JPH0227403A - シーケンスコントローラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、プログラム実行モードやプログラム表示モー
ド等の各種モードが設定可能なシーケンスコントローラ
に関するものである。

［従来の技術］ 従来より、プログラムの読み取りやプログラムの書き換
えを防止するために、パスワードを入力しなければプロ
グラム入力機器を使用することができないようにしたシ
ーケンスコントローラが提供されている。

また、機械の通常動作を行う実行モードや機械の動作確
認を行う確認モードを備え、スイッチを切り換えること
によりモードを選択するようにしたシーケンスコントロ
ーラが提供されている。この場合には、機能に関する秘
密保持や第３者による誤操作でプログラムが破壊された
りすることがないように、容易に見付からない場所にス
イッチを設けたり、スイッチとしてキースイッチを用い
るようにしている。

［発明が解決しようとする課題］ 上述のように、１個のパスワードを設定してプログラム
の読み取りや書き換えができるようにしているとすると
、このパスワードは操作のみを行うエンドユーザに公開
されないのが普通であるから、エンドユーザが機械のメ
ンテナンスを行おうとしでも、エンドユーザにはシーケ
ンスコントローラのプログラムを見ることができないと
いう不都合があった。

また、スイッチを設けて、実行モードと確認モードとを
切り換えるようにしている場合には、スイッチが必要で
あるから、部品点数の増加につながるという問題があっ
た。

本発明は上記問題点を解決することを目的とするもので
あり、複数のパスワードを設定できるようにすることに
より、各種モードに対応してパスワードが設定できるよ
うにし、エンドユーザにも一部のパスワードを公開でき
るようにして、エンドユーザがプログラムの内容を見た
り、プログラムの機能を調べたりすることができるよう
にしたシーケンスコントローラを提供しようとするもの
である。

［課題を解決するための手段］ 本発明では、上記目的を達成するために、複数のパスワ
ードが設定できるパスワード設定部と、外部からパスワ
ードを入力することができるパスワード入力部と、外部
から入力されたパスワードとパスワード設定部に設定さ
れているパスワードとが一致するとパスワードに応じて
各種モードの選択を行うパスワード判定部とを備えてい
るのである。

［作用］ 上記構成によれば、パスワードを変えればいろいろなモ
ードが設定できるから、プログラムの秘密保持や、書き
換え防止などの機能選択を細かく設定することができる
のである。

［実施例］ シーケンスコントローラの基本構成は、第２図に示すよ
うに、プロセッサ１と、プログラム等が記憶された読出
専用記憶部２や書換可能記憶部３と、入力装置としての
キーボード４と、外部機器を接続するためのインタフェ
ースらとで構成される。

このシーケンスコントローラは、プログラムを読み取れ
るように表示する表示モード、プログラムを書き換えら
れるように設定する書換モード、プログラムを通常動作
させるか動作確認するがを選択する確認モードなどの各
種モードなどを備えている。これらの各種モードは、プ
ログラムにより実現されており、第１図に示すように、
たとえ。

ば、プログラム表示モードに対応するプログラム表示機
能部１１、確認モー下に対応するプログラム実行機能部
１２等が設けられる。

各機能部１１．１２の選択は、パスワードによってなさ
れるのであり、パスワードの識別のために、パスワード
設定部６、パスワード判定部７が設けられている。すな
わち、パスワード設定部６は複数個のパスワードが登録
可能であり、各パスワードに対し、どの機能部１１．１
２を機能させるかという対応付けがなされている。ここ
に、パスワードの設定は、キーボード４よりなるパスワ
ード入力部８からの入力によって行われる。パスワード
が登録された後には、パスワード入力部８から入力され
たパスワードを、パスワード判定部７においてパスワー
ド設定１ｓ６に登録されているパスワードと照合し、入
力されたパスワードに一致するパスワードが登録されて
いると、そのパスワードに対応する機能部１１．１２を
呼び出してモードを設定するのである。

このように、パスワードに応じて機能部１１゜１２の選
択をするから、各パスワードによって、プログラムの読
み取りのみを行えるようにしたり、プログラムの書き換
えができるようにしたり、あるいはまた、通常実行と動
作確認実行とを切り換えたりすることができるようにな
るのである。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、複数のパスワードが設定できる
パスワード設定部と、外部からパスワードを入力するこ
とができるパスワード入力部と、外部から入力されたパ
スワードとパスワード設定部に設定されているパスワー
ドとが一致するとパスワードに応じて各種モードの選択
を行うパスワード判定部とを備えているものであり、パ
スワードを変えればいろいろなモードが設定できるから
、第３者が勝手に動作確認を行ってプログラムの秘密を
盗んだり、誤ってプログラムを書き換えたりすることを
防止できるのであり、しかも、操作が許可されている人
には、各人の許可された範囲で、動作確認やプログラム
の内容表示、あるいは、プログラムの書き換え等を行う
ことができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の要部構成図、第２図は本発明に係るシ
ークンスコントローラのブロック図である。 １・・・プロセッサ、２・・・読出専用記憶部、３・・
・書換可能と憶部、４・・・キーボード、５・・・イン
タフェース、６・・・パスワード設定部、７・・・パス
ワード判定部、８・・・パスワード入力部、１１・・・
プログラム実行機能部、１２・・・プログラム表示機能
部。 代理人　弁理士　石　１）長　七

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）プログラム実行モードやプログラム表示モード等
   の各種モードが設定できるシーケンスコントローラにお
   いて、複数のパスワードが設定できるパスワード設定部
   と、外部からパスワードを入力することができるパスワ
   ード入力部と、外部から入力されたパスワードとパスワ
   ード設定部に設定されているパスワードとが一致すると
   パスワードに応じて上記モードの選択を行うパスワード
   判定部とを具備して成ることを特徴とするシーケンスコ
   ントローラ。