JPH02270749A - ラベル類巻取り紙の接続方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り産業上の利用分野１ 本発明は、高速自動ラベル貼付は装置に使用する原反を
ラベル類巻取り台紙として抜き加工した後に、切続部分
を修正する巻取り紙の接続方法に関する。

Ｌ従来の技術と解決しようとする課題Ｊラベルの高速自
動貼付は装置には、剥離紙を使用した台紙にラベルを貼
着整列せしめた巻取り紙を使用し、多数個のガイドロー
ラーを通した後剥離板部分でラベルを剥がし、被着体面
に供給貼付ののち、台紙を巻取り回収する方法を採って
いる。

この巻取り紙を製造するには、ラベル用紙を剥離紙上に
積層した原反を所定の長さに切断あるいは接続したもの
を使用するが、さらにこれに印刷を施し抜き加工するこ
とにより、台紙上にラベルが貼着整列した形態の巻取り
紙が出来上がる。

ラベルの高速自動貼付は装置に使用される巻取り紙は、
自動貼付は作業を円滑かつ確実に実施できるものでなく
てはならない。巻取り紙が剥離板部分で受ける屈曲に伴
う流れ方向の張力は非常に大きく、台紙の継ぎ目部分が
不完全な場合切断してしまい、自動貼り付は作業に支障
を来す。したがってラベル巻取り原紙抜き加工を済ませ
た時点で継き目部分を完全な状態に調整する必要がある
。

継ぎ目には原反にあらかじめ存在している物と印刷・抜
き加工時の切断によるものとがある。原反にあらかじめ
入っていた継ぎ目にかかって印刷と抜き加工されたラベ
ルは、印刷と抜きの不完全、ならびに剥離性の異常を生
じ、除去する必要があり、併せて確実な継ぎと機能を支
障なく発揮できるラベルを欠落のないように補充して修
正することが必要である。印刷と抜き加工時に生じた継
ぎＬｌについても同様の修正が必要である。

このような修正方法については適確な処置方法が確立し
ておらず、一般に経験」−使用されている方法を流用し
ているのが現状である。

例えば、一般にオーディオテープに使用されている方法
では、斜めに切断しなおした上で突き合わせ、磁性粉を
塗布しない側の而に別の接着テープを重ねて貼るのがよ
いとされている。しかしこれをそのままラベル巻き取り
紙に採用すると、装置とラベルの特性上下記のような問
題点を伴い、成功する例は極めて少ないのが実情である
。

１）音道のセロテープなどを補修に使用しても機械の張
力に耐えられず、再切断する事故が多い。

２）巻き取り紙のラベルを貼付した側か剥離板の外側に
接する構造のため、剥離板通過時にはセロテープ面が剥
離板に接して切断部は［」を開く傾向を助長し、さらに
は切断部末端からの台紙の層割れを起こし、装置の貼付
は作業を不司能にする。

［課題を解決するための手段］ 本発明はプリンター付きの自動ラベル貼付は装置にも利
用できるラベル巻取り紙接続部分を確実かつ簡便に重ね
継ぎし、かつ重ね継ぎ面上にラベルを貼着して欠落の補
充も可能にする接続方法を提供することを目的とする。

上記の目的を達成するために、本発明の接続方法におい
ては、この接続に適切な粘着テープを準備し、その台紙
切続部分をラベル貼付側の台紙面に重ね継ぎしたのち、
別に容易されていた新しいラベルを改めて台紙上の欠落
箇所に再貼付して復旧するものである。

本発明に使用する粘着テープは巻取り紙の台紙同様に表
面に剥離処理を施した基材の裏面に粘着−３〜 剤を塗布したものであって、特に一般の粘着テープと異
なる点は、その粘着剤が巻取り紙の台紙と良好に貼着で
きる事である。現在使用されているラベル類巻取り紙の
台紙は、例えばシリコーン樹脂のように剥離性の優れた
ものを使用しているが、そのような材料に対しても十分
な貼着が出来るものを選択することが必要である。この
着想は相矛盾する特性を要求するため、従来から実現を
困難視されていたが、現在ではシリコーン系の粘着剤が
使用できるようになったため、具体化が可能となった。

［実施例］ 実施例について図面を参照して説明すると、第、１図は
従来より使用されており本発明による修正の対象となる
ラベル川原反（巻取り紙）の接続部分の一例を示す断面
略図である。原反はラベル原紙Ｉの裏面に粘着剤層２を
設け、巻取り紙０紙３に適度の剥離力をもって積層固定
されている。所定の長巻を要求されると中間に一個以上
の接続箇所を伴う事は避けられなくなる。そのような接
続部分４には両面あるいは片面に紙継ぎ用の粘着テープ
５を貼着して暫定的な重ね継ぎを行う。

第２図は印刷と抜き加工を終了した直後に粘着テープに
よって補修しラベルの欠落の補充する本発明の方法を示
すラベル類巻取り紙の断面略図である。抜き加工によっ
て形成されたラベル８部分とその粘着剤層９を残し、そ
の間に接続部分があったために印刷あるいは抜き不良の
ラベルが生じれば、その部分のラベル原紙と共に剥離除
去し、別に用意した巻取り紙用粘着テープの粘着剤部分
６を以て巻取り紙台紙の接続部分に重ね継ぎし、その基
材部分７上面あるいは巻取り紙台紙３の欠落部分相当位
置に別に用意した新しいラベル８”の粘着層部分９”を
貼着する。

第３図は本発明の方法に使用する巻取り紙用粘着テープ
の構造を示す断面略図である。巻取り紙用粘着テープは
、基材部分７の裏面に粘着剤層６を形成し、剥離紙１０
を添付して剥離層を保護する。

基材は流れ方向の張力に耐えられる強度が必要であり、
また厚すぎると剥離板部分での屈曲時に剥がれてしまう
危険があるため、二軸延伸したポリエステル、あるいは
ポリプロピレン等の１６〜５０μが適当である。この粘
着テープを巻取り紙の接続部分の継ぎに使用する場合は
、所定の長さに切断して剥離紙１０を除去する。

し発明の効果］ 本発明は以上説明したように構成されているので、以下
に記載されたような効果を奏する。

粘着テープとして表面を剥離処理し、かつ裏面にラベル
類巻取り紙台紙の剥離処理と接着性の良好な粘着剤を塗
布しであるため、その表面にラベル類を更に貼付けた場
合に巻取り紙台紙に貼った場合と同様の剥離力が確保で
きるので、ラベル貼り装置の作業に支障なく使用できる
。また巻取り台紙との接着が十分なので、台紙の接続を
確実ならしめ、作業工程中に接続が切れることがない。

継ぎの部分にあった不良のラベルを新しいラベルに交換
し周辺のラベルとの関係位置を乱すことなく欠落ラベル
の補充が可能であるため、被着体面に対するラベルの貼
着が連続的かつ正確に供給実施できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による修正の対象となるラベル川原反の
接続部分の一例を示す断面略図、第２図は本発明の方法
によるラベル類巻取り紙の補修方法とラベル欠落の補充
状態を示す断面略図、第３図は本発明で使用する巻取り
紙用粘着テープの構造を示す断面略図である。 １、、、ラベル原紙、　２．、、（ラベル川原反の）粘
着剤層、　３１１１台紙、　４　接続部分、５　、紙継
ぎ用粘着テープ　　６．、、（紙継ぎ用粘着テープの）
粘着剤層、７１３．基材部分、８０．（抜き加工によっ
て形成された）ラベル、８“０１．（別に用意した）新
しいラベル、９０．（抜き加工によって形成されたラベ
ルの）粘着剤層、９’、、、（新しいラベルの）粘着層
部分、１０、、、剥離紙 特許出願人　モダン・プラスチック工業株式会社＝８− 手続補正書（方式） 平成元年７月２８日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表面を剥離処理しかつ裏面にラベル類巻取り紙台紙の剥
   離処理面と接着性良好な粘着剤を塗布した粘着テープ片
   を該台紙切続部分の剥離処理面側に貼着して重ね継ぎし
   、テープ面上にラベルを貼着けることにより継ぎ部分の
   ラベルの欠落がない事を可能にするラベル類の巻取り紙
   の接続方法。