JPH02278960A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、時差のある国際間でのファクシミリ通信の
際に適用して好適なファクシミリ装置に関し、特に常に
受信間の時刻を、基準にして発信時刻表示ができるよう
にしたファクシミリ装置に関する。

［発明の背景］ 時計機能を有するファクシミリ装置では、その機能を利
用して発信時刻表示、通信管理などを行なっている。

発信時刻の表示のための時刻データは、通常発信側で挿
入される。これに対して、通信管理レポートなどは受信
側でデータが作成されてプリントアウトされるようにな
されているのが一般的である。

近年の通信網の発達により、国際的な通信網が確立され
、ファクシミリ装置によるファクシミリ通信も同様に国
際通イ３が可能になってきた。この場合、時計機能を有
したファクシミリ装置を使用してファクシミリ通イεを
行なう場合には、上述したように特に発（ｇ時刻表示は
発信元で管理されたデータを利用する関係で、発信元の
時刻が基準となっている。そのため、送信相手国との間
で時差があっても、この時差には関係なく発信元の時刻
がそのままプリントアウトされて表示されることになる
。

［発明が解決しようとする課題］ そのため、時差のある国同士でファクシミリ通信を行な
うときには、受信側では常に時差分を考慮して、現地時
間に変更した上で発信時刻を判断する必要がある。した
がって、発信時刻の判断が非常に面倒であったり、発信
時刻を誤って判断するおそれがある。

そこで、この発明ではこのような点を考慮したものであ
って、常に現地時間によって発信時刻が表示されるよう
にしたファクシミリ装置を提案するものである。

［課題を解決するための手段］ 上述した課題を解決するため、この発明においては、受
信した発信時刻データを受信国用の時刻データに変更で
きるようにしたことを特徴とするものである。

［作　用］ 発信元と受信元との間に時差があるときには、その時差
分を考慮して発信時刻が自動的に変更されて、現地時刻
が表示される。

発信時刻の変更は受信元で行なわれる。すなわち、受信
された送信国の国名コードを参照して発信国との時差を
参照し、その時差分を補った時刻（現地時刻）で、発信
時刻が表示される。

こうすれば、プリントアウトされた発信時刻は現地時間
に変更された時刻となる。

［実　施　例］ 続いて、この発明に係るファクシミリ装置の一例を、第
１図以下を参照して詳細に説明する。

第１図はファクシミリ装置に内蔵された通信制御手段の
一例を示すもので、ＣＰＵ１２は通信制御を司どるマイ
クロコンピュータである。スキャナ１４で読み取られた
画像情報は通信制御部１６を介して通信回線（電話回線
など）１８側に送出される。

通信制御部１６で受信された着信画像情報はプリンタ２
０に導かれてプリントアウトされる。２２は読み取られ
た画像情報や着信画像情報を一時スドアするためのメイ
ンメモリであり、また２４は画像情報を圧縮したり、復
元したりするための信号処理手段である。

この発明においては、これらの他に時刻テーブル２６が
設けられる。時刻テーブル２６には受信国と発信！ｉ（
複数）との間の時差データが格納されている。そして、
発信国を示すデータ（後述するカントリーコード）によ
って、発（’ｆｆｌに対する時差データが参照され、参
照された時差データと発信時刻データからＣＰＵ１２に
よって現地時刻が算出され、この現地時刻が発信時刻と
して使用される。

時刻テーブル２６はＲＯＭ構成である。

２８は国名がロゴタイプで入力されたテーブルである。

このテーブル２８は発信国名をプリントアウトできるよ
うにするための一手段である。例えば、日本から米国に
原稿を送信したときには、プリントアウトされた記録紙
には、発信元としてｒＪＡＰＡＮＪが表示される。

３０は料金テーブルである。発信相手国と発信時刻が判
れば、一箇所で通話料金を集中管理できるから、料金テ
ーブル３０があれば、非常に便利である。

テーブル２８．３０は何れもＲＯＭ構成である。

発信時刻及び発信国名は、受信した（８号中より判別で
きる。発信国名は非標準コマンド、例えば非標準機能識
別信号ＮＳＦ中に挿入される。

第２図はこのＮＳＦ信号のフォーマットの一例を示すも
ので、非標準コマンド上のイクステンドビットをオンに
して、非標準コマンドを拡張し、この拡張ファクシミリ
・インフォメーション・フィールド信号（拡張ＰＩＦ）
中に発信国名が挿入される。発信国名はコード化され、
コード化された国名、つまりカントリーコードが挿入さ
れる。

カントリーコードは前爪て仕向地ごとに宛てがわれる。

非標準コ“マントは、非標準機能設定信号ＮＳＳ、非標
準機能命令信号ＮＳＣでもよい。

第３図は、現地時刻に自動変更するための制御ルーチン
である。本例では、発信国名も表示できるようにした場
合である。

まず、受イこした信号中よりカントリーコードか判別さ
れて、受信側で予めストアされている自国のカントリー
コードと照合される（ステップ４２）。照合結果が同一
であるときには時刻の変ｔが必要ないばかりか、発信国
名の表示も必要ないから、この場合には直ちに印字処理
ステップに遷移する（ステップ５０）。

これに対して、受信したカントリーコードが受信側のカ
ントリーコードと一致しなかったときには、受（εした
カントリーコードを判別し、どの国から送４Ｂされたか
を判断する（ステップ４４）。

発信国名が判別されると、ロゴテーブル２８が参照され
て対応する発（、ｇ国名のロゴが選択される（ステップ
４６）。

受信したカントリーコードをそのまま参照コードとして
ロゴテーブル２８をアクセスし、対応する発信国名を参
照してもよい。この場合、同一国内での送受信の場合に
は、参照されるべき国名のデータとしては「Ｏ」にして
おけばよい。そうすれば、参照されても特にその国名が
印字されたりするおそれはない。同一国内では、その国
名の表示は不要だからである。

受信したカントリーコードが判別されると、次に時刻変
更処理が実行される（ステップ４８）。

すなわち、カントリーコードに基づいて発信国と受信国
との間の時差データが参照されて現地時刻が算出される
。

現地時刻への変更処理が終了すると、着信画像情報の印
字に先立って、発信国名及び現地時刻の印字処理が実行
される（ステップ５０）。したがって、受信側では記録
紙に印字された時刻によって現地時刻の何時に原稿が送
（ｇきれてきたのかを、時差を基準にして換算処理をす
るまでもなく直りに、しかも容易に把握できる。

上述では、受信側で発信国名を付加するようにしたが、
送イε側で予め挿入してもよい。これは、入力きれた電
話番号によって発信国名を簡単に把握できるからである
。

また、同様な理由から時刻変更処理を送信側で行なって
もよい。

上述では現地時刻のみをプリントアウトできるようにし
たが、これと共に発信国の時刻もそのままプリントアウ
トできるように構成することもできる。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、発信元と受信
元との間に時差があるときには、その時差分を考慮して
発信時刻を自動的に変更して現地時刻がプリントアウト
されるようにしたものである。

したがって、受信側では記録紙に印字された時刻によっ
て現地時刻の何時に原稿が送信されてきｔこのかを、時
差を基準にして換算処理をするまでらなく直ちに、しか
も容易に把握できる。

そのため、発信時刻の判断が非常に面倒であったり、発
信時刻を誤って判断する不便ざを確実に回避できる実益
を有する。

発１８国名も表示できるので、その場合にはさらに便利
である。

１０　・ １２　・ １６　・ ２６　φ ２８　・ ３０　・ ・ファクシミリ装置 ・ＣＰＵ ・通信制御部 ・時刻テーブル ・国名ロゴテーブル ・料金テーブル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）受信した送信国における時刻データを受信国用の
   時刻データに変更できるようにしたことを特徴とするフ
   ァクシミリ装置。