JPH02267360A - ディーゼルエンジンの排気還流制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの排気還流制御装置

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JPH02267360A
JPH02267360A JP1087885A JP8788589A JPH02267360A JP H02267360 A JPH02267360 A JP H02267360A JP 1087885 A JP1087885 A JP 1087885A JP 8788589 A JP8788589 A JP 8788589A JP H02267360 A JPH02267360 A JP H02267360A
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JP
Japan
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egr
throttle valve
intake throttle
intake
idling
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Application number
JP1087885A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
寛 中村
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディーゼルエンジンの排気還流(以下、EG
Rともいう、)制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、排気通路と吸気通路とを連通ずるEGR通路
を備え、吸気通路のEGR通路開口部よりも上流側に吸
気絞り弁を設け、吸気絞り弁よりも下流の負圧が略一定
となるように、バキュームモジュレータ等を用いて吸気
絞り弁の開度を調節するようにしたディーゼルエンジン
の排気還流制御装置が知られている(たとえば実公昭6
2−4663号公報、実開昭55−100052号公報
)。また、吸気負圧が目標負圧になるようフィードバッ
ク制御するようにした装置も知られている(実開昭60
−49254号公報、実開昭60−49256号公報)
〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、上記のような従来装置には以下のようなアイ
ドリング時における問題がある。
すなわち、通常、アイドリング回転数が低下する場合、
不完全燃焼等を防止するため、EGRは停止又は減量さ
れる。しかしこのアイドリング回転数は、車両によって
ばらつくため、たとえばアイドリング回転数の設定が7
00±50rp−であるとき、EGR停止は650rp
m以下にする必要があるが、たとえばこれを600rp
−で設定すると、アイドリング回転数の中心値が75O
rpm近くの車両ではEGRかなかなか停止されず、ア
イドリング回転数の低下に伴って黒煙等が発生するおそ
れがある。逆にアイドリング回転数の中心値が650r
ps+近くの車両ではわずかな回転数変化により頻繁に
EGRがオン、オフされて燃焼状態が不安定になるおそ
れがある。
また、エンジン回転数の低下に応じてEGR量を減少さ
せてもアイドリング回転数が上昇しない場合、吸気負圧
の略一定圧制御を続けると、吸気が絞られたままである
ため、吸入空気量不足になって不完全燃焼が生じアイド
リング不安定、黒煙等が発生するおそれがある。
本発明は、このようなアイドリング時の問題点に着目し
、変動するエンジン回転数、とくにエンジン回転数の低
下に対して適切にEGRの制御および吸気絞りの制御を
行い、アイドリングの安定性を向上させることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この目的に沿う本発明のディーゼルエンジンの排気還流
制御装置は、排気通路と吸気通路とを連通ずるEGR通
路を開閉するEGR弁を備え、吸気通路の前記EGR通
路開口部よりも上流に吸気絞り弁を有し、該吸気絞り弁
下流の負圧を検知して該負圧を略一定に保つよう吸気絞
り弁の開度を調節可能な定圧制御機構を備えたディーゼ
ルエンジンの排気還流制御装置において、該排気還流制
御装置に、前記EGR弁と前記吸気絞り弁の開度を制御
B可能な制御装置を設け、該制御装置を、エンジンのア
イドリング回転数を学習し、エンジン回転数が学習した
アイドリング回転数よりも所定値以上低下した場合には
、EGR弁開度を予め設定されたプログラムに従って減
少させ吸気絞り弁の開度を予め設定されたプログラムに
従って強制的に増加させるべく構成したものから成る。
〔作用〕
このような排気還流制御装置においては、アイドリング
回転数が学習されるため、車両が異ってもその車両の基
本アイドリング回転数が的確に把握される。そして、学
習したアイドリング回転数よりも所定値以上回転数低下
が生じると、予め設定されたプログラムに従って、回転
数低下に応じて低減された最適なEGR指令値が算出さ
れ、それに従いEGR量が制御されて不完全燃焼等が抑
制される。また、学習したアイドリング回転数よりも所
定値以上回転数低下が生じた場合には、吸気絞り弁が強
制的に開作動(たとえば全開)され、十分な吸入空気量
が確保されて燃焼が安定化されるとともに、低下した回
転数が所定のアイドリング回転数へと復帰される。
〔実施例〕
以下に、本発明の望ましい実施例を、図面を参照して説
明する。
第1図および第2図は、本発明の一実施例に係るディー
ゼルエンジンの排気還流制御装置を示している0図にお
いて、1はディーゼルエンジン本体、2は燃料噴射ポン
プ、3は制御装置としてのECU (電子制御装置)を
示している。4はエンジン1への吸気通路、5はエンジ
ン1からの排気通路であり、排気通路5と吸気通路4と
を連通するEGR通路6が設けられている。このEGR
通路6の吸気通路4への開口部6aには、EGR弁7が
設けられており、Hl E a R弁7はダイヤフラム
を有するアクチュエータ8によって作動されるようにな
っている。
吸気通路4のEGR通路開ロ部6aよりも上流には、吸
気絞り弁9が設けられている。吸気絞り弁9は、ダイヤ
フラムを有するアクチュエータ10によって開度が調節
できるようになっている。
アクチュエータ8.10作動のための制御系は次のよう
に構成されている。
11はバキュームポンプであり、ここで駆動用負圧が発
生される。バキュームポンプ11からの負圧は、EVR
V (電気式負圧調整弁)12と、VSV(バキューム
スイッチングバルブ)13とに導入される。EVRV1
2では、バキュームポンプ11からの負圧のアクチュエ
ータ8への導入を制御する。
つまり、各種センサから入力されるエンジン運転状態の
情報に基づき、ECU3内でEGR弁用アクチュエータ
8へ供給する制御負圧の目標値が演算される。この目標
値はその時のエンジン運転状態において最適なEGR率
を与えるEGR弁開度となるよう定められており、これ
によってEGR量を制御できるようになっている。EC
U3は上記目標値に対応するデユーティ信号をEVRV
12に与える。EVRV12はデユーティ信号に応じて
バキュームポンプ11からの負圧と大気圧とのアクチュ
エータ8への導入割合を調節する。また、排気還流時に
は、VSV15は圧力センサ14に上記制御負圧を供給
し、ECU3は、圧力センサ14で検出される実際の制
御負圧と目標値との偏差に基づいてデユーティ信号を修
正して実際の制御負圧が目標値に一致するようフィード
バック制御を行なう、VSV15は排気還流停止時には
、吸気負圧を圧力センサ14に供給する。
吸気絞り弁9下流の負圧がフィルタ16を通してバキュ
ームモジュレータ17に導入され、該負圧が略一定に保
たれるようバキュームモジュレータ17、アクチュエー
タ10を介して吸気絞り弁9の開度を調節できるように
なっている。バキュームモジュレータ17は、第2図に
も示すように、ダイヤフラム弁構造を有し、スプリング
18を備えたダイヤフラム室19に吸気負圧に導入され
、他室20は大気に連通されている。ダイヤフラム21
の弁体22部分には、バキュームポンプ11からの負圧
が導入されており、吸気負圧が設定値よりも高いときに
は弁体22がダイヤフラム室19側に移動し、バキュー
ムポンプ11からの負圧がブリードされてアクチュエー
タ10への出力負圧が下がり、吸気絞り弁9が開方向に
、吸気負圧が目標値(設定値)に達するまで開度調節さ
れる。吸気負圧が設定値よりも低いときには、弁体22
がバキュームポンプ11からの負圧のブリードを止め、
バキュームポンプ11からの負圧がそのままアクチュエ
ータ10に出力され、吸気絞り弁9が閉方向に、吸気負
圧が目標値(設定値)に達するまで開度調節される。し
たがって、これらは、吸気負圧を略一定に保つよう吸気
絞り弁9の開度を調節する定圧制御機構を構成している
バキュームモジュレータ17とアクチュエータ10との
間には、VSV23とVSV24が介装されている。V
SV23は、アクチュエータ10への出力を、上記定圧
制御機構を介した負圧又はバキュームポンプ11からの
元圧のいずれか一方を選択する。VSV24は、アクチ
ュエータ10への出力を、VSV23からの負圧又は大
気圧のいずれか一方を選択する。
吸気絞り弁9の開度を調節するアクチュエータ10は、
ダイヤフラム25.26によって分割された、大気に連
通ずる室27、VSV24からの圧力が導入されるA室
28、VSV13により切換えられるバキュームポンプ
11からの負圧又は大気圧のいずれか一方が導入される
B室29を有している。ダイヤフラム25側に、吸気絞
り弁9との連結ロッド30が設けられ、ダイヤフラム2
5の動きに伴うロッド30の動きを介して吸気絞り弁9
の開度が調節される。
A室28内には、スプリング31が設けられ、座部32
に対しダイヤフラム25をロッド30側(吸気絞り弁9
を開く方向)に付勢している。
ダイヤフラム26のA室28側には、ストッパ部材33
が突設されており、ダイヤフラム25がダイヤフラム2
6側に移動してストッパ部材33の先端に当接したとき
、ダイヤフラム25のそれ以上のダイヤフラム26側へ
の移動、したがって吸気絞り弁9の一定開度以下への閉
方向作動を規制可能となっている。
このストッパ部材33は、ダイヤフラム26上に設けら
れているのでダイヤフラム26の動きとともに移動する
。B室29にはダイヤフラム26をダイヤフラム25方
向に付勢するスプリング34が設けられているので、B
室29に大気圧が導入されている場合にはスプリング3
4によってダイヤフラム26が座部材32に押しつけら
れストッパ部材33は第2図の位置に保持されるが、B
室29にバキュームポンプ11からの負圧が導入される
場合には、スプリング34の力に抗してダイヤフラム2
6がB室29を縮小する方向に移動し、それに伴ってス
トッパ部材33も同じ方向に移動されるようになってい
る。したがって、ストッパ部材33によるダイヤフラム
25の移動規制を介しての吸気絞り弁9の開度規制位置
は、上記ス)−/パ部材33の移動により、吸気絞り弁
9をさらに低開度(たとえば全閉)とする規制位置に変
更可能となっている。
尚、本実施例ではストッパ部材33をダイヤフラム26
のA室28側に設けたが、ダイヤフラム25のA室28
側に設けても同様の機能が得られる。
EVRV12、VSV13.15.23.24は、EC
U3からの指令に基いて作動される。ECU3には、燃
料噴射ポンプ2に付設されたレバー開度センサ35から
エンジン負荷信号としてのアクセル開度信号が、エンジ
ン回転数センサ36からエンジン回転数が、それぞれ入
力され、その他にも、アクセル開度を調整する調整抵抗
37からの信号、圧力センサ14からの信号、エンジン
水温センサ38からの信号が入力されている。さらにE
CU3には、車速センサ39からの信号、自動変速機を
備えた車両にあってはそのニュートラル(N)ポジショ
ン信号40、さらにはイグニッションスイッチ41から
の信号(エンジンのオン、オフ信号)が入力されており
、イグニッションスイッチ41の信号は、■S■13作
動のための信号としても使用されている。ECU3から
はさらに、ニアコンディショナアンプへの信号42、自
動変速機への信号43が出力されている。
なお、44は負圧を利用して燃料噴射量の最大値を規制
するためのブーストコンベンセータ、45は燃料カット
弁をそれぞれ示している。
上記のように構成された装置の作用および本発明による
制御について説明する。
まず喋気絞り弁9の作動制御について、表−1および第
3図ないし第6図を参照しつつ説明する。
吸気絞り弁9の開度はアクチュエータ10を介して制御
され、アクチュエータ10の作動は、vSv13.23
.24およびバキュームモジュレータ17によって制御
される。吸気絞り弁9の作動モードは表イグニソシッン
スイッチ41がオンからオフに切り換った時すなわちエ
ンジン停止時には、vSv13.23.24全てがオフ
とされ、第3図に示すように、A室28、B室29とも
に、吸気絞り弁9を動かすのに十分なバキュームポンプ
11からの一定負圧が導入され(図の斜線部は負圧導入
を示す)、吸気絞り弁9は全開に保持される。したがっ
て、運転中のエンジンを停止する際、吸気絞り弁9が全
閉とされることにより、空気吸入量が強く絞られ、慣性
で回転しているエンジンの圧縮抵抗が小さく抑えられて
衝撃や振動の発生が抑制され、エンジンは静かに停止さ
れる。またこのとき燃料カット弁45により燃料供給も
カットされ、燃焼は自然に。
かつ静かに停止される。
減速時には、VSV13がオンとなってB室29が大気
開放され、VSV23.24はオフとされてA室28に
はバキュームポンプ11からの負圧が導入される。この
とき、第4図に示すように、ダイヤフラム26は座部3
2側に寄せられて一定位置に保持され、ダイヤフラム2
5は、ダイヤプラム26とともに一定位置に保持された
ストッパ部材33の先端に当たった位置に保持され、吸
気絞り弁9は半開位置に保持される。吸気絞り弁9を半
開に保つことにより、低負荷になっても所定量以上の吸
入空気量が確保され、減速時の吸気こもり音が低減され
る。
全負荷時(加速時)には、VSV13.24がオンとさ
れ、A室28、B室29ともに大気圧が導入され、第5
図に示すように、吸気絞り弁9は全開状態に保たれる。
吸気は実質的に絞られず、十分な吸入空気量が確保され
、スモークの抑制等が実現される。
中、低負荷域においては、VSV13.23オン、VS
V24オフとされ、B室29は大気開放、A室2日には
、バキュームモジュレータ17からの出力負圧が導入さ
れ、吸気負圧が略一定圧になるよう吸気絞り弁9の開度
が制御される。このときのバキュームモジュレータ17
の作動は、前述の通りである。
この定圧制御により、吸気負圧安定に保たれるとともに
吸入空気量不足が防止されるので、所定のEGR率が容
品に得られ、目標とする排気ガス浄化性能が得られる。
低速(低回転数)低負荷域においては、各VSV13.
23.24の作動モードは上記中、低負荷域におけるモ
ードと同じである。しかし、B室29に大気圧が導入さ
れ、ダイヤフラム26、ストッパ部材33が第2図に示
した一定位置に保持された状態にあるので、バキューム
モジュレータ17からのA室28に導入された負圧によ
り吸気絞り弁9を閉方向に移動させようとするダイヤフ
ラム25の動きがストッパ部材33の先端によって規制
され、結局吸気絞り弁9は半開状態に保たれる。したが
って、低回転数でも十分な空気量が確保され、吸気負圧
は低くなる。その結果、従来問題であった、定圧制御を
採用した場合の、低回転数域におけるEGR率過多が防
止される。
このように、上記装置においては、エンジン運転状態に
応じて、吸気絞り弁9の開度をそれぞれ適切な状態に制
御できる。
なお、本実施例装置における、上記エンジン運転状態に
応じた制御は、たとえば第7図に示す制’IB tiI
域のマツプに従って行われる。第7図は、EGRの作動
、停止制御を加えて、エンジン回転数とアクセル開度(
負荷)とに関するマツプとして設定されたものを示して
いる。第7図においては、斜線部が定圧制御領域101
であり、領域102が吸気絞り弁9の全開領域、領域1
03が吸気絞り弁9の半開領域、二重斜線領域104が
、アクチュエータ10のA室28にバキュームモジュレ
ータ17がらの負圧が導入され定圧制御系の作動は成立
するものの、現実にはストッパ部材33によって動きが
規制され、吸気絞り弁9が半開状態に保たれる領域であ
る。EGRのオン、オフは、作動境界線111 と11
2 との間の領域でオンとされ、定圧制御領域で最適な
EGR率とされる0作動境界vA111 と113との
間の領域105は、相当高負荷ではあるが吸気絞り弁9
は全開ではなく、吸気絞り弁9のコントロールにより吸
気騒音の低減等が可能な領域である。この領域は全負荷
に近いので、EGRはオフとされる。
上記定圧制御領域101および領域104における(た
とえば第7図の特性線114(たとえば無負荷時特性線
)上における)制御においては、前述の低速(低回転数
)低負荷域における制御の説明の如く、低回転数域にお
いて、EGRを行ないつつ吸気絞り弁9を半開状態に固
定制御でき、低回転数域におけるEGR率過多を防止で
きる。
次に、本発明における、アイドリング時のEGRの制御
および吸気絞り弁9の制御について説明する。
実施例1 第8図ないし第11図は、本発明による制御の第1実施
例を示している。
第8図は、アイドリング回転数の学習のフローを示して
おり、まずステップ201でエンジン回転数信号NEよ
りアイドリングが安定状態がどうが判定され、安定状態
と判定されたならば次にステップ202で記憶されてい
るアイドル回転数NB。
がNEよりも大きいかどうが、さらにステップ203で
NE、がNEよりも小さいがどうがが判定され、NEよ
りも大きい場合にはステップ204で1を差し引いて新
たなNE、として記憶され、NEよりも小さい場合には
ステップ205で 1を加えて新たなNE、として記憶
される。このようにN E 。
が学習され、学習された車両のアイドリング回転数が記
憶される。
第9図は、EGR1jl指令値の演算フローを示してい
る。先ず、ステップ301でエンジン回転数NE、エン
ジン負荷ACCp等を読み込み、それらの条件からステ
ップ302で基本EGR量EGRBを算出する。この算
出は、たとえば前述の第7図に示したマツプ等によるこ
ともできる0次に、アイドリング時にエンジン回転数が
低下した場合の、行うべきEGRの指令値ENEIDL
を、ステップ303にてたとえば第10図に示すような
マツプがら求める。第10図に示すマツプは、予め設定
されたプログラムにより、第8図に示したフローから求
められるNE、学習値を用いて定められるものであり、
たとえば、NE、より5Qrpm以上エンジン回転数が
低下すると、それ以下ではエンジン回転数の低下に応じ
てENEIDLが徐々に低下し、NE、より1100r
p以上低下すると、低いある一定値あるいはEGR停止
とされる。そして、前記ステップにより求められたEG
R指令値EGRBと第10図のマツプから求められたE
NEIDLのうち小さい方を第9図のフローのステップ
304にて最終EGR指令値EGRFとして記憶する。
このEGRFにより、エンジン回転数が学習したアイド
リング回転数N E oより低下した場合、EGR指令
値が最適値に制御される。また、アイドリング回転数は
学習されるので、車両が異なる場合にも的確にNEoが
把握され、そのN E oを基準にエンジン回転数の低
下量が判定され、その判定に基づきEGR指令値が制御
されるので、車両が異なってもスモーク等の過大を招く
ことなく、精度よく最適なEGR量に制御される。
第11図は、このアイドリング時における吸気絞り弁9
の強制制御を示しており、本実施例では、たとえばエン
ジン回転数が上記学習アイドリング回転数N E oよ
りも12Orpm低下したときに、吸気絞りオフ(本実
施例では吸気絞り弁9を全開)とされ、エンジン回転吸
気がNE6−70rpI11まで回復されると、吸気絞
りオン状態に復帰されるようになっている。
この吸気絞り弁9の開度の強制制御により、アイドリン
グ回転数よりも所定値以上低下した場合には、たとえば
EGRを停止してもエンジン回転数が上昇しない場合に
は、吸気絞り弁9の開作動により強制的に吸入空気量が
増大され、不完全燃焼の発生が防止されて、エンジン回
転数が回復されるとともに、黒煙等の発生が防止される
なお、この吸気絞り弁9の強制制御は、以下に述べる各
実施例にも共通に適用されるものである。
実施例2 第12図ないし第14図に第2実施例を示す。
本実施例は、自動変速機を備えた車両のディーゼルエン
ジンにおいて、自動変速機のコント0−ルポジション変
更時のアイドリング回転数低下を考慮した制御に関する
。すなわち、前述のアイドリング回転数NEo の学習
の他に、NレンジからDレンジに変更(シフト)したと
きのエンジン回転数の低下量NEDが第12図に示すフ
ローに従って学習される。先ずステップ401にてアイ
ドリングが安定状態にあるか否かが判定され、安定状態
にあればステップ402でNレンジからDレンジにシフ
トされたか否かが確認される。シフトされた場合には、
ステップ403でそのときの回転数の低下量NEDが学
習される。
回転数低下時のEGR指令値は、たとえば第13図に示
すマツプに従って、第1実施例と同様のフローにより求
められる。第13図においては、エンジン薗転数がNE
Oよりも、NEDの1.2倍以上低下するとENEID
Lが徐々に減少し、低下量がNEDの2倍以上になると
、小さなある一定EGR量あるいはEGR停止とされる
。このように、回転低下量とNEDの倍率で規定してお
くことにより、NEDが小さいときによりシャープな制
御特性として感度を上げることができ、NEDが大きい
ときにはより緩やかな制御特性としてより精密なEGR
量制御とすることができる(第13図の各2点鎖線)。
さらに本実施例においては、第14図に示すように、燃
料噴射量Qvとエンジン回転数NBとに関するアイドル
制御カーブのばらつきを推定することが可能であり、さ
らにはそのばらつきを補正することも可能である。第1
4図においては、Nレンジ負荷に対するDレンジ負荷の
増加分を既知のものとし、各回転数低下分NEDおよび
NED ’とDレンジ負荷特性線(の交点)から、その
ときに行われた燃料噴射の噴射Novとエンジン回転数
とに関するアイドル制御カーブが推定され、その傾き(
ΔQv/ΔNE)が推定される。したがって、この推定
値に基づき、燃料噴射ポンプのガバナ特性を補正し、ア
イドル制御カーブをより望ましい方向に修正することが
可能となる。
実施例3 第15図に第3実施例を示す。
本実施例では、アイドリング回転数付近とその他の開城
とでエンジン回転数NEの学習方法が変えられ、アイド
ル回転数付近での回転数の学習値NEIについては、な
まして使用することにより、その学習値を安定させ、ア
イドリング時に回転変動に起因してEGR指令値が変動
するのを防止し、EGRの制御の安定化をはかっている
。アイドリング領域以外の領域では、通常の検出、学習
により、高い応答性を維持している。第15図に示す例
では、エンジン回転数NEは、ステップ501 でのク
ランク角?20 ”分の検出時間からステップ502で
マツプ補間により算出され、そのNEがステップ503
でNEiとされ、ステップ504にてNE。
からNE4まで174 なまじとしてアイドリング回転
数付近のエンジン回転数NEIが学習される。
NEIは、NEtが1つ更新される毎に更新される。こ
のようになましたNEIを用いることにより、上述の如
< EGHの安定化がはかられる。
実施例4 第16図に第4実施例を示す。
本実施例では、アイドリング回転数の学習の条件に、(
11回転数範囲の限定(ステップ6o1)、(2)アク
セル全閉(ステップ602)、+31111機後(ステ
ップ603にてエンジン水温THwの判定)、(4)車
速(SPD)一定値以下(ステップ6o4)、(5ンエ
アコンデイシヨナ(A/C)オフ(ステップ6o5)、
(6)回転数の変化(現在の回転数NEiと一定時間以
前の回転数NB+−+  との差)が一定値以下(ステ
ップ606)、(7)自動変速機付きの車両におけるN
又はPレンジの判定(ステップ607)、の少なくとも
1つの条件が組み込まれる。第16図に示すフローは、
上記条件が全てANDで成立しているがどうかを判定し
ている例であり、これら全てが成立したときにのみステ
ップ608でアイドリング安定状態と判断され、NE、
の学習が行われ、他の場合はステップ608で非アイド
リング安定状態とされる。
このような学習により、−層正確にNE、が求められ得
る。この実施例4における、前記の条件の少なくとも一
つが組み込まれるアイドリング安定状態の判別基準は、
本明細書における他の実施例にも適用され得る。
実施例5 第17図に第5実施例を示す。
本実施例では、アイドリング回転数の学習時、学習する
方向により、つまり学習アイドリング回転数が増加する
方向または減少する方向により、学習速度(学習量又は
/および学習周期)が変えられる。
第17図に示す例では、まずステップ701 でアイド
リングが安定状態か否かを判定し、YESならステップ
702にて記憶されている学習回転数NE。
が検出された回転数NEよりも大きいか否かを判定し、
YESならステップ703でCN E o (学習カウ
ンタ)が1かどうかを判定する。YESならステップ7
04でNEo−1を新たにNE、としてステップ705
でCN E oを0とする。Noならステップ706に
てCN E oを1とする0次にステップ707にてN
 E oがNEよりも小さいか否かを判定し、YESな
らステラフ゛708でNEa +2を新たにNE、とじ
て記憶する。
上記において、rNEo  >NEJのときには、この
条件とCNEO=1の条件が2回連続して成立して初め
て学習値N E oが変化するが、rNEO<NEJの
ときは一度成立すればすぐに学習値が変化するので、学
習周期はrNE、>NEJのときはrNEo <NEJ
のときの2倍である。また学習量についても、rNEO
>NEJのときにはrNE、−IJとされるのに対しr
NEo <NE」のときにはrNE、+2Jとされるの
で、[NEo > N E Jの場合の学習量はrNE
6 <NEJの場合のそれの2倍になる。
つまり、NE、の学習において、増加方向に比べ減少方
向には、学習量で172の学習周期で2倍になり、回転
低下方向には遅く、上昇方向には速く学習することがで
きる。これによって、誤学習の防止やより正確な学習を
はかることができる。
(発明の効果〕 以上説明したように、本発明のディーゼルエンジンの排
気還流制御装置によるときは、アイドリング回転数を学
習してそれよりも所定値以上回転数が低下したときは所
定のプログラムに従ってEGR量を低減し、さらに所定
値以上低下したときには吸気絞り弁を強制的に開くよう
にしたので、アイドリング回転数低下時にもEGRを最
適にかつ安定させて制御できるとともに、吸入空気量不
足を防止して燃焼を安定させ、アイドリングの安定性向
上、黒煙等の発生防止をはかることができる。
また、アイドリング回転数の車両毎のバラツキやアイド
リング回転数中心値の経時変化に対しても、上記学習に
より最適なEGR制御をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るディーゼルエンジンの
排気還流制御装置の全体構成図、第2図は第1図のシス
テムの拡大部分構成図、第3図は第1図の吸気絞り弁の
全閉制御状態を示す部分構成図、 第4図は吸気絞り弁の半開制御状態を示す部分構成図、 第5図は吸気絞り弁の全開制御状態を示す部分構成図、 第6図は吸気絞り弁の吸気負圧定圧制御状態を示す部分
構成図、 第7図は吸気絞り弁およびEGRの制御例を示すエンジ
ン回転数とアクセル開度に関して表わしたマツプ、 第8図は本発明による制御の第1実施例に係るアイドリ
ング回転数学習のフローチャート、第9図は第1実施例
に係るEGR制御のフローチャート、 第10図は第9図のフローにおけるENEIDL算出の
ためのマツプ、 第11図は第1実施例に係る吸気絞り制御特性図、第1
2図は第2実施例に係る回転数低下量算出のフローチャ
ート、 第13図は第2実施例に係るENE I DL算出のた
めのマツプ、 第14図は第2実施例におけるエンジン回転数と噴射量
との関係図、 第15図は第3実施例に係るアイドリング回転数学習の
フローチャート、 第16図は第4実施例に係るアイドリング安定状態判定
のフローチャート、 第17図は第5実施例に係るアイドリング回転数学習の
フローチャート、 である。 1・・・・・・ディーゼルエンジン 2・・・・・・燃料噴射ポンプ 3・・・・・・制御装置としてのECU (電子制御装
置) 4・・・・・・吸気通路 5・・・・・・排気通路 6・・・・・・EGR通路 7・・・・・・EGR弁 8・・・・・・EGR用アクチュエータ9・・・・・・
吸気絞り弁 10・・・・・・アクチュエータ 11・・・・・・バキュームポンプ 12・・・・・・EVRV(11気式負圧調整弁)13
.15.23.24−− V S V (ハキュームス
イチングバルブ) 14・・・・・・圧力センサ 17・・・・・・バキュームモジュレータ21.25.
26・・・・・・ダイヤフラム32・・・・・・座部 33・・・・・・ストフハ部材 35・・・・・・レバー開度センサ 36・・・・・・エンジン回転数センサ38・・・・・
・エンジン水温センサ 41・・・・・・イグニッションスイッチ45・・・・
・・燃料カット弁 特  許  出  願  人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路を開閉
    するEGR弁を備え、吸気通路の前記EGR通路開口部
    よりも上流に吸気絞り弁を有し、該吸気絞り弁下流の負
    圧を検知して該負圧を略一定に保つよう吸気絞り弁の開
    度を調節可能な定圧制御機構を備えたディーゼルエンジ
    ンの排気還流制御装置において、該排気還流制御装置に
    、前記EGR弁と前記吸気絞り弁の開度を制御可能な制
    御装置を設け、該制御装置を、エンジンのアイドリング
    回転数を学習し、エンジン回転数が学習したアイドリン
    グ回転数よりも所定値以上低下した場合には、EGR弁
    開度を予め設定されたプログラムに従って減少させ吸気
    絞り弁の開度を予め設定されたプログラムに従って強制
    的に増加させるべく構成したことを特徴とするディーゼ
    ルエンジンの排気還流制御装置。
JP1087885A 1989-04-10 1989-04-10 ディーゼルエンジンの排気還流制御装置 Pending JPH02267360A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2187033A4 (en) * 2007-08-09 2017-11-15 Yanmar Co., Ltd. Engine
CN111720204A (zh) * 2019-03-21 2020-09-29 上海汽车集团股份有限公司 一种发动机的控制方法及其装置

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EP2187033A4 (en) * 2007-08-09 2017-11-15 Yanmar Co., Ltd. Engine
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