103493A JPH0720557B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | デカンタ及びその洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1103493A JPH0720557B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | デカンタ及びその洗浄方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02284656A true JPH02284656A (ja) | 1990-11-22 |
| JPH0720557B2 JPH0720557B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=14355523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1103493A Expired - Lifetime JPH0720557B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | デカンタ及びその洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720557B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015054257A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 株式会社Ihi | 洗浄方法およびスクリュウデカンタ型遠心分離装置 |
| CN111054528A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-04-24 | 武汉德泽环保科技有限公司 | 一种活塞推料离心机及其送料方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5882864U (ja) * | 1981-11-27 | 1983-06-04 | 三菱重工業株式会社 | 遠心脱水機 |
| JPS6171856A (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-12 | Jgc Corp | 遠心分離機の洗浄 |
-
1989
- 1989-04-25 JP JP1103493A patent/JPH0720557B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5882864U (ja) * | 1981-11-27 | 1983-06-04 | 三菱重工業株式会社 | 遠心脱水機 |
| JPS6171856A (ja) * | 1984-09-17 | 1986-04-12 | Jgc Corp | 遠心分離機の洗浄 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015054257A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 株式会社Ihi | 洗浄方法およびスクリュウデカンタ型遠心分離装置 |
| CN111054528A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-04-24 | 武汉德泽环保科技有限公司 | 一种活塞推料离心机及其送料方法 |
| CN111054528B (zh) * | 2019-12-12 | 2024-02-02 | 武汉德泽环保科技有限公司 | 一种活塞推料离心机及其送料方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0720557B2 (ja) | 1995-03-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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