JPH0228045Y2 - - Google Patents
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- JPH0228045Y2 JPH0228045Y2 JP1983051153U JP5115383U JPH0228045Y2 JP H0228045 Y2 JPH0228045 Y2 JP H0228045Y2 JP 1983051153 U JP1983051153 U JP 1983051153U JP 5115383 U JP5115383 U JP 5115383U JP H0228045 Y2 JPH0228045 Y2 JP H0228045Y2
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- Japan
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- article
- paper container
- spout
- support plate
- container
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims 1
- 230000009849 deactivation Effects 0.000 claims 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 11
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 6
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は物品処理装置に関し、より詳しくは紙
容器等の物品を順次移送する過程で、口栓を取付
ける等の処理を行なう物品処理装置に関するもの
である。
容器等の物品を順次移送する過程で、口栓を取付
ける等の処理を行なう物品処理装置に関するもの
である。
例えば、紙容器に口栓を取付ける口栓取付装置
では、それぞれの供給機構から供給された紙容器
と口栓とを接着させる取付機本体の下方部分に設
けた紙容器保持具に紙容器を保持させ、他方その
紙容器保持具の直上位置に設けた口栓保持具に口
栓を保持させ、この口栓と紙容器の口栓が取付け
られる部分の両者を加熱した後、上記口栓保持具
を降下させて紙容器に圧接することにより接着し
ている。
では、それぞれの供給機構から供給された紙容器
と口栓とを接着させる取付機本体の下方部分に設
けた紙容器保持具に紙容器を保持させ、他方その
紙容器保持具の直上位置に設けた口栓保持具に口
栓を保持させ、この口栓と紙容器の口栓が取付け
られる部分の両者を加熱した後、上記口栓保持具
を降下させて紙容器に圧接することにより接着し
ている。
このような構成の口栓取付装置で、例えば1.8
詰と900ml詰の如くサイズの異なる紙容器に口
栓を取付る場合には、それぞれのサイズ毎に別々
の専用機を使用するか、或は口栓保持具を、適用
される紙容器の口栓取付部分の高さに応じて上下
させてその位置を調整することにより兼用化を図
つていた。しかしながら、口栓保持具の高さ位置
を変更することは、多数の部品の交換、調整等を
必要とするため、煩雑であり作業効率上好ましく
ないという欠点があつた。
詰と900ml詰の如くサイズの異なる紙容器に口
栓を取付る場合には、それぞれのサイズ毎に別々
の専用機を使用するか、或は口栓保持具を、適用
される紙容器の口栓取付部分の高さに応じて上下
させてその位置を調整することにより兼用化を図
つていた。しかしながら、口栓保持具の高さ位置
を変更することは、多数の部品の交換、調整等を
必要とするため、煩雑であり作業効率上好ましく
ないという欠点があつた。
これに対し、本考案は口栓保持具の位置を調整
することなく、紙容器保持具側の容器支持面の高
さを調整することにより装置の兼用化を可能とし
たものであり、紙容器保持具の容器を載置する支
持板よりも上方に第2の支持板を着脱可能に設け
るとともに、供給機構にも、この第2の支持板と
同一の高さに第2の底面ガイドを着脱可能に設
け、かつ、この供給機構へコンベアからの容器を
受渡す受渡し装置に作動、不作動の状態を切換え
ることができる物品上昇機構を設けたものであ
る。
することなく、紙容器保持具側の容器支持面の高
さを調整することにより装置の兼用化を可能とし
たものであり、紙容器保持具の容器を載置する支
持板よりも上方に第2の支持板を着脱可能に設け
るとともに、供給機構にも、この第2の支持板と
同一の高さに第2の底面ガイドを着脱可能に設
け、かつ、この供給機構へコンベアからの容器を
受渡す受渡し装置に作動、不作動の状態を切換え
ることができる物品上昇機構を設けたものであ
る。
以下図示実施例について本考案を説明する。第
1図は本考案装置によつて相互に接着される紙容
器Aと口栓Bとの一例を示す斜視図である。上記
紙容器Aは全体としては直方体形状を呈している
が、その頂部には傾斜面1を有しており、かつこ
の傾斜面1に開口2が設けられている。一方、口
栓Bは注口部材3と蓋部材4とから成り、注口部
材3は一側に切欠き5を形成した筒状部6とこの
筒状部6の末端に形成したフランジ状の紙容器A
への接着部7とを有している。上記蓋部材4は有
底円筒状に形成され、注口部材3の筒状部6に嵌
装されてこの筒状部6および切欠き5の開口部分
を、したがつて紙容器Aを密封する。
1図は本考案装置によつて相互に接着される紙容
器Aと口栓Bとの一例を示す斜視図である。上記
紙容器Aは全体としては直方体形状を呈している
が、その頂部には傾斜面1を有しており、かつこ
の傾斜面1に開口2が設けられている。一方、口
栓Bは注口部材3と蓋部材4とから成り、注口部
材3は一側に切欠き5を形成した筒状部6とこの
筒状部6の末端に形成したフランジ状の紙容器A
への接着部7とを有している。上記蓋部材4は有
底円筒状に形成され、注口部材3の筒状部6に嵌
装されてこの筒状部6および切欠き5の開口部分
を、したがつて紙容器Aを密封する。
上記紙容器Aと口栓Bとは、注口部材6に蓋部
材4が嵌着された状態において、以下に述べる本
考案装置により紙容器Aの開口2周囲と口栓Bの
接着部7端面とがそれぞれ加熱された後、相互に
圧接されて接着される。しかるにその際、切欠き
5を上方として口栓Bを紙容器Aに接着させる必
要があり、その口栓Bの方向を位置決めするため
に、第2図に示すように、基本的に円形の接着部
7の周辺に、切欠き5を中心とした両側位置に突
部7a,7a′を形成してその接着部7の外周を概
略D字形に形成することにより、この接着部7の
方向から上記切欠き5の方向を決定できるように
している。
材4が嵌着された状態において、以下に述べる本
考案装置により紙容器Aの開口2周囲と口栓Bの
接着部7端面とがそれぞれ加熱された後、相互に
圧接されて接着される。しかるにその際、切欠き
5を上方として口栓Bを紙容器Aに接着させる必
要があり、その口栓Bの方向を位置決めするため
に、第2図に示すように、基本的に円形の接着部
7の周辺に、切欠き5を中心とした両側位置に突
部7a,7a′を形成してその接着部7の外周を概
略D字形に形成することにより、この接着部7の
方向から上記切欠き5の方向を決定できるように
している。
次に、第3図以下の図面に基づいて、上記紙容
器Aと口栓Bとを接着させるのに好適な本考案装
置の一実施例を説明する。第3図は本考案装置の
概略平面図を示したもので、上記紙容器Aは供給
コンベア11によつて連続的に送られ、供給コン
ベア11の先端部に設けた固定ストツパ12に当
接して停止される。この固定ストツパ12の手前
にはL字形の押出し部材13が配設され、シリン
ダ装置14によつて供給コンベア11と直交する
方向に進退動される。上記押出し部材13は固定
ストツパ12に当接して停止している紙容器Aを
横方向に押出す押出し部分と、この紙容器に続く
次の紙容器を停止させるストツパ部分とを備えて
おり、上記シリンダ装置14で作動されて紙容器
Aを1つづつ横方向に押出す。
器Aと口栓Bとを接着させるのに好適な本考案装
置の一実施例を説明する。第3図は本考案装置の
概略平面図を示したもので、上記紙容器Aは供給
コンベア11によつて連続的に送られ、供給コン
ベア11の先端部に設けた固定ストツパ12に当
接して停止される。この固定ストツパ12の手前
にはL字形の押出し部材13が配設され、シリン
ダ装置14によつて供給コンベア11と直交する
方向に進退動される。上記押出し部材13は固定
ストツパ12に当接して停止している紙容器Aを
横方向に押出す押出し部分と、この紙容器に続く
次の紙容器を停止させるストツパ部分とを備えて
おり、上記シリンダ装置14で作動されて紙容器
Aを1つづつ横方向に押出す。
紙容器Aの押出し側には、容器受渡し装置20
が設けられ、紙容器Aを隣接して配設された供給
側スターホイール21へと順次受渡す。この容器
受渡し装置20は回転軸22と一体的に回転する
円板23と、この円板23の上下に支柱24,2
5を介して固定された環状板26,27とを備え
ている(第4図〜第6図参照)。上方環状板26
の内方には、回転軸22と相対的に回転可能な筒
状部材28が配設され、図示しない機枠に固定さ
れている。従つて、回転軸22、円板23及び上
下の環状板26,27は一体としてこの筒状部材
28に対して相対的に回転する。これら円板23
及び上下環状板26,27には円周方向等間隔に
紙容器支持部材29が設けられている。この紙容
器支持部材29は上記各板23,26,27に対
して回動可能に支持された回動軸30と、一対の
アーム31,32を介して回動軸30に固定さ
れ、回動軸30の回動に伴なつて揺動する短軸3
3と、この回動軸30及び短軸33に取付けられ
て、紙容器Aを載置させその底面、背面及び回転
方向後方側の側面を支持する容器載置台34とを
備えている。上記回動軸30の上端は上方の環状
板26から突出され、その突出部にアーム35を
介してカムフオロア36が設けられ、一方上記筒
状部材28の上面にはカム板37が固定されてい
る。そして円板23の底面と、短軸33を支持す
る下方アーム32の揺動端とにそれぞれ設けられ
たピン38,39の間に張設された引張りばね4
0によつて、上記カムフオロア36はカム板37
のカム面37aに弾接され、カム面37aの軌跡
に応じて、上記回動軸30を支点として短軸33
及び容器載置台34を揺動させることができる。
尚カム板37は第3図に明示されたように、紙容
器Aを供給側スターホイール21へ受渡す位置で
凹陥しており、紙容器受渡し装置20が第3図に
おいて時計方向へ回転し、他方供給側スターホイ
ール21が逆に反時計方向へ回転する過程で紙容
器Aの受渡しが行なわれる際に、紙容器Aの進行
方向後方側の側面を支持する容器載置台34の壁
面34aが紙容器Aと干渉することがないよう
に、紙容器支持部材29を揺動させてその進行方
向後方側を瞬間的に後退させるようになつてい
る。
が設けられ、紙容器Aを隣接して配設された供給
側スターホイール21へと順次受渡す。この容器
受渡し装置20は回転軸22と一体的に回転する
円板23と、この円板23の上下に支柱24,2
5を介して固定された環状板26,27とを備え
ている(第4図〜第6図参照)。上方環状板26
の内方には、回転軸22と相対的に回転可能な筒
状部材28が配設され、図示しない機枠に固定さ
れている。従つて、回転軸22、円板23及び上
下の環状板26,27は一体としてこの筒状部材
28に対して相対的に回転する。これら円板23
及び上下環状板26,27には円周方向等間隔に
紙容器支持部材29が設けられている。この紙容
器支持部材29は上記各板23,26,27に対
して回動可能に支持された回動軸30と、一対の
アーム31,32を介して回動軸30に固定さ
れ、回動軸30の回動に伴なつて揺動する短軸3
3と、この回動軸30及び短軸33に取付けられ
て、紙容器Aを載置させその底面、背面及び回転
方向後方側の側面を支持する容器載置台34とを
備えている。上記回動軸30の上端は上方の環状
板26から突出され、その突出部にアーム35を
介してカムフオロア36が設けられ、一方上記筒
状部材28の上面にはカム板37が固定されてい
る。そして円板23の底面と、短軸33を支持す
る下方アーム32の揺動端とにそれぞれ設けられ
たピン38,39の間に張設された引張りばね4
0によつて、上記カムフオロア36はカム板37
のカム面37aに弾接され、カム面37aの軌跡
に応じて、上記回動軸30を支点として短軸33
及び容器載置台34を揺動させることができる。
尚カム板37は第3図に明示されたように、紙容
器Aを供給側スターホイール21へ受渡す位置で
凹陥しており、紙容器受渡し装置20が第3図に
おいて時計方向へ回転し、他方供給側スターホイ
ール21が逆に反時計方向へ回転する過程で紙容
器Aの受渡しが行なわれる際に、紙容器Aの進行
方向後方側の側面を支持する容器載置台34の壁
面34aが紙容器Aと干渉することがないよう
に、紙容器支持部材29を揺動させてその進行方
向後方側を瞬間的に後退させるようになつてい
る。
上記筒状部材28にはその外周面に沿つて昇降
するカム溝41が刻設されており、一方上記紙容
器支持部材29には、容器載置台34の背面上方
に固定されるとともに回動軸30及び短軸33の
両軸に対して昇降可能に嵌装された昇降部材42
が設けられ、更にこの昇降部材42にはカムフオ
ロア43が上記カム溝に向かつて進返可能に設け
られており、カム溝41に対して係合させ又は係
合を外すことができるようになつている。すなわ
ち、容器載置台34をカム溝41の昇降軌跡に応
じて昇降させようとする場合には、カムフオロア
43をカム溝41に係合させ、又、容器載置台3
4を上昇させることなく同一の高さで筒状部材2
8の周囲を回転させる場合には、カムフオロア4
3とカム溝41との係合を外して作動させれば良
い。尚、カムフオロア43を昇降部材42に着脱
可能に設け、昇降部材42からとり外すことによ
つて係合を外すようにしてもよい。本実施例装置
におけるカム溝41の軌跡は、供給コンベア11
から押出された紙容器Aを受取る位置P(第3図
参照)が最も低く、この時容器載置台34の底部
34bの上面が供給コンベア11の上面と一致す
る高さにある。又、この高さは、カムフオロア4
3とカム溝41との係合を外し、容器載置台34
がその自重によつて下降した位置にあるときの高
さと同じでもある。そして、上記カム溝41は筒
状部材28の外面上を、紙容器支持部材29の回
転方向に沿つてらせん状に上昇し、略180゜回転し
た供給側スターホイール20への受渡し位置Qで
最も高い地点に達し、その後、残りの180゜の回転
部分で、もとの最も低い位置迄降下するように形
成されている。従つて、紙容器支持部材29が筒
状部材28の周囲を一回転する間に、容器載置台
34に載置される容器の大小に応じて、例えば、
1.8詰紙容器の場合にはこの容器を上昇させず
同一の高さのままで次の供給側スターホイール2
1に受渡し、又900ml詰紙容器の場合には上昇さ
せてスターホイール21に受渡すことが可能とな
る。尚、上昇させる場合の容器載置台34の高さ
は、後述する口栓保持具の位置を変えることなく
大小の紙容器に対し口栓の取付を行なうことを可
能とするものであるから、紙容器の口栓取付部分
の高さが大小の容器で一致するように決定される
ことはいうまでもない。
するカム溝41が刻設されており、一方上記紙容
器支持部材29には、容器載置台34の背面上方
に固定されるとともに回動軸30及び短軸33の
両軸に対して昇降可能に嵌装された昇降部材42
が設けられ、更にこの昇降部材42にはカムフオ
ロア43が上記カム溝に向かつて進返可能に設け
られており、カム溝41に対して係合させ又は係
合を外すことができるようになつている。すなわ
ち、容器載置台34をカム溝41の昇降軌跡に応
じて昇降させようとする場合には、カムフオロア
43をカム溝41に係合させ、又、容器載置台3
4を上昇させることなく同一の高さで筒状部材2
8の周囲を回転させる場合には、カムフオロア4
3とカム溝41との係合を外して作動させれば良
い。尚、カムフオロア43を昇降部材42に着脱
可能に設け、昇降部材42からとり外すことによ
つて係合を外すようにしてもよい。本実施例装置
におけるカム溝41の軌跡は、供給コンベア11
から押出された紙容器Aを受取る位置P(第3図
参照)が最も低く、この時容器載置台34の底部
34bの上面が供給コンベア11の上面と一致す
る高さにある。又、この高さは、カムフオロア4
3とカム溝41との係合を外し、容器載置台34
がその自重によつて下降した位置にあるときの高
さと同じでもある。そして、上記カム溝41は筒
状部材28の外面上を、紙容器支持部材29の回
転方向に沿つてらせん状に上昇し、略180゜回転し
た供給側スターホイール20への受渡し位置Qで
最も高い地点に達し、その後、残りの180゜の回転
部分で、もとの最も低い位置迄降下するように形
成されている。従つて、紙容器支持部材29が筒
状部材28の周囲を一回転する間に、容器載置台
34に載置される容器の大小に応じて、例えば、
1.8詰紙容器の場合にはこの容器を上昇させず
同一の高さのままで次の供給側スターホイール2
1に受渡し、又900ml詰紙容器の場合には上昇さ
せてスターホイール21に受渡すことが可能とな
る。尚、上昇させる場合の容器載置台34の高さ
は、後述する口栓保持具の位置を変えることなく
大小の紙容器に対し口栓の取付を行なうことを可
能とするものであるから、紙容器の口栓取付部分
の高さが大小の容器で一致するように決定される
ことはいうまでもない。
次いで、紙容器Aは紙容器受渡し装置20から
供給側スターホイール21へ受渡され、口栓の取
付工程を行なう口栓取付機本体44内に順次供給
される。供給側スターホイール21はこの口栓取
付機44内に口栓Bを供給する口栓搬送円板45
の下部に一体的に設けられており、第3図中には
明示されていないが排出側のスターホイール46
と実質的に同一の構成を有している。そこで、こ
れら供給側及び排出側の両スターホイール21,
46について第3図及び第7図により説明する。
軸47の上下には略六角形状の回転板48,49
が配設され、更にこの回転板48,49間には、
各辺毎に上下一対のバキユームカツプ50,51
及び係合爪52が設けられている。これらバキユ
ームカツプ50,51は周知のバキユーム機構に
よつて各別に作動させることができるようになつ
ており、上記容器受渡し装置20から紙容器Aを
受渡される際に作動されてこの紙容器Aを吸着
し、これと同時に係合爪52が紙容器Aの一側に
係合して回転しつつ紙容器Aを搬送し口栓取付機
44内に供給する。供給側及び排出側の両スター
ホイール21,46が紙容器Aを搬送する部分の
外周側下方には、バキユームカツプ50,51と
係合爪52とによつて搬送される紙容器Aの底面
を支持する底面ガイド53が設けられている。
又、上記バキユームカツプ50,51の上方側カ
ツプ50と下方側カツプ51の中間位置には、こ
の底面ガイド53と同一の構成に係る第2の底面
ガイド54(第7図に鎖線で示す)が着脱可能な
状態で取り付けられている。この第2の底面ガイ
ド54は本実施例装置によつて口栓Bを取付けら
れる紙容器が、例えば900ml詰の小型のものであ
る場合に使用されるもので、上記容器受渡し装置
20のカム溝41及びカムフオロア43から成る
上昇機構55を作動させて容器載置台34を上昇
させたときのその底面34bの高さと一致するよ
うに設定されている。従つて、大型の例えば1.8
詰紙容器Aに口栓Bを取付ける場合には、第2
の底面ガイド54は装着せずに第1の底面ガイド
53を使用し、又、バキユームカツプ50,51
は上下ともに作動させて紙容器Aを吸着しつつ搬
送して口栓取付機44に供給し、小型の900ml詰
紙容器の場合には第2の底面ガイド54を装着
し、バキユームカツプは上方側50だけを作動さ
せて紙容器を搬送し口栓取付機44内に供給す
る。
供給側スターホイール21へ受渡され、口栓の取
付工程を行なう口栓取付機本体44内に順次供給
される。供給側スターホイール21はこの口栓取
付機44内に口栓Bを供給する口栓搬送円板45
の下部に一体的に設けられており、第3図中には
明示されていないが排出側のスターホイール46
と実質的に同一の構成を有している。そこで、こ
れら供給側及び排出側の両スターホイール21,
46について第3図及び第7図により説明する。
軸47の上下には略六角形状の回転板48,49
が配設され、更にこの回転板48,49間には、
各辺毎に上下一対のバキユームカツプ50,51
及び係合爪52が設けられている。これらバキユ
ームカツプ50,51は周知のバキユーム機構に
よつて各別に作動させることができるようになつ
ており、上記容器受渡し装置20から紙容器Aを
受渡される際に作動されてこの紙容器Aを吸着
し、これと同時に係合爪52が紙容器Aの一側に
係合して回転しつつ紙容器Aを搬送し口栓取付機
44内に供給する。供給側及び排出側の両スター
ホイール21,46が紙容器Aを搬送する部分の
外周側下方には、バキユームカツプ50,51と
係合爪52とによつて搬送される紙容器Aの底面
を支持する底面ガイド53が設けられている。
又、上記バキユームカツプ50,51の上方側カ
ツプ50と下方側カツプ51の中間位置には、こ
の底面ガイド53と同一の構成に係る第2の底面
ガイド54(第7図に鎖線で示す)が着脱可能な
状態で取り付けられている。この第2の底面ガイ
ド54は本実施例装置によつて口栓Bを取付けら
れる紙容器が、例えば900ml詰の小型のものであ
る場合に使用されるもので、上記容器受渡し装置
20のカム溝41及びカムフオロア43から成る
上昇機構55を作動させて容器載置台34を上昇
させたときのその底面34bの高さと一致するよ
うに設定されている。従つて、大型の例えば1.8
詰紙容器Aに口栓Bを取付ける場合には、第2
の底面ガイド54は装着せずに第1の底面ガイド
53を使用し、又、バキユームカツプ50,51
は上下ともに作動させて紙容器Aを吸着しつつ搬
送して口栓取付機44に供給し、小型の900ml詰
紙容器の場合には第2の底面ガイド54を装着
し、バキユームカツプは上方側50だけを作動さ
せて紙容器を搬送し口栓取付機44内に供給す
る。
尚、上記バキユームカツプ50,51と係合爪
52は、上下の回転板48,49間に垂設された
支持軸56に回動可能に支持されており、上記容
器受渡し装置20の紙容器支持部材29の一端を
半径方向内方へ揺動させるカム機構36,37と
同様の構成に係るカム機構(図示せず)によつ
て、紙容器Aを口栓取付機44内に供給する際に
半径方向内方へ後退して、紙容器Aとの干渉を避
けるようになつている。
52は、上下の回転板48,49間に垂設された
支持軸56に回動可能に支持されており、上記容
器受渡し装置20の紙容器支持部材29の一端を
半径方向内方へ揺動させるカム機構36,37と
同様の構成に係るカム機構(図示せず)によつ
て、紙容器Aを口栓取付機44内に供給する際に
半径方向内方へ後退して、紙容器Aとの干渉を避
けるようになつている。
一方、紙容器Aに取付けられる口栓Bは、図示
しないシユートから、その口栓Bの方向を一定方
向に揃える位置決め機構57(第3図参照)に供
給され、この位置決め機構57により方向が決め
られた口栓Bは、口栓搬送円板58及び上述した
供給側スターホイールの上部に一体に設けられた
第2の口栓搬送円板45を介して口栓取付機本体
44内に供給される。そして、この口栓搬送円板
45の口栓受部材59は、上記供給側スターホイ
ール21の各対のバキユームカツプ50,51と
上下位置を一致させて同数だけ設けられているの
で、紙容器Aとその上方の口栓Bとを実質的に同
時に口栓取付機44内に供給することができる。
しないシユートから、その口栓Bの方向を一定方
向に揃える位置決め機構57(第3図参照)に供
給され、この位置決め機構57により方向が決め
られた口栓Bは、口栓搬送円板58及び上述した
供給側スターホイールの上部に一体に設けられた
第2の口栓搬送円板45を介して口栓取付機本体
44内に供給される。そして、この口栓搬送円板
45の口栓受部材59は、上記供給側スターホイ
ール21の各対のバキユームカツプ50,51と
上下位置を一致させて同数だけ設けられているの
で、紙容器Aとその上方の口栓Bとを実質的に同
時に口栓取付機44内に供給することができる。
然して、第8図は第3図の−線に沿つて切
断した口栓取付機本体44の断面図を示し、この
口栓取付機44は垂直な固定軸80に対して回転
自在に設けた3枚の回転円板81,82,83を
備えており、各回転円板81,82,83は相互
に連結されて一体に構成されている。第3図、第
8図から理解されるように、下方の回転円板81
の外周部には等間隔位置に多数の紙容器保持具8
4を設けている。一方、上方の2枚の円板82,
83には各紙容器保持具84の直上位置にそれぞ
れ口栓保持具85を昇降自在に設けてあり、更に
円周方向に隣接する口栓保持具85の中間位置に
おいて、下端にヒータ86を取付けた操作杆87
を昇降かつ回転可能に設けている。
断した口栓取付機本体44の断面図を示し、この
口栓取付機44は垂直な固定軸80に対して回転
自在に設けた3枚の回転円板81,82,83を
備えており、各回転円板81,82,83は相互
に連結されて一体に構成されている。第3図、第
8図から理解されるように、下方の回転円板81
の外周部には等間隔位置に多数の紙容器保持具8
4を設けている。一方、上方の2枚の円板82,
83には各紙容器保持具84の直上位置にそれぞ
れ口栓保持具85を昇降自在に設けてあり、更に
円周方向に隣接する口栓保持具85の中間位置に
おいて、下端にヒータ86を取付けた操作杆87
を昇降かつ回転可能に設けている。
上記紙容器保持具84は垂直状態において前記
供給側スターホイール21からの紙容器Aを受取
つた後、これを保持爪で脱落しないよう保持し、
しかる後紙容器Aを傾斜させて前記開口2を形成
した傾斜面1を水平状態とする。口栓保持具85
はスターホイール21の上部に設けた前記第2の
口栓搬送円板45から口栓受渡し位置Rにおいて
口栓Bを受取る。この口栓Bは、水平状態となつ
て傾斜面1の開口2に対して直上位置となつてい
る。ヒータ86はアーム88により操作杆87の
回転中心から偏心した位置に設けられており、こ
のヒータ86は口栓Bと紙容器Aの開口2とが上
下位置で対向すると、カム板169とカムフオロ
ア165とからなるカム機構によつて与えられる
操作杆87の回転により口栓Bと紙容器Aとの間
に挿入配置され、次に紙容器Aの傾斜面1とヒー
タ86の下面との間隔、およびヒータ86の上面
と口栓Bの接着部7との間隔がそれぞれ狭めら
れ、ヒータ86によつてその傾斜面1と接着部7
とがそれぞれ加熱される。
供給側スターホイール21からの紙容器Aを受取
つた後、これを保持爪で脱落しないよう保持し、
しかる後紙容器Aを傾斜させて前記開口2を形成
した傾斜面1を水平状態とする。口栓保持具85
はスターホイール21の上部に設けた前記第2の
口栓搬送円板45から口栓受渡し位置Rにおいて
口栓Bを受取る。この口栓Bは、水平状態となつ
て傾斜面1の開口2に対して直上位置となつてい
る。ヒータ86はアーム88により操作杆87の
回転中心から偏心した位置に設けられており、こ
のヒータ86は口栓Bと紙容器Aの開口2とが上
下位置で対向すると、カム板169とカムフオロ
ア165とからなるカム機構によつて与えられる
操作杆87の回転により口栓Bと紙容器Aとの間
に挿入配置され、次に紙容器Aの傾斜面1とヒー
タ86の下面との間隔、およびヒータ86の上面
と口栓Bの接着部7との間隔がそれぞれ狭めら
れ、ヒータ86によつてその傾斜面1と接着部7
とがそれぞれ加熱される。
ヒータ86による加熱が終了したら上記間隔が
それぞれ拡げられた後、ヒータ86は口栓Bと紙
容器Aとの間から上記カム機構165,169に
よつて外方へ抜取られ、次に口栓保持具85が降
下されて口栓Bの接着部7が紙容器Aの傾斜面1
に圧接される。かくして口栓Bが紙容器Aに接着
されると、口栓保持具85は口栓Bを解放して上
昇し、一方紙容器保持具84は垂直状態に戻ると
ともに爪による紙容器Aの把持を解放する。そし
てこの紙容器Aは、上記供給側のスターホイール
21と同様に構成された排出側のスターホイール
46により口栓取付機44内から外部に排出さ
れ、コンベア90によつて次工程に移送される。
尚、小型の容器を第2の底面ガイド54上からコ
ンベア90上に排出する場合には、第2の底面ガ
イド54の先端とコンベア90上面との間にロー
ラコンベア(図示せず)等を傾斜させて配置し、
容器の自重によつてコンベア90上に排出する等
の手段を用いることができる。
それぞれ拡げられた後、ヒータ86は口栓Bと紙
容器Aとの間から上記カム機構165,169に
よつて外方へ抜取られ、次に口栓保持具85が降
下されて口栓Bの接着部7が紙容器Aの傾斜面1
に圧接される。かくして口栓Bが紙容器Aに接着
されると、口栓保持具85は口栓Bを解放して上
昇し、一方紙容器保持具84は垂直状態に戻ると
ともに爪による紙容器Aの把持を解放する。そし
てこの紙容器Aは、上記供給側のスターホイール
21と同様に構成された排出側のスターホイール
46により口栓取付機44内から外部に排出さ
れ、コンベア90によつて次工程に移送される。
尚、小型の容器を第2の底面ガイド54上からコ
ンベア90上に排出する場合には、第2の底面ガ
イド54の先端とコンベア90上面との間にロー
ラコンベア(図示せず)等を傾斜させて配置し、
容器の自重によつてコンベア90上に排出する等
の手段を用いることができる。
第9〜13図は上記紙容器保持具84の具体的
構成を示したものである。第11図の平面図から
理解されるように、上記回転円板81の外周には
概略台形状の切欠き91が形成され、この切欠き
91の円周方向両側位置に一対のブラケツト92
を固定している。そしてこの一対のブラケツト9
2間に、コ字形断面のメインボデイ93をピン9
4により揺動可能に軸支している。このメインボ
デイ93の両角部には切欠き95が形成されて上
記台形状の切欠き91との干渉を避けるようにし
ている。
構成を示したものである。第11図の平面図から
理解されるように、上記回転円板81の外周には
概略台形状の切欠き91が形成され、この切欠き
91の円周方向両側位置に一対のブラケツト92
を固定している。そしてこの一対のブラケツト9
2間に、コ字形断面のメインボデイ93をピン9
4により揺動可能に軸支している。このメインボ
デイ93の両角部には切欠き95が形成されて上
記台形状の切欠き91との干渉を避けるようにし
ている。
上記メインボデイ93の下端面にはプレート9
6を固定し、このプレート96の下部にはスペー
サ97により所定の間隔をあけてプレート98と
紙容器Aの支持板99とを固定している。紙容器
Aの支持板99はコ形断面のメインボデイ93の
下端面を閉鎖するような形状を有しており、その
メインボデイ93内に挿入された紙容器Aの底部
を保持する。一方、この支持板99より上方の2
枚のプレート96,98は、メインボデイ93内
に挿入される紙容器Aと干渉しないように、ほぼ
メインボデイ93の内面形状に一致した切欠き1
00,101を有している。
6を固定し、このプレート96の下部にはスペー
サ97により所定の間隔をあけてプレート98と
紙容器Aの支持板99とを固定している。紙容器
Aの支持板99はコ形断面のメインボデイ93の
下端面を閉鎖するような形状を有しており、その
メインボデイ93内に挿入された紙容器Aの底部
を保持する。一方、この支持板99より上方の2
枚のプレート96,98は、メインボデイ93内
に挿入される紙容器Aと干渉しないように、ほぼ
メインボデイ93の内面形状に一致した切欠き1
00,101を有している。
メインボデイ93の背面中央部には垂直方向に
配設した筒状軸102が回転自在に軸支され、こ
の筒状軸102内には更に軸103を回転自在に
嵌合している。筒状軸102の上端はメインボデ
イ93の上面より、下端はプレート96の下面よ
りそれぞれ突出し、各突出端にL字形の腕10
4,105を同位相で取付けている。また、軸1
03の上下端はそれぞれ筒状軸102の末端より
突出しており、各突出端に上記L字形の腕10
4,105とは対称形に形成したL字形の腕10
6,107を取付けている。したがつて腕10
4,105は筒状軸102を介して、腕106,
107は軸103を介してそれぞれ一体に回転作
動し、かつ上方の腕104と106、並びに下方
の腕105と107とは、それぞれ組となつて紙
容器Aの三つの外周面を上部と下部とにおいて支
持することとなる。そして各腕104〜107の
先端には、紙容器Aの他の1つの外周面を保持す
る保持爪104a,105a,106a,107
aをそれぞれ設けている。
配設した筒状軸102が回転自在に軸支され、こ
の筒状軸102内には更に軸103を回転自在に
嵌合している。筒状軸102の上端はメインボデ
イ93の上面より、下端はプレート96の下面よ
りそれぞれ突出し、各突出端にL字形の腕10
4,105を同位相で取付けている。また、軸1
03の上下端はそれぞれ筒状軸102の末端より
突出しており、各突出端に上記L字形の腕10
4,105とは対称形に形成したL字形の腕10
6,107を取付けている。したがつて腕10
4,105は筒状軸102を介して、腕106,
107は軸103を介してそれぞれ一体に回転作
動し、かつ上方の腕104と106、並びに下方
の腕105と107とは、それぞれ組となつて紙
容器Aの三つの外周面を上部と下部とにおいて支
持することとなる。そして各腕104〜107の
先端には、紙容器Aの他の1つの外周面を保持す
る保持爪104a,105a,106a,107
aをそれぞれ設けている。
第10図、第12図に示すように、下方の一対
の腕105,107の各隅部にはそれぞれピン1
08を垂直方向に取付けてあり、各ピンの上端と
プレート96の両側先端部分の下面に取付けた各
ピン109との間にはそれぞれ引張りばね110
を設けている。これにより腕105およびこれと
筒状軸102を介して一体の腕104は第12図
において筒状軸102の回転中心を中心として反
時計方向に附勢され、腕107およびこれと軸1
03を介して一体の腕106は第12図において
軸103の回転中心を中心として時計方向に附勢
され、したがつて腕104〜107および保持爪
104a,107aは、通常の状態ではそれらの
中に紙容器Aを拘え込むことができるようになつ
ている。
の腕105,107の各隅部にはそれぞれピン1
08を垂直方向に取付けてあり、各ピンの上端と
プレート96の両側先端部分の下面に取付けた各
ピン109との間にはそれぞれ引張りばね110
を設けている。これにより腕105およびこれと
筒状軸102を介して一体の腕104は第12図
において筒状軸102の回転中心を中心として反
時計方向に附勢され、腕107およびこれと軸1
03を介して一体の腕106は第12図において
軸103の回転中心を中心として時計方向に附勢
され、したがつて腕104〜107および保持爪
104a,107aは、通常の状態ではそれらの
中に紙容器Aを拘え込むことができるようになつ
ている。
一方、一対の下方の腕105,107に設けた
ピン108の下端は、これとの干渉を避けるため
にプレート98および支持板99に形成した穴1
11内を自由に貫通して下方に突出しており、か
つこの下方への突出部にローラ112をそれぞれ
回転自在に軸支している。各ローラ112は、特
に第13図に示すように、一枚の可動プレート1
13の両側に形成した長穴114内に係合してお
り、この可動プレート113およびこれと一体の
方形のスライダ115は両ローラ112を結ぶ直
線と直交する方向に進退動され、上記腕104〜
107および保持爪104a〜107aをばね1
10とは逆方向に回動させて、これらによる紙容
器Aの保持を解放させる。上記スライダ115の
両側を案内するガイド116は支持板99の底面
に固定され、各ガイド116には可動プレート1
13との干渉を避ける溝117を形成している。
またスライダ115の下面を支持するプレート1
18は一対のガイド116の下面に固定してあ
り、このプレート118の所要位置にはスライダ
115の作動方向に沿つて長穴119を形成し、
スライダ115に取付けたピン120をこの長穴
119を介して下方に突出させ、かつその突出端
にカムフオロア121を設けている。さらに上記
ガイド116およびプレート118の前端に設け
たプレート122にはストツパボルト123を設
け、このストツパボルト123のスライダ115
側への突出量を調整することにより、スライダ1
15がストツパボルト123に当接して停止する
位置、つまりは上記腕104〜107による紙容
器Aの把持位置を規制できるようにしている。
ピン108の下端は、これとの干渉を避けるため
にプレート98および支持板99に形成した穴1
11内を自由に貫通して下方に突出しており、か
つこの下方への突出部にローラ112をそれぞれ
回転自在に軸支している。各ローラ112は、特
に第13図に示すように、一枚の可動プレート1
13の両側に形成した長穴114内に係合してお
り、この可動プレート113およびこれと一体の
方形のスライダ115は両ローラ112を結ぶ直
線と直交する方向に進退動され、上記腕104〜
107および保持爪104a〜107aをばね1
10とは逆方向に回動させて、これらによる紙容
器Aの保持を解放させる。上記スライダ115の
両側を案内するガイド116は支持板99の底面
に固定され、各ガイド116には可動プレート1
13との干渉を避ける溝117を形成している。
またスライダ115の下面を支持するプレート1
18は一対のガイド116の下面に固定してあ
り、このプレート118の所要位置にはスライダ
115の作動方向に沿つて長穴119を形成し、
スライダ115に取付けたピン120をこの長穴
119を介して下方に突出させ、かつその突出端
にカムフオロア121を設けている。さらに上記
ガイド116およびプレート118の前端に設け
たプレート122にはストツパボルト123を設
け、このストツパボルト123のスライダ115
側への突出量を調整することにより、スライダ1
15がストツパボルト123に当接して停止する
位置、つまりは上記腕104〜107による紙容
器Aの把持位置を規制できるようにしている。
更に、本実施例装置における紙容器保持具84
には、900ml詰等の小型の紙容器が用いられる場
合にその底部を保持するための第2の支持板20
0が取付けられるようになつている。この第2の
支持板200の構成について第15図〜第17図
により説明すると、メインボデイ93の後方壁面
93aの略中央部には一対の凹陥部201が形成
され、又、メインボデイ93の両側壁93bの前
方端には、上記凹陥部201と略同一の高さに水
平方向の孔202が穿設されている。これらの凹
陥部201及び孔202を介して、上記第2の支
持板200を配設するための基台203が固定さ
れる。基台203は一方の側面に、上記凹陥部2
01に嵌入可能な一対の突部204を有し、これ
ら突部204の反対側側面には肉厚部205が形
成され、この肉厚部205内を横断する貫通穴2
06が設けられている。この基台203の上面に
スペーサ207を介して上記第2の支持板200
が固定されている。第2の支持板200は第17
図に示すように、メインボデイ93よりも前方へ
伸びた部分200aが幅広に形成され、紙容器の
底面を確実に支持できるようになつている。そし
てこの第2の支持板200の上方には、メインボ
デイ93の両側壁93b内面よりやや内方に位置
するように一対のガイド部材208が取付けられ
ている。これら一対のガイド部材208はその前
端208aが外方へ拡開する曲面を形成してお
り、紙容器保持具84が回転をしている間の紙容
器の受渡しが円滑に行なえるようになつている。
には、900ml詰等の小型の紙容器が用いられる場
合にその底部を保持するための第2の支持板20
0が取付けられるようになつている。この第2の
支持板200の構成について第15図〜第17図
により説明すると、メインボデイ93の後方壁面
93aの略中央部には一対の凹陥部201が形成
され、又、メインボデイ93の両側壁93bの前
方端には、上記凹陥部201と略同一の高さに水
平方向の孔202が穿設されている。これらの凹
陥部201及び孔202を介して、上記第2の支
持板200を配設するための基台203が固定さ
れる。基台203は一方の側面に、上記凹陥部2
01に嵌入可能な一対の突部204を有し、これ
ら突部204の反対側側面には肉厚部205が形
成され、この肉厚部205内を横断する貫通穴2
06が設けられている。この基台203の上面に
スペーサ207を介して上記第2の支持板200
が固定されている。第2の支持板200は第17
図に示すように、メインボデイ93よりも前方へ
伸びた部分200aが幅広に形成され、紙容器の
底面を確実に支持できるようになつている。そし
てこの第2の支持板200の上方には、メインボ
デイ93の両側壁93b内面よりやや内方に位置
するように一対のガイド部材208が取付けられ
ている。これら一対のガイド部材208はその前
端208aが外方へ拡開する曲面を形成してお
り、紙容器保持具84が回転をしている間の紙容
器の受渡しが円滑に行なえるようになつている。
上記第2の支持板200及びその基台203と
ガイド部材208をメインボデイ93に装着する
場合には、先ず基台203の突部204をメイン
ボデイの凹陥部201内に嵌合させるとともに、
上記メインボデイの孔202と基台の貫通穴20
6との位置を一致させてピン209を挿入し固定
する。従つて、メインボデイ93への装着が容易
であるとともに、取外しも極めて簡単に行なうこ
とができる。
ガイド部材208をメインボデイ93に装着する
場合には、先ず基台203の突部204をメイン
ボデイの凹陥部201内に嵌合させるとともに、
上記メインボデイの孔202と基台の貫通穴20
6との位置を一致させてピン209を挿入し固定
する。従つて、メインボデイ93への装着が容易
であるとともに、取外しも極めて簡単に行なうこ
とができる。
尚、基台203と第2の支持板200との間に
介在させたスペーサ207は必ずしも必要とする
ものではなく、又、基台203と支持板200と
の固定はビス止め等従来周知の手段によつて行な
いうることはいうまでもない。
介在させたスペーサ207は必ずしも必要とする
ものではなく、又、基台203と支持板200と
の固定はビス止め等従来周知の手段によつて行な
いうることはいうまでもない。
さらに上記メインボデイ93の背面には一対の
ブラケツト124が一体的に形成され、このブラ
ケツト124間にメインボデイ93を前記ピン9
4を中心として傾斜させるためのピン125を水
平に設けている。前記回転円板81およびこの円
板の下方にこれと一体に設けたリング状の回転板
126には、メインボデイ93の背部において一
対のロツド127(第12図参照)を昇降自在に
設け、両ロツド127の上端に連結部材128を
固定している。この連結部材128はメインボデ
イ93側の端面部に水平方向の横溝129を有
し、この横溝129内に上記メインボデイ93の
ピン125が係合している。上記連結部材128
と回転板126との間には、回転円板81に突設
した穴130を通して引張りばね131を張設し
てあり、第9図の想像線で示すように、通常は連
結部材128を回転円板81上に接触させてい
る。この状態では、連結部材128に係合してい
るピン125も降下されるので、メインボデイ9
3はこれを回転円板81に軸支するピン94を中
心として回動され、保持している紙容器Aの開口
2を有する側の傾斜面1を水平状態とする。この
とき、設計上は、紙容器Aの両傾斜面1,1間の
垂直平面Vと、傾斜面1に垂直でかつ開口2の中
央を通る軸Xとの交点をYとしたとき、メインボ
デイ93の回転中心となるピン94をその交点Y
および垂直平面V内を通る水平線上に位置させる
ことが好ましい。そして上記ロツド127の下端
間には支持板132を取付け、この支持板132
の中央部にカムフオロア133を設けている。
ブラケツト124が一体的に形成され、このブラ
ケツト124間にメインボデイ93を前記ピン9
4を中心として傾斜させるためのピン125を水
平に設けている。前記回転円板81およびこの円
板の下方にこれと一体に設けたリング状の回転板
126には、メインボデイ93の背部において一
対のロツド127(第12図参照)を昇降自在に
設け、両ロツド127の上端に連結部材128を
固定している。この連結部材128はメインボデ
イ93側の端面部に水平方向の横溝129を有
し、この横溝129内に上記メインボデイ93の
ピン125が係合している。上記連結部材128
と回転板126との間には、回転円板81に突設
した穴130を通して引張りばね131を張設し
てあり、第9図の想像線で示すように、通常は連
結部材128を回転円板81上に接触させてい
る。この状態では、連結部材128に係合してい
るピン125も降下されるので、メインボデイ9
3はこれを回転円板81に軸支するピン94を中
心として回動され、保持している紙容器Aの開口
2を有する側の傾斜面1を水平状態とする。この
とき、設計上は、紙容器Aの両傾斜面1,1間の
垂直平面Vと、傾斜面1に垂直でかつ開口2の中
央を通る軸Xとの交点をYとしたとき、メインボ
デイ93の回転中心となるピン94をその交点Y
および垂直平面V内を通る水平線上に位置させる
ことが好ましい。そして上記ロツド127の下端
間には支持板132を取付け、この支持板132
の中央部にカムフオロア133を設けている。
前述した説明から明らかなように、容器保持具
84のメインボデイ93が垂直状態となつている
のは紙容器Aへの口栓Bの取付作業が終了して紙
容器Aが排出側スターホイール89に近接した位
置から、供給側スターホイール19より新たな紙
容器Aを完全に受取るまでの回転範囲であり、ま
た腕104〜107および保持爪104a〜10
7aが解放状態にあるのも同様な範囲である。こ
のため、第8に示す、カムフオロア133に係合
してメインボデイ93を直立させるカム部材13
4、およびカムフオロア121に係合して上記腕
104〜107を開放させるカム部材135は、
共にそのような範囲だけに設けてある。
84のメインボデイ93が垂直状態となつている
のは紙容器Aへの口栓Bの取付作業が終了して紙
容器Aが排出側スターホイール89に近接した位
置から、供給側スターホイール19より新たな紙
容器Aを完全に受取るまでの回転範囲であり、ま
た腕104〜107および保持爪104a〜10
7aが解放状態にあるのも同様な範囲である。こ
のため、第8に示す、カムフオロア133に係合
してメインボデイ93を直立させるカム部材13
4、およびカムフオロア121に係合して上記腕
104〜107を開放させるカム部材135は、
共にそのような範囲だけに設けてある。
これを更に詳細に説明すると、両カムフオロア
133,121がカム部材134,135にそれ
ぞれ係合していない自由状態では、メインボデイ
93はばね131の引張力により傾斜しており、
また腕104〜107および保持爪104a〜1
07aはばね110の引張力により紙容器Aを把
持している。この状態で紙容器保持具84が排出
側スターホイール89に近接してくると、まずカ
ムフオロア133がカム部材134に係合し、ば
ね131に抗してロツド127および連結部材1
28を予め定めた所定量だけ上昇させる。これに
より連結部材128に係合しているピン125が
上昇されてメインボデイ93を垂直状態に回動さ
せる。このとき、回転板126に設けたアジヤス
トボルト136は、正確にメインボデイ93が垂
直状態となつたときに、これと一体のプレート9
8の背面に当接するよう調整してある。
133,121がカム部材134,135にそれ
ぞれ係合していない自由状態では、メインボデイ
93はばね131の引張力により傾斜しており、
また腕104〜107および保持爪104a〜1
07aはばね110の引張力により紙容器Aを把
持している。この状態で紙容器保持具84が排出
側スターホイール89に近接してくると、まずカ
ムフオロア133がカム部材134に係合し、ば
ね131に抗してロツド127および連結部材1
28を予め定めた所定量だけ上昇させる。これに
より連結部材128に係合しているピン125が
上昇されてメインボデイ93を垂直状態に回動さ
せる。このとき、回転板126に設けたアジヤス
トボルト136は、正確にメインボデイ93が垂
直状態となつたときに、これと一体のプレート9
8の背面に当接するよう調整してある。
このようにしてメインボデイ93が垂直状態と
なると、次にカムフオロア121がこの状態にお
ける移動軌跡上に設けた上記カム部材135に係
合し、スライダ115および可動プレート113
を回転円板81の半径方向内方に移動させる。こ
れにより腕104〜107および保持爪104a
〜107aによる紙容器Aの把持を解放し、口栓
Bが取付けられた紙容器Aは排出側スターホイー
ル46によりコンベア90上に排出される。紙容
器Aが排出されて空となつた紙容器保持具84は
この状態のまま供給側スターホイール21に接近
し、このスターホイール21から新しい紙容器A
を受渡される。紙容器保持具84内に紙容器Aが
搬入されると、これと同時に、上記カム部材13
5のカム形状並びに引張りばね110によりカム
フオロア121は回転円板81の半径方向外方に
移動され、腕104〜107および保持爪104
a〜107aは上記ばね110の引張力により紙
容器Aを把持する。
なると、次にカムフオロア121がこの状態にお
ける移動軌跡上に設けた上記カム部材135に係
合し、スライダ115および可動プレート113
を回転円板81の半径方向内方に移動させる。こ
れにより腕104〜107および保持爪104a
〜107aによる紙容器Aの把持を解放し、口栓
Bが取付けられた紙容器Aは排出側スターホイー
ル46によりコンベア90上に排出される。紙容
器Aが排出されて空となつた紙容器保持具84は
この状態のまま供給側スターホイール21に接近
し、このスターホイール21から新しい紙容器A
を受渡される。紙容器保持具84内に紙容器Aが
搬入されると、これと同時に、上記カム部材13
5のカム形状並びに引張りばね110によりカム
フオロア121は回転円板81の半径方向外方に
移動され、腕104〜107および保持爪104
a〜107aは上記ばね110の引張力により紙
容器Aを把持する。
腕104〜107が新たな紙容器Aを把持する
と、カムフオロア121はカム部材135との係
合が解かれる。そして更に回転が進むと、カム部
材134はカムフオロア133、ロツド127お
よび連結部材128を降下させ、メインボデイ9
3を傾斜させて紙容器Aの開口2を形成した傾斜
面1を水平面に一致させる。以後、紙容器保持具
84および紙容器Aは、上記した排出側スターホ
イール46に近接して垂直状態に起こされるまで
は、この状態のまま回転移送される。
と、カムフオロア121はカム部材135との係
合が解かれる。そして更に回転が進むと、カム部
材134はカムフオロア133、ロツド127お
よび連結部材128を降下させ、メインボデイ9
3を傾斜させて紙容器Aの開口2を形成した傾斜
面1を水平面に一致させる。以後、紙容器保持具
84および紙容器Aは、上記した排出側スターホ
イール46に近接して垂直状態に起こされるまで
は、この状態のまま回転移送される。
次に、口栓保持具85は垂直方向に配設した中
空の昇降杆140を備えており、この昇降杆14
0を上方の2枚の回転円板82,83に昇降自在
に設けている。昇降杆140には、第14図に示
すように、ブラケツト141を固定し、このブラ
ケツト141にカムフオロア142を取付けてあ
る。第14図に示すガイドロツド143は上記昇
降杆140と平行に配設して2枚の回転円板8
2,83間に固定したもので、ブラケツト141
に突設した一対の平行な突起144をそのガイド
ロツド143の両側に摺接させることにより、ブ
ラケツト141が昇降杆140を中心として回動
することがないようにしている。そして上記カム
フオロア142は、2枚の回転円板82,83間
に配設して前記固定軸80に連結固定した筒状カ
ム部材145のカム溝146に係合させている。
空の昇降杆140を備えており、この昇降杆14
0を上方の2枚の回転円板82,83に昇降自在
に設けている。昇降杆140には、第14図に示
すように、ブラケツト141を固定し、このブラ
ケツト141にカムフオロア142を取付けてあ
る。第14図に示すガイドロツド143は上記昇
降杆140と平行に配設して2枚の回転円板8
2,83間に固定したもので、ブラケツト141
に突設した一対の平行な突起144をそのガイド
ロツド143の両側に摺接させることにより、ブ
ラケツト141が昇降杆140を中心として回動
することがないようにしている。そして上記カム
フオロア142は、2枚の回転円板82,83間
に配設して前記固定軸80に連結固定した筒状カ
ム部材145のカム溝146に係合させている。
このカム溝146の軌跡に応じて昇降される昇
降杆140が最も下降する位置は、紙容器保持具
84によつて傾斜された状態の紙容器A(第8図
右下方に鎖線で示す)の傾斜面1に口栓Bを押圧
して接着しうる高さ迄である。又、この紙容器の
傾斜面1の高さは、上述したように小型の紙容器
の場合にも第2の支持板200によつて常に同一
の高さに位置させることができるので昇降杆14
0を昇降させる範囲を変更することなく、大小の
紙容器に口栓を取付けることが可能である。
降杆140が最も下降する位置は、紙容器保持具
84によつて傾斜された状態の紙容器A(第8図
右下方に鎖線で示す)の傾斜面1に口栓Bを押圧
して接着しうる高さ迄である。又、この紙容器の
傾斜面1の高さは、上述したように小型の紙容器
の場合にも第2の支持板200によつて常に同一
の高さに位置させることができるので昇降杆14
0を昇降させる範囲を変更することなく、大小の
紙容器に口栓を取付けることが可能である。
以上述べたように本考案によれば、口栓取付機
のような物品を処理する機構に供給される物品が
大型の物品である場合には、コンベアによつて搬
送された物品を、物品供給機構等を介してそのま
まの高さで物品処理機内に供給し、小型の物品の
場合には、物品処理機及び物品供給機構の物品底
面を支持する支持板或は底面ガイドを大型の物品
の場合よりも高い位置に取り付けて、物品上部の
処理される部分の高さを常に同一にするととも
に、物品をこれらの第2の支持板及び底面ガイド
の高さ迄上昇させる上昇機構を作動させることに
より、極めて簡易な操作によつて物品処理装置を
大小の物品に兼用させることができる。
のような物品を処理する機構に供給される物品が
大型の物品である場合には、コンベアによつて搬
送された物品を、物品供給機構等を介してそのま
まの高さで物品処理機内に供給し、小型の物品の
場合には、物品処理機及び物品供給機構の物品底
面を支持する支持板或は底面ガイドを大型の物品
の場合よりも高い位置に取り付けて、物品上部の
処理される部分の高さを常に同一にするととも
に、物品をこれらの第2の支持板及び底面ガイド
の高さ迄上昇させる上昇機構を作動させることに
より、極めて簡易な操作によつて物品処理装置を
大小の物品に兼用させることができる。
第1図は相互に接着される紙容器と口栓とを示
す斜視図、第2図は口栓の平面図、第3図は本考
案の一実施例を示す概略平面図、第4図は第3図
の−線に沿う拡大縦断面図、第5図は第4図
を異なる部分で断面にした横断平面図、第6図は
物品支持部材を示す一部を断面とした正面図、第
7図は第3図の−線に沿う縦断面図、第8図
は第3図の−線に沿う縦断面図、第9図は第
8図の要部の拡大図、第10図は第9図の正面
図、第11図は第9図の平面図、第12図及び第
13図はそれぞれ第9図のXII−XII線及び−
線に沿う横断面図、第14図は第8図の−
線に沿う横断面図、第15図は紙容器保持具
に第2の支持板を取付けた状態を簡略化して示す
断面図、第16図、第17図はそれぞれ第15図
の−線、−線に沿う断面図であ
る。 A……物品(紙容器)、11……コンベア、2
0……物品受渡し装置、21……供給機構、28
……円筒部材、29……物品支持部材、41……
カム構、43……カムフオロア、44……物品処
理機(口栓取付機)、46……排出機構、53…
…底面ガイド、54……第2の底面ガイド、55
……上昇機構、84……物品保持具、99……支
持板、200……第2の支持板。
す斜視図、第2図は口栓の平面図、第3図は本考
案の一実施例を示す概略平面図、第4図は第3図
の−線に沿う拡大縦断面図、第5図は第4図
を異なる部分で断面にした横断平面図、第6図は
物品支持部材を示す一部を断面とした正面図、第
7図は第3図の−線に沿う縦断面図、第8図
は第3図の−線に沿う縦断面図、第9図は第
8図の要部の拡大図、第10図は第9図の正面
図、第11図は第9図の平面図、第12図及び第
13図はそれぞれ第9図のXII−XII線及び−
線に沿う横断面図、第14図は第8図の−
線に沿う横断面図、第15図は紙容器保持具
に第2の支持板を取付けた状態を簡略化して示す
断面図、第16図、第17図はそれぞれ第15図
の−線、−線に沿う断面図であ
る。 A……物品(紙容器)、11……コンベア、2
0……物品受渡し装置、21……供給機構、28
……円筒部材、29……物品支持部材、41……
カム構、43……カムフオロア、44……物品処
理機(口栓取付機)、46……排出機構、53…
…底面ガイド、54……第2の底面ガイド、55
……上昇機構、84……物品保持具、99……支
持板、200……第2の支持板。
Claims (1)
- 物品を支持板上に載置して移送する複数の物品
保持具を有し、これら物品保持具によつて移送さ
れる各物品を処理する物品処理機と、物品の底面
を支持する底面ガイドを有し、コンベアによつて
搬送された物品をこの底面ガイド上を移動させて
上記物品処理機に供給する供給機構と、上記物品
処理機で処理された物品を排出する排出機構とを
備えた物品処理装置において、上記物品保持具の
支持板よりも上方に着脱可能な第2の支持板を設
けるとともに、上記供給機構にこの第2の支持板
と平面高さを一致させて着脱可能な第2の底面ガ
イドを設け、かつ、上記コンベアと供給機構との
間に作動及び不作動の切換えが可能な物品上昇機
構を備えた物品受渡し装置を設け、この上昇機構
を作動させた際には物品を上昇させて上記供給機
構の第2の底面ガイドを介して上記物品処理機の
第2支持板上に供給し、上昇機構を作動させない
場合には物品を物品処理機の第1支持板上に供給
させるようにし、かつ上記物品受渡し装置は、周
面に沿つて昇降するカム溝が形成された円筒部材
と、この円筒部材の外周に配設されて円筒部材の
周囲を回転するとともに、上記カム溝に係脱可能
なカムフオロアを備えた複数の物品支持部材とか
ら構成し、上記カムフオロアをカム溝に係合させ
た際に物品を上昇させて供給機構に受渡すことを
特徴とする物品処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5115383U JPS59155121U (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 物品処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5115383U JPS59155121U (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 物品処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59155121U JPS59155121U (ja) | 1984-10-18 |
JPH0228045Y2 true JPH0228045Y2 (ja) | 1990-07-27 |
Family
ID=30181576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5115383U Granted JPS59155121U (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 物品処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59155121U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023101968A (ja) * | 2022-01-11 | 2023-07-24 | 株式会社京都製作所 | リニア搬送装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520561A (en) * | 1978-07-31 | 1980-02-14 | Toshiba Corp | Data input method for page-type tablet |
JPS5724239A (en) * | 1980-07-21 | 1982-02-08 | Shibuya Kogyo Co Ltd | Mounting device for plug to paper vessel |
-
1983
- 1983-04-06 JP JP5115383U patent/JPS59155121U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520561A (en) * | 1978-07-31 | 1980-02-14 | Toshiba Corp | Data input method for page-type tablet |
JPS5724239A (en) * | 1980-07-21 | 1982-02-08 | Shibuya Kogyo Co Ltd | Mounting device for plug to paper vessel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59155121U (ja) | 1984-10-18 |
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