JPH02268728A - 眼科測定方法及び装置 - Google Patents

眼科測定方法及び装置

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Publication number
JPH02268728A
JPH02268728A JP1090787A JP9078789A JPH02268728A JP H02268728 A JPH02268728 A JP H02268728A JP 1090787 A JP1090787 A JP 1090787A JP 9078789 A JP9078789 A JP 9078789A JP H02268728 A JPH02268728 A JP H02268728A
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JP
Japan
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blood vessel
ophthalmological
fundus
measuring device
speckle
Prior art date
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Pending
Application number
JP1090787A
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English (en)
Inventor
Misao Makino
牧野 美佐雄
Seishi Hashimoto
橋本 清史
Toshiaki Sugita
利明 杉田
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Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69017249T priority patent/DE69017249T2/de
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Priority to US07/507,399 priority patent/US5129400A/en
Publication of JPH02268728A publication Critical patent/JPH02268728A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [a業上の利用分野] 本発明は、眼科測定方法及び装置、さらに詳細には、眼
底部に所定径のレーザー光を照射し、眼底部からの散乱
反射光によって形成されるレーザースペックルパターン
の移動を観測点で光強度変化として検出し、それにより
得られるスペックル信号を解析することにより眼科測定
を行う眼科測定方法及び装置に関するものである。
[従来の技術] 眼底にレーザー光を照射し、眼底からの散乱反射光を検
出しこれを解析ないし評価することにより眼科測定を行
う方法が種々しられている。例えば、網膜等の組織の血
管血流を測定する方法としてはrInvestigat
ive Ophthalmology」、Vol。
11、No、11.P 936. 1972年11月、
’5C1enCJ Vol。
186、Nov、29.1974. P 830をはじ
め特開昭55−75668、75669.75670 
、あるいは特開昭52−142885C国13132/
76、USP4,166.695)、特開昭56−12
5033(英国[GB] 79/37799)、特開昭
58−118730(USP4゜402.601)あル
イはIJSP4.!42.796等に示さレルレーザー
ドップラー法が知られている。しかし、ドツプラー法は
光学系の複雑さ、精密さ、取り扱いの煩雑さ、測定結果
の不安定さ、不確実さなどから実用化困難なのが現状で
ある。
一方、散乱物体にレーザー光を照射すると、その散乱光
は、コヒーレント光の干渉現象によりランダムな斑点模
様のスペックルパターンを形成することが知られている
。これを利用して眼組織の血流状態を評価するレーザー
スペックル法が知られている。この方法は、例えば、特
開昭82−275431(tlsP4,473,107
. El’C23481i9)、特開昭63−2388
43 (EPC284248)、特開昭63−2422
20 (EPC285314)に開示されており、眼底
を測定する場合、眼底に対する光学的なフーリエ変換面
又はフランホーファー回折面や眼底と共役な結像面(あ
るいは拡大結像面)に形成される時間変動スペックルパ
ターンの強度変化を検出開口を用いて抽出し、それによ
り得られるスペックル信号を評価することにより血流状
態を測定し眼科測定を行っている。
また、上記スペックルパターンは、散乱物体の移動に応
じて移動するため、その移動を観測点での光強度の変化
として検出すれば、その信号強度の度合から物体の運動
速度の差を判別することができる。
従来血管部分を判別し、血管径を測定する方法としては
、眼底カメラを用いて眼底写真を撮影し、その写真より
血管径を測定する方法、あるいはTVカメラなどによっ
て撮影された眼底画像に対して画像処理(例えば、画像
のサンプリング、A/D変換、鮮鋭化、マスク処理、フ
ィルタ処理等の画像処理)を行い、血管径を測定する方
法が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、このような従来の方法では、眼底写真を撮影し
てその写真より血管径を測定するため測定結果を得るま
でにかなりの長い時間を必要とし、リアルタイムで瞬時
に血管径を測定することは不可能である。又、TVカメ
ラなどにょフて撮影された眼底画像は、一般に光量不足
となり充分なS/N比が得られないため、複雑な画像処
理が必要となり、装置が大がかりになり、高価になって
しまうという欠点がある。
従って本発明は、この様な従来の欠点を解決するために
なされたもので、レーザースペックル現象を用いて簡単
な構成で精度良く瞬時に眼底部の血管径を測定すること
が可能な眼科測定方法及び装置を提供することを課題と
する。
[課題を解決するための手段] 本発明は、この様な問題点を解決するために、眼底部に
所定径のレーザー光を照射し、眼底部の血球からの拡散
反射光により形成されるレーザースペックルパターンの
移動を観測点でスペックルの光強度変化として検出し、
得られたスペックル信号の強弱より眼底部の血球の移動
速度の違いを判別して血管部分を認識し、血管径を測定
する構成を採用した。
[作 用] この様な構成において、投光光学系により所定径のレー
ザー光を眼底部に照射し、生体組織の血球からの拡散反
射光により形成されるレーザースペックルパターンの移
動を受光光学系を通してスペックルの光強度変化として
光電変換素子を用いて検出する。スペックル信号は生体
組織の血球移動速度を反映する。光電変換素子上のスペ
ックル径と光電変換素子の走査速度を最適に設定するこ
とにより、生体組織の血球移動速度が速い場合、スペッ
クルの光強度変化が激しいので、光電変換素子の蓄積時
間による平均化により出力は小さくなる。逆に遅い場合
は出力の減少は少なくなる。
その違いによる強弱を判別して血管部分を認識し、血管
部分の像の両エツジ間の幅を求めることにより血管径を
精度よくしかも瞬時に演算するようにしている。
[実施例] 本発明は特に、眼底に所定径のレーザー光を照射し、眼
底組織からの散乱反射光によって観測面に形成されるレ
ーザースペックルパターンの運動をスペックル強度変化
として検出し、得られたスペックル信号の解析結果に基
づいて、眼底組織の血流状態を測定する眼科測定装置に
適用される。
従って、以下に示す実施例では、眼底カメラの光学系を
基本とした眼底組織の血流状態を測定する眼科測定装置
へ付属する型の場合を例にして説明するが、本発明は、
このような眼科装置に限定されるものでなく、その他の
眼科装置にも適用されるものである。
第1図において、例えば赤色のHe−Ne  (波長6
32.8nm )レーザー光源1からのレーザー光束は
、コンデンサレンズ2を介し光強度を調節するための光
量調節フィルター3を通過する。さらにコリメートレン
ズ4で平行ビームとなり、その平行ビーム中に開口5,
6が設置されており、これによって被検眼16の眼底1
8b上におけるレーザー光の照射領域の大きさと形状を
選択できるようになっている。
さらにレーザービームは集光レンズ9を介して、第2図
に示すように眼底カメラ照明光学系内のリングスリット
11の透明な環状間口11aの一部に設置したミラー1
0上に集光され反射される(第2図において斜線部は不
透明部分である)、この構成により眼底観察撮影用光束
が眼底に入射するのと同じ光路に導かれる。レーザー光
はリレーレンズ12,13、穴開きミラー14、対物レ
ンズ15を経て被検眼16の角膜16aから眼底16b
に達し、測定すべき血管が照射される。
以上のレーザー照射光学系において、可動ミラー8は被
検者16の眼底16b上のビームスポット位置を移動可
能とするためのものであり、測定開始前は例えばトラッ
クボール17を操作することによって出力部46bを介
してその制御が行なわれる。可動ミラー8は光軸に対す
るXとY両方向で各々独立にミラーの傾き角を変えられ
るようになフており、コアギユレータ−等で通常用いら
れている方法により可動ミラーが制御される。
また可動ミラー8によるレーザーの反射角は、XとY方
向のミラーの傾き角に対するレーザー光の傾き角の違い
によって生じる差の補正を最小限にするために、スペー
スの許す限り小さくとっである。また可動ミラー8の位
置は被検眼16の角膜16aあるいは瞳との略共役な位
置に設置しておくことにより、被検眼16の角膜上のレ
ーザービーム入射位置を大きく変えることなく、眼底上
でビームを移動することができる。
また、レーザー光は観察撮影光束と同じ光路に配置され
る為、眼底カメラの左右、上下のスウィング機構や固視
誘導機構を利用することにより、可動ミラー8によるレ
ーザー光の眼底16bの位置への照射を観察#R影視野
内において行なうことができる為極めて好適である。
眼底の測定領域は眼底カメラとして用いられる照明光学
系によって照明され、観察が容易にされる。この照明光
学系は撮影光源20と同一光軸上に配置された観察光源
18、コンデンサレンズ19.21.フィルタ22.ミ
ラー23から構成される。
以上の照明光、学系においてコンデンサレンズ21とミ
ラー23の間に配置されるフィルター22は、第3図に
図示した様な分光特性を有する波長分離ブイルターとし
て構成されるので、観察、撮影光に含まれる赤色成分は
カットされる。
この分光特性は使用するレーザー光源の波長に応じて適
切なものが使われる。
レーザー光が眼底上で散乱されて生ずるスペックル光と
、他の観察撮影用の反射光は、ともに、再び対物レンズ
15で受光され穴開きミラー14の穴を通過してフォー
カシングレンズ24、結像レンズ25又は26を介して
一度空間上に結像され再びリレーレンズ29を介して可
動ミラー30で反射されリレーレンズ31を介して穴開
きミラー32の付近に結像される。穴開きミラー32で
反射された光はリレーレンズ33を介して波長分離ミラ
ー34で分離される。スペックル光は、波長分離ミラー
34で反射され、シリンドリカル結像レンズ42a、4
2bにより走査型センサーであるCCD43上に結像さ
れる。なお、波長分離ミラー34は、光軸に対して約4
5°で設置されており、波長分離フィルター22と同様
、第3図に示す様な分光特性を有し、赤色のHe −N
 eレーザー光によるスペックル光の大半を反射する。
波長分離ミラー34を通過した光は、結像レンズ35を
介してレチクル36の面上に結像され、接眼レンズ37
を介して検者に観察される。ここで、接眼レンズ37は
、レチクル36を基準に検者の視度補正が行なえる様に
構成されている。
また、レチクル36は第4図に示した様に直角に印しで
あるレチクルのうち一方が区別できる様な模様になって
おり、その直角に交わる部分が穴開きミラー32の穴3
2aの中心と一致している。またその直角に交わってい
る部分を中心に回転可能となっている。また、レチクル
36を回転させ、第4図の様に血管16cの像の傾きに
合わせることにより、その方向にシリンドリカルレンズ
42a、42b、CCD43が同期して回転し自動的に
CCD43と血管像が垂直方向になる。
このと籾のCCD43の面上に形成される眼底像を第5
図に示す、1aは、照射されるレーザービームのスッポ
トを示す。
なおCCD43上に結像される眼底像は、スペックル径
、スペックルパターンのボイリング運動及びCCD43
の感度の関係から第5図に示す様にシリンドリカル結像
レンズ42a、42bによって血管16cの方向と同方
向の倍率が血管方向と直角方向の倍率より小さくなるよ
うに設定されている。また、第5図の様にCCD43の
面上の穴開きミラー32の穴32aの像に交わらない位
置にC0D43が設置してあり、またそのCCD43は
、血管16cの方向と垂直方向に設置される。
写真撮影時には跳ね上げミラー27が27aを支点とし
て矢印の方向に27゛まで跳ね上げられ、跳ね上げミラ
ー27で反射されてきた眼底からのレーザースペックル
光を含む観察撮影光束が写真フィルム28上に結像され
撮影が行なわれる。以上の様に通常は眼底カメラとして
眼底の観察撮影が可能であり、しかもレーザー光が照射
されている時であれば、その状態が観察撮影できるため
測定点の確認や記録が直接行なえる点でもきわめて好ま
しい作用が得られる。
以上の眼底からのスペックル光、観察撮影用の反射光を
受ける受光光学系において穴開きミラー32の穴32a
を通過した光はピンホール38上に被検者16の眼底1
6bの像を形成する。ピンホール38のピンホールを通
過した光は、干渉フィルタ39を経て測定開始によりフ
ォトマル(光電子増倍管)40で受光されこのフォトマ
ル40で検出されたスペックル信号は解析部41に送ら
れ、血流状態の解析が行なわれる。なお、干渉フィルタ
39は、赤色He−Heレーザーの波長632.8nm
の光のみを通過させる分光特性を有している。
また、眼底からのスペックル光観察撮影用の反射光を受
ける受光光学系において可動ミラー30は被検者16の
眼底16b上の血管を穴開きミラー32を介してピンホ
ール38上に結像させる様に位置補正を行なう為のもの
であり、測定開始前は例えばトラックボール17を操作
することにより、出力部46を介してその制御が行なわ
れる。
ここでトラックボール17は測定開始前は可動ミラー8
を操作するためにも使用されたが、例えば切替えスイッ
チ等で可動ミラー8と可動ミラー30を各々独立に操作
針*できるようにしている。可動ミラー30は光軸に対
するXとY方向で各々独立にミラーの傾き角を変えられ
るものであり、これは可動ミラー8と同様である。
また可動ミラー30での光束の反射角は、XとY方向の
ミラーの傾き角に対する光束の傾き角の違いによって生
じる差の補正を最小限にする為に、スペースの許す限り
小さくなるように設定されている。
また可動ミラー30の位置は、被検眼16の角膜16a
あるいは瞳と略共役な位置に設置しておくことにより、
可動ミラー30を傾けても被検眼の瞳等で光束が遮られ
ることなく眼底16bの像をピンホール38上で移動す
ることができる。
また受光光学系において結像レンズ25は広画角用結像
レンズであり、被検眼の眼底tabの全体像が確認でき
るくらい広視野で観察することが可能な画角を有し、こ
の広視野のときレーザースポットを所望の血管に位置合
わせできるようになっている。一方結像レンズ26は狭
画角用結像レンズであり、この高倍率レンズにより高倍
率でしてピンホール38上に位置合わせすることが可能
になる。
なお結像レンズ25と26は光軸をずらすことなく瞬時
に交換できるように構成されている。この2つの変倍レ
ンズによって所望の測定点への位置合わせが正確かつ容
易に行なうことができる。
また受光光学系において、穴開きミラー32の穴径は被
検眼16の眼底16b上の測定すべき血管上からの光束
が通るぐらい小さくしであることと、穴開きミラー32
が被検眼16の眼底16bと略共役な位置に設置しであ
ることにより、観察者は測定すべき血管の像を大開鮒ミ
ラー32の穴と重ね合わす操作をすることにより確実に
位置合わ゛せすることができる。第4図にその時の観察
される像を示す。なお、波長分離ミラー34をスペック
ル光はわずかに透過するため観察者はレーザースポット
1aの位置を確認することが可能になる。
測定開始によりスペックル光はC0D43で受光されC
CD43からの出力信号は信号処理部44に送られる。
信号処理部44では血管判別信号を得てA/D変換して
デジタル信号として出力する。演算部45ではデジタル
化された血管判別信号より血管部分を識別し、後述する
ように血管径を演算により求める。演算径演算結果を出
力部に出力し、出力部では血管径を表示器に表示する。
なお測定中、波長分離ミラー34を透過した赤色成分以
外の観察撮影光束やわずかに透iM シたスペックル光
束はし粘↓ル36上に測定前同様に眼底像が形成され、
観察者は観察可能であるため、対象位置がずれていない
か監視することができ、極めて好ましい作用が得られる
次に、信号処理部44以降の電気系について詳しく説明
する。
第6図は信号処理部ブロック図である。信号処理部44
は駆動回路56、バイパスフィルター51、増幅器52
、絶対値回路53、リミッタ付増幅器54、A/D変換
器55で構成される。駆動回路5日で発生する駆動パル
スを1024画素のりニアCCD43に供給する。CC
D43ではスペックル光の光電変換を行ないスペックル
信号を得る。CCD43で得られたスペックル信号は、
バイパスフィルター51を通過し、高周波成分だけが抽
出される。高周波成分だけになフたスペックル信号を増
幅器52で増幅し、絶対値回路53を通して信号の絶対
値をとる。
絶対値回路53の出力信号は第7図のようになる。なお
、同図において信号波形は、CCD全体からの波形では
なく、中心付近のみの波形である。これは、第8図、第
10図、第11図についても同様である。絶対値をとっ
た信号をリミッタ付増幅器54に入力し、必要部分を選
択的に、例えば第7図に示された信号の点線の範囲Aの
部分を増幅し、″不必要部分はリミッタ−で制限するこ
とにより血管判別信号を抽出する。リミッタ付増幅器5
4の出力信号は第8図のようになる。得られた血管判別
信号はA/D変換回路55でA/D変換されてデジタル
信号のデータとして演算部45に出力される。
涜婢部45では信号処理部44よりのデジタル信号のデ
ータをいったんメモリに格納する。
CCDがn画素でn個のデータをメモリに格納した場合
、メモリから読み出されたデータに各アドレスを与える
ならば最初に読み出されたデータのアドレスはO,n番
目のデータのアドレスはn−1となる。読み出されたデ
ータは血管部分の値は大きく、血管でない部分は小さい
値となる。
ここでは説明の簡単のために、血管部分を示すデータの
大とな値を1、血管でない部分を示すデータの小さい値
を0とする。メモリから読み出されたデータは血管部分
は1であるが、血管でない部分もスペックルの影響によ
り1となったり0となったりする。
このスペックルの影響を少なくする方法を血管探索フロ
ーチャート図第9図に従って説明する。
ブロックB1は血管探索の基準位置を設定する部分であ
る。1回目の探索時には、検者によってあらかじめ血管
がCCD43の中心をまたいでいるようにアライメント
されている。従っ“C1回目の探索開始時には、CCD
の中心位置のデータは必ず1であり、血管であることを
示す。しかし2回目以降では血管が移動するため徐々に
血管はCCD中心からはずれつつあるので、基準点をC
CD中心位置から移動させる必要がある。ブロックB1
、ステップS1で1回目の探索か2回目以降の探索かを
判断し、1回目の探索であればステップS2でCOD中
心アドレスを基準点に、2回目以降の探索であればステ
ップS3で前回の両エツジの中間位置を基準点に設定す
る。
ブロック82′ELびブロックB3はそれぞれ血管のエ
ツジを探索する部分であり、ブロックB2で血管の左エ
ツジを探索するとブロックB3では血管の右エツジを探
索する。逆にブロックB2で血管の右エッ゛ジを探索す
るとブロックB3では血管の左エツジを探索する。ステ
ップS4ではアドレスに対応したデータを読み出し、ス
テップS5で読出したデータが1かOかを判断する。基
準アドレスはブロックB1より血管上にあると信顆でき
るので、ステップS6によりアドレスをカウントダウン
していき最初にデータが1からOに変化する点を血管工
、ツジ1と判定する。血管エツジ1の位置をステップS
7で検出し、血管エツジデータとして格納する。
同様にステップ59〜S12でも血管エツジ2の位置を
検出し、血管エツジデータとして格納する。このように
血管中心より血管エツジを探索する方法は、アドレス0
からn−1まで順次探索していきスペックルの影響か血
管が存在するのかをその都度調べる方法に対して、デー
タの読出しは血管径に相当する部分のみであるから読出
しデータ数は激減し、スペックルの影響も少なくなり信
頼性が高く、高速な判定ができる。
識別された血管は、その両エツジ間の幅から受光光学系
において決定される係数を、例えば掛は算することによ
り血管径を求めることができる。
このとき、数回に亘って血管の存在する幅を求め、数回
の幅からその平均値を求めるかあるいはその最小値を求
めることにより演算を行い血管径を求めると更にその信
頼性を向上させることができる。  CCD43上に結
像するスペックルサイズとCCD43の1画素のサイズ
の関係が大きくずれると、良好なスペックル信号を得る
ことができない、たとえば第10図<a)のようにスペ
ックル93′のサイズがCCD43の1画素Gに比較し
て大きい場合には、CCD43の1画素に入射する光量
が減ってしまい十分な強度のスペックル信号が得られず
第10図(b)のようなスペックル信号93aになる。
又逆に第10図(e)のようにスペックル93゛のサイ
ズがCCD43の1画素Gに比較して小さい場合にはC
0D43の各画素に入射する光量が平均化されてしまい
、第10図(f)に図示したようにコントラストのない
スペックル信号93aのよ゛うになってしまう。スペッ
クルサイズとCCD43の1画素のサイズの関係は第1
0図(C)のようにほぼ等しいような関係になると第1
0図(d)に図示したように良好なスペックル信号93
aが得られる。
次にスペックル信号に基づき移動速度の異なる物体を判
別する方法を説明する。
スペックルのボイリング運動の場合の説明は複雑なので
、簡単のためにスペックルの並進運動におきかえて説明
する。、第11図(a)の左半分は、例えば、血管の周
辺組織で血球の移動速度が遅く、従ってスペックル93
°の移動速度が遅い場合で、右半分は、血管等で血球の
移動速度が速く従ってスペックルの移動速度が速い場合
の図であり、第11図(b)はそれぞれに対応したセン
サーの出力信号の図である。スペックルパターンの移動
速度の方が走査型センサーの走査速度よりも速い場合に
は、スペックルの明るい部分と暗い部分がCCD43の
受光部を数多く通過するので、そのセンサーの出力は明
るい部分、暗い部分の平均化された出力が得られ、受光
位置による信号出力の差も少ない。
逆にスペックルパターンの移動速度の方が走査型センサ
ーの走査速度よりも遅い場合には、スペックル93°の
明るい部分と暗い部分が受光部を通過する数は少なくな
≠ことになり、走査型センサーであるCCD43の受光
部の位置によってスペックルの明るい部分が多く通過し
た所では、出力は強くなり、スペックルの暗い部分が多
く通過した所では出力は弱くなる。従ってスペックルパ
ターンの移動速度の異なる物体に対して、走査型センサ
ーの走査速度を最適に設定して走査型センサーの出力信
号の強弱の比を求めることにょって移動速度の異なる物
体の判別を行なうことかできる。
1J5図のようにC0D43面上に結像するレーザース
ペックル光による眼底像の血管像の血管方向と血管18
cに対して垂直方向の比を変えて、血管方向の圧縮を行
なうと血管に対して垂直方向の分解能は劣化させること
なく、CCD43への入射光量を゛増加させることがで
きる。またスペックルの明るい部分と暗い部分の信号強
度比は若干悪くなるが、極端に暗い部分が少なくなるの
で、血管判別の際誤判別が少なくなる。
[他の実施例] 第12図以下に説明する実施例は、前実施例と目的は同
じであるが、眼底カメラの光学系を基本としてない型の
場合の実施例である。以下の説明では前実施例と同じも
のは図示が省略されており、また同一部分には同一の参
照番号が付されており、その説明は省略されている。
第12図においてレーザー光は角膜16aと共役な位置
にある微小ミラー102に集光されリレーレンズ103
,104を介し、フォーカッシングレンズ105を経て
、角膜16aと共役な位置にある可動ミラー106で反
射されて対物レンズ15を介じて眼底16bに照射され
る。可動ミラー106の詳細は第13図に図示したよう
に、光を全部反射する全反射ミラー106a、透明部1
06b、光を透過させず、反射率の低い部分106cか
ら構成されている。
眼底f6aで拡散反射されたレーザー光のうち、同光路
を介して穴開きミラー101で反射されたものはCCD
43上に結像する。穴開きミラー101及び微小ミラー
102で遮られずに通過したレーザー光は結像レンズ1
07によりピンホール38上に結像される。
前実施例ではビームの位置合わせミラーと観測点位置合
わせ用ミラーが独立して動くため1位置合わせの操作が
複雑になるという欠点がある。本実施例ではそれを解決
するために客yア′ミラーを一枚に構成しである。
第14図は信号処理部のブロック図であり、セレクター
57、メモリ58、ラッチ9、大小比較器60、コント
ロール61で構成される。コントロール61ではメモリ
58からの読出し及びメモリ58への書込タイミングを
コントロールする。
メモリ58から読出された前回の値はラッチ59によっ
て保持される。A/D変換回路55で8ビツトにA/D
変換された前回の値との大小比較が行なわ゛れる。大小
比較器60の判定結果より、大きい方の値がセレクター
57により選択されその値がメモリ58内に記憶されて
いた前回の値を消去して新たに書込まれる。同様のこと
を順次CCD43から出力される信号の全部の値につい
て行なう、これを複数回行ない、得られた血管判別信号
の8ビットデジタル信号を演算部に出力する。このよう
な処理を行なうことによってスペックル信号の暗い部分
は補正され、より忠実な血管判別信号を得ることができ
る。
更に同様の効果を得るために第15図の信号処理ブロッ
ク図のような構成にしてもよい。
CCD43と同様なCCD43°を設は眼底像を受光す
るように配置する。C0D43.43 ’からの出力信
号は各バイパスフィルター51゜51′ 増幅器52.
52’を通り、第16図(a)、(b)のような出力信
号となる。大小比較回路62ではそれぞれの絶対値回路
の出力信号を入力信号とし、それぞれの人力信号のうち
信号強度の大きい方の信号を選択し、出力する。大小比
較回路62の出力波形は第16図(Q)のようになる。
大小比較回路62の出力信号はリミッタ付増幅器54に
人力され信号の必要部分の増幅を選択的に行ない、不必
要部分はリミッタで制限することにより第16図(d)
のようになり血管判別信号を抽出する。本実施例ではC
CDを2個使った場合について説明したが、2個に限ら
ず複数個使用しても同様である。更に第14図のCCD
43にリニアセンサーでなくエリアセンサーを用いてエ
リアセンサーの複数ラインを加えることによっても同等
の効果が得られる。
CCD43と血管像が垂直方向になるようにするために
、イメージローチーターフ0を使用して第17図のよう
にC0D43面上に形成される血管像を回転させてもよ
い。イメージローチーターをレチクル36と連動して回
転させる構造とし、更にイメージローチーターの回転角
を検出するためにポテンショメーター47゛を取り付け
て、角度データを得るようにしている。
CC043を第18図のようにバイブレータ71で振動
させ、CCD面上に形成される血管像の血管方向にスペ
ックルの動きに比較してゆっくりと小さく撮動させるか
、または第19図のようにCOD直前のレンズ42bを
バイブレータ7!で振動させ、スペックルの動きに比較
してゆっくりと小さく振動させることによっても、CC
D43面上のレーザースペックル光による眼底像の血管
像の血管方向と血管に対して垂直方向の比を変えて垂直
方向の圧縮を行なうのと同等の効果が得られる。
又、使用するCCD43がリニアセンサーの場合、レー
ザースペックル光による眼底像の血管像の血管方向の分
解能は必要ないので、血管方向の圧縮を行なう時フーリ
エ面でも可能である。血管と垂直方向は分解能が必要な
ので結像面でなくてはならない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明では、スペックル信号により
眼底部の血球の移動速度の違いを判別して眼底部の血管
部分を識別し、血管径を測定するようにしているので、
簡単な構成で精度よくしかも瞬時に血管径を測定するこ
とが可能になる。
また、眼底組織の血流状態を測定する眼科測定装置と、
受光系をほとんど共有して使えるので、光学系は極めて
簡単な構成となり、安価な眼科測定装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明装置の全体構成を示した構成図、第2
図は、リングスリットの構成を示した構成図、第3図は
、フィルタの分光特性を示した説明図、第4図及び第5
図は、観察される眼底像を示した説明図、第6図は、信
号処理部の構成を示したブロック図、第7図は、絶対値
回路からの出力信号の波形を示した波形図、第8図は、
リミッタ増幅器の出力信号の波形を示した波形図、第9
図は、血管探索時の制御の流れを示したフローチャート
図、第10図(a)〜(f)は、スペックルサイズ、C
CDの画素サイズの関係と出力信号を示した説明図、第
11図(a)、(b)は、スペックル′パターンの移動
速度とCCDの出力信号の波形を示した説明図、第12
図は、本発明装置の他の実施例の構成を示した構成図、
第13図は、可動ミラーの詳細な構成を示した構成図、
第14図及び第15図は、それぞれ信号処理部の構成を
示したブロック図、第16図(a)〜(d)は、COD
からの出力信号の波形を示した波形図、第17図は、イ
メージローチーターの配置を示した配置図、第18図及
び第19図は、CCD上の像を振動させる構成を示した
配置図である。 1・・・レーザー光源 8・・・可動ミーター 16b・・・眼底 18・・・観察光源 20・・・撮影光源 30・・・可動ミラー 40・・・フォトマル 41・・・信号解析部 4・・・信号処理部 5・・・演算部 眼底像の説明図 第4図 眼底像の説明図 第5図 信号処理部のフbツク図 第6図 出力波形図 出力波形図 第7図 第8図 CCD1画素 スベ・ンクルの検出状態を示′g説明図第10図 スベ・ンクルの移動速度と信号の説明図第11図 信号波形図 第16図 イメージローチーターの配置図 第17図 バイラし−9の配置図 第18図 バイづし−9の配置図 第19図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)眼底部に所定径のレーザー光を照射し、眼底部から
    の散乱反射光によって形成されるレーザースペックルパ
    ターンの移動を観測点で光強度変化として検出し、それ
    により得られるスペックル信号を解析することにより眼
    科測定を行う眼科測定方法において、 スペックル信号により眼底部の血球の移動速度の違いを
    判別して眼底部の血管部分を識別し、血管径を測定する
    ことを特徴とする眼科測定方法。 2)前記識別された血管の両エッジ像の幅に所定係数を
    掛けることにより血管径を求めるようにした請求項第1
    項に記載の眼科測定方法。 3)レーザー光を角膜あるいは角膜付近に集光させて入
    射するようにしたことを特徴とする請求項第1項又は第
    2項に記載の眼科測定方法。 4)前記レーザー光と観察、照明用の光路を一致させる
    ようにしたことを特徴とする請求項第1項から第3項ま
    でのいずれか1項に記載の眼科測定方法。 5)測定すべき血管を有する眼球の角膜と略共役な位置
    からレーザー光と前記光路を一致するようにしたことを
    特徴とする請求項第4項に記載の眼科測定方法。 6)レーザー光と観察、照明用の波長帯域を互いに分離
    できるようにしたことを特徴とする請求項第1項から第
    5項までのいずれか1項に記載の眼科測定方法。 7)眼底部から反射されたレーザースペックル光、観察
    光を同一の受光光学系で受光し、それらからレーザー光
    のみを選択抽出するようにしたことを特徴とする請求項
    第1項から第5項までのいずれか1項に記載の眼科測定
    方法。 8)前記所定径を測定すべき血管径に比較して広い範囲
    に設定するようにしたことを特徴とする請求項第1項か
    ら第7項までのいずれか1項に記載の眼科測定方法。 9)前記所定径を段階的に変化させるようにしたことを
    特徴とする請求項第8項に記載の眼科測定方法。 10)測定すべき血管にレーザー光を動かして位置合せ
    するようにしたことを特徴とする請求項第1項から第9
    項までのいずれか1項に記載の眼科測定方法。 11)眼底部と共役な位置に形成されるスペックルパタ
    ーンの移動を光強度の変化として検出するようにしたこ
    とを特徴とする請求項第1項から第10項までのいずれ
    か1項に記載の眼科測定方法。 12)観測点の位置と眼底像及びスペックルパターンを
    目視観察できるようにしたことを特徴とする請求項第1
    1項に記載の眼科測定方法。 13)スペックルパターンの観測点に測定すべき血管像
    を動かして位置合せするようにしたことを特徴とする請
    求項第12項に記載の眼科測定方法。 14)前記観測点の中心より両外側に向かって血管像の
    エッジを探して血管部分を認識するようにしたことを特
    徴とする請求項第11項から第13項までのいずれか1
    項に記載の眼科測定方法。 15)前記血管径の測定を複数回行い、その測定値のう
    ち最小値を血管径とすることを特徴とする請求項第14
    項に記載の眼科測定方法。 16)レーザー光としてHe−Neレーザー光、アルゴ
    ンレーザー光、あるいは半導体レーザー光を用いるよう
    にしたことを特徴とする請求項第1項から第15項まで
    のいずれか1項に記載の眼科測定方法。 17)眼底部に所定径のレーザー光を照射し、眼底部か
    らの散乱反射光によって形成されるレーザースペックル
    パターンの移動を観測点で光強度変化として検出し、そ
    れにより得られるスペックル信号を解析することにより
    眼科測定を行う眼科測定装置において、 レーザー光を対象血管を含む眼底部に所定径の光束とし
    て照射する光学系と、 眼底部の散乱反射光により形成されるレーザースペック
    ルパターンの移動を観測点でスペックル光強度変化とし
    て検出する手段と、 前記検出手段より得られるスペックル信号により眼底部
    の血球の移動速度の違いを判別して眼底部の血管部分を
    識別する手段と、 前記識別された血管部分から血管径を求める手段とを備
    えたことを特徴とする眼科測定装置。 18)レーザー光を角膜あるいは角膜付近に集光させて
    入射するようにしたことを特徴とする請求項第17項に
    記載の眼科測定装置。 19)前記レーザー光学系と同一光路で、眼底部を観察
    照明する光学系を配置するようにしたことを特徴とする
    請求項第17項又は第18項に記載の眼科測定装置。 20)測定すべき血管を有する眼球の角膜と略共役な位
    置からレーザー光と前記光路を一致させる機構を設けた
    ことを特徴とする請求項第19項に記載の眼科測定装置
    。 21)前記機構が微小なミラーであることを特徴とする
    請求項第20項に記載の眼科測定装置。 22)前記レーザー光源としてHe−Neレーザー、ア
    ルゴンレーザーあるいは半導体レーザーを用いるように
    したことを特徴とする請求項第17項から第21項まで
    のいずれか1項に記載の眼科測定装置。 23)拡散反射光のうちレーザースペックル光のみを反
    射させる波長分離ミラーを設けるようにしたことを特徴
    とする請求項第17項から第22項までのいずれか1項
    に記載の眼科測定装置。 24)前記レーザー光を所定径の大きさに設定する絞り
    機構によりレーザー光の眼底部の径を可変としたことを
    特徴とする請求項第17項から第23項までのいずれか
    1項に記載の眼科測定装置。 25)測定すべき血管にレーザー光を動かして位置合せ
    可能とする機構を設けたことを特徴とする請求項第17
    項から第24項までのいずれか1項に記載の眼科測定装
    置。 26)前記機構はミラーを傾ける事で行なうことを特徴
    とする請求項第25項に記載の眼科測定装置。 27)前記ミラーによる反射角度は光束が重ならない範
    囲で十分小さくしたことを特徴とする請求項第26項に
    記載の眼科測定装置。 28)スペックル光強度変化の検出のために走査型セン
    サを観測点に設けたことを特徴とする請求項第17項か
    ら第27項までのいずれか1項に記載の眼科測定装置。 29)前記走査型センサの一つの受光部のサイズがスペ
    ックルと所定の関係を持つようにしたことを特徴とする
    請求項第28項に記載の眼科測定装置。 30)前記走査型センサの走査速度はスペックルパター
    ンの移動速度と所定の関係を持つことを特徴とする請求
    項第17項又は第29項に記載の眼科測定装置。 31)前記走査型センサを眼底部と共役な像面に配置し
    、像面スペックルの移動を検出することを特徴とする請
    求項第28項から第30項までのいずれか1項に記載の
    眼科測定装置。 32)前記走査型センサの面上に形成された眼底像の測
    定すべき血管像の血管方向と血管に対して垂直方向の像
    倍率が異なることを特徴とする請求項第31項に記載の
    眼科測定装置。 33)前記走査型センサを眼底部の測定すべき血管に対
    して垂直方向のみと共役な像面に配置することを特徴と
    する請求項第30項又は第 31項に記載の眼科測定装置。 34)前記走査型センサの面上に形成された眼底像を眼
    底像の測定すべき血管像の血管方向に振動させるか、ま
    たは前記走査型センサを同方向に振動させることを特徴
    とする請求項第31項から第33項までのいずれか1項
    に記載の眼科測定装置。 35)前記走査型センサの走査方向が、前記走査型セン
    サの面上に形成された眼底像の測定すべき血管像の血管
    に対して垂直になるように調整する回転機構を設けるこ
    とを特徴とする請求項第31項から第34項までのいず
    れか1項に記載の眼科測定装置。 36)前記回転機構にプリズムを用いて前記センサの面
    上に形成される眼底像を回転させることを特徴とする請
    求項第35項に記載の眼科測定装置。 37)前記回転機構は前記走査型センサを回転させるこ
    とを特徴とする請求項第35項に記載の眼科測定装置。 38)観測点の位置及び方向と眼底像及びスペックルパ
    ターンを目視観察する光学系を有し視標板を回転する事
    で前記調整を行なえることを特徴とする請求項第35項
    から第37項までのいずれか1項に記載の眼科測定装置
    。 39)観測点の位置及び方向と眼底像及びスペックルパ
    ターンを目視観察する光学系を有し、測定すべき血管像
    を観測点に位置合せする機構を設けたことを特徴とする
    請求項第31項から第38項までのいずれか1項に記載
    の眼科測定装置。 40)測定すべき血管にレーザー光を動かして位置合せ
    可能とする機構を有する場合、前記測定すべき血管像を
    観測点に位置合せする機構と測定すべき血管にレーザー
    光を動かして位置合せ可能とする機構を共通としたこと
    を特徴とする請求項第17項から第39項までのいずれ
    か1項に記載の眼科測定装置。 41)前記位置合せする機構はミラーを傾ける事で行な
    うことを特徴とする請求項第39項に記載の眼科測定装
    置。 42)前記ミラーによる反射角度を光束が重ならない範
    囲で十分小さくしたことを特徴とする請求項第41項に
    記載の眼科測定装置。 43)前記目視観察の画角を通常の観察用の画角と異な
    るようにする光学系を設けたことを特徴とする請求項第
    38項から第42項までのいずれか1項に記載の眼科測
    定装置。 44)単一の接眼部から各々の画角で観察できるような
    光学系を設けたことを特徴とする請求項第43項に記載
    の眼科測定装置。 45)前記走査型センサで得られたスペックル信号の絶
    対値を求める絶対値回路を設けたことを特徴とする請求
    項第28項から第44項までのいずれか1項に記載の眼
    科測定装置。 46)前記絶対値回路で得られた信号を選択的に増幅す
    るリミッタ付増幅器を設けたことを特徴とする請求項第
    45項に記載の眼科測定装置。 47)前記リミッタ付増幅器で得られた信号の複数回の
    うちの最大値を選択するセレクター、メモリー、ラッチ
    、大小比較器を設けたことを特徴とする請求項第46項
    に記載の眼科測定装置。 48)前記走査型センサを複数個設け、前記走査型セン
    サからの出力の最大値を選択する回路を設けたことを特
    徴とする請求項第28項から第47項までのいずれか1
    項に記載の眼科測定装置。 49)観測点上の測定すべき血管像の血管径を演算する
    演算部を設けることを特徴とする請求項第48項に記載
    の眼科測定装置。
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US07/507,399 US5129400A (en) 1989-04-10 1990-04-09 Ophthalmological measurement method and apparatus

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018082833A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 株式会社トプコン 眼科撮影装置
JP2018082918A (ja) * 2016-11-24 2018-05-31 株式会社トプコン 眼科撮影装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018082833A (ja) * 2016-11-22 2018-05-31 株式会社トプコン 眼科撮影装置
JP2018082918A (ja) * 2016-11-24 2018-05-31 株式会社トプコン 眼科撮影装置

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