JPH02274538A

JPH02274538A - オフセツト印刷機用の湿し装置に用いられる補助装置

Info

Publication number: JPH02274538A
Application number: JP2058257A
Authority: JP
Inventors: Herbert Rebel; ヘルベルト・レーベル; Peter Hummel; ペーター・フンメル
Original assignee: MAN Roland Druckmaschinen AG
Current assignee: Manroland AG
Priority date: 1989-03-13
Filing date: 1990-03-12
Publication date: 1990-11-08
Also published as: DE59001466D1; EP0387484B1; EP0387484A2; BR9001154A; ES2041449T3; EP0387484A3; ATE89511T1; US5005474A; DE3908045C1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野】

本発明は、版胴と協働する水着はローラが設けられてい
て、該水着はローラが、横振りする水練り胴に支承され
た支承レバーに支承されており、前記水練り胴が一方で
は前記水着はローラに接触していて、他方では湿し水供
給部と接続されている形式のオフセット印刷機用の湿し
装置に用いられる補助装置に関する。

【従来の技術】

このような形式の湿し装置は西ドイツ国特許第２６４９
００３号明細書に基づき公知であるこの場合、版胴は軸
方向に延びる溝を有しており、この溝には版板のための
クランプ装置および緊締装置が配置されている。この溝
が水着はローラを通過する際には、水着はローラから湿
し水が引き渡されない（前記溝が存在するため）。この
場合に水着はローラのこの範囲は次に版胴と接触する際
に所望の量よりも多い湿し水を供給してしまう。

【発明が解決しようとする課題】

本発明の課題は、既に設備された、冒頭で述べた形式の
湿し装置に一体に組み込むために適した補助装置であっ
て、しかもこの場合に上で述べたような版胴溝の不利な
作用に基づく湿し水過剰供給が有効に補償され得るよう
な補助装置を提供することである。

【課題を解決するｔ；めの手段】

この課題を解決するために、本発明の構成では、冒頭で
述べた形式の湿し装置に用いられる補助装置において、
側方の支承プレートと、これらの支承プレートを結合す
る横桁とから成る装置フレームが設けられており、前記
支承プレートに第１の練りローラと第２の練りローラと
が共通の水着はローラに対して半径方向に、ばねの作用
を受けて可動に支承されており、両練りローラのローラ
周壁がローラ軸に回転可能に支承されていて、摩擦によ
って周方向で前記水着はローラによって駆動可能であり
、両練りローラと前記水着はローラとの間のばね弾性的
な接触圧が前記装置フレームの自重によって形成されて
おり、該装置フレームに、軸方向の往復運動を生ぜしめ
る駆動機構が作用していて、この場合、前記装置フレー
ムが両練りローラと共に側方往復運動を実施し、さらに
前記装置フレームが両側において、前記支承レバーに設
けられたスリットに挿入される連結部材によって接続・
遮断可能にまたは完全に取りはずし可能に前記支承レバ
ーに取り付けられているようにしｔこ。

【発明の効果】

本発明の利点は、この補助装置を特別な備えなしに公知
の形式の湿し装置にあとから取り付けることができるこ
とにある。したがってこの補助装置は可変的に使用可能
であり、たとえば高い精度を要求される場合にだけ使用
することがでさ、前述した胴溝の不利な作用に対する特
別な防止処置を必要とする印刷装置においてそのつど使
用される。

【実施例】

以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。簡単にするために、同一の部材については同一の符号を
使用する。版胴２に設けられた版板には、湿し水容器から、絶え間
なく回転１７ている水移しローラ４と調量ローラ５と水
練り胴６と水着はローラ７とを介して湿し水が供給され
る。水着はローラ７は水練り胴６に対して偏心的に支承
された支承レバー３に支承されている。この支承レバー３にはニューマチック式の往復動ピスト
ン（図示しない）のスピンドルが枢着され、前記往復動
ピストンによって支承レバ３を介して、水着はローラ７
を版胴２から離反された位置と版胴２１７当て付けられ
た位置とにもたらすことができる。支承レバー３が偏心
的に支承されていることにより、水着はローラ７は水練
り胴６からも離反される（詳細については西ドイツ国特
許第２６４９００３号明細書参照）ａ本発明による補助装置は装置フレーム１を有している。この装置フレームは鉛直な支承ブレー１−１４を有して
おり、この支承プレートは上側の横槍１２および下側の
横桁２１とねじ締結されるか、もしくはビン結合されて
フレームを形成している。この場合支承プレート１４は
両側で第１の練りローラ１８と第２の練りローラ（タン
デムローラ）１９とを受容している。練りローラ１８．
１９の平らに面取りされたジャーナル２７．２８は支承
プレート１４に設けられたガイド１６内に軸方向では不
動であるが、しか１．ばね２９の作用を受けて水着はロ
ーラ７に対して半径方向では摺動可能に受容されている
。練りローラ１８．１９のローラ周壁はローラ軸に回転
可能に支承されている。ばね弾性的に形成される水着は
ローラ７と練りローラ１８１９との接触圧が装置フレー
ムｌの自重によって生ぜしめられるので、練りローラ１
８，１９ど水着はローラ７との間には常に等しい押圧力
が存在している。ばね２９はプレート２４に支持されて
おり、このグレートはねじ２５によって支承プレート１
４に固定されている。ねじ２６とプレート２４との間の
遊びＳが設けられていることにより、水着はローラ７に
対して半径方向に練りローラ１８．１９の調整距離が生
ぜしめられる（第４図）。装置フレームｌは連結部材１０により水練り胴６に対し
て半径方向に運動可能に支承ｌ−バー３に受容されてい
るので、装置フレームｌは矢印の方向で接続・遮断可能
であるか、もしくはローラ停止のために取りはずし可能
でもある（第５図参照）。支承レバー３に設けられた受容部はスリット１３と切欠
き９とから成っており、このスリット１３は連結部材１
０に設けられたアイ２０を形状嵌合的に受容している。このスリット１３は連結部材ＩＯの回動を防止しており
、切欠き９は連結部材１０の側方の位置を確保している
装置フレーム１において、連結部材１０は横桁１２のビ
ン８に側方外部で被せ嵌められている。ビン１１は支承
プレート１４に固定されていて、付加的なガイドとして
ガイドローラ１５を有しており、これらのがイドローラ
は連結部材ＩＯに設けられた対応面に支持されている。こうして、これらのガイドローラは補助装置が遮断され
た（停止された）位置にある場合にこの補助装置の機能
位置からの回動を防止している（第３図参照）。装置フレームｌにはさらに、軸方向の往復運動を生ぜし
める駆動機構２２．２３が位置しており、この場合装置
フレームｌは練りローラ１８．１９と共に側方往復運動
を実施することができる。連結部材１０を取りはずすた
めに、ねじ１７が設けられており、このねじはスリット
１３の方向で支承レバー３に配置されている。軸方向の往復運動を生ぜしめる駆動機構２２２３はこの
実施例ではカムローラ２２を有しており、これらのカム
ローラは装置フレームｌの下側の横桁２１に固定されて
いて、両側で水練り胴６に設けられた円板状の転動軌道
２３に支持されており、この場合水練り胴は通常どおり
印刷機によって側方に横振りしながら駆動される。本発明による補助装置は、側方の練りを行なう付加的な
練り口・−ラ（タンデムローラ）ヲ枚葉紙オフセット印
刷機においてあとから湿し装置の水着はローラに配置し
、これにより前記胴溝の不利な作用に基づく湿し水過剰
供給を補償することを可能にする。必要とあれば、水練り胴６の行程を停止させることがで
きるので、この場合に練りローラ１８．１９は軸方向で
の練りを行なわないライダローラとして作用する。水着はローラ７上での異なるインキ分布をも阻止したい
場合には、練りローラ１８．１９もしくはライダローラ
の少なくとも１つが、インキ受理性の表面を有していな
ければならない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による補助装置を備えた湿し装置を示す
図、第２図は第１図のＤ−Ｄ線に沿った断面図、第３図
は第２図のＡ−Ａ線に沿った断面図、第４図は第１図の
Ｃ−Ｃ線に沿った断面図、第５図は第６図のＦ−Ｆ線に
沿った断面図、第６図は支承レバーを示す図、第７図は
第６図のＥ−Ｅ線に沿った断面図である。 ■・・・装置フレーム、２・・・版胴、３・・・支承レ
バ４・・・水移しローラ、５・・・調量ローラ、６・・
・水練り胴、７・・・水着はローラ、８・・・ビン、９
・・・切欠き、１０・・・連結部材、１１・・・ピン、
１２・・・横桁、１３・・・スリット、１４・・・支承
プレート、１５・・・ガイドローラ、１６・・・ガイド
、１７・・・ねじ、１８．１９・・・練りローラ、２０
・・・アイ、２１・・・横桁、２２・・・カムローラ、
２３・・・転動軌道２４・・・プレート、２５．２６・
・・ねじ、２７゜２８・・・ジャーナル、２９・・・ば
ね−ＭＦ第５図

Claims

【特許請求の範囲】１、版胴と協働する水着けローラが設けられていて、該
水着けローラが、横振りする水練り胴に支承された支承
レバーに支承されており、前記水練り胴が一方では前記
水着けローラに接触していて、他方では湿し水供給部と
接続されている形式のオフセット印刷機用の湿し装置に
用いられる補助装置であって、側方の支承プレート（１
４）と、これらの支承プレートを結合する横桁（１２、
２１）とから成る装置フレーム（１）が設けられており
、前記支承プレート（１４）に第１の練りローラ（１８
）と第２の練りローラ（１９）とが共通の水着けローラ
（７）に対して半径方向に、ばね（２９）の作用を受け
て可動に支承されており、両練りローラ（１８、１９）
のローラ周壁がローラ軸に回転可能に支承されていて、
摩擦によって周方向で前記水着けローラ（７）によって
駆動可能であり、両練りローラ（１８、１９）と前記水
着けローラ（７）との間のばね弾性的な接触圧が前記装
置フレーム（１）の自重によって形成されており、該装
置フレーム（１）に、軸方向の往復運動を生ぜしめる駆
動機構（２２、２３）が作用していて、この場合、前記
装置フレーム（１）が両練りローラ（１８、１９）と共
に側方往復運動を実施し、さらに前記装置フレーム（１
）が両側において、前記支承レバー（３）に設けられた
スリット（１３）に挿入される連結部材（１０）によっ
て接続・遮断可能にまたは完全に取りはずし可能に前記
支承レバー（３）に取り付けられていることを特徴とす
る、オフセット印刷機用の湿し装置に用いられる補助装
置。２、支承プレート（１４）と支承レバー（３）との間の
距離が、水練り胴（６）の側方往復運動の最大工程（ａ
）よりも大きく設定されている、請求項１記載の補助装
置。３、可動の連結部材（１０）がねじ（１７）によって前
記スリット（１３）の方向で機能位置から取りはずし可
能または遮断可能であり、この場合、前記連結部材（１
０）がアイ（２０）を有していて、該アイが前記スリッ
ト（１３）のガイド面に相対回動不能に案内されており
、支承レバー（３）が切欠き（９）を有していて、該切
欠きに前記連結部材（１０）が側方で係止されており、
さらに支承プレート（１４）にガイドローラ（１５）を
備えたピン（１１）が設けられており、前記ガイドロー
ラが前記連結部材（１０）に支持されていて、この場合
、装置フレーム（１）が離反された位置にあるときに、
横桁（１２）の中心点を中心とした前記装置フレーム（
１）の回動が防止されている、請求項１または２記載の
補助装置。４、軸方向の往復運動を生ぜしめる駆動機構（２２、２
３）がカムローラ（２２）を有しており、該カムローラ
が下側の横桁（２１）に固定されていて、水練り胴（６
）に設けられた円板状の転動軌道（２３）に両側で支持
されている、請求項１から３までのいずれか１項記載の
補助装置。