JPH02277727A - 冷却帯ロールの熱変形を防止した連続熱処理炉 - Google Patents

冷却帯ロールの熱変形を防止した連続熱処理炉

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Publication number
JPH02277727A
JPH02277727A JP9763389A JP9763389A JPH02277727A JP H02277727 A JPH02277727 A JP H02277727A JP 9763389 A JP9763389 A JP 9763389A JP 9763389 A JP9763389 A JP 9763389A JP H02277727 A JPH02277727 A JP H02277727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
steel strip
chamber
wall
heat treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9763389A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Fujita
健一 藤田
Yasuhisa Nakajima
康久 中島
Shinichiro Muto
武藤 振一郎
Kuniaki Sato
邦昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP9763389A priority Critical patent/JPH02277727A/ja
Publication of JPH02277727A publication Critical patent/JPH02277727A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、鋼4iF等のストリップの連続熱処理炉の冷
却帯において、ストリップが巻き掛けられて、その通板
方向を変換させるストリップ支持ロールの熱変形を防止
した連続熱処理炉に関するものである。
〈従来の技術〉 調帯用連続焼鈍炉等の竪型炉には鋼板が巻きつけられて
、その通板方向を変換させるハースロール等の鋼帯支持
ロールが組込まれている0例えば連続焼鈍炉に用いられ
る従来のハースロールの1例を第7図に示すが、炉l内
にはロール2が回転自在に支持されており、綱帯3は、
このロール2に巻き掛けられている。
ここで鋼帯3を冷却処理する場合には炉1内を何らかの
冷却装置により冷却する必要があるが、このような場合
には炉内温度よりも調帯温度の方が高いのが普通である
。またロール2は鋼帯3の通仮に伴って連れ回り回転し
ており、鋼帯3が接触し得る中央の鋼帯接触部Aと鋼帯
3が接触していない(IIj端の鋼帯非接触部Bとが、
このロール2の長手方向に沿って形成される。このため
鋼帯非接触部Bはその全周にわたり、炉lの雰囲気によ
り冷却されるが、鋼帯接触部Aの鋼11F3が接触する
部分はこの鋼帯3により加熱されることになる。
この結果、m帯接触部Aは銅帯非接触部Bよりも温度が
高くなりロール長手方向に温度差が生じることになる。
その結果ロール2は図に示すように熱変形前のロール2
の輪郭形状を表す破線の状態から実線の状態に熱変形し
てしまう、このようにロール2が熱変形を起すと鋼帯3
の通仮に何かと支障を来たすため、従来ではロール2に
イニシャルクラウンを付していた。
しかしながら、ロールに形成されるイニシャルクラウン
は炉の運転状況に応じて適切であったり適切でなかった
りするので、ロールにどの位のイニシャルクラウンを付
けるかを決定するのはなかなか難しいことである。
−Cに冷却帯ロールのイニシャルクラウンはフラットか
らやや凸としているが、鋼帯温度が雰囲気ガス温度にく
らべて高くなりすぎると、第8図に示すように、ロール
2が熱変形し、その中央部の径が大きくなり過ぎて、ロ
ール2に接する鋼帯3の幅方向両端部には圧縮応力がは
たらき、鋼板3が座屈を起し中央部に膨らみ4が発生ず
る。そしてこの膨らみ4がロール2上で絞り込まれてし
わ5となる、いわゆるバックリング現象を招来する。
一方、ロールのイニシャルクラウンが過少の場合、もし
くは銅帯の温度が雰囲気ガス温度と同等もしくは低い場
合には、第9図に示すようにロール2の中央部が凹んで
しまうために、綱板3はロール2の長手方向何れか一方
に寄って蛇行する結果、極端な場合には鋼帯3が、隔壁
に摺接して操業が困難となったり或いは、鋼帯3が破断
してしまう事態に到る。
そこでバックソングを防止するためにa−ルを熱処理炉
から隔離して炉内の冷却ガスによる影響を除くように、
熱処理炉からロールを仕切る隔壁を設けることが、例え
ば特開昭53−130211号公報で示されているが、
隔壁に設けた鋼帯通路を介して熱処理炉内の冷却ガスが
ロールの周囲に到達してしまうため、ロールが熱変形を
起こすことによるバックリングを避けることができなか
った。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明はかかる熱処理炉において用いられる、従来の調
帯支持ロールの熱変形に伴う種々の不具合に鑑み、冷却
帯のtliJ帯支持ロールの熱変形を防止した連続熱処
理炉を提案することを目的とするものである。
く課題解決のための手段〉 本発明は、ストリップ連続熱処理炉の冷却帯において、
ストリップを通板するための支持ロールと冷却室との間
にスリット状のストリップ通路を有する隔壁を設けてロ
ール室を形成し、該ロール室の内壁の輻射率を0.3以
下としたことを特徴とする冷却帯ロールの熱変形を防止
した連続熱処理炉である。
〈作用〉 本発明の具体的構成の1例を第1図に示す、また第2図
はそのII−n矢視図である。 11は冷却装置のある
冷却室、13は冷却室とロールの間に設置された隔壁1
2により、仕切られたロール室である。
14はロール室内に回転自在に設置された鋼帯支持ロー
ル、15は隔壁に設けられたスリット状の銅帯通路、1
6は熱処理されるストリップであり、ここでは調帯で代
表する。 17はロール室内壁であり、本発明はこの表
面の輻射率を0.3以下にすることにより、第3図に示
すごとく炉内壁に伝わりそこから炉外へ逃げる熱量及び
炉内雰囲気ガスへ逃げる熱量を押え、ロールエツジ部B
に着く熱量を増加させ、第4図に示すごとくロールエツ
ジ部Bとロールセンタ一部Aの温度差を減少させ、ロー
ルの長手方向温度差による熱変形を抑制するものである
。その結果鋼帯のバックリング等を防止することができ
る。
ロール室炉内壁の輻射率を0.3以下にする手段として
は、例えばステンレスのBA材をロール室炉内壁に内張
すすることにより達成できる。
本発明では、さらにロール室13内にロールエツジ部B
を加熱するヒータを設けたり、高温の雰囲気ガスを導入
することができる。
第5図はその実施例を示すもので、図中18はロール室
13内に設置された、ロールエツジ部Bを加熱するため
のヒータであり、ロール室内壁17の輻射率を0.3以
下にすることに加えロール長手方間の温度差をさらに減
少するものである。
また第6図はロール室13内に熱交換#!19により熱
交換して高温になった雰囲気ガスを、循環ファン20に
より吹きつけることにより本発明の効果をさらに大きく
するものである。
〈発明の効果〉 本発明のごとく、ロール室炉内壁の輻射率を、0.3以
下とすることにより、連続熱処理炉のストリップ支持ロ
ールの長手方向の温度差を小さくでき、実質的にロール
熱変形をストリップのバックリングや蛇行が防止できる
20%以上に低減することができ、その結果歩留まりや
稼動率の向上が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱処理炉の一実施例の主要部を表す概
念図、第2図はその■−■矢視図、第34図は本発明の
効果を定量的に示した図、第5゜6図は本発明の他の実
施例の概念図、第7〜9図は従来の熱処理炉における鋼
帯支持ロールの形状を表す概念図である。 3・・・鋼帯、      4・・・綱帯の膨らみ、5
・・・調帯のしわ、  11・・・冷却室、12・・・
隔!、13・・・ロール室、14・・・銅帯支持ロール
、15・・・鋼帯通路、16・・・綱帯、     1
7・・・ロール室炉内壁、18・・・ヒータ、    
19・・・熱交換器、20・・・循環ファン、   2
1・・・循環ダクト、A・・・t14帯支持ロールの銅
帯接触部、B・・・調帯支持ロールの鋼帯非接触部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ストリップ連続熱処理炉の冷却帯において、ストリップ
    を通板するための支持ロールと冷却室との間にスリット
    状のストリップ通路を有する隔壁を設けてロール室を形
    成し、該ロール室の内壁の輻射率を0.3以下としたこ
    とを特徴とする冷却帯ロールの熱変形を防止した連続熱
    処理炉。
JP9763389A 1989-04-19 1989-04-19 冷却帯ロールの熱変形を防止した連続熱処理炉 Pending JPH02277727A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9763389A JPH02277727A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 冷却帯ロールの熱変形を防止した連続熱処理炉

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JP9763389A JPH02277727A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 冷却帯ロールの熱変形を防止した連続熱処理炉

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Publication Number Publication Date
JPH02277727A true JPH02277727A (ja) 1990-11-14

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ID=14197560

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JP9763389A Pending JPH02277727A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 冷却帯ロールの熱変形を防止した連続熱処理炉

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0935004A1 (fr) * 1998-02-09 1999-08-11 STEIN HEURTEY, Société Anonyme: Perfectionnements apportés aux fours de refroidissement pour produits en bande

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JPS6217476U (ja) * 1985-07-18 1987-02-02

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