JPH02269326A - 偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン検波受信方式およびその装置 - Google Patents

偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン検波受信方式およびその装置

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JPH02269326A
JPH02269326A JP1091221A JP9122189A JPH02269326A JP H02269326 A JPH02269326 A JP H02269326A JP 1091221 A JP1091221 A JP 1091221A JP 9122189 A JP9122189 A JP 9122189A JP H02269326 A JPH02269326 A JP H02269326A
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amplitudes
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真 渋谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は光通信、特に光ヘテロダイン検波通信におけ
る偏波ダイバーシチ光受信方式に関するものである。
(従来の技術) 光ヘテロダイン検波通信方式を実現するためには光フア
イバ伝送中に生じる信号光の偏波状態変動を補償するこ
とが必要である。この偏波補償法の一つとして偏波ダイ
バーシチ光受信方式が知られている。これは信号光を直
交する偏波面に分けて受信し、得られた2つのIF倍信
号処理部において復調及び合成し、信号光の偏波状態に
関わらず一定の復調信号を得るものである。この偏波ダ
イバーシチ光受信方式では、ダイバーシチ受信によって
得られた2つの信号の合成をベースバンド信号段で行う
ベースバンド合成方式が一般に用いられている。このベ
ースバンド合成型の偏波ダイバーシチ光受信方式では、
偏波ダイバーシチ受信の2つの分岐においてそれぞれベ
ースバンド信号の振幅をIF倍信号振幅の二乗に比例さ
せた後に合成する、即ち二乗側合成を行うことによって
、偏波ダイバーシチ受信を行ったことによる感度劣化を
最小にできることが理論的に明らかにされている。(例
えば、グランス(B、 Glance)による、“Po
1arization 1ndependent co
herent optical receiver”J
ournal of Lightwave techn
ology、第5巻、 1987年、274ページ) (発明が解決しようとする課題) 一般に光通信装置では入射信号光強度の変動を補償する
ための自動利得可変機能が不可欠であるが、上記のベー
スバンド合成型の偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン受信
方式でこの様な自動利得可変機能を有したものはこれま
でなかった。
通常の光ヘテロダイン検波受信方式では、自動利得可変
機能として、復調器に人力するIF倍信号振幅を復調回
路にとって最適の値に保つという作用が必要である。と
ころが偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン受信方式では、
単に自動利得制御によって復調回路に入力するIF倍信
号振幅を復調回路にとって最適の値に保った場合、前記
の二乗側合成から逸脱してしまうので大きな感度劣化が
生じてしまうという課題があった。偏波ダイバーシチ光
受信方式においては、入射信号光の強度及び偏波状態の
変動にかかわらず復調回路に入力するIF倍信号振幅を
復調回路にとって最適の値に保ちつつ二乗側合成を行な
い、出力されるベースバンド信号の振幅が一定になるよ
うな、新しい自動利得制御が必要である。
従って本発明の目的は、ベースバンド合成型の偏波ダイ
バーシチ光受信方式において、復調回路に入力するIF
倍信号振幅を復調回路にとって最適の値に保ちつつ二乗
側合成を実現し出力されるベースバンド信号の振幅を一
定にする自動利得制御方法を提供す5ことにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン検波受信方式
は上記の従来技術の課題を解決するため、入射信号光を
直交偏波成分に分けて光ヘテロダイン受信し、得られた
第1及び第2のIF倍信号それぞれ第1及び第2の復調
器によって第1及び第2のベースバンド信号に復調した
後に合成するベースバンド合成型の偏波ダイバーシチ光
ヘテロダイン受信方式において、前記第1及び第2の復
調器レニ入力する第1及び第2のIF倍信号振幅を常に
一定の値になるよう利得制御を行った後に復調し、さら
に前記第1及び第2のベースバンド信号の振幅をそれぞ
れ前記第1及び第2のIF信号振幅の二乗に比例しかつ
合成後のベースバンド信号の振幅が一定になるように利
得制御を行った後に合成するものである。
また、本発明の偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン検波受
信装置は、入射信号光を直交偏波成分に分離する偏波分
離部と、偏波分離された前記入射信号光と局部発振光と
のビートを検出し第1及び第2のIF倍信号出力する第
1及び第2の光受信器と、該第1及び第2のIF倍信号
それぞれ第1及び第2のベースバンド信号に復調する第
1及び第2の復調部と、該第1及び第2のベースバンド
信号を合成するベースバンド信号合成器を有するベース
バンド合成型の偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン受信装
置において、前記第1及び第2のIF倍信号振幅を検出
する制御部と、該制御部からの信号により前記第1及び
第2の復調器に人力する第1及び第2のIF倍信号振幅
を常に一定の値に保つ第1及び第2の可変利得調整器と
、前記制御部からの信号により前記第1及び第2のベー
スバンド信号の振幅をそれぞれ前記第1及び第2のIF
信号振幅の二乗に比例しかつ合成後のベースバンド信号
の振幅が一定になるように利得制御を行う第3及び第4
の可変利得調整器とを有することを特徴とする。
(作用) 本発明は、制御部において偏波ダイバーシチ光受信によ
って得られる2つのIF倍信号振幅の検出と演算を行な
い、利得調整によって復調部に入力する2つのIF信号
振幅および合成前の2つのベースバンド信号の振幅を制
御する。
従来のベースバンド合成型偏波ダイバーシチ光受信方式
では、信号光の偏波状態や強度によって復調部に人力す
る2つのIF信号振幅は大きく変化する。これに対して
本発明は、制御部において2つのIF倍信号振幅を検出
し、制御部より出力されるIF強度信号によって利得制
御を行い、復調部に人力する2つのIF倍信号振幅を一
定の値に保つ。これによって復調部に人力する2つのI
F信号振幅はそれぞれ信号光の偏波状態や強度に関わり
なく復調回路にとって最適の値に保たれる。さらに制御
部より出力される正規化されたIF二乗強度信号によっ
て利得調整を行い、合成前の2つのベースバンド信号の
振幅を、両者の合成後の振幅が一定になり、かつ両者の
振幅比が2つのIF倍信号振幅比の二乗と等しくなるよ
うに調整する。これによって二乗側合成が行われ、偏波
ダイバーシチ受信を行ったことによる感度劣化が最小に
抑えられる。
以上の様な利得調整を行うことによって、受信信号光の
強度や偏波状態の変動に関わらず一定振幅のベースバン
ド信号が得られる。しかも入射信号光の強度および偏波
状態が変動しても2つの復調部入力レベルは常に最適値
に保たれるため、復調波形の歪や過剰な雑音が生じない
。従って理想的な二乗側合成が行われるため、偏波ダイ
バーシチ受信を行ったことによる感度劣化が最小に抑え
られる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。第1図
は本発明の第1の実施例の構成図である。第1図で、周
波数偏移変調(FSK変調)された入射信号光1と局部
発振光2は方向性結合器3によって合波された後、偏光
ビームスプリッタ4に入射する。偏光ビームスプリッタ
4によって偏光分離された合波光はそれぞれ第1及び第
2の光受信器5,6に入射する。但し局部発振光2は第
1及び第2の光受信器5.6に等しい強度で入射するよ
うに偏波調整器7によって偏波状態が調整される。第1
及び第2の光受信器5,6からは入射信号光1と局部発
振光2の周波数差に相当するビート信号、即ち第1及び
第2のIF信号8,9が出力され、これらは第1及び第
2のIFアンプL0.11によって増幅される。制御部
12はこの第1及び第2のIF信号8,9の振幅を検出
し、第1及び第2の可変利得調整器13.14の利得を
調整することによって、第1及び第2のIF信号8.9
が第1及び第2の復調部15、16へ一定振幅で人力す
るように制御する。第1及び第2の復調部15.16で
はFSXヘテロダイン単一フィルタ検波方式によって第
1及び第2のIF信号8,9がそれぞれ第1及び第2の
ベースバンド信号17.18に復調される。なお、この
FSXヘテロダイン単一フィルタ検波方式に関しては、
江村らによるfNovel optical FSK 
heterodyne single filterd
etection system using a d
irectry modulated DFB−1as
er diode J 、 Electronics 
1etters第20巻、1984年、1022頁等に
詳細な説明がなされている。
第1及び第2のベースバンド信号17.18は第3及び
第4の可変利得調整器19.20によって振幅が調整さ
れた後に合成器21によって合成され、合成後のベース
バンド信号22が出力される。この時第1及び第2のベ
ースバンド信号17.18の振幅は、それぞれ第1及び
第2のIF信号8,9の振幅の二乗に比例し、かつ合成
後のベースバンド信号22の振幅が一定になるように調
整される。以上のようにして受信信号光lの強度や偏波
状態の変動に関わらず一定振幅の合成後ベースバンド信
号22が出力される。
第2図は上記制御部12の詳細な構成図である。上記第
1、第2、第3、第4の可変利得調整器13.14.1
9゜20の利得制御は具体的には次のように行われる。
すなわち第2図において、第1及び第2のIF信号強度
検出器23.24によって第1及び第2のIF信号8,
9の振幅が検出され、第1及び第2のIF強度信号25
.26が出力される。第1および第2の可変利得調整器
13.14としてPINダイオードを用いたものを使用
しており、その利得は利得制御電圧に反比例するように
なっている。従って第1及び第2の可変利得調整器13
.14の利得をそれぞれこの第1及び第2のIF強度信
号25゜26によって制御することにより負帰還がかけ
られ復調部入力レベルは一定に保たれる。
さらに第1及び第2のIF強度信号25.26は二乗器
27、28によって二乗され第1及び第2のIF二乗強
度信号29.30が出力される。この第1及び第2のI
F二乗強度信号29.30をそのまま用いて第3、第4
の可変利得調整器19.20を制御すると、入力信号光
1の強度が変わった場合、それに応じて合成後のベース
バンド信号22の振幅も変わってしまう。従って上記の
第1及び第2のIF二乗強度信号29.30は入射信号
光1の強度で正規化される必要がある。このため第1及
び第2のIF二乗強度信号29.30は合成器30で足
し合わされ、入射信号光10強度をあられす信号光強度
信号32が出力される。そして第1及び第2のIF二乗
強度信号29.30はそれぞれ第1及び第2の割り算器
33゜34において信号光強度信号32によって割られ
、第1及び第2の正規化されたIF二乗強度信号35.
36が出力される。第3及び第4の可変利得調整器19
.20としてPINダイオードを用いたものを使用して
おり、その利得は利得制御電圧に比例するようになって
いる。従って第1及び第2の正規化されたIF二乗強度
信号35.36をこの第3および第4の利得可変調整器
19゜20の利得制御電圧として印加することにより、
合成前の第1及び第2ベースバンド信号17.18の振
幅は、それぞれ第1及び第2のIF信号8,9の振幅の
二乗に比例し、かつ合成後のベースバンド信号22の振
幅が一定になるように調整される。
第3図は本発明の第2の実施例の構成図である。
また第4図は、第3図に示された本発明の第2の実施例
における制御部12の構成図である。第1及び第2のI
F信号8,9の振幅の調整を第1の実施例ではいわゆる
フィードフォワード制御によって行っているのに対し、
第2の実施例では第3図に示されるようにフィードバッ
ク制御によって行っている。即ち本実施例では、第4図
に示すように、第1及び第2のIF信号強度検出器23
.24は第1及び第2の可変利得調整器13.14通過
後の第1及び第2のIF信号8,9の振幅を検出する。
第1及び第2の引算器38.39は、第1及び第2のI
F信号強度検出器23.24の出力と、強度基準発生器
37からの出力との差を、第1及び第2のIF強度信号
25.26として出力する。前記強度基準発生器37の
出力は、第1及び第2の復調部17への最適入力強度を
現す。従って第1及び第2のIF強度信号25゜26は
、第1及び第2のIF信号8,9の振幅と、第1及び第
2の復調部15.16への最適入力振幅との差を現す。
後は第1の実施例と同様、この第1及び第2のIF強度
信号25.26を制御信号として第1及び第2の可変利
得調整器13.14の利得を調整し、これによって第1
及び第2のIF信号8,9の第1及び第2の復調部15
.16への入力振幅を一定値に保つ。さらにこの第1及
び第2のIF強度信号25.26は二乗され、入射信号
光1の強度で正規化されて第1及び第2の正規化された
IF二乗強度信号35.36となり、第3及び第4の可
変利得調整器19.20の利得をそれぞれ制御する。こ
れによって合成前の第1及び第2のベースバンド信号1
7.18の振幅は、それぞれ第1及び第2のIF信号8
,9の振幅の二乗に比例し、かつ合成後のベースバンド
信号22の振幅が一定になるように調整される。
以上、本発明の2つの実施例を説明したが本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内
で種々の変形、変更が可能なことはいうまでもない。例
えば制御部12は第2図に示される構成以外にも様々な
構成が考えられる。要は第1及び第2の復調器15.1
6の入力レベルが一定に保たれ、第1及び第2のベース
バンド信号17.18の振幅がそれぞれ第1及び第2の
IF信号8,9の振幅の二乗に比例し、かつ合成後のベ
ースバンド信号22の振幅が一定になるような利得調整
を行うことができればよい。また本発明の2つの実施例
では信号の変復調方式としてFSK単一フィルタ検波方
式を用いたが無論他の検波方式を用いることも可能であ
る。
(発明の効果) 以上詳細に述べたように本発明によって、ベースバンド
合成型の偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン検波受信方式
において、自動的に入射信号、光の強度変化を補償する
ことができた。しかも同時に、入射信号光の強度および
偏波状態に関わらず復調回路に入力される各IF倍信号
振幅は常に最適値に保たれ、かつ二乗側合成が成り立つ
ため、偏波ダイバーシチ受信を行ったことによる感度劣
化を最小に抑えることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成図であり、第2図
は制御部の構成図であり、第3図は本発明の第2の実施
例の(14成図である。第4図は第2の実施例の制御部
の構成図である。図中で、 l・・・入射信号光、2・・・局部発振光、3、・・方
向性結合器、4・・・偏光ビームスプリンタ5.6・・
・光受信器、7・・・偏波調整器、8,9・・・IF倍
信号10.11・・・IFアンプ、12・・・制御部、
13、14.19.20・・・可変利得調整器、15.
16・・・復調部、17、18・・・ベースバンド信号
、21・・・合成器、22・・・合成後のベースバンド
信号、23、24・・・IF強度検出器、25.26I
F強度信号、27、28・・・二乗器、29.30・・
・IF二乗強度信号、31・・・合成器、32・・・信
号光強度信号、33、34・・・割り算器、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)入射信号光を直交偏波成分に分けて光ヘテロダイン
    受信し、得られた第1及び第2の中間周波(IF)信号
    をそれぞれ第1及び第2の復調器によって第1及び第2
    のベースバンド信号に復調した後に合成するベースバン
    ド合成型の偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン受信方式に
    おいて、前記第1及び第2の復調器に入力する第1及び
    第2のIF信号の振幅を常に一定の値になるよう利得制
    御を行った後に復調し、さらに前記第1及び第2のベー
    スバンド信号の振幅をそれぞれ前記第1及び第2のIF
    信号振幅の二乗に比例しかつ合成後のベースバンド信号
    の振幅が一定になるように利得制御を行った後に合成す
    ることを特徴とする、偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン
    検波受信方式。 2)入射信号光を直交偏波成分に分離する偏波分離部と
    、偏波分離された前記入射信号光と局部発振光とのビー
    トを検出し第1及び第2のIF信号を出力する第1及び
    第2の光受信器と、該第1及び第2のIF信号をそれぞ
    れ第1及び第2のベースバンド信号に復調する第1及び
    第2の復調部と、該第1及び第2のベースバンド信号を
    合成するベースバンド信号合成器を有するベースバンド
    合成型の偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン受信装置にお
    いて、前記第1及び第2のIF信号の振幅を検出する制
    御部と、該制御部からの信号により前記第1及び第2の
    復調器に入力する第1及び第2のIF信号の振幅を常に
    一定の値に保つ第1及び第2の可変利得調整器と、前記
    制御部からの信号により前記第1及び第2のベースバン
    ド信号の振幅をそれぞれ前記第1及び第2のIF信号振
    幅の二乗に比例しかつ合成後のベースバンド信号の振幅
    が一定になるように利得制御を行う第3及び第4の可変
    利得調整器とを有することを特徴とする偏波ダイバーシ
    チ光ヘテロダイン検波受信装置。
JP1091221A 1989-04-10 1989-04-10 偏波ダイバーシチ光ヘテロダイン検波受信方式およびその装置 Expired - Lifetime JPH07104539B2 (ja)

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