JPH02266648A - ファクシミリ装置における文字挿入方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ装置に関し、特に、ファクシミ
リ装置における画情報の有効画面内への文字情報の挿入
方式に関するものである。

従来の技術 ファクシミリ装置により、原稿を送信する場合には、発
信者側のファクシミリ装置において発信元、発信時刻等
を画情報に重畳して送信することによって、受信側のフ
ァクシミリ装置に発信元、発信時刻等の文字情報を印字
させることができる。

このように、文字情報を相手受信機に画情報として送信
する場合、従来においては、 （１）、第３図（ａ）に示す如く、文字情報を画情報の
有効画面内の外に記録する方式、 （２）、第３図（ｂ）に示す如く、有効画面内の一部を
白情報または黒情報で置き換えた後に、文字情報を重畳
させる方式、 （３〉、第２図（ａ）に示す如く、文字情報を黒画像と
して画情報に合成する方式、 （４）、第２図（ｂ）に示す如く、文字情報を白抜画像
として画情報に合成する方式、 （５）、第２図（ｃ）に示す如く、文字情報を黒画像と
して画情報と単純合成し、文字情報と画情報とが同時に
黒情報として重なった場合に、黒白反転して合成する方
式（例えば特公昭５８−７３２７２号公報）、 とが知られている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来の文字挿入方式では以下の
欠点がある。

即ち、上記（１）の方式では文字情報挿入分だけ受信側
で記録が伸びてしまう欠点があり、（２）の方式では、
置き換えた部分の原稿の画情報が欠落してしまう欠点が
あ″す、 （３）の方式では、原稿の文字挿入部分の画情報が黒の
場合、文字合成しても黒の画情報に黒い文字を印字する
ことになり、文字情報の識別ができなくなる欠点があり
、 （４）の方式では、（３）の方式とは逆に原稿の文字挿
入部分が白の画情報の場合に文字情報の識別ができなく
なる欠点があり、 （５）の方式では、原稿の文字挿入部分の画情報が複雑
な場合には、画情報の文字部分と重なった場合等におい
て、文字情報・画情報共に内容の識別ができなくなる欠
点がある。

本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたちのであり、
従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記諸欠
点を解消し、挿入された文字情報も原稿の画情報も容易
に判別することを可能としたファクシミリ装置における
新規な文字挿入方式を提供することにある。

課題を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本発明に係る文字挿入方式は
、画情報の蓄積部と、該蓄積部から画情報を読出して画
情報の複雑さを検出する検出部と、複数の方式による文
字合成部と、前記検出部により検出された画情報の内容
によって前記文字合成部を選択する切換部とを備えて構
成される。

実施例 次に、本発明をその好ましい一実施例について図面を参
照して具体的に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第２
図＜ａ＞〜（ｃ）は文字合成部によって合成する文字合
成方式の例を示す図、第４図（ａ）〜（Ｃ）は合成され
た画情報出力例を示す図、第５図は文字合成の方式を選
択する為のフローチャート図である。

第１図を参照するに、原稿読取部１で読取られた原稿は
画情報として画情報蓄積部２に蓄積される。原稿の複雑
さを判別する為に、画情報蓄積部２に蓄積された画情報
から文字合成部分の画情報を収り出し、変化点検出部３
に入力する。変化点検出部３は画情報の複雑さによって
文字合成の方式を選択し切換部４、切換部８を制御する
９画情報蓄積部２からの画情報は切換部４から、文字合
成部５〜７のいずれかに伝達される０文字合成部５〜７
にて文字合成された画情報は切換部８を通って、合成画
情報として出力される。

変化点検出部３で、原稿の複雑さの判別及びその判別結
果に基づいて文字合成部５〜７の選択指示がなされ、画
情報が白から黒及び黒から白へ変化する変化点の数と、
画情報の白と黒の割合によって、第５図のフローチャー
トに示す方法によって文字合成の方式を選択する。

ここで、文字合成の方式■は第２図（ａ）に示す如く、
画情報に文字情報を黒画像として重畳する方式とし、文
字合成の方式■は第２図（ｂ）の如く、画情報から文字
情報を白抜文字として合成する方式とし、文字合成の方
式■は第２図（ｃ）の如く、画情報のうちの黒い部分は
文字情報を白抜合成し、画情報のうちの白い部分は文字
情報を黒画像として重畳する方式とする。第２図（ａ）
〜（ｃ）において、ψ窯番号９は合成する文字画像、１
０〜１２は合成画情報をそれぞれ示す。

即ち、変化点の数が少ない場合には文字合成の方式■の
文字合成部７により画情報と文字情報とを合成する。変
化点が多い場合で原稿情報に白部分が多い原稿の場合に
は、文字合成の方式■の文字合成部５により画情報と文
字情報とを合成する。変化点が多く原稿情報に白部分が
少ない原稿の場合には、文字合成の方式■の文字合成部
６により画情報と文字情報とを合成する。

変化点の少ない簡単な画情報においては部分的に文字情
報を白抜合成することにより、第４図（ａ）の合成画情
報１７となり、変化点が多く文字挿入部分に白情報が多
い画情報においては文字情報を黒重畳することにより、
第４図（ｂ）の合成画情報１８となり、変化点が多く文
字挿入部分に黒情報が多い画情報においては文字情報を
白抜合成することにより、第４図（ｃ）の合成画情報１
９となる。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、原稿の文字挿入部
分の画情報の複雑さによって文字挿入の方式を切り換え
て文字合成を行うことにより、挿入された文字情報も原
稿の画情報も容易に判別できる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第２
図（ａ）　、　（ｂ）　、（ｃ）は本発明の一実施例の
文字合成部によって合成する文字合成方式の一例を示す
図、第３図（ａ）は従来例の方式による有効画面の外に
文字合成する例を示す図、第３図（ｂ）は従来例の方式
による有効画面内の文字挿入部分を白画像に置き浚えて
文字合成する例を示す図、第４図（ａ）　、　（ｂ）　
、（ｃ）は本発明の一実施例の方式によって合成された
画情報出力例を示す図、第５図は本発明の一実施例の方
式による文字合成の方式を選択する為のフローチャート
図である。 １・・・原稿読取部、２・・・画情報蓄積部、３・・・
変化点検出部、４・・・切換部、５・・・文字情報を黒
画像として重畳する方式の文字合成部、６・・・文字情
報を白抜画像として合成する方式の文字合成部、７・・
・黒画像の部分は白抜文字として、白画像の部分は黒画
像文字として合成する方式の文字合成部、８・・・切換
部、９・・・合成する文字画像、ｌＯ・・・文字情報を
黒画像として重畳した合成画情報の例、１】・・・文字
情報を白抜画像として合成した合成画情報の例、１２・
・・黒画像部分は白抜文字として、白画像部分は黒画像
文字として合成した合成画情報の例、１３・・・有効画
面外に文字合成した画情報の例、１４・・・有効画面内
の文字挿入部分を白画像に置き換えて文字重畳した画情
報の例、１５・・・有効画面外の文字合成部分、１６・
・・有効画面内の文字挿入部分、１７・・・本発明の一
実施例による変化点の少ない画情報に対する合成画情報
の例、１８・・・本発明の一実施例による文字情報を黒
画像文字として重畳した合成画情報の例、１９・・・本
発明の一実施例による文字情報を白抜合成した合成画情
報の例、２０・・・変化点の判別部、２１・・・画情報
の判別部 特許出願人　　日本電気株式会社 代　理　人　　弁理士　熊谷雄太部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画情報を蓄積する蓄積手段と、該蓄積手段から画情報を
   取り出して原稿の複雑さを検出する手段と、複数の方式
   の文字合成を行う手段とを有し、画情報の有効画面内に
   文字情報を挿入する場合において、文字合成部分の画情
   報の内容によって前記複数の方式の文字合成手段を選択
   して文字合成を行うことを特徴とするファクシミリ装置
   における文字挿入方式。