JP3080574B2 - 包装用補助具 - Google Patents

包装用補助具

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JP3080574B2
JP3080574B2 JP07350199A JP35019995A JP3080574B2 JP 3080574 B2 JP3080574 B2 JP 3080574B2 JP 07350199 A JP07350199 A JP 07350199A JP 35019995 A JP35019995 A JP 35019995A JP 3080574 B2 JP3080574 B2 JP 3080574B2
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  • Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナスやキュウリな
どの蔬菜類や果実、花卉類を包装する際に使用する包装
用補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】蔬菜類や果物などは、その多くが適当な
個数をポリエチレンなどの合成樹脂フィルム製の袋に包
装して販売されており、包装は、蔬菜類や果物を生産者
から集荷し、販売店に納入されるまでの過程で行われて
いる。
【0003】これらの包装作業は、生産地の農業協同組
合のような施設において主として行われ、取扱量が多い
施設では自動包装機により、また取扱量の少ない施設で
は人手により行われる。
【0004】人手により包装作業を行う場合、蔬菜類や
果物の種類によって包装作業の能率が著しく異なる。た
とえばナスやピーマン、リンゴや柿などは、これらの数
個をまとめて袋に入れる際、その表面がフィルム内面に
密着し滑りにくいため、袋の底へ進みにくい。また、1
個づつ順に袋に入れるようにすれば、フィルムへの密着
は緩和されるものの、作業能率が著しく低下する。
【0005】特にナスの場合には、その全体形状と適度
な弾力とから、ナスどうしも表面が密着しやすく、2個
目、3個目を袋に入れる際に、ナスの表面がフィルムに
密着するとともに、先に入れたナスの表面にも密着し
て、後から入れようとするナスが前にも後にも動かなく
なるという状態になりやすい。
【0006】この対策として、被包装物を袋に入れると
きに被包装物の表面が袋内面に接触しないように、漏斗
状の補助具を介して被包装物を入れることが行われてい
るが、その都度補助具を取り外すのに手間がかかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、被包装物の表面をフィルムに密着させるこ
となく能率良く包装することが可能な包装用補助具を提
供し、かかる包装作業の効率を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の包装用補助具は、被包装物が通過可能な開
口を有する包装袋保持枠と、前記保持枠の端部を支持す
る支柱と、同支柱の下端を挿入支持するベースフレーム
とを備え、前記ベースフレームを嵌合組み合わせにより
形成する複数のフレーム部材により構成したことを特徴
とする。
【0009】ここで、フレーム部材を同一形状の二部材
によって構成したり、また二つのフレーム部材に、組み
合わせた状態で上下重なり合い前記支柱挿入用の連通し
た貫通孔を形成する孔を備えることができる。この支柱
挿入用孔は、支柱の下端が挿入可能なもので水平断面は
支柱の断面形状に合致させた円形や多角形状が考えられ
るが、ガタつきや包装作業時における包装袋保持枠の回
転防止の点からは多角形状が望ましい。
【0010】これら包装用保持枠,支柱,ベースフレー
ムの材質は、金属、プラスチック,木など多種のものを
使用することができるが、とくにベースフレームは作業
時の安定性を考慮して、ある程度重量のあるものが望ま
しい。
【0011】また、ベースフレームは、包装作業時にお
いて被包装物の重量によって転倒することなく包装袋保
持枠を安定的に支持するものであることが必要で、断面
が矩形状の2本のフレーム部材の基端部を交差させたも
のとすることができる。この場合、2本のフレーム部材
の基端部に取り付け溝を形成し、この取り付け溝部分を
噛み合わせて交差状に組み立てる。
【0012】ここで、包装袋保持枠の形状については限
定するものではないが、例えば、円形または楕円形のリ
ング状等とすることができる。包装用保持枠の形状を円
形リング状とした場合は、被包装物は包装袋内の中心部
に集合した状態で挿入されるため、どちらの方向から見
ても均等に包装される。このため、被包装物の方向を気
にせずに包装作業を行うことができるという利点があ
る。
【0013】一方、包装袋保持枠の形状を楕円形リング
状とした場合は、被包装物は包装袋内で中心にかたまら
ず横並びに偏平した状態で包装されるため、被包装物が
見えやすく、陳列時の美観に優れるというメリットがあ
る。なお、包装袋保持枠の形状が、円形リング状、楕円
形リング状のいずれの場合であっても、包装袋内への被
包装物の挿入は円滑に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の実施の形
態である包装用補助具を示す斜視図、図2は図1に示す
包装用補助具のベースフレームを示す分解斜視図、図3
は図1に示す包装用補助具の分解斜視図である。
【0015】本実施の形態の包装用補助具は、リング状
の保持枠10、この保持枠10の端部を支持する支柱1
1、及び、支柱11の下端を挿入支持するベースフレー
ム12によって構成される。
【0016】保持枠10は、合成樹脂を円形状に成形し
たリング10aと、リング10aの一端に固着され下方
を開口した円筒状の固定具10bとからなる。後述する
ようにリング10aは、包装用袋を被せ、この状態で被
包装物をリング10a上部から通過させるもので、リン
グ10aの直径は使用する包装用袋および被包装物の大
きさによって決定される。また、リング10aの上面、
すなわち、包装作業時に包装用袋が接触しながら移動す
る面は、スムーズな摺動を確保するために滑らかな曲線
状になっている。
【0017】支柱11は上端が固定具10bの開口に差
し込んで固定されるもので、その高さは被包装物の大き
さや種類によって異なるが、ナスの場合30cm〜50
cmとする。
【0018】ベースフレーム12は、包装作業時に保持
枠10に偏った荷重がかかった場合でも安定して支持で
きるように、断面が矩形状の第1及び第2のフレーム部
材13,14の基端部を交差させ、その交差部近傍に支
柱11を取り付けている。
【0019】第1及び第2のフレーム部材13,14は
完全な同一形状で、比較的重量のある木製により形成さ
れ、その基端部には取付け溝13a,14aを形成して
いる。この取付け溝13a,14aはフレーム部材1
3,14の軸線方向に対して傾斜角を持ち、かつ厚みの
1/2としているため、図2に示すように取付け溝13
a,14a部分を噛み合わせると、フレーム部材13,
14の上下面が完全に一致し、かつ鋭角に交差した状態
で組み合わされることとなる。
【0020】13b,14bは、三角形の一片がフレー
ム部材13,14に固着された重ね合わせプレートで、
その中央には上下に貫通した支柱挿入孔13c,14c
が形成されている。重ね合わせプレート13b,14b
は、その一面がフレーム部材13,14の上面あるいは
下面と同一面上にあり、かつフレーム部材13,14の
厚みの1/2としている。したがって、組み合わせた状
態では、図4に明瞭に示すよに、重ね合わせプレート1
3b,14bの一片が他方のフレーム部材13,14の
側面に接触する状態となり、かつ支柱挿入孔13c,1
4cが上下方向に貫通した孔となる。この重ね合わせプ
レート13b,14bは、樹脂製の場合フレーム部材1
3,14と一体成形することが製造コスト上好ましい。
【0021】上記構成において、フレーム部材13,1
4を組み立て、支柱挿入孔13c,14c内に支柱11
を挿入して立て込み、さらに、支柱11の上端に保持枠
10の固定具10bを差し込んで、図1の状態にして使
用する。このように、本実施の形態においては、包装袋
保持枠10、支柱11、及びベースフレーム12をそれ
ぞれ分解組み立て式としているため、特に作業現場への
運搬に便利となり、また非使用時にはコンパクトに収納
することができる。
【0022】また、フレーム部材が同一形状の二部材か
らなるものとすることにより、製造コストを下げること
ができる。二つのフレーム部材13,14に、組み合わ
せた状態で上下重なり合い支柱挿入用の連通した貫通孔
を形成する孔13c,14cを備えることによって、フ
レーム部材13,14の組み合わせが確実になり、組み
立て式でありながら安定した使用が可能となる。
【0023】次いで、図5を参照して上記補助具を使用
した包装作業について説明する。補助具を適当な作業台
の上に載せ、まず袋Hを図5の(a)に示すように底部
を上にして保持枠10に被せる。つぎに、数個のナスN
を手に持って同時に袋Hの底部に当て、ついでナス
保持枠10内に袋Hごと押し込む(図5の(b))。こ
れにより、袋HはナスNに押されて底部が保持枠10の
下方に押し込まれ、袋Hは反転しつつナスNを包み込み
ながら、ナスNとともに保持枠10を通過し、作業台上
に落下して袋H内へナスNが挿入される(図5の
(c))。
【0024】このように、底部を上にした袋Hを保持枠
10に被せ、袋Hの上方からナスNを保持枠10内に向
けて押し込み、袋Hを反転させながらナスNを袋H内に
挿入することにり、図5の(a)から(c)の段階で、
ナスNと袋Hとは接触はするものの、ナスNと袋Hとの
相対移動は無く、接触したまま同時に移動するので、表
面が滑らかで袋Hに密着しやすいナスNであっても、袋
Hへの挿入は円滑に行われ能率よく包装することができ
る。
【0025】この後、通常の方法によりナス入りの袋H
の上部を粘着テープで縛るか、あるいは熱融着して包装
を完了する。袋Hには、保持枠2に被せる前の状態で裏
側に所定の印刷が施されており、反転後は印刷面が表側
になるので、包装が完了した状態では印刷も表側になっ
ており、この状態で出荷が可能である。
【0026】なお、本実施の形態では保持枠2の形状を
円形リング状としているため、被包装物であるナスNは
袋H内の中心部に集合した状態で挿入され、どちらの方
向から見ても均等に包装されるため、ナスNの方向を気
にせずに包装作業を行うことができる。
【0027】一方、保持枠の形状はこれに限定するもの
ではないので、例えば、楕円形リング状とすることもで
きる。保持枠の形状を楕円形リング状とした場合、被包
装物は包装袋内で中心にかたまらず横並びに偏平した状
態で包装されるため、被包装物が見えやすく、陳列時の
美観に優れるというメリットがある。なお、包装袋保持
枠の形状が、円形リング状、楕円形リング状のいずれの
場合であっても、包装袋内への被包装物の挿入は円滑に
行うことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0029】(a)包装用保持枠に合成樹脂フィルム製
の保持枠を被せ、上方から被包装物を袋内に挿入するこ
とにより、表面が滑らかでフィルム内面に密着しやすい
被包装物も円滑に包装作業を行うことができる。特に、
ベースフレームを嵌合組み合わせにより形成する複数の
フレーム部材により構成することによって、作業場所へ
の持ち運びが容易に行え、また非使用時の保管が便利に
なる。
【0030】(b)フレーム部材が同一形状の二部材か
らなるものとすることにより、製造コストを下げること
ができる。
【0031】(c)二つのフレーム部材に、組み合わせ
た状態で上下重なり合い支柱挿入用の連通した貫通孔を
形成する孔を備えることによって、二つのフレーム部材
の組み合わせが確実になり、組み立て式でありながら、
安定した使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態である包装用補助具を示
す斜視図である。
【図2】 図1に示す包装用補助具のベースフレームを
示す分解斜視図である。
【図3】 図1に示す包装用補助具の分解斜視図であ
る。
【図4】 図1のA−A線断面図である。
【図5】 図1に示す包装用補助具の使用方法を示す説
明図である。
【符号の説明】
10 包装袋保持枠 10a リング 10b 固定具 11 支柱 12 ベースフレーム 13 第1のフレーム部材 13a 取付け溝 13b 重ね合わせプレート 13c 支柱挿入孔 14 第2のフレーム部材 14a 取付け溝 14b 重ね合わせプレート 14c 支柱挿入孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部を上にした包装袋を被せることが可
    能で、被包装物を収容した前記包装袋が滑動しながら通
    過可能な開口を有する包装袋保持枠と、前記保持枠の端
    部を支持する支柱と、同支柱の下端を挿入支持するベー
    スフレームとを備え、前記ベースフレームを同一形状の
    2個のフレーム部材の嵌合組み合わせにより形成する
    ともに、前記2個のフレーム部材に、組み合わせた状態
    で上下重なり合い前記支柱挿入用の連通した貫通孔を形
    成する孔を備えた構成とした包装用補助具。
JP07350199A 1995-06-20 1995-12-21 包装用補助具 Expired - Fee Related JP3080574B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102306676B (zh) * 2011-03-23 2015-04-29 南通大学 一种硅基叠层太阳能电池
KR102110092B1 (ko) * 2019-12-23 2020-05-12 황봉주 과일 포장 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102306676B (zh) * 2011-03-23 2015-04-29 南通大学 一种硅基叠层太阳能电池
KR102110092B1 (ko) * 2019-12-23 2020-05-12 황봉주 과일 포장 장치

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