JPH02276798A - 室内空間二重利用システムの駆動装置 - Google Patents

室内空間二重利用システムの駆動装置

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JPH02276798A
JPH02276798A JP9757289A JP9757289A JPH02276798A JP H02276798 A JPH02276798 A JP H02276798A JP 9757289 A JP9757289 A JP 9757289A JP 9757289 A JP9757289 A JP 9757289A JP H02276798 A JPH02276798 A JP H02276798A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、建築物の室内を区画するシステムに関する
。更に詳しくは、この発明は、人が居住するコンクリー
ト住宅、木造住宅など、建築基準法で言う屋根のある構
築物の室内の空間を区画するための室内空間二重利用シ
ステムの駆動装置に関する。
[従来技術] 建物内の室内空間を区画するには、基本的には構造物で
ある壁面が多い。構造壁面以外にも、カーテン、つい立
て、障字なと古来から種々の簡射的な間仕切り手段が用
いられている。固定的な間仕切りだけでは、利用空間が
限定されてしまう。カーテン、つい立てたけでは、完全
に空間を区画することができない。そこで、建物内の空
間を区画する種々の方法が提案されている。
実開昭48−37531号公報には、居室に吊上装置に
より上下に昇降可能な移動床を設けた居室が記載されて
いる。時間的空間的に、多目的に居室の利用度を高めて
いる。また、実公昭4944739号公報には、1階の
床板を2階の床兼用天井の位置まで上昇可能とし、また
2階の床板を天井までの距離のほぼ半分の高さまで上昇
可能とした車庫と居室とを兼用とした建物が記載されて
いる。
[発明が解決しようとする課題] 前者に記載された従来技術は、移動床を上下するために
、移動床にワイヤロー1を連結し、このワイヤーローブ
を巻上機で巻き上げて移動床を移動させている。移動床
には、家具が載せてあり、かつ移動床自体の重量がある
ワイヤーロープでは引張り強度の点で信頼性が低い。ま
た、同時に複数のロープを同期させて同じ量巻き取るこ
とは、機構上の複雑さおよび調整上の難度が高く非常に
困難である。
後者に記載された従来技術は、床板を駆動させるための
具体的駆動手段の開示がなく不明である。この発明は、
これらに着目して発明されたものであり、次の課題を達
成する。
この発明の目的は、移動床の各位置と速度を同期させて
駆動できる室内空間二重利用システムの駆動装置を提供
することにある。
この発明の他の目的は、移動床を安全に駆動できる室内
空間二重利用システムの駆動装置を提供することにある
[前記課題を解決するための手段] この発明は、前記課題を解決するため次の手段を採る。
一定高さの固定床を有する建築物において、前記固定床
と同一レベル高さに位置できかつ上下動できる移動床と
、この移動床の移動方向と同一方向に設けられ前記移動
床に連結されたボールスクリュと、前記ボールスクリュ
にねじ込まれ前記移動床に設けためねじと、前記ボール
軸を回転駆動するために連結したモータと、このモータ
の回転駆動力を前記複数のボール軸に伝達・連動し回転
駆動するための連動手段と、からなることを特徴とする
室内空間二重利用システムの駆動装置である。
前記連動手段が環状で帯状の動力伝達手段であるとなお
効果的である。前記モータの回転駆動力を前記ボールス
クリュに換えて、前記ボールスクリュにねじ込んだめね
じを回転させても同様に前記目的を達成できる。
前記移動床を含む平面に直角の壁面を少なくとも前記移
動床上と平行な方向に移動自在に設けるとなお効果的で
ある。
[作 用] 移動床を上昇させるには上昇押釦を押す。制御装置はモ
ータに回転指令を発する。モータに設けた回転検知手段
の出力信号は、制御装置にフィードバックされる。一方
、モータの回転駆動力は、他の複数のボールスクリュを
同時に回転させる。
この回転駆動力により、ボールスクリュの各軸に設けた
回転検知手段は、回転信号を制御装置に入力する。制御
装置は、モータの回転検知手段から出力信号と、各ボー
ルスクリュからの出力パルス信号を比較して一定速度で
各ボールスクリュが正常に回転しているか監視する。
これらの信号がある値以上不一致であるときは、モータ
を停止させる。移動床が最上昇端に位置したときは、上
限スイッチが作動し、これ以上、上昇押釦を押して移動
床の移動を強制的に停止させる。下降押釦も同様に押す
と、移動床は下降し続けるが、−旦停止位置で停止する
。ここで、安全を確認しながら下降押釦を押し続けると
移動床は下降する。しかし、下限スイッチ以上は移動床
は下降できない。
[実施例] 以下、図面とともに実施例を説明する。第1図は、室内
空間二重利用システムの駆動装置の実施例を示し、移動
床を固定床と同一平面にした状態を示す透視図である。
第2図は移動床を固定床より上昇させた状態を示す図で
ある。移動床1は、本例では板を張った床である。ただ
し、畳、カーペットなど他の敷物でも良い。移動床1が
最下端位置に位置したレベルと同レベルの高さ位置には
、固定床2が設けである。固定床2と移動床1が同一レ
ベルになると、同一床面積が増加し、使用上便利である
。一方、移動床1の4隅には、柱3が設けである。
柱3内には、後述するようにボールスクリュ20(第4
図)が見えないように、柱3に沿って組み込んである。
移動床1の下部には、収納空間4が形成しである。収納
空間4は、ベツド、家具などを置き居室としても良く、
物を収納する倉庫としても良い。収納空間4は、固定床
2より低い高さレベルの床面であるから、出入用の階段
5が設けである。第3図は、第1.2図のフレーム構造
のみの概観を示す透視図である。4本の柱3の下端には
、下部柱10が、一体に溶接またはボルトで連結しであ
る。
4本の下部柱10の側面には、4本の横桁11が矩形に
連結しである。更に、4本の下部柱10の最下端には、
防振ゴム12が一体に設けである。この防振ゴム12の
更に下面には、ベース13が一体に設けである。防振ゴ
ム12は、後述するモータ30の振動を建物に伝達させ
ないようにするためのものである。逆に建物からの振動
をフレームに伝達させないようにするためのものである
。4本の柱3の上部には、4本の上部横桁14が矩形に
連結されている。横桁14上の長方体のモーターカバー
6は、後述するモータ30などの駆動機構が内蔵されて
いる。結局、本実施例のフレームは、箱型の形状をした
ものである。
4本の柱3に囲まれた区域内には、移動床1が上下動自
在に設けである。移動床1は、柱3内に組み込まれた駆
動機構により上下動される。第4図は、移動床1の上下
駆動機構を示す第3図■−■断面図である。4本の柱3
内には、ボールスクリュ20が組み込んである。ボール
スクリュ20は、移動爪50のポールナツト51にかみ
合うねじ軸である。ボールスクリュ20の上下は、スラ
スl〜軸受21で支持されている。ボールスクリュ20
と平行してガイド軸22が設けである。
ガイド軸22の上下両端は、ボールスクリュ20と同様
にフレームに固定しである。ボールスクリュ20の最上
端には、後述するラチェットロック機構23(第6図参
照)が設けである。ラチェットロック機構23の軸の一
端には、ベルトプーリ24が設けである。ベルトプーリ
24の一端には、更にカップリング25が連結してあり
、カップリング25は、モータ30の出力軸に連結しで
ある。結局、モータ30の出力軸には、カップリング2
5、ベルトプーリ24、ラチェットロック機構23、ボ
ールスクリュ20の順で連結されている。
モータ30は、減速機29、モータ停止中はブレーキが
作動する電磁ブレーキ28を内蔵している。このタイプ
は、公知のものでありこの構造、機能の詳細は説明をし
ない、モータ30の回転数は、パルスジェネレータ27
により検知され、出力されている。ベルトプーリ24に
は、タイミングベルト31が掛は渡しである。タイミン
グベルト31は、テンションプーリ32.32を介して
、他の柱3内のタイミングプーリ24を駆動し、ボール
スクリュ20を駆動する。4本の柱3内の上部のタイミ
ングプーリ24をすべて、タイミングベルト31で駆動
するので、4本のボールスクリュ20はすべて同時に同
期して回転駆動される。
第6図は、ラチェ′ットロック機構23を示す平面図で
ある。つめ車40は、外周に歯41が等角度に設けであ
る。つめ車40の外周位置には、押えつめ42が軸43
を中心に回動自在に設けである。押えつめ42の一端に
は、バネ44が設けてあり、常に押えつめ42を歯41
の方向に押している。一方、押えつめ42の一端には、
ソレノイド45の可動軸46が連結しである。モータ3
0が可動中は、常にソレノイド45のコイルに電流が流
され、可動軸46を駆動して、バネ44に抗して引っ張
っているので、つめ車40、ボールスクリュ20は自由
に回転できる。
ボール軸20には、移動爪50がねじ込んである。移動
爪50は、めねじ51と、ガイド軸22を挿入するため
のガイド穴52を有している。ガイド穴52とがガイド
軸22は、遊びを持ってはめられている。したがって、
ボールスクリュ20を回転駆動させると、4本の柱3内
の移動爪50は、ガイド軸22に沿って同時に上下動す
る。
第7図は、制御装置の機能ブロック図である。
制御装置60は、モータ30をON・OFF制御するた
めの制御装置である。各ボールスクリュ20には、パル
スジェネレータ61が取り付けてあり、ボールスクリュ
20が回転駆動されると、各パルスジェネレータ61か
らパルス信号が発生し、制御装置60内に入力される。
モータ30は、制御装置60からの指令で、マグネット
スイッチ62をONして駆動される。モータ30が回転
駆動されると、モータ30の回転軸に連結したパルスジ
ェネレータ27の出力は制御装置60に入力される。
上昇押釦63は、移動床1を上方に移動させるためのス
イッチであり、上昇押釦63を押すと移動床1は上昇し
続ける。下降押釦64は、移動床1を下降させるための
ものであり、−旦押すと移動床1は、安全を確認して下
降を続け、固定床2の約300mmの位置で一旦停止す
る。それ以後は、下降押釦64を押し続けたときのみ固
定床2のレベルまで移動床lは下降する。上限スイッチ
65は、柱3の上端に設けてあり、移動床1はこの上限
スイッチ65以上は上昇しない。
下限スイッチ66は、柱3の下端に設けてあり、移動床
1はこの下限スイッチ66以上は下降しない。−旦停止
スイッチ67は、移動床1を固定床2より本例では約3
00mmの位置に停止させるための検出用スイッチであ
る。
作  動 以下、前記実施例の作動を説明する。第8図は、制御装
置の動作の概要を示すフロー図である。第1図に示す移
動床1の状態から、移動床1を上昇させるには上昇押釦
63を押す。上昇押釦63を押すと、制御装置60はア
ンプ62を介して上限スイッチ65の作動を確認し、ラ
チェットロック機構23のロックを解除し、モータブレ
ーキを解放した後、マグネットスイッチ62をONさせ
てモータ30に回転指令を発する。モータ30に設けた
パルスジェネレータ27の出力信号は、制御装置にフィ
ードバックされる。
一方、モータ30の回転駆動力は、ベルトプーリ24、
タイミングベルト31を介して、他の3つのボールスク
リュ20を同時に回転させる。この回転駆動力により、
ボールスクリュ20の各軸に設けたパルスジェネレータ
61は、回転駆動させられて回転パルス信号を発生し、
この信号は制御装置60に入力する。制御装置60は、
モータ30のパルスジェネレータ27の出力信号、各ボ
ールスクリュ20からの出力パルス信号を比較して一定
速度で各ボールスクリュ20が回転しているか否か監視
する。
この監視は、モータ軸のパルスジェネレータ27の出力
信号を基準パルスとし、この基準パルスと他のパルスジ
ェネレータ61の出力パルスと比較する。この比較内容
は、パルスジェネレータ61から発生するパルスが抜け
る、パルス幅がのびる場合に異常回転と判断する。ただ
し、モータ30の回転変動率の範囲は許容され、この回
転変動率の範囲は異常の判定は出さない。これらの信号
がある値以上不一致であるときは、モータ30を停止さ
せる。
移動床1が最上昇端に位置したときは、上限スイッチ6
5が作動し、上昇押釦63を押しても移動床1の移動を
強制的に停止させる。下降押釦64を一旦押すと、移動
床1は固定床2の約300mmより上の位置に設けた一
旦停止スイッチ67を作動させて、安全確認のため一旦
停止する。それ以後は、オペレータが安全を確認し下降
押釦64を押し続けたときのみ、移動床1は下降し続け
る。しかし、下限スイッチ66以上は移動床1は下降で
きない。
[他の実施例] 前記実施例のボールスクリュ20は、4本の柱3内に組
み込んだものであった。しかし、面積の広い移動床1の
場合この本数に限定する必要はない。第8図は、8本の
ボールスクリュ20を用いた例である。ボールスクリュ
を中央部、外周の中間部に設けたので、広い面積の移動
床1に適用できる。第9図の例は、移動隔壁70を移動
床1上に設けた例である。2本の横桁14内に移動隔壁
70を駆動するための前記同様構造のボールスクリュ(
図示せず)が内蔵されている。ボールスクリュに駆動さ
れる移動爪71により移動隔壁70は駆動される。
だたし、移動床1内のボールスクリュ(図示せず)は、
横桁14内のボールスクリュとは機構的な連動が困難で
ある。このため、移動床1のボールスクリュの駆動のた
めの別のモータを移動床1に設けて、横桁14内のボー
ルスクリュの駆動と電気的に連動させる。この電気的な
連動制御装置は他の技術分野で周知であり、ここでは開
示しない。なお、この移動隔壁70は、上下動しないが
上下動のための駆動機構を設けて上下動も合わせてでき
るように構成するのも良い。
前記実施例のタイミングベルト31は、歯付きのベルト
であるが、これに限定されるものではない。チェーン、
回転するロッドと歯車との組み合わせたものなど公知の
動力伝達手段で確実に動力を伝達できるものであれば良
い。前記実施例は、モータ30を用いてボールスクリュ
を駆動している。このモータ30は、汎用の誘導モータ
を単にON、OFF制御して用いている。しかし、前記
説明から理解されるように、前記作動が可能なものであ
れば、公知の電気サーボモータ、油圧サーボモータ、エ
アーモーアなど他の駆動手段でも良い 前記実施例では、ボールスクリュ20を回転さ。
せて移動床を上下動させている。しかし、ボールスクリ
ュ20を回転させず、めねじ51を回転させて移動床1
を上下動させても良い。めねじ51を駆動する連動方法
は、めねじ51の外周に歯を設け、この歯にタイミング
ベルト31をかみ合わせて連動させる。
[発明の効果] 以上詳記したように、この発明の室内同一空間二重利用
システムの駆動装置は、移動床が変形することなく、確
実に同期して駆動できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は室内空間二重利用システムを適用した建造物の
例を示す透視図、第2図は第1図の移動床を上昇させた
状態を示す図、第3図は室内空間二重利用システムのフ
レームを構造を示す透視図、第4図は移動床の駆動機構
であり第3図■■断面図、第5図は第4図V−■断面図
、第6図はラチェットロック機構であり第3図のIV−
IV凹断面示す平面図、第7図は制御装置の概要を示す
機能ブロック図、第8図は制御装置の機能の概要を示す
フロー図、第9図は他の実施例を示す平面図、第10図
は移動隔壁を有する他の実施例を示す透視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一定高さの固定床を有する建築物において、前記固
    定床と同一レベル高さに位置できかつ上下動できる移動
    床と、この移動床の移動方向と同一方向に設けられ前記
    移動床に連結されたボールスクリュと、前記ボールスク
    リュにねじ込まれ前記移動床に設けためねじと、前記ボ
    ール軸を回転駆動するために連結したモータと、このモ
    ータの回転駆動力を前記複数のボール軸に伝達・連動し
    回転駆動するための連動手段と、からなることを特徴と
    する室内空間二重利用システムの駆動装置。 2、請求項1において、前記連動手段が環状で帯状の動
    力伝達手段であることを特徴とする室内空間二重利用シ
    ステムの駆動装置。 3、請求項1または2項において、前記モータの回転駆
    動力を前記ボールスクリュに換えて前記ボールスクリュ
    にねじ込んだめねじを回転させることを特徴とする室内
    空間二重利用システムの駆動装置。 4、請求項1、2、3項から選択される1項において、
    前記移動床を含む平面に直角の壁面を少なくとも前記移
    動床と平行な方向に移動自在に設けたことを特徴とする
    室内空間二重利用システムの駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0661893U (ja) * 1993-02-04 1994-09-02 株式会社コイケ 車椅子昇降機
JP2007537857A (ja) * 2004-05-20 2007-12-27 ブレイン ユニオン システム カンパニー リミテッド 液状物質塗布機の昇降装置
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