JPH02282712A - 工業用内視鏡 - Google Patents

工業用内視鏡

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JPH02282712A
JPH02282712A JP10528389A JP10528389A JPH02282712A JP H02282712 A JPH02282712 A JP H02282712A JP 10528389 A JP10528389 A JP 10528389A JP 10528389 A JP10528389 A JP 10528389A JP H02282712 A JPH02282712 A JP H02282712A
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JP
Japan
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injection port
observation
air
section
injection
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JP10528389A
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Nobuyuki Sakamoto
坂本 信之
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、たとえば管路やタンクおよび航空機の機体
や翼の内部を観察するためのジェット推進式の工業用内
視鏡に関する。
[従来の技術] ガス管路やタンクのように人間が入ることができない狭
い場所や人間が入ることができない悪条件の場所を観察
する手段として工業用内視鏡が用いられている。この工
業用内視鏡は、基本的には医療用内視鏡と同一であり、
操作部と挿入部とからなり、挿入部には画像伝送手段と
してのイメージガイドファイバーと照明光伝送手段とし
てのライトガイドファイバーが内装されている。さらに
、挿入部の先端側には湾曲管部が設けられ、前記操作部
に設けた湾曲操作ノブによって湾曲操作することによっ
て湾曲管部を所望の方向に湾曲させることができるよう
に構成されている。
ところで、工業用内視鏡は、深部まで挿入できるように
、その挿入部の可撓管部が長尺で、その可撓管部の先端
部に湾曲管部を介して先端構成部が設けられている。し
たがって、内視鏡の挿入部を被観察部位に挿入し、操作
部に設けた湾曲操作ノブによって湾曲管部を湾曲操作し
ても、湾曲管部のみが湾曲するだけで、長尺の可撓管部
を湾曲することができない。このため、湾曲管部による
先端構成部の可動範囲の限られた狭い視野となり、観察
範囲が限定されるという問題がある。
そこで、前述のような問題を解決するために、たとえば
特開昭62−251639号公報に示すように、挿入部
の先端側に流体を噴射する噴射口を設け、この噴射口か
ら高圧流体をジェット噴射することにより生じる推力で
挿入部を浮上させ、この状態で観察できるようにしたジ
ェット推進式内視鏡が開発された。このジェット推進式
内視鏡は、手元操作部の操作によって湾曲部を制御して
挿入部の先端側に設けた噴射口の向きを変えることによ
って高圧流体の噴射方向を制御することにより、浮上方
向を制御でき、広範囲の観察が可能となる。加えて先端
部の向いた方向へ挿入部が推進されるため観察対象の近
くに先端部を位置させるまでのアクセス性も高い。
また、特願昭62−223170号のように、挿入部の
湾曲管部における基端部に噴射口を設け、湾曲管部の湾
曲操作と挿入部の浮上方向とが別々に制御できるジェッ
ト推進式内視鏡も知られている。これにより先端部が安
定し観察対象の詳細な観察が可能となる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前述した先行技術のうち、特開昭62−25
1639号公報は、湾曲部より先端側に噴射口が設けら
れているため、湾曲操作等によって先端側の噴射口が少
しでも振れると、内視鏡が噴射口の向いた方向に推進し
てしまい、観察のために湾曲部を湾曲操作できず、観察
対象の詳細な観察が行えないという欠点がある。
一方、特願昭62−223170号のように湾曲部の操
作部側に噴射口を設けたものは、安定して浮上するが、
浮上方向を制御するには挿入部を捻ることにより噴射口
の方向を変えて行わなければならず、制御性が悪く、ま
た浮上しながら湾曲操作を行うと、(特に左右方向の湾
曲)浮上方向と先端部の向いている方向(視野方向)が
異なるために、lY上方向の把握も難しく観察対象の近
くに先端部を位置させるまでのアクセス性が低いという
問題があった。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、観察対象の近くに先端部を位置さ
せるまでのアクセス性が高く、かつ安定して詳細な観察
が行える工業用内視鏡を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用]この発明は、前
記目的を達成するために、挿入部における湾曲部よりも
先端側と湾曲部よりも後端側にそれぞれ噴射口を設ける
とともに、前記それぞれの噴射口からの噴射を切換える
噴射口切換え手段を設ける。
そして、噴射口切換え手段によって流体の噴射口を、湾
曲部より先端側または後端側とし、先端部を観察対象の
近くに位置させるまでは先端側の噴射口から噴射し、観
察対象を詳細に観察するときには後端側の噴射口から噴
射する。
[実施例〕 以下、この発明の各実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第5図は第1の実施例を示すもので、第1図は
ジェット推進式の工業用内視鏡システムの全体図である
。内視鏡本体lは、操作部2と挿入部3および先端部に
光源コネクタ4を有したユニバーサルコード5とから構
成されている。また、前記光源コネクタ4が接続される
光源装置6とコントロールユニット7および加圧流体源
(図示しない)を備えている。
前記挿入部3は可撓管部8と湾曲部9および先端部10
とからなる。また、前記挿入部3の先端部10、つまり
湾曲部9の先端側には前部噴射口体11が設けられ、こ
れには挿入部3の軸方向に対して操作部2側にα 傾い
た前部噴射口12が設けられている。ここで、噴射角度
αは、Q’ <αく906であり、望ましくは15’<
αく45°とする。さらに、前記湾曲部9の後端側には
後部噴射口体13が設けられ、これには挿入部3の軸方
向に対してほぼ直角に後部噴射口14が設けられている
また、前記操作部2には接眼部15、前記湾曲部9を上
下および左右方向に湾曲操作する湾曲操作ノブ162%
 16b%流量制御スイッチ17、噴射口切換え手段と
しての噴射口切換えスイッチ18および噴射口識別ラン
プ19が設けられている。
前記光源コネクタ4には前部送気プラグ20aと後部送
気プラグ20bと信号プラグ21および光源プラグ22
が設けられている。そして、前記fW号プラグ21はユ
ニバーサルコード5に内装された図示しない信号線を介
して流量制御スイッチ17と噴射口切換えスイッチ18
に接続されている。また、光源コネクタ4は光源プラグ
22を介して前記光源装置6に着脱自在に接続される。
また、前記コントロールユニット7は加圧流体源側より
ドライヤ23、空調ユニット24および噴射口切換え手
段としての流量制御・切換え装置25をこの順序に接続
することにより構成されている。そして、前記空調ユニ
ット24は図示しないエアフィルタと圧力設定レギュレ
ータにより構成されている。
前記流量制御・切換え装置25は、第5図に示すように
、電磁流量制御弁26と3ポート電磁弁27および制御
部28とで構成されている。そして、電磁流量制御弁2
6の一次側26aは前記空調ユニット24に接続され、
二次側26bは前記3ポート電磁弁27の一次側27a
に接続されている。3ポート電磁弁27の二次側27b
127bは前部送気チューブ29a、後部送気チューブ
29bに接続されている。また、前記制御部28には信
号ケーブル30が接続されている。
電磁流量制御弁26と3ポート電磁弁27に内蔵される
図示しない制御装置は信号線28a、28bを介して制
御部28に接続されている。すなわち、制御部28は操
作部2に設けられた噴射口切換えスイッチ18および流
量制御スイッチ17からの信号を受けて3ポート電磁弁
27と電磁流量制御弁26を制御する。
さらに、前記前部送気チューブ29aおよび後部送気チ
ューブ29bの先端部には前部送気コネクタ31aおよ
び後部送気コネクタ31bが接続され、信号ケーブル3
0の先端部には信号コネクタ32が接続されている。そ
して、前部送気コネクタ31aおよび後部送気コネクタ
31bは、前記光源コネクタ4の前部送気プラグ20a
および後部送気プラグ20bに着脱自在に接続され、信
号コネクタ32は信号プラグ21に着脱自在に接続され
る。なお、前部および後部送気コネクタ31a、31b
はワンタッチタイプであり、前部および後部送気プラグ
20a、20bに接続しない場合にはオートシャット機
構により加圧流体の漏れを防止する構造となっている。
一方、前記前部噴射口体11および後部噴射口体13に
ついて説明すると1、前部噴射口体11は、第1図に示
すように、先端部10の先端面より長さしだけ突出して
設けられている。このしは後述する観察光学系のベスト
観察距離であり、前部噴射口体11を観察対象に接触さ
せながら観察することにより、常にベスト観察距離にて
観察が可能となり、かつ観察光学系の保護にもなってい
る。後部噴射口体13には第4図に示すように、前記後
部噴射口14と通路35が設けられている。
そして、後部噴射口14には送気路受け36が設けられ
、この送気路受け36には後部送気路37が糸巻き接着
によって固定されている。
さらに、第2図および第3図に示すように、前記通路3
5にはイメージガイドファイバー39、ライトガイドフ
ァイバー40.前部噴射口体11に接続される前部送気
路41およびアングルバイブ38a〜38dが挿通して
おり、1本のアングルバイブ38cは前記後部噴射口1
4を横切っている。
つぎに、前述のように構成された工業用内視鏡の作用に
ついて説明する。
加圧流体源からコントロールユニット7に送気された加
圧空気は、ドライヤ23によって水分が除去されたのち
、空調ユニット24によってダストが除去されて圧力が
設定される。加圧空気はさらに流量制御・切換え制御装
置25へ送気される。
流量制御・切換え制御装置25へ送気された加圧空気は
電磁流量制御弁26によってa、量制御され、3ポート
電磁弁27にて前部送気チューブ29aまたは後部送気
チューブ29bに選択送気される。
前部送気チューブ29aに送気された加圧空気は、光源
コネクタ4を介して内視鏡本体1に供給され、前部噴射
口12から噴射される。また、後部送気チューブ29b
に送気された加圧空気は、光源コネクタ4を介して内視
鏡本体1に供給され、後部噴射口14から噴射される。
そして、高圧空気の流量は操作部2に設けた流量制御ス
イッチ17によって電磁流量制御弁26を制御すること
ができる。
このように内視鏡本体1の挿入部3における湾曲部9の
先端側に設けた前部噴射口12または後端側に設けた後
部噴射口14から選択的に高圧空気を噴射させることが
でき、この選択は操作部2に設けた噴射口切換えスイッ
チ18によって3ボート電磁弁27を制御することによ
り行うことができる。なお、このとき前部噴射口12と
後部噴射口14とのどちらから高圧空気が噴射している
かは、操作部2に設けられた噴射口識別ランプ19の点
灯によって表示される。この実施例においては、噴射口
識別ランプ19が点灯しているときは前部噴射口12か
ら高圧空気が噴射していることを示す。
したがって、管路やタンク等の狭い空間に内視鏡本体1
の挿入部3を挿入して内部を観察する場合には、まず前
部噴射口12から高圧空気を噴射させ、推進力によって
先端部10を観察対象に近付け、湾曲操作ノブ16a、
16bを併用して湾曲部9を湾曲させることにより、先
端部1oを観察対象に位置させる。つぎに、後部噴射口
14がら高圧空気を噴射させ、挿入部3の先端側を浮上
させた状態で、湾曲操作ノブ16a、16bを併用して
湾曲部9を湾曲させることにより、観察対象を詳細に観
察することができる。
なお、挿入部3が長尺となると、挿入抵抗が大きくなり
、単に押し込んでも挿入部3が蛇行してしまい 先端部
10を観察対象に近付けられない場合がある。しかし、
噴射角度を15°くαく45°にすれば、前方への推進
分力が生するので、挿入部3の蛇行を防止でき、先端部
10を観察対象に近付けることができる。
前記実施例によれば、流量制御・切換え装置25をコン
トロールユニット7に設け、内視鏡本体1と別体とした
から、内視鏡本体1を小形化でき、流量制御・切換え装
置25の大きさ、構造に制限がない。また、流量制御・
切換え装置25に3ポート電磁弁27を用いたが、これ
に限定されず、遠隔操作可能な切換え弁であればよい。
第6図〜第9図は第2の実施例を示すもので、第1の実
施例と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する
内視鏡本体1の操作部2には噴射口切換え手段としての
流路切換え装置45が設けられている。
この流路切換え装置45について説明すると、46はシ
リンダであり、−側壁には流入口47が、他側壁には上
下に隣接して前部流出口48a1後部流出口48bが設
けられている。そして、流入口47はユニバーサルコー
ド5に設けられた図示しない送気路を介して光源コネク
タ4の送気プラグ49に連通し、前部流出口48aは前
部噴射口12に、後部流出口48bは後部噴射口14に
連通している。前記シリンダ46には外周面に0リング
50.50を嵌着したピストンヘッド51を有するピス
トン52が上下動自在に挿入されている。ピストンヘッ
ド51の一部には送気溝53と、これと連通ずる送気穴
54が設けられている。また、ピストン52にはピスト
ンロッド55が設けられ、これはシリンダ46の土壁に
穿設された貫通穴56を貫通して外部に突出している。
貫通穴56の内周面にはOリング57が嵌着され、シリ
ンダ46の内部と気密にシールされている。前記ピスト
ンロッド55には噴射口切換えスイッチ58が突出して
設けられており、この噴射口切換えスイッチ58とシリ
ンダ46の土壁との間にはスプリング59が介在され工
いる。したがって、ピストンヘッド51はスプリング5
9の復元力によって上方に付勢され、前記流入口47は
シリンダ46の内部を介して後部流出口48bに連通ず
るようになっている。また、前記噴射口切換えスイッチ
58を手指によって押し込み、スプリング59復元力に
抗してピストンヘッド51を下方に押し込むと、流入口
47はピストンヘッド51の送気溝53、送気穴54お
よびシリンダ46の内部を介して前部流出口48aに連
通ずるようになっている。
このように噴射口切換えスイッチ58を手指によって操
作することにより前部噴射口12からの噴射と後部噴射
口14からの噴射とを切り換えることができ、この噴射
口切換えスイッチ58は操作部2に設けられている。ま
た、コントロールユニット7は、加圧流体源空ドライヤ
23、空調ユニット24および電磁流量制御弁26の順
に接続されて構成されている。そして、この電磁流量制
御弁26の二次側は送気チューブ60を介して送気コネ
クタ61に接続され、光源コネクタ4の送気プラグ49
に接続される。
加圧流体源からコントロールユニット7に送気された加
圧空気は、コントロールユニット7の電磁流量制御弁2
6によって流量制御され、送気チューブ60、光源コネ
クタ4を介して内視鏡本体1に供給される。内視鏡本体
1の操作部2には流路切換え装置45が設けられている
ため、この流入口47へ送気される。通常、ピストンヘ
ッド51はスプリング59の復元力によって上方に付勢
され、前記流入口47はシリンダ46の内部を介して後
部流出口48bに連通しているため、高圧空気は後部噴
射口14から噴射される。前記噴射口切換えスイッチ5
8を手指によって押し込み、スプリング59復元力に抗
してピストンヘッド51を下方に押し込むと、流入口4
7はピストンヘッド51の送気溝53、送気穴54およ
びシリンダ46の内部を介して前部流出口48aに連通
ずる。したがって、高圧空気は前部噴射口12から噴射
される。なお、通常では前部噴射口12から噴射し、噴
射口切換えスイッチ58の操作によって後部噴射口14
から噴射するようにしてもよい。
この実施例によれば、ユニバーサルコード5の内部に1
本の送気路を設ければよく、送気路の大径化が可能とな
る。したがって、加圧空気の圧力損失が少なく、より高
い推力が得られる。すなわち、加圧流体源の加圧力が小
さくても大量の空気を送気することが可能となるため、
加圧流体源の小形化が可能となり、送気系の各部品への
圧力負荷も低減できる。
第1O図および第11図は第3の実施例を示すもので、
第1、第2の実施例と同一構成部分は同一番号を付して
説明を省略する。
挿入部3に設けた後部噴射口体13の近傍に噴射口切換
え手段としての流路切換え装置65が設けられている。
この流路切換え装置65について説明すると、66はシ
リンダであり、後端壁には流入口67が、側壁には後部
噴射口14と流出口68が周方向に90′ずれて設けら
れている。そして、流入口67は挿入部3に内装された
送気路69を介して加圧流体源に連通している。前記シ
リンダ66には外周面にOリング70.70を嵌着した
ピストンへラド71を有するピストン72が前後方向に
移動自在に挿入されている。ピストンへラド71の第1
選択穴73aと第2選択穴73bが周方向に90°ずれ
て設けられている。
なお、前記シリンダ66とピストン72との位置関係は
、第1選択穴73aと流出口68および第2選択穴73
bと後部噴射口14とが一致する方向にある。また、ピ
ストン72にはピストンロッド75が設けられ、これは
シリンダ66の前壁に穿設された貫通穴76を貫通して
外部に突出している。貫通穴76の内周面には0リング
77が嵌着され、シリンダ66の内部と気密にシールさ
れている。前記ピストンロッド75には連結部材78が
突出して設けられており、この連結部材78とシリンダ
66の土壁との間にはスプリング79が介在されている
連結部材78は切換え制御ワイヤ8oの一端が接続され
、この他端は操作部2に設けられた図示しない流路切換
えスイッチに接続され、流路切換えスイッチの操作によ
って、たとえば操作部2内に設けた図示しないモータが
駆動し、プーリ等によって切換え制御ワイヤ8oを進退
できるようになっている。
したがって、送気路69より送気された加圧空気は挿入
部3内に設けられた流路切換え装置65の流入口67へ
送気される。通常の場合、ピストン72はスプリング7
9によってシリンダ66の前方に付勢されているため、
第1選折式73aと流出口68とが連通し、第2選折式
73bと後部噴射口14とは連通していない。したがっ
て、加圧空気は流入口67からシリンダヘッド71の内
部を介して第1選折式73a1流出ロ68の順に流れて
前部送気路41へ送気され、前部噴射口12から噴射さ
れる。
また、操作部2に設けた流路切換えスイッチの操作によ
って切換え制御ワイヤ80をスプリング79の復元力に
抗して引き、連結部材78を介してピストンヘッド72
を後方に引き込むと、第2選折式73bと後部噴射口1
4とが連通ずる。したがって、加圧空気は流入口67か
らシリンダヘッド71の内部、第2選折式73bを介し
て送気され、後部噴射口14から噴射される。なお、通
常では後部噴射口14から噴射し、流路切換えスイッチ
の操作によって前部噴射口12から噴射するようにして
もよい。
この実施例によれば、光源コネクタ5から後部噴射口1
4まで1本の送気路69を設ければよく、送気路69の
大径化が可能となる。したがって、加圧空気の圧力損失
が少なく、より高い推力が得られる。すなわち、加圧流
体源の加圧力が小さくても大量の空気を送気することが
可能となるため、加圧流体源の小形化が可能となり、送
気系の各部品への圧力負荷も低減できる。
なお、この発明は電子内視鏡にも応用できる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、挿入部におけ
る湾曲部よりも先端側と湾曲部よりも後端側にそれぞれ
噴射口を設けるとともに、それぞれの噴射口からの噴射
を切換える噴射口切換え手段を設け、この噴射口切換え
手段によって流体の噴射口を、湾曲部より先端側または
後端側とし、先端部を観察対象の近くに位置させるまで
は先端側の噴射口から噴射し、観察対象を詳細に観察す
るときには後端側の噴射口から噴射することにより、観
察対象の近くに先端部を位置させるまでのアクセス性が
高く、かつ安定して詳細な観察が行え、使用状態に適し
た任意の噴射口を選択できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの発明の第1の実施例を示すもので
、第1図は工業用内視鏡装置の構成図、第2図は第1図
の■−■線に沿う断面図、第3図は第2図のA方向から
見た側面図、第4図は後部噴射口体の一部切欠した側面
図、第5図はコントロールユニットの構成図、第6図〜
第9図はこの発明の第2の実施例を示すもので、第6図
は工業用内視鏡装置の構成図、第7図、第8図は流路切
換え装置の縦断側面図、第9図は流路切換え装置のピス
トンの斜視図、第10図および第11図はこの発明の第
3の実施例を示す流路切換え装置の縦断側面図である。 3・・・挿入部、9・・・湾曲部、12・・・前部噴射
口、14・・・後部噴射口、25・・・流量制御・切換
え装置(流路切換え手段)。 出願人代理人 弁理士 坪井  淳 第2図 @3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 湾曲部を有する挿入部に噴射口を設け、この噴射口から
    流体を噴射することにより、挿入部を浮上させるジェッ
    ト推進式の工業用内視鏡において、前記挿入部における
    前記湾曲部よりも先端側と湾曲部よりも後端側にそれぞ
    れ噴射口を設けるとともに、前記それぞれの噴射口から
    の噴射を切換える噴射口切換え手段を設けたことを特徴
    とする工業用内視鏡。
JP10528389A 1989-04-25 1989-04-25 工業用内視鏡 Pending JPH02282712A (ja)

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