JPH02279839A - 建設機械の油圧駆動制御装置 - Google Patents

建設機械の油圧駆動制御装置

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JPH02279839A
JPH02279839A JP1325326A JP32532689A JPH02279839A JP H02279839 A JPH02279839 A JP H02279839A JP 1325326 A JP1325326 A JP 1325326A JP 32532689 A JP32532689 A JP 32532689A JP H02279839 A JPH02279839 A JP H02279839A
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    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2232Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps
    • E02F9/2235Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps including an electronic controller

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建設機械の油圧駆動制御装置に係わり、特に、
油圧ショベル等の建設機械において、油圧ポンプの吐出
圧力を複数のアクチュエータの負荷圧力のうちの最高圧
力よりも一定値だけ高くなるよう油圧ポンプの容量を制
御するロードセンシングシステムを備えた油圧駆動制御
装置に関する。
〔従来の技術〕
建設機械、例えば油圧ショベルにおいては、1つまたは
複数の油圧ポンプが搭載され、当該油圧ポンプから吐出
される圧油により、ブームシリンダ、アームシリンダ、
バケットシリンダ、旋回モータ、左右の走行モータ等の
アクチュエータが駆動される。これら各アクチュエータ
と油圧ポンプとの間にはそれぞれ方向切換弁が設けられ
ており、オペレータが油圧ショベルの運転席に備えられ
る各アクチュエータの操作レバーを任意に操作すること
により前記方向切換弁がこれに応じて作動し、油圧ポン
プからアクチュエータへの圧油の流れが制御され、ひい
てはアクチュエータの動作が制御され、これにより油圧
ショベルの所期の作業が達成される。
このようなアクチュエータの駆動制御には種々の方式が
提案されているが、それらの1つに、例えば特開昭60
−11706号公報(USP4617854に対応)に
示されているロードセンシングシステムがある。このロ
ードセンシングシステムは、アクチュエータの駆動制御
中、油圧ポンプの吐出圧力がアクチュエータの負荷圧力
のうちの最高圧力よりも一定値だけ高くなるように油圧
ポンプの容量を制御するものであり、これにより最小の
吐出量でアクチュエータを駆動し、経済的な運転を可能
にしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようにロードセンシングシステムは建設機械の油圧
駆動制御装置としては極めて優れている。
しかしながら、このシステムでは、操作レバーに応じて
アクチュエータの駆動圧力を制御することができないた
め、例えば慣性の大きな部材を駆動するアクチュエータ
の駆動制御に当該ロードセンシングシステムを適用した
場合、次のような不都合を生じる。
すなわち、例えば大きな慣性体である油圧ショベルの旋
回体を駆動する旋回モータを緩加速しようとする場合、
操作レバーをわずかな量だけ操作しても、油圧ポンプの
吐出圧力が旋回モータの負荷圧力よりも一定値だけ高く
なるようにポンプ容量が制御されるので、負荷圧力が旋
回用のリリーフ圧力に達するまでポンプ吐出圧力は急激
に上昇し、このため、旋回モータには高いリリーフ圧力
が加わり、旋回モータは緩加速しようとしたにも係わら
ず急加速され、オペレータの意図とは異なる動作を生じ
、極めて危険である。また、大量の圧油がリリーフされ
るため、大きな動力損失が生じる。
同様の現象は他のアクチュエータにおいても生じる。例
えば、油圧ショベルの作業においては掘削した箇所にパ
ケットを柔らかく押付けて地面を均らす作業があるが、
この場合も駆動圧力の調整ができないため、作業部材は
地面に強く押付けられて所期の作業が実行困難となり、
かつ大きな動力損失が生じる。
本発明の目的は、ロードセンシングシステムの特徴を生
かしながら、アクチュエータの駆動圧力9調整を可能と
し、所期の動作を行わせることのできる建設機械の油圧
駆動制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段および作用〕上記目的を達
成するため、本発明は、少なくとも1第の可変容量型の
油圧ポンプと、この油圧ポンプの圧油により駆動される
複数のアクチュエータと、操作手段の操作量に応じて駆
動され、前記複数のアクチュエータをそれぞれ制御する
方向切換弁と、前記油圧ポンプの吐出圧力を検出する手
段と、前記複数のアクチュエータの負荷圧力のうちの最
高圧力を選択する手段と、前記吐出圧力と前記最高負荷
圧力との差圧が規定圧力になるように前記油圧ポンプの
容量を制御する第1の制御手段とを備えた建設機械の油
圧駆動制御装置において、前記油圧ポンプの吐出圧力が
所定の値になるように前記油圧ポンプの容量を制御する
第2の制御手段と、前記油圧ポンプの容量の制御モード
を選択し、対応する指令信号を出力する第1の指令手段
と、前記第1の指令手段からの指令信号に応じて前記第
1および第2の制御手段の一方を選択する第1の選択手
段とを設けたことを特徴とする建設機械の油圧駆動制御
装置が提供される。
このように構成した本発明の装置においては、第1の指
令手段の指令信号が第1の制御手段による制御モードを
選択する信号であるときには、第1の選択手段は第1の
制御手段を選択し、吐出圧力と最高負荷圧力との差圧が
規定圧力になるように油圧ポンプの容量を制御する。す
なわち、本来のロードセンシング制御が行われる。第1
の指令手段の指令信号が第2の制御手段による制御モー
ドを選択する信号であるときには、第1の選択手段は第
2の制御手段を選択し、油圧ポンプの吐出圧力が所定の
値になるように油圧ポンプの容量を制御する。すなわち
、圧力制御モードでポンプ容量が制御される。このため
、これに対応してアクチュエータの駆動圧力が制御され
、アクチュエータの加速度または押付は力が制御される
。  ゛伴本発明の装置は、好ましくは、前記所定のア
クチュエータに対する操作手段が操作されたかどうかを
判断し、操作されたときに前記第2の制御手段を選択し
、その他のアクチュエータに対する操作手段が操作され
たときに前記第1の制御手段を選択する第2の選択手段
をさらに有している。これにより所定のアクチュエータ
に対してのみ圧力制御モードでポンプ容量が制御される
前記第2の制御手段は、前記操作手段の操作量が増大す
るにしたがって増大するよう目標圧力を設定した第1の
設定手段を有し、この第1の°設定手段から操作量に対
応した目標圧力を求め、この目標圧力を前記所定の値と
してもよい。これにより、圧力制御モードでポンプ容量
を制御するとき、操作手段の操作量に応じたポンプ吐出
圧力が設定され、操作手段の操作量に応じたアクチュエ
ータの駆動圧力または押圧力の制御が行える。
また、前記第2の制御手段は一定の目標圧力を設定した
第2の設定手段を有し、この第2の設定手段に設定した
一定の目標値を前記所定の値としてもよい。
さらに、本発明の装置は前記油圧ポンプの吐出圧力の目
標値を選択し、対応する指令信号を出力する第2の指令
手段をさらに有し、前記第2の制御手段は、前記第2の
指令手段からの指令信号に応じて変化するよう目標圧力
を設定した第3の設定手段を有し、この第3の設定手段
から前記指令信号に対応した目標圧力を求め、この目標
圧力を前記所定の値としてもよい。これにより、圧力制
御モードでポンプ容量を制御するとき、オペレータによ
、るポンプ吐出圧力の任意の設定が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
本発明の第1の実施例に係わる油圧ショベルの油圧駆動
制御装置を示す第1図において、la。
1bは油圧ショベルに搭載された2台の可変容量型の主
油圧ポンプであり、1cはパイロット圧油等の2次的な
圧油を供給する固定容量型の補助油圧ポンプである。油
圧ポンプla、lbは押しのけ容積可変機構(以下、斜
板で代表する)2a。
2bを有し、斜板2a、2bはポンプ容量操作機構3a
、3bにより操作される。ポンプ容量操作機構3a、3
bはそれぞれ斜板2a、2bに連結されたシリンダ3a
1.3btおよびシリンダ3a1.3blを駆動制御す
る制御弁3a2,3b2で構成されている。
油圧ポンプ1a。1bから吐出された圧油はアクチュエ
ータ5al、5a2,5a3および5b1.5b2.5
b3に供給され、これらアクチュエータを駆動する。ア
クチュエータ5alは具体的にはブームシリンダであり
、同様にアクチュエータ5a2,5a3は左右の走行モ
ータ、アクチュエータ5bl、5b2はそれぞれアーム
シリンダおよびパケットシリンダ、アクチュエータ5b
3は旋回モータである。アクチュエータ5al。
5a2.5a3に供給される圧油の流量および流れ方向
は方向切換弁6al 、6a2.6a3により制御され
、アクチュエータ5b1.5b2.5b3に供給される
圧油の流量および流れ方向は方向切換弁6bl、6b2
,6b3により制御される。方向切換弁6al 、6a
2.6a3および6bl、6b2.6b3の上流側には
圧力補償弁7a l T  7 a 2 +  7 a
 3および7bl、7b2,7b3が設置され、それぞ
れ対応する方向切換弁の前後差圧を一定に制御する。
方向切換弁6al〜6b3に関連して、操作レバー8c
l、8c2,8c3および8dl、8d2.8d3によ
り操作される油圧パイロット弁8al、8a2.8a3
および8b1.8b2.8b3が設けられており、それ
ぞれ操作レバーの操作方向および操作量に応じたパイロ
ット圧力を、対応する方向切換弁5al〜5b3のパイ
ロットポートに負荷し、それら方向切換弁を駆動する。
主ポンプla、lbからの圧油が吐出される主回路およ
び補助ポンプ1cからの圧油が吐出されるパイロット回
路にはそれぞれ回路の最高圧力を規定するリリーフ弁9
a、9bが設けられている。
また、走行モータ5a2,5a3及び旋回モータ5b3
にはそれぞれ走行の最高圧力および旋回の最高圧力を規
定するリリーフ弁Loaf、10a2、10bl、 1
0b2.10c1.10c2がそれぞれ設けられている
方向切換弁6al〜6b3にはシャトル弁11al、1
1a2,1lb1.11b2.1labが図示のごとく
接続しである。シャトル弁11a1はアクチュエータ5
 at +  5 a2の負荷圧力のうちの高い方の圧
力を選択し、シャトル弁11a2はシャトル弁11al
で選択された圧力とアクチュエータ5a3の負荷圧力の
うちの高い方の圧力を選択し、シャトル弁11blはア
クチュエータ5b1.5b2の負荷圧力のうちの高い方
の圧力を選択し、シャトル弁11b2はシャトル弁11
blで選択された圧力とアクチュエータ5b3の負荷圧
力のうちの高い方の圧力を選択し、シャトル弁abはシ
ャトル弁11a2,11b2で選択された圧力のうちの
高い方の圧力を選択する。
結局、シャトル弁11abではアクチュエータ581〜
5b3の負荷圧力のうちの最高圧力が選択される。
以上のように構成された油圧回路には、油圧ポンプ1 
a e  1 bの容量(斜板2a、2bの傾転量)を
検出するポンプ容量検出器13a、13b、操作レバー
8cl〜8d3の操作量として油圧パイロット弁8al
〜8b3の出力であるパイロット圧力を検出する操作指
令検出器15a1〜15b3、油圧ポンプla、lbの
吐出圧力を検出する吐出圧力検出器16a、16b、シ
ャトル弁11abで選択された最高負荷圧力を検出する
負荷圧力検出器17を含むセンサ群が設けられている。
また、オペレータにより操作され、油圧ポンプ1a、l
bを通常のロードセンシング制御モードと特別な圧力制
御モードのいずれで制御するかを選択する選択指令器1
8が設けられている。センサ群からの検出信号および選
択指令器18からの指令信号は制御部20に入力され、
制御部20ではこれら信号に基づいて所要の演算を行い
、ポンプ容量操作機構3a、3bの制御弁3a2,3b
2に所要の指令信号を出力する。
制御部20はマイクロコンピュータで構成され、第2図
に示すように、入力用のA/Dコンバータ20a1中央
演算装置(CPU)20.b、制御手順のプログラムを
格納するリードオンリーメモリ(ROM)20 c、演
算途中の数値を一時記憶するランダムアクセスメモリ(
RAM)20d、出力用のI10インタフェイス20e
および増幅器20g、20hを備えている。
制御部20は、センサ群13a、13b、15a1〜1
5b3,16a、16b、17からの検出信号および選
択指令器18からの指令信号をA/Dコンバータ20a
でデジタル信号に変換し、これらデジタル信号からRO
M20 cに格納された制御手順プログラムに基づいて
CPU20bで油圧ポンプ1の容量制御のための指令値
を演算し、これをI10インターフェイス20eを経て
増幅器20g、20hからポンプ容量操作機構3a。
3bの制御弁3a2,3b2に出力する。
以下、第3図に示すROM20cに格納された制御手順
プログラムのフローチャートに従い、本実施例の動作を
説明する。
今、オペレータがアクチュエータ5al〜5b3のうち
の1つまたは複数を駆動すべく、操作レバー8al〜8
d3の対応するものを操作すると、その操作方向および
操作量に応じて油圧パイロット弁8al〜8a3の対応
するものからパイロット圧力が出力され、方向切換弁6
al〜6b3の対応するものを操作レバーの操作方向お
よび操作量に応じて開く。これにより、油圧ポンプla
1bの圧油が圧力補償弁7al〜7b3および方向切換
弁6al〜6b3を経てアクチュエータ5at〜5b3
の対応するものに供給される。これらの供給量は方向切
換弁6al〜6b3のオリフィス開口面積に比例し、こ
の流量に比例した速度でアクチュエータが駆動される。
このとき、複合操作により複数のアクチュエータが同時
に駆動される場合、方向切換弁の前後差圧は圧力補償弁
7a1〜7b3により一定に保持されるので、油圧ポン
プla、lbから吐出された圧油は方向切換弁のオリフ
ィス開口面積の比率に応じて分流され、低負荷アクチュ
エータへの供給流量の片寄りが阻止される。
一方、制御部20は、ポンプ容量検出器13a。
13b1操作指令検出器15al 〜15b3 、吐出
圧力検出器16a、tab、負荷圧力検出器17からの
検出信号および選択指令器18からの指令信号を入力す
る(第3図に示す手順Sl)。次いで、選択指令器18
の信号が圧力制御モードを選択する信号であるか否かを
判断する(手順S2)。選択指令器18が操作されてお
らず、圧力制御モードが選択されていない場合、すなわ
ち、通常のロードセンシング制御モードが選択されてい
る場合、処理は手順S3に移る。
手順S3では、吐出圧力検出器16a、16bで検出さ
れた油圧ポンプ1a、1bの吐出圧力の平均値と最高負
荷圧力との差圧(この差圧をΔPLSで表わす)が規定
値ΔP LSOより大きいか否かを判断する。差圧ΔP
LSが規定値ΔP LSOを越えている場合には、ポン
プ容量操作機構3a、3bの制御弁3a2,3b2に対
してポンプ容量吐出量を減少させる指令信号を出力する
(手順84)。
一方、手順S3で差圧ΔPLSが規定値ΔP l、SO
以下であると判断されたとき、すなわち、油圧ポンプl
a、lbの吐出容量が不足していると判断されたときに
は、−旦、ポンプ吐出容量が所定値、例えば原動機の特
性上制限される最大容量に達しているか否かを判断する
(手順S5)。この判断は、ポンプ容量検出器13a、
13bの検出信号に基づき、斜板2a、2bの傾転量が
当該所定値に達したか否かを見ることによりなされる。
手順S5で、ポンプ吐出容量が所定値に達していると判
断された場合には、これ以上の吐出容量の増大は望めな
いので、制御弁3a2.3b2に対して油圧ポンプ1a
、1bの容量をそれまでの容量のままに固定する指令信
号が出力される(手順36)。また、ポンプ吐出容量が
所定値に達していない場合には、制御弁3a2.3b2
に対してポンプ吐出容量を増加させる指令信号が出力さ
れる(手順87)。手順S4.S7の処理におけるポン
プ吐出容量の減少量および増加量は、いずれも予め定め
られた単位量とされる。以上、手順Sl −37の繰返
によりロードセンシング制御モードでアクチュエータの
駆動制御が実行される。
一方、油圧ショベルのオペレータが例えば旋回体を緩加
速させたい場合、オペレータは選択指令器18を操作す
る。制御部20は、上記手順Sl〜S7の繰り返しにお
いて手順S2で選択指令器18が操作されたこと、すな
わち、圧力制御モードが選択されたことを判断する。こ
の場合、処理は手順S8に移る。
手順S8では、操作指令検出器15al〜151)3か
らの信号を見ており、予め定められているアクチュエー
タ、例えば旋回モータ5b3の操作レバー8d3が操作
されたか否かを判断する。当該操作レバーが操作されて
いない場合には、処理は手順S3に移り、上述したロー
ドセンシング制御モードでの駆動制御が実行される。手
順S8で旋回モータの操作レバーが操作されたと判断さ
れると、操作指令検出器15b3で検出された操作指令
信号に対応する目標圧力P「が求められる(手順S9)
。本実施例では、第3図に示すように操作指令信号が増
大するにしたがって目標圧力P+が増大するような操作
指令信号と目標圧力P「との関係が予め設定してあり、
この関数関係は第2図に示したROM20cに記憶させ
、このROM20cから検出された操作指令信号に対応
する目標圧力Prが取り出される。
次いで、吐出圧力検出器16a、16bの検出信号から
現在の吐出圧力を読み出し、この吐出圧力が上述の目標
圧力P「より大きいか否かを判断する(手順S1.0)
。現在の吐出圧力が目標圧力Prより大きい場合、ポン
プ容量操作機構3a、3bの制御弁3a2.3b2に対
してポンプ吐出容量を減少させる指令信号が出力される
(手順811)。また、吐出圧力が目標圧力Pr以下で
ある場合には、手順$5におけると同様に油圧ポンプl
a。
1bの吐出容量が所定値に達しているか否かを判断しく
手順512)、吐出容量が所定値に達している場合、制
御弁3a2.3b2に対してポンプ吐出容量をそのまま
固定しておく指令信号が出力される(手順513)。さ
らに、吐出容量が所定値に達していない場合には、制御
弁3a2.3b2に対して吐出容量を増大させる指令信
号が出力される(手順514)。手順S11. 314
の処理における吐出容量の減少量および増加量は予め定
められた単位量とされる。
選択指令器18による圧力制御モードの選択が解除され
ない限り、手順89〜814の処理が繰り返され、旋回
モータ5b3の駆動に際して油圧ポンプla、lbに対
する圧力制御モードでの容量制御が実行される。そして
、この圧力制御モードでの制御により、油圧ポンプla
、lbの吐出圧力は操作レバー8d3の操作量に応じた
圧力とされ、旋回モータ5b3の駆動圧力もこれに対応
して適正な圧力に保たれる。すなわち、操作レバー8d
3の操作量を小さくすることにより旋回モータ5b3の
駆動圧力も小さくなり、旋回モニタ5b3の緩加速が可
能となる。その結果、ロードセンシング制御モードで制
御した場合のように、駆動圧力が旋回用のリリーフ弁1
0cl、10c2の規定圧力にまで上昇し、旋回モータ
が急加速されることが防止される。
選択指令器18による圧力制御モードに選択が解除され
ると、これが手順S2の処理により判断され、以後、手
順83〜S7の処理による通常のロードセンシング制御
モードによる制御に復帰する。
このようの本実施例では、油圧ショベルのオペレータが
、選択指令器により任意にロードセンシング制御モード
と圧力制御モードとを選択できるようにしたので、旋回
モータのように大きな慣性体を駆動するアクチュエータ
をオペレータの意図にしたがって正確に動作させること
ができる。
本発明の他の実施例を第1図および第4図により説明す
る。
本実施例の駆動制御装置は、第1図に二点鎖線で示すよ
うに、油圧ポンプla、lbの吐出圧力の目標値を選択
し、指令信号を出力する第2の選択指令器19をさらに
備えている。
第4図において、制御部20は、ポンプ容量検出器13
 a、  13 b、操作指令検出器15a1〜15b
3、吐出圧力検出器16 a、16 bs負荷圧力検出
器17からの検出信号および選択指令器18からの指令
信号に加えて、第2の選択指令器19からの指令信号を
入力する(第4図に示す手順515)。次いで、選択指
令器18の信号が圧力制御モードを選択する信号である
か否かを判断する(手順82)。選択指令器18が操作
されておらず、圧力制御モードが選択されていない場合
、すなわち、通常のロードセンシング制御モードが選択
されている場合、処理は手順S3に移り、手順S3〜S
7の処理による通常のロードセンシング制御モードによ
る制御が実行される。選択指令器18が操作されている
ときには、処理は手順S8に移り、所定のアクチュエー
タに対する操作レバーが操作されたか否かを判断する。
所定のアクチュエータに対する操作レバーが操作されて
いないときには、処理は手順S3に移り、上述した手順
S3〜S7による制御が実行される。
手順S8で所定のアクチュエータに対する操作レバーが
操作されたと判断されると、手順816に移り、その所
定のアクチュエータにブームシリンダ5alと旋回モー
タ5b3が含まれているかどうかを判断する。ここで、
ブームシリンダ5alと旋回モータ5b3が含まれてい
るとき、例えばブーム上げと旋回の複合操作のときには
、これらアクチュエータに対する操作レバーの操作量、
すなわち、操作指令検出器で検出された操作指令信号に
係わらず一定の目標圧力Prが求められる(手順517
)。この目標圧力Prはブーム上げと旋回の複合操作に
最適の値を予め設定したものであり、第2図に示したR
OM20 cに記憶しである。以後、手順SIO〜S1
4の処理が行われ、油圧ポンプla、lbの吐出容量が
制御される。これにより、ブーム上げと旋回の複合操作
において、油圧ポンプla、lbの吐出圧力が目標圧力
P「になるように制御され、駆動圧力もこれに対応して
一定に制御される。その結果、旋回モータ5b3はその
駆動圧力に応じた割合で加速され、急加速のない適切な
ブーム上げと旋回の複合操作が行われる。
手順S16において、ブームシリンダ5al と旋回モ
ータ5b3が含まれていないと判断されたときには手順
S18に移り、所定のアクチュエータにブームシリンダ
5alとアームシリンダ5blが含まれているか否かを
判断する。ここで、ブームシリンダ5alとアームシリ
ンダ5blが含まれているとき、例えば地面の均らし作
業のためのブームとアームの複合操作のときには、第2
の選択指令器19からの指令信号に対応する目標圧力P
rが求められる(手順S 19)。この目標圧力P「は
第4図に示すように第2の選択指令器19で選択した吐
出圧力の目標値に対応し、操作指令信号に係わらず一定
である。この関数関係も第2図に示したROM20 C
に記憶しである。
以後、同様に手順SIO〜S14の処理が行われ、油圧
ポンプla、lbの吐出容量が制御される。
これにより、ブームとアームの複合操作による地面の均
らし作業において、油圧ポンプla、lbの吐出圧力が
目標圧力Ptになるように制御され、駆動圧力もこれに
対応して制御されるので、パケットの背部を地面に押付
ける力が過大にならず、第2の選択指令器19の選択に
応じた適切な押付は力で地均らし作業を行うことができ
る。また、この押付は力は第2の選択指令器19の操作
により任意に設定することができる。
手順818において、ブームシリンダ5al とアーム
シリンダ5blが含まれていないと判断されたとき、例
えば旋回モータ5b3に対する操作レバー8d3のみが
操作されているときには手順S20に移り、操作指令検
出器15b3で検出された操作指令信号に係わらず一定
の目標圧力Prが求められる。この目標圧力P+ も第
2図に示したROM20 cに記憶しである。以後、同
様に手順810〜S14の処理が行われ、油圧ポンプ1
a、1bの吐出容量が制御される。これにより、油圧ポ
ンプla、lbの吐出圧力が目標圧力P+になるように
制御され、駆動圧力もこれに対応して一定に制御される
。その結果、旋回モータ5b3はその駆動圧力に応じた
適切な割合で加速され、急加速されることが防止される
したがって、本実施例においても、油圧ショベルのオペ
レータが、選択指令器により任意にロードセンシング制
御モードと圧力制御モードとを選択できるので、旋回モ
ータの適切な駆動が可能である。また、ブーム上げと旋
回の複合操作においては、その複合操作に最適の駆動圧
力が得られる。
さらに、ブームとアームを含む複合操作においては第2
の選択指令器19を操作することにより外部から吐出圧
力の目標値を任意に設定することができるので、例えば
地面の均らし作業を行うときには、所望の押付は力でパ
ケットを地面に押付けることができ、適切な均らし作業
が行える。
なお、以上の実施例では、建設機械として油圧ショベル
を、アクチュエータとして旋回モータ、ブームシリンダ
、アームシリンダを例示し、説明したが、これに限られ
ることはなく、本発明は他の建設機械およびアクチュエ
ータに対しても適用可能である。
また、常時圧力制御モードにより制御されるべきアクチ
ュエータが定まっている場合には、当該アクチュエータ
の操作レバーの握り部に選択指令器を設け、握り部を握
ると同時に選択指令機が作動するようにしておけば、制
御部内における所定のアクチュエータが操作されたか否
かの判断を行う処理は不要となる。
さらに、ポンプ吐出圧力と最高負荷圧力と別々に検出し
て、制御部内で差圧を求めるのではなく、差圧を直接検
出する差圧センサを設けてもよく、差圧センサの使用は
検出精度を高めるのに好都合である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ロードセンシング制御による経済的な
運転が可能であると共に、必要に応じ圧力制御モードで
の運転に切換え、アクチュエータの加速力または押付力
を任意に調整し、エネルギ損失のない所期の動作を行わ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる油圧ショベルの駆動
制御装置の系統図であり、第2図は第1図に示す制御部
に構成を示す図であり、第3図は第1図に示す装置の動
作を説明するフローチャートであり、第4図は本発明の
他の実施例に係わる油圧ショベルの駆動制御装置の動作
を説明するフローチャートである。 符号の説明 la、lb・・・油圧ポンプ 5al〜5b3・・・アクチュエータ 5a1〜6b3・・・方向切換弁 8al〜8b3・・・油圧パイロット弁(操作手段)1
1・・・シャトル弁(最高負荷圧力選択手段)16a、
16b・・・吐出圧力検出器 17・・・負荷圧力検出器 18・・・選択指令器(第1の指令手段)19・・・選
択指令器(第2の指令手段)20・・・制御部(第1お
よび第2の制御手段)第1図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1台の可変容量型の油圧ポンプと、こ
    の油圧ポンプの圧油により駆動される複数のアクチュエ
    ータと、操作手段の操作量に応じて駆動され、各アクチ
    ュエータを制御する方向切換弁と、前記油圧ポンプの吐
    出圧力を検出する手段と、前記各アクチュエータの負荷
    圧力のうち最高圧力を選択する手段と、前記吐出圧力と
    前記最高負荷圧力との差圧が規定圧力になるように前記
    油圧ポンプの容量を制御する第1の制御手段とを備えた
    建設機械の油圧駆動制御装置において、前記油圧ポンプ
    の吐出圧力が所定の値になるように前記油圧ポンプの容
    量を制御する第2の制御手段と、 前記油圧ポンプの容量の制御モードを選択し、対応する
    指令信号を出力する第1の指令手段と、前記第1の指令
    手段からの指令信号に応じて前記第1および第2の制御
    手段の一方を選択する第1の選択手段と を設けたことを特徴とする建設機械の油圧駆動制御装置
  2. (2)請求項1記載の建設機械の油圧駆動制御装置にお
    いて、 前記アクチュエータの所定のものに対する操作手段が操
    作されたかどうかを判断し、操作されたときに前記第2
    の制御手段を選択し、その他のアクチュエータに対する
    操作手段が操作されたときに前記第1の制御手段を選択
    する第2の選択手段をさらに設けたことを特徴とする建
    設機械の油圧駆動制御装置。
  3. (3)請求項1記載の建設機械の油圧駆動制御装置にお
    いて、前記第2の制御手段は、前記操作手段の操作量が
    増大するにしたがって増大するよう目標圧力を設定した
    第1の設定手段を有し、この第1の設定手段から操作量
    に対応した目標圧力を求め、前記所定の値を決定するこ
    とを特徴とする建設機械の油圧駆動制御装置。
  4. (4)請求項1記載の建設機械の油圧駆動制御装置にお
    いて、前記第2の制御手段は一定の目標圧力を設定した
    第2の設定手段を有し、この一定の目標値を前記所定の
    値とすることを特徴とする建設機械の油圧駆動制御装置
  5. (5)請求項1記載の建設機械の油圧駆動制御装置にお
    いて、前記油圧ポンプの吐出圧力の目標値を選択し、対
    応する指令信号を出力する第2の指令手段をさらに設け
    、前記第2の制御手段は、前記第2の指令手段からの指
    令信号に応じて変化するよう目標圧力を設定した第3の
    設定手段を有し、この第3の設定手段から前記指令信号
    に対応した目標圧力を求め、前記所定の値を決定するこ
    とを特徴とする建設機械の油圧駆動制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5238607A (en) * 1992-02-28 1993-08-24 E. I. Du Pont De Nemours And Company Photoconductive polymer compositions and their use
JPH06264474A (ja) * 1993-03-15 1994-09-20 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧建設機械
JPH09209415A (ja) * 1996-02-02 1997-08-12 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の油圧駆動装置
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