JPH0227983Y2 - - Google Patents
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- JPH0227983Y2 JPH0227983Y2 JP16768983U JP16768983U JPH0227983Y2 JP H0227983 Y2 JPH0227983 Y2 JP H0227983Y2 JP 16768983 U JP16768983 U JP 16768983U JP 16768983 U JP16768983 U JP 16768983U JP H0227983 Y2 JPH0227983 Y2 JP H0227983Y2
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 61
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000005493 welding type Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、直流アーク溶接機の定電流溶接時
の電流を可変調整する直流アーク溶接機の出力調
整装置に関し、遠隔制御ケーブルを用いることな
く、遠隔制御により定電流制溶接時の電流を可変
調整することを目的とする。
の電流を可変調整する直流アーク溶接機の出力調
整装置に関し、遠隔制御ケーブルを用いることな
く、遠隔制御により定電流制溶接時の電流を可変
調整することを目的とする。
一般に、直流アーク溶接機は大型かつ大重量で
あるため、溶接機本体に接続された溶接トーチケ
ーブルを溶接個所まで引き回して、溶接個所に設
置された電極ホルダーと母材との間に溶接機の直
流出力を供給する。
あるため、溶接機本体に接続された溶接トーチケ
ーブルを溶接個所まで引き回して、溶接個所に設
置された電極ホルダーと母材との間に溶接機の直
流出力を供給する。
一方、直流アーク溶接機により定電流溶接を行
なう場合、溶接条件などにもとづき定電流溶接時
の電流を可変調整する必要があるため、遠隔制御
ケーブルを介して溶接機本体に出力調整器が接続
されるとともに、該出力調整器を溶接個所の作業
者が操作して定電流溶接時の電流を所望の電流に
可変調整する。
なう場合、溶接条件などにもとづき定電流溶接時
の電流を可変調整する必要があるため、遠隔制御
ケーブルを介して溶接機本体に出力調整器が接続
されるとともに、該出力調整器を溶接個所の作業
者が操作して定電流溶接時の電流を所望の電流に
可変調整する。
したがつて、溶接作業を行なう際には、溶接機
本体から溶接個所まで前述の溶接トーチケーブル
と遠隔制御ケーブルとを引き回す必要があり、通
常、溶接機本体から溶接個所までの距離は長く、
たとえば40m〜100mになることもあるため、前
記両ケーブルの引き回し長さは非常に長くなり、
作業効率が著しく低下する。
本体から溶接個所まで前述の溶接トーチケーブル
と遠隔制御ケーブルとを引き回す必要があり、通
常、溶接機本体から溶接個所までの距離は長く、
たとえば40m〜100mになることもあるため、前
記両ケーブルの引き回し長さは非常に長くなり、
作業効率が著しく低下する。
また、引き回し距離が長くなる程、溶接現場の
種々の障害物や溶接火花などにもとづく両ケーブ
ルの損傷、断線などの事故が生じ易く、とくに遠
隔制御ケーブルが断線あるいは短絡すると、溶接
機が破損する恐れがある。
種々の障害物や溶接火花などにもとづく両ケーブ
ルの損傷、断線などの事故が生じ易く、とくに遠
隔制御ケーブルが断線あるいは短絡すると、溶接
機が破損する恐れがある。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、電極ホルダーと母材との間に直流出力を
供給し、該直流出力の電流が非定電流制御領域か
ら定電流制御領域の設定電流に増加するまでの間
前記直流出力をほぼ定電圧制御するとともに、前
記直流出力の電流が前記設定電流に増加したとき
に定電流溶接を行なう直流アーク溶接機の出力調
整装置において、出力調整時に前記ホルダーと前
記母材との間に着脱自在に取り付けられ、前記直
流出力の供給にもとづき前記非定電流制御領域の
所定の第1電流と該第1電流より大きな所定の第
2電流とが択一的に流れる調整アダプタと、前記
ホルダーと前記母材との間の電流に比例した検出
信号を出力する電流検出器と、前記第1電流の検
出信号によりモータを正転駆動するとともに前記
第2電流の検出信号により前記モータを逆転駆動
し、かつ前記第1電流より小電流の検出信号およ
び前記第2電流より大きな前記非定電流制御領域
の所定の第3電流以上の電流の検出信号により前
記モータを停止保持するモータ駆動制御部と、前
記モータの正転により前記設定電流を増加可変す
るとともに、前記モータの逆転により前記設定電
流を減少可変する出力可変設定器とを備えた直流
アーク溶接機の出力調整装置を提供するものであ
る。
であり、電極ホルダーと母材との間に直流出力を
供給し、該直流出力の電流が非定電流制御領域か
ら定電流制御領域の設定電流に増加するまでの間
前記直流出力をほぼ定電圧制御するとともに、前
記直流出力の電流が前記設定電流に増加したとき
に定電流溶接を行なう直流アーク溶接機の出力調
整装置において、出力調整時に前記ホルダーと前
記母材との間に着脱自在に取り付けられ、前記直
流出力の供給にもとづき前記非定電流制御領域の
所定の第1電流と該第1電流より大きな所定の第
2電流とが択一的に流れる調整アダプタと、前記
ホルダーと前記母材との間の電流に比例した検出
信号を出力する電流検出器と、前記第1電流の検
出信号によりモータを正転駆動するとともに前記
第2電流の検出信号により前記モータを逆転駆動
し、かつ前記第1電流より小電流の検出信号およ
び前記第2電流より大きな前記非定電流制御領域
の所定の第3電流以上の電流の検出信号により前
記モータを停止保持するモータ駆動制御部と、前
記モータの正転により前記設定電流を増加可変す
るとともに、前記モータの逆転により前記設定電
流を減少可変する出力可変設定器とを備えた直流
アーク溶接機の出力調整装置を提供するものであ
る。
したがつて、この考案の直流アーク溶接機の出
力調整装置によると、溶接作業を行なう際に作業
者が調整アダプタを携帯し、出力調整時に調整ア
ダプタを電極ホルダーと母材との間に取り付ける
ことにより、モータが正転または反転して出力可
変設定器が作動し、該設定器の作動にもとづき設
定電流を可変調整して定電流制溶接時の直流出力
の電流を可変調整することができ、この場合遠隔
制御ケーブルを引き回すことなく定電流溶接時の
直流出力の電流を調整設定することができ、ケー
ブル本数が少なくなるとともに作業効率が向上
し、かつ溶接機の破損などを防止して安全性を高
めることができるものである。
力調整装置によると、溶接作業を行なう際に作業
者が調整アダプタを携帯し、出力調整時に調整ア
ダプタを電極ホルダーと母材との間に取り付ける
ことにより、モータが正転または反転して出力可
変設定器が作動し、該設定器の作動にもとづき設
定電流を可変調整して定電流制溶接時の直流出力
の電流を可変調整することができ、この場合遠隔
制御ケーブルを引き回すことなく定電流溶接時の
直流出力の電流を調整設定することができ、ケー
ブル本数が少なくなるとともに作業効率が向上
し、かつ溶接機の破損などを防止して安全性を高
めることができるものである。
つぎに、この考案を、その実施例を示した図面
とともに詳細に説明する。
とともに詳細に説明する。
第1図に示すように、3相交流電源に直流アー
ク溶接機本体1の3相電源端子a,b,cが接続
され、3相交流の変圧、整流、平滑により本体1
の正、負出力端子d,eの間に直流出力が生じ
る。
ク溶接機本体1の3相電源端子a,b,cが接続
され、3相交流の変圧、整流、平滑により本体1
の正、負出力端子d,eの間に直流出力が生じ
る。
さらに、正出力端子dに溶接トーチケーブル2
を介して電極ホルダー3が接続さるとともに、ホ
ルダー3に対向する母材4が電流検出器5を介し
て負出力端子eに接続されている。
を介して電極ホルダー3が接続さるとともに、ホ
ルダー3に対向する母材4が電流検出器5を介し
て負出力端子eに接続されている。
そしてホルダー3に溶接棒を取り付けて母材4
の溶接を行なうと、溶接開始時には直流出力の電
流がほぼ0であるため、直流出力の電圧が第2図
の非定電流制御領域Aの電圧にほぼ定電圧制御さ
れる。
の溶接を行なうと、溶接開始時には直流出力の電
流がほぼ0であるため、直流出力の電圧が第2図
の非定電流制御領域Aの電圧にほぼ定電圧制御さ
れる。
つぎに、溶接の進行に伴なつて直流出力の電流
は第2図の定電流制御領域Bの所定の直流、すな
わち電流Ib1,Ib2,…,Ibnのうちの予め設定さ
れた設定電流に移行し、このとき直流出力が定電
流制御されて定電流溶接が行なわれる。
は第2図の定電流制御領域Bの所定の直流、すな
わち電流Ib1,Ib2,…,Ibnのうちの予め設定さ
れた設定電流に移行し、このとき直流出力が定電
流制御されて定電流溶接が行なわれる。
なお、溶接時には直流出力の電流がほぼ0の状
態から定電流制御領域Bの設定電流に飛ぶため、
直流出力の電流が第2図の非定電流制御領域Aに
示す後述の第1,第2,第3電流Ia1,Ia2,Ia3に
なることはない。
態から定電流制御領域Bの設定電流に飛ぶため、
直流出力の電流が第2図の非定電流制御領域Aに
示す後述の第1,第2,第3電流Ia1,Ia2,Ia3に
なることはない。
ところで設定電流は本体1の1対の制御端子
f,gの間の出力可変設定器6の抵抗値にもとづ
いて設定され、設定器6の抵抗値はモータ7の回
転により可変される。
f,gの間の出力可変設定器6の抵抗値にもとづ
いて設定され、設定器6の抵抗値はモータ7の回
転により可変される。
そしてモータ7が正転すると、設定電流が増加
する方向に設定器6の抵抗値が変化し、逆にモー
タ7が逆転すると設定電流が減少する方向に設定
器6の抵抗値が変化する。
する方向に設定器6の抵抗値が変化し、逆にモー
タ7が逆転すると設定電流が減少する方向に設定
器6の抵抗値が変化する。
一方、溶接個所の作業者は第3図に示す小型の
調整アダプタ8、すなわち第1接続端子xに接続
された第1抵抗R1と、該抵抗R1にアノードが
接続されるとともに第2接続端子yにカソードが
接続された逆流防止用の第1ダイオードD1と、
第1接続端子xに接続された第2抵抗R2と、該
抵抗R2にカソードが接続されるとともに第2接
続端子yにアノードが接続された逆流防止用の第
2ダイオードD2とからなる着脱自在のアダプタ
8を常時携帯する。
調整アダプタ8、すなわち第1接続端子xに接続
された第1抵抗R1と、該抵抗R1にアノードが
接続されるとともに第2接続端子yにカソードが
接続された逆流防止用の第1ダイオードD1と、
第1接続端子xに接続された第2抵抗R2と、該
抵抗R2にカソードが接続されるとともに第2接
続端子yにアノードが接続された逆流防止用の第
2ダイオードD2とからなる着脱自在のアダプタ
8を常時携帯する。
なお、第1抵抗R1の抵抗値r1が第2抵抗R2
の抵抗値r2より大きく設定されている。
の抵抗値r2より大きく設定されている。
そして出力調整時にはホルダー3から溶接棒を
取り外した後に、アダプタ8をホルダー3と母材
4との間に取り付けるが、設定電流を増加調整す
る際には、アダプタ8の第1接続端子xがホルダ
ー3に接続され、第2接続端子yが母材4に接続
される方向にアダプタ8を取り付ける。
取り外した後に、アダプタ8をホルダー3と母材
4との間に取り付けるが、設定電流を増加調整す
る際には、アダプタ8の第1接続端子xがホルダ
ー3に接続され、第2接続端子yが母材4に接続
される方向にアダプタ8を取り付ける。
また、設定電流を減少調整する際には、アダプ
タ8のの第2接続端子yがホルダー3に接続さ
れ、の第1接続端子xが母材4に接続される方向
にアダプタ8を取り付ける。
タ8のの第2接続端子yがホルダー3に接続さ
れ、の第1接続端子xが母材4に接続される方向
にアダプタ8を取り付ける。
そしてアダプタ8の第1接続端子xをホルダー
3に接続するとともに第2接続端子yを母材4に
接続したときは、直流出力の電流が第1接続端子
xから第1抵抗R1、第1ダイオードD1を介し
て第2接続端子yに流れ、このとき、ホルダー3
と母材4との間を流れる直流出力の電流は、抵抗
値r1にもとづき、第2図に示す非定電流制御領域
Aの所定の第1電流Ia1になる。
3に接続するとともに第2接続端子yを母材4に
接続したときは、直流出力の電流が第1接続端子
xから第1抵抗R1、第1ダイオードD1を介し
て第2接続端子yに流れ、このとき、ホルダー3
と母材4との間を流れる直流出力の電流は、抵抗
値r1にもとづき、第2図に示す非定電流制御領域
Aの所定の第1電流Ia1になる。
また、アダプタ8の第2接続端子yをホルダー
3に接続するとともに第1接続端子xを母材4に
接続したときには、直流出力の電流が第2接続端
子yから第2ダイオードD2、第2抵抗R2を介
して第1接続端子xに流れ、このとき、ホルダー
3と母材4との間を流れる直流出力の電流は、抵
抗r2にもとづき、第2図に示す非定電流制御領域
Aの第1電流Ia1より大きな所定の第2電流Ia2に
なる。
3に接続するとともに第1接続端子xを母材4に
接続したときには、直流出力の電流が第2接続端
子yから第2ダイオードD2、第2抵抗R2を介
して第1接続端子xに流れ、このとき、ホルダー
3と母材4との間を流れる直流出力の電流は、抵
抗r2にもとづき、第2図に示す非定電流制御領域
Aの第1電流Ia1より大きな所定の第2電流Ia2に
なる。
さらに、ホルダー3と母材4との間を流れる電
流が検出器5により検出され、検出器5からモー
タ駆動制御部9の第1ないし第3シユミツト回路
10,11,12に、電流に比例した検出信号が
出力される。
流が検出器5により検出され、検出器5からモー
タ駆動制御部9の第1ないし第3シユミツト回路
10,11,12に、電流に比例した検出信号が
出力される。
そして第1シユミツト回路10は第1電流Ia1
の検出信号が入力されたときに出力がハイレベル
(以下Hと称する)になり、第2シユミツト回路
11は第2電流Ia2の検出信号が入力されたとき
に出力がHになる。
の検出信号が入力されたときに出力がハイレベル
(以下Hと称する)になり、第2シユミツト回路
11は第2電流Ia2の検出信号が入力されたとき
に出力がHになる。
また、第3シユミツト回路12は、直流出力の
電流が第2図に示す第3電流Ia3、すなわち非定
電流制御領域Aの第2電流Ia2より大きな所定の
第3電流Ia3の検出信号が入力されたときに出力
がHになる。
電流が第2図に示す第3電流Ia3、すなわち非定
電流制御領域Aの第2電流Ia2より大きな所定の
第3電流Ia3の検出信号が入力されたときに出力
がHになる。
そして設定電流を増加調整する際は、前述のよ
うに第1電流Ia1が流れて第1シユミツト回路1
0の出力がHになるとともに、第2、第3シユミ
ツト回路11,12の出力がローレベル(以下L
と称する)になるため、各シユミツト回路10〜
12の出力が入力される第1アンドゲート13、
ナンドゲート14の出力がそれぞれL,Hにな
り、第1アンドゲート13に接続された第1イン
バータ15の出力がHになる。
うに第1電流Ia1が流れて第1シユミツト回路1
0の出力がHになるとともに、第2、第3シユミ
ツト回路11,12の出力がローレベル(以下L
と称する)になるため、各シユミツト回路10〜
12の出力が入力される第1アンドゲート13、
ナンドゲート14の出力がそれぞれL,Hにな
り、第1アンドゲート13に接続された第1イン
バータ15の出力がHになる。
また、第1シユミツト回路10、ナンドゲート
14、後述の第3インバータの出力が入力される
第2アンドゲート16の出力がHになるととも
に、第2アンドゲート16に接続されたオープン
コレクタの第2インバータ17の出力がLにな
る。
14、後述の第3インバータの出力が入力される
第2アンドゲート16の出力がHになるととも
に、第2アンドゲート16に接続されたオープン
コレクタの第2インバータ17の出力がLにな
る。
さらに、ナンドゲート14、第2シユミツト回
路11の出力が入力される第3アンドゲート18
の出力がLになるとともに、第3アンドゲート1
8に接続されたオープンコレクタの第3インバー
タ19の出力がHになる。
路11の出力が入力される第3アンドゲート18
の出力がLになるとともに、第3アンドゲート1
8に接続されたオープンコレクタの第3インバー
タ19の出力がHになる。
ところで第1インバータ15の出力端子とリレ
ー駆動用正電源端子20との間に第1リレー21
が設けられるとともに、第2インバータ17と電
源端子20との間に第2リレー22、後述の第3
リレーの常閉接点23aの直列回路が設けられ、
かつ、第3インバータ19の出力端子と電源端子
20との間に第3リレー23、第2リレー22の
常閉接点22aの直列回路が設けられている。
ー駆動用正電源端子20との間に第1リレー21
が設けられるとともに、第2インバータ17と電
源端子20との間に第2リレー22、後述の第3
リレーの常閉接点23aの直列回路が設けられ、
かつ、第3インバータ19の出力端子と電源端子
20との間に第3リレー23、第2リレー22の
常閉接点22aの直列回路が設けられている。
そして第1、第3インバータ15,19の出力
がH、第2インバータ17の出力がLになるた
め、第2リレー22のみが通電されて常閉接点2
2aが開路する。
がH、第2インバータ17の出力がLになるた
め、第2リレー22のみが通電されて常閉接点2
2aが開路する。
一方、モータ7の一端が第2リレー22の第1
常開接点22b、第1リレー21の常閉接点21
aを介してモータ駆動電源24の正端子に接続さ
れるとともに、モータ7の他端が第2リレー22
の第2常開接点22b′を介して電源24の負端子
に接続され、さらに、モータ7の他端と常閉接点
21aとの間に第3リレー23の第1常開接点2
3bが設けられるとともに、モータ7の一端と電
源24の負端子との間に第3リレー23の第2常
開接点23b′が設けられている。
常開接点22b、第1リレー21の常閉接点21
aを介してモータ駆動電源24の正端子に接続さ
れるとともに、モータ7の他端が第2リレー22
の第2常開接点22b′を介して電源24の負端子
に接続され、さらに、モータ7の他端と常閉接点
21aとの間に第3リレー23の第1常開接点2
3bが設けられるとともに、モータ7の一端と電
源24の負端子との間に第3リレー23の第2常
開接点23b′が設けられている。
そこで第2リレー22が通電されると常開接点
22b,22b′が閉路し、電源24の正端子から
モータ7の一端、他端を介して電源24の負端子
に電流が流れ、モータ7が正転駆動される。
22b,22b′が閉路し、電源24の正端子から
モータ7の一端、他端を介して電源24の負端子
に電流が流れ、モータ7が正転駆動される。
さらに、モータ7の正転駆動により設定器6の
抵抗値が可変され、このとき、設定器6の抵抗値
が設定電流の増加する方向に変化する。
抵抗値が可変され、このとき、設定器6の抵抗値
が設定電流の増加する方向に変化する。
そしてアダプタ8を取り外すと、シユミツト回
路10〜12に入力される検出信号が第1電流
Ia1の検出信号より小さくなり、各シユミツト回
路10〜12の出力がLになつて各インバータ1
5,17,19の出力がHになり、第2リレー2
2の通電が停止して常開接点22b,22b′が開
路し、モータ7が停止保持されて設定器6の抵抗
値の変化が停止し、設定電流が増加設定される。
路10〜12に入力される検出信号が第1電流
Ia1の検出信号より小さくなり、各シユミツト回
路10〜12の出力がLになつて各インバータ1
5,17,19の出力がHになり、第2リレー2
2の通電が停止して常開接点22b,22b′が開
路し、モータ7が停止保持されて設定器6の抵抗
値の変化が停止し、設定電流が増加設定される。
そこで作業者はアダプタ8を取り外した後に、
ホルダー3に溶接棒を取り付けて試し溶接を行な
うとともに、試し溶接の結果にもとづき、設定電
流をさらに増加する場合は、ホルダー3にアダプ
タ8の第1接続端子xが、母材4にアダプタ8の
第2接続端子yがそれぞれ接続される方向にアダ
プタ8を取り付けて前述の動作をくり返す。
ホルダー3に溶接棒を取り付けて試し溶接を行な
うとともに、試し溶接の結果にもとづき、設定電
流をさらに増加する場合は、ホルダー3にアダプ
タ8の第1接続端子xが、母材4にアダプタ8の
第2接続端子yがそれぞれ接続される方向にアダ
プタ8を取り付けて前述の動作をくり返す。
つぎに、設定電流を減少調整する際は、前述の
ように第2電流Ia2が流れて第1、第2シユミツ
ト回路10,11の出力がHになり、第1、第2
インバータ15,17の出力がHとなるとともに
第3インバータ19の出力がLになり、第3リレ
ー23が通電されて電源24の正端子からモータ
7の他端、一端を介して電源24の負端子の電流
が流れる。
ように第2電流Ia2が流れて第1、第2シユミツ
ト回路10,11の出力がHになり、第1、第2
インバータ15,17の出力がHとなるとともに
第3インバータ19の出力がLになり、第3リレ
ー23が通電されて電源24の正端子からモータ
7の他端、一端を介して電源24の負端子の電流
が流れる。
そしてモータ7を流れる電流の方向が第2リレ
ー22の通電時と逆方向になり、モータ7が逆転
駆動され、設定器6の抵抗値が、設定電流の減少
する方向に変化し、設定電流が減少設定される。
ー22の通電時と逆方向になり、モータ7が逆転
駆動され、設定器6の抵抗値が、設定電流の減少
する方向に変化し、設定電流が減少設定される。
ところでホルダー3に溶接棒を取り付けて溶接
を行なう場合は、溶接開始時の直流出力の電流が
ほぼ0になつて第1電流Ia1より小さいため、各
シユミツト回路10〜12の出力がLになり、各
インバータ15,17,19の出力がHになつて
各リレー21〜23は非通電に保持され、モータ
7は停止保持される。
を行なう場合は、溶接開始時の直流出力の電流が
ほぼ0になつて第1電流Ia1より小さいため、各
シユミツト回路10〜12の出力がLになり、各
インバータ15,17,19の出力がHになつて
各リレー21〜23は非通電に保持され、モータ
7は停止保持される。
つぎに、溶接の進行に伴なつて直流出力の電流
が設定器6の抵抗値にもとづく設定電流に飛び、
このとき設定電流が第3電流Ia3以上であるため、
各シユミツト回路12の出力がHになつて第1リ
レー21が通電され、このとき常閉接点21aが
開路してモータ7の電路が切断され、モータ7は
停止保持される。
が設定器6の抵抗値にもとづく設定電流に飛び、
このとき設定電流が第3電流Ia3以上であるため、
各シユミツト回路12の出力がHになつて第1リ
レー21が通電され、このとき常閉接点21aが
開路してモータ7の電路が切断され、モータ7は
停止保持される。
すなわち、ホルダー3と母材4との間にアダプ
タ8を取り付けることにより、モータ7が正転ま
たは逆転駆動され、モータ7の回転により設定器
6の抵抗値が増減して設定電流が増減調整され、
アダプタ8を取り外すことにより設定電流の調整
設定が終了する。
タ8を取り付けることにより、モータ7が正転ま
たは逆転駆動され、モータ7の回転により設定器
6の抵抗値が増減して設定電流が増減調整され、
アダプタ8を取り外すことにより設定電流の調整
設定が終了する。
そして設定電流の増減により定電流溶接時の直
流出力の電流が可変調整され、この場合、従来の
遠隔制御ケーブルを用いることなく、アダプタ8
の遠隔制御により定電流溶接時の直流出力の電流
を調整設定することができる。
流出力の電流が可変調整され、この場合、従来の
遠隔制御ケーブルを用いることなく、アダプタ8
の遠隔制御により定電流溶接時の直流出力の電流
を調整設定することができる。
そして遠隔制御ケーブルを引き回すことなく、
アダプタ8をポケツトなどに入れて携帯するのみ
でよいため、ケーブル本数が少なくなるとともに
作業効率が向上する。
アダプタ8をポケツトなどに入れて携帯するのみ
でよいため、ケーブル本数が少なくなるとともに
作業効率が向上する。
さらに、アダプタ8を用いることにより、遠隔
制御ケーブルの断線、短絡にもとづく本体1の破
損などの生じることがなく、安全性などを高める
ことができる。
制御ケーブルの断線、短絡にもとづく本体1の破
損などの生じることがなく、安全性などを高める
ことができる。
なお、前記実施例ではアダプタ8を第1、第2
抵抗R1,R2および第1、第2ダイオードD
1,D2により形成し、設定電流の増加調整時と
減少調整時とにアダプタ8の取り付け方向を逆に
したが、アダプタ8を第4図aに示すように、切
換スイツチS1と第1、第2抵抗R1,R2とに
より形成し、増加調整時と減少調整時とにスイツ
チS1を切り換えるようにすれば、取り付け方向
を変える必要もない。
抵抗R1,R2および第1、第2ダイオードD
1,D2により形成し、設定電流の増加調整時と
減少調整時とにアダプタ8の取り付け方向を逆に
したが、アダプタ8を第4図aに示すように、切
換スイツチS1と第1、第2抵抗R1,R2とに
より形成し、増加調整時と減少調整時とにスイツ
チS1を切り換えるようにすれば、取り付け方向
を変える必要もない。
また、アダプタ8は、第4図bに示すように、
切換スイツチS2とタツプ付抵抗または可変抵抗
からなる第3抵抗R3とにより形成することがで
きるとともに、同図cに示すように、時限スイツ
チS3と第4、第5抵抗R4,R5とにより形成
することもできる。
切換スイツチS2とタツプ付抵抗または可変抵抗
からなる第3抵抗R3とにより形成することがで
きるとともに、同図cに示すように、時限スイツ
チS3と第4、第5抵抗R4,R5とにより形成
することもできる。
さらに、モータ駆動制御部9の第1ないし第3
リレー21〜23の代わりにサイリスタなどの半
導体を用いてモータ7の電流方向を切り換えるこ
とも可能である。
リレー21〜23の代わりにサイリスタなどの半
導体を用いてモータ7の電流方向を切り換えるこ
とも可能である。
そして前記実施例では溶接棒を用いた手溶接に
適用したが、自動溶接などの種々の溶接に適用で
きるのは勿論である。
適用したが、自動溶接などの種々の溶接に適用で
きるのは勿論である。
図面はこの考案の直流アーク溶接機の出力調整
装置の実施例を示し、第1図は1実施例の結線
図、第2図は直流出力の電流と電圧との関係説明
図、第3図は調整アダプタの詳細な結線図、第4
図a〜cはそれぞれ調整アダプタの他の例の結線
図である。 1……直流アーク溶接機本体、3……電極ホル
ダー、4……母材、5……電流検出器、6……出
力可変設定器、7……モータ、8……調整アダプ
タ、9……モータ駆動制御部。
装置の実施例を示し、第1図は1実施例の結線
図、第2図は直流出力の電流と電圧との関係説明
図、第3図は調整アダプタの詳細な結線図、第4
図a〜cはそれぞれ調整アダプタの他の例の結線
図である。 1……直流アーク溶接機本体、3……電極ホル
ダー、4……母材、5……電流検出器、6……出
力可変設定器、7……モータ、8……調整アダプ
タ、9……モータ駆動制御部。
Claims (1)
- 電極ホルダーと母材との間に直流出力を供給
し、該直流出力の電流が非定電流制御領域から定
電流制御領域の設定電流に増加するまでの間前記
直流出力をほぼ定電圧制御するとともに、前記直
流出力の電流が前記設定電流に増加したときに定
電流溶接を行なう直流アーク溶接機の出力調整装
置において、出力調整時に前記ホルダーと前記母
材との間に着脱自在に取り付けられ、前記直流出
力の供給にもとづき前記非定電流制御領域の所定
の第1電流と該第1電流より大きな所定の第2電
流とが択一的に流れる調整アダプタと、前記ホル
ダーと前記母材との間の電流に比例した検出信号
を出力する電流検出器と、前記第1電流の検出信
号によりモータを正転駆動するとともに前記第2
電流の検出信号により前記モータを逆転駆動し、
かつ前記第1電流より小電流の検出信号および前
記第2電流より大きな前記非定電流制御領域の所
定の第3電流以上の電流の検出信号により前記モ
ータを停止保持するモータ駆動制御部と、前記モ
ータの正転により前記設定電流を増加可変すると
ともに、前記モータの逆転により前記設定電流を
減少可変する出力可変設定器とを備えた直流アー
ク溶接機の出力調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16768983U JPS6074852U (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 直流ア−ク溶接機の出力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16768983U JPS6074852U (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 直流ア−ク溶接機の出力調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6074852U JPS6074852U (ja) | 1985-05-25 |
JPH0227983Y2 true JPH0227983Y2 (ja) | 1990-07-27 |
Family
ID=30366803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16768983U Granted JPS6074852U (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 直流ア−ク溶接機の出力調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6074852U (ja) |
-
1983
- 1983-10-28 JP JP16768983U patent/JPS6074852U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6074852U (ja) | 1985-05-25 |
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