JPH0228230Y2 - - Google Patents

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JPH0228230Y2
JPH0228230Y2 JP1984050605U JP5060584U JPH0228230Y2 JP H0228230 Y2 JPH0228230 Y2 JP H0228230Y2 JP 1984050605 U JP1984050605 U JP 1984050605U JP 5060584 U JP5060584 U JP 5060584U JP H0228230 Y2 JPH0228230 Y2 JP H0228230Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、恒温容器、詳しくは、方形底壁と該
底壁の四側縁に連設する四つの方形側壁とを備え
た断熱構造の容器本体と、該容器本体の開口部を
開閉する蓋体とから成る恒温容器に関する。
(従来技術) 一般に此種恒温容器は、食料品など収容物を収
容することにより、内面が汚れ易い問題があると
共に、汚れた内面を洗滌する場合、容器本体を一
方の手で保持した状態で、他方の手を内面底部迄
挿入させて洗滌作業する必要があり、作業が厄介
な問題があつた。また、釣場などの目的地におい
て、収容した食料品を飲食する場合、飲食する場
所迄わざわざ容器ごと持運びする必要があるし、
また飲食時に食料品を広げるシート部材を別に用
意する必要があつた。
(考案の目的) 本考案の目的は、容器本体内に、展開組立自由
とした内箱を挿脱可能に内装すべく成して、収容
物を内箱に収容することにより、容器本体が汚れ
ることがなく、収容物により汚れる内箱は展開状
態として洗滌できるので、収容物による汚れの洗
滌を簡単にでき、しかも、釣場などの目的地にお
いて、容器から内箱を取り出して、内箱のみを持
運びすることができると共に、内箱を展開させる
ことにより敷物として利用することもできる恒温
容器を提供する点にある。
(考案の構成) 本考案の構成は、方形底壁と、該底壁の四側縁
に連設する四つの方形側壁とを備えた断熱構造の
容器本体と、該容器本体の開口部を開閉する蓋体
とから成る恒温容器であつて、前記容器本体の底
壁内面及び各側壁内面に対応する底片と四つの側
片とこれら各側片間を連結した折り目をもつた四
つの連結片とを備え、前記各側片を底片に対し展
開起立自由とした内箱を形成し、この内箱を、前
記容器本体内に挿脱可能に内装する一方、前記側
片のうち、相対向する1対の側片に一対の貫通孔
を介して紐様体を挿通させると共に前記紐様体の
各端部を前記側片に連結する前記連結片に、折り
目を挟んで設ける一対の貫通孔を介して挿通し、
かつ前記紐様体の両端部に前記貫通孔に対し係止
する係止部を設け、前記紐様体の引張操作で起立
可能としたものであり、前記内箱に収容物を収容
して、内箱のみを持運びでき、かつ内箱を展開状
態として広げることにより敷物として利用するこ
とができるようにしたことを特徴とするものであ
る。
(実施例) 以下、本考案容器の実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図において、1は断熱構造の容器本体で、
横長の長方形底壁11を備えると共に、該底壁1
1における各1対の長辺側縁及び短辺側縁に立設
した長辺側壁12,13及び短辺側壁14,15
を備えている。
また、2は断熱構造の蓋体で、前記容器本体1
に対し、その開口部をヒンジ部材hにより開閉可
能で、かつ閉鎖時ロツク部材lにより、ロツク可
能に取付けているのである。
しかして、本考案は基本的には、前記容器本体
1の底壁11内面及び各側壁12乃至15の内面
に対応する底片31と四つの側片32乃至35と
を備え、かつ前記各側片32乃至35を底片31
に対し展開起立自由とした内箱3を形成し、この
内箱3を前記容器本体1内に挿脱可能に内装した
のである。
第1図に示した前記内箱3は、第2図に示した
如く長方形のシート部材を展開可能に組立てるご
とく成したもので、このシート部材は硬質または
半硬質の、例えば透明または不透明な塩化ビニー
ルシート、発泡ポリエチレンシート、アルミニウ
ム蒸着シート、などを用いるのである。そして、
このシート部材は、中央部に、前記容器本体1の
底壁11内面に見合う大きさの前記底片31を配
置すると共に、この底片31における1対の長辺
側縁の各外方に、前記容器本体1の長辺側壁1
2,13に見合う大きさの長辺状の前記側片3
2,33を折目a,aを介して展開起立自由に連
結し、かつ前記底片31における1対の短辺側縁
の各外方に、前記容器本体1の短辺側壁14,1
5に見合う大きさの短辺状の前記側片34,35
を折目b,bを介して展開起立自由に連結するの
である。また、前記各長辺側片32,33のそれ
ぞれ長さ方向両側縁に、前記各短辺側片34,3
5の対応側縁を連結する各1組の連結片36,3
7,38,39を連結するのである。即ち、1組
の前記連結片36,37は、前記長辺側片32の
長さ方向両側縁に折目c,cを介して連結すると
共に、短辺側片34,35の各対応側縁に折目
d,dを介して連結し、かつ前記折目c,d間に
対角線を通る折目e,eを設けて、第1及び第3
図のごとく起立する前記長辺及び短辺側片32,
34の隣接側縁外方に、折目e,eを介して重合
させた状態で曲げ出し、かつ長辺側片32の外面
に曲げ当てできるようにするのである。また、他
の1組の連結片38,39も同様に、他方の前記
長辺側片33の両側縁と前記短辺側片34,35
の各対応側縁とにそれぞれ折目f,f,g,gを
介して連結し、かつ前記各折目f,g間に対角線
を通る折目e,eを設けて、第1及び第3図のご
とく起立する前記長辺及び短辺側片33,35の
隣接側縁外方に重合状態で曲げ出し、かつ長辺側
片33の外面に曲げ当てできるようにするのであ
る。
そして、以上の如く形成したシート部材におい
て、各組の前記連結片36,37,38,39間
にそれぞれ紐様体4,4を架設すると共に、各組
の前記連結片36,37,38,39間における
前記各長辺側片32,33にそれぞれ1対の貫通
孔5,5を設け、これら貫通孔5,5に前記紐様
体4,4を蛇行状に挿通して、この紐様体4,4
の前記貫通孔5,5間における中間部を引張るこ
とにより前記各連結片36,37,38,39を
折曲げて前記各側片32〜35を組立てるごとく
成すのである。
更に、具体的には、各組の前記連結片36,3
7,38,39間における前記各長辺側片32,
33の各外側縁に沿つて1対の前記貫通孔5,5
を設けると共に、各組の前記連結片36,37,
38,39の角部外側縁であつて、外角線に沿う
折目eの前記長辺及び短辺側片部位に、それぞれ
貫通孔51,52を設けるのである。そして、以
上の如く各組の連結片36,37,38,39及
びその間の長辺側片32,33に亘つて直列状に
配設した貫通孔52,51,5,5,51,52
に、順に前記紐様体4,4を、交互に挿通方向を
変える如く蛇行状に挿通すると共に、前記紐様体
4,4の両端部に、両側の貫通孔52,52の挿
込み側端縁において、係止可能な係止部41,4
1を形成するのである。
しかして、以上の構成において、第2図の如く
展開状態としたものから前記内箱3を組立てるに
は、前記長辺側片32,33を前記底壁31に対
し起立させ、かつ、前記紐様体4,4における前
記貫通孔5,5間の中間部を把持して、前記長辺
側片32,33に対し引き出し操作するのであ
り、斯くすることにより、第3図の如く各紐様体
4,4の係止部41,41により各組の前記連結
片36,37,38,39を介して前記短辺側片
34,35が起立作動され、かつ、前記連結片3
6,37、3839が、起立する前記長辺及び短
辺側片32,34,33,35の対向側縁外方
に、折目eを介して折曲げた状態で曲げ出され
る。そして、さらに前記紐様体4,4を引き出し
操作することにより、第1図のごとく前記連結片
36,37,38,39が折目eを介して重合し
た状態となつて、前記長辺側片32,33の外面
に曲げ当てられ、このとき同時に前記短辺側片3
4,35も起立作動し終つて、完成された組立状
態となるのである。
また、以上の如く組立てた内箱3を展開するに
は、前記長辺側片32,33の外面に曲げ当てら
れた状態の前記連結片36,37,38,39を
それぞれ曲げ戻し、かつ前記長辺及び短辺側片3
2,33,34,35を展開操作することにより
行なうのである。
以上のごとく、前記シート部材に、1対の前記
紐様体4,4を取付けるだけで、展開及び組立て
状態に変更できると共に、展開時には敷物として
利用できるし、また、この展開時前記紐様体4,
4が、前記シート部材の外方に張り出したり、シ
ート部材の厚さ方向に嵩ばつたりすることなく、
従つて展開状態での保管、取扱いが容易となり、
また展開させて洗滌する作業も容易となるのであ
る。また前記内箱3に組立てた時には、前記容器
本体1内に挿脱自由に収容できるし、第1図のご
とく前記紐様体4,4を把持部として利用できる
のである。従つて、全体に部品点数少なく、ひい
ては製造工数を少なくでき、部品管理が簡単で、
全体に安価にできる。
所で、第2図に示した前記シート部材におい
て、前記紐様体4により加圧され、かつ摺動され
ることになる前記貫通孔5,51,55の周壁、
該周壁の端縁には補強手段6を設けることができ
る。この補強手段6としては、前記周壁の端縁を
肉盛状に形成したり、第4図のごとく安価な鳩目
を取付けるのである。
尚以上の説明では、前記内箱3は、紐様体5か
ら成る把持部を設ける如くしたが、とくに把持部
を設ける必要はなく、各側片を底片に対し展開起
立自由とした各種の内箱を用いることができる。
(考案の効果) 以上の如く本考案は、容器本体内に、展開組み
立て自由とした内箱を挿脱可能に内装できるよう
にしたので、前記容器本体への収容物を前記内箱
に収容することにより、前記容器本体が汚れるこ
とがなくなるのであり、また、シート部材に、一
対の前記紐様体を取付けるだけで、展開及び組み
立て状態に簡単に変更できるし、また、組み立て
た時には、前記紐様体を用いて前記容器本体から
内箱を取り出すことが容易にでき、また前記紐様
体を把持部として利用できるので、内箱の持ち運
びも簡単にできるし、更に、展開時には敷物とし
て利用できるし、収容物による汚れも前記内箱を
展開状態として洗浄できるので洗浄する作業も簡
単にできるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図
は蓋体を開いて、容器本体内に箱体を収納する状
態を示す説明図、第2図は箱体の展開状態の説明
図、第3図は第2図において紐様体を引き操作す
ることにより箱体に組立てる途中の状態を示す説
明図、第4図は紐様体に対する補強手段の説明図
である。 1……容器本体、11……方形底壁、12〜1
5……方形側壁、2……蓋体、3……内箱、31
……底片、32〜35……側片、36〜39……
連結片、4……紐様体、41……係止部、5,5
1,52……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方形底壁と、該底壁の四側縁に連設する四つの
    方形側壁とを備えた断熱構造の容器本体と、該容
    器本体の開口部を開閉する蓋体とから成る恒温容
    器であつて、前記容器本体の底壁内面及び各側壁
    内面に対応する底片と四つの側片とこれら各側片
    間を連結した折り目をもつた四つの連結片とを備
    え、前記各側片を底片に対し展開起立自由とした
    内箱を形成し、この内箱を、前記容器本体内に挿
    脱可能に内装する一方、前記側片のうち、相対向
    する1対の側片に一対の貫通孔を介して紐様体を
    挿通させると共に前記紐様体の各端部を前記側片
    に連結する前記連結片に、折り目を挟んで設ける
    一対の貫通孔を介して挿通し、かつ、前記紐様体
    の両端部に前記貫通孔に対し係止する係止部を設
    け、前記紐様体の引張操作で起立可能としたこと
    を特徴とする恒温容器。
JP5060584U 1984-04-05 1984-04-05 恒温容器 Granted JPS60163269U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5060584U JPS60163269U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 恒温容器

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JP5060584U JPS60163269U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 恒温容器

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JPS60163269U JPS60163269U (ja) 1985-10-30
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6114496B2 (ja) * 2012-02-24 2017-04-12 ダイワボウホールディングス株式会社 シート構造物及びこれを使用した汚染物質収納体の保管方法

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JPS5342268B2 (ja) * 1973-11-05 1978-11-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS6013775Y2 (ja) * 1979-11-22 1985-05-02 積水化成品工業株式会社 容器

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JPS5342268B2 (ja) * 1973-11-05 1978-11-10

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