JPH0227198A - 遠心送風機の羽根車 - Google Patents
遠心送風機の羽根車Info
- Publication number
- JPH0227198A JPH0227198A JP17864088A JP17864088A JPH0227198A JP H0227198 A JPH0227198 A JP H0227198A JP 17864088 A JP17864088 A JP 17864088A JP 17864088 A JP17864088 A JP 17864088A JP H0227198 A JPH0227198 A JP H0227198A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- plate
- main plate
- blade
- vane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 12
- 230000003068 static effect Effects 0.000 abstract description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 241000282472 Canis lupus familiaris Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、空気調和機などの送風機に用いる遠心送風機
の羽根車に関するものである。
の羽根車に関するものである。
従来の技術
従来、遠心送風機は、空気調和機などの送風機として幅
広く使用されており、近年、その羽根車の製法として合
成樹脂の→体成形法を用いることが多い。
広く使用されており、近年、その羽根車の製法として合
成樹脂の→体成形法を用いることが多い。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の遠心送風機
の羽根車の一例について説明する。
の羽根車の一例について説明する。
第3図、第4図は従来の遠心送風機の羽根車を2、、−
1 示すものである。図において、1は合成樹脂製の羽根車
主体であり、羽根板2と、前記羽根板2を一体に成形し
た主体3と、前記羽根板2の反主板側に接着した側板4
で構成されている。5は側板に設けた吸込口である。
1 示すものである。図において、1は合成樹脂製の羽根車
主体であり、羽根板2と、前記羽根板2を一体に成形し
た主体3と、前記羽根板2の反主板側に接着した側板4
で構成されている。5は側板に設けた吸込口である。
以上のように構成された遠心送風機の羽根車について、
以下その動作を説明する。
以下その動作を説明する。
オリフィス(図示せず)を介して吸込口5から羽根車1
内に導入された空気は、羽根板2の作用で動圧と静圧を
付加され羽根車1外へ吐出される。
内に導入された空気は、羽根板2の作用で動圧と静圧を
付加され羽根車1外へ吐出される。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記のような構成では、羽根板2と主板3
を一体に成形しているために、羽根板断面はどの羽根高
さ位置りでも略凹−であ如、第4図に示すような、羽根
車内径における羽根板取付角である羽根人口角β1 も
、どの羽根高さ位置りでも同一となる。一方、主板3の
壁面近傍での境界層により、壁面近傍の流入気流の速度
が、主板近傍以外の羽根高さ位置すでの流入気流の速度
に比べ、大幅に遅くなる。そのため、第5図で示す3、
、−2 ように、羽根入口での速度三角形において、主板3近傍
の絶対速度(静止系から見た流入気流の速度)C1は主
板3近傍以外の羽根高さ位置りでの絶対速度C2に比べ
、小さくなるが、羽根入口での周速度Uは変らないため
、主板3近傍での相対速度(回転系から見た流入気流の
速度)Wl と周速度Uのなす角である主板3近傍で
の気流流入角a1 は、主板3近傍以外の羽根高さ位置
りでの気流流入角α2に比べ小さくなる。このだめ、主
板3近傍以外の羽根高さ位置りでの気流流入角a2に、
はぼ一致する羽根人口角β1は、主板3近傍での気流流
入角a1 に比べ、大きくなりすぎ、第4図で示すよう
に主板3近傍の羽根板2の腹面側で流れの剥離が生じ、
この剥離によシ流れが乱れ、羽根車1の性能が劣化する
という課題を有していた。
を一体に成形しているために、羽根板断面はどの羽根高
さ位置りでも略凹−であ如、第4図に示すような、羽根
車内径における羽根板取付角である羽根人口角β1 も
、どの羽根高さ位置りでも同一となる。一方、主板3の
壁面近傍での境界層により、壁面近傍の流入気流の速度
が、主板近傍以外の羽根高さ位置すでの流入気流の速度
に比べ、大幅に遅くなる。そのため、第5図で示す3、
、−2 ように、羽根入口での速度三角形において、主板3近傍
の絶対速度(静止系から見た流入気流の速度)C1は主
板3近傍以外の羽根高さ位置りでの絶対速度C2に比べ
、小さくなるが、羽根入口での周速度Uは変らないため
、主板3近傍での相対速度(回転系から見た流入気流の
速度)Wl と周速度Uのなす角である主板3近傍で
の気流流入角a1 は、主板3近傍以外の羽根高さ位置
りでの気流流入角α2に比べ小さくなる。このだめ、主
板3近傍以外の羽根高さ位置りでの気流流入角a2に、
はぼ一致する羽根人口角β1は、主板3近傍での気流流
入角a1 に比べ、大きくなりすぎ、第4図で示すよう
に主板3近傍の羽根板2の腹面側で流れの剥離が生じ、
この剥離によシ流れが乱れ、羽根車1の性能が劣化する
という課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、羽根板と主板を合成樹脂で一
体に成形する構成でも、主板近傍の羽根板腹面側の流れ
の剥離を無し、剥離による流れの乱れを防ぎ、羽根車の
性能の劣化を押える遠心送風機の羽根車を提供するもの
である。
体に成形する構成でも、主板近傍の羽根板腹面側の流れ
の剥離を無し、剥離による流れの乱れを防ぎ、羽根車の
性能の劣化を押える遠心送風機の羽根車を提供するもの
である。
課題を解決するだめの手段
この目的を達成するために、本発明の遠心送風機の羽根
車は、複数の羽根板と、前記羽根板と一体に成形した主
板と、前記羽根板に取り付けだ側板とから成り、前記羽
根板の主板との境界部の羽根入口側端部を羽根車の回転
方向に突起させた構成としたものである。
車は、複数の羽根板と、前記羽根板と一体に成形した主
板と、前記羽根板に取り付けだ側板とから成り、前記羽
根板の主板との境界部の羽根入口側端部を羽根車の回転
方向に突起させた構成としたものである。
作 用
との構成によって、羽根板と主板を合成樹脂で一体に成
形する場合でも、羽根板と主板との境界部の羽根入口側
端部の回転方向への突起部での羽根人口角と主板近傍の
気流流入角がほぼ一致し、主板近傍の流入気流が羽根に
沿って流れるようになp、主板近傍の羽根板腹面側の流
れの剥離が生ぜず、剥離による流れの乱れを防ぐことに
より、羽根車の性能の劣化を押える。
形する場合でも、羽根板と主板との境界部の羽根入口側
端部の回転方向への突起部での羽根人口角と主板近傍の
気流流入角がほぼ一致し、主板近傍の流入気流が羽根に
沿って流れるようになp、主板近傍の羽根板腹面側の流
れの剥離が生ぜず、剥離による流れの乱れを防ぐことに
より、羽根車の性能の劣化を押える。
実施例
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。尚、従来例と同一部分については、重複を避
けるため、同一の番号を付けて説明を省略する。
説明する。尚、従来例と同一部分については、重複を避
けるため、同一の番号を付けて説明を省略する。
5・・−/
第1図、第2図は、本発明の一実施例における遠心送風
機の羽根車の構造を示すものである。7は合成樹脂製の
羽根車6の羽根板であり、7aは羽根板7と一体に成形
された主板8との境界部の、羽根入口端部の回転方向へ
の突起部である。
機の羽根車の構造を示すものである。7は合成樹脂製の
羽根車6の羽根板であり、7aは羽根板7と一体に成形
された主板8との境界部の、羽根入口端部の回転方向へ
の突起部である。
以上のように構成された遠心送風機の羽根車について以
下その動作を説明する。
下その動作を説明する。
オリフィス(図示せず)を介して吸込口5から羽根車6
内に導入された空気は、羽根板7の作用で動圧と静圧を
付加され羽根車6外へ吐出される。
内に導入された空気は、羽根板7の作用で動圧と静圧を
付加され羽根車6外へ吐出される。
ここで、第2図に示すように、羽根板7と主板8との境
界部の羽根入口側端部の回転方向への突起部7aにおけ
る羽根人口角β1′と、主板8近傍の境界層での流入気
流速度の低下により小さくなった主板8近傍の気流流入
角a1 がほぼ一致し、主板8近傍の流入気流が羽根板
7に沿って流れるようになり、主板8近傍の羽根板7腹
面側での流れの剥離が発生しない。
界部の羽根入口側端部の回転方向への突起部7aにおけ
る羽根人口角β1′と、主板8近傍の境界層での流入気
流速度の低下により小さくなった主板8近傍の気流流入
角a1 がほぼ一致し、主板8近傍の流入気流が羽根板
7に沿って流れるようになり、主板8近傍の羽根板7腹
面側での流れの剥離が発生しない。
以上のように本実施例によれば、羽根板7と一体に成形
された主板8との境界部の羽根入口側端6・\−ノ 部の回転方向への突起部7aを設けることで、この回転
方向への突起部7aての羽根人口角β1′と、主板8近
傍の気流流入角aつがほぼ一致し、主板8近傍の流入気
流が羽根板7に沿って流れるようになり、主板8近傍の
羽根板7の腹面側での流れの剥離を生ぜず、剥離による
流れの乱れを防ぐことにより、羽根車の性能劣化を押え
ることができる。
された主板8との境界部の羽根入口側端6・\−ノ 部の回転方向への突起部7aを設けることで、この回転
方向への突起部7aての羽根人口角β1′と、主板8近
傍の気流流入角aつがほぼ一致し、主板8近傍の流入気
流が羽根板7に沿って流れるようになり、主板8近傍の
羽根板7の腹面側での流れの剥離を生ぜず、剥離による
流れの乱れを防ぐことにより、羽根車の性能劣化を押え
ることができる。
発明の効果
以上のように本発明の遠心送風機の羽根車は、複数の羽
根板と、前記羽根板と一体に成形した主板と、前記羽根
板に取り付けだ側板とから成り、前記羽根板の主板との
境界部の羽根入口側端部を回転方向に突起させた構成に
よシ、羽根入口端部の回転方向への突起部における羽根
人口角と、主板近傍の気流の流入角がほぼ一致し、主板
近傍の流入気流が羽根板に沿って流れるようになり、主
板近傍の羽根板負圧面側の流れの剥離を生ぜず、剥離に
よる流れの乱れを防ぐことにより、羽根車の性能の劣化
を押えることができ、その実用的効71\ 果は犬なるものがある。
根板と、前記羽根板と一体に成形した主板と、前記羽根
板に取り付けだ側板とから成り、前記羽根板の主板との
境界部の羽根入口側端部を回転方向に突起させた構成に
よシ、羽根入口端部の回転方向への突起部における羽根
人口角と、主板近傍の気流の流入角がほぼ一致し、主板
近傍の流入気流が羽根板に沿って流れるようになり、主
板近傍の羽根板負圧面側の流れの剥離を生ぜず、剥離に
よる流れの乱れを防ぐことにより、羽根車の性能の劣化
を押えることができ、その実用的効71\ 果は犬なるものがある。
第1図は本発明の一実施例における遠心送風機の羽根車
の断面図、第2図は第1図のB−B/及びC−C/断面
図、第3図は従来の遠心送風機の羽根車の断面図、第4
図は第3図のA−A/断面図、第5図は遠心送風機の羽
根車の羽根入口での速度三角形の模式図、第6図は遠心
送風機の羽根車の羽根入口での気流流入角の特性図であ
る。 6 ・・・羽根車主体、7・・・・・・羽根板、7a・
・羽根入口端部の回転方向への突起部、8・・・・・
・主板。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名″8
4 可 @ 口 p1911−W〈 疑≦疑麿彰ヅ ≧\ 区 / 侶酎 区 U〕 憾 区 Oフ 憾 区 (〕 惺 区 寸 べ函傾く(セ
の断面図、第2図は第1図のB−B/及びC−C/断面
図、第3図は従来の遠心送風機の羽根車の断面図、第4
図は第3図のA−A/断面図、第5図は遠心送風機の羽
根車の羽根入口での速度三角形の模式図、第6図は遠心
送風機の羽根車の羽根入口での気流流入角の特性図であ
る。 6 ・・・羽根車主体、7・・・・・・羽根板、7a・
・羽根入口端部の回転方向への突起部、8・・・・・
・主板。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名″8
4 可 @ 口 p1911−W〈 疑≦疑麿彰ヅ ≧\ 区 / 侶酎 区 U〕 憾 区 Oフ 憾 区 (〕 惺 区 寸 べ函傾く(セ
Claims (1)
- 複数の羽根板と、前記羽根板と一体に成形した主板と、
前記羽根板に取り付けた側板とから成り、前記羽根板の
主板との境界部の羽根入口側端部を羽根車の回転方向に
突起させた遠心送風機の羽根車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17864088A JPH0227198A (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 遠心送風機の羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17864088A JPH0227198A (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 遠心送風機の羽根車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0227198A true JPH0227198A (ja) | 1990-01-29 |
Family
ID=16051994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17864088A Pending JPH0227198A (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 遠心送風機の羽根車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0227198A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009127541A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Daikin Ind Ltd | 遠心ファン |
US10400605B2 (en) | 2014-10-30 | 2019-09-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Turbofan and indoor unit for air conditioning apparatus |
-
1988
- 1988-07-18 JP JP17864088A patent/JPH0227198A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009127541A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Daikin Ind Ltd | 遠心ファン |
US10400605B2 (en) | 2014-10-30 | 2019-09-03 | Mitsubishi Electric Corporation | Turbofan and indoor unit for air conditioning apparatus |
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