JPH0228020Y2 - - Google Patents

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JPH0228020Y2
JPH0228020Y2 JP186383U JP186383U JPH0228020Y2 JP H0228020 Y2 JPH0228020 Y2 JP H0228020Y2 JP 186383 U JP186383 U JP 186383U JP 186383 U JP186383 U JP 186383U JP H0228020 Y2 JPH0228020 Y2 JP H0228020Y2
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mold opening
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mold
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JP186383U
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JPS59107209U (ja
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、コンクリート2次製品成形用型枠
の自動型開き装置に関するもので、構造が簡単で
安価であり、形状寸法及び側板構成の異なる各種
型枠を同一構造の装置で型開きすることができる
汎用性の高い型開き装置を提供することを目的と
するものである。
作業環境の改善、省力化及び生産性の向上を図
る為に、各種のコンクリート2次製品成形ライン
の自動化は広く要請されているところであるが、
この自動化を達成するには型枠の自動型締装置及
び自動型開き装置が不可欠であるところ、従来
は、自動型締装置及び型開き装置が複雑高価とな
り、かつその構造が型枠の形状寸法や側板構造の
差異によつてそれぞれ異なるものとなつて汎用性
の高い自動成形ラインを実現することができず、
この点がコンクリート2次製品の成形ラインを自
動化しようとする際の隘路となつていた。
この考案は、上述の問題を解決してコンクリー
ト2次製品成形ラインの自動化を安価に実現する
ことを目的としてなされたもので、構造が簡単で
安価であり、かつ、同一構造の装置で各種型枠の
型開きを行うことができる自動型開き装置を提供
しようとするものである。
第1図ないし第3図に示す実施例に基づいて説
明すれば、この考案の自動型開き装置は、コンク
リート2次製品成形ラインの型開きステーシヨン
1の上方に昇降自在に枠体(昇降枠)2が設けら
れてこの枠体2には該ステーシヨンで同時に型開
きされる型枠3,49の1個につき互いに近接離
隔方向に駆動される3対の係合部材4,4,5,
5,6,6が設けられ、これら係合部材の2対
4,4,5,5は定置される型枠3の4隅部にお
いて互いに平行に同時作動するべく配置され、他
の1対の係合部材6,6は定置される型枠3の可
動側板34,47,48に係合する位置において
前記2対の係合部材の作動方向と直交する方向に
作動するべく配置されていることを特徴とするも
のである。
第1図ないし第3図中、7は型開きステーシヨ
ン1の上部に図示しない支柱によつて架設された
上部枠で、この上部枠7に電動機8により減速機
9を介して駆動される鎖車10,10が軸着され
ており、昇降枠2は一端を鎖車10に係着して巻
回された鎖11,11によつて上部枠7に懸吊さ
れており、鎖車10を回動させることによつて昇
降する構造となつている。12,12は昇降枠2
に立設したガイド杆で、このガイド杆12は上部
枠7に設けた軸受13,13内を摺動して昇降枠
2の昇降動作をガイドしており、このガイド杆1
2の下端には位置決め板14が固着されている。
昇降枠2は、対向する2枚の端面板15,15
とこれらをつなぐ桁材16,16とを有してお
り、桁材16と平行にガイド杆17,17が端面
板15,15に回動自在に装架されて、このガイ
ド杆17,17に4枚の作動板18,19,18
a,19aが各摺動自在に装着され、作動板18
と18aとが連結材20,20により、作動板1
9と19aとが連結材21,21によりそれぞれ
同時作動するべく固着連結され、作動板18が一
方の端面板15に装着された油圧シリンダ22の
ロツドに連結され、作動板19aが他方の端面板
15に装着された油圧シリンダ23のロツドにそ
れぞれ連結されている。
一方、ガイド杆17の中央部にはレバー24が
固着されて該レバー24,24の先端が油圧シリ
ダ25,25のロツド端にそれぞれ枢支連結され
ており、更に、このガイド杆17には作動板1
8,19及び18a,19aの中間位置において
下方に延びるレバー26,26aが固着され、該
レバーの先端に係合部材6,6aが形成されてい
る。油圧シリンダ25はそのヘツド端を昇降枠2
に枢着して設けられている。
第1図ないし第3図に示す型開き装置は、型開
きステーシヨン1に搬入された2個の型枠3,3
aを同時に開放するもので、作動板18,19,
18a,19aにそれぞれ2本の係合部材4,
5,4a,5aが下方に向けて装着されおり、係
合部材4と4,5と5及び6と6の3対が第1の
型枠3を開放させるべく作動し、係合部材4aと
4a,5aと5a及び6aと6aの3対が第2の
型枠3aを開放させるべく作動する構造となつて
いる。27及び28は、作動板18及び19aの
後述する第1縮退動作位置を提定する為のリミツ
トスイツチであり、29は型枠3を搬送するパレ
ツト、30はパレツト走行用のレールである。
この型開き装置によつて開放される型枠3,3
aの一例が第4図に、その締結具の構造が第5図
及び6図にそれぞれ示されている。第4図ないし
第6図中、31は型枠の底板、32は底板31に
固着立設された中仕切板、33,34は側板であ
り、各側板33,34はその下辺を底板31の4
辺にそれぞれ蝶着されて設けられている。35…
…35は側板34の端部を側板33の端部に締結
する締結具であり、36,36は側板34の上部
両端に設けた爪片で、側板34が側板33の端部
に締結されるとこの爪片36の楔作用によつて側
板33も同時に締結される構造となつている。3
7は型開き装置の係合部材6と係合させる為に側
板34に固設した係合片である。
締結具35は、側板33の各両端におのおの設
けられており、側板33に設けた垂直方向のピン
38に回動自在に枢着されたレバー39を有して
いる。40は側板33に固着したブラケツトであ
る。レバー39は、基端をレバー39に固着され
かつ先端がブラケツト40の肩部に弾圧されてい
る板バネ41によつて常時開方向(第5,6図上
時計回り)に付勢されており、第6図に示すレバ
ー39開放時にはレバー39の基端42がブラケ
ツト40の肩部に当接してストツパとして作用
し、板バネ41の付勢力とあいまつてレバー39
を所定の開放角で保持する構造となつている。レ
バー39の略中間部にはローラ43が軸着されて
おり、側板34の端部にはこのローラ43の転動
面に係合する係止体44が固設されている。係止
体44は、ローラ43の進入側(図の左側)を僅
かに高くした傾斜係合面45とこの傾斜係合面に
ローラ43を案内する案内面46とを有する剛い
バネ板からなり、その弾力を利用してローラ43
を傾斜係合面45に係脱させて、側板33,34
相互の締結及びその解除を行う。従つて、側板3
3と34との締結は、レバー39を第6図のA方
向に押動させることにより行われ、その解除は、
レバー39を第5図のB方向に押動させることに
よつて行われる。前述した型開き装置の係合部材
4及び5は、型開きステーシヨン1に搬入された
型枠3のレバー39の先端部に内側より係合する
位置に装着され、係合部材6は側板34に設けた
係合片37の内側に係合する位置に装着されてい
る。
次に第1図ないし第3図に示した型開き装置の
作動について説明する。型枠3,3aが型開きス
テーシヨン1の所定の位置に搬入されると、まず
電動機8が回転して昇降枠2を下降させ、位置決
め板14,14aが型枠3,3aの上面に当接し
た位置で昇降枠2の下降動作が停止する。このと
き係合部材4,4aないし6,6aはそれぞれレ
バー39及び係合片37の内側に進入する。つい
で油圧シリンダ22,23を作動板18,19a
がリミツトスイツチ27,28に当接するまで縮
退させる。この縮退動作を第1縮退動作と呼ぶこ
ととすれば、作動板18,19及び18a,19
aはこの第1縮退動作によつて互いに離隔方向に
移動し、各係合部材4,4ないし5a,5aが離
隔方向に移動して該係合部材により型枠3,3a
のレバー39……39が第5図のB方向に押動さ
せられて、締結具35……35が開放される。つ
いでシリンダ25,25が縮退方向に作動してガ
イド杆17及びこれに固設されたレバー26,1
6aを回動させ、レバー26,16aの先端に形
成された係合部材6,6aが係合片37を押動さ
せて側板34を開放する。側板34が開放される
と、爪片36による係合が解除されて側板33が
開放可能な状態となるから、ついでシリンダ2
2,23を更に縮退(第2縮退動作)させること
によつてレバー39は更に第5図のB方向に押動
させられ、レバー39がストツパ42によつてそ
の開放角が規制される関係上、この押動動作はレ
バー39を介して側板33に伝達されて側板33
を開放させることとなる。
以上の様に本考案の型開き装置によれば、第4
図に示す構造の型枠をシリンダ22,23の第1
縮退動作、端面板15の縮退動作及びシリンダ2
2,23の第2縮退動作を順次行うことによつて
第4図bないしdに示す様に開放することができ
る。
成形ラインに流される型枠が第7図aに示す様
に対向する2枚の側板47,48のみを有すもの
であれば、側板の一方47の両端にレバー39,
39を装着して他方の側板48の両端に係合させ
るべく構成し、かつレバー39を延長してその先
端が型枠49の隅部延長上にくる様に構成してや
れば、第1図ないし第3図の型開き装置をそのま
ま用い、シリンダ22,23の第1縮退動作で締
結具35,35を開放し、シリンダ25の縮退動
作で側板47,48を開放するという2動作で型
枠49の自動開放を行わせることができる(第7
図b,c参照)。
以上説明した様に本考案の型開き装置は、その
構造が極めて簡単であり、装置を安価に提供する
ことが可能で、かつ、形状構造の異なる型枠にも
同一の構造の装置を用いることができるものであ
るから、汎用性の高いコンクリート2次製品成形
ラインを安価に提供することができることとな
り、コンクリート2次製品成形ラインの省力化、
生産性の向上を図る上で極めて有用なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の型開き装置の一
実施例を示したもので、第1図は枠体(昇降枠)
の平面図、第2図は装置全体の中央部縦断面図、
第3図は第2図のC部断面図である。第4図及び
第7図は本考案の型開き装置に使用される型枠及
びその型開き手順を例示した図、第5図及び第6
図は型枠に用いられる締結具の一例を示した断面
図である。 図中、1は型開きステーシヨン、2は枠体(昇
降枠)、3は型枠、4,5,6は係合部材、7は
上部枠、8は電動機、10は鎖車、11は鎖、1
2はガイド杆、14は位置決め板、17はガイド
杆、18,19は作動板、20,21は連結材、
22,23は油圧シリンダ、24はレバー、25
は油圧シリンダ、26はレバー、29はパレツ
ト、30はレール、33,34は側板、35は締
結具、39はレバー、41は板バネ、42はスト
ツパ、43はローラ、44は係止体、47,48
は側板、49は型枠である。なお添字aは、同時
に型開きされる2個の型枠の一方およびそれに対
応する部材を示す為に付されたものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型開きステーシヨンの上方に昇降自在に枠体が
    設けられてこの枠体には同時に開放される型枠1
    個につき互いに近接離隔方向に駆動される3対の
    係合部材が設けられ、これら係合部材の2対は型
    開きステーシヨンに定置された型枠の4隅部にお
    いて互いに平行に同時作動するべく配置され、他
    の1対の係合部材は型枠の可動側板に係合する位
    置において前記2対の係合部材の作動方向と直交
    する方向に作動するべく配置されていることを特
    徴とする、コンクリート2次製品成形ラインの型
    開き装置。
JP186383U 1983-01-11 1983-01-11 コンクリ−ト2次製品成形ラインの型開き装置 Granted JPS59107209U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP186383U JPS59107209U (ja) 1983-01-11 1983-01-11 コンクリ−ト2次製品成形ラインの型開き装置

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JP186383U JPS59107209U (ja) 1983-01-11 1983-01-11 コンクリ−ト2次製品成形ラインの型開き装置

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Publication Number Publication Date
JPS59107209U JPS59107209U (ja) 1984-07-19
JPH0228020Y2 true JPH0228020Y2 (ja) 1990-07-27

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ID=30133567

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JP186383U Granted JPS59107209U (ja) 1983-01-11 1983-01-11 コンクリ−ト2次製品成形ラインの型開き装置

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JPS59107209U (ja) 1984-07-19

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