JPH0228249Y2 - - Google Patents

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JPH0228249Y2
JPH0228249Y2 JP9657481U JP9657481U JPH0228249Y2 JP H0228249 Y2 JPH0228249 Y2 JP H0228249Y2 JP 9657481 U JP9657481 U JP 9657481U JP 9657481 U JP9657481 U JP 9657481U JP H0228249 Y2 JPH0228249 Y2 JP H0228249Y2
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JP
Japan
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lead wire
terminal
coil bobbin
coil
servo valve
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JP9657481U
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JPS581809U (ja
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  • Servomotors (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサーボ弁におけるリード線連結装置に
関し、更に詳しくはフオースモータと、このフオ
ースモータによつて駆動される弁部とを有する直
動型サーボの使用に好適なサーボ弁におけるリー
ド線連結装置に関する。
この種従来のフオースモータを有する直動型サ
ーボ弁は第1図のように、スプール1の一端にコ
イルボビン2を連結し、このコイルボビン2の外
周にコイル3を巻き、このコイル3をフオースモ
ータ側に形成された磁路中に置き、コイル3に通
電する電流の方向、大きさによつてスプール1を
一方向に移動させて流体通路4を切換えるように
している。しかもコイル3に電流を流す場合、コ
イルボビンに端子5を固定し、この端子5にはリ
ード線6を連結し、リード線6の他側はハウジン
グ7の側面に固定した端子8に接続し、リード線
6はコイルボビン2とハウジング7間の空間9内
に於てU字状に屈曲させている。
しかし、このようなリード線6の結合方法で
は、高周波で振動するコイルに電流を供給する場
合、コイルボビン2が矢印A,B方向に動くこと
から、端子5とリード線6の接合部のハンダが
取れやすいこと、リード線6の切損を無くすた
め、リード線6をU字状に形成し、その長さを長
くすることにより曲げ応力を小さくしているが、
この為にはリード線6を収容する空間9のスペー
スを軸方向及び半径方向に大きくする必要があ
り、結果としてサーボ弁が大型化し、コストアツ
プ、重量アツプとなり、スペース的にも不利であ
ること、リード線6が長くなるということは可
動質量が大きくなる、等の欠点を有するものであ
る。
従つて本考案の目的は、リード線が簡単に脱落
せず、リード線の収容スペースを小さくし、リー
ド線の耐久性を向上させ、又可動質量を軽減した
サーボ弁におけるリード線連結装置を提供するこ
とである。
本考案はこの目的の為、ハウジングに設けた固
定側端子と、コイルボビンに設けたリブの端面に
円周方向に向けて設けた端子との間にリード線を
半径方向に向けて直線状に連結させたことを特徴
とするものである。
以下本考案の実施の一態様を第2図、第3図に
ついて説明する。
本考案のサーボ弁10はフオースモータ部11
と弁部12からなつている。
フオースモータ部11はハウジング13,14
内にポール15と磁石16とヨーク17とコイル
ボビン18とを収容し、ポール15はねじを介し
てハウジング13に固定され、他のハウジング1
4はねじを介して弁部12のバルブボデイ19に
固定されている。
ヨーク17の外周はハウジング14の溝に嵌合
し、このヨーク17の内周とポール15の外周間
には空間20が区画され、この空間20内にはコ
イル21を巻き付けたコイルボビン18が軸方向
移動自在に挿入されている。永久磁石16はポー
ル15のフランジとヨーク17間に介装されてい
る。
ポール15の中央には孔22が軸方向に穿た
れ、この孔22には調整ロツド25が軸方向移動
自在に螺合され、このロツド25の端部にはスプ
リング23が担持されている。
コイル21を介在するわずかな空間20には例
えばスポイト等で磁性流体を充填し、コイル21
に大電流を流した時でもこの磁性流体が熱伝達を
良くし、結果としてコイル21の温度上昇を防止
し冷却効果を上げるようにすることが好ましい。
磁性流体としては、例えばジエステルをベース
とした油中に磁性を帯びた微粒子の粒体を混合し
たものを使用するのが好ましい。
次に弁部12のバルブボデイ19内には軸方向
に孔24を形成し、この孔24内にはスリーブ2
6を挿入し、このスリーブ26内には軸方向の弁
孔27と、この弁孔27に開口する圧力供給ポー
トと、タンクポートを形成している。
更にスリーブ26には半径方向に孔を穿ち、こ
の孔の内側口端は弁孔27に開口し、他側口端は
バルブボデイ19に穿つたアクチユエータ側通路
に通じ、この通路は例えばアクチユエータとして
のシリンダの油室に連通するようになつている。
弁孔27内には小径部とランドとからなるスプ
ール28が軸方向摺動自在に挿入され、スプール
28が図に於て右方向に移動すると圧力供給ポー
トがアクチユエータ側の一方の通路30と接続
し、この時タンクポートは他方のアクチユエータ
側通路に接続される。他方スプール28が左行す
ると前記の場合と逆に圧力供給ポートとタンクポ
ートを前記と逆の通路に連通するものである。
スプール28の左端はコイルボビン18の中央
に連結し、このスプール28の一端側端面には前
記のスプリング23が担持されている。
コイルボビン18の中央にスプール28の左端
が連結されていることにより、コイルボビン18
の軸方向の動きがスプール28に直接伝達されて
通路を切換えるようになつている。
次に本考案の要旨であるリード線の結合につい
て述べる。
ヨーク17の右端面とハウジング14の左端面
間に比較的狭い空間29が形成されており、この
空間29を半径方向に沿つて垂直又は直線状のリ
ード線30を介在させ、このリード線30の下端
はコイルボビン18に設けたリブ31の正面側端
面中間に端子32を介して着脱自在に連結されて
いる。端子32,32はリブ31の正面側端面に
挿入され、円周方向に向けて連結されている。他
方リード線30の上端はピン状の端子36を介し
て固定側端子33に着脱自在差し込んでいる。
固定側端子33はハウジング14に固定された
中空なテフロン等からなる絶縁部材34とこの絶
縁部材34内に嵌合した鋼材からなる中空な通電
部材35とからなり、この通電部材35に前記リ
ード線30側の端子36が連結され、又通電部材
35の他側はリード線37を介して電源に接続さ
れている。
次に作動について述べる。
ポール15と磁石16と、ヨーク17とで磁路
が形成されており、この磁路中におかれた駆動線
輪たるコイル21に電流を流すとコイルボビン1
8とスプール28を軸方向に動かす力が発生し、
この駆動力は磁束密度B、コイルの有効長l、電
流の大きさiに比例し、又スプール28を動かす
方向は電流を流す方向をプラス側又はマイナス側
に切換えることによつて行える。
例えばコイル21にプラス側の電流iを流すと
コイルボビン18とスプール28は駆動力F=
B・l・iの力でスプール28の右側スプリング
に抗して右方向に押され、これにより圧力供給ポ
ートからの流体がアクチユエータの一方の油室に
導かれ、他方の油室の流体がタンクポートに戻さ
れる。
電流の供給を停止するとスプール28は右側の
スプリングの復帰力で元の中立位置に戻される。
上記に於て、コイル21に大電流を流した場合
でも、空間20に磁性流体が充填されており、こ
の磁性流体中にコイル21が介在されていること
から、磁性流体が熱伝達を良くし、結果としてコ
イル温度の上昇を防止するから冷却効果をあげる
ことが可能となる。
リード線30はコイルボビン18の左右移動に
伴なつてその下方部が左右に移動するだけであ
る。
本考案によれば次の効果がある。
コイルボビン側の端子32はリブ3の端面に
対して円周方向に向けて設けられているから、
この端子32とリード線30はリブ3の肉厚内
におさめられ、且つコイルボビンの外周又は両
端面より突出せず、これにより端子32がポー
ル15、ヨーク17、ハウジング14、及びボ
ルト等と干渉しないから空間20,29を小さ
くできる。
リード線30を直線状に半径方向に向けて結
合させただけであるからコイルボビン18側の
端子32とハウジング側端子33の距離が短か
くなり、ハウジング14等の半径方向の長さを
短かく出来、又空間29も小さくできるからハ
ウジング14等の軸方向の長さも短かく出来
る。
リード線30を直線状に引き出すことにより
曲げの影響が少なくなり、これによりリード線
30の耐久性と信頼性を向上させ、又ばね作用
力を減少することが出来る。
リード線30は屈曲したものに比べてその長
さが短かくなり、これにより可動質量を軽減
し、高周波特性と動特性を向上出来る。
リード線30のハウジング側端子33をピン
結合することによりコイルボビン18の着脱を
容易にすることが出来、又ハンダがはがれると
いうような問題も解消できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリード線の結合方法を示すサー
ボ弁の一部縦断正面図、第2図は本考案の一実施
態様に係るリード線の直結装置を使用したサーボ
弁の一部切欠き縦断正面図、第3図はコイルボビ
ン部の左側面図である。 11……フオースモータ、12……弁部、15
……ポール、17……ヨーク、18……コイルボ
ビン、20……空間、21……コイル、28……
スプール、30……リード線、31……リブ、3
2……端子、33……固定側端子、34……絶縁
部材、35……通電部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フオースモータと弁部とからなり、フオース
    モータのポールとヨーク間の空間にコイルを巻
    き付けたコイルボビンを移動自在に挿入し、こ
    のコイルボビンは弁部側の切換えスプールと連
    結したサーボ弁に於て、コイルボビンに設けた
    リブの端面に端子を円周方向に向けて連結し、
    このコイルボビン側端子とハウジング側に設け
    た端子間にリード線を半径方向に向けて直線状
    に連結させたサーボ弁におけるリード線連結装
    置。 (2) リード線の一端をコイルボビンに設けたリブ
    の端面中間に挿入した端子に結合した実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のサーボ弁における
    リード線連結装置。 (3) リード線の一端はピン状の端子を介してハウ
    ジング側端子に着脱自在に結合させた実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のサーボ弁における
    リード線連結装置。 (4) ハウジング側端子は絶縁部材と、この絶縁部
    材内に嵌合した通電部材とからなる実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のサーボ弁におけるリ
    ード線連結装置。
JP9657481U 1981-06-29 1981-06-29 サ−ボ弁におけるリ−ド線連結装置 Granted JPS581809U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9657481U JPS581809U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 サ−ボ弁におけるリ−ド線連結装置

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JP9657481U JPS581809U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 サ−ボ弁におけるリ−ド線連結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS581809U JPS581809U (ja) 1983-01-07
JPH0228249Y2 true JPH0228249Y2 (ja) 1990-07-30

Family

ID=29891421

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JP9657481U Granted JPS581809U (ja) 1981-06-29 1981-06-29 サ−ボ弁におけるリ−ド線連結装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60131704U (ja) * 1984-02-14 1985-09-03 三菱重工業株式会社 直動型サ−ボバルブ

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JPS581809U (ja) 1983-01-07

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