JPH02263078A - 食料品のばら凍結方法及び食料品のばら凍結装置 - Google Patents

食料品のばら凍結方法及び食料品のばら凍結装置

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JPH02263078A
JPH02263078A JP8421689A JP8421689A JPH02263078A JP H02263078 A JPH02263078 A JP H02263078A JP 8421689 A JP8421689 A JP 8421689A JP 8421689 A JP8421689 A JP 8421689A JP H02263078 A JPH02263078 A JP H02263078A
Authority
JP
Japan
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foodstuffs
freezing
liquid
bulk
nitrogen
Prior art date
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Pending
Application number
JP8421689A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Kanao
英敏 金尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HACHIYOU ENG KK
Original Assignee
HACHIYOU ENG KK
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ0発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、食料品を1個ずつバラバラに凍結する食料品
のばら凍結方法及び食料品のばら凍結装置に関する。
(従来の技術) 従来、食料品のばら凍結方法においては、塩化ナトリウ
ム、塩化力ルシュム、などの溶液を冷媒によって冷却し
、この溶液中に食料品を浸漬して凍結する浸漬凍結方法
、又液体窒素、液体炭酸を被凍結物に噴霧する液化ガス
凍結方法、冷凍装置による凍結方法がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、浸漬凍結方法においては、食料品に塩化
力ルシュム等が付着する問題点があり、又液化ガス凍結
方法、冷凍装置にょる凍結方法においては、食料品の個
別急速凍結(バラ凍結、1ndividually q
uick freezing、IQF)に用いられてい
るが、被凍結物を1個ずつ隔離する作業が伴うという問
題点があった。
本発明は、上述した問題点に鑑み、食料品を液体窒素又
は液体酸素又は液体窒素と液体酸素との混合からなる液
体中に浸漬して、前記食料品の表面部分を凍結形成する
食料品のばら凍結方法及び食料品のばら凍結装置を提供
することを目的としている。
口1発明の構成 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の食料品のばら凍結
方法においては、食料品を液体窒素又は液体酸素又は液
体窒素と液体酸素との混合かもなる液体中に数秒乃至数
10秒浸漬して食料品の表面部分を凍結形成したもので
ある。
又本発明の食料品のばら凍結方法においては、食料品を
液体窒素又は液体酸素又は液体窒素と液体酸素との混合
からなる液体中に投入する工程と、数秒乃至数10秒前
記液体中に浸漬して食料品の表面部分を凍結する工程と
、表面部分が凍結した食料品を内部まで凍結する工程と
からなるものである。
更に本発明の食料品のばら凍結装置においては、液体窒
素又は液体酸素又は液体窒素と液体酸素との混合からな
る液体を入れる容器と、この容器の液体中に食料品を浸
漬自在に載置する支持台と、この支持台の浸漬時間を制
御する手段を設けたものである。
(作  用) 上記のように構成された食料品のばら凍結方法及び食料
品のばら凍結装置においては、液体窒素又は液体酸素が
蒸発する際の沸騰作用、食料品の浮力を利用して食料品
を撹拌すると共に食料品の表面部分を凍結形成したもの
である。
(実 施 例) 本発明の一実施例を図面を参照して説明すると、図は、
食料品のばら凍結方法に用いる装置を概略的に示したも
ので、符合1は 容器であり、この容器1には、液体窒
素2がはいっている。又容器1には、食料品を支持する
支持台3が回動自在に軸4で軸支されている。更に容器
lには、カバー5が付設されており、このカバー5内に
は、搬出コンベアー6が収納されている。
この装置で食料品をばら凍結方法する場合には、食料品
例えばエビ7を液体窒素2内にある支持台3に人手や機
械的な手段(図示せず)によっていれる。液体窒素2中
に浸漬したエビ7は、その表面で急速な熱交換により窒
素の蒸発が起こり、その際の沸騰作用、エビ7の浮力等
によりエビ7は撹拌され、人手を要することなく、ばら
ばらになると共にエビ7の表面部分(エビ7の表面部分
に付着した水分、油、エビ7自体)が急速に凍結形成さ
れる。エビ7の表面部分が適当な厚さ(厚さとは、凍結
表面から凍結完了した面までの厚さをいい、例えば、そ
の厚さは2mm前後)に凍結したら、支持台3を破線の
位置に手段10により回動させ、凍結したエビ7を搬出
コンベアー6上に落下させる。なおエビ7は、その表面
部分が凍結形成されているため、エビ7同士は、くっつ
かない。
搬出コンベアー6上のエビ7は、カバー5内を通過する
。カバー5内は、蒸発した窒素ガス(又は酸素ガス又は
液体窒素と液体酸素との混合ガス)のため、温度が低(
かつ絶対湿度が低い乾燥状態にある。
そのため、バラ凍結されたエビ7は、相互に固まること
が防止され、しかも、極低温の雰囲気および表面凍結の
ため徐々に熱を奪われエビ7は中心部まで凍結を完了す
るものである。 なお搬出コンベアー6上のエビ7は、
図示しないが 次の工程(例えば、アイスグレーズがけ
)へいく。
又エビ7を液体窒素2中にある支持台3内に長時間浸漬
すると、食料品の表面部分の凍結面に割れが発生し商品
価値が低下する。
これは、エビ7の表面部分が急速に凍結するため、凍結
した液体窒素側の面と凍結し始めるエビ7本体内の面と
の間に温度差が生じ、エビ7の表面部分の凍結部分に割
れが生じるものである。割れを防止するには、エビ7の
表面部分の凍結厚さをを適切な厚さ(厚さとは、凍結表
面から凍結完了した面までの厚さをいう)、に形成する
必要があり、例えば、その厚さは、実験結果によれば2
mm前後必要である。浸漬時間にして数秒乃至数10秒
望ましくは、9秒乃至30秒程度である。
そのため、この装置においては、支持台の浸漬時間を制
御する手段lOを具備している。
その手段10は、問わないが、支持台3の浸漬時間をタ
イマー機構(図示しないが、タイマー機構のタイマーは
、固定でも又食料品7の種類、大きさ等により可変自在
に調整できるものでもよい。)により浸漬時間を直接制
御しても良(、又手段10は、浸漬時間を間接的に制御
しても良く、例えば支持台の回動スピードを早くしたり
遅くしたりして調整しても良く、回動自在な本実施例の
支持台を上下動(上げることにより液体窒素の液面上に
上げて急速な凍結を防止する。)自在な支持台に変え、
その上下動回数をカウンターによりカウントしても良い
更に本実施例にあっては、対象をエビ7について説明し
たが、本発明にあってはこれに限定されることなく ア
サリ、イカ等の水産物の他野菜等一般の食料品にも適用
できるものである。
又本実施例にあっては、食料品を浸漬する液化ガスとし
て、液体窒素を使用したが、本発明にあってはこれに限
定されることなく、液体酸素又は液体窒素と液体酸素と
の混合でもよい。液体窒素、液体酸素、液体窒素と液体
酸素との混合からなる液体は、食料品の表面部分を凍結
する際食料品に味が付かないこと、他の液化ガスと比較
してコストが安いこと、特に無害であること等より、最
良である。なお、上述したエビ7(食料品)のばら凍結
方法の工程を整理すると、エビ7(食料品)を液体窒素
(又は液体酸素又は液体窒素と液体酸素との混合からな
る液体)中に投入する工程と、数秒乃至数lO秒前記液
体中に浸漬してエビ7(食料品)の表面部分を凍結する
工程と、表面部分が凍結したエビ7(食料品)を内部ま
で凍結する工程(この工程は、−殻内な圧縮機を伴う冷
凍装置による冷却手段でもよい。なお食料品によっては
、表面凍結のみによって、中心部まで凍結を完了するも
のがあるため、この工程を省略してもよい場合もある。
)からなる。
ハ1発明の詳細 な説明したように、本発明は、以下の効果を有する。
本発明の食料品のばら凍結方法及び食料品のばら凍結装
置においては、食料品を液体窒素又は液体酸素又は液体
窒素と液体酸素との混合からなる液体中に浸漬して、液
体窒素又は液体酸素又は液体窒素と液体酸素との混合か
らなる液体が蒸発する際の沸騰作用及び食料品の浮力を
利用して食料品を撹拌して人手を要することなく食料品
をばらばらにすると共に食料品の表面部分を凍結形成す
るため食料品同士がくっつかず且つ食料品に味をつけず
に食料品のばら凍結方法及び食料品のばら凍結装置を得
ることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の一実施例による食料品のばら凍結方法に
用いる装置を概略的に示したものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)食料品を液体窒素又は液体酸素又は液体窒素と液
    体酸素との混合からなる液体中に数秒乃至数10秒浸漬
    して食料品の表面部分を凍結形成したことを特徴とする
    食料品のばら凍結方法。
  2. (2)食料品を液体窒素又は液体酸素又は液体窒素と液
    体酸素との混合からなる液体中に投入する工程と、数秒
    乃至数10秒前記液体中に浸漬して食料品の表面部分を
    凍結する工程と、表面部分が凍結した食料品を内部まで
    凍結する工程とからなることを特徴とする食料品のばら
    凍結方法。
  3. (3)液体窒素又は液体酸素又は液体窒素と液体酸素と
    の混合からなる液体を入れる容器と、この容器の液体中
    に食料品を浸漬自在に載置する支持台と、この支持台の
    浸漬時間を制御する手段を具備したことを特徴とする食
    料品のばら凍結装置。
JP8421689A 1989-04-03 1989-04-03 食料品のばら凍結方法及び食料品のばら凍結装置 Pending JPH02263078A (ja)

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JP8421689A JPH02263078A (ja) 1989-04-03 1989-04-03 食料品のばら凍結方法及び食料品のばら凍結装置

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JP8421689A JPH02263078A (ja) 1989-04-03 1989-04-03 食料品のばら凍結方法及び食料品のばら凍結装置

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JPH02263078A true JPH02263078A (ja) 1990-10-25

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ID=13824283

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JP8421689A Pending JPH02263078A (ja) 1989-04-03 1989-04-03 食料品のばら凍結方法及び食料品のばら凍結装置

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JP (1) JPH02263078A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017099367A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 株式会社日清製粉グループ本社 冷凍食品の製造方法
JP2019027660A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 エーシー・フードテック株式会社 冷凍装置

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