JPH0228074B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0228074B2 JPH0228074B2 JP58150106A JP15010683A JPH0228074B2 JP H0228074 B2 JPH0228074 B2 JP H0228074B2 JP 58150106 A JP58150106 A JP 58150106A JP 15010683 A JP15010683 A JP 15010683A JP H0228074 B2 JPH0228074 B2 JP H0228074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bricks
- top surface
- lower portion
- refractory brick
- brick
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000011449 brick Substances 0.000 claims description 66
- CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N Magnesium oxide Chemical compound [Mg]=O CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 235000012245 magnesium oxide Nutrition 0.000 description 3
- 239000000395 magnesium oxide Substances 0.000 description 3
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 2
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 description 2
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27B—FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
- F27B7/00—Rotary-drum furnaces, i.e. horizontal or slightly inclined
- F27B7/20—Details, accessories, or equipment peculiar to rotary-drum furnaces
- F27B7/28—Arrangements of linings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23M—CASINGS, LININGS, WALLS OR DOORS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION CHAMBERS, e.g. FIREBRIDGES; DEVICES FOR DEFLECTING AIR, FLAMES OR COMBUSTION PRODUCTS IN COMBUSTION CHAMBERS; SAFETY ARRANGEMENTS SPECIALLY ADAPTED FOR COMBUSTION APPARATUS; DETAILS OF COMBUSTION CHAMBERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F23M5/00—Casings; Linings; Walls
- F23M5/02—Casings; Linings; Walls characterised by the shape of the bricks or blocks used
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D1/00—Casings; Linings; Walls; Roofs
- F27D1/04—Casings; Linings; Walls; Roofs characterised by the form, e.g. shape of the bricks or blocks used
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐火レンガに係り、特に、使用時加熱
される際の熱膨張を自身で許容するようなレンガ
に係る。
される際の熱膨張を自身で許容するようなレンガ
に係る。
耐火レンガが使用時加熱される際膨張すること
は周知であり、また、この熱膨張を許容させなけ
ればならないことも知られている。耐火レンガの
1つ以上の面に金属板が配備されている場合、そ
の金属板に凹み、波形、あるいは他の圧潰可能な
形状を備えせしめることにより熱膨張公差を付与
させることは知られている。特に例えば米国特許
第2192642号及び同第3139048号に開示されている
ごとく、上記のごとき手段によりレンガの熱くな
る面の所に大きな熱膨張公差量を付与させること
は知つている。
は周知であり、また、この熱膨張を許容させなけ
ればならないことも知られている。耐火レンガの
1つ以上の面に金属板が配備されている場合、そ
の金属板に凹み、波形、あるいは他の圧潰可能な
形状を備えせしめることにより熱膨張公差を付与
させることは知られている。特に例えば米国特許
第2192642号及び同第3139048号に開示されている
ごとく、上記のごとき手段によりレンガの熱くな
る面の所に大きな熱膨張公差量を付与させること
は知つている。
しかしながら、総ての耐火レンガが金属板と一
緒に用いられているわけではなく、このような金
属板が無い場合には、熱膨張が付与するのに、例
えばボール紙帯材やアスベスト帯状のごとき手段
が用いられている。例えば米国特許第3324810号
に開示されているごとく、冷たい面の所でよりも
熱い面の所でより大きな膨張公差を付与すること
は知られている。
緒に用いられているわけではなく、このような金
属板が無い場合には、熱膨張が付与するのに、例
えばボール紙帯材やアスベスト帯状のごとき手段
が用いられている。例えば米国特許第3324810号
に開示されているごとく、冷たい面の所でよりも
熱い面の所でより大きな膨張公差を付与すること
は知られている。
しかしながら、金属板や、ボール紙又はアスベ
ストの帯状を取付けることは製造方法を複雑に
し、そのためにコストが高くなつてしまう。従つ
て、当業界では耐火レンガ、特に或る適用例にお
いて実際に存在しているごとき金属製ケーシング
を何等必要としないレンガに自動的に熱膨張公差
を付与する簡単な方法が求められている。
ストの帯状を取付けることは製造方法を複雑に
し、そのためにコストが高くなつてしまう。従つ
て、当業界では耐火レンガ、特に或る適用例にお
いて実際に存在しているごとき金属製ケーシング
を何等必要としないレンガに自動的に熱膨張公差
を付与する簡単な方法が求められている。
米国特許第1191271号には熱い面に隣接してレ
ンガに付されているテーパを大きくすることによ
り耐火レンガに熱膨張公差を付与せしめることが
提案されている。このようなレンガが炉の構築中
に所定位置に置かれると、熱い面の端部の所でレ
ンガ間にギヤツプが生じ、炉又は他の構造体が加
熱される際レンガの膨張によりそのギヤツプが充
たれるようになつている。
ンガに付されているテーパを大きくすることによ
り耐火レンガに熱膨張公差を付与せしめることが
提案されている。このようなレンガが炉の構築中
に所定位置に置かれると、熱い面の端部の所でレ
ンガ間にギヤツプが生じ、炉又は他の構造体が加
熱される際レンガの膨張によりそのギヤツプが充
たれるようになつている。
しかしながら、米国特許第1191271号に開示さ
れているレンガで炉又はキルンを構築する場合、
それらレンガを積み上げるには極めて注意深く行
わねばならず、特に炉の屋根又はロータリーキル
ンのごとき円弧状構造を構築する際、レンガがひ
つくり返された状態で積み上げられるとレンガの
熱い面の端部の所にギヤツプが生じずに冷たい面
の端部の所にギヤツプが生じてしまい、このよう
なことが生じないよう注意深くレンガを積み上げ
なければならない。明らかに、このように誤つて
レンガを積上げてしまうと、熱膨張空間が無くな
つてしまい、多分炉構造体が加熱される際レンガ
は破壊せしめられ、あるいは割れてしまう。米国
特許第1191271号のレンガのこのような欠点のた
めに、これらレンガはほとんど実用化されていな
い。
れているレンガで炉又はキルンを構築する場合、
それらレンガを積み上げるには極めて注意深く行
わねばならず、特に炉の屋根又はロータリーキル
ンのごとき円弧状構造を構築する際、レンガがひ
つくり返された状態で積み上げられるとレンガの
熱い面の端部の所にギヤツプが生じずに冷たい面
の端部の所にギヤツプが生じてしまい、このよう
なことが生じないよう注意深くレンガを積み上げ
なければならない。明らかに、このように誤つて
レンガを積上げてしまうと、熱膨張空間が無くな
つてしまい、多分炉構造体が加熱される際レンガ
は破壊せしめられ、あるいは割れてしまう。米国
特許第1191271号のレンガのこのような欠点のた
めに、これらレンガはほとんど実用化されていな
い。
本発明の目的は上記した欠点を解決することで
ある。
ある。
本発明によれば、金属製ケーシングを備えてい
ず、また、レンガを積上げるのに過渡の注意を払
う必要なく熱膨張公差をそれ自身備えている耐火
レンガは次のごときレンガによつて得られること
が判明した。即ち、本発明によれば、概ね矩形を
なす互いに対向せしめられた頂面及び底面、頂面
から底面まで延びている互いに対向せしめられた
第1及び第2の端面、及び互いに対向せしめられ
た第1及び第2の側面を有している耐火レンガに
おいて、前記第1及び第2の側面のうちの少なく
とも一方の側面は下方部分と上方部分との2つの
部分に分割されており、該下方部分は底面から頂
面へ向つて少なくとも1/4の距離だけ延びており、
また、上方部分は頂面から底面へ向つて少なくと
も1/4の距離だけ延びており、前記上方部分は反
対側の側面に対し前記下方部分よりもわずかに大
きな角度をなしていると共に少なくとも1つの隆
起部を有しており、該隆起部の高さは、該隆起部
の上面が前記下方部分の延長面内に実質上位置す
るよう定められており、また、前記隆起部の平坦
な広がり範囲は、該隆起部の総面積が、該隆起部
が置かれている側面の総面積に較べて非常に小さ
いことが特徴のする耐火レンガが得られる。
ず、また、レンガを積上げるのに過渡の注意を払
う必要なく熱膨張公差をそれ自身備えている耐火
レンガは次のごときレンガによつて得られること
が判明した。即ち、本発明によれば、概ね矩形を
なす互いに対向せしめられた頂面及び底面、頂面
から底面まで延びている互いに対向せしめられた
第1及び第2の端面、及び互いに対向せしめられ
た第1及び第2の側面を有している耐火レンガに
おいて、前記第1及び第2の側面のうちの少なく
とも一方の側面は下方部分と上方部分との2つの
部分に分割されており、該下方部分は底面から頂
面へ向つて少なくとも1/4の距離だけ延びており、
また、上方部分は頂面から底面へ向つて少なくと
も1/4の距離だけ延びており、前記上方部分は反
対側の側面に対し前記下方部分よりもわずかに大
きな角度をなしていると共に少なくとも1つの隆
起部を有しており、該隆起部の高さは、該隆起部
の上面が前記下方部分の延長面内に実質上位置す
るよう定められており、また、前記隆起部の平坦
な広がり範囲は、該隆起部の総面積が、該隆起部
が置かれている側面の総面積に較べて非常に小さ
いことが特徴のする耐火レンガが得られる。
以下、本発明の実施例について添附図面を参照
して説明する。
して説明する。
本発明実施例による耐火レンガは、真直ぐな壁
を構築するのに用いられるような通例の平行六面
体形状に基き得るものであるが、せり屋根
(sprung roof)又はロータリーキルンのごとき
円弧状ライニングを構築するのに用いられるべく
意図されたレンガに本発明は特に適用可能であ
る。ロータリーキルンのライニングの場合、レン
ガの基本的な形状は楔形、即ちテーパの付された
形状をしている。
を構築するのに用いられるような通例の平行六面
体形状に基き得るものであるが、せり屋根
(sprung roof)又はロータリーキルンのごとき
円弧状ライニングを構築するのに用いられるべく
意図されたレンガに本発明は特に適用可能であ
る。ロータリーキルンのライニングの場合、レン
ガの基本的な形状は楔形、即ちテーパの付された
形状をしている。
図面はこの楔形、即ちテーパの付された形状の
レンガを示している。以下の説明は基本的にテー
パの付されたレンガについてなされるけれども、
本発明の原理な真直ぐなレンガにも等しく適用可
能であることは理解されよう。
レンガを示している。以下の説明は基本的にテー
パの付されたレンガについてなされるけれども、
本発明の原理な真直ぐなレンガにも等しく適用可
能であることは理解されよう。
レンガ10は互いに対向した3対の、計6つの
面、即ち、レンガの冷たい端部の所に位置するべ
く意図された底面11と、レンガの熱い端部の所
に位置するべく意図された頂面12と、図面実施
例においては概ね台形であるが、真直ぐなレンガ
では矩形である対向した端面14と、互いに対向
した第1と第2の側面15及び16とを有してい
る。
面、即ち、レンガの冷たい端部の所に位置するべ
く意図された底面11と、レンガの熱い端部の所
に位置するべく意図された頂面12と、図面実施
例においては概ね台形であるが、真直ぐなレンガ
では矩形である対向した端面14と、互いに対向
した第1と第2の側面15及び16とを有してい
る。
図示された形状の側面15及び16のうちの一
方の側面15は2つの部分、即ち、冷たい底面1
1から熱い頂面12へ向つて少なくとも1/4、好
ましくは1/2の距離にわたつて延びている下方部
分15aと、熱い頂面12から冷たい底面11へ
向つて少なくとも1/4、好ましくは1/2の距離にわ
たつて延びている上方部分15bとに分割されて
いる。図示された形状においては、下方部分15
aはテーパ付きレンガでは通例のごとく、側面1
6に対してわずかな角度をなして延びており、こ
れら下方部分15a及び側面16は円を作るべく
設計されている。もちろん、真直ぐなレンガの形
状では下方部分15aは側面16に対し平行であ
る。下方部分15aと側面16との間に収斂量
は、当業者に充分理解されるように、特定適用例
に対し設定された回転円弧を得るべく調節され
る。
方の側面15は2つの部分、即ち、冷たい底面1
1から熱い頂面12へ向つて少なくとも1/4、好
ましくは1/2の距離にわたつて延びている下方部
分15aと、熱い頂面12から冷たい底面11へ
向つて少なくとも1/4、好ましくは1/2の距離にわ
たつて延びている上方部分15bとに分割されて
いる。図示された形状においては、下方部分15
aはテーパ付きレンガでは通例のごとく、側面1
6に対してわずかな角度をなして延びており、こ
れら下方部分15a及び側面16は円を作るべく
設計されている。もちろん、真直ぐなレンガの形
状では下方部分15aは側面16に対し平行であ
る。下方部分15aと側面16との間に収斂量
は、当業者に充分理解されるように、特定適用例
に対し設定された回転円弧を得るべく調節され
る。
上方部分15bは側面16に対し下方部分15
aよりもわずかに大きな角度をなして延びてい
る。この余分なテーパ量は、レンガが意図された
作動温度まで加熱される際頂面12での所望の熱
膨張許容量即ち公差量を得るべく調節される。第
2図から明らかな通り、膨張公差量な頂面12の
所での上方部分15bと、レンガの頂面12まで
延ばされた下方部分15aの平面を示している線
18との間の距離である。ペリクレース、又はペ
リクレースとクロームとで作られていてロータリ
ーセメントキルンの場合の代表的な作動温度であ
る1400℃の作動温度まで加熱され、また、寸法1
9が約7.6cm(3インチ)の耐火レンガの場合、
熱膨張空間20は約0.8mm(1/32インチ)である。
aよりもわずかに大きな角度をなして延びてい
る。この余分なテーパ量は、レンガが意図された
作動温度まで加熱される際頂面12での所望の熱
膨張許容量即ち公差量を得るべく調節される。第
2図から明らかな通り、膨張公差量な頂面12の
所での上方部分15bと、レンガの頂面12まで
延ばされた下方部分15aの平面を示している線
18との間の距離である。ペリクレース、又はペ
リクレースとクロームとで作られていてロータリ
ーセメントキルンの場合の代表的な作動温度であ
る1400℃の作動温度まで加熱され、また、寸法1
9が約7.6cm(3インチ)の耐火レンガの場合、
熱膨張空間20は約0.8mm(1/32インチ)である。
上方部分15bのどこかに、好ましくは頂面1
2に隣接したその上方部分15bの縁の所には少
なくとも1つの隆起部22が備えらている。図面
に示されているごとく、好ましくは2つの隆起部
22が備えられている構造体により優れた安定性
を付与している。2つ以上の隆起部22を用いる
ことはもちろん可能であるけれども、後述するご
とく、これら隆起部22の総面積は側面15の総
面積に較べて極めて小さいものであるよう制限さ
れねばならず、従つて、隆起部22の数を多くす
ればする程各隆起部の面積を小さくしなければな
らず、その結果、レンガにそのような小さな面積
の隆起部を作るのがより難しくなる。従つて、2
つの隆起部22を備えることが最適と思われる。
2に隣接したその上方部分15bの縁の所には少
なくとも1つの隆起部22が備えらている。図面
に示されているごとく、好ましくは2つの隆起部
22が備えられている構造体により優れた安定性
を付与している。2つ以上の隆起部22を用いる
ことはもちろん可能であるけれども、後述するご
とく、これら隆起部22の総面積は側面15の総
面積に較べて極めて小さいものであるよう制限さ
れねばならず、従つて、隆起部22の数を多くす
ればする程各隆起部の面積を小さくしなければな
らず、その結果、レンガにそのような小さな面積
の隆起部を作るのがより難しくなる。従つて、2
つの隆起部22を備えることが最適と思われる。
隆起部22の高さは、それら隆起部の上面が線
18によつて示されているごとく延長せしめられ
た下方部分15aの平面内に実質上位置するよう
定められている。図面に示されているごときレン
ガの縁部の所に備えられている隆起部22に前述
した特定例を適用した場合、隆起部22は0.8mm
(1/32インチ)の高さを有することになる。明ら
かに、隆起部22が側面15の中心に近付いたと
すれば、その隆起部の高さは小さくなつて該隆起
部の頂面が下方部分15aの延長面内に位置する
ようになるが、このような形状のものは図示され
たものよいも作るのがより難しくなる。
18によつて示されているごとく延長せしめられ
た下方部分15aの平面内に実質上位置するよう
定められている。図面に示されているごときレン
ガの縁部の所に備えられている隆起部22に前述
した特定例を適用した場合、隆起部22は0.8mm
(1/32インチ)の高さを有することになる。明ら
かに、隆起部22が側面15の中心に近付いたと
すれば、その隆起部の高さは小さくなつて該隆起
部の頂面が下方部分15aの延長面内に位置する
ようになるが、このような形状のものは図示され
たものよいも作るのがより難しくなる。
前述したごとく、隆起部22の総面積は側面1
5の総面積に較べて非常に小さいものでなければ
ならない。その理由は次の通りである。即ち、隆
起部22はそれらがロータリーキルン又は他の炉
構造体内に最初に置かれる際レンガを離した状態
に保持するべく意図されたものであるけれども、
ロータリーキルン又は他の炉構造体が加熱される
際に隆起部22はつぶれて即ち圧潰されて熱い頂
面12でのレンガの膨張を許容しなければならな
いからである。本発明の特定適用例においては、
隆起部22は面積が0.54cm2(0.35平方インチ)の
ものであり、2つのこのような隆起部は、それぞ
れ隆起部を含んでいる面上で測つて15×23cm(6
インチ×9インチ)の大きさのレンガに置かれて
いた。この場合、隆起部は、それら隆起部が置か
れている面の面積の1.3%に等しかつた。一般に、
隆起部は5%未満に等しいのが好適であり、好ま
しくは隆起部はそれらが置かれている面の総面積
の2%よりも少ない。当業者には自明のごとく、
耐火物の熱膨張及び強度特性、及びその耐火物が
内部に置かれるキルンの形状から、隆起部が構造
体の熱膨張により生じせしめられる力を受けてつ
ぶれるのに必要とされる該隆起部の面積を計算す
ることは可能である。
5の総面積に較べて非常に小さいものでなければ
ならない。その理由は次の通りである。即ち、隆
起部22はそれらがロータリーキルン又は他の炉
構造体内に最初に置かれる際レンガを離した状態
に保持するべく意図されたものであるけれども、
ロータリーキルン又は他の炉構造体が加熱される
際に隆起部22はつぶれて即ち圧潰されて熱い頂
面12でのレンガの膨張を許容しなければならな
いからである。本発明の特定適用例においては、
隆起部22は面積が0.54cm2(0.35平方インチ)の
ものであり、2つのこのような隆起部は、それぞ
れ隆起部を含んでいる面上で測つて15×23cm(6
インチ×9インチ)の大きさのレンガに置かれて
いた。この場合、隆起部は、それら隆起部が置か
れている面の面積の1.3%に等しかつた。一般に、
隆起部は5%未満に等しいのが好適であり、好ま
しくは隆起部はそれらが置かれている面の総面積
の2%よりも少ない。当業者には自明のごとく、
耐火物の熱膨張及び強度特性、及びその耐火物が
内部に置かれるキルンの形状から、隆起部が構造
体の熱膨張により生じせしめられる力を受けてつ
ぶれるのに必要とされる該隆起部の面積を計算す
ることは可能である。
本発明実施例による耐火レンガは耐火レンガが
用いられるいかなる構造体にも適用可能である
が、ロータリーキルンのライニングに特に有用で
ある。レンガは任意周知の耐火材料から作られ得
るが、高純度のペリクレースのごとき比較的剛性
の高い、耐火材料で作られたレンガ及び高温で焼
成されたペリクレース−クロームレンガは特に有
用であることが証明されている。
用いられるいかなる構造体にも適用可能である
が、ロータリーキルンのライニングに特に有用で
ある。レンガは任意周知の耐火材料から作られ得
るが、高純度のペリクレースのごとき比較的剛性
の高い、耐火材料で作られたレンガ及び高温で焼
成されたペリクレース−クロームレンガは特に有
用であることが証明されている。
前述したことから明らかな通り、本発明実施例
によるレンガは次のごとく設計されている。即
ち、例えばレンガがロータリーキルン内に配置さ
れる際、レンガの冷たい底端の所の熱膨張公差は
ゼロであり、それによりキルンの作動中レンガが
ゆるだり外れ落ちたりしないしつかりした構造体
が提供され、同時に、キルン内にレンガを配置さ
せる際に過渡の注意を必要としない態様で熱い頂
面の所に熱膨張公差が提供されるようになつてい
る。側面15の全長にわたり等しいテーパを付
し、頂面12に隣接したその側面15の縁部の所
に隆起部を備えせしめて膨張公差を付与すること
は可能であるけれども、このような構造体は下方
部分15aにより提供されるごとき冷たい底面の
所で所望とされるしつかりとした構造を提供し得
ない。
によるレンガは次のごとく設計されている。即
ち、例えばレンガがロータリーキルン内に配置さ
れる際、レンガの冷たい底端の所の熱膨張公差は
ゼロであり、それによりキルンの作動中レンガが
ゆるだり外れ落ちたりしないしつかりした構造体
が提供され、同時に、キルン内にレンガを配置さ
せる際に過渡の注意を必要としない態様で熱い頂
面の所に熱膨張公差が提供されるようになつてい
る。側面15の全長にわたり等しいテーパを付
し、頂面12に隣接したその側面15の縁部の所
に隆起部を備えせしめて膨張公差を付与すること
は可能であるけれども、このような構造体は下方
部分15aにより提供されるごとき冷たい底面の
所で所望とされるしつかりとした構造を提供し得
ない。
第1図は本発明による耐火レンガの斜視図であ
り、第2図は第1図に示されたレンガの側面図で
ある。 10……レンガ、11……底面、12……頂
面、14……端面、15……側面、15a……下
方部分、15b……上方部分、16……側面、1
8……線、19……寸法、20……熱膨張空間、
22……隆起部。
り、第2図は第1図に示されたレンガの側面図で
ある。 10……レンガ、11……底面、12……頂
面、14……端面、15……側面、15a……下
方部分、15b……上方部分、16……側面、1
8……線、19……寸法、20……熱膨張空間、
22……隆起部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに対向せしめられた頂面及び底面、該頂
面から該底面まで延びている互いに対向せしめら
れた第1及び第2の端面、及び互いに対向せしめ
られた第1及び第2の側面を有している耐火レン
ガにおいて、前記第1及び第2の側面のうちの少
なくとも一方の側面は下方部分と上方部分との2
つの部分に分割されており、前記下方部分は前記
底面から前記頂面へ向つて少なくとも1/4の距離
だけ延びており、前記上方部分は前記頂面から前
記底面へ向つて少なくとも1/4の距離だけ延びて
おり、前記上方部分は反対側の側面に対し前記下
方部分よりもわずかに大きな角度をなしていると
共に少なくとも1つの隆起部を有しており、該隆
起部の高さは、該隆起部の上面が前記下方部分の
延長面内に実質上位置するよう定められており、
また、前記隆起部の平坦な広がり範囲は、該隆起
部の総面積が、その隆起部が置かれている前記側
面の総面積に較べて非常に小さいものであること
を特徴とする耐火レンガ。 2 特許請求の範囲第1項記載の耐火レンガにお
いて、前記隆起部の総面積は、該隆起部が置かれ
ている前記側面の総面積の2%を越えない耐火レ
ンガ。 3 特許請求の範囲第1項記載の耐火レンガにお
いて、前記隆起部は、前記側面と前記頂面とが交
差している点に隣接して置かれている耐火レン
ガ。 4 特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
れか1つに記載の耐火レンガにおいて、該レンガ
は一方の側面に2つの別個の隆起部を有している
耐火レンガ。 5 特許請求の範囲第4項記載の耐火レンガにお
いて、前記下方部分は前記底面から前記頂面へ向
つて、反対側の側面の方にわずかに収斂している
耐火レンガ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/410,153 US4453352A (en) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | Refractory brick with expansion allowance |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5952188A JPS5952188A (ja) | 1984-03-26 |
JPH0228074B2 true JPH0228074B2 (ja) | 1990-06-21 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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