JPH0226785A - 通電熱転写記録媒体 - Google Patents
通電熱転写記録媒体Info
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- JPH0226785A JPH0226785A JP63178572A JP17857288A JPH0226785A JP H0226785 A JPH0226785 A JP H0226785A JP 63178572 A JP63178572 A JP 63178572A JP 17857288 A JP17857288 A JP 17857288A JP H0226785 A JPH0226785 A JP H0226785A
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Landscapes
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、通電熱転写型プリンタに供する通電熱転写記
録媒体に関する。
録媒体に関する。
熱転写記録のうちでも、通電抵抗層を通電ヘッドにて発
熱させて、インクを被転写紙に転写して記録する方法は
、従来のサーマルヘッドによる方法よりも、記録エネル
ギー的に有利であること、中間調を有するカラー記録が
容易、高速印画が可能である等のために、最近益々注目
されるに至ってきた。そしてその通電抵抗層は、抵抗値
を小さくすればするほど、通電ヘッドの印加電圧を小さ
くでき、従って電源とヘッドの駆動系は容量を小さくで
き、かつ安価にできるということから、少量添加で低抵
抗値化が可能なりBP吸油量が300m1t/100g
以上であるカーボンブラックが主として用いられてきた
。
熱させて、インクを被転写紙に転写して記録する方法は
、従来のサーマルヘッドによる方法よりも、記録エネル
ギー的に有利であること、中間調を有するカラー記録が
容易、高速印画が可能である等のために、最近益々注目
されるに至ってきた。そしてその通電抵抗層は、抵抗値
を小さくすればするほど、通電ヘッドの印加電圧を小さ
くでき、従って電源とヘッドの駆動系は容量を小さくで
き、かつ安価にできるということから、少量添加で低抵
抗値化が可能なりBP吸油量が300m1t/100g
以上であるカーボンブラックが主として用いられてきた
。
しかし、前述の従来技術では、樹脂を溶剤に溶かしカー
ボンブラックを分散する際に、抵抗塗液の粘度が著しく
上昇してしまう傾向があるために分散時の固形分を低く
抑える必要があり、又、カーボンブラック自体微粒子化
が難かしくかなりの分散時間を必要とし、微粒子化され
、たとしても凝集しやすく塗液としてのポットライフも
短く、又、ロール化した際、ブロッキングしやすい等の
量産性・保存性に問題があった。
ボンブラックを分散する際に、抵抗塗液の粘度が著しく
上昇してしまう傾向があるために分散時の固形分を低く
抑える必要があり、又、カーボンブラック自体微粒子化
が難かしくかなりの分散時間を必要とし、微粒子化され
、たとしても凝集しやすく塗液としてのポットライフも
短く、又、ロール化した際、ブロッキングしやすい等の
量産性・保存性に問題があった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点を解決しようとす
るもので、その目的とするところは、通電抵抗層の基本
特性を満足し、量産性・保存性に優れ、かつ薄膜で低抵
抗値化が可能な通電抵抗層を提供するところにある。
るもので、その目的とするところは、通電抵抗層の基本
特性を満足し、量産性・保存性に優れ、かつ薄膜で低抵
抗値化が可能な通電抵抗層を提供するところにある。
本発明の通電熱転写記録媒体は、少なくとも通電により
発熱してインク層を被記録紙に転写させ記録を得るに供
する通電抵抗層、インク層より成る通電熱転写記録媒体
において通電抵抗層に発熱抵抗体として、DBP吸油量
が150〜200+n12/ 100gの範囲にあるカ
ーボンブラックを、通電抵抗層を構成する固体成分の内
、20重四%〜60重量%含有させたことを特徴とする
。
発熱してインク層を被記録紙に転写させ記録を得るに供
する通電抵抗層、インク層より成る通電熱転写記録媒体
において通電抵抗層に発熱抵抗体として、DBP吸油量
が150〜200+n12/ 100gの範囲にあるカ
ーボンブラックを、通電抵抗層を構成する固体成分の内
、20重四%〜60重量%含有させたことを特徴とする
。
本発明の目的を達するために用いるカーボンブラックと
しては、ファーネスブラック(米国CAB OT社製、
商品名ハルカンXC−72)が好適である。本カーボン
ブラックを用いると、画質に大きく影響を与えるカーボ
ンブラックの分散性を向上させる際に(バインダー樹脂
を溶解した親油性の有機溶剤系の溶液の中で分散処理を
行う)分散時の固形分濃度を高くしても著しい抵抗塗液
の粘度上昇やゲル化も生じない。又、短時間での微粒子
化分散が可能であり、塗液のポットライフも長くなる(
凝集しにくい)。又、ロール化した場合のインクの付着
によるブロッキングも生じないし、通電抵抗層の基本特
性である耐熱性(20μsec〜20m5ecと短時間
ではあるが、通電の際、抵抗層は200〜300°Cに
達し、耐熱性がないと通電ヘッド針の走行時、溶融し穴
があき画質を著しく低下させる)と通電ヘッドの押圧接
触によるせん断摩擦力に対する支持体との密着性(ヘッ
ドへの付着防止)に関しては、通電抵抗層のバインダー
としてフェノキシ樹脂と少なくとも2個以上の水酸基を
有する分子量が10000〜30000のポリウレタン
樹脂と1.少なくとも2個以上のイソシアネート基を有
するイソシアネート化合物とを含有させれば1μm厚(
表面抵抗値1にΩ/口)のような薄膜でも十分満足する
ことができ加えて柔軟性も付与することができる。この
場合は、カーボンブラックを十分に微粒子化分散した後
、塗工直前にイソシアネート化合物を添加し、撹はん混
合することが望ましい。架橋反応を十分行うためには、
塗工・溶剤蒸発乾燥後、40〜60°Cの恒温恒湿槽に
おいて10〜48時間のキユアリングが必要である。
しては、ファーネスブラック(米国CAB OT社製、
商品名ハルカンXC−72)が好適である。本カーボン
ブラックを用いると、画質に大きく影響を与えるカーボ
ンブラックの分散性を向上させる際に(バインダー樹脂
を溶解した親油性の有機溶剤系の溶液の中で分散処理を
行う)分散時の固形分濃度を高くしても著しい抵抗塗液
の粘度上昇やゲル化も生じない。又、短時間での微粒子
化分散が可能であり、塗液のポットライフも長くなる(
凝集しにくい)。又、ロール化した場合のインクの付着
によるブロッキングも生じないし、通電抵抗層の基本特
性である耐熱性(20μsec〜20m5ecと短時間
ではあるが、通電の際、抵抗層は200〜300°Cに
達し、耐熱性がないと通電ヘッド針の走行時、溶融し穴
があき画質を著しく低下させる)と通電ヘッドの押圧接
触によるせん断摩擦力に対する支持体との密着性(ヘッ
ドへの付着防止)に関しては、通電抵抗層のバインダー
としてフェノキシ樹脂と少なくとも2個以上の水酸基を
有する分子量が10000〜30000のポリウレタン
樹脂と1.少なくとも2個以上のイソシアネート基を有
するイソシアネート化合物とを含有させれば1μm厚(
表面抵抗値1にΩ/口)のような薄膜でも十分満足する
ことができ加えて柔軟性も付与することができる。この
場合は、カーボンブラックを十分に微粒子化分散した後
、塗工直前にイソシアネート化合物を添加し、撹はん混
合することが望ましい。架橋反応を十分行うためには、
塗工・溶剤蒸発乾燥後、40〜60°Cの恒温恒湿槽に
おいて10〜48時間のキユアリングが必要である。
カーボンブラックの添加量は、20重量%より少ないと
、微粒子化分散した場合、薄膜(1μmから3μm厚)
で表面抵抗値2にΩ以下にすることは不可能であり、添
加量が60重量%を越えると抵抗層の基本特性である支
持層との密着性・耐熱性が低下してしまう。好ましい添
加量は、30重量%〜50重量%であり、この時1μm
〜3μmの膜厚で表面抵抗値が200Ω/口〜2にΩ/
口の低抵抗値化が可能となる。
、微粒子化分散した場合、薄膜(1μmから3μm厚)
で表面抵抗値2にΩ以下にすることは不可能であり、添
加量が60重量%を越えると抵抗層の基本特性である支
持層との密着性・耐熱性が低下してしまう。好ましい添
加量は、30重量%〜50重量%であり、この時1μm
〜3μmの膜厚で表面抵抗値が200Ω/口〜2にΩ/
口の低抵抗値化が可能となる。
以下に本発明を実施例によって具体的に説明するが、も
ちろん本発明は、これに制限されるものではない。
ちろん本発明は、これに制限されるものではない。
実施例1〜3、および比較例1〜6
第1表に本発明の実施例1〜3及び比較例1〜6の通電
抵抗層組成を示す。
抵抗層組成を示す。
′¥!J質名を以下に示す。
商品名パルカンXC−72
DBP吸油量170ml/100g
CABOT社
〔カーボンブラック B〕
商品名ブラックパールズ200OCABOT社DBP吸
油量330 ml/100g 〔カーボンブラック C〕 商品名ケッチエンブラックEC ライオン株 〔バインダー A〕 フェノキシ樹脂 PK)(H 米国U3O社 〔バインダー B〕 ポリウレタン N−2304 日本ポリウレタン工業株 〔硬化剤〕 ポリイソシアネート コロネートHL 日本ポリウレタン工業株 (1) 分散 実施例1〜3、および比較例1〒6の組成において固形
分濃度を10%、20%、30%に調製しく混合溶剤=
メチルエチルケトン/トルエン/テトラヒドロフラン=
1/1/1を使用)、カーボンブラックの分散を行っ
た。
油量330 ml/100g 〔カーボンブラック C〕 商品名ケッチエンブラックEC ライオン株 〔バインダー A〕 フェノキシ樹脂 PK)(H 米国U3O社 〔バインダー B〕 ポリウレタン N−2304 日本ポリウレタン工業株 〔硬化剤〕 ポリイソシアネート コロネートHL 日本ポリウレタン工業株 (1) 分散 実施例1〜3、および比較例1〒6の組成において固形
分濃度を10%、20%、30%に調製しく混合溶剤=
メチルエチルケトン/トルエン/テトラヒドロフラン=
1/1/1を使用)、カーボンブラックの分散を行っ
た。
カーボンブラックの分散は、ポリイソシアネートを除き
、アトライターで10時間分散し、塗工直前にポリイソ
シアネートを加えて撹はん混合した。
、アトライターで10時間分散し、塗工直前にポリイソ
シアネートを加えて撹はん混合した。
(2) 塗工
塗工方式は、バ一方式を用い、支持体として、4μm厚
のポリエチレンテレフタレートを使用した。スピードは
、50m/minにて行った。
のポリエチレンテレフタレートを使用した。スピードは
、50m/minにて行った。
(3) 乾燥
乾燥は、熱風100 ’C・炉長10mの条件にて行っ
た。
た。
行った。
(4) 硬化反応
60°C130時間のキユアリングを行った。
塗液粘度の評価方法を下記に示す。
B型粘度計による測定
条件 ローターNo、1
回転数12rpm
塗液温度20°C
500cp以上は、塗工不可能であるためゲル化と判断
した。
した。
分散性評価方法を下記に示す。
抵抗塗液をスライドガラス上に塗布したサンプルを顕微
鏡(透過)にて観察することで行った。
鏡(透過)にて観察することで行った。
評価基準は、以下のとおりである。
0.01cj内に存在するカーボンブラックの直径を計
り、サンプル数=5として、その平均値が1μm未満・
・・■ 1μm以上3μm未満・・・O 3μm以上10μm未満・ 10μm以上・ ・ × Δ とした。
り、サンプル数=5として、その平均値が1μm未満・
・・■ 1μm以上3μm未満・・・O 3μm以上10μm未満・ 10μm以上・ ・ × Δ とした。
ポットライフ評価方法は、抵抗塗液を密閉放置し、凝集
するまでの時間を観測した。
するまでの時間を観測した。
ブロッキング評価方法は、第1図に示すようにロール化
したインクフィルムを50°Cの恒温恒湿槽に放置し、
付着インクの有無により判断した。
したインクフィルムを50°Cの恒温恒湿槽に放置し、
付着インクの有無により判断した。
第2表に評価結果を示す。
本発明の実施例は、比較例に比べ、固形分濃度を30%
にしても、増粘せずに分散することが可能であり、分散
性、ポットライフ、ブロッキング特性についても格段に
優れている。又、第3表から明らかなように実施例1〜
3の固形分濃度20%の時の表面抵抗値は1μm〜3μ
mの膜厚で200Ω/口〜2にΩ/口の低抵抗値化も達
成することができた。又、耐熱性・密着性についても間
Jないレベルであることを確認した。
にしても、増粘せずに分散することが可能であり、分散
性、ポットライフ、ブロッキング特性についても格段に
優れている。又、第3表から明らかなように実施例1〜
3の固形分濃度20%の時の表面抵抗値は1μm〜3μ
mの膜厚で200Ω/口〜2にΩ/口の低抵抗値化も達
成することができた。又、耐熱性・密着性についても間
Jないレベルであることを確認した。
画質についても印加電圧5V〜IOVの低電圧において
階調性が良り、濃度ムラのない、鮮明な画質を実現でき
た。
階調性が良り、濃度ムラのない、鮮明な画質を実現でき
た。
第3表
〔発明の効果〕
以上述べてきた様に本発明によれば、通電抵抗層に発熱
抵抗体として、DBP吸油量が150〜200 lTl
1l/100gの範囲にあるカーボンブラックを通電抵
抗層を構成する固体成分の内、20重量%〜60重量%
含有させることにより、分散時の固形分濃度を上げ、分
散性を良くし、抵抗塗液のポットライフを長くし、耐イ
ンクブロッキング性能を良くするという量産性・保存性
に優れた通電抵抗層を1得られるという効果を有する。
抵抗体として、DBP吸油量が150〜200 lTl
1l/100gの範囲にあるカーボンブラックを通電抵
抗層を構成する固体成分の内、20重量%〜60重量%
含有させることにより、分散時の固形分濃度を上げ、分
散性を良くし、抵抗塗液のポットライフを長くし、耐イ
ンクブロッキング性能を良くするという量産性・保存性
に優れた通電抵抗層を1得られるという効果を有する。
又、通電抵抗層のバインダーとしてフェノキシ樹脂と少
なくとも2個以上の水酸基を有する分子量が10000
〜30000のポリウレタン樹脂と、少なくとも2個以
上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物と
を含有させれば、極めて優れた耐熱性と密着性を付与す
ることができ、かつ低抵抗値化が可能となるため印加電
圧を5v〜10■と小さくできるという効果を有する。
なくとも2個以上の水酸基を有する分子量が10000
〜30000のポリウレタン樹脂と、少なくとも2個以
上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物と
を含有させれば、極めて優れた耐熱性と密着性を付与す
ることができ、かつ低抵抗値化が可能となるため印加電
圧を5v〜10■と小さくできるという効果を有する。
第1図は、本発明の通電熱転写記録媒体の斜視図である
1、通電熱転写記録媒体図
2、通電抵抗層
3、支持体層
4、インク層
以上
出願人 セイコーエプソン株式会社
代理人弁理土鈴木喜三部(池1名)
Claims (2)
- (1)少なくとも通電により発熱してインク層を被転写
紙に転写させ記録を得るに供する通電抵抗層、インク層
より成る通電熱転写記録媒体において通電抵抗層に発熱
抵抗体として、DBP吸油量が150〜200ml/1
00gの範囲にあるカーボンブラックを、通電抵抗層を
構成する固体成分の内、20重量%〜60重量%含有さ
せたことを特徴とする通電熱転写記録媒体。 - (2)通電抵抗層のバインダーとしてフェノキシ樹脂と
少なくとも2個以上の水酸基を有する分子量が1000
0〜30000のポリウレタン樹脂と、少なくとも2個
以上のイソシアネート基を有するイソシアネート化合物
とを含有させたことを特徴とする請求項1記載の通電熱
転写記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63178572A JPH0226785A (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 通電熱転写記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63178572A JPH0226785A (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 通電熱転写記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0226785A true JPH0226785A (ja) | 1990-01-29 |
Family
ID=16050825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63178572A Pending JPH0226785A (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 通電熱転写記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0226785A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019167521A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 積水テクノ成型株式会社 | 樹脂成形体 |
-
1988
- 1988-07-18 JP JP63178572A patent/JPH0226785A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019167521A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 積水テクノ成型株式会社 | 樹脂成形体 |
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