JPH0227088Y2 - - Google Patents

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JPH0227088Y2
JPH0227088Y2 JP20413985U JP20413985U JPH0227088Y2 JP H0227088 Y2 JPH0227088 Y2 JP H0227088Y2 JP 20413985 U JP20413985 U JP 20413985U JP 20413985 U JP20413985 U JP 20413985U JP H0227088 Y2 JPH0227088 Y2 JP H0227088Y2
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JP
Japan
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case
telephone box
insect trap
insect
exhaust port
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JP20413985U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、電話ボツクス内に入り込んだ飛翔害
虫を積極的に誘引補獲する捕虫装置付電話ボツク
スに関する。
従来技術 公園や道路端などに設置されている公衆電話ボ
ツクスでは、夜間に点燈する内部照明に誘引され
て、蛾や蚊などの走行性の飛翔害虫が周囲に集ま
つてくる。そして、これらの一部が電話ボツクス
の換気空間や扉の隙間から内部に入り込んだり、
あるいは人が扉を開けて中に入る際に一緒に入り
込んでしまい、通話中に刺されたりするなどして
不快なことがよくある。
そこで、従来は、人が扉を開けて中に入る際
に、飛翔害虫が入り込まないように注意するか、
入り込んだ飛翔害虫を人手により追い出していた
が、これらの対策は、もちろんその場限りであ
り、継続的に有効なものではない。また、電話ボ
ツクスの近くに捕虫装置を設置して、近辺に集ま
つてくる飛翔害虫を補獲する方法もあるが、設置
費用が高くなることや、捕獲能力にも限界があ
る。
考案の目的 したがつて、本考案の目的は、電話ボツクスの
周りに集まつてくる飛翔害虫の中で、電話ボツク
ス内に入り込んだものを積極的に誘引し、かつ捕
獲するとともに、電話ボツクス内の換気をも同時
に行なえるようにすることである。
考案の概要 そこで本考案は、電話ボツクスの屋根および天
井に開口部を設け、その開口部に誘引捕虫装置を
内部から外部に貫通する状態で、取り付けてい
る。この誘引捕虫装置は、誘引灯により飛翔害虫
を誘引し、それらを吸引フアンの風力により積極
的に吸引して、遠心式のフアンを介して捕虫ケー
ス内に送り込んで捕獲するようにしている。ま
た、屋根には排気口を設けて、捕虫ケース内に飛
翔害虫を送り込んだ内部空気を、電話ボツクスの
外に排気し、換気できるようにしている。
実施例の構成 以下、本考案の実施例の構成を図面に基づいて
具体的に説明する。
第1図、第2図および第3図は、本考案の捕虫
装置付電話ボツクス1の構成を示し、第4図、第
5図および第6図は、渦流式の捕虫装置2の構成
を示す。
この捕虫装置付電話ボツクス1は、電話ボツク
ス3と、その屋根4の裏側に取り付け具5を介し
て取り付けられた渦流式の捕虫装置2とで構成さ
れている。この捕虫装置2は、電話ボツクス3の
天井6に形成された開口部7を貫通する状態で、
電話ボツクス3の内部上方に突出している。
上記捕虫装置2は、主要部として、誘引灯8、
吸引フアン9、遠心フアン10および捕虫ケース
11により構成されている。
上記誘引灯8は下端部に設けられ、その軸線上
の上方に、軸流式の吸引フアン9および遠心フア
ン10が順次設けられている。そして、吸引フア
ン9の吸入側は、下方に向けられ、その吐出側
は、上方に向けられている。
また上記遠心フアン10は、筒状のケース12
の内部に納められており、このケース12の下端
側は開口して上記吸引フアン9の吐出側と接続し
ている。一方、ケース12の上端側は閉ざれてい
るとともに、周壁部には吐出口13が2ケ所形成
されている。そして、この周壁部を抱き込むよう
に角リング状の捕虫ケース11がケース12に対
して同心に設けられている。
この捕虫ケース11は、半月状に2分割されて
おり、錠11cにより、ケース12に対して着脱
できるようになつている。また、捕虫ケース11
の上面部11aは、飛翔害虫が飛び出さない程度
の網状になつており、さらに内周部11bには、
前記吐出口13に対して、接続される取り入れ口
14が形成されている。
また、上記ケース11の上方には、雨滴侵入防
止用の笠15が排気口16を覆うように屋根4の
上に設けられている。
さらに、電話ボツクス3の内部に突出した渦流
式の捕虫装置2の下方部および天井6の開口部7
を覆うように、大きな網目の網カバー17が、天
井6に取り付けられている。
実施例の作用 誘引灯8が点燈すると、電話ボツクス3の内部
に入り込んだ走行性の飛翔害虫18が、その光に
誘引され、誘引灯8の近くに集まつてくる。そし
て、吸引フアン9の吸引空気流9aに吸引され
て、ケース12の内部に送り込まれる。ケース1
2の内部では、遠心フアン10が回転しており、
その遠心力により発生する接線方向の空気流10
aにより、吐出口13および取り入れ口14を通
り、捕虫ケース11内に送り込まれ、捕獲され
る。そして、空気流10aは、網状の上面部11
aを通り抜けて、排気口16より外に排気され
る。
一方、捕虫ケース11内に捕獲された飛翔害虫
18は、錠11cを解錠して捕虫ケース11を2
つに分割し、ケース12より取りはずすことによ
り、回収され処理される。
考案の効果 本考案の捕虫装置付電話ボツクスでは、その天
井部に誘引捕虫装置を取り付けているため、電話
ボツクス内に入り込んだ飛翔害虫を積極的に誘引
し、かつ捕獲することができる。
また、屋根に排気口が形成されているので、吸
引フアンおよび遠心フアンによる空気流が外に排
気され、電話ボツクス内の空気が常時換気される
ので、夏季でも快適な状態が確保できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の捕虫装置付電話ボツクスの平
面図、第2図はその正面図、第3図は捕虫装置の
取り付け状態を示す図、第4図は捕虫装置の構造
を示す正面図、第5図は捕虫装置の底面図、第6
図は捕虫装置のケースの部分の横断面図である。 1……捕虫装置付電話ボツクス、2……捕虫装
置、3……電話ボツクス、4……屋根、6……天
井、7……開口部、8……誘引灯、9……吸引フ
アン、10……遠心フアン、11……捕虫ケー
ス、16……排気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話ボツクス3の屋根4に排気口16を設け、
    この排気口16の位置で電話ボツクス3内に捕虫
    装置2を取り付けてなり、この捕虫装置2は、上
    記排気口16の下方に配置され上方で閉じ下方で
    開口しかつ周壁部に吐出口13を有する筒状のケ
    ース12と、このケース12の下方に設けられた
    誘引灯8と、この誘引灯8の上方に設けられケー
    ス12の下開側を吐出側とする吸引フアン9と、
    この吸引フアン9の上方でケース12の内部に設
    けられた遠心フアン10と、上記ケース12の周
    囲に着脱自在に設けられ上面で網状の捕虫ケース
    11と、上記排気口16を上記屋根4の上で覆う
    笠15とにより構成されていることを特徴とする
    捕虫装置付電話ボツクス1。
JP20413985U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0227088Y2 (ja)

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JP20413985U JPH0227088Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JPS62110450U JPS62110450U (ja) 1987-07-14
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JP5268378B2 (ja) * 2008-01-30 2013-08-21 三菱電機株式会社 エレベータかご

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