JPH0228169Y2 - - Google Patents

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JPH0228169Y2
JPH0228169Y2 JP1986103526U JP10352686U JPH0228169Y2 JP H0228169 Y2 JPH0228169 Y2 JP H0228169Y2 JP 1986103526 U JP1986103526 U JP 1986103526U JP 10352686 U JP10352686 U JP 10352686U JP H0228169 Y2 JPH0228169 Y2 JP H0228169Y2
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JP
Japan
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vegetables
rotary table
partition
work
bundling
Prior art date
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JP1986103526U
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JPS6311302U (ja
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Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般の農家において、野菜(にら、
ほうれん草など)を計量し結束し出荷する際に使
用する簡易型の野菜計量結束用搬送テーブルに関
するものである。
従来の技術 一般の農家において、野菜の出荷に際しては、
野菜を所定の一束分量ごとに計量し、紐またはテ
ープ等で結束し、所定数の束を箱詰めして出荷す
るのが普通である。この出荷作業は、計量・結
束・箱詰の各作業を一人または二人で行なうのが
普通であり、特に老人が多い。一人で行なうとき
は、計量した野菜を床上に並べておき、適宜時に
それらを結束し、束数を数えながら箱詰めする。
また、二人で行なうときは、一人が計量し、他の
一人がそれを受け取つて結束し、束数を数えなが
ら箱詰めする。
考案が解決しようとする問題点 上記従来の出荷作業において、一人で行なうと
きは、計量した野菜を並べておくための場所を広
くとるばかりでなく、そのための作業者の移動が
多くなり、作業能率が悪く、特に老人にとつては
重労働になりやすいという問題点があつた。ま
た、二人で行なうときは、計量する人と結束・箱
詰する人との作業速度が常に同じという訳ではな
いから、野菜の受け渡しにむだな時間や作業が多
くなり、やはり作業能率が悪いという問題点があ
つた。
本考案の目的は、そのような従来の問題点を解
決すべく、野菜の計量・結束作業を、場所をとら
ず定位置で能率よく軽作業しうるよう補助する簡
易型の野菜計量結束用搬送テーブルを提供するこ
とにある。
問題を解決するための手段 上記目的を達成するための手段として、本考案
の簡易型の野菜計量結束用搬送テーブルは、回転
テーブル1の円周上に多数の針取着部7…を設
け、該針取着部7…には野菜Wの一束分量に相当
する任意間隔の仕切区間Aをおいて多数の仕切針
6,26,…を着脱自在に立設し、しかも、回転
テーブル1の針取着部7…近傍の周縁には該回転
テーブル1と一体的に回転する段差Hを形成した
ものである。
作 用 一束分量に計量した野菜Wを、その分量ごとに
仕切るごとく、回転テーブル1の仕切区間Aに順
次乗せると共に、同回転テーブル1を手動により
その都度少しずつ回転させて搬送する。この搬送
された野菜Wは、適宜結束位置にて順次取り上げ
られ結束される。
野菜Wを回転テーブル1に乗せる際は、野菜W
の根本部を回転テーブル1の段差H部に跨がらせ
て置くようにする。また、野菜Wを回転テーブル
1から取り上げる際は、野菜Wと回転テーブル1
との間に段差H分だけ隙間が生じているので、こ
こに手(指)を入れてつかみ取るようにする。
実施例 本考案の実施例を図面と共に説明する。
1は脚台2上に回転自在に軸支した回転テーブ
ルで、大径(100cm程度)の下テーブル3と小径
(80cm程度)の上テーブル4とを止具5…によつ
て接離自在に重ね合わせて固定し、周縁に段差H
(20〜30mm程度)を形成してある。
6は上テーブル4の円周上に任意間隔の仕切区
間Aにおいて着脱自在に多数立設した仕切針で、
バネ鋼線材を略U字形に屈曲成形してなり、上テ
ーブル4に形成した針取着部7…に差し込んであ
る。この針取着部7は、上テーブル4に穿設した
挿入孔8,9と、その裏面側に垂設した有溝底板
10とからなり、仕切針6をU字形内方へ押縮し
て着脱するようにしてある(第3図参照)。また、
仕切区間Aは、区間幅を計量すべき野菜Wの量に
応じて任意に調節しうるよう、あるいは区間数を
箱詰めする野菜Wの束数と同数にすべく任意に調
節しうるよう、針取着部7…をあらかじめ多めに
形成してある。
前記脚台2は、作業者が床にすわつて作業でき
るような高さの四本の短い脚棒11…を有し、中
央台板12には回転テーブル1を支える支軸13
を上下位置調節自在に立設してある。14は作業
者が椅子にすわつて作業できるような高さに補足
する補脚管で、脚棒11に着脱自在に嵌着してあ
る。15は計量結束用の用具等を乗せておくため
の天皿で、支軸13の頂部に着脱自在に嵌着して
ある。
なお、第4〜5図は他の実施例を示すものであ
る。24は前記上テーブル4に代わる環テーブル
で、環状管材からなり、上テーブル4の径と略同
一の環径と、上テーブル4の段差Hと略同一の管
径とを有している。この環テーブル24は、下テ
ーブル3上に前記止具5と同じようなもので接離
自在に固定する。26は環テーブル24に仕切区
間Aをおいて着脱自在に多数立設した仕切針で、
バネ鋼線材を略P字形に屈曲成形してなり、環テ
ーブル24に形成した針取着部27…に差し込ん
である。この針取着部27は、環テーブル24に
穿設した縦貫孔と横孔とからなり、仕切針26を
P字形の内外方へ拡縮して着脱するようにしてあ
る。
次に、この野菜計量結束用搬送テーブルの使い
方について説明する。
まず、仕切区間Aの区間幅が計量すべき野菜W
の量に見合うように、しかも、区間数が箱詰めす
る野菜Wの束数と同数になるように、仕切針6…
を上テーブル4の針取着部7…に任意に割り出し
て差し込み立設する。ここで、仕切区間A…の始
点または終点がわかるように、仕切区間A…の一
ケ所に適宜の目印を付けておくとよい。
野菜の出荷作業を一人で行なうときは、回転テ
ーブル1のわきで、野菜を所定の一束分量に計量
し、その野菜Wを一仕切区間Aに乗せて、回転テ
ーブル1を一仕切区間A分だけ回転Bさせ搬送す
る。この作業を順次繰り返す。野菜W…が回転テ
ーブル1の仕切区間A…にすべて埋まつた時点
で、その場にて、回転テーブル1の一仕切区間A
から野菜Wを取り上げて結束し箱詰めする。そし
て、やはり回転テーブル1を一仕切区間A分だけ
回転させて、次なる野菜Wを引き寄せる。この作
業を順次繰り返す。野菜W…が回転テーブル1の
仕切区間A…からすべてなくなつた時点で、一連
の計量・結束・箱詰め作業を終えることになる。
以上の作業を繰り返せばよい。
また、野菜の出荷作業を二人で行なうときは、
計量する人と結束・箱詰めする人が、回転テーブ
ル1をはさんでお互いに反対側に位置する。そし
て、前述した一人作業に準じた要領で、計量と結
束・箱詰の各作業を分担して行い、連続的な流れ
作業をする。この際、適宜の目印を付けた一仕切
区間Aから野菜Wを乗せ始め、かつ、該仕切区間
Aから結束し始めて、次に再び回つてくる後仕切
区間Aの一つ手前の仕切区間Aまでを一つの箱に
詰めて梱包すればよい。
考案の効果 本考案は、叙上の通りの構成であるから、次の
ような種々のすぐれた効果を奏する。
イ 計量した野菜Wを一束分量ごとに仕切つて回
転テーブル1に乗せるのだから、野菜の出荷作
業を一人で行なうときでも、野菜Wを並べてお
くための広い場所を必要としない。
ロ 同じく、野菜を並べたり結束するために特に
移動する必要がない。
ハ したがつて、老人でも軽作業をなしうる。
ニ 同じく、野菜の出荷作業を二人で行なうとき
でも、計量する人と結束・箱詰する人との作業
速度(タイミング)が常に同じでなくても、計
量位置から結束・箱詰位置までには適当な搬送
距離があるから、その間にタイミングが緩和さ
れ調整されて、円滑な流れ作業が実現され、作
業能率が向上する。
ホ 回転テーブル1の周縁に段差Hを形成してあ
るから、野菜Wを仕切区間Aから取り上げて結
束する際に、野菜Wをつかみやすい。
ヘ 仕切針6,26,は回転テーブル1上の多数
の針取着部7…に着脱自在に立設してあるか
ら、仕切区間Aの区間幅や区間数を任意に調節
することができる。
ト したがつて、仕切区間Aの区間幅は計量すべ
き野菜Wの量に応じて十分対応することができ
る。
チ 同じく、仕切区間Aの区間数を箱詰する野菜
Wの束数と同数にすることもでき、箱詰する際
いちいち束数を数える必要がなく、老人でも間
違えることがなくなる。
リ 本実施例のように、仕切針6…を上テーブル
4から取りはずせば、上テーブル4をそのまま
普通のテーブルとしても利用することができ
る。また、上テーブル4を下テーブル3から取
りはずせば、下テーブル3をそのまま普通のテ
ーブルとしても利用することができる。
ヌ 同じく、回転テーブル1の中央上部に天皿1
5を設けておけば、計量・結束等の用具を乗せ
ておくことができ、便利である。
ル 同じく、脚台2に短い脚棒11…と長い補脚
管14…を用意しておけば、作業者の好みによ
つて、床にすわつても椅子にすわつても作業す
ることができ、重宝である。
オ この簡易型の野菜計量結束用搬送テーブル
は、簡素な構成であつて、コストが安くでき
る。
ワ 他の実施例(第4〜5図)のものは、上記実
施例のものと比べると、より一層コストの安い
ものになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
全体斜視図、第2図は縦断正面図、第3図は要部
の局部断面図、第4図は他の実施例を示す要部の
斜視図、第5図はその縦断面図である。 図面符号の説明、1……回転テーブル、6,2
6……仕切針、7……針取着部、A……仕切区
間、H……回転テーブルの段差、W……計量した
野菜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転テーブル1の円周上に多数の針取着部7…
    を設け、該針取着部7…には野菜Wの一束分量に
    相当する任意間隔の仕切区間Aをおいて多数の仕
    切針6,26,…を着脱自在に立設し、しかも、
    回転テーブル1の針取着部7…近傍の周縁には該
    回転テーブル1と一体的に回転する段差Hを形成
    したことを特徴とする簡易型の野菜計量結束用搬
    送テーブル。
JP1986103526U 1986-07-05 1986-07-05 Expired JPH0228169Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986103526U JPH0228169Y2 (ja) 1986-07-05 1986-07-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986103526U JPH0228169Y2 (ja) 1986-07-05 1986-07-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6311302U JPS6311302U (ja) 1988-01-25
JPH0228169Y2 true JPH0228169Y2 (ja) 1990-07-30

Family

ID=30976162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986103526U Expired JPH0228169Y2 (ja) 1986-07-05 1986-07-05

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2816797B2 (ja) * 1993-06-28 1998-10-27 四郎 飯河 生花自動結束機

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5042541U (ja) * 1973-08-14 1975-04-30

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JPS5042541U (ja) * 1973-08-14 1975-04-30

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JPS6311302U (ja) 1988-01-25

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