JPH02267399A - 電動送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気掃除機などに使用する′電動送風機に関す
るものである。

従来の技術 従来、この種の電動送風機は特公昭５２−３８２４６号
公報に示すような構成が一般的であった。以下その構成
について図面を参照しながら説明する。

第４図〜５図において、モータ１の一方にエアガイド２
が設けられ、モータ１のンヤフト３にはファン４が固着
されてエアガイド２の内側へおさまっている。その上方
はファンケース６で覆われ、中央部に開口５ａが設けら
れている。開口５ａに対向して、ファン４も吸気口４ａ
が開口し、その外側に複数の羽根４ｂが設けである。羽
根４ｂの上方と下方はプレート４Ｃと４ｄが設けられ、
ファン４の外周に排気口４θが形成されている。エアガ
イド２には案内羽根（固定羽根）２ａがファン４の外周
に近接して設けられ、７７ン４がらの空気流をエアガイ
ド２の下方へ通じる連通路２ｂへ導びくべく設けられ、
連通路２ｂはエアガイド２の上方から、下方、モータ１
の開口１乙へつづいている。

このような電動送風機は、ファン４の回転により、空気
がファンケースの開口５１Ｌから吸気口４ａ。

ファン４内部へと吸い込まれ、羽根４ｂに押されて、排
気口４ｅからエアガイド２へ、エアガイド２では案内羽
根２ａにより、連通路２ｂへ導びかれ、エアガイド２の
裏側へ回り込みモータ１の開口１ａへ流れていく。

電気掃除機にこの電動送風機を組み込み、実際に掃除を
行なうと、掃除機のフィルターから微細なホコリがもれ
てくる。フィルター内のゴミが少ないときはファン４の
内部を大量の空気が流れ、上記微細なホコリはファン４
の内部を通過し、エアガイド２へは入っていき、モータ
１外部へ排出され、特に問題はない。しかし、掃除機の
フィルター内のゴミが多くなると、ファン４を流れる空
気の量が極度に少なくなり、流速が大幅に低下する。特
に、ファン４の外周部の羽根４ｂの裏側が圧力低下し、
かつ、羽根４ｂが効率を上げるためにファン４の外周と
の接触角が小さくなっているため、空気のたまり部が発
生する。このため、第７図に示すように、ホコリ６が付
着する。電気掃除機用の電動送風機は空気の多い時で約
３万回転、空気が少なくなると３万回転を越える高速回
転となり、ホコリ６の付着状態のアンバランスで回転振
動を起こし、騒音の高い掃除機となってしまう。

ｔた、ホコリ６がセメント質のものであると、吸気中の
湿気によってかたまり、大風量時にも羽根４ｂから離れ
なくなり、空気通路がせまくなるため送風効率が低下し
た。

発明が解決しようとする課題 このように従来の電気掃除機用電動送風機は、使ってい
るうちに振動音が高くなシ、送風効率が低下するという
欠点があった。

本発明は上記問題点を解決するものであり、静かで、高
効率な電気掃除機用電動送風機を提供するものである。

課題を解決するだめの手段 上記問題点を解決するだめに本発明は、羽根のファンの
外周近くに、羽根の表から裏へ連通路を設けるものであ
る。

作用 上記構成により、低流量時には羽根の表から裏側へ空気
流の一部が流れこみ、ファン外周部の羽根裏側の空気の
たまりがなくなり、微細なホコリはこの空気流によりふ
き飛ばされて羽根に付着することがない。

このだめ、回転振動は小さいままであり、低騒音が保た
れ、送風効率が低下することもない。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図〜２図において、モータ１１の一方にエアガイド
１２が設けられ、モータ１１のシャフト１３にはファン
１４が固着されてエアガイド１２の内側におさまってい
る。その上方はファンケース１５で覆われ、中央部に開
口１５＋Ｌが設けである。開口１５ａに対向して、７１
ン１４には吸気口１４Ｌが開口し、その外側て羽根１４
ｂが設けである。羽根１４ｂの上下にはプレートマエ（
中央に吸気口１４ａを開口）１４Ｃとプレートウンロ１
４ｄが設けられ、ファン１４の外周に排気口１４６を形
成している。第３図に羽根１４ｂの形状を示すと、ファ
ン１４の外周近くに、羽根１４１）の表から裏への連通
路１４ｆが羽根１４ｂの表側では流れの上方に、裏側で
は流れの下方になるよう傾斜して設けである。プレート
マエ１４Ｃは外周へ行くほどプレートウンロ１４ｄに近
づくよう傾斜させて構成してあり、そのだめファン１４
内の空気通路の断面積は第４図に示すように、吸気口１
４２Ｌから排気口１４ｅｌへ向かうにしたがい小さくな
っている。

エアガイド１２には案内羽根１２ａがファン１４の外周
に近接して設けられ、ファン１４からの空気流をｉ　７
？ガイド１２の下方へ通じる連通路１２ｂへｄ７．ひぐ
べく設けられ、連通路１２ｂはエアガイド１２の上方（
ファン１４側）から、下方モータ１１の開口１１ａへつ
づいている。

上記構成により、モータ１１の運転により、シャフト１
３とともにファン１４が回転する。空気はファンケース
１５の開口１５＆から、ファン１４の吸気口１４ａに吸
い込まれ、ファン１４の内部を通って外周の排気口１４
１５より排出される。エアガイド１２では、案内羽根１
２＆に導びかれ、連通路１２ｂよりエアガイド１２の下
方、モータ１１の開口１１ａへ流れる。

第３図で、ファン１４内部の空気の流れを説明すると、
７１ン１４の回転により（反時計回り）羽根１４ｂが空
気を押して、その羽根の表面に沿って空気を外周方向へ
押し出していく。空気は吸気口１４ａからファン１４内
部へは入ってき、排気口１４ｅｌから排出される。

掃除機のフィルター内のゴミが少なく、ファン１４を流
れる空気流が多い時は、ファン１４内の通路を空気がほ
ぼ全体均一に流れ、羽根１４ｂの表側と裏側では空気の
圧力はほぼ同一なため、連通路１４ｆを通って空気が流
れることはほとんどなく、送風効率は良好に保たれる。

まだ、フィルターを通過してきた、こまかいホコリは、
空気流が多量でほぼ均一なため、羽根１４ｂに付着して
たまることもない。

フィルター内のゴミが多く、ファン１４を流れる空気流
が少ない時はファン１４内の空気の流れは不均一になり
、羽根１４ｂの外周部裏側にフィルターを通過したこま
かいホコリが付着し、たまろうとするが、連通路１４ｆ
から羽根１４ｂの圧力面よシ空気が羽根１４ｂの裏側へ
吹き込むため、ホコリがたまることがなく、ファン１４
のバランスは良好なまま保たれる。空気流の少ない時は
ファン１４の空気負荷抵抗が小さいため、ファン１４は
高速回転するが、従来のようにアンバランスになること
がないだめ、回転振動は小さく、低騒音である。

なお、連通路１４ｆは羽根１４ｂの表から裏へ傾斜させ
て設けであるため、吹き込み空気はスムーズに斜めに流
れ羽根１４ｂの裏側の空気を吹き飛ばす効果は大きく、
また送風効率の低下も小さい０ 発明の効果 以上のように本発明によれば、電動送風機のファンの羽
根の、ファン外周近くに、羽根の表から裏へ連通路を傾
斜させて設けることにより、送風効率が高く、低振動、
低騒音な電動送風機を提供することができ、より効率の
良い低騒音な電気掃除機を実現することができるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す電動送風機の部分断面図
、第２図は同ファン部の上面図、第３図は四ファンの部
分拡大図、第４図は従来例を示す電動送風機の部分断面
図、第５図は従来例を示すファンの上面図である。 １１・・・・・・モータ、１２・・・・・・エアガイド
、１４・・・・・・ファン、１４ａ・・・・・・吸気口
、１４ｂ・川・羽根、１４６・・・・排気口、１４ｆ・
・・・・・連通路。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名モー
タ ／４−−− ｌ会− １４ｂ　−ｍ− ＋４ｅ−ｍ− １４ｆ　−−− ファ Ｏｇχ 羽 ブト　　智（ 連通 ／−−−モータ ｌα、５ａ−開口 電ｐ３　ｎ飛 Ｌｉ！　　渥　路 ホコリ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータの一方にエアガイド、その上方にファン、
   その上方を覆うファンケース、ファンケース中央部に開
   口と、この開口に対向して前記ファンの吸気口を設け、
   前記ファンはプレート側板と、羽根によって構成され、
   この羽根の、ファンの外周近くに、羽根の表から裏への
   連通路を設けてなるファンより構成された電動送風機。
2. （２）羽根に設けた連通路を、羽根の表側ではファン吸
   気口側へ、羽根の裏側ではファン外周側へ傾斜させてな
   る請求項１記載の電動送風機。
3. （３）羽根に設けた連通路を、羽根の表側ではファン外
   周側へ、羽根の裏側ではファン吸気口側へ傾斜させてな
   る請求項１記載の電動送風機。