JPH02273034A - 配電盤装置 - Google Patents

配電盤装置

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JPH02273034A
JPH02273034A JP1096048A JP9604889A JPH02273034A JP H02273034 A JPH02273034 A JP H02273034A JP 1096048 A JP1096048 A JP 1096048A JP 9604889 A JP9604889 A JP 9604889A JP H02273034 A JPH02273034 A JP H02273034A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は家庭用配電盤装置に適した配電盤装置に関し、
特に単相3線式で供給される実効値100V又は200
Vの交流電力を第1分配線及び第2分配線に供給する、
メインサーキットブレーカの第1ブレーカ及び第2ブレ
ーカに夫々流れる電流の平均電流値を自動的に略均等に
させるようにしたものに関する。
〔従来技術〕
一般に、家庭用配電盤装置では、屋内の分配回路数の増
加に伴い多数の回路に分配可能な単相3線式のものが採
用されている。
例えば、第5図に示すように、家庭用配電盤装置102
には第1ブレーカ106及び第2ブレーカ108を有す
るメインサーキットブレーカ(安全ブレーカ)104が
設けられており、このメインサーキットブレーカ104
には配電線110により単相3線式で交流電力が供給さ
れている。第1分配線130は第1ブレーカ106を介
して配電線110の第1電圧線124から実効値100
■の交流電力が供給され、第2分配線132は第2ブレ
ーカ108を介して配電!110の第2電圧線126か
ら実効値100vの交流電力が供給されている。第1分
配線130は複数のブレーカ144を介して夫々電力を
分配するとともに、第2分配線132も複数のブレーカ
146を介して夫々電力を分配している。尚、符号12
8は中性線である。ここで、第1ブレーカ106及び第
2ブレーカ108の許容電流値が例えば夫々60Aのと
きには、第1分配線130に最大60Aの電流を流すこ
とができ且つ第2分配線132にも最大60Aの電流を
流すことができる。この第1ブレーカ106と第2ブレ
ーカ108とは連動しており、第1ブレーカ106及び
第2ブレーカ108の何れか一方が遮断されても両ブレ
ーカ106・108が同時に遮断される。
従って、各ブレーカ144・146を屋内の各分配回路
に夫々接続するときに、第1分配線130に流れる電流
I、と第2分配線132に流れる電流I2とが略等しく
なるように、各分配回路の負荷電流を考慮した上で、各
ブレーカ144・146と各分配回路とを接続するよう
にしている。
そして、各分配回路の負荷電流が各ブレーカ144・1
46の許容電流以上のときには、そのブレーカ144・
146が遮断されるようになっている。
(発明が解決しようとする課題〕 各ブレーカ144・146を介して分配された分配回路
にはターラや暖房機などの比較的負荷電流の大きい電気
製品が季節などに応じて使用される。このとき、これら
のターラなどが例えば複数のブレーカ144の各回路に
集中して接続されたときには、第1分配線130に流れ
る電流■1が大きくなり、第1ブレーカ106が遮断さ
れると同時に第2ブレーカ108も遮断されることなど
の問題がある。
本発明の目的は、負荷電流の変動に拘わらず、総負荷電
流がメインサーキットブレーカの許容最大電流に達する
まで、メインサーキットブレーカの遮断を防止し得るよ
うな配電盤装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明に係る配電盤装置は、実効値で100■又は20
0■の交流電力が供給される単相3線式配電線の一方の
電圧線及び他方の電圧線に夫々接続された第1ブレーカ
及び第2ブレーカを含むメインサーキットブレーカを備
えた配電盤装置において、第1ブレーカに接続され、複
数のブレーカを介して夫々電力を分配する第1分配線と
、第2ブレーカに接続され、複数のブレーカを介して夫
々電力を分配する第2分配線と、第1ブレーカから第1
分配線へ流れる第1電流を検出する第1電流検出手段及
び第2ブレーカから第2分配線へ流れる第2電流を検出
する第2電流検出手段と、第1分配線を開閉する第1ス
イッチッグ手段及び第2分配線を開閉する第2スイッチ
ッグ手段と、第1スイッチッグ手段及び第2スイッチッ
グ手段に対して第1ブレーカ及び第2ブレーカと反対側
において第1分配線と第2分配線とを接続する接続線に
介設された補助スイッチッグ手段と、第1電流検出手段
と第2電流検出手段とで夫々検出した電流値の平均値に
基いて、第1電流の平均値と第2電流の平均値とが略等
しくなるように、第1スイッチッグ手段と第2スイッチ
ッグ手段と補助スイッチッグ手段とを制御する制御手段
とを備えたものである。
〔作用〕
本発明に係る配電盤装置においては、単相3線式配電線
の一方の電圧線はメインサーキットブレ−力の第1ブレ
ーカを介して第1分配線に接続されており、第1分配線
は一方の電圧線に供給された交流電力を複数のブレーカ
を介して夫々分配する。また、前記配電線の他方の電圧
線はメインサーキットブレーカの第2ブレーカを介して
第2分配線に接続されており、第2分配線は他方の電圧
線に供給された交流電力を複数のブレーカを介して夫々
分配する。
第1電流検出手段は第1ブレーカから第1分配線へ流れ
る第1電流を検出し、また第2電流検出手段は第2ブレ
ーカから第2分配線へ流れる第2電流を検出する。更に
、第1スイッチング手段は第1分配線を開閉するととも
に第2スイッチング手段は第2分配線を開閉し、補助ス
イッチング手段は第1スイッチング手段及び第2スイッ
チング手段に対して第1ブレーカ及び第2ブレーカと反
対側の第1分配線と第2分配線とを接続する接続線に介
設されているので、第1スイッチング手段がON且つ第
2スイッチング手段がOFF且つ補助スイッチング手段
がONのときには、第1電流は第1分配線及び第2分配
線に夫々流れる電流の合計電流となり、第2電流は「0
」となる。一方、第1スイッチング手段がOFF且つ第
2スイッチング手段がON且つ補助スイッチング手段が
ONのときには、第1電流は「0」となり、第2電流は
第1分配線及び第2分配線に夫々流れる電流の合計電流
となる。
従って、制御手段は、第1電流検出手段からの電流値の
平均値と第2電流検出手段からの電流値の平均値とに基
いて、第1電流の平均値と第2電流の平均値とが略等し
くなるように、第1スイッチッグ手段と第2スイッチッ
グ手段及び補助スイッチッグ手段とを夫々微少時間毎に
ON・OFF制御する。その結果、メインサーキットブ
レーカの第1ブレーカ及び第2ブレーカには、第1電流
の平均電流及びこれと等しい第2電流の平均電流が夫々
流れる。
例えば、第2電流がIOAであるのに対して第1電流が
IOAから50Aに急増したときには、制御手段は第2
スイッチッグ手段をONさせると共に、第1スイッチッ
グ手段を微少時間毎に開閉制御して60%の時間だけO
NL、残りの40%の時間だけ0FFL、且つこの40
%のOFF時間の間補助スイッチッグ手段をONさせる
。即ち、第1分配線には第1スイッチング手段のONの
ときに一方の電圧線から電流が供給されるが、第1スイ
ッチング手段のOFFのときには他方の電圧線から電流
が供給されるので、第1スイッチング手段及び補助スイ
ッチッグ手段を夫々0N−OFF制御することにより第
1電流の平均値及び第2電流の平均値が常に略等しい3
0Aとなる。その結果、第1ブレーカ及び第2ブレーカ
に夫々30Aが流れることになる。
〔発明の効果〕
本発明に係る配電盤装置によれば、〔作用〕の項で説明
したように、ターラや暖房機などの負荷電流の大きい電
気製品が集中して接続された第1分配線及び第2分配線
の一方の電流値が他方の電流値より大きくなるときでも
、第1電流値の平均電流値と第2電流値の平均電流値と
が常に等しくされ且つこの等しい平均電流がメインサー
キットブレーカの第1ブレーカ及び第2ブレーカに夫々
流れるので、総負荷電流が第1及び第2ブレーカの許容
電流の2倍に相当する許容最大電流に達するまでメイン
サーキットブレーカの遮断を確実に防止することができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面に基いて説明する。
先ず、メインサーキットブレーカ4を備えた家庭用配電
盤装置2について説明する。
第1図に示すように、家庭用配電盤装置(以下、単に配
電盤という)2には単相3線式配電線10が導入され、
その第1電圧線24、中性線28及び第2電圧線26は
メインサーキットブレーカ(以下、単にブレーカ4とい
う)40入力端子12・14・16に夫々接続されてい
る。このブレーカ4は通常のものと同様であり、このブ
レーカ4には入力端子12と出力端子18間に介設され
た60Aの許容電流の第1ブレーカ6及び入力端子16
と出力端子22間に介設された60Aの許容電流の第2
ブレーカ8が内蔵されている。この第1ブレーカ6と第
2ブレーカ8とは連動しており、何れのブレーカ6・8
が遮断されても両ブレーカ6・8が同時に遮断される。
尚、符号50はブレーカ4をON10 F F操作する
ための操作レバーである。一方、出力端子18・20・
22には配電盤2の内方へ延びる第1分配線30と中性
線28と第2分配線32とが夫々接続され、出力端子1
8の近傍の第1分配線30にはリング状のコイルからな
り第1分配線30に流れる第1電流I、を検出する第1
電流検出器34が非接触状に配設され、出力端子22の
近傍の第2分配線32にはリング状のコイルからなり第
2分配線32に流れる第2電流I2を検出する第2電流
検出器36が非接触状に配設されている。第1分配線3
0には第1分配線30を開閉するための第1スイッチ3
日が介設され、第2分配線32には第2分配線32を開
閉するための第2スイツチ40が介設されている。更に
、第1スイツチ38及び第2スインチ40に対して第1
ブレーカ6及び第2ブレーカ8と反対側において、第1
分配線30と第2分配線32とを接続する接続線31に
は補助スイッチ42が介設されている。これらの第1ス
イツチ38と第2スイツチ40及び補助スイッチ42は
夫々同様のものであり、高速スイッチング特性を有する
ゼロクロス型のソリッド・ステート・AC・リレーであ
る。このスイッチ38・40・42は発光回路、受光回
路、点弧制御回路及びトライチックなどからなり、第2
図に示すように、「H」レベル駆動信号の入力時点の次
のO電圧のときにスイッチを閉成して各スイッチ38・
40・42には図示のような負荷電流が流れ且つ「L」
レベル駆動信号の人力時点の次の0電圧のときにスイッ
チを開成するものである。
前記第1分配線30及び中性線28には5つのブレーカ
44が夫々並列接続され、ブレーカ44を介して複数の
回路に分配され、また第2分配線32及び中性線28に
は5つのブレーカ46が夫々並列接続され、ブレーカ4
6を介して複数の回路に分配されている。ブレーカ44
・46は夫々既存のブレーカと同様であり、各分配回路
に15A以上の負荷電流が流れた時に遮断される。
前記第1電流検出器34、第2電流検出器36、第1ス
イツチ38、第2スイツチ40及び補助スイッチ42は
夫々制御ボックス48に接続されている。
家庭用配電盤装置2は上述したように構成されているの
で、第1電圧線24に供給された100■の交流電力は
第1ブレーカ6、第1スイツチ38、第1分配線30及
びブレーカ44を介して複数の分配回路に分配され、ま
た第2電圧線26に供給された100■の交流電力は第
2ブレーカ8、第2スイツチ40、第2分配線32及び
ブレーカ46を介して複数の分配回路に分配される。
次に、前記制御ボックス48内の制御装置Cについて第
3図のブロック図に基いて説明する。
第1電流検出器34はA/D変換器60を介して、第2
電流検出器36はA/D変換器61を介して夫々入出力
インターフェイス65に接続され、第1電流検出器34
で検出した検出電流i、に対応する検出電流値信号(デ
ジタル信号)及び第2電流検出器36で検出した検出電
流12に対応する検出電流値信号(デジタル信号)が入
出力インターフェイス65に夫々出力される。第1スイ
ツチ38は駆動回路62を介して、第2スイツチ40は
駆動回路63を介して、補助スイッチ42は駆動回路6
4を介して夫々入出力インターフェイス65に接続され
ている。
CPU (中央演算装置)67にはデータバスなどのバ
ス66を介して入出力インターフェイス65とROM6
8及びRAM69が夫々接続されている。尚、図示を省
略しているが、この制御ボックス48内には各A/D変
換器60・61、各駆動回路62〜64、入出力インタ
ーフェイス65、CPU67、ROM6B及びRAM6
9に駆動電流を供給する電源回路が設けられている。
ROM68には、第1電流I、の平均値と第2電流I2
の平均値とを略等しくするための電流均等化制御の制御
プログラムが予め格納されている。
この電流均等化制御プロゲラ1、には、A/D変換器6
0を介して第1電流検出器34から人力される検出電流
値信号及びA/D変換器61を介して第2電流検出器3
6から入力される検出電流値信号を実際の第1電流11
及び第2電流r2に変換するための変換サブルーチン、
1.>IKのときに、第1スイツチ38をONさせる制
御時間比率を設定する演算式(1+ +Iz )/2 
ft及び第1スイツチ38をOFFさせ且つ補助スイッ
チ42をONさせる制御時間比率を設定する演算式%式
% 第2スイッチ40をONさせる制御時間比率を設定する
演算式(1+ +L )/21+及び第2スイツチ40
をOFFさせ且つ補助スイッチ42をONさせる制御時
間比率を設定する演算式(It−1,)/2Lが予め格
納されている。尚、これらの演算式で求められた制御時
間はON時間とOFF時間の割合であり、実際に各スイ
ッチ38・40・42を駆動させるときには、60H2
の交流の場合には1サイクルに要する約16m5を、ま
た50H2の交流の場合には1サイクルに要する約20
m5を基本時間として制御時間が求められる。
RAM69には、ワークメモリやCPU67で演算処理
した結果を一時的に記憶する各種のメモリが設けられて
いる。
次に、制御ボックス48内の制御装置Cで行なわれる電
流均等化制御のルーチンについて、第4図のフローチャ
ートに基いて説明する。尚、図中si (t=ts 2
.3・・・)は各ステップである。
ブレーカ4の操作レバー50を操作してブレーカ4がO
Nされるのに伴ってこの制御が開始されて先ず初期設定
が実行され(Sl)、第1スイツチ38及び第2スイツ
チ40が夫々ONされ且つ補助スイッチ42がOFFさ
れる(S2)。このとき、各ブレーカ44・46に接続
された分配回路で各種の電気製品が使用されるので、第
1分配線30には第1電流!、が流れ、第2分配線32
には第2電流I2が流れる。次に、第1電流検出器34
からの検出電流値信号が読込まれ、実際の第1電流11
が変換サブルーチンにより演算で求められてRAM69
のワークメモリに格納され(S3)、このワークメモリ
に格納されている過去複数回(例えば10回)の第1電
流Itを用いてその平均電流値Itが演算される(S4
)。次に、第2電流検出器36からの検出電流値信号が
読込まれ、実際の第2電流■2が変換サブルーチンによ
り演算で求められてRAM69のワークメモリに格納さ
れ(35)、このワークメモリに格納されている過去複
数回の第2電流I2を用いてその平均電流値りが演算さ
れる(S6)。次に、平均電流値「と平均電流値百とが
等しいか否かが判定され(S7)、等しいときにはS2
に戻り、S2以降が繰り返されて第1分配線30には第
1電圧線24からの電流が連続して供給されるとともに
第2分配線32には第2電圧線26からの電流が連続し
て供給される。一方、平均電流値−と平均電流値−口と
が等しくないときには、S7でNoと判定され、平均電
流値肩は平均電流値I2より大きいか否かが判定される
(S8)。
第1電流11が第2電流I2より大きいときには、平均
電流値肩は平均電流値耳より大きくなるので、Yesと
判定され、第2スイツチ40は駆動回路63からの駆動
信号でONされる(S9)。
次に、第1スイツチ38と補助スイッチ42についてI
、>Lのときの演算式に基いてON時間及びOFF時間
の制御量が夫々演算され(310)、その制御量に基い
て第1スイツチ38が所定時間(例えば、200〜30
0IIIs)に亙って連続してON10 F F制御さ
れ且つ補助スイッチ42も所定時間に亙って連続して0
N10FF!111Il(但し、補助スイッチ42は第
1スイツチ38がONのときにOFFされ、第1スイツ
チ38がOFFのときにONされる)され(Sll)、
33に戻る。例えば、第2電流I2がIOAであるのに
対して第1電流ItがIOAから5OAに急増したとき
、第2スイツチ40がONされ、第1スイツチ38を所
定時間の60%だけONL、、残りの40%だけ0FF
L且つこの40%のOFF時間だけ補助スイッチ42を
ONさせる。その結果、第1分配線30には第1スイツ
チ38の08時間のときに第1電圧線24から電流が供
給され且つ第1スイツチ38のOFF時間のときにはこ
の第1電圧線24からの電流に連続して第2電圧線26
から補助スイッチ42を介して電流が供給されるので、
平均電流値「及び平均電流値口が略等しい30Aとなり
、第1ブレーカ6及び第2ブレーカ8にこの30Aが夫
々流れる。従って、第1分配線30及び第2分配線32
に流れる負荷電流が変動したときでも、第1分配線30
及び第2分配線32には必要な電流を供給でき、総負荷
電流が第1ブレーカ6や第2ブレーカ8の許容電流(6
0A)の2倍に相当する最大許容電流になるまでブレー
カ4つまり第1ブレーカ6及び第2ブレーカ8の遮断を
確実に防止することができる9更に、第2電流I2が第
1電流I、より大きいときには、平均電流値−「7は平
均電流(I!!「より大きくなるので89でNOと判定
され、第1スイツチ38は駆動回路62からの駆動信号
でONされ(312)、第2スイツチ40と補助スイッ
チ42についてIt<Izのときの演算式に基いて08
時間及びOFF時間の制御量が夫々演算され(S13)
、その制御量に基いて第2スイツチ40が所定時間に亙
って連続してON10 F F制御され且つ補助スイッ
チ42も所定時間に亙って0N10 F F制御され(
S14)、S3に戻る。その結果、第2分配線32には
第2スイツチ40の08時間のときに第2電圧線26か
ら電流が供給され且つ第2スイツチ40のOFF時間の
ときにはこの第2電圧線26からの電流に連続して第1
電圧線24から補助スイッチ42を介して電流が供給さ
れ、等しい平均値電流■1及び平均値電流■2が第1ブ
レーカ6及び第2ブレーカ8に夫々流れる。従って、第
1分配線30及び第2分配線32に流れる負荷電流が変
動したときでも、総負荷電流が第1ブレーカ6や第2ブ
レーカ8の許容電流の2倍に相当する最大許容電流にな
るまでブレーカ4の遮断を確実に防止することができる
尚、第1電流I、或いは第2電流I2の何れか一方の電
流が所定値(例えば30A)以上になったときにこの制
御を開始するようにしてもよい。
また、第1電流■1と第2電流工2との差が所定値(例
えば10A)以上になったときにこの制御を開始するよ
うにしてもよい。
尚、各スイッチ38・40・42を各種のスイッチング
回路で構成するようにしてもよい。
尚、上記実施例は一実施例を示すものにすぎず、当業者
であれば本発明の趣旨を逸脱することなく種々の変形を
加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本本発明の実施例を示すもので、第1
図は家庭用配電盤装置の正面図、第2図は各第1スイツ
チ、第2スイツチ及び補助スイッチの動作特性を示すタ
イムチャート、第3図は電流均等化制御に関する制御系
のブロック図、第4図は電流均等化制御のルーチンのフ
ローチャート、第5図は従来技術に係る家庭用配電盤装
置の概略正面図である。 2・・家庭用配電盤装置、 4・・メインサーキットブ
レーカ、  6・・第1ブレーカ、8・・第2ブレーカ
、  10・・配電線、24・・第1電圧線、 26・
・第2電圧線、30・・第1分配線、 32・・第2分
配線、34・・第1電流検出器、 36・・第2電流検
出器、 38・・第1スイツチ、 40・・第2スイツ
チ、  42・・補助スイッチ、44・46・・ブレー
カ、  67・・CPU、68・・ROM、 69・・
RAM、  C・・制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実効値で100V又は200Vの交流電力が供給
    される単相3線式配電線の一方の電圧線及び他方の電圧
    線に夫々接続された第1ブレーカ及び第2ブレーカから
    なるメインサーキットブレーカを備えた配電盤装置にお
    いて、 上記第1ブレーカに接続され、複数のブレーカを介して
    夫々電力を分配する第1分配線と、上記第2ブレーカに
    接続され、複数のブレーカを介して夫々電力を分配する
    第2分配線と、上記第1ブレーカから第1分配線へ流れ
    る第1電流を検出する第1電流検出手段及び上記第2ブ
    レーカから第2分配線へ流れる第2電流を検出する第2
    電流検出手段と、 上記第1分配線を開閉する第1スイッチッグ手段及び上
    記第2分配線を開閉する第2スイッチッグ手段と、 上記第1スイッチッグ手段及び第2スイッチッグ手段に
    対して第1ブレーカ及び第2ブレーカと反対側において
    第1分配線と第2分配線とを接続する接続線に介設され
    た補助スイッチッグ手段と、上記第1電流検出手段と第
    2電流検出手段とで夫々検出した電流の平均値に基いて
    、第1電流の平均値と第2電流の平均値とが略等しくな
    るように、上記第1スイッチッグ手段と第2スイッチッ
    グ手段と補助スイッチッグ手段とを制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする配電盤装置。
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