JPH02262834A - 電力系統自動復旧装置 - Google Patents

電力系統自動復旧装置

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Publication number
JPH02262834A
JPH02262834A JP8162189A JP8162189A JPH02262834A JP H02262834 A JPH02262834 A JP H02262834A JP 8162189 A JP8162189 A JP 8162189A JP 8162189 A JP8162189 A JP 8162189A JP H02262834 A JPH02262834 A JP H02262834A
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JP
Japan
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power
station
electric
power source
accident
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Pending
Application number
JP8162189A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Yuki
湯木 勝
Motoyasu Yoshikawa
元庸 吉川
Shoji Yamakawa
山川 祥二
Kyoji Ishizu
石津 京二
Masatoshi Shimazaki
島崎 正敏
Seiji Shiraishi
白石 省二
Masao Hori
政夫 堀
Shigeru Watanabe
繁 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Kansai Electric Power Co Inc
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Publication date
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Publication of JPH02262834A publication Critical patent/JPH02262834A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は電力系統に事故が発生したとき復旧操作を自動
的に行なえる電力系統自動復旧装置に関する。
(従来の技術) 電力系統には種々なる構成が存在するか、それらのうち
の1つに放射状のものがある。この最も単純な系統例を
第4図に示して説明する。第4図では両端に電aP1.
 P2を備えた電気所A、Cがあり、その間に電源を持
たない電気所Bを配設した構成である。そして電気所B
のしゃ断器CB22は通常開放して運用され、事故発生
に際してしゃ断器CB22は閉路するようになている。
例えば送電線[1で系統事故が発生し、保護継電装置の
動作により電気所Aのしゃ断器CB12と電気所Bのし
ゃ断器CB21が開放されると、電気所Bは停電となる
が、しゃ断i CB22を投入することにより、電気所
Cからの電源供給に切替えて停電復旧を行なっている。
この電気所Bにおける系統復旧操作は、電気所Bに設置
されている自動復旧装置により母線B2の停電検出後向
動的に行なわれるようになっている。
しかし、従来の自動復旧装置は自所のしゃ断器の開閉状
態、自所の母線や線路の加圧状態、自所の保護継な装置
の動作状態のみを入力情報とし、自所のしゃi!Ii器
の制御を行なうのみであった。
(発明が解決しようとする課題) 次に、同じ放射状ではあっても第5図の系統構成を考え
る。
第5図は両端に電源Pi、 P2を有する電気所間に電
源を持たない電気所B、C,Dを配設した構成であり、
しゃ断器CB52を通常時開放して運用しているケース
である。
このケースにおいて、送電線[1で系統事故が発生し、
保護U、電装置の動作により電気所Aのしゃ断器CB1
2と電気所Bのしゃ断器CB21が開放された場合を検
討する。前記した通りしゃ断器CB52は開放して運用
されており、電気所Cでは電気所Bの母線B2が事故区
間から切離されているか否か把握できないため、しゃ断
器CB52を自動的に投入することができず、この場合
の復旧操作は人手に頼らざるを得なかった。
このように従来の自動復旧装置では電源を持つ電気所間
に存在する電気所が1ケ所のみである系統に適用が限定
されるという不具合があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、電源を
持つ電気所間に存在する電気所が2ケ所以上の複数ケ所
存在する系統においても、系統事故時の復旧操作の自動
化を可能とする電力系統自動復旧装置を提供することを
目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明では通常時に電源を有
する第1の電気所を起点に、電源を有しない複数の電気
所が前記第1の電気所から順次電源が供給されるように
縦列接続され、その他端に別の電源を有する第2の電気
所を配した電力系統において、前記各電気所には伝送処
理部と入出力処理部と演算処理部とで構成される装置を
配置し、各装置間を伝送部と伝送路を介して接続するこ
とにより情報伝達を行なえるように構成し、第1の電気
所に設置された親局装置が入出力処理部から入力する系
統の電圧及び電流により演算処理部で系統事故を検出し
たとき起動指令を発生して隣接する電源を有しない電気
所の子局装置に伝達し、当該子局装置では起動指令の受
信により演算処理部か当該電気所の保護継電装置からの
事故検出信号を入力した内容により事故区間を判定し、
この判定結果が受Yg、側の事故であれば受電側しゃ断
器にしゃ断指令を発して事故区間を切離すとともに、次
に隣接する電源を有、しない電気所に投入指令を送信し
、ス判定結果が構内事故又は送電側の事故であれば、次
に隣接する電源を有しない電気所に起動指令を送信し、
これらの信号を受信した電源を有しない電気所が起動指
令受信であれば電源方向に隣接する電気所について上記
した内容と同じ処理を行ない、投入指令受信であれば常
時開放状態にあるしゃ断器を介した隣接する系統が受電
状態であることを条件に、前記常時開放状態にあるしゃ
断器に投入指令を与えて、電力系統事故時の停電を復旧
させるよう構成した。
(作 用) 系統事故がいずれかの地点で発生した場合、事故前に電
源を供給していた第1の電気所で自所の保護継電装置か
らの事故検出信号を入出力処理部を介して親局装置が入
力すると、演算処理部で起動指令を発生させる。この起
動指令は入出力処理部及び伝送処理部を介して隣接する
電源を有さない第2の電気所に設置された子局装置に伝
達される。これを受けた当該子局装置では起動信号受信
により、演算処理部が当該電気所の保護継電装置からの
事故検出信号を入出力処理部を介して入力した内容によ
って事故区間を判定し、この判定結果が受電側の事故で
あれば、入出力処理部を介して受電側CBにしゃ断指令
を出力して事故区間から切離し、次の隣接する電源を有
さない第3の電気所に入出力処理部及び伝送処理部を介
して投入指令を送信する。また、判定結果が構内事故ま
たは送電側の事故であれば、入出力処理部と伝送処理部
を介して次の隣接する電源を有さない第3の電気所に起
動指令を送信する。
第3の電気所では起動指令受信であれば、前記第2の電
気所の処理と同じ処理を行ない、投入指令受信であれば
常時開放状態にあるしゃ断器を介した隣接する系統が充
電状態であることを条件に、演算処理部から入出力処理
部を介して前記常時開放状態にあるしゃ断器に投入指令
を与える。これにより、系統事故で停電した区間のうち
、事故区間以外の系統が事故前の電源とは反対方向の電
源からの電源供給を受けることにより復旧する。
(実施例) 以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明による電力系統自動復旧装置の一実施例
の構成図である。
なお、本実施例では、前述した第5図に示す構成の電力
系統に本電力系統自動復旧装置を適用する場合について
述べる。
第1図において、1は電気所Aに設けられた親局装置で
あり、この親局装置1は電気所Aの母線電圧用計器用変
圧器21からの入力21−1.送電線電圧用計器用変圧
器22からの入力22−1.送電線電流用計器用変流器
23からの入力23−1.送電側の送電線しゃ断器20
の状態人力24.送電側の送電線しゃ断器20への開閉
指令出力25を入出力するための入出力処理部11と、
演算処理部12と、伝送部13とから構成される。
100は電気所Bや電気所Cに設けられた子局装置であ
り、子局装置100は電気所Bや電気所C等の子電気所
の母1N電圧用計器用変圧器122からの入力122−
1 、受電側の送電線電圧用計器用変圧器125からの
入力125−1 、受電側の送電線電流用計器用変流器
123からの入力123−1 、送電側の送電線電圧用
計器用変圧器126からの入力12B−1、送電側の送
電線電流用計器用変流器124からの入力124−1 
、受電側の送電線しゃ断器120の状態人力127、受
電側の送電線しゃ断器120への開閉指令出力128.
送電側の送電線しゃ断器121の状態人力129.送電
側の送電線しゃ断器121への開閉指令出力130を入
出力するための入出力処理部101゜演算処理部102
.親局方向の隣接電気所との伝送のための伝送部103
.親局と反対方向の隣接電気所との伝送のための伝送部
104から構成される。
各電気所の伝送部は伝送路200を介して隣接電気所の
伝送部と接続される。
このように構成された電力系統自動復旧装置の作用につ
いて第2図、第3図に示すフローチャートを用いて述べ
る。なお、第2図は親局装置1の演算処理部12におけ
る処理内容を示すフローチャート、第3図は子局装置1
00の泊算処理部102における処理内容を示すフロー
チャートである。
通常時は電気所Aのしゃ断器CB11. CB12、電
気所Bのしゃ断器CB21. CB22、電気所Cのし
ゃ断器CB51、電気所りのしゃ断器CB41. CB
42、電気所Eのしゃ断器CB51. CB52が閉、
電気所Cのしゃ断器CB52が開状態にあり、電気所B
と電気所Cは電気所A側の電源P1から電力が供給され
ている。
このような状態で、電気所Aと電気所Bとの間の送電線
[1に事故が発生すると、電気所Aのしゃ断器CB12
が、図示しない保護継電装置によりしゃ断され、電気所
Bと電気所Cは停電する。このとき、電気所Aの親局装
置1において計器用変圧器21、22及び計器用変流器
23からの入力により、演算処理部で事故検出か行なわ
れ(S21)、起動指令か伝送部13を介して電気所B
に送信される<522)。
次に、電気所Bでは子局装置100が伝送部103を介
して起動指令を受信すると(S31)、演算処理部10
2では第3図のフローチャートに示されるように、計器
用変圧器122 、125 、128及び計器用変流器
123 、124からの入力により系統事故の発生箇所
が受電側か送電側が又は自局構内であるかを判別する(
S32 )。例として考えているケースでは事故点が送
電線[1であるため、受電側と判別し、自局の受電側し
ゃ断器CB21にしゃ断指令を送出する(834)。又
、送電側の送電線[2に電圧が無いので(しゃ断器CB
52が開放であるため)、電気所Cに投入指令を送信す
る(S37)。
一方、電気所Cでは子局装置100が伝送部103を介
して投入指令を受信すると(338) 、演算処理部1
02では受電側のしゃ断器CB51が開状態が閉状態か
の判別を行ない(S39 ) 、PJとして考えている
ケースでは受電側のCB51は閉状態であるため、送電
側の送電線[3の電圧の有り無しを判別し、例として考
えているケースでは電圧有りであるため、送電側のしゃ
断器CB52に投入指令を送出する(540)。これに
より、電気所B及び電気所Cは、事故前に電力の供給を
受けていた電源P1とは反対方向の電源P2から電源の
供給を受けるようになり、停電から復旧することとなる
上記実施例によれば、第5図で示す送電線[1で事故が
発生した場合に、電気所Bのしゃ断器CB21をしゃ断
し、健全区間から事故区間を切離した後に電気所Cの通
常時開放のしゃ断器CB52を投入することにより、停
電区間は事故前に供給を受けていた電源とは別の電源か
らの供給に切替えられることにより復旧することができ
る。事故点や通常時開放のしゃ断器の位置が上述のケー
スと異なる場合も同様に停電区間が復旧されることは明
白であり、従来、自動復旧が不可能であった、電源を持
つ2つの電気所間に配置される電気所の数が2つ以上の
系統構成の場合であっても復旧が自動的に行なえ、停電
時間の短縮化、停電範囲の極少化が図れ、電力供給の信
顆性向上は勿論のことサービス向上となる。
上記実施例では第5図の系統において電気所Aに親局装
置を、ス、電気所Bと電気所Cに子局装置を配置した例
にいついて説明した。しかし更に、電気所りに子局装置
、電気所Eに親局装置を追加して設置すれば、通常時開
放しゃ断器CB52よりも右側の系統において系統事故
が発生した場合に、電気所りの停電復旧が可能となる。
ス、このように構成することにより、通常時開放しゃ断
器の位置が系統上のどの位置に変更しても、停電区間の
自動復旧が可能となる。この場合、上述の実施例の効果
に加えて、一連の系統の両端に電源がある場合のいずれ
の箇所で系統事故が発生しても、事故区間以外のいずれ
の停電区間でも復旧させることが可能となる。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明によれば、両端に電源を
備えた電気所を配置し、その間に電源を備えない複数の
電気所を配置し、これらが常時開放状態にあるじゃIj
fr器を介して直列に接続された一連の電力系統におい
て、いずれかの区間に事故が発生すると電源端の電気所
にて事故発生を検出して、隣接する電源を有しない電気
所に起動指令を送信し、これを受けた電気所では白絣又
は送電線側の事故でないことを検出して、受電側CBを
しゃ断するとともに、次に隣接する電気所に投入指令を
送信して常時開放状態にあるしゃ断器を投入するよう構
成したので、系統事故による停電発生時に電気所間の系
統の復旧操作を自動的に行ない、安全かつ迅速に停電区
間を復旧させることができ、電力供給の信頼性の向上と
サービス向上とを達成することの可能な電力系統自動復
旧装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電力系統自動復旧装置の一実施例
を示すブロック図、第2図は本実施例における親局装置
の演算処理部の処理内容を示すフローチャート、第3図
は本実施例における子局装置の演算処理部の処理内容を
示すフローチャート、第4図は従来技術を説明するため
の電力系統の例を示す構成図、第5図は本実施例による
系統復旧の対象となる電力系統の一例を示す構成図であ
る。 1・・・親局装置 11、101・・・入出力処理部 12、102・・・演算処理部 13、103 、104・・・伝送部 20、120 、121・・・しゃ断器21、22.1
22 、125 、126・・・計器用変圧器23、1
23 、124・・・計器用変流器100・・・子局装

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  通常時に電源を有する第1の電気所を起点に、電源を
    有しない複数の電気所が前記第1の電気所から順次電源
    が供給されるように縦列接続され、その他端に別の電源
    を有する第2の電気所を配した電力系統において、前記
    各電気所には伝送処理部と入出力処理部と演算処理部と
    で構成される装置を配置し、各装置間を伝送部と伝送路
    を介して接続することにより情報伝達を行なえるように
    構成し、第1の電気所に設置された親局装置が入出力処
    理部から入力する系統の電圧及び電流により演算処理部
    で系統事故を検出したとき起動指令を発生して隣接する
    電源を有しない電気所の子局装置に伝達し、当該子局装
    置では起動指令の受信により演算処理部が当該電気所の
    保護継電装置からの事故検出信号を入力した内容により
    事故区間を判定し、この判定結果が受電側の事故であれ
    ば受電側しゃ断器にしや断指令を発して事故区間を切離
    すとともに、次に隣接する電源を有しない電気所に投入
    指令を送信し、又判定結果が構内事故又は送電側の事故
    であれば、次に隣接する電源を有しない電気所に起動指
    令を送信し、これらの信号を受信した電源を有しない電
    気所が起動指令受信であれば電源方向に隣接する電気所
    について上記した内容と同じ処理を行ない、投入指令受
    信であれば常時開放状態にあるしや断器を介した隣接す
    る系統が受電状態であることを条件に、前記常時開放状
    態にあるしや断器に投入指令を与えて、電力系統事故時
    の停電を復旧させることを特徴とする電力系統自動復旧
    装置。
JP8162189A 1989-04-03 1989-04-03 電力系統自動復旧装置 Pending JPH02262834A (ja)

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