JPH02269569A - 磁気ディスク基盤用多孔質砥石 - Google Patents

磁気ディスク基盤用多孔質砥石

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JPH02269569A
JPH02269569A JP8919989A JP8919989A JPH02269569A JP H02269569 A JPH02269569 A JP H02269569A JP 8919989 A JP8919989 A JP 8919989A JP 8919989 A JP8919989 A JP 8919989A JP H02269569 A JPH02269569 A JP H02269569A
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grinding stone
magnetic disk
grindstone
porous
disk base
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Kunihiko Takahashi
邦彦 高橋
Kenichi Kazama
賢一 風間
Isao Shimizu
清水 勇雄
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Shinano Electric Refining Co Ltd
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Shinano Electric Refining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリビニルアセタール樹脂を用いた磁気ティス
フ基盤用多孔質砥石、とくには磁気ディスク基盤の素材
であるアルミニラ11製サブストレトのニッケル合金(
N]−P)メツキ物(以下これを、「ニッケル合金メッ
キサブス1〜レー1〜」と略称する)の表面を研磨する
ために使用する多孔質砥石に関する。
(従来の技術) 従来、「ニッケル合金メンキサブストレー1〜」の表面
研磨は、酸化セリウム等の微粒子スラリーを用いた加工
、あるいは合成砥石を用いた加工によるのが一般的であ
った。しかし、前者の微粒子スラリーに用いる方法には
、スラリーの使用量が多く経済的に不利である、その廃
液の処理に多額の費用がかかる、大型のディスクを研磨
するのが難しいなどの問題があり、また後者の合成砥石
を用いる方法では仕上り精度を高めにくい、砥石が目詰
まりを起こし易いなどの欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者らは、これらの問題点を解決するため、鋭意研
究を進めた結果、本発明に到達したものである。すなわ
ち、本発明の目的は優れた面精度を得ると共に、砥石の
目詰まりか殆ど発生しない、連続研磨作業の可能な磁気
ディスク基盤用多孔質砥石を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明による磁気ディスク基盤用砥石は、ポリビニルア
セタール樹脂、その他の熱硬化性樹脂、および微細砥粒
からなる、(スーパーフィシキル15−Yスケールで測
定した)ロックウェル硬度が−370〜−230の多孔
質体で構成されている。
この砥石の第1の特徴は柔らかく組織が緻密であるため
に、研磨面の仕上り精度が非常に高いことであり、第2
の特徴はこれが適度に脆いため研磨中に砥石が適切に脱
落し、目詰まり現象を起こさないことである。その結果
、適切な研磨速度を常時維持することが可能となり、表
面仕上り精度を極めて良好に保持すると共に、生産性の
大幅な向にに寄与する。
これを説明すると、この磁気ディスク基盤用多孔質砥石
はポリビニルアセタール樹脂、その他の熱硬化性樹脂、
および微細砥粒から構成されるが、(空隙を除いた)各
成分の割合はポリビニルアセタール樹脂6〜30重量%
、その他の熱硬化性樹脂4〜20重量%、砥粒65重量
%以上であることが好ましい。この砥粒はその平均粒子
径が7μm以下で、最大粒子径が207m以下の微粒子
からなるものがよく、その材料には炭化けい素、アルミ
ナ、酸化りロム、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、お
よびジルコンサンドの単独、または2種以」―の混合物
として用いられる。
ポリビニルアセタール樹脂は通常ポリビニルアルコール
樹脂の完全けん化物に水を加えて水溶液化し、これにア
ルデヒ1〜を加え、塩酸、硫酸等の酸触媒の存在下、ア
セタール化反応させて得られる。
その他の熱硬化性樹脂としてはフェノール系樹脂、メラ
ミン系樹脂、尿素系樹脂、アクリル系樹脂、メタクリル
系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂などが挙
げられる。
本発明による多孔質低面は、まずポリビニルアルコール
樹脂の完全けん化物に、その他の熱硬化性樹脂と微細砥
粒とを混合した後、上記の方法によるアセタール化を行
うことによってスラリー状液とする。これを所定の大き
さの容器に入れて、50〜70℃で、15〜25時間反
応させて固化し、水洗乾燥後、必要に応じて、これにそ
の他の熱硬化性樹脂を再度含浸し乾燥する。次に、これ
を150〜一 300℃で、5〜50時間熱処理して得られる。
このようにして得られた砥石は、ロックウェル硬度計の
スーパーフィシキル15−Yスケールで測定した硬度が
−370〜−230であり、嵩密度が0.41〜0.5
3の多孔質体となる。
この砥石において硬度がこの範囲外であると、加工の際
に表面精度を高めることができず、またこの値が大きい
と目詰まりを起こし易くなる。嵩密度も同様の傾向であ
るが、硬度はどの影響はない。砥石中での砥粒の含有率
が小さいときも、表面精度が悪く、目詰まりを起こし易
くなる傾向がある。
(実施例) 以下、本発明の具体的態様を実施例および比較例により
説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものでは
ない。
なお、各側しこおいて使用した測定装置および被研磨材
は次の通りである。
表面粗さ計:タリステップ(ティラー・ホプソン社製) 硬 度 計二ロックウェル硬度計(松沢精機製)被研磨
材ニアルミニウム製サブストレートにN1−Pメツキを
施した環状板 実施例 1゜ ポリビニルアルコールの完全けん化物に水を加えて水溶
液化し、これに水溶性のフェノール樹脂(住人デュレス
■製PR−961,A)を混合し、さらに触媒としての
塩酸と、架橋剤としてのホルムアルデヒドを加えた後、
炭化けい素の砥粒(自社製、GCC粉粒3000番を混
合して均一なスラリー状液を調製した。このスラリー液
を直径20G、高さ15−の大きさの型枠に注入し、温
浴中で一昼夜反応固化させた後、水洗し、過剰の酸、ホ
ルムアルデヒ1へなどを除去して乾燥した。
乾燥後、アクリル系樹脂を含浸して再度乾燥した。その
後250℃の温度で一昼夜熱処理して第1表1こ示した
組成(重量比)の砥石を得た。
このようにして得られた砥石を金属製取付板に固定し、
ディスクの研磨を行った。研磨液としては水を用い、デ
ィスク1枚当り7分の割合で研磨後、被研磨材の表面状
況を検査した。また砥石前での目詰まり状況等を確認す
るため、砥石のドレッシング作業なしで20バツチ連続
研磨を行い、砥面および研磨の状態を検査した。この結
果を第1表に併記した。
第1表より、硬度および嵩密度が前述した範囲外では表
面精度が悪くなる、いずれの値もこの範囲より大きくな
ると目詰まりを起こす、砥石中での微細砥粒の含有率が
低いものでは表面精度が悪く目詰まりを起こすことなど
が見出され、とりわけ硬度の影響の大きいことが確認さ
れた。
(表中、実験N011〜3、および6が本発明、他は比
較例である) 実施例 2゜ 砥粒の粒度を種々変化させた砥石を、前例と同様の手順
で作製し、同様の研磨作業を行い、同様に検査した結果
を第2表に示した。
この表より、適切な硬度の砥石では目詰まりを起こさず
5表面積度も砥粒の粒径に応じて極めて良好な結果が得
られた。
第  2  表 (発明の効果) 本発明の砥石では ■柔らかく組織が緻密であるために、研磨面の仕上り精
度が非常に高い。
■適度に脆いため研磨中に砥石が適切に脱落し、目詰ま
り現象を起こさない。その結果、適切な研磨速度を常時
維持することが可能となり、表面仕上り精度を極めて良
好に保持すると共に、生産性の大幅な向」−に寄与する

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ポリビニルアセタール樹脂、その他の熱硬化性樹脂
    、および微細砥粒からなる、(スーパーフィシャル15
    −Yスケールで測定した)ロックウェル硬度が−370
    〜−230である磁気ディスク基盤用多孔質砥石。
JP1089199A 1989-04-07 1989-04-07 磁気ディスク基盤用多孔質砥石 Expired - Lifetime JP2520474B2 (ja)

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS493430A (ja) * 1972-04-26 1974-01-12
JPS57163068A (en) * 1981-03-31 1982-10-07 Kanebo Ltd Manufacture of poly-vinyl acetal porous resin bond grindstone
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JPS61182774A (ja) * 1985-02-09 1986-08-15 Kanebo Ltd 軟質金属研磨用砥石
JPS61192480A (ja) * 1985-02-22 1986-08-27 Kanebo Ltd 軟質金属用合成砥石
JPS62251078A (ja) * 1986-04-21 1987-10-31 Kanebo Ltd 研磨材

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