JPH0226509Y2 - - Google Patents

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JPH0226509Y2
JPH0226509Y2 JP1985084275U JP8427585U JPH0226509Y2 JP H0226509 Y2 JPH0226509 Y2 JP H0226509Y2 JP 1985084275 U JP1985084275 U JP 1985084275U JP 8427585 U JP8427585 U JP 8427585U JP H0226509 Y2 JPH0226509 Y2 JP H0226509Y2
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JP
Japan
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tube
valve
stenotic
container body
inner cylinder
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JP1985084275U
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JPS61200051U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、洗浄液や医療用薬液等を牛馬等の動
物体内、或は人体内に注入する際に用いる医療用
薬液注入器(以下単に注入器と称す)に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来よりある浣腸器を改良したものとして、押
圧変形可能な容器胴部に吐出口を設け、吐出口の
先にカテーテルを連続し、カテーテルの先端部に
逆止弁付きのノズルを嵌合し、ノズル頭部にキヤ
ツプを嵌装した注入器が実開昭55−166242号公報
として案出されている、この注入器は、ノズルに
内装した逆止弁によつて注入した薬液が逆流しな
いように工夫されていると同時に、キヤツプによ
つて逆止弁を弁座に押圧して容器内の圧力が上昇
してもキヤツプを取外さない限り薬液が容器外部
に漏出しない構成になつていた。
しかし、カテーテルを体内に挿入する際には、
漏出防止用のキヤツプを外して挿入するものであ
るから、カテーテルの挿入時に誤つて容器胴部を
押圧し、ノズルの先端より薬液を周囲に飛散させ
ることがあつた。
〔考案の目的〕
本考案は前記事情に基づいて案出されたもの
で、カテーテルを体内に挿入する際、誤つて容器
を押圧しても薬液が周囲に飛散することのない注
入器を提供することにある。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するための本考案による注入器
の概要は、少なくとも胴部が押圧変形可能な容器
本体の吐出口に、吐出口より外部に向けて彎曲す
る弾性逆止弁と、吐出口の前方に溶着する狭窄管
とを設け、狭窄管に連結管を前後動可能且つ離脱
不能に嵌合し、連結管にカテーテルを接続してあ
り、逆止弁には内圧を受けると開口する切口を設
け、狭窄管は内部に弁座を有し、連結管は狭窄管
内に挿入する内筒の外周に鍔を設け、鍔より狭窄
管の外側に嵌合する外筒を内筒より長く突出し、
内筒の内部より容器本体側に柱状弁を通水可能に
設け、連結管を容器本体側に引き寄せた際、柱状
弁が弁座に密接するように構成してあることを特
徴とする。
〔考案の実施例〕
本考案による注入器は、少なくとも胴部が押圧
変形可能な容器本体1の吐出口2に、吐出口2よ
り外部に向けて彎曲する弾性逆止弁3と、吐出口
2の前方に溶着する狭窄管4とを設け、狭窄管4
に連結管5を前後動可能且つ離脱不能に嵌合し、
連結管5にカテーテル6を接続し、カテーテル6
の先端にノズル7を嵌合し、ノズル頭部にキヤツ
ブ8を嵌装するものである。容器本体1は合成樹
脂にて成形され、握持可能な大きさの筒状胴部の
一端に吐出口2を設け、他端は塞がれている。吐
出口2に設ける逆止弁3は、弾性変形可能なゴム
又は合成樹脂にて成形され、中央部に内圧を受け
ると開口する切口9を設け、吐出口2の前に着設
する狭窄管4は内部に弁座10を設け、前方に突
出する弁室11の口部に内向突縁部12を有して
いる。
狭窄管4に嵌合する連結管5は、狭窄管4内に
挿入する内筒13の外周に鍔14を設け、内筒1
3の後部、即ち容器本体1側の内筒口縁15に狭
窄管弁室11の内向突縁部12と係合する外向突
縁部16を設け、鍔14に狭窄管4の外周に嵌合
する外筒17を内筒13より長く突出し、内筒1
3と外筒17の間に狭窄管4の弁室前部を前後摺
動可能に挿入すると共に、内筒13の外向突縁部
16と、該突縁部16に係止する狭窄管4の内向
突縁部12とによつて、狭窄管4の離脱を不能に
し、内筒13後部より中心に向けて支持片18を
設け、この支持片18を介して内筒13より後方
に柱状弁19を突設するもので、柱状弁19は、
狭窄管4に嵌合する連結管5を容器本体1側に引
き寄せた際、弁座10に密接して閉鎖するもので
ある。
逆に連結管5をカテーテル側に摺動し、連結管
内筒13の外向突縁部16と狭窄管弁室11の内
向突縁部12が係合するまで摺動すると、柱状弁
19は弁座10より離れて弁室11内に遊挿し、
弁座10から連結管5内への通水を可能にする。
本案注入器は上記構造であからこれを使用する
場合、連結管5が容器本体1側に引き寄せられ、
弁座10が柱状弁19で塞がれていることを確か
めてから、キヤツプ8を外し、先ずカテーテル6
を体内に挿入する。カテーテル6を所定の位置ま
で挿入した後、連結管5を容器本体1より引き離
すようにし、弁座10を塞いでいた柱状弁19を
離反する。
次で容器胴部を押圧すると、薬液を媒体として
圧力が逆止弁3に加わり切口9を押し広げ、切口
9より狭窄管4、連結管5さらにカテーテル6を
通つてノズル7より体内に注入される。このとき
薬液注入中に押圧力を弱めると、注入した薬液は
体内より容器内に逆流しようとするが、外向きに
彎曲している逆止弁3にカテーテル方向から圧力
が加わると、切口9が密着して閉じてしまうた
め、薬液の逆流は防止される。
〔考案の効果〕
本案注入器は、上記の如く逆止弁を吐出口に付
設してあるので、薬液を体内に注入する際、容器
を押圧する手を途中で休めても、薬液が逆流する
ことがない。しかも容器本体とカテーテルの間に
手動にて開閉可能な柱状弁を設けたものであるか
ら、カテーテルを体内に挿入する際に柱状弁を閉
じておけば、従来の如く誤つて容器胴部を押圧し
ても薬液を周囲に飛散させることが無くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案注入器の一部を切欠した正面図、
第2図は柱状弁の開放状態における要部拡大断面
図、第3図は連結管を柱状弁の突出方向から見た
側面図、第4図は連結管の類例を示す断面図、第
5図は従来注入器の一部を切欠した正面図であ
る。 1……容器本体、2……吐出口、3……逆止
弁、4……狭窄管、5……連結管、6……カテー
テル、9……切口、10……弁座、13……内
筒、14……鍔、17……外筒、19……柱状
弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押圧変形可能な容器本体1の吐出口2に、吐出
    口より外部に向けて彎曲する弾性逆止弁3と、吐
    出口の前方に溶着する狭窄管4とを設け、狭窄管
    に連結管5を前後動可能且つ離脱不能に嵌合し、
    連結管5にカテーテル6を接続してあり、逆止弁
    には内圧を受けた際に開口する切口9を設け、狭
    窄管は内部に弁座10を有し、連結管は狭窄管内
    に挿入する内筒13の外周に鍔14を設け、鍔よ
    り狭窄管の外側に嵌合する外筒17を内筒より長
    く突出し、内筒の内部より容器本体側に、柱状弁
    19を通水可能に設け、連結管を容器本体側へ引
    き寄せた際、柱状弁が弁座に密接するように構成
    してあることを特徴とする医療用薬液注入器。
JP1985084275U 1985-06-04 1985-06-04 Expired JPH0226509Y2 (ja)

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JP1985084275U JPH0226509Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

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JP1985084275U JPH0226509Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

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Publication Number Publication Date
JPS61200051U JPS61200051U (ja) 1986-12-15
JPH0226509Y2 true JPH0226509Y2 (ja) 1990-07-19

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ID=30633648

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JP1985084275U Expired JPH0226509Y2 (ja) 1985-06-04 1985-06-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SK285419B6 (sk) * 1998-09-22 2007-01-04 Fresenius Kabi Ab Usporiadanie na uchovávanie a podávanie medicínskej kvapaliny

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JPS5129680U (ja) * 1974-08-21 1976-03-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015565Y2 (ja) * 1982-03-17 1985-05-16 太田製薬株式会社 造影剤注腸容器

Patent Citations (1)

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JPS5129680U (ja) * 1974-08-21 1976-03-03

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JPS61200051U (ja) 1986-12-15

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