JPH02277787A - 塗装前処理工程の洗浄装置 - Google Patents

塗装前処理工程の洗浄装置

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JPH02277787A
JPH02277787A JP9965789A JP9965789A JPH02277787A JP H02277787 A JPH02277787 A JP H02277787A JP 9965789 A JP9965789 A JP 9965789A JP 9965789 A JP9965789 A JP 9965789A JP H02277787 A JPH02277787 A JP H02277787A
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JP
Japan
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water
tank
coating
conveyor
washing device
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Bunzo Hirano
平野 文三
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、乾燥工程に送り出される直前に配置される
塗装前処理工程の水洗装置に関する。
(従来の技術) 焼き付は塗装を行う場合には、その前処理として、脱脂
、被膜化成処理が必要である。コンベアラインを用いた
塗装設備においては、その前処理工程、をライン上に配
置し、・被塗物の輸動に伴って処理されるように図り、
基本的には、脱脂、水洗、被膜化成、水洗、乾燥の順に
処理が進められる。
このうち、被膜化成処理後の水洗では、引き続いて乾燥
工程へ送られるので、次のような不具合が生じ易い。
すなわら、この水槽内には、被塗物に濡れている被膜化
成液、特に被塗物に存在する穴形状に溜まった液が持ち
込まれて注水に混じるので、これで洗った後、その濡れ
た水が乾くと、被膜化成剤が析出して被栃物表面に付着
し、塗装の品質を低下させる。特に透明なりリア塗装の
場合は、被塗物表面の地肌に異様な模様が表れて外観を
そこねるものであった。水滴がある場合では、このよう
な析出する不純物の螢が多くなり、品質低下を増大する
こうした被膜化成液の混入には、注水を常時入れ替えて
濃度を薄めるようにすればよいが、注水そのものの水質
によって、不純物による同様のトラブルが発生しやすい
、また、乾燥装置に運ばれる途中が濡れたままでは、埃
などが付着しやすく、水分の多いだけ乾燥の時間、熱量
を増大する必要があり、あるいは途中に水切り装置の挿
入を要求されることがあった。
(発明が解決しようとする課題) このように、乾燥工程直前の水洗では、注水の水質管理
が重要であると共に、被ケ物が濡れていることにより1
表面を汚すというメカニズムに鑑み、この発明は、被塗
物表面に付着して持ち出される水の量を可及的に少なく
して、付着した水に起因する塗装品質の低下を防ぐ塗装
前処理工程の水洗装置を提供しようとするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記のような課題を解決するため、この発明の塗装前処
理工程の水洗装置は、コンベアラインにより輸動する被
塗物を、脱脂、被膜化成、水洗、屹殻などの処理を経て
塗装工程へ送り畠ずようにした塗装前処理工程において
、その乾燥工程直前の最終水洗装置であって、コ・ンベ
アラインに沿って細長い水槽が備えられ、その水fH1
5内には50°C以上の純水に近い水が満たされると共
に、給排水装置により常時水槽内の水がコンベアの移動
と反対方向の流れを伴って新陳代謝され、この水槽に対
応するコンベアラインは、輸動する被塗物が水槽前部で
斜めに降下して水中に沈み、そのまま上記水流に逆らっ
て水平に進み、水槽後部で斜めに浮上するように設備さ
れ、がっその浮上範囲では、浮上に伴って被塗物表面に
付着して持ち出される水の螢が、水面上で直ちにe+5
する程度の少量に抑えられるような浮上速度に設定され
た構成になるものである5 (作用) このようにしたので、被膜化成処理を終えた被塗物は、
50°C以上に加熱された注水に沈み、その水流に逆ら
って進むことで被膜化成液を洗い落とされると共に、5
0℃以上に加熱される。
前工程から持ち込まれた被膜化成液は常時新陳代謝され
る注水により濃度を薄められ、純水度を保たれている。
そして被塗物が注水から出るときは、充分に時間をかけ
てゆっくり浮上するので、表面張力や引力の作用により
、水滴のような多量の水を付着させないで、微量の水分
を持ち出すに過ぎない。
従って、上記の熱により付着した水は直ちに蒸発し、被
塗物は乾燥状態で引き上げられる。ミクロ的には、不純
物の析出がありうるが、純水に近く、充分に薄められ、
かつ蒸発の水分が極めて微量であることから、−様な分
布であることと共に、その後の塗装に全く影響がない。
注水に超音波を印荷して置くとさらに効果的であり、乾
燥工程を省略できることも有り得る。
(実施例) 以下この発明の実施例に就いて詳しく説明する。
図は被膜化成処理工程から乾燥工程へ移動する間の水洗
装置の縦断側面図である。
コンベアライン1は、所定のラインに敷設され、適当間
隔に吊持された被塗物2を1論動する。すなわち51.
水洗処理工程3、脱脂処理工程4、水洗処理工程5、被
膜化成処理工程6を経て、最終の水洗処理工程に送られ
る。
この水洗処理工程は、第1シヤワー室7、第2シヤワー
室8および水槽9によって構成され、コンベアライン1
は、両シャワー室7.8内の上方を通り、水槽9の上方
を通過する。
水槽9は、舟底形に形成され、50″C以上に加熱され
た純水に近い純度のよい水が満たされている。そしてコ
ンベアの進行方向後端部に蒸気管10が導入され、前端
部にオーバーフロ一部11が設けられている。これによ
り、水槽9内の水は常時保温され、かつ新しい水を補給
され、その分オーバーフロ一部11より流出し、従って
コンベアの動きに逆行する水流が生じている。さらに水
槽9内には超音波誘導装置12が設備され、注水に超音
波を印荷している。
水槽9の上方を通るコンベアライン1も舟底形に敷設さ
れ、処理物2は顔次水槽前部で斜めに降下して水中に沈
み、そのまま上記水流に逆らって水平に進み、水槽後部
で斜めに浮上するように、誘導される。。
オーバーフロ一部11から流出した水は、前記第2シャ
ワー室8下底:1Cの第2サンプ13に溜まり、ポンプ
14により汲み上げられてノズル15から室内に噴射さ
れる。さらに第2サンプ13から溢れた水が第1シャワ
ー室7下底部の第1サン116に溜まり、ポンプ17に
より汲み上げられて、ノズル18から室内に噴射される
。第1サン116を溢れた水は排水管1つより放流され
る。
こうして、被膜化成処理工程6から導かれた被塗物2は
、第1.第2シャワー室7,8内を通ってシャワー注水
を受け、持ち出して来た被膜化成液の大部分を洗い落と
されて、純度の高い水に濡れた状態で前記のように水槽
9内に導かれる。
水槽9内の被塗物2は、水流に逆らって進むことと、超
音波の作用により、さらに純度の高い水で充分に水洗さ
れた後、前記のように水槽9後部より浮上する。
この被塗物2が浮上するためのコンベアライン浮上船・
1aの傾斜度は、浮上・時間が充分に掛かるように設定
されている。浮上の時には、表面に水分が付着して持ち
出されるが、ゆっくり上昇すると、水面の表面張力や自
重あるいは超音波振動の振り落とし作用により、粒状の
水は引上げられないで、掻く微小な水分のみの付着に止
どまる。この水分は50°C以上に加えられた前記の熱
の作用により、浮上とほとんど同時に蒸発する。上記浮
上速度は、このように水面上で直ちに蒸発する程度の水
分量の付着を条件として、加熱温度との関連で設定され
るものである。
こうして、この水洗装置では、前工程から持ち出した被
膜化成液が、第1.第2シヤワー室7゜8および水槽9
内で次第に純度の高い熱湯で洗い落とされ、浮上時には
殆んど不純物の混じらない水が、しかも極く微量のみ付
着しているに過ぎない状態になり、蒸発乾燥によって表
面に析出して残る不純物が、無視できるオーダーを遥か
に下回る量に抑えられ、以後の塗装の品質を大巾に向上
するものとなる。
これ1らの注水は常時補給きれる水によって、不純物の
混入濃度が薄められ、長期に亘ってこの注水機能が維持
される。水槽9を出て次工程に送られる被塗物は、乾燥
状態にあるので、浮遊する空気中の埃などが付着しにく
いし、場合によっては乾燥工程を省略することができる
〔発明の効果〕
上記の通り、この発明になる塗装前処理工程の水洗装置
は、被膜化成処理工程と乾燥工程との間に装置される水
洗装置であって、純水に近い熱湯で洗うと共に、水面か
ら浮上する速度を遅くして、その時に付着する水分を掻
く少量に抑えて直ちに蒸発してなくなるようにしたもの
で、乾燥により表面に析出して塗装に影響を与えるよう
な不純物がなく、常時安定した高度の塗装品質が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示す水洗装置の縦断側面図であ
る。 1・・・コンルアライン  2・・被 塗!tlW6・・・被膜化成処理工程 7・・・第1シヤワー室  8・・・第2シヤワー室 
 9・・・水槽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コンベアラインにより輸動する被塗物を、脱脂、被膜化
    成、水洗、乾燥などの処理を経て塗装工程へ送り出すよ
    うにした塗装前処理工程において、その乾燥工程直前の
    最終水洗装置であって、コンベアラインに沿って細長い
    水槽が備えられ、その水槽内には50℃以上の純水に近
    い水が満たされると共に、給排水装置により常時水槽内
    の水がコンベアの移動と反対方向の流れを伴って新陳代
    謝され、この水槽に対応するコンベアラインは、輸動す
    る被塗物が水槽前部で斜めに降下して水中に沈み、その
    まま上記水流に逆らって水平に進み、水槽後部で斜めに
    浮上するように設備され、かつその浮上範囲では、浮上
    に伴つて被塗物表面に付着して持ち出される水の量が、
    水面上で直ちに乾燥する程度の少量に抑えられるような
    浮上速度に設定されたことを特徴とする塗装前処理工程
    の水洗装置。
JP9965789A 1989-04-19 1989-04-19 塗装前処理工程の洗浄装置 Granted JPH02277787A (ja)

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JP9965789A JPH02277787A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 塗装前処理工程の洗浄装置

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JP9965789A JPH02277787A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 塗装前処理工程の洗浄装置

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JPH02277787A true JPH02277787A (ja) 1990-11-14
JPH0525955B2 JPH0525955B2 (ja) 1993-04-14

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JP9965789A Granted JPH02277787A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 塗装前処理工程の洗浄装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06254469A (ja) * 1993-03-05 1994-09-13 Bunzo Hirano 塗装前処理工程の洗浄装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134814A (ja) * 1974-09-19 1976-03-24 Kawasaki Steel Co Fueraito*oosutenaito 2 sokeitainetsuko

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06254469A (ja) * 1993-03-05 1994-09-13 Bunzo Hirano 塗装前処理工程の洗浄装置

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JPH0525955B2 (ja) 1993-04-14

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