JPH02277454A - 加振装置 - Google Patents

加振装置

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JPH02277454A
JPH02277454A JP10143389A JP10143389A JPH02277454A JP H02277454 A JPH02277454 A JP H02277454A JP 10143389 A JP10143389 A JP 10143389A JP 10143389 A JP10143389 A JP 10143389A JP H02277454 A JPH02277454 A JP H02277454A
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JP
Japan
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voltage
fluctuation
rotational speed
motor
drive motor
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JP10143389A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Mihashi
三橋 邦宏
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マツサージ器などに使用される加振装置に関
する。
〔従来の技術〕
使用者に振動(バイブレーション)を与えて疲労の回復
やストレスの解消を図るマツサージ器の加振装置は、一
般にモータの回転軸に偏心質量を固定するとともに、モ
ータをスプリングなどの弾性体に取り付け、偏心質量を
回転させることにより生ずる偏心質量の遠心力を利用し
て加振するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記した従来の加振装置においては、単一の偏
心質量を回転させて加振するようになっているため、単
調であって、長時間使用した場合にはかえって不快にな
る。すなわち、遠心力「は、偏心質量の重さをm、偏心
質量の回転半径をr、偏心質量の回転角速度をωとする
と、 f=mrs”         ・−・−(1)である
、従って、モータの回転速度が一定であれば、偏心質量
による遠心力は一定となり、一定の振動しか発生するこ
とができず、加振が単調となる。そして、加振の周波数
を変化させようとしてモータの回転速度を下げると、式
(1)から明らかなように、加振力となる遠心力fが低
下するとともに、加振周波数も低下するため、充分なマ
ツサージ効果を得ることができない。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされ
たもので、加振のパターンが単調とならず、加振力が低
下しない加振装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る加振装置は、
一対の駆動モータと、これら各駆動モータのそれぞれに
設けられ、各駆動モータにより回転させられる一対の偏
心質量と、前記各駆動モータの回転速度を制御するとと
もに、前記各駆動モータの少なくとも1つの回転速度に
ゆらぎを与える制?f1回路とを有することを特徴とし
ている。
〔作用〕
上記の如く構成した本発明は、駆動モータの両方または
何れか一方の回転速度にゆらぎを与え、両駆動七−タ間
の回転速度をわずかにずらすと、回転する偏心質量の発
生する力の合計にうなりが発生する。そして、駆動モー
タの回転速度がゆらぐために、うなりの振幅、周期が変
化し、一対の偏心質量による加振振幅、加振周波数が変
化し、加振の単調さをなくすことができる。このため、
長時間使用しても不快となることがない、しかも、各駆
動モータの回転速度の変化は小さいため、偏心質量の遠
心力による加振力はほとんど変化しない。
〔実施例〕
本発明に係る加振装置の好ましい実施例を、添付図面に
従って詳説する。
第1図は、本発明の実施例に係る加振装置の説明図であ
る。
第1図において、加振装置10は、一対の直流の駆動モ
ータ12.14が固定台16.18を介してベース20
に固定されている。各駆動モータ12.14は、同軸的
に、かつ回転軸22.24が対向するように配置され、
回転軸22.24に偏心質量26.28が取り付けてら
れている。各偏心質量26.2日は、駆動モータ12.
14が同一の回転速度で回転したときに、これらの偏心
質量26.28による遠心力f+   fzがほぼ等し
くなるように重さm I % m zと回転半径rl。
r、とが調整されている。また、偏心質126.2日は
、質量中心、すなわち遠心力r、、r、の作用中心が駆
動モータI2.14の軸線に直交した同一の面内となる
ようしである。
駆動モータ12、I4には、それぞれモータ駆動回路3
0.32が接続してあり、モータ駆動回路30.32か
ら駆動電力が供給されるようになっている。そして、モ
ータ駆動回路30,32を介して駆動モータ12.14
の回転速度を制御する制御回路34は、制御電圧設定器
36、ゆらぎ電圧発生器38、加算器40からなってい
る。
制御電圧設定器36は、モータ駆動回路30と加算器4
0の入力側とに接続してあり、駆動モータ12を所定の
回転速度で駆動するための制御電圧をモータ駆動回路3
0に与えるとともに、加算器40に制御電圧を人力する
。また、加算器40の入力端には、ゆらぎ電圧発生器3
Bの出力が人力するようになっている。ゆらぎ電圧発生
器38は、後述するように不規則に微小変動するゆらぎ
電圧を発生する。そして、加算器40は、制御電圧設定
器36が出力する制御電圧にゆらぎ電圧発生器3日が出
力するゆらぎ電圧を加え、駆動モータ14の回転速度に
ゆらぎ生ずるような制御電圧をモータ駆動回路32に与
える。
第2図は、ゆらぎ電圧発生器の一例を示したものである
第2図において、ゆらぎ電圧発生器38は、ホワイトノ
イズ発生回路50とこのホワイトノイズ発生回路50の
出力側に接続したローパスフィルタ60とからなってい
る。
ホワイトノイズ発生回路50は、ツェナ・ダイオード5
Iとトランジスタ52とを主構成要素としており、トラ
ンジスタ52のベースがツェナ・ダイオード51を介し
てt源に接続しである。また、トランジスタ52のコレ
クタは、抵抗器R1を介して電源に接続しであるととも
、コンデンサCI、可変抵抗器VR,を介して接地しで
ある。
可変抵抗器vRIは、トランジスタ52の出力レベルを
調整するためのもので、摺動子がホワイトノイズ発生回
路50の出力端子となっている。なお、トランジスタ5
2のエミツタには、トランジスタ52の動作点を調整す
る可変抵抗器VR1とコンデンサC2とが並列に接続し
である。
ローパスフィルタ60は、演算増幅器61を用いた積分
回路を構成しており、演算増幅器61の出力側と反転入
力端子との間に帰還コンデンサC1と帰還抵抗器R2と
が並列に接続しである。そして、演算増幅器61の反転
入力端子は、抵抗器R1を介して可変抵抗器VR,の摺
動子に接続してあり、ホワイトノイズ発生回路50の出
力信号が入力するようになっている。また、演算増幅器
61の非反転入力端子は、抵抗器R4を介して接地しで
ある。なお、ローパスフィルタ60は、演算増幅器61
の出力側が出力端子となっており、積分動作をして入力
信号の周波数に反比例した利得を有する信号を加算器4
0に出力する。
モータ駆動回路30.32は、例えば第3図のように構
成することができる。この駆動回路は、リニアIC71
のトリガ入力端子である2番ピンに、抵抗器R&を介し
て制御電圧設定器36または加算器40から制御電圧V
が入力するようになっている。また、リニアIC71の
2番ピンには、抵抗器R1を介して駆動モータ12また
は駆動モータ14の一側が接続してあり、制j1電圧V
を変化させることによって駆動モータ12.14の回転
速度を変えることができるようになっている。
リニアIC71の出力端子である3番ピンには、抵抗器
R,を介してトランジスタ72のベースが接続しである
。さらに、リニアIC71の5番ピンは1.抵抗器R9
を介してトランジスタ72のコレクタと駆動モータ12
または駆動モータ14の+側とに接続しである。リニア
IC71の6番ピンは、抵抗器R1゜を介して電源に接
続してあり、スレッシュホールド電圧が入力するように
なっている。また、it源には、トランジスタ72のエ
ミッタが接続しである。そして、トランジスタ72のコ
レクタには、駆動モータ12または駆動モータ14の+
側に接続しであるとともに、ダイオード73を介して接
地しである。
第4図は、上記の如く構成した加振装置10を有するマ
ツサージ器の一例を示したものである。
第4図に示したマツサージ器80はハンディ−タイプの
もで、アーム82の先端近くに可撓部84が設けられ、
先端部86が屈曲できるようになっている。そして、先
端部86に固定部88が設けられ、この固定部88に加
振部90がボルト等により着脱自在に取り付けである。
加振部90は、側部および前面がクッシ四ン材によって
覆われており、内部に偏心質量26.28を取り付けた
駆動モータ12.14°が、ベース20を介して固定さ
れ、収納しである。
アーム82の後端部は、握り部92となっている。また
、アーム82には、スイッチ94が設けてあり、スイッ
チ94を入れることにより駆動モータ12.14が駆動
され、加振部90が矢印96のように振動する。
すなわち、スイッチ94を入れると、制御回路34が起
動し、制御電圧設定器36からモータ駆動回路30のリ
ニアIC71の2番ピンと加算器40とに制御電圧が出
力される。これにより、モータ駆動回路30のリニアI
C71は、3番ピンから01”が出力され、トランジス
タ72が作動して駆動モータ12に電流が供給され、駆
動モータ12を所定の回転速度で回転する。
一方、ゆらぎ電圧発生器38は、ホワイトノイズ発生回
路50のツェナ・ダイオード51に電源電圧が印加され
、微小電流によりバイアスされる。
そして、ツェナ・ダイオード51は、熱雑音により内部
抵抗が変化し、アノード側に熱雑音電圧が出力される。
この熱雑音電圧は、トランジスタ52によって増幅され
、可変抵抗器VR,の摺動子、ローパスフィルタ60の
抵抗器R1を介して演算増幅器61の反転入力端子に入
力される。
ローパスフィルタ60は、反転入力端子に入力してきた
ホワイトノイズ発生回路50の出力信号の周波数が、抵
抗器R2、コンデンサCゴおよび演算増幅器61の開ル
ープ利得A、によって定まるカットオフ周波数以上であ
ると、入力信号の周波数に反比例した利得の信号を加算
器40にゆらぎ電圧として送出する。加算器40は、制
御電圧設定器36が出力した制御電圧にゆらぎ電圧発生
器38が出力したゆらぎ電圧を加え、モータ駆動回路3
2のリニアIC71の2番ビンに制御電圧として出力す
る。これにより、モータ駆動回路32のトランジスタ7
2が作動し、駆動モータ14がゆらぎを有する回転速度
で回転する。
偏心質量26.2日の重さをm、、m、、偏心質量26
.28の回転半径をr+、rl、偏心質量26.28の
回転角速度ω1、ω2とすると、これらの偏心質量26
.28による遠心力rr2の、第1図に示したA−A線
に沿う断面内のX方向成分は、 r  、、w  m 、   r  l   (Ill
   ”  cos(ω +   t  )     
     −−(2)f 、x= m 2 r 2ω、
 ” cos(ω2L十φ)  −一−−−−(3)と
なる(第5図参照)。ただし、Lは時間、φは偏心質量
26.28間の位相差である。
ここで、前記したように、偏心質量26.28の回転角
速度が同一のときに、f 1= f zとなるようにm
 l 、m z、rl  rzが調整してあり、ゆらぎ
電圧による駆動モータ14の回転角速度の変化が微小で
あるとすると、 m 1  r 1 ω1 !”i m z r z (
r) z ” = P   −−(4)となる。そこで
、遠心力fl  f2のX方向の合力F、を求めると、 FX=Pcos(ω+1) +Pcos ((Llz t+φ) =2Pcos (((ω1+ω、)t/21十(φ/2
)〕 Xc o s (((az −(t12 ) t/21
−(φ/ 2 ) )          −−−−(
5)となる。ここで、 ω=(ω、+ω2)/2 Δω=(ω、−ω2)/2 とおくと、 F、=2PCO5(Δω1−(φ/2))xcos  
(ω1+(φ/2)) =C(t)cos  (ω1+(φ/2))−・−(6
) となる。ただし、 C(t) =2Pcos  (Δω1−(φ/2)l 
 −一〜−一−(7)なお、X方向の合力F、は、同様
にして次の式(8)ようにう求めることができる。
F、=C(t)sin  (ωt +  (φ/ 2)
 l    −−−(8)すなわち、式(6)、(8)
から解るように、遠心力fr2の合力は、周期がΔωで
変化する振幅C(仁)を有するうなりを生ずる。しかも
、振幅C(1)の周期Δωは、ホワイトノイズ発生回路
50のツェナ・ダイオード51におけるランダムな熱雑
音による出力信号の振幅に比例して変化するため、加振
装置10が発生する加振力である遠心力f、、rzの合
力が時間とともに変化し、加振のパターンが単調になら
ず、長時間使用しても使用者に不快感を与えることがな
い。しかも、駆動モータ14の回転速度(角速度ω2)
のゆらぎ(変化)が小さいため、偏心質量28による遠
心力f2の変化を小さくでき、加振力が低下することが
ない。また、図示しないツマミ等により、制御電圧設定
器36が出力する制御電圧を変化させることにより、駆
動モータ12.14の回転速度を変え、容易に加振力を
変化させることができる。
第6図、第7図は、他の実施例を示したものである。
本実施例は、駆動モータ12.14が並列的に並べて固
定され、回転軸22.24に取り付けた偏心質量26.
28が同形に形成されるとともに、遠心力r=、fzの
作用中心が同一平面内に配置しである。
本実施例の場合、遠心力f+、fzのX方向およびX方
向の合力は、式(6)、(8)と同し形となり、前記実
施例と同様の効果を得ることができる。そして、本実施
例の場合、xy平面に直交したZ軸に関するモーメント
M、が発生する。
Mzは、駆動モータ12.14の回転軸22.24間の
中央を原点とし、原点から回転軸22.24の中心まで
の距離を2とすると、 M 、 = 1!、f 、、 + f f Z、   
      −−−−(91ここで、 j!ml  r + ω+ ” ’rl1mz r z
 (+12=Q           −−・−(10
1とおくと、 M、  =Qs  i  n  (a++  t+φI
 )+Qs、i  n  (ωz  t +φ2 )=
2QCO3(Δω1+(φ1−φ2)/2)Xs  i
  n  (ωt+  (φ、+φz)/21・−・(
11) となる。すなわち、Z軸に関するモーメントにもうなり
が発生する。
第8図は、さらに他の実施例を示したももで、駆動モー
タ12.14が同軸に直線的に配置しであるが、偏心質
量26.28による遠心力f1、r2の作用中心が同一
平面にない場合である。
この場合、遠心力「、  r2の作用中心点間の中心を
原点とし、駆動モータ12.14の軸方向を2軸とする
と、X方向、X方向の遠心力r「2による合力が式(6
)、(8)となり、X軸、y軸に関するモーメントが式
(11)の如くなり、前記実施例と同様の効果が得られ
る。ただし、本実施例においては、偏心質量26.28
によるZ方向の力、Z軸回りのモーメントはない。
なお、第1図に示した加算器40に入力するゆらぎ電圧
は、自然界の波動現象のゆらぎを利用してもよい。すな
わち、小川のせせらぎや潮騒音、風による木立の音など
を録音し、これらの音を第9図に示したようにテープレ
コーダ100によって再生し、磁気ヘッドが出力する第
10図(A)のような再生信号Stを全波整流回路10
2に入力する。そして、全波整流回路102が出力した
第10図(B)のような出力信号s2をバイパスフィル
タ104に通し、第10図(C)に示した出力信号S、
を得、この出力信号S、をゆらぎ電圧として加算器40
に入力することにより、前記実施例と同様の効果が得ら
れる。
また、第11図に示したように、電気抵抗体の雑音を利
用してもよい。すなわち、例えばIMΩの抵抗器に12
Vの電圧を印加し、抵抗器の抵抗値のゆらぎを電圧eと
して検出して、この電圧eを増幅して加算器40に入力
してもよい。この抵抗値のゆらぎによる雑音電圧eは、
パワースペクトルが1/fとなることが知られている。
さらに、ゆらぎ電圧を発生させる方法として、コンピュ
ータにより乱数を作成し、この乱数に基づいてゆらぎ電
圧を発生させるようにしてもよい。
例えば、2つの数a=13、y o = 12とし、両
者の積x1を求めてその数の下2桁をylとする。
次に、yoとylとの積をX2とし、X2の下2桁をy
2とおき、y、とy2との積をX、として、以下同様の
計算をする。
X  i  ”’ yi−Z  ×V iこのようにし
て求めたx3の下2桁の数y、は乱数となる。そこで、 Zi =y;  s i n (xI)      −
−−θカを求め、2.に比例した電圧を発生させること
により、ランダムなゆらぎ電圧を得ることができる。
なお、駆動モータ12.14としてユニバーサルモータ
を用いた場合、モータ駆動回路3o、32として第12
図に示したような構成にすることができる。
本実施例ではモータ駆動回路30.32の回転数が段階
的に変化する。すなわち、モータ駆動回路30.32に
入力してくる制御電圧Vを段階的に分割するために比較
器110a〜11Onに人力し、オンとなった対応する
リレー112a〜112nを作動させ、直列抵抗R20
をバイパスさせてプログラマブル・ユニジャンクション
・トランジスタ(PUT)114のアノード電圧を変化
させる。
PUTl14は、アノード電圧がツソエナーダイオード
116、抵抗器R15、抵抗器R16によって定まるゲ
ート電圧より高くなると作動し、5CR118がオンし
て駆動モータ12.14に電流が流れる。従って、駆動
モータ12.14は、制御電圧Vの大きさにより、回転
速度が段階的に変化する。なお、コンピュータによって
ゆらぎ電圧を計算、制御電圧をモータ駆動回路30.3
2に与える場合には、直列抵抗R2゜を各ビットの表す
数値に対応する比に設定し、そのビットをそのまま比較
器110a−1ionに入力する。
第13図は、駆動モータ12.14の両方に回転速度の
ゆらぎを与える実施例のブロック図を示したものである
制御回路34には、一対のゆらぎ電圧発生部120.1
22が設けられていて、駆動モータの回転速度を設定す
る制′4rj電圧にゆらぎを与えるゆらぎ電圧を発生す
るようになっている。そして、ゆらぎ電圧発生部1.2
0.122が発生したゆらぎ電圧は、バイパスフィルタ
124.126を介して振幅調整部128.130に人
力するようになっている。振幅調整部128,130に
は、それぞれボリューム132.134が設けられ、バ
イパスフィルタ124.126を透過したゆらぎ電圧の
振幅、すなわちゆらぎ電圧の大きさを調節することがで
きるようになっている。
振幅調整部128は、出力側が加算器136の入力側に
接続してあり、ゆらぎ電圧を加算器136に入力する。
この加算器136には、またボリューム138によって
出力電圧が調整される制御電圧発生部140の出力する
制御電圧が入力する。
そして、加算器136は、制御電圧発生部140が出力
した制御電圧に振幅調整部128が出力したゆらぎ電圧
を加え、制御電圧としてモータ駆動回路30と、振幅調
整部130の出力が入力する加算器142に送る。モー
タ駆動回路30は、加算器136が出力する制御電圧に
応じた回転速度で第12図に図示しない駆動モータを回
転駆動する。
一方、加算器142は、加算器136が出力する制御電
圧にi IPii UNN郡部130出力するゆらぎ電
圧を加え、制御電圧としてモータ駆動回路32に送出す
る。モータ駆動回路32は、加算器142が出力する制
御電圧に応じた回転速度で駆動モータ14を回転駆動す
る。
本実施例においては、一対の駆動モータのいずれもが回
転速度(角速度ω1、ω2)にゆらぎを与えられる。そ
して、角速度ω2、ω2の差が小さければ、前記と同様
にして一対の偏心質量による遠心力f+   fzにう
なりを生じ、前記と同様の効果が得られる。
なお、前記実施例においては、加振装置10をハンディ
−タイプのマツサージ器80に適用した場合について説
明したが、マンサージ用の椅子、ゆりかごや他のものに
も適用することができる。
〔発明の効果] 以上に説明したように、本発明によれば、一対の偏心質
量の回転速度の少なくとも一方にゆらぎを与え、各偏心
質量による遠心力の和にうなりを生じさせるとともに、
うなりの周期、振幅をゆらぎによって変化させることに
より、加振力を低下させることなく、加振パターンを変
えられ、長時間使用しても不快感を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る加振装置の説明図、第2
図は前記実施例のゆらぎ電圧発生器の一例を示す回路図
、第3図は前記実施例のモータ駆動回路の一例を示す回
路図、第4図は前記実施例を適用したマツサージ器の一
例を示す斜視図、第5図は加振力成分の説明図、第6図
は他の実施例の平面図、第7図は同正面図、第8図はさ
らに他の実施例を示す説明図、第9図はゆらぎ電圧発生
器の他の実施例を示すブロック図、第10図は第9図の
ゆらぎ電圧発生器の作用を説明する波形歇第11図は抵
抗器を用いたゆらぎ電圧発生器の説明図、第12図はモ
ータ駆動回路の他の実施例を示す回路図、第13図は一
対の駆動モータの両方の回転速度にゆらぎを与える制御
回路の実施例のブロック図である。 lO−・・加振装置、12.14 −−−−一駆動モー
タ、26.2 B−−−−−一偏心質量、34−−−−
制御回路、36−−−−−−制御電圧設定器、3B −
・−ゆらぎ電圧発生器、40−・−加算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の駆動モータと、これら各駆動モータのそれ
    ぞれに設けられ、各駆動モータにより回転させられる一
    対の偏心質量と、前記各駆動モータの回転速度を制御す
    るとともに、前記各駆動モータの少なくとも1つの回転
    速度にゆらぎを与える制御回路とを有することを特徴と
    する加振装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013508009A (ja) * 2009-10-14 2013-03-07 ラディアンシー インク. トレーニング、エクササイズおよび痛み緩和用の、回転可能な偏心錘を用いる携帯型器具

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