JPH02263286A - 自動車運転記録装置 - Google Patents

自動車運転記録装置

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JPH02263286A
JPH02263286A JP8138189A JP8138189A JPH02263286A JP H02263286 A JPH02263286 A JP H02263286A JP 8138189 A JP8138189 A JP 8138189A JP 8138189 A JP8138189 A JP 8138189A JP H02263286 A JPH02263286 A JP H02263286A
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利通 箕輪
Minoru Osuga
稔 大須賀
Junichi Ishii
潤市 石井
Nobuo Kurihara
栗原 信夫
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    • G07C5/08Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
    • G07C5/0841Registering performance data

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車運転記録装置に係り、更に詳細には、事
故及び暴走発生時の原因究明に好適な記録装置に関する
〔従来の技術〕
自動車運転の事故に対処する従来技術としては、例えば
特開昭58−16399号公報に記載のように、事故が
起きた時に信号機等に事故発生の信号を送信し、事故発
生場所等を迅速に通報し、事故の処理や負傷者の手当て
効果的に行うシステムが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前述した従来技術は、事故発生の通報に有効
であるが、事故等の場合には、その他に当事者間の示談
、責任の所在を明らかにするため因果関係の立証等の種
々の問題が生じる。
このような示談、事故究明に関するデータは。
従来、当事者の記憶による状況証拠や、現場検証に委ね
られているが、これだけのデータでは、必ずしも自動車
事故発生の原因が明確にされるとは限らず、なかなか示
談が成立しなかったり、裁判等の訴訟事件に進展した場
合でも、因果関係の立証が困難になる問題があった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、自動車事故、暴走等の原因究明を容易
かつ正確に行ない、当事者の示談の交渉を理にかなって
スムーズに行ない得、又因果関係の立証を容易にする自
動車運転記録方法を提供することにある。
〔a!題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、基本的に次のように
構成する。
すなわち、電子制御によるエンジン制御あるいは車体制
御が行なわれる自動車において。
自動車の外界状況に関するデータを検出する手段と。
エンジン又は車体に関する制御に関するデータ。
運転の操作に関するデータ、機器の整備に関するデータ
を検出する手段と、 前記各種データを任意の時間間隔で読み取り、データ入
力があると、前に記憶されたデータを消去し新データを
記憶して、データ書き換えを行なう手段と。
運転状態に関するデータを検出して、この検出データに
基づき事故及び暴走の少なくとも1つを判定する手段と
、 前記事故及び暴走等の判定がなされると、前記データ記
憶手段のデータ記憶動作を停止する手段とを備えて、記
録装置を構成する。
〔作用〕
上記構成よりなる本発明によれば、各データ検出手段で
は、自動車の外界データ(例えば信号機。
他車、S識等のデータ)、及び内部データ(制御データ
(車速、加速度2回転数等のデータ)、操作データ(ア
クセル、ブレーキ、ギア位置、ハンドル等のデータ)、
整備データ(表示ランプ、ブレーキ圧、空気圧等のデー
タ))を常時検出し、これらのデータ記憶手段が新たな
データを入力するまで記憶する。
そして、事故や暴走等のない正常な運転が続く限り、前
記各種データが設定の任意時間間隔が入力されて、デー
タ記憶手段の記憶データがその度に更新される。
また、運転に関するデータ(例えば加速に関するデータ
)が正常値を超えた場合には、判定手段が事故及び暴走
のいずれかを判定する。この判定がなされると、データ
記憶手段に停止信号が発せられて、データ記憶動作を停
止する。
すなわち、事故、暴走等の異常が発生した場合には、そ
の直前の外界データ、内部データが記憶保持されるので
、このデータから事故当時の状況を客観的に証拠(物証
)をもって判断することができ、事故究明を正確且つ容
易に行なうことができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の第1実施例たるシステム概要を示す図
で、データ記憶手段A、外界データ検出手段B、内部デ
ータ検出手段C1事故検出手段E、事故判定手段F、暴
走判定手段G、データ消去手段Hから構成される。
第1図において、エンジン始動後、外界データ検出手段
Bでは、自動車の外界、つまり信号機、他車、標識等に
関するデータを検出する。さらに、内部データ検出手段
Cでは、自動車の内部データ、(イ)つまり制御に使用
する車速、加速度2回転数等の制御データや、(ロ)運
転者が操作するアクセル、ブレーキ、ギア位置、ハンド
ル等の操作データや、(ハ)運転者の操作に応じて出力
されるランプ表示、ブレーキ圧、さらに空気圧等の整備
データを検出する。そして、これらの検出データは、デ
ータ記憶手段Aで記憶され、所定時間後にデータ消去手
段Hで消去されて、再度新たな検出データを記憶する動
作を繰返して、上記検出データを書き換える。そして、
事故検出手段りからの信号で、事故判定手段Fが事故と
判断した場合、あるいは暴走検出手段Eからの信号で暴
走判定手段Gが暴走と判断した場合は、これらの判断信
号に基づきデータ記憶手段Aへ記憶停止の信号が割り込
み送信され、この時の任意時間データを記憶後、上記各
検出データ記憶しつつ、その後の記憶動作を停止する。
第2図は、上記システムを適用した実車側図である。な
お、図中、符号のかっこに付したアルファベットは、第
1図の各手段に用いた符号に対応する。
本例では、データ記憶手段Aとしてマイクロコンピュー
タ1を用い、外界データ検出手段Bとして広角レンズ付
きのビデオカメラ2を用いる。
内部データ検出手段Cは、自動車のエンジン制御に関す
るデータを検出する車速センサ3、操作に関するデータ
を検出・するブレーキセンサ4、整備に関するデータを
検出するブレーキランプセンサ5等で構成される。そし
て、これらの各検出データを記憶手段1 (A)が入力
記憶し、また、−度記憶したデータをデータ消去手段6
(H)を用い書き換えながら記憶する。事故発生の判断
は、例えば、事故検出手段りである加速度センサ7の信
号を事故判定手段8 (F・)に入力し基準の判定デー
タと比較して行う。また、暴走の判断は、暴走検出手段
Eであるアクセルセンサ9と空気量センサ10の信号を
暴走判定手段11(G)に入力し、これらのデータを基
準の判定データと比較して行う。
第3図は、上記実施例に用いる検出データのタスク管理
図である。タスク管理として、外界データ検出は、am
sec毎、制御データ検出はbmsec毎、操作データ
はcmsac毎、及び整備データはd+m5ec毎にデ
ータ検出を行う。この場合a、b、c、dはa=b=c
=dでも良い。
第4図は、事故(b)及び暴走(、)時の信号送信フロ
ーチャートである。(a)の暴走判断の場合は、まずア
クセス開度αを読み込み、次に、空気量Qaを読み込む
。そして、アクセル開度αに見合う空気量(Q&)。を
αの関数gで演算し求め、実際の空気量Qaと(Q、)
。を比較して、もし差が生じていれば(差は所定値以上
の差に設定してもよい)、暴走信号を割込みでデータ記
憶手段1(A)側に送信する。(b)の事故判断の場合
は、まず、加速度センサの信号Gを読み込み、あらかじ
めコンピュータ内に入力されている限界加速度Goと、
加速度センサ7の信号Gの絶対値を比較して、IGl>
Goだったならば、事故と判断し、事故信号を割込みで
送信する。
第5図は1本実施例におけるデータ記憶のフローチャー
トである。
まず、タスク管理された内部(制御、操作、整備)デー
タ及び外界データを読み込む、そして、前に記憶した前
データを消去し、新データを記憶して、事故、暴走等の
割込信号がない場合は2xsec間は、常時、データを
記憶しておく。
方、割り込みで事故及び暴走信号が受信したならば、そ
の後、x see間データを記憶してデータ記憶手段の
記憶動作を停止する。
第6図は、本発明の第2実施例を示すもので、データ記
憶手段を2つ設けた実施例である。
本実施例は、その基本動作は第1実施例と共通するが、
その他に、次のような動作がなされる。
すなわち、データ記憶手段A1は、正常な運転時には、
外界データ及び内部データを記録しており、事故判定手
段F及び暴走判定手段Gから割込み信号が入力されると
、事故時及び暴走時のみ、その記録データがICカード
等の携帯可能なデータ記憶手段A2に転送される。この
ようにすれば、事故等が生じても記憶データの消去、あ
るいはデータ記憶手段Aの破損等があっても記憶データ
を確保できる。
第7図は第2実施例の動作を示すフローチャートである
。第7図では、先ず自動車運転に関する内部データ、外
界データを読み込み、前データを消去しながら新データ
を記憶していく。そして、割り込みルーチンで事故及び
暴走信号の少なくとも1つを受信したならば、xSeC
間、データ記憶手段A1でデータを記憶し、その後のデ
ータ記憶動作を停止する。そして、データ記憶手段A1
に記憶しであるデータをICカード等のデータ記憶手段
A2に転送する。
第8図は、データ記憶手段Aに再生手段Iあるいは消去
手段Jを設けた場合の実施例(第3実施例)である。
本実施例も基本動作は、前述の各実施例と共通するが、
更に、事故や暴走等のエンジントラブルが生じた場合の
時機的対処を次のように配慮している。
すなわち、例えば、事故及び暴走が生じた場合には、記
憶したデータを再生手段Iによりその場で再生し、その
責任の所在を迅やかに判断できる。
また、運転者同士で示談が成立した場合には、運転者が
記憶したデータを、消去手段Jを手動操作することで消
去することができる。
第9図は、再生手段■あるいは消去手段Jの車室内取付
は図である。ダツシュボード12付近に取り付けられた
テレビ13に再生スイッチ14の信号で、記憶したデー
タを再生する。また、手動消去スイッチ15が設けであ
る。
第10図は、外界データ検出手段Bの一例を示す概略図
である。
本例は自動車のルーフ16近くに広角レンズ付ビデオカ
メラ2を前後2箇所に取り付け、その入力画像をデータ
記憶手段1(A)に入力する。外界データとしては1例
えば信号機17の有無、状態、他車18の有無2間隔等
である。
第11図は、内部データ検出手段Cのうち制御データを
検出する手段の概略図である。エンジン19に取り付け
られた回転数センサ20、ミッション21に取り付けら
れた車速センサ22及びボディ23に取り付けられた加
速度センサ24等の信号をデータ記憶手段1に入力する
。ここで加速度センサ24の信号は、事故判断手段にも
兼用して使用する。
第12図は、内部データ検出手段Cのうち、操作データ
に関する検出手段及び整備データに関する検出手段の概
略図である。第12図において、実線が操作データ、破
線が整備データである。
点鎖線は表示出力信号である。操作データ信号は、アク
セルセンサ9、ブレーキセンサ4、ヘッドライトセンサ
25、ウィンカ−センサ26、ギア位置センサ27操舵
角センサ28等がデータ記憶手段1に入力される。整備
データ信号は、空気量センサ10、ブレーキランプセン
サ5、ヘッドライトランプセンサ29、ウィンカ−ラン
プセンサ30、ブレーキ圧センサ31等がデータ記憶手
段1に入力される。さらに、これらの信号を用いて、例
えばブレーキセンサ4の入力信号と、ブレーキ圧センサ
31及びブレーキランプセンサ5の入力信号・とをデー
タ記憶手段1内に設けられた比較演算手段32で比較し
、もし、異常の場合は、表示手段33に信号を出力し、
運転者に故障を知らせる。
第13図は、信号機有りの交差点の衝突事故例図である
。A車直進に対し、B車が右折し衝突事故となったもの
である。双方とも信号は青である。
第14図は、第13図の事故に本システムを利用しデー
タ記憶手段に記憶したデータ例である。
(a)はA車の制御データ及び操作データである。
車速は事故前40km/hで事故つまり衝突時O−/h
となっている。加速度は、車速一定のためOGで、衝突
時−1,0G を示しその後前後振動を生じ、再びOG
になっている。アクセルは一定開度後、約事故1 、 
Osee前に0度になり、ブレーキを踏んでいる。この
時、B車に気づいたものと考えられる。ハンドル操舵角
は0度である。これにより、A車には誤った運転がない
ものと考えられる。(b)は外界データである。事故前
、B車はウィンカ−も出さず交差点に侵入しようとして
いる。そして、急に右折し事故になったと断定できる。
第15図は、エンジン暴走例である。暴走前は、車速0
1m/h、ギア位置Pよりエンジン始動のまま駐車して
いたと考えられる。しかし、暴走時に空気量センサの信
号が変化し、空気が入り回転数が上昇している。それに
伴い、車速か上り、加速度信号も加速を示しているそし
て、運転者はブレーキを踏んだが間に合わず、約3秒後
に衝突したことを示す。これにより、事故の原因が解明
できる。
その結果、運転者の責任の所在を明確にし、示談の成立
をスムーズに行ったり、事故立証等の容易性を図り得る
〔発明の効果〕
本発明によれば、自動車事故発生時及び暴走時的後の状
況が明確になり、事故及び暴走の原因が究明され当事者
の示談を理にかなって迅速に行うことが可能となり、又
事故、暴走等の因果関係の立証を正確にしつつ、立証容
易性を助長することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す構成図、第2図は第
1実施例の実車例を示す説明図、第3図は第1実施例の
データタスク管理を示す説明図、第4図は第1実施例の
動作を示す送信フローチャート、第5図は第1実施例の
データ記憶動作を示すフローチャート、第6図は本発明
の第2実施例を示す構成図、第7図は第2実施例の動作
を示すフローチャート、第8図は本発明の第3実施例を
示す構成図、第9図は第3実施例の車室内取付図、第1
0図は上記各実施例に用いる外界データ検出手段の説明
図、第11図は上記各実施例に用いる制御データ検出手
段の説明図、第12図は上記各実施例に用いる操作、整
備データ検出手段の説明図、第13図〜第15図は本発
明を適用した場合の事故及び暴走後の実施説明図である
。 A、Al、A2・・・データ記憶手段、B・・・外界デ
ータ検出手段、C・・・内部データ検出手段、D・・・
事故検出手段、E・・・暴走検出手段、F・・・事故判
断手段、G・・・暴走判定手段、H・・・データ消去手
段、■・・・再生手段、J・・・外部操作データ消去手
段、1・・・データ記憶手段、2・・・広角レンズ付ビ
デオカメラ、3・・・車速センサ、4・・・ブレーキセ
ンサ、5・・・ブレーキランプセンサ、6・・・データ
消去手段、7・・・加速度センサ、8・・・事故判定手
段、9・・・アクセルセン帛1図 第4図 寓 S図 杢6区 オ虻山。 馬14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子制御によるエンジン制御あるいは車体制御が行
    なわれる自動車において、 自動車の外界状況に関するデータを検出する手段と、 エンジン又は車体に関する制御に関するデータ、運転の
    操作に関するデータ、機器の整備に関するデータを検出
    する手段と、 前記各種データを設定の時間間隔で読み取り、データ入
    力があると、前に記憶されたデータを消去し新データを
    記憶して、データ書き換えを行なう手段と、 運転状態に関するデータを検出して、この検出データに
    基づき事故及び暴走の少なくとも1つを判定する手段と
    、 前記事故及び暴走等の判定がなされると、前記データ記
    憶手段のデータ記憶動作を停止する手段とを、備えてな
    る自動車運転記録装置。 2、第1請求項において、前記データ記憶手段は、自動
    車の外界状況に関する検出データ、エンジン又は車体に
    関する制御に関する検出データ、運転の操作に関する検
    出データ、機器の整備に関する検出データを書き換えな
    がら記憶する第1のデータ記憶手段と、事故又は暴走の
    判定信号が生じた時に前記第1のデータ記憶手段のデー
    タを転送して記憶する第2のデータ記憶手段とで構成さ
    れ、且つ前記第2のデータ記憶手段は携帯可能な記憶手
    段よりなる自動車運転記録装置。 3、第1請求項又は第2請求項において、前記データ記
    憶手段に記載されたデータを、運転者が外部操作で消去
    するための手段を有してなる自動車運転記録装置。 4、第1請求項ないし第3請求項のいずれか1項におい
    て、前記データ記憶手段に記憶されたデータを再生する
    ための手段を有する自動車運転記録装置。 5、第1請求項ないし第4請求項のいずれか1項におい
    て、運転の操作に関する検出データと、表示ランプ、エ
    ンジン吸入空気量、ブレーキ圧等の整備に関する検出デ
    ータとを比較して、運転に関する故障等の異常を判定す
    る手段を有し、異常が判定された場合には、運転者に異
    常状態を知らせる手段とを備える自動車運転記録装置。
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