JPH02262913A - 歯車のシェービング方法 - Google Patents

歯車のシェービング方法

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JPH02262913A
JPH02262913A JP8013689A JP8013689A JPH02262913A JP H02262913 A JPH02262913 A JP H02262913A JP 8013689 A JP8013689 A JP 8013689A JP 8013689 A JP8013689 A JP 8013689A JP H02262913 A JPH02262913 A JP H02262913A
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JP
Japan
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shaving
gear
cutting
tooth surface
rough
Prior art date
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Pending
Application number
JP8013689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshi Yasumori
安盛 善
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、歯面を精度良く仕上げるための歯車のシェ
ービング方法に関する。
(従来の技術) 歯車例えば自動車用歯車のシェービング方法の一つを第
3図及び第4図に基ついて説明する。素材形成工程にお
いて、第4図(a)に示すように、所望の厚さと直径を
有する歯車素材10を形成する。
この歯車素材10を移送してホブ盤等の歯車切削機にセ
ットして歯切工程を実行する。この歯切工程では、第4
図(b)に示すように、目標仕上げ歯面Aの直前位置B
まで、素材周面を粗切削して歯形ILAを切削する。こ
の歯形11Aは、粗い歯面を有しているので1次のシェ
ービング工程において、目標仕上げ歯面Aまで晴削され
て目標歯形11に仕上げられる。
ところで、シェービング工程は、歯面を高い精度で仕上
げる工程であるため、粗切削する歯ψノ工程に比べてそ
の所要時間が長い。例えは、粗切削に要する時間を0.
45分とすると、シェービング工程の時間は平均0.6
0分位になっている。従って、歯切工程の時間を、シェ
ービング工程に要する時間に合わせると、歯車加工ライ
ンの全体的な流れが遅くなってしまい、加工能率が低下
する。そこで、第3図に示すように、歯切工程後のライ
ンを二つのラインに分けてシェービング工程を実施した
のち、焼入工程等の後工程へ移送するようになっている
。すなわち、歯切工程で粗画面を形成された歯車素材は
、異なる研削機へ移されてそれぞれシェービング仕上げ
されることになる。
(発明が解決しようとする課題) 第3図に示すように、シェービング工程を二つのライン
に分けることにより、歯切工程とシェービング工程との
間の遊びの時間がなくなるので、ラインの流れはスムー
ズになる。しかし、二つのシェービングラインでシェー
ビング工程を実行すると、ライン同士の歯面の仕上げ精
度が異なる場合があり、それぞれのラインからアウトプ
ットされた製品の品質が均一にならない、という問題が
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、製品の品質の均一化を図るために、シェービ
ング工程を、粗仕上げ切削する第1の工程と、この第1
の工程で得られた歯車素材を目標仕上げ歯面まで切削す
る第2の工程とに分けたことを特徴とする。
(作  用) 歯切工程で形成された粗い歯面ば、先ず、第1シェービ
ング工程で目標仕上げ歯面までの切削代を残すように、
早い切削送り速度で粗仕上げしたのち、第2シェービン
グ工程において、粗仕上げされた歯面を比較的遅い切削
送り速度でシェービングして目標仕上げ歯面まで切削す
る。
(実 施 例) 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図において、素材形成工程で歯車素材1
を形成する。歯車素材1は、ホブ盤のような歯切装置へ
移送されて、歯切工程を実行される。歯切工程は、従来
と同様に早い速度で実行され、第2図(b)に示すよう
に、目標仕上げ歯面Aの直前位置Bまで歯車素材1を切
削されて粗い歯面Bを有する歯2を形成される。
歯切工程を終えた歯車素材1は、第1シェービング装置
へ移送され、第1シェービング工程を実行される。この
第1シェービング工程は、シェービング・カッタを一方
向へのみ送ることにより、切削送りを充分に早くして行
なわれ、第2図(c)に示すように、粗い歯面Bを切削
してクラウニングを施すと共に目標仕上げ歯面Aまでの
切削代Cを残して粗仕上けされた歯面Baを形成する。
切削代Cは、素材毎に寸法のばらつきがないように且つ
可及的小さい寸法となるようにカッタと素材の送りが制
御される。切削代Cを残して形成された歯面Baは、歯
面積度を無視した未だ粗い歯面である。
第1シェービング工程を終えた歯車素材1は、第2シェ
ービング装置へ移送されて、第2図(d)に示すように
、切削代Cを目標仕上げ歯面Aまで切削して最終仕上げ
を施され歯車2となる。この第2シェービング工程にお
いては、歯面の精度確保のために、シェービング・カッ
タを往復動させるなど、切削送りをゆっくりとした速度
として切削代Cの切削を行なう。切削送りを遅くしても
、切削代Cの寸法が小さいので、これのシェービングに
要する時間が短くて済むことになる。すなわち、シェー
ビング工程のサイクルタイム短縮の大きなネックとなっ
ていたシェービング取り代(C)が、粗仕上げとしての
第1シェービング工程でその寸法を小さく揃えられてい
るので、第2シェービング工程に要する時間が短縮され
るのである。
因みに、第1シェービング工程と第2シェービング工程
に要する時間をそれぞれ0.45分ずつに設定したとす
ると、全シェービングに要する時間は。
従来よりも長くかかるが、第1・第2シエーヒング工程
が一つのライン上で実行されるので、このラインから得
られる製品は、その歯面積度が均一となり、歯車の品質
が均一化することになる。品質が一定化するということ
は、歯車素材の歩留まりの向上をも意味する。
また、本発明を実施すると、シェービング・カッタの再
利用ができる。すなわち、第1シエーヒング工程におい
ては、切削代Cの寸法が要求されるのみであって、歯面
積度は要求されていないので、第2シェービング工程で
所定の歯面積度を再現できなくなったカッタは、これを
第1シェービング工程を実施する装置へ廻して粗仕上げ
のために使用すれば、シェービング・カッタの実質的な
ライフが伸びることになる。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、シェービング工程を、
歯面粗仕上げの第1シェービング工程と、目標仕上げ精
度を得る゛最終仕上げの第2シェービング工程に分けて
、これらを一つのラインで実行するので、得られる歯車
の歯面積度が均一になり、製品の品質が安定し、品質管
理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシェービング方法を実施する工程を示
す工程図、第2図は本発明の方法を実施して得られる歯
車の歯面を工程順に示す断面図、第3図は従来の歯車の
シェービング方法の一例を示す工程図、第4図は同方法
を実施して得られる歯車の歯面を工程順に示す断面図で
ある。 1・・・歯車素材、A・・・目標仕上げ歯面、B・・・
粗い歯面、Ba・・・粗仕上げされた歯面、C・・・切
削塵? 馬

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  歯切工程で歯形を形成した歯車素材の粗い歯面を、シ
    ェービング工程で所定精度に仕上げる歯車のシェービン
    グ方法において、 歯切工程を終了した歯車素材の粗い歯面を、早い切削送
    り速度で切削して、目標仕上げ歯面までの切削代を残し
    て粗仕上げする第1シェービング工程と、粗仕上げされ
    た歯面を比較的遅い切削送り速度でシェービングして目
    標仕上げ歯面まで切削する第2シェービング工程とを一
    つの加工ラインで実施することを特徴とする歯車のシェ
    ービング方法。
JP8013689A 1989-03-30 1989-03-30 歯車のシェービング方法 Pending JPH02262913A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010184323A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Honda Motor Co Ltd 歯車加工方法
US11192198B2 (en) * 2019-12-20 2021-12-07 Mazda Motor Corporation Shaving processing method and shaving processing apparatus for gear

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