JPH0227568A

JPH0227568A - 磁気記憶装置

Info

Publication number: JPH0227568A
Application number: JP17500288A
Authority: JP
Inventors: Eiji Yoshino; 吉野　英治; Tsuguji Tateuchi; 舘内　嗣治; Tokuhiro Tsukiyama; 築山　徳広
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1988-07-15
Filing date: 1988-07-15
Publication date: 1990-01-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、磁気記録媒体に複数トラックの記録、再生を
行う磁気記憶装置に係り、特にトラック数の多い高密度
記録再生を行うのに好適な磁気記憶装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の磁気記憶装置として、例えば磁気テープ記憶装置
は、トラック間の間隙を保ちつつ磁気記録、再生ヘッド
をテープ送行方向に対し垂直に一列に配置する方式とな
っていた。しかし、−本の磁気テープに数十トラックと
いう高密度記録再生を実現しようとした場合、磁気記録
、再生ヘッドを高密度に製作しなければならず、製作が
困難であり歩留りも低下してしまう、そこで特開昭５６
−５４６２６号公報に記載されているようなテープ送行
方向に対して垂直ならびに水平方向にずらし配置する方
式が提案され、これにより高密度記録再生を行っていた
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は一つの磁気ヘッド内に磁気記録再生ヘッ
ドをテープ送行方向に対し垂直方向ならびに水平方向に
ずらし配置する方式になっており、水平方向にずらした
分だけ密度は減少しているため製作は楽になっている。

しかし、一つの磁気ヘッド内に磁気記録再生ヘッドを搭
載するには限度があり、−木の磁気テープ上に３０トラ
ツクないし４０トラツクもの高密度記録、再生を実現す
るのは困難であり、製造できたとしてもコスト高になる
という問題があった。

本発明の目的は磁気ヘッド内の磁気記録、再生ヘッドの
密度を上げることなく高密度記録、再生を実現する磁気
記憶装置を提供することにある。

〔！１題を解決するための手段〕上記目的を達成するために、本発明による磁気記憶装置
は、磁気媒体にデータの記録、再生を行う磁気ヘッドと
、書込みデータおよび再生データを蓄えるデータ蓄積手
段と、該データ蓄積手段から書込みデータに基づいて前
記磁気ヘッドへ書込み信号を送出する書込み制御手段と
、前記磁気ヘッドからの再生信号に基づいて再生した再
生データを前記データ蓄積手段に送る読出し制御手段と
を備えた磁気記憶装置において、前記磁気ヘッドを複数
個設け、かつ、該複数個の磁気ヘッドの各々に対する前
記書込みデータまたは書込み信号に順次異なる遅延量の
遅延を与える第１遅延手段。

および前記複数個の磁気ヘッドの各々の再生信号または
再生データに順次異なる遅延量の遅延を与える第２遅延
手段を設けるようにしたものである。

前記複数個の磁気ヘッドは、前記磁気媒体の送行方向に
ずらして配置され、かつ、前記磁気媒体上のトラックを
、前記複数個の磁気ヘッドで分割して記録再生する。

前記磁気媒体の走行方向を切換えて書込みあるいは読出
しを行う場合には、前記第１および第２遅延手段は、そ
れぞれ、前記磁気媒体の走行方向に応じて各磁気ヘッド
に対応する遅延量を切換える。

前記磁気媒体は、例えば、磁気テープである。

前記第１および第２遅延手段の各々は、例えば、段数の
異なる複数個のシフトレジスタにより構成することがで
きる。あるいは前記第１および第２遅延手段の各々は、
デジタルメモリにより構成することもできる。この場合
には、該デジタルメモリの書込みまたは読出しタイミン
グをずらすことにより異なる遅延量を得る。

〔作用〕

データｖ！Ｉ積手段は計算機等のホスト側より送られて
くる記録情報を蓄えるとともに再生情報を替えホスト側
へ再生情報を送出するように動作する。

ａ込み制御手段はデータ蓄積手段より記録情報を取り出
し、複数設置している磁気ヘッドのそれぞれに対応した
記録情報に分離するとともに、第１遅延手段により各磁
気ヘッドごとに記録情報を遅延して各磁気ヘッドごとの
記録情報を磁気ヘッドで記録するのに適した４Ｒ号に増
幅した後、各磁気ヘッドに与える。読出し制御手段は微
小再生信号を増幅した後、その再生信号を二値化すると
ともに、複数の磁気ヘッド間の時間ずれを補正するため
磁気ヘッドごとに送られてくる再生信号を遅延して時間
補正しデータ′？ｉｉ積手段へ送る。複数個の磁気ヘッ
ドは磁気媒体上の複数のトラックを分割して記録、再生
する。それによって高密度記録、再生が実現できる。

〔実施例〕

以下、磁気テープ記憶装置を例として本発明の一実施例
を添付図面により説明する。

第１図に本発明の一実施例のブロック図を示す。

同図中１１．１２．１３は磁気ヘッド、２１゜２２．２
３はライトアンプ、３１，３２．３３はリードアンプ、
５０は読出し回路、６ｏはデータバッファ、７０は磁気
テープを示す。

第２図に、第１図における磁気テープへの記録状態を示
す。同図から判るように、磁気ヘッド１１〜１３は、そ
れぞれ複数の磁気記録再生ヘッドを搭載している。すな
わち、磁気ヘッド１１は磁気記録再生ヘッド１１１〜１
１３を搭載し。

磁気ヘッド１２は磁気記録再生ヘッド１２１〜１２３を
搭載し、さらに磁気ヘッド１３は磁気記録再生ヘッド１
３１〜１３３を搭載している。したがって、各磁気記録
再生ヘッドは微小加工は必要なものの密度は小さいもの
となっている。磁気ヘッド１１〜１３は、間隔をおいて
、各磁気記録再生ヘッド１１１〜１１３，１２１〜１２
３゜１３１〜１３３が磁気テープ７ｏ上の各トラックに
一致するように調整して固定する。

書込み回路４０はデータバッファ６ｏ上にある記録情報
を取り出し、各磁気ヘッド１１〜１３に送るために、！
８録情報を分離するとともに磁気ヘッド１１〜１３のＢ
！ＩＩ！位置による時間ずれを補正するため磁気ヘッド
上１．１２に送る信号を遅延回路を通して補正している
。ライトアンプ２１〜２３は書込み回路より出力される
ディジタル信号を磁気ヘッド１１〜１３で磁気テープ７
０に記録するのに適した信号に変換する。リードアンプ
３１〜３３は再生時に磁気ヘッド１１〜１３より読み出
したそれぞれの微小信号を増幅して読出し回路５０へ送
出する。読出し回路５０は再生信号を二値化し、記録時
と同様に磁気ヘッド１１〜１３の設置位置による時間ず
れを補正するため磁気ヘッド１１．１２より送られてく
る再生信号を遅延回路により補正し、各磁気ヘッド１１
〜１３の信号を結合してデータバッファに再生情報を書
込むようになっている。

第３図は、第１図の書込み回路４０および読出し回路５
０を詳しく示したものである。第３図中、４１はセレク
タ、４２はコード変換回路、４３はデータ分離回路、４
４はパラレル・シリアル変換回路、４５は遅延回路、４
６はＮＲＺＩ変換回路、４７はドライバ、５１はアンプ
、５２はデータ弁別回路、５３は遅延回路、５４はデー
タ結合回路、５５はコード変換回路、５６はセレクタ／
シリアル・パラレル変換回路を示す。

第３図において、データバッフ７６０内の記録情報を磁
気テープ７ｏに記録する時は、セレクタ４１．５６のう
ちセレクタ４１のみ選択され、記録情報はコード変換回
路４２に送られる。コード変換回路４２は記録情報を磁
気テープ７０に効率よく記録できるコードに変換する。

データ分離回路４３はコード化された記録情報を磁気ヘ
ッド１１〜１３ごとに分離する。パラレル・シリアル変
換回路４４は、各磁気ヘッド１１〜１３に送るパラレル
信号の記録信号をそれぞれシリアル信号に変換し、遅延
回路４５は磁気ヘッド１１〜１３の設置位置による記録
時間差を補正するようになっている。この遅延量は磁気
テープ７０の送り速度と磁気ヘッド１１〜１３の取付は
位置で決まる。

今、磁気テープ７０が矢印の方向に送られているとする
と、磁気ヘッド１１〜１３中時間的に最初に記録するの
は磁気ヘッド１１ある。そこで、この場合は磁気ヘソＦ
１１１を基？（＋！とし、磁気ヘッド１１で記録したも
のが磁気ヘッド１３を通過するまでの時間をｘ１秒、磁
気ヘッド１１で記録したものが磁気ヘッド１２を通過す
るまでの時間をｘ２秒であれば、磁気ヘッド１３へ送る
記録情報をＸ８秒遅延し、磁気ヘッドに送る記録情報を
Ｘ２秒遅延するようにしている。また、磁気テープの送
り方向を逆にして記録する場合もあり、この時は磁気ヘ
ッド１３を基準とし、磁気ヘッド１１に送る記録情報を
Ｘ２秒遅延し、磁気ヘッド１２へ送る記録情報をＸ３秒
遅延するよう切替える、遅延回路４５の出力はＮＲＺＩ
変換回路４６で磁気記録特有のＮＲＺＩ信号に変換し、
ドライバ４７で増幅して、さらにライトアンプ２１〜２
３で信号増幅して磁気ヘッド１１〜１３で磁気テープ７
０に記録する。

磁気テープ７０からの再生の時は、磁気テープ７０上に
記録されている情報を磁気ヘッド１１〜１３で読取り、
それぞれの再生信号をリードアンプ３１〜３３．アンプ
５１を通してデータ弁別回＄５２へ送られる。このデー
タ弁別回路５２は磁気ヘッドより再生されたアナログ再
生信号を二値化してディジタル信号に変換している。遅
延回路５３は記録時の遅延とは逆に磁気テープ７０の送
り方向が矢印の方向のときは磁気ヘッド１１からの再生
信号をＸ、秒、磁気ヘッド１２からの再生信号をＸ１秒
遅延する。磁気テープ７０の送り方向が矢印とは逆の方
向のときは磁気ヘッド１３の再生信号をＸ０秒、磁気ヘ
ッド１２の再生信号をｘ２秒それぞれ遅延するようにし
ている。データ結合回路５４は磁気ヘッド１１〜１３ご
との再生信号を一つの信号に結合させる。コード変換回
路５５は記録時に行ったコード変換から元の情報に戻す
ため逆変換を行う、セレクタ／シリアル・パラレル変換
回路５６はデータバッファ６０に蓄えるためにパラレル
の再生（，４号にするとともに、再生時にデータバッフ
ァ６０に再生信号を書込むようになっている。

第４図に、遅延回路４５の具体例を示す、同図中、８１
〜８６はシフトレジスタ、９０はアナログスイッチ、８
０はシフトクロックを示す。シフトレジスタ８１，８３
．８５は正方向の遅延を、シフ１−レジスタ８２，８４
．８６は逆方向の遅延を行うようにシフト旦を設定し、
シフ］・クロック８０にてシフ１−レジタス８１〜８６
を動作させる。

アナログスイッチ９０はテープの送り方向により。

シフトレジスタ８１，８３．８４またはシフトレジスタ
８２，８４．８６のどちらかを選択する。

以上本実施例によれば一つの磁気ヘッド上に磁気記録、
再生ヘッドを高密度に配置する必要がなく、従来の磁気
ヘッド内の磁気記録、再生ヘッドを小さくするだけで済
み磁気ヘッドを複数個設置することにより高密度記録が
可能となりヘッドの製造が容易となる。

なお、本実施例においては磁気ヘッド内磁気記録再生ヘ
ッドを等間隔に配にしたものについて説明したが、これ
に限るものでなく、各磁気記録。

再生ヘッドが磁気テープ上のトラック上で一致しないよ
うな配置となっていれば同様の効果を得ることができる
。また、遅延回路も磁気ヘッドを取付は位置による時間
的記録、再生ずれを補正するものであれば容易に実現で
きる。さらに他の例として、第５図に示すように遅延手
段として書込み／読出しデータを記憶するメモリ１８１
〜１８３を用い、この書込み及び読出しのタイミングを
書込み読出し制御回路１８０によりずらすことにより、
遅延回路を構成でき、置き替えることもできる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、磁気ヘッド内の磁気記録、再生ヘッド
の密度を上げることなく高密度記録、再生を実現できる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における構成図、第２図は第
１図における磁気テープへの記録状態図、第３図は第１図における書込み回路および読出し回路の
詳ａ構成図、第４図は第３図における遅延回路の詳細構成図、第５図
は遅延回路、の他の例の構成図である。１１．１２．１３・・・磁気ヘッド、２１．２２．２３・・ライトアンプ、３１．３２．３３・・・リードアンプ、４０・・・書込
み回路、　　　４１・・・セレクタ、４２・・・コード
変換回路、４３・・・データ分離回路、４４・・・パラ
レル／シリアル変換回路、４５・・・遅延回路、　　４
６・・・ＮＲＺＩ変換回路。４７・・・ドライバ、　　　　５０・・・読出し回路、
５１・・・アンプ、　　　　　５２・・・データ弁別回
路、５３・・・遅延回路、　　　５４・・・データ結合
回路、５５・・・コード変換回路。５６・・・セレクタ／シリアル・パラレル変換回路。６０・・・データバッファ、７０・・・磁気テープ。１１１〜１１３，１２１〜１２３，１３１〜１３３・・
・磁気記録再生ヘッド、８０・・・シフトクロック、８１〜８６・・・シフトレジスタ、９０・・・アナログスイッチ。１８０・・・書込み／読出し制御回路、１８１〜１８３
・・・メモリ。

Claims

【特許請求の範囲】１、磁気媒体にデータの記録、再生を行う磁気ヘッドと
、書込みデータおよび再生データを蓄えるデータ蓄積手
段と、該データ蓄積手段から書込みデータに基づいて前
記磁気ヘッドへ書込み信号を送出する書込み制御手段と
、前記磁気ヘッドからの再生信号に基づいて再生した再
生データを前記データ蓄積手段に送る読出し制御手段と
を備えた磁気記憶装置において、前記磁気ヘッドを複数個設け、かつ、該複数個の磁気ヘ
ッドの各々に対する前記書込みデータまたは書込み信号
に順次異なる遅延量の遅延を与える第１遅延手段、およ
び前記複数個の磁気ヘッドの各々の再生信号または再生
データに順次異なる遅延量の遅延を与える第２遅延手段
を設けたことを特徴とする磁気記憶装置。２、前記複数個の磁気ヘッドは、前記磁気媒体の送行方
向にずらして配置され、かつ、前記磁気媒体上のトラッ
クを、前記複数個の磁気ヘッドで分割して記録再生する
ようにしたことを特徴とする請求項１記載の磁気記憶装
置。３、前記第１および第２遅延手段は、それぞれ、前記磁
気媒体の送行方向に応じて各磁気ヘッドに対応する遅延
量を切換えることを特徴とする請求項２記載の磁気記憶
装置。４．前記磁気媒体は、磁気テープであることを特徴とす
る請求項１ないし３記載の磁気記憶装置。５、前記第１および第２遅延手段の各々は、段数の異な
る複数個のシフトレジスタにより構成されたことを特徴
とする請求項１または３記載の磁気記憶装置。６、前記第１および第２遅延手段の各々は、デジタルメ
モリにより構成され、該デジタルメモリの書込みまたは
読出しタイミングをずらすことにより異なる遅延量を得
ることを特徴とする請求項１または３記載の磁気記憶装
置。