JPH0227878A - 半導体装置及びそれを用いたビデオ・カメラ・ユニット並びにその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びそれを用いたビデオ・カメラ・ユニット並びにその製造方法

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JPH0227878A
JPH0227878A JP63176911A JP17691188A JPH0227878A JP H0227878 A JPH0227878 A JP H0227878A JP 63176911 A JP63176911 A JP 63176911A JP 17691188 A JP17691188 A JP 17691188A JP H0227878 A JPH0227878 A JP H0227878A
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lenses
holder
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lens
solid
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JP63176911A
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English (en)
Inventor
Akiya Izumi
泉 章也
Kayao Takemoto
一八男 竹本
Hiroichi Sokei
惣慶 博一
Masahiko Kadowaki
正彦 門脇
Tsudoi Iguchi
井口 集
Junichiro Nakajima
中島 準一郎
Masayuki Takahashi
正行 高橋
Kunio Niwa
丹羽 国雄
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ECHO KK
Hitachi Ltd
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ECHO KK
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオ・カメラ・ユニット、特に小型で明るい
ビデオ・カメラ・ユニットに関する。 〔従来の技術〕 近年、超小型の1/3インチ固体撮像デバイスが開発さ
れ、これを応用したドアスコープTVカメラ等が試みら
れている。 これに用いられる広角レンズは1球面収差、非点収差、
歪曲収差、色収差、正弦条件等に係る一定の光学的性状
が要求されることから、8〜10枚のレンズが組み合わ
されている(例えば特開昭48−64927号公報)、
また、フォトダイオードとスイッチMO8FETとの組
合せからなる固体撮像チップ(ICチップ)は1例えば
特開昭56−15238252382号公報る。上記固
体撮像チップを利用した監視用又は家庭用等のテレビジ
ョンカメラでは、光学レンズに自動絞り機構が設けら九
でいる。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記広角レンズはレンズの枚数が多く、小型化に向いて
いない。 また、上記自動絞り機構部のレンズは、比較的複雑な機
械部品を必要とし、テレビジョンカメラにおけるレンズ
部の大型化及び高コスト化の原因となっている。また、
上記自動絞り機構は、比較的複雑な機械部品からなるた
め、機械的機構部分の摩耗による信頼性の点でも問題が
ある。 本発明の一つの目的は超小型のビデオ・カメラ・ユニッ
トを提供することである。 本発明の他の目的は安価なビデオ・カメラ・ユニットを
提供することである。 本発明の他の目的は量産性に優れたビデオ・カメラ・ユ
ニットを提供することである。 本発明の他の目的は明るくて小型のビデオ・カメラ・ユ
ニットを提供することである。 本発明の他の目的は電気的な絞りが可能なビデオ・カメ
ラ・ユニットを提供することである。 本発明の他の目的は外部静電ノイズを受けにくいビデオ
・カメラ・ユニットを提供することである。 本発明の他の目的は信頼性の高いビデオ・カメラ・ユニ
ットを提供することである。 本発明の他の目的は組立て精度の高いビデオ・カメラ・
ユニットを提供することである。 本発明の更に他の目的は超小型ビデオ・カメラ・ユニッ
トに適した固体撮像デバイスを提供することである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明の実施例によれば、幾つかのレンズを非球面に形
成した複数のプラスチックレンズと電気的に感度が可変
できる撮像回路とから成るビデオ・カメラ・ユニットが
提供される。 〔作用〕 全レンズがプラスチック類であるから、これらのレンズ
は、射出成形等適宜成形手段により簡単に成形でき、し
たがって、研磨を要するガラスレンズでは不可能な非球
面レンズも容易に製作でき、幾つかのレンズを非球面に
することにより、少ない枚数であっても、問題となる球
面収差、非点収差、歪曲収差、色収差、正弦条件を補正
でき、レンズの枚数を減らすことができ、小型化、軽量
化、低コスト化を可能とする。 また、固体撮像回路は電気的に感度が可変であるため、
従来のような機械的な絞り機構を不要とすることができ
、上記レンズの小型化と併せカメラ全体の大幅な小型化
を達成することができる。 特に超小型監視用カメラでは両者の技術はその一方でも
欠かせない重要な技術となった。 〔実施例〕
【実施例1】 第2A図乃至第4図、表1は、本発明に係る広角レンズ
と、これを用いた超小型TVカメラユニットを示してい
る。第2A図はカメラユニットの断面図、第2A図はそ
れを下から(撮像デバイス側)からみたときの平面図で
ある。 第2A図および第2B図において、1は、基部に撮像デ
バイス収納部11を形成した筒状のレンズホルダー、L
l、L2.L3.L4は、このレンズホルダーのレンズ
収納部12に内装された組合せプラスチックレンズ、6
は、上記撮像素子収納部11にレンズと対応させて内装
した固体撮像デバイスである。 レンズホルダー1は、プラスチックレンズL1〜L4と
熱膨張係数の近い材料1例えば合成樹脂等から成る。撮
像デバイス収納部11は撮像デバイス6がぴたりと収ま
るよう直方体状に形成される。撮像デバイス収納部11
とレンズ収納部12との間には内向きフランジ13が設
けられ、この内向きフランジ13によってレンズL1〜
L4と固体撮像デバイス6との位置合せができるように
なっている。ホルダー1の先端にはレンズが抜は出ない
ようリング状のふた14が取り付けられている。 プラスチックレンズL1〜L4は、具体的には別表第1
に示す定数で設計され第4図に示す特性を持つ、第1番
目のレンズL1と第2番目のレンズL2が凹レンズを、
また、第3番目のレンズL3と第4111目のレンズL
4が凸レンズをなし、第3番目のレンズL3の前後両面
#5.#6と第4番目のレンズL4の前面#7を非球面
にしている。 これらのレンズL1〜L4は、周縁部に上記レンズ収納
部12に嵌りかつレンズ相互に所定の間隔を保つリブ2
1,31,41.51を備えている。 固体撮像デバイス6は、基板62と、基板62上にマウ
ントされた固体撮像半導体チップ64と、基体62の2
辺に取付けられた外部接続用リード61から成る。チッ
プ64の大きさは例えば対角173インチに設定される
。 次に、レンズL1〜L4の構成を第3図、第4図、表1
及び表2を参照して説明する。 第3図は第2A図に示されるレンズL1〜L4のみを取
り出して表わした図で、左から順番に#1〜#8のレン
ズ面番号を付けている0表1は各レンズ面#1〜#8及
び各レンズL1〜L4に対応するレンズ面曲率半径γ、
レンズ面間距離d、屈折率nおよび分散率νの各設計定
数の一例を示すもので、半径γ及び距離dは4枚のレン
ズの合成焦点距離E、F、Lを1としたときのE、F。 Lとの比で表わしている。 レンズをなるべく少ない枚数で所定の特性を得るために
は次のような考え方を採り入れると良い。 ■ 第2レンズL2は凸面(#1)を被写体側にむけた
メニスカス正レンズ、 ■ 第2レンズL2は両面(#3、#4)凹状の負レン
ズ。 ■ 第3レンズL3は両面(#5、#6)凸状で非球面
正レンズ、 ■ 第4レンズL4は非球面の凸面(#7)を被写体側
に向けたメニスカス正レンズにすれば良い。 また、各レンズ及びレンズ面の各定数は、好ましくは次
のような条件に合うように選ばれる。 (1)fl>50f (2)0.4f<d2<0.6f (3)1.Of<r3 ここで、fはレンズL1〜L4の合成焦点距離、flは
レンズL1の独立焦点距離、d2はレンズ面#2及び4
3間に距離、r3はレンズ面#3の曲率半径である。 各条件の設定理由は下記の通りである。 (1)の条件に関し、仮にfl<50fとした場合角の
歪曲収差が大きくなり、像面湾曲の補正過剰となる。ま
た、コマ収差が発生する。 (2)の条件においではd2の値が下限を下回る内向性
のコマ収差が発生し、上限を超えると外向性のコマ収差
が発生する様になる。 (3)の条件においてr3の値が合成焦点距離fを下回
ると下限に向うと負の歪曲収差が大きくなる。 なお、さらに良好な収差補正上、上記諸条件の他に実施
例に示すように第3レンズの両面及び第4レンズの被写
体側の面を非球面にする事によって容易に調整が可能で
ある。 本実施例における各収差は、第4図に示すようになり、
図中り、G、C,F、E線は、夫々、D−線、G−線、
C−線、F−線、E−線2球面収差曲線1色収差を表わ
す、M、Sはメリディオナル断面、サジタル断面を表わ
す。 これらの収差曲線より分かる様に、球曲収差の補正が良
く、開放時におけるフレアーが極めて小である。又ザイ
デル係数(表3)に見られる様にコマ収差の補正が良く
結像性能が良好である1本来の目的から歪曲収差は、補
正に対して大きい。 なお、レンズ面#5〜#7は非球面に形成されており1
表1の曲率半径rには傘1〜*3の注釈を付けているが
、この曲率の算出方法は表2とその下の注釈に示しであ
る。
【実施例2】 第5図は本発明による固体撮像ユニットの他の実施例を
示す断面図であり、第6図はそれを下からみたときの平
面図(レンズL1〜L4、ふた114、ホルダ1の上端
部は省略)であり、第5図は第6図の■−■切断線を切
断面としたときの断面となっている。 114はレンズL1〜L4をレンズホルダー1に収納し
た後に組立てるふたである。レンズホルダー1の上部先
端部111の高さはレンズL1の縁部分よりも高く形成
され、またその内側には切欠きによる垂直部112と水
平底部113が形成されている。この水平底部113の
高さはレンズL1の縁部分とほぼ同じ高さが若干それよ
り高くなるよう設定される。 このように、レンズホルダー1の上部先端部に111〜
113の階段部分を形成することによって、ふた114
のはめ込みが容易になると共にふた114と階段部分1
11〜113の接着面積が増え接着強度が高くなる。ま
た、ふた114の底部はレンズL1の縁部分とレンズホ
ルダー1の部分113の双方に接着剤等を介して接触す
るので安定した構造が得られる。 ふた114の下方には切り欠き部110が設けられ、接
着剤の注入口として利用される。 レンズホルダー1の下方内側部分には突起部116と切
欠き部115とが設けられている。切欠き部115はレ
ンズL4〜L1を順次積み重ねていったときの追い出さ
れる空気のドレイン口として役立ち、レンズL4〜L1
が空気により浮き上がるのを防止できる。突起部116
は下側レンズL4と固体撮像チップ64との距離を定め
るのに有効である。また、突起部116は乱反射光がチ
ツブ64に入射してフレア現象を引き起こすのを防ぐた
めの遮光体としても役立っている。81〜S3も同様な
目的で設けられた、つやのない黒色の遮光板であり、ド
ーナツ状に形成されている。 レンズホルダー1の外形は下部に平坦な突出部117が
設けられるようにされており、この突出部117はこの
撮像ユニットをカメラ本体に設けられた穴に挿入すると
きのストッパとして利用できる。 ふた114の内側傾斜面150は階段状に形成され、そ
の部分に当る不要な光を外部へ乱反射させるためのもの
である。 固体撮像デバイス6はホルダ1の下側内壁125に沿っ
てはめ込まれる。このときのガイドになるのが、ホルダ
1の底面に突出して設けられた半円部126であり、デ
バイス6のプラスチック基板62もその形状に合わせ半
円の凹部が形成されている。なお、第6図の平面図では
、ホルダlの底面部118に便宜上ハツチングをしであ
る。 デバイス6の平面(X、Y方向)上の位置合わせはこの
ようにホルダ1の内壁125,126によって行われる
が、縦カ行(Z方向)についてはホルダ1の底面から少
し奥の方に位置する(第5図)階段部123,124で
決められ、レンズL1〜L4の撮像チップ64面への焦
点合わせ距離を決めることができる0階段部123,1
24は第6図の平面図において、上下2箇所に設けられ
ており、境界線123,124の部分で段差が形成され
ている0階段部123,124はパッケージ62の上面
のり−ド61が無い部分に接しているので、リード61
の厚みやたわみがレンズ、撮像チップ間の距離精度に影
響を及ぼさない。
【実施例3】 第7図は本発明によるビデオ・カメラ・ユニットの他の
実施例を示す断面図である。 本実施例の第1図および第5図の実施例と異なる特徴点
の1つは、視野角が広角でなく通常の角度にした点であ
り、レンズの枚数が1枚少なく合計3枚と原価低減を可
能とした点である。 レンズLllは両面(#11.#12)共に凸状の正レ
ンズ、レンズL12は凹面#13を被写体に向け、撮像
デバイス側の面#14を非球面としたメニスカス正レン
ズ、レンズL13は被写体側の面#15を非球面とした
メニスカス正レンズで構成される。 各レンズ面の定数は表4.非球面レンズ面の定数は表5
、各レンズ面のサイデル収差係数等の諸特性は表6およ
び第8図に示してあり、各記号及び各記号の添字の付は
方は前述の第3図の実施例と同様であるのでその説明は
省略する。 このような各レンズ、レンズ面の最適設計定数は下記の
通りである。 (4)f2>0 (5)r6>0 (6)0.25<d4<0.35 (7) f 3>f 2>f 1>0 (8)r4>0 このような構成によれば、第8図の収差曲線より明らか
なように高次の球面収差及びコマ収差の補正が良く、開
放時におけるフレアーが極めて小さい、また表6に示す
ザイデル係数から明らかなように、コマ収差の補正が良
く結像性能が良好である。 本実施例の他の特徴点はホルダー100にカーボンを含
ませることによって撮像デバイス64を外部から静電シ
ールドした点である。 このホルダー100は、ポリカーボネート樹脂に適量の
ガラスを混合させ、更に全体の10〜20%の割合でカ
ーボンを混入させてトランスファーモールドすることに
よって形成される。 このホルダーはカメラ・ユニットを本体に取付ける際本
体のシャーシ150を介して固体撮像デバイス64のリ
ード61と共に交流的に接地される。 なお、ホルダー100に混入させる材料としてはカーボ
ンの他に銀粒子を使用しても良い。 なお、上述のTVカメラユニットは、全長および最大径
をそれぞれ15閣内外に小型に形成できる。また、光学
系では、広角、標準、望遠を可能とし、それぞれを例え
ば焦点距11f=3.6〜5゜2+u+、 f = 5
.3〜8.3m麿、 f :15ms+、明るさF=1
 :1.6〜2.2、画角60a〜90″ (広角)、
40”〜60° (標準)、15°〜40゜(望遠)等
に構成できる。
【実施例4】 ところで、固体撮像チップ64は、電気的に感度が可変
とされており、従って絞り或はシャッタスピードを電気
的に調整できる機能を持たせており、前述した固定式の
レンズにおいては極めて好都合である。以下チップ64
の内部回路を第9図で、撮像(カメラ)回路全体のブロ
ック構成を第10図を参照しながら説明する。 第9図には、この発明が適用されるTSL(Trans
versal S ignal L 1ne)方式の固
体撮像装置の一実施例の要部回路図が示されている。同
図の各回路素子は、公知の半導体集積回路の製造技術に
よって、特に制限されないが、単結晶シリコンのような
1個の半導体基板上において形成される。 同図の主要なブロックは、実際の幾何学的な配置に合わ
せて描かれている。 図の上下端にあるO印は信号端子であり、第1図、第2
図に示されたデバイス6のリード61に電気的に接続さ
れる。なお、第1図、第2図のリード61の数は便宜上
16個で表わしているが、第9図のチップ内回路に合わ
せると24個(通称24ビンDILパツケージ)にすれ
ば良い。 画素アレイPDは、4行、2列分が代表として例示的に
示されている。但し、図面が複雑化されてしまうのを防
ぐために、上記4行分のうち、2行分の画素セルに対し
てのみ回路記号が付加されている。1つの画素セルは、
フォトダイオードD1と垂直走査線VLIにそのゲート
が結合されたスイッチMO5FETQIと、水平走査線
HLIにそのゲートガ結合されたスイッチMO8FET
Q2の直列回路から構成される。上記フォトダイオード
D1及びスイッチMO8FETQI、Q2からなる画素
セルと同じ行(水平方向)に配置される他の同様な画素
セル(D2.Q3.Q4)等の出力ノードは、同図にお
いて横方行に延長される水平信号線H8Iに結合される
。他の行についても上記同様な画素セルが同様に結合さ
れる。 例示的に示されている水平走査線HLIは、同図におい
て縦カ行に延長され、同じ列に配置される画素セルのス
イッチMO8FETQ2.Q6等のゲートに共通に結合
される。他の列に配置される画素セルも上記同様に対応
する水平走査線HL2等に結合される。 この実施例では、固体撮像装置に対して実質的な電子式
の自動絞り機能を付加するため、言い換えるならば、フ
ォトダイオードに対する実質的な蓄積時間を可変にする
ため、上記画素アレイを構成する水平信号線H8Iない
しH54等の両端に、それぞれスイッチMO8FETQ
8、Q9及びQ26、Q28が設けられる。右端側に配
置される上記スイッチMO8FETQ8.Q9は、上記
水平信号線H8I、H82をそれぞれ縦方向に延長され
る出力線vSに結合させる。この出力線vSは、端子S
に結合され、この端子Sを介して外部に設けられるプリ
アンプの入力に読み出し信号が伝えられる。また、左端
側に配置される上記スイッチMO8FETQ26、Q2
8は、上記水平信号線H8I、H82をそれぞれ縦方向
に延長されるダミー(リセット)出力線DVSに結合さ
せる。 この出力線DVSは、特に制限されないが、端子RVに
結合される。これによって必要なら上記ダミー出力線D
VSの信号を外部端子RVから送出できるようにしてい
る。 この実施例では、特に制限されないが、上記各行の水平
信号線H8IないしH84には、端子RPから水平帰線
期間において供給されるリセット信号によってオン状態
にされるスイッチMO8FETQ27、Q29等が設け
られる。これらのMO8FETQ27.Q29等のオン
状態によって、外部端子RVから上記ダミー出力線DV
Sを介して一定のバイアス電圧(図示せず)が各水平信
号線H8IないしH84に与えられる。上記のようなリ
セット用MO8FETQ27.Q29等が設けられる理
由は1次の通りである。上記水平信号線H8IないしH
84に結合されるスイッチMO5FETのドレイン等の
半導体領域も感光性を持つことがあり、このような寄生
フォトダイオードにより形成される偽信号(スメア、ブ
ルーミング)が、非選択時にフローティング状態にされ
る水平信号線に蓄積される。そこでこの実施例では、上
述のように水平帰線期間を利用して、全ての水平信号1
iH11ないしH54を上記所定のバイアス電圧にリセ
ットするものである。これにより1選択される水平信号
線に関しては、常に上記偽信号をリセットした状態から
画素信号を取り出すものであるため、出力される画素信
号に含まれる偽信号を大幅に低減できる。なお、上記偽
信号(スメア、ブルーミング)に関しては、例えば、特
開昭57−17276号公報に詳細に述べられている。 上記水平走査線HLIないしHL2等には、水平シフト
レジスタH8Rにより形成された水平走査信号が供給さ
れる。 上記画素アレイPDにおける垂直選択動作(水平走査動
作)を行う走査回路は、次の各回路により構成される。 この実施例では、上記画素アレイPDの水平信号線H8
IないしH84等の両端に、一対のスイッチMO5FE
TQ8、Q9等及びスイッチMO8FETQ26、Q2
8等が設けられることに対応して一対の走査回路が設け
られる。 この実施例では、産業用途にも適用可能とするため、イ
ンタレースモードの他に選択的な2行同時走査、ノンイ
ンタレースモードでの走査を可能にしている0画素アレ
イPDの右側には、次のような走査回路が設けられる。 垂直シフトレジスタVSRは、読み出し用に用いられる
出力信号Sv1、SV2等を形成する。これらの出力信
号Sv1、SV2等は、インタレースゲート回路ITG
及び駆動回路VDを介して上記垂直走査線VLIないし
vL4及びスイッチMO8FETQ8、Q9等のゲート
に供給される。 上記インタレースゲート回路ITGは、インタレースモ
ードでの垂直選択動作(水平走査動作)を行うため、第
1(奇数)フィールドでは、垂直走査線VLIないしV
L4には、隣接する垂直走査線VLI、VL2とVL3
の組み合わせで同時選択される。すなわち、奇数、イー
、、ド信号FAによって制御されるスイッチMO8FE
T018により、垂直シフトレジスタVSRの出力信号
Sv1は、水平信号線H8Iを選択する垂直走査線VL
Iに出力される。同様に、信号FAによって制御される
スイッチMO5FETQ20とQ22によって、垂直シ
フトレジスタVSRの出力信号SV’2は、水平信号@
H82とH83を同時選択するよう垂直走査線VL2と
VL3に出力される。 以下同様な順序の組み合わせからなる一対の水平信号線
の選択信号が形成される。 また、第2(偶数)フィールドでは、垂直走査線VLI
ないしVL4には、隣接する垂直走査線VLIとVL2
及びVL3とvL4の組み合わせで同時選択される。す
なわち、偶数フィールド信号FBによって制御されるス
イッチMO8FETQ19とQ21により、垂直シフト
レジスタvSRの出力信号Sv1は、水平信号線H81
とH82を選択する垂直走査線VLIとVL2に出力さ
れる。同様に、信号FBによって制御されるスイッチM
O8FETQ23とQ 25 ニよッテ、垂直シフトレ
ジスタVSRの出力信号SV2は、水平信号線H83と
H84を同時選択するよう垂直走査線VL3とVL4に
出力される。以下同様な順序の組み合わせからなる一対
の水平信号線の選択信号が形成される。 上記のようなインタレースゲート回路ITGと、次の駆
動回路DVとによって、以下に説明するような複数種類
の水平走査動作が実現される。 上記1つの垂直走査線VLIに対応されたインタレース
ゲート回路ITGからの出力信号は、スイッチMO8F
ETQ14とQ15(7)ゲートに供給される。これら
のスイッチMO8FETQ14とQ15の共通化された
ドレイン電極は、端子V3に結合される。上記スイッチ
MO8FETQI4は、端子v3から供給される信号を
上記垂直走査線VLIに供給する。また、スイッチMO
8FETQ15は、上記端子v3から供給される信号を
水平信号線H8Iを出力線vSに結合させるスイッチM
O8FETQ8のゲートに供給される。 また・出力信号のハイレベルがスイッチMO8FETQ
14.Q15によるしきい値電圧分だけ低下してしまう
のを防止するため、特に制限されないが、Mo8FET
Q14のゲートと、Mo8FETQ15の出力側(ソー
ス側)との間にキャパシタC1が設けられる。これによ
って、インタレースゲート回路ITGからの出力信号が
ハイレベルにされるとき、端子v3の電位をロウレベル
にしておいてキャパシタC1にプリチャージを行う。 この後、端子v3の電位をハイレベルにすると。 キャパシタC1によるブートストラップ作用によって上
記MO8FETQ14及びQ15のゲート電圧を昇圧さ
せることができる。 上記垂直走査線VLIに隣接する垂直走査線VL2に対
応されたインタレースゲート回路ITGからの出力信号
は、スイッチMO8FETQ16とQ17のゲートに供
給される。これらのスイッチMO8FETQ16とQ1
7の共通化されたドレイン電極は、端子v4に結合され
る。上記スイッチMO8FETQ16は、端子v4から
供給される信号を上記垂直走査線VL2に供給する。ま
た、スイッチMO8FETQI7は、上記端子v4から
供給される信号を水平信号線H82を出力線vSに結合
させるスイッチMO8FETQ9のゲートに供給される
。また、出力信号のハイレベルがスイッチMO5FET
Q16、Q17によるしきい値電圧分だけ低下してしま
うのを防止するため、特に制限されないが、Mo8FE
TQ16のゲートト、Mo5FETQ17の出力側(ソ
ース側)との間にキャパシタC2が設けられる。これに
よって、上記同様なタイミングで端子v4の電位を変化
させることによりキャパシタC2によるブートストラッ
プ作用によって上記MO5FETQ16及びQ17のゲ
ート電圧を昇圧させることができる。 上記端子v3は、奇数番目の垂直走査線(水平信号線)
に対応した駆動用のスイッチMO8FETに対して共通
に設けられ、端子v4は偶数番目の垂直走査線(水平信
号線)に対して共通に設けられる。 以上のことから理解されるように、端子v3とv4に択
一的にタイミング信号を供給すること及び上記インタレ
ースゲート回路ITGによる2行同時選択動作との組み
合わせによって、インタレースモードによる読み出し動
作が可能になる0例えば、奇数フィーフドFAのとき、
端子v4をロウレベルにしておいて、端子v3に上記垂
直シフトレジスタVSRの動作と同期したタイミング信
号を供給することによって、垂直走査線(水平信号線)
をVLI (H8I) 、VL3 (H83)の順に選
択することができる。また、偶数フィールドFBのとき
、端子v3をロウレベルにしておいて、端子v4に上記
垂直シフトレジスタVSRの動作と同期したタイミング
信号を供給することによって、垂直走査線(水平信号線
)をVL2(H82)、VL4 (H54)の順に選択
することができる。 一方、上記端子v3とv4を同時に上記同様にハイレベ
ルにすれば、上記インタレースゲート回路ITGからの
出力信号に応じて、2行同時走査を行うことができる。 この場合、上記のように2つのフィールド信号FAとF
Bによる2つの画面毎に出力される2つの行の組み合わ
せが1行分上下にシフトされることにより、空間的重心
の上下シフト、言い換えるならば、等価的なインタレー
スモードが実現される。 さらに、例えばFB信号のみをハイレベルにして、1つ
の垂直走査タイミングで、水平シフトレジスタH8Rを
2回動作させて、それに同期して端子v3とv4をハイ
レベルにさせることによって、VLI、VL2.VL3
.VL4の順のようにノンインタレースモードでの選択
動作を実現できる。この場合、より高画質とするために
、水平シフトレジスタH8R及び垂直シフトレジスタV
SRに供給されるクロックが2倍の周波数にされること
が望ましい、すなわち、端子H1とH2及び端子v1と
v2から水平シフトレジスタH8R及び垂直シフトレジ
スタVSRに供給されるクロック信号の周波数を2倍の
高い周波数にすることによって、1秒間に60枚の画像
をノンインタレ−ス方式により読み出すことができる。 なお、端子HIN及びVINは、上記シフトレジスタH
8R,VSRによってそれぞれシフトされる入力信号を
供給する端子であり、入力信号が供給された時点からシ
フト動作が開始される。このため、上記インタレースゲ
ート回路ITG及び入力端子V3、v4に供給される入
力信号の組み合わせによって、上記2行同時読み出し、
インタレース走査、ノンインタレース走査等を行う場合
には、出力信号の垂直方向の上下関係が逆転せぬよう、
上記シフトレジスタVSRの入力信号の供給の際に、タ
イミング的な配慮が必要である。 また、上記各垂直走査線VLI及びそれに対応したスイ
ッチMO5FETQ8のゲートと回路の接地電位点との
間には、リセット用MO8FETQIOとQllが設け
られる。これらのリセット用MO8FETQIOとQl
lは、他の垂直走査線及びスイッチMO8FETに対応
して設けられるリセット用MO8FETと共通に端子v
2から供給されるクロック信号を受けて、上記選択状態
の垂直走査線及びスイッチMO5FETのゲート電位を
高速にロウレベルに引き抜くものである。 この実施例では、前述のように感度可変機能を付加する
ために、感度制御用の垂直シフトレジスタVSRE、イ
ンタレースゲート回路ITGE及び駆動回路DVEが設
けられる。これらの感度制御用の各回路は、特に制限さ
れないが、上記画素アレイPDに対して、左側に配置さ
れる。これらの垂直シフトレジスタVSRE、インタレ
ースゲート回路ITG及び駆動回路DVEは、上記読み
出し用の垂直シフトレジスタVSR、インタレースゲー
ト回路ITG及び駆動回路DVと同様な回路により構成
される。端子VIEないしV4E及びVINE並びにF
AE、ABEからそれぞれ上記同様なタイミング信号が
供給される。この場合、上記読み出し用の垂直シフトレ
ジスタVSRと上記感度可変用の垂直シフトレジストV
SREとを同期したタイミングでのシフト動作を行わせ
るため、特に制限されないが、端子vIEとvl及びV
2Eとv2には、同じクロック信号が供給される。した
がって、上記端子vIEとvl及び■2Eとv2とは、
内部回路により共通化するものであってもよい、上記の
ように独自の端子VIE及びV2Eを設けた理由は、こ
の固体撮像装置を手動絞りや従来の機械的絞り機能を持
つテシビジョンカメラに適用可能にするためのものであ
る。このように感度可変動作を行わない場合、上記端子
VIE及びV2Eを回路の接地電位のようなロウレベル
にすること等によって、上記垂直シフトレジスタVSR
Eの無駄な消費電力の発生をおされるよう配慮されてい
る。 次に、この実施例の固体撮像装置における感度制御動作
を説明する。 説明を簡単にするために、上記ノンインタレースモード
による垂直走査動作を例にして、以下説明する0例えば
、感度制御用の垂直シフトレジスタVSRE、インタレ
ースゲート回路ITGE及び駆動回路DVEによって、
読み出し用の垂直シフトレジスタVSR、インタレース
ゲート回路工TG及び駆動回路DVによる第1行目(垂
直走査線VLI、水平信号線H81)の読み出しに並行
して、第4行目(垂直走査線VL4、水平信号線H84
)の選択動作を行わせる。これによって、水平シフトレ
ジスタH8Rにより形成される水平走査線HLI、HL
2等の選択動作に同期して、出力信号線vSには第1行
目におけるフォトダイオードD1、D2等に蓄積された
光信号が時系列的に読み出される。この読み出し動作は
、端子Sから負荷抵抗を介した上記光信号に対応した電
流の供給によって行われ、読み出し動作と同時にプリチ
ャージ(リセット)動作が行われる。同様な動作が、第
4行目におけるフォトダイオードにおいても行われる。 この場合、上記のような感度可変用の走査回路(VSR
E、ITGE、DVE)によって、第4行目の読み出し
動作は、ダミー出力線DvSに対して行われる。感度制
御動作のみを行う場合、端子RVには端子Sと同じバイ
アス電圧が与えられている。これによって、第4行目の
各画素セルに既に蓄積された光信号の掃き出し、言い換
えるならば、リセット動作が行われる。 したがって、上記垂直走査動作によって、読み出し用の
垂直シフトレジスタVSR、インタレースゲート回路I
TG及び駆動回路DVによる第4行目(垂直走査線VL
4.水平信号線H54)の読み出し動作は、上記第1行
ないし第3行の読み出し動作の後に行われるから、第4
行目に配置される画素セルのフォトダイオードの蓄積時
間は、3行分の画素セルの読み出し時間となる。 上記に代えて、感度制御用の垂直シフトレジスタVSR
E、インタレースゲート回路ITGE及び駆動回路DV
Eによって、読み出し用の垂直シフトレジスタVSR、
インタレースゲート回路工TG及び駆動回路DVによる
第1行目(垂直走査線vL1、水平信号線H81)の読
み出しに並行して、第2行目(垂直走査線VL2、水平
信号線H52)の選択動作を行わせる。これによって、
水平シフトレジスタH8Rにより形成される水平走査線
HLI、HL2等の選択動作に同期して、出力信号線v
Sには第1行目におけるフォトダイオードD1、D2等
に蓄積された光信号が時系列的に読み出される。この読
み出し動作は、端子Sから負荷抵抗を介した上記光信号
に苛応した電流の供給によって行われ、読み出し動作と
同時にプリチャージ(リセット)動作が行われる。同様
な動作が、第2行目におけるフォトダイオードD3、D
4等においても行われる。これによって、上記第1行目
の読み出し動作と並行して第2行目の各画素セルに既に
蓄積された光信号の掃き出し動作が行われる。したがっ
て、上記垂直走査動作によって、読み出し用の垂直シフ
トレジスタVSR、インタレースゲート回路ITG及び
駆動回路DVによる第2行目(垂直走査線VL2、水平
信号線H82)の読み出し動作は、上記第1行の読み出
し動作の後に行われるから、第2行目に配置される画素
セルのフォトダイオードの蓄積時間は、1行分の画素セ
ルの読み出し時間となる。これによって、上記の場合に
比べて、フォトダイオードの実質的な蓄積時間を173
に減少させること、言い換えるならば、感度を173に
低くできる。 上述のように、感度制御用の走査回路によって行われる
先行する垂直走査動作によってその行の画素セルがリセ
ットされるから、そのリセット動作から上記読み出し用
の走査回路による実際な読み出しが行われるまでの時間
が、フォトダイオードに対する蓄積時間とされる。した
がって、525行からなる画素アレイにあっては、上記
両垂直走査回路による異なLアドレス指定と共通の水平
走査回路による画素セルの選択動作によって、1行分の
読み出し時間を単位(最小)として最大525までの多
段階にわたる蓄積時間、言い換えるならば、525段階
にわたる感度の設定を行うことができる。ただし、受光
面照度の変化が、上記1画面を構成する走査時間に対し
て無視でき、実質的に一定の光がフォトダイオードに入
射しているものとする。なお、最大感度(525)は、
上記感度制御用の走査回路は非動作状態のときに得られ
る。 上記のような感度制御動作にあっては、画素信号の読み
出しと先行する垂直走査動作によるリセット動作とが並
行して行われる。このため、リセット動作のための画素
信号が、基板等を介した容量結合によって読み出し信号
に混合してしまう場合が生じる。このような容量結合が
生じると、読み出し画素信号にはテレビジョン受像機に
おけるゴーストのようなノイズが生じて画質を劣化させ
てしまう。 そこで、この実施例では、上記水平走査線HL1、HL
2等に対して、ダイオード接続されたMO8FETQ3
0,31等を介して外部端子SPから強制的に全水平走
査線を選択状態にさせる機能を付加する。すなわち、・
上記端子SPをハイレベルにすると、水平シフトレジス
タH5Hの動作に無関係に、ダイオード形態のMO5F
ETQ30、Q31等が全てオン状態になって全水平走
査線HLI、HL2等にハイレベルを供給して選択状態
にさせることができる。また、上記ダイオード形態(7
1MO8FETQ30.Q31等のような一方向性素子
を介して上記選択レベルを供給するものであるため、上
記端子SPをロウレベルにすれば、上記MO8FETQ
30.Q31等はオフ状態を維持する。これによって、
上記のような強制的な同時選択回路を設けても、水平シ
フトレジスタH8Rのシフト動作に従った水平走査線H
L1、HL2等が時系列的に選択レベルにされる動作の
妨げになることはない、なお、水平シフトレジスタH8
Rが、ダイナミック型回路により構成される等によって
、上記のような強制的な水平走査線HLI、HL2等の
選択レベルによってそのシフト動作に悪影響が生じるな
ら、上記選択レベルが水平シフトレジスタH5Hの内部
に伝わらないようなスイッチ回路等が付加される。 上記水平走査線HLI、HL2等の同時選択動作を後述
するような水平帰線期間により行われるとともに、上記
先行する垂直走査を開始させる。 これにより、上記リセットさせるべき行の全画素の信号
を予め強制的にリセットさせることができる。したがっ
て、上記水平シフトレジスタH5Rによる水平走査線の
選択動作に伴い画素信号の読み出しにおいて、先行する
行からは実質的に画素信号が出力されない、これによっ
て、上記基板等を介した容量結合が存在しても読み出し
信号には上述のようなノイズが現れない。 第10図には、上記固体撮像装置を用いた、自動絞り機
能を持つ撮像装置の一実施例のブロック図が示されてい
る。 固体撮像装置!EMIDは、上記第9図に示したような
感度可変機能を持つものである。この固体撮像装置!M
IDから出力される読み出し信号は、プリアンプによっ
て増幅される。この増幅信号Voutは、一方において
図示しない信号処理回路に供給され1例えばテレビジョ
ン用の画像信号とされる。上記増幅信号Voutは、他
方において自動絞り制御用に利用される。すなわち、上
記増幅信号Voutは、ロウパスフィルタLPFに供給
され、その平均的な信号レベルに変換される。この信号
は、特に制限されないが、検波回路DETに供給され、
ここで直流信号化される。感度制御回路は、上記検波回
路DETの出力信号を受けて、所望の絞り量とを比較し
て、最適絞り量に対応した制御信号を形成する。すなわ
ち、感度制御回路は、固体撮像装置!MIDに前述のよ
うな走査タイミングを制御するクロック信号を供給する
駆動回路からの信号VIN、及びvl等を受けて、固体
撮像装置MIDの読み出しタイミングを参照して、それ
に実質的に先行する信号VINF:を形成する。すなわ
ち、上記タイミング信号VINを基準にして。 必要な絞り量(感度)に対応した先行するタイミング信
号VINEを形成するものであるため、実際には上記タ
イミング信号VINに遅れて信号VINEが形成される
。しかしながら、繰り返し走査が行われるため、上記信
号VINEからみると。 次の画面の走査では信号VINが遅れるものとされる。 すなわち、タイミング信号VINに対して1行分遅れて
タイミング信号VINEを発生すると1次の走査画面で
は、タイミング信号VINEは、タイミング信号VIN
に対して524行分先行するタイミング信号とみなされ
る。上記タイミング信号VIN及びVINEによって、
各垂直シフトレジスタVSR及びVSREのシフト動作
が開始されるから、前述のような感度可変動作が行ねれ
る。 感度制御回路は、例えば電圧比較回路によって所望の絞
り量に相当する基準電圧と、上記検波回路DETからの
出力電圧とを比較して、その大小に応じて、1段階づつ
絞り量を変化させる。または、応答性を高くするために
、上記525段階の絞り量を2値化信号に対応させてお
いて、その最上位ビットから上記電圧比較回路の出力信
号に応じて決定する1例えば、約172の絞り量(感度
256)を基準にして、検波回路DETの信号が基準電
圧より大きいときには1/4(感度128)に、小さい
ときには3/4(感度384)とし、以下、それぞれの
半分づつの絞り量を決定する。 これによって、感度525段階の中から1つの最適絞り
量を10回の設定動作によって得ることができる。上記
絞り量の設定動作、言い換えるならば、感度制御用の垂
直シフトレジスタVSREの初期設定動作(VINE)
を垂直帰線期間において行うものとすると、10枚分の
画面からの読み出し信号動作に応じて最適絞り量の設定
を行うことができる。 また、特に制限されないが、感度制御回路は、水平帰線
期間において上記強制リセット動作のための信号SPを
発生させる。これに応じて感度制御回路は、水平帰線期
間に入ると先行する行の垂直選択信号を発生させるもの
である。 この実施例の撮像装置では、感度可変機能が固体撮像装
置MIDに内蔵されていること、及びその読み出し出力
信号のレベルを判定して、電気的に上記感度を制御する
ものであるため、上記感度制御回路も半導体集積回路等
により構成できるから、装置の小型軽量化及び高耐久性
を図ることができ、特に操作する人がいない、また明る
さが昼夜で変わる環境におく監視カメラに好適である。 また、監視カメラを超小型とすることができ、その存在
を判らせないようにすることもできる。 第11図には、上記固体撮像装置の読み出し動作の一実
施例のタイミング図が示されている。 例えば、垂直走査線VLIがハイレベルのとき、第1行
目の読み出し動作が水平走査線HLIないしHL mが
時系列的に順次ハイレベルにされることによって行われ
る。すなわち、このようにして次々に選択される画素セ
ルのフォトダイオードに蓄積された光信号に対応した電
流が流れることによって、その画素セルからの読み出し
動作と、次の読み出し動作のためのリセット(プリチャ
ージ)動作とが同時に行われる。上記光電流を負荷抵抗
に流すことによって形成される電圧信号は、第10図に
示したプリアンプによって増幅されて出力される。上記
同様に、先行する垂直走査線VLnがハイレベルのとき
、第n行目のリセット動作が上記水平走査線HLIない
しHL mの時系列的の選択動作に応じて行われる。 上記一対の行(1,n)に対する読み出しとりセット動
作が終了すると、水平帰線期間に入る。 この水平帰線期間において上記垂直走査線VLIとVL
nはハイレベルからロウレベルにされ、非選択状態に切
り換えられる。そして、端子RPがハイレベルにされ、
第9図の各リセット用MO8FETQ27、Q29等を
オン状態にする。これによって、非選択状態の水平信号
線H82等に発生した前述したような偽信号のリセット
が行われる。また、端子SPがハイレベルにされ、全水
平走査線HLI〜HL mは強制的に選択レベルにされ
る。このとき、感度制御のために先行する次の行に対応
した垂直走査線V L n + 1もハイレベルの選択
状態にされる。したがって、上記感度設定のための垂直
走査線V L n + 1に対応した1行分の全画素の
読み出しくリセット)が行われる。 これにより、上記水平帰線期間が終了して次の第2行目
の読み出し動作に入ると、水平走査線HL1ないしHL
mが時系列的に順次ハイレベルにされ、水平信号線H8
2には上記のような読み出し信号が得られる。このとき
、先行する第n+1行目の水平信号線HS n + 1
には、上記の強制リセットの直後であることから信号が
得られない。 仮に得られたとしても極めて微小な信号であるため無視
することができる。したがって、上記両水平信号線(H
S 1 、 HS n + 1 )間に基板等を介した
容量結合が存在しても、上記リセット動作に伴う掃き出
し信号が上記読み出し信号側にリークすることがない、
したがって、上記のような水平帰線期間での強制的なリ
セット動作によって高画質の読み出し信号を得ることが
できる。 上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。 (1)二次元状に配列された複数個の画素セルの信号を
時系列的に出力させる第1の走査回路と、上記第1の走
査回路による垂直走査方向の選択アドレスと独立したア
ドレスにより垂直走査方向の選択動作を行う第2の走査
回路とを設けて、上記第2の走査回路を先行させて動作
させることによって感度可変を可能にするとともに、上
記二次元状に配列された画素セルの水平走査方向の選択
を行う水平走査線に対して全てを強制的に同時選択状態
にさせる外部端子を設け、上記第2の走査回路と外部端
子からの同時選択信号によって、先行する行の全画素信
号を水平帰線期間内にリセット(掃き出させる)させる
ことができる。 これによって、先行する垂直走査線に対応する水平信号
線には実質的な画素信号が生じないようにすることがで
きるから読み出し画素信号に対するカップリングノイズ
を防止できるという効果が得られる。 (2)二次元状に配列された複数個の画素セルの信号を
時系列的に出力させる第1の走査回路に加えて、上記第
1の走査回路による垂直走査方向の選択アドレスと独立
したアドレスにより垂直走査方向の選択動作を行う第2
の走査回路を設け、上記第2の走査回路によって第1の
走査回路による垂直走査に対して先行する垂直走査を行
わせることによって、上記2つの垂直走査の時間差に応
じて光電変換素子の蓄積時間を制御することが可能とな
るという効果が得られる。 (3)上記(1)及び(2)により、高画質を維持しつ
つ、感度可変機能を持つ固体撮像装置を得ることができ
るという効果が得られる。 以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが1本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない0例えば、第9図の実施例
回路において、インタレースゲート回路や駆動回路は、
その走査方式に応じて種々の実施形態を採ることができ
る。また、先行する行の垂直走査線は、水平帰線期間の
み選択状態にするものであってもよい、この場合には、
読み出しを行うべき行に対応した水平信号しか読み出し
信号が出力されないから、前記のような容量結合による
ノイズの発生を完全に防止することができる。
【実施例5】 第1A図は本発明によるビデオ・カメラ・ユニットの他
の実施例を示す断面図であり、第1B図はそれを上から
みたときの平面図である。第1B図の切断線LA−IA
における断面が第1A図に表わされている。なお、第1
B図の平面図は図面の複雑さを避けるため、第1A図の
対応する部分を一部省略し主要部のみ描いている。 第1A図及び第1B図の第5図及び第6図と対応する部
分は同符号を用いている。また、第1A図及び第1B図
の使用部品のうち、シールドケース200は第15A図
〜第15B図に、レンズ押さえぶた114は第13A図
及び第13B図に、ホルダー1は第12A図及び第12
B図に、固体撮像デバイス6は第14A図〜第14C図
に、それぞれ単独に示しているので、第1A図及び第1
B図を中心にした以下の説明では適宜それらの部品展開
図を参照されたい。 ホルダー1、レンズ押えぶた114及び固体撮像デバイ
ス6の基板249は全てプラスチック成形により作られ
、乱反射を防ぐためその色は黒色である。ふた114.
ホルダー1、基板249はプラスチック成形時フィラー
としてガラス繊維を混ぜており、これにより機械的強度
が上がると共に熱膨張係数を下げることができる。ホル
ダー1及びふた114のプラスチック材としては成形が
し易い(成形精度の優れた)ポリカーボネート樹脂が選
ばれ、リード61のプリント基板への半田付等で耐熱性
の要求された基板249のプラスチック材としてはポリ
フェミレンサルファイドが選ばれる。 シールドケース200は固体撮像デバイス6が外部から
の静電ノイズを受けるのを防ぐためのもので、導電材料
として銅を使用した。シールドケース200は底部にド
ーナツ状の水平部204と、そこから水平に4方向に広
がる脚部203とを有し、この脚部203によってシー
ルドケースはプリント回路基板等に固定できる0脚部2
03内に設けた穴202はこの固定をねじやボルトで行
なうための取り付は穴である0脚部203の底部は錆の
地肌が露出しており、この部分を通じてシールドケース
200はプリント回路基板の直流電源配線に接続され、
交流的に接地できるようになっている。 このシールドケース200はその中に挿入される部品の
機械的保護の役割や、耐湿性を上げる役割も兼ねている
0図の右側で、内側に突出する部分201はホルダー1
に設けられた凹部210の中にはまり込むようになって
おり、これらの部分によってシールドケース200とホ
ルダー1との水平回転方向の位置決めができる。ホルダ
ー1とシールドケース200とをはめ合わせるとき、突
出部201によって垂直方向の動きが制限されないよう
、ホルダー1の凹部210は上部に突き抜ける(開放さ
れる)ように形成されている。 シールドケース200の上部にはドーナツ状の水平部2
05が設けられており、その上面に一枚の平らなガラス
キャップ250が接着され、両者の間では水分等のリー
クバスが形成されないよう気密性が高められている。ホ
ルダ1の傾斜部301とケース200の傾斜部300と
は密着され、ホルダ1とケース200の界面を下部から
水分が伝わってきても、その水分はこの傾斜部でシャッ
トアウトされ、レンズに対して耐湿性を上げることがで
きる。この密封性を良くするために、ケース200の上
部ドーナツ状水平部205とレンズ押さえぶた114と
の間には僅かな隙間が空くよう余裕を持たせ、ケース2
00の傾斜部300がピタリとホルダー1の傾斜部に密
着するための精度を与えるようにしている。また部分3
00,301が傾斜しているのは、第2AIsのように
直角にした場合は精度が出しにくいからである。 ふた114及びホルダー1の合計高さと、シールドケー
ス200の喬さの関係は、それらを組み込んだとき、ホ
ルダー1の底部がシールドケース200の底部204よ
りもやや下方に位置する(突出する)ように決められる
。また、固体撮像デバイス6の下側基板249の厚み(
!245の長さ)は、ホルダー1の溝218の深さ(線
218の長さ)よりも小さくされる。すなわち、ホルダ
ー1の底面11gはシールドケース200の底部204
や基板249の底面よりも下に突出するように設計され
ており、プリント基板等への水平取り付は精度がホルダ
ー1の底面118によって決められ、水平精度を出しに
くいシールドケース200や固体撮像デバイス6に影響
されないようになっている。 このシールドケース200は1枚の鋼の円板を10回程
度のプレス加工で作られ、最終的には厚さ0.21m程
度に形成される。シールドケース200の外側表面は光
の反射を防ぐため黒く塗装される0代表的な方法として
は、塗装後ベータ処理する通称ドライ・ループ処理法が
採用されるが、塗装時、上側ドーナツ状水平部205は
ガラスキャップ250との接着性を悪くしないよう、ま
た脚部203、下側水平部204はプリント基板との電
気的接触抵抗を高くしないよう、マスキング法等により
塗装されないようにする。 透明キャップ250は上方部のシールの働きに加え、ガ
ラス材を使用することにより、プラスチックレンズL1
〜L4に劣化をもたらす紫外線をカットする働きがある
。ガラス材は、その他、プラスチック材に比べて、キズ
がつきにくいことや耐熱性がある等の撮像上重要な特長
点を持っている。 レンズ押さえぶた114に設けた凹部110(第13B
図の左右中央部、2箇所)は、樹脂成形時の樹脂の注入
口となるゲート部位置に、突出した部分302が残るの
で、その周辺を低くシ。 凸部302がレンズ押さえ部の平坦部222より高くな
らないようにするためのものである。これにより、レン
ズの押さえ精度は平坦部222によって決まる。またこ
の凹部110はふた114をホルダ1に接着するときに
あ、ふれた接着剤のたまり場とすることもできる。 キャップ250は組立てを容易にするため、予めシール
ドケース200に接着される。その後、シールドケース
200とキャップ250の組立体と、レンズL1〜L4
を収納しふた114を取り付けたホルダー1との組立が
行なわれる。 ホルダー1に設けられた内側への突出部116の上部平
担部212はレンズL4を精度良く取り付けるために、
高精度に形成され、比較的加工が難しいコーナ部は凹部
115を設け、レンズの取り付は精度が平担部212で
決まるようにされている。ホルダー1の底面に設けられ
た突出部211は方向を示すインデックスであり、プリ
ント基板に設けられた穴(その反対側には勿論穴は形成
されていない)に入り込むように設計されている。 リードピン61の配置が対称になっているだけに、この
ビデオカメラユニットのプリント基板への取り付は方向
を間違うことが未然に防止される。固体撮像デバイス6
の垂直方向の取り付は位置はホルダー1の水平部213
と固体撮像デバイス6の枠状平担部241によって決め
られる。 ホルダー1の上部側面には小突出部215と大突出部1
11との間にリング状の溝214が形成されている。こ
の溝214は、約0.2mmの深さ、幅であり、レンズ
押さえぶた114とホルダー1とを接着したときに、あ
ふれた接着剤が外側にあふれ出ないようにする働き、接
着剤を円周に沿ってまんべんなくいきわたらせる働きが
ある。なお、この溝214に接着剤を予め注入しておく
ことも可能である。接着剤は毛細管現象により、溝21
4の周囲やふた114とホルダー1との境界部にいきわ
たらせることが可能である。 ホルダー1の突出部111の頂面から平担部113迄の
突出部高さHlとふた114の溝221の底面からレン
ズ押さえ部222迄の溝深さDlとの関係は、D1≧H
1とされる。また、ホルダー1の小突出部215とふた
114の最下面223との間には隙間(本実施例では0
 、1 sum)があくようにされている、更に、ホル
ダーlの上部内側平担面の高さはレンズL1の上部平担
面231と同じかそれよりも低く設計される0以上3つ
の条件は、ふた114の底面223がレンズLLの平担
面231を確実に押さえるための条件となる。 次に固体撮像デバイス6について説明するが、便宜上、
第14A図の平面図はり−ド61の外側(プリント基板
側)を折り曲げていない状態、第14B図の断面図はそ
れを折り曲げた状態、第14Cの断面図は折り曲げる前
の状態(点線)と矢印の方向に折り曲げた後の状態(実
線)の両方を示している。 ホルダー1と固体撮像デバイス6との回転方向の位置は
ホルダー1の突出部126とデバイス6の凹部248と
によって決められる。デバイス6のリード61は第5図
の実施例とは異なり、プラスチック基板249の側面2
45の外側に沿ってでなく、基板249の中を通って、
下方に露出している。これによってデバイス6とホルダ
ー1との隙間を小さくでき、耐湿性を向上することがで
きる。リード61の上側先端部279はプラスチック基
板249の中で約45″の角度で下方に曲げられている
。これは、上部平担部277の水平精度を出す働きと、
リード61が基板249の中でしっかり固定する働きを
ねらったものである。 上部平担部277は基板249の表面から露出しており
、この平担部277とチップ64のポンディングパッド
280とに直径約25μm程度のAaワイヤー280が
超音波接続技術によってボンディングされ、両者の電気
的接続が行なわれている。リード61は下方274及び
272の2箇所で90°折り曲げられている。リード6
1の274から271の部分は組立途中外側水平方向に
開いている0次にその部分は下方90°折り曲げられる
が、その時の折り曲げ点が274の位置であるとその部
分が折り易くなるので、その折り曲げ点は先端271側
にずらした点272とされる。 次に、固体撮像デバイス6の製造方法を第16図及び第
17図を参照しながら説明する。 第16図はり−ド61の出発材料となるリードフレーム
300の平面図であり、本実施例では縦枠302及び横
枠301に囲まれたデバイス1個分のリード61が横方
向に合計4個分連なって形成されている8通常の集積回
路用リードフレームでは半導体チップをマウントするた
めの通称タブリードが設けられるが、本実施例ではダブ
リードは設けられない、このリードフレーム300は、
1枚のりん青銅材をプレス加工で打ち抜くことによって
図のようなパターンに形成される。材質としてりん青銅
を選んだ理由は、導電率が高く熱膨張係数が樹脂に近く
また弾力性があるので、折り曲げ加工がし易いというと
ころにある。りん青銅以外の材料では通称4270イ(
鉄が42重量%のFe−Ni合金)を使用することもで
きる0図中、円形の六308は組立時の位置決め穴及び
リードフレーム送り穴として利用できる。前述したAl
ワイヤー242をボンディングするためのボンディング
ポスト277の幅はその他の部分に比べ左右それぞれ0
.05m■、合計0.1mm広く形成され、ボンディン
グがし易く、かつリード間隔を十分とるような設計とな
っている。ボンディングポスト277の表面にはAuが
部分メツキされAMワイヤー242とのボンダビリティ
を上げ、その他の部分は半田が部分メツキされ、プリン
ト基板等への半田付を容易にしている。 次にこのリードフレーム300の成形以後の組立方法を
第17図を用いて説明する。第17図は第16図の平面
図を垂直方向の切断面でみたときの側面図に対応する。 (a)はリードフレーム300のプレス加工及びAu、
半田の部分メツキを完了した段階を示している。このと
きの半田メツキ材としては、(c)で説明する樹脂成形
の温度よりも高い融点になるよう、錫の鉛に対する比率
を相当低くしたものが選ばれる。 (b)はり−ド61を208,276、及び274の3
箇所を屈曲点として折り曲げた状態を示している。 (c)はリードフレーム61を樹脂成形した状態である
。 (d)はリード61を272を屈曲点として折り曲げた
状態を示している。 (e)次に、プラスチック基板249の上面中央部に、
即硬化型で粘性のあるエポキシ樹脂が塗布機のマルチノ
ズル部分から吐き出され、固体撮像チップ(ダイ)64
が接着される(ダイボンディング)、このときのチップ
64の位置は前述したリードフレームの丸穴303を基
準にして決められる。 このダイボンディングは常温で行なわれ、ボンディング
後約180℃の温度でキュアが行なわれ、エポキシ樹脂
が硬化される。 その後、Alワイヤー242がボンディングポスト27
7とチップ64のバッド280とに超音波ボンディング
される。 (f)次に、リードフレーム300の不要部分(例えば
枠301)が切り離され固体撮像デバイス6が完成する
が、(第1A図)この変形例として、基板249上にホ
ルダー1、レンズL1〜L4、及びふた114の組立体
をかぶせて接着し、更にその上にシールドケース200
をかぶせて接着してから、リードフレームの不要部分を
切り落しても良い、この変形例では、多連状のリードフ
レーム300上で一連の組立ができるので、自動化が容
易である。 本組立方法及びリードフレーム300が通常の集積回路
と異なる点は以下の点である。 (1)プラスチックモールドはリードフレームに対して
のみであり、チップをダイボンディング及びワイヤボン
ディングした後ではない。 (2)成型されたプラスチックは、チップをマウントす
るための基板として利用するが、チップを封止してしま
うものではない。 (3)プラスチックモールドされたリード61のボンデ
ィングポスト277は表面に露出しており、プラスチッ
ク中に埋められていない。 (4)プラスチックモールド後、ホルダー1やケース2
00によってチップ64の実質的な封止が完了する。 (5)リードの折り曲げ工程はダイボンディング前に完
了しており、チップへのストレスが折り上げ工程によっ
て加わることはない。 (6)リード61のボンディングポスト277から先端
271は同ピツチ、即ちほぼ平行に形成されており、リ
ード61の形状が単純にできる。 〔発明の効果〕 レンズの小型化、機械的な絞り、シャッタ機構を省くこ
とが可能となり、カメラ全体を著しく小型化でき、特に
監視カメラでは有効である。 合成焦点距離    E、F、L=1.0明るさ   
    F  &  =2.0画角   F、 A、 
=87゜ バック・フォーカス B、F  =0.55γ:レンズ
面の曲率半径 d:レンズ面間距離 n:レンズのd−線に対する屈折率 ν:レンズの分散率 八番、へ61八B、 AIOは井原NIfMWlである
。 ザイデル収差係数 PT:ペッツ・バール係数 ザイデル収差係数 PT:ペッツ・バール係数
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明によるビデオ・カメラ・ユニットの断
面図、第1B図はその平面図である。 第2A図は本発明の他の実施例によるビデオ・カメラ・
ユニットの断面図、第2B図はその平面図である。 第3図は第1図及び第5図に示すカメラ・ユニットで使
用されるレンズ部分を説明するための図であり、第4図
はその特性図である。 第5図は本発明の他の実施例を示す断面図であり、第6
図はその平面図である。 第7図は本発明の他の実施例を示す断面図であり、第8
図はそれに用いられるレンズの特性を示す図である。 第9図は、この発明に係る固体撮像チップ内部回路の一
実施例を示す要部回路図である。 第10図は、上記固体撮像チップを用いた撮像装置の一
実施例を示すブロック図で・ある。 第11図は、上記固体撮像チップの動作の一例を説明す
るためのタイミング図である。 第12A図〜第17図は第1A図及び第1B図に示す実
施例の主要構成部品の展開図である。 そのうち、第12A図はホルダー1の断面図、第12B
図はその平面図である。 第13A図はレンズ押さえぶた114の断面図、第13
B図はその平面図である。 第14A図は固体撮像デバイス6の平面図、第14B図
及び第14C図はその断面図である。 第15A図はシールドケース200の断面図、第15B
図はその平面図である。 第16図は固体撮像デバイス6の組立に用いられるリー
ドフレーム300の平面図である。 第17図は固体撮像デバイス6の組立工程を説明するた
めの一連(5段階)の断面図である。 L1〜L4・・・プラスチックレンズ、1・・・ホルダ
ー、6・・・固体撮像デバイス、64・・・固体撮像チ
ップ、14・・・ふた、PD・・・画素アレイ、VSR
・・・読み出し用垂直シフトレジスタ、ITG・・・読
み出し用インタレースゲート回路、DV・・・読み出し
用駆動回路、vSRE  ・ ・ E−− DVE  ・ 水平シフ LPF ? ・感度設定用垂直シフトレジスタ、IT・感度設定用イ
ンタレースゲート回路、・・感度設定用駆動回路、H8
R・・・トレジスタ、MID・・・固体撮像装置、・・
ロウパスフィルタ、DET・・・検歪曲収差 鼻点収差 図 !l¥A収差、正気条件 色収差、奪面収差 D−5A、 SC。 11画収差、正弦条件 S、 A。 色収差、 )ffil収差 P D−DIST。 歪曲収差 第11図 D−AST。 寥点収差 ロ O4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のリードを備えたリードフレームを準備する工
    程と、プラスチック成形により上記リードの第1の部分
    と第3の部分を露出し、上記リードの上記第1及び第3
    の部分の間にある第2の部分を埋め込んだプラスチック
    基板を形成する工程と、該プラスチック基板に半導体チ
    ップをマウントする工程と、上記半導体チップと上記複
    数のリードの上記第1の部分とを電気的に接続する工程
    とを具備して成ることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。 2、複数のリードを有するプラスチック基板を準備する
    工程と、該基板上に固体撮像チップをマウントする工程
    と、該チップと上記リードとを電気的に接続する工程と
    、プラスチックレンズを収納したホルダーと上記基板と
    によって上記チップを取り囲む工程とを具備して成るこ
    とを特徴とするビデオ・カメラ・ユニットの製造方法。 3、プラスチック基板と、複数のリードと半導体チップ
    とを具備して成り、上記リードの第3の部分は上記基板
    の下面からほぼ垂直方向に露出して延び、上記リードの
    第1の部分は上記基板の上面にほぼ水平な状態で露出し
    、上記リードの上記第1及び第3の部分の間にある第2
    の部分は上記基板に埋め込まれ、上記チップは上記第1
    の部分に囲まれた上記基板の上記上面にマウントされ、
    上記第1の部分と上記チップ間を金属線により電気的に
    接続して成ることを特徴とする半導体装置。 4、上記リードは上記第1の部分から延長した第4の部
    分を有し、該第4の部分は上記第1の部分から斜め下方
    に折れ曲がって上記基板中に埋め込まれていることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項記載の半導体装置。 5、上記第2の部分はほぼ直角の折れ曲がり点を有し、
    該折れ曲がり点から上記第1の部分に向かう上記第2の
    部分はほぼ垂直に、上記折れ曲がり点から上記第3の部
    分に向かう上記第2の部分はほぼ水平方向に形成されて
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第3項又は第4項
    記載の半導体装置。 6、複数の積み重ねられたプラスチックレンズと、固体
    撮像デバイスと、上記レンズ及び上記デバイスを収納す
    るホルダーとを具備して成り、上記ホルダーの上記レン
    ズを収納する部分の内壁とほぼ直角に内側に延びる平面
    部を有する突出部を上記ホルダーに形成し、上記平面部
    上に上記レンズを取り付け、上記平面部と上記内壁との
    間の上記突出部に凹部を設けたことを特徴とするビデオ
    ・カメラ・ユニット。 7、複数のレンズと、固体撮像チップと、該チップ及び
    リードを取り付けた絶縁基板と、これらを収納するホル
    ダーとを具備して成り、上記絶縁基板は側面部が階段状
    に形成され、上記ホルダーの内壁は上記絶縁基板の側面
    形状に合わせて階段状に形成されて成ることを特徴とす
    るビデオ・カメラ・ユニット。 8、金属製ケースと、その中に収納された複数のプラス
    チックレンズ及び固体撮像デバイスとを具備して成るこ
    とを特徴とするビデオ・カメラ・ユニット。 9、上記ケースの外側表面は黒色であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第8項記載のビデオ・カメラ・ユニッ
    ト。 10、上記ケースを交流的に接地して成ることを特徴と
    する特許請求の範囲第8項記載のビデオ・カメラ・ユニ
    ット。 11、固体撮像デバイスと、その上方に積み重ねられた
    複数のレンズと、上記デバイス及び上記レンズを収納す
    る円筒状のホルダーと、上記ホルダーの上部先端に取付
    けられ上記レンズを固定するためのドーナツ状のふたと
    を具備して成り、上記ふたの内面には階段状の傾斜面が
    設けられていることを特徴とするビデオ・カメラ・ユニ
    ット。
JP63176911A 1987-12-28 1988-07-18 半導体装置及びそれを用いたビデオ・カメラ・ユニット並びにその製造方法 Pending JPH0227878A (ja)

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